JPS61276869A - 抵抗塗料 - Google Patents

抵抗塗料

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JPS61276869A
JPS61276869A JP60119494A JP11949485A JPS61276869A JP S61276869 A JPS61276869 A JP S61276869A JP 60119494 A JP60119494 A JP 60119494A JP 11949485 A JP11949485 A JP 11949485A JP S61276869 A JPS61276869 A JP S61276869A
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JP
Japan
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resin
resistance
weight
novolac type
parts
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JP60119494A
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Tsutomu Yokoi
横井 力
Koji Tani
広次 谷
Toru Kasatsugu
笠次 徹
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はカーボン系粉、末を電導成分とする抵抗塗料
に関するものである。
(従来の技術) 一般に、カーボンブラックや黒鉛からなるカーボン系粉
末を電導成分とする抵抗塗料は、カーボン系粉末の結合
剤としてフェノール樹脂、キシレン樹脂などの熱硬化性
樹脂を用いている。この他に充填剤として、シリカ、タ
ルク、アルミナなどの無機質フィラーや、フッ素系樹脂
などの有機質フィラーを含んでいる例がある。つまり、
カーボン系の抵抗塗料は、カーボンブラックや黒鉛から
なるカーボン系粉末、熱硬化性樹脂、無機質フィラー、
有機質フィラーを適当な、たとえばテルピネオール、ブ
チルセロソルブ<BO2)、ブチルカルピトールアセテ
ート(BCA)、ベンジルアルコールなどの溶剤と混合
、混練したものである。
この種の抵抗塗料は、アルミナや樹脂などからなる絶縁
基板の上にスクリーン印刷され、空気中で熱処理するこ
とにより厚膜状の抵抗体として得られ、たとえば固定抵
抗器、半固定抵抗器などの抵抗体に使用されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来の抵抗塗料ではきびしい環境、
たとえば60℃の温度で相対湿度が95%の雰囲気や、
125℃の高温雰囲気に設置した場合−1抵抗値の変化
率が大きいという欠点が見られ、その原因を究明したと
ころ、結合剤の役割を果たす熱硬化性樹脂によるもので
ある゛ことが判明した。
(発明の目的) したがって、この発明の目的とするところは、耐環境特
性にすぐれた抵抗体が得られる抵抗塗料を提供すること
を目的とする。
具体的には、耐湿特性、高温放置特性にすぐれた抵抗体
が得られるカーボン系の抵抗塗料を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) すなわち、この発明の要旨とするところは、カーボン系
粉末、結合剤樹脂とを含む抵抗塗料であって、 】 前記結合剤樹脂は、0−クレゾールノボラック型エポキ
シ樹脂、ノボラック型フェノール樹脂、ノボラック型キ
シレン樹脂、およびイミダゾール系化合物からなるもの
である。
このうち、0−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂は
結合剤樹脂において主剤としての役割を果たすものであ
る。
また、ノボラック型フェノール樹脂およびノボラック型
キシレン樹脂は結合剤樹脂において硬化剤としての役割
を果たすものである。この硬化剤が結合剤樹脂中に占め
る割合は、主剤である〇−クレゾールノボラック型エポ
キシ樹脂100重量部に対して、ノボラック型フェノー
ル樹脂は20〜70重量部、ノボラック型キシレン樹脂
は5〜40重量部の割合からなる。硬化剤の含有割合を
このように限定したのは、ノボラック型フェノール樹脂
が20重量部未満、またノボラック型キシレン樹脂が5
重量部未満では抵抗温度係数が極端にプラス側に大きく
なり、一方ノボラック型フェノール樹脂が70重量部を
越え、またノボラック型キシレン樹脂が40重量部を越
えると耐湿特性、高温放置特性および抵抗温度係数の劣
化が激しくなるからである。
次に、イミダゾール系化合物は結合剤樹脂において硬化
促進剤としての役割を果たすものである。
2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾー
ル、2,4−ジアミノ−6(2′−メチルイミダゾリル
−(1)”)エチル−S−トリアジン・イソシアヌール
酸付加物などがある。この硬化促進剤が結合剤樹脂中に
占める割合は、主剤である0−クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂100重量部に対して0.1〜2重量部の
割合からなる。硬化促進剤の含有割合をこのように限定
したのは、0.1重量部未満では硬化促進剤の効果が現
われず、未反応の主剤、硬化剤が残ることになり、耐湿
特性、抵抗温度係数が極端に劣化するからである。
一方2重量部を越えると未反応の硬化促進剤が抵抗体中
に残存することになり、吸湿性が高まって耐湿特性の劣
化が顕著になる。
カーボン系粉末、無機充填剤などと結合剤樹脂との混合
割合は従来より公知範囲、具体的には前者20〜70重
量%、後者80〜30重問%からなる。
(効果) この発明にかかる抵抗塗料によれば、カーボン系粉末、
その他無機質フィラー、有機質フィラーなどを結合する
ための結合剤樹脂として、0−クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂、ノボラック型フェノール樹脂、ノボラッ
ク型キシレン樹脂、およびイミダゾール系化合物を用い
たため、耐湿特性、高温放置特性にすぐれた抵抗体が得
られ、きびしい環境特性において十分使用可能な抵抗体
を提供することができる。
この発明にかかる抵抗塗料では面積抵抗値が10にΩ/
口〜300にΩ/口の厚膜抵抗体が得られる。
もしこれ以外の範囲の抵抗値のものを得ようとすれば、
低抵抗値側では黒鉛、カーボンブラックなどの電導成分
の比率を増加すればよい。一方高抵抗値側のものを得よ
うとすれば、充填剤として用いる無機質フィラーの比率
を上げたり、結合剤樹脂の比率を上げることにより、所
望の抵抗値を得ることができる。
(実施例) 以下、この発明を実施例に従って詳細に説明する。
カーボン系粉末である黒鉛、カーボンブラック、無機質
フィラーであるタルク、アルミナ、シリカ、有機質フィ
ラーであるフッ素系樹脂粉末を準備した。
これらの材料を第1表に示す比率に秤量するとともに、
結合剤樹脂である0−クレゾールノボラック型エポキシ
樹脂、ノボラック型フェノール樹脂、ノボラック型キシ
レン樹脂、およびイミダゾールを第1表に示す比率で秤
量し、これらを溶剤得られたペーストをアルミナ基板の
上にスクリーン印刷し、240〜260℃の湿度で5分
間熱処理したのち、さらに150℃の温度で3時間熱処
理することにより厚膜抵抗体を得た。
得られた厚膜抵抗体の面積抵抗値、耐湿特性、高温放置
特性、および−40℃、+105℃における抵抗温度特
性を測定し、その結果を第2表に示した。
耐湿特性は60℃の温度で相対湿度が95%の雰囲気に
1000時間放置した後の抵抗値を求め、初期の抵抗値
に対する変化率を示したものである。
また、高温放置特性は125℃の温度に1000時間放
置した後の抵抗値を求め、初期の抵抗値に対する変化率
を示したものである。
さらに、抵抗温度特性は+25℃における抵抗値を基準
に、−40℃、+105℃における抵抗値の変化率を示
したものである。
各試料番号のうち、※印を付したものはこの発明範囲外
のも゛のであり、それ以、外はすべてこの発明範囲内の
ものである。
なお、比較例として、比較例1は主剤としてレゾール型
キシレンフェノール樹脂を用い、比較例2は硬化剤とし
てノボラック型フェノール樹脂を用い、比較例3は効果
剤としてノボラック型キシレン樹脂を用いたものについ
て、それぞれ上記実施例と同様に処理して厚膜抵抗体を
作成した。
これら比較例1〜3の成分割合については第1表に合わ
せて示し、また各特性についても第2表絶縁基板として
アルミナを用いた。
また、結合剤樹脂成分については、各成分の重量部の割
合を第1表のカッコ内に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  カーボン系粉末と結合剤樹脂とを含む抵抗塗料であつ
    て、 前記結合剤樹脂は 0−クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂 −100重量部 ノボラック型フェノール樹脂 −20〜70重量部 ノボラック型キシレン樹脂 −5〜40重量部 イミダゾール系化合物 −0.1〜2重量部 からなるものである抵抗塗料。
JP60119494A 1985-05-31 1985-05-31 抵抗塗料 Granted JPS61276869A (ja)

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JPS61276869A true JPS61276869A (ja) 1986-12-06
JPH0588745B2 JPH0588745B2 (ja) 1993-12-24

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0931304A (ja) * 1995-07-19 1997-02-04 Alps Electric Co Ltd 導電性樹脂
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JP2012131922A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Three Bond Co Ltd エポキシ樹脂組成物

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