JPS612767A - 防錆用塗料組成物 - Google Patents

防錆用塗料組成物

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JPS612767A
JPS612767A JP12394984A JP12394984A JPS612767A JP S612767 A JPS612767 A JP S612767A JP 12394984 A JP12394984 A JP 12394984A JP 12394984 A JP12394984 A JP 12394984A JP S612767 A JPS612767 A JP S612767A
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JP
Japan
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resin
parts
weight
rust
coating material
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JP12394984A
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Hiroshi Ito
博志 伊藤
Isao Nagata
勲 永田
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Toyota Motor Corp
Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Aisin Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属用焼付塗料に関するものであり、防錆性能
が特に優れた塗料組成物を提供するものである。
[従来の技術〕 金属用焼付塗料組成物において、従来基体樹脂としてア
クリル樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂等が使用
され、架橋剤としては主としてメラミン樹脂が使用され
ている。特に基体樹脂としてアクリル樹脂を、架橋剤と
してメラミン樹脂を使用したアクリル樹脂塗料は、耐候
性及び透明性に優れているため、自動車用塗料として多
く使用されている。特にクリアコートとして自動車用ア
ルミホイールに使用される場合は、他の多くのアルミ製
品の場合と異なり、研削面のアルミ地金の美しさを意匠
として要求されるため、通常の陽極酸化被膜、着色塗料
は使用できず、研削後、脱脂、化成処理を施した後該ア
クリル樹脂塗料を塗装、焼付けている。これによって意
匠は大巾に向上する。しかし、市場においては、特に融
雪塩を散布する地域等では早期に腐食が始まり、アルミ
ホイールの意匠性を、ときにはホイールとしての機能を
損うという問題点があり、防錆性能に優れた塗料の開発
が望まれていた。
[発明の目的] 本発明者は従来の問題点に鑑み、メラミン樹脂の構過中
のトリアジン環が付着性能を下げ、防性能が良くない要
因であると考え、トリアジン環を有せず、尿素結合によ
る付着性の向上が期待できる尿素樹脂を検討した結果、
その効果が確認され、本発明を完成した。すなわち、本
発明は上記従来からの要望を満たすものであり、アルミ
ニウムを始めとする金属に塗布されることにより、防錆
性能の優れた塗膜を与える防錆用塗料組成物を提供する
ことを目的とする。
[発明の要旨] 本発明の防蝕用塗料組成物は、水酸基、カルボキシル基
及びエポキシ基より選ばれる官能基を有する基体樹脂と
、尿素樹脂を含有するアミン樹脂とから成る架橋剤とを
ビヒクル成分の主たる構成成分とし、ビヒクル100重
量部のうち該基体樹脂が50〜90重量部、該アミノ樹
脂が10〜50重量部含まれていることを特徴とするも
のである。
[発明の構成の詳細な説明] 本発明の防錆用塗料組成物において、基体樹脂としては
、水酸基、カルボキシル基及びエポキシ基より選ばれる
官能基を有する、アクリルm1llt。
ポリエステル樹脂及びアルキド樹脂等の、従来の焼付塗
料に使用されている樹脂が使用される。これらの樹脂は
単独で用いても、又二種類以上混合して用いてもよい。
ここで水酸基、カルボキシル基及びエポキシ基よりえら
ばれる官能基は、架橋剤であるアミノ樹脂のイミノ基、
メチロール基、メトキシ基、ブトキシ基等の官能基と反
応して結合する官能基であり、該基体樹脂には特に必要
な官能基である。これらの基体樹脂の官能基が、非常に
少ないか、あるいは全く無い場合には、基体樹脂は単な
る可塑剤の如く機能し、塗膜を形成した場合に所望の性
能が得られない。
本発明の特徴は、架橋剤として尿素樹脂を含有するアミ
ノ樹脂を用いるところにある。ここでアミノ樹脂とは、
尿素、メラミン、ベンゾグアナミン、アセトグアナミン
等のアミン化合物と、ホルムアルデヒド及びアルコール
を主原料として合成された合成樹脂のことであり、アル
コールとしては炭素数が1〜4の低級アルコールが主と
して用いられるが、本発明において、塗膜性能から鑑み
て、特には炭素数4のn−ブチルアルコール、l5O−
ブチルアルコール、5eC−ブチルアルコールが望まし
い。該アミン樹脂は、尿素樹脂単独でもよいし、メラミ
ン樹脂やベンゾグアナミン樹脂等の他のアミノ樹脂と混
合して用いてもよい。
また樹脂合成時に尿素と、尿素以外のアミン化合物、も
しくはフェノール等と共縮合したものを用いてもよい。
但しこれらの場合においては、該混合した樹脂及び該共
縮合樹脂それぞれioo!ll!m部に対し、尿素樹脂
として10重量部以上含有することが望ましい。
本発明の防錆用塗料組成物において、そのビヒクル10
0重量部は該基体樹脂50〜90重量部と該尿素樹脂を
含むアミン樹脂10〜50重量部で構成される。組成が
この範囲からはずれた場合は、例えば該アミン樹脂が1
0重量部以下になると架橋が不充分になり、硬度及び耐
薬品性等に問題が生じ、50重量部以上になると柔軟性
及び付着性等に問題が発生する等、所望の塗膜性能が得
られない。組成をこの範囲に維持しつつ、付着性を向上
させる為にエポキシ樹脂を混合すること等は好ましい方
法である。なおビヒクルの供給形態としては、有機溶剤
可溶性、水溶性、NAD (非ホゾイスバージョン)、
エマルション、粉体のいずれでもよい。
本発明の防錆用塗料組成物は、上記ビヒクルに着色顔料
、もしくは染料を配合すると着色塗料として使用でき、
このような着色剤を配合しない場合にはクリアコートと
して使用できる。また、り0ム酸亜鉛等の防鏑顔料と体
質顔料等を配合すれば防錆性能に優れた研磨可能な下塗
り及び中塗り塗料が得られる。また目的に応じ、紫外線
吸収剤、硬化促進剤、レベリング剤、増粘剤、消泡剤等
の添加剤を使用することができる。
本発明の防錆用塗料組成物は、アルミニウム、鉄、銅、
錫、亜鉛等の金属及びこれらの合金に適用される。その
形状に制限はない。また該金属及び該合金は、化成処理
がなされていても、なされていな(でもよいが、陽極酸
化処理、リン酸塩処理、クロメート処理等の化成処理を
あらかじめ施しておくことが望ましい。
本発明の防錆用塗料組成物は、ビヒクルの形態に適した
、シンナー、水等の溶媒で稀釈し、上記の金属及び合金
で形成された被塗物にエアスプレー等従来の塗装方法で
塗布され、数分のセツティングタイムを置いた後従来と
同様に100℃〜180℃で10分〜50分、望ましく
は120℃〜150℃で20分〜30分間焼付乾燥する
ことにより防錆性能に優れた塗膜が得られる。
[発明の効果] 本発明の防錆用塗料組成物は、従来の焼付塗料に用いら
れているメラミン樹脂に比較して溶解性パラメータの大
きい、すなわち極性の大きい尿素樹脂を使用することに
より、透明性、耐候性その他の性能を従来と同等に維持
しつつ、付着性を向上し、防錆性能を向上させることが
可能になったた。特に基体樹脂としてアクリル樹脂を使
用した本発明の防錆用塗料組成物はクリアコートとして
最適であり、自動車用アルミホイールに適用した場合に
はアルミ地金の美しさを損うことなく融雪塩を散布する
地域においても従来に比べ防錆性能が大きく向上する。
[実施例] 以下に実施例及び比較例の基体樹脂として使用したアク
リル樹脂の組成と合成方法を説明する。
1リツトルの4つロフラスコにイソブタノール30重量
部、n−ブタノール20重量部、キシレン10重量部、
ソ)LtべyV (# 100)401fi1部を加え
、窒素ガスを流しながら100〜105℃に加熱し、撹
拌を開始する。次にスチレン32重量部、アクリル酸エ
チル44111部、N−n−ブトキシメチルアクリルア
ミド151j1部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル7
重量部及びアクリル酸2重量部に2.2′−アゾビスイ
ソブチロニトリル1.9重量部を溶解し、この溶液を2
時間で上記の溶剤の入ったフラスコに滴下する。滴下終
了後1時間後に2.2′−アゾビスイソブチロニトリル
0,95重量部を4時間かけて滴下し、滴下終了後さら
に1時間加熱及び撹拌を続けたのち冷却して濾過し、透
明なアクリル基体樹脂を得た。このアクリル樹脂は不揮
発分50%、重量平均分子量は20700であった。
実施例1 上記により得られたアクリル樹脂90重量部と、ビスフ
ェノール型エポキシ樹脂(シェル化学(株)製エピコー
ト1001)を10重量部及びアミン樹脂として−n−
ブチル化尿素樹脂(三井東圧化学(株)類ニーパン10
s−60)10重量部を配合して、実施例1の防錆用塗
料組成物を得た。ここでエポキシ樹脂は付着性の向上を
図る目的で配合した。
得られた塗料組成物をシンナーで粘度24秒〈フォード
カップ#4)に調整し、あらかじめアルカリ脱m後リン
酸ジルコン化成処理を施したアルミニウム板にエアスプ
レーにて塗装し、5分間のセツティングタイムを於いて
140℃にて30分焼付け、膜厚25μの透明な塗膜を
形成させた。
実施例2 アミノ樹脂としてイソブチル化尿素樹脂(大日本インキ
化学(株)製ベッカミンP−138>10重量部配合す
ること以外は、実施例1と同様にして、配合、調整、塗
装及び焼付けを行ない、膜厚25μの透明な塗膜を形成
させた。
実施例3 アミノ樹脂としてn−ブチル化メラミン樹脂(三井東圧
化学(株)類ニーパン20SE)5重量部及びn−ブチ
ル化尿素樹脂(三井東圧化学く株)類ニーパン10S−
60)5重量部配合すること以外は、実施例1と同様に
して、配合、調整、塗装及び焼付けを行ない、膜厚25
μの透明な塗膜を形成させた。
実施例4 アミノ樹脂としてn−ブチル化メラミン樹脂〈三井東圧
化学(株)類ニーパン20SE)5重量部及びイソブチ
ル化尿素樹脂(大日本インキ化学(株)製ベッカミンP
−138)5重量部配合すること以外は、実施例1と同
様にして、配合、調整、塗装及び焼付けを行ない、膜厚
25μの透明な塗膜を形成させた。
比較例1 アミノ樹脂としてn−ブチル化メラミン樹脂(三井東圧
化学(株)製ニーパン208E)10重量部を配合する
こと以外は、実一部側1と同様にして、配合、調整、塗
装及び焼付けを行ない、膜厚25μの透明な塗膜を形成
させた。
比較例2 アミン樹脂としてイソブヂル化メラミン樹脂(大日本イ
ンキ化学(株)顎スーパーベッカミンL  117 6
0)10!l11部を配合16:とJX外は、実施例1
と同様にして、配合1.調整、塗装及び焼付けを行ない
、膜厚25μの透明な塗膜を形成させた。
試験例 上記の実施例及び比較例で得られた塗板にカッターナイ
フでクロスカットを入れ、塩水噴霧試験、糸サビ試験及
び海浜暴露試験に供し、塗膜の耐食性を試験した。
各試験方法は以下のとおりである。塩水噴霧試験は5%
食塩水溶液を2000時間噴霧して、サビを促進させる
試験方法である。糸サビ試験は5%塩酸に10秒浸漬し
て後、1週間・40℃・80%湿箱に放置し、これを1
サイクルとし、12サイクル行なう試験方法である。海
浜暴露試験は愛知県太平洋岸海浜にテストパネルを南向
きに45度の角度で6ケ月放置する試験方法である。こ
れらの試験結果の評価は、いずれもサビ中で行ない、該
サビ中の測定方法は、図に示した如く、3のクロスカッ
トした部位からのサビ中を測定した。
試験結果を表に示す。表の結果によれば、本実施例1〜
4により形成された塗膜のサビ中は、比較例1〜2の場
合のものと比べ、塩水噴霧試験及び糸サビ試験では1ン
2〜1〜3と極めて良好であり、海浜暴露試験では実施
例1〜4は全くサビは発生しなかった。これは実施例に
用いた尿素樹脂の効果であることは明らかであり、すな
わち尿(単位mm) 素樹脂を架橋剤に用いた実施例のアクリル樹脂塗料は、
従来のメラミン樹脂だけを架橋剤とした比較例のアクリ
ル樹脂塗料に比べ。−性能が極めて優れている。
【図面の簡単な説明】
図はクロスカットした部位からのサビ中の測定方法の概
略説明図である。 1・・・アルミニウム板 2・・・サビ 3・・・クロスカット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水酸基、カルボキシル基及びエポキシ基より選ば
    れる官能基を含有する基体樹脂と、 尿素樹脂を含有するアミノ樹脂から成る架橋剤とをビヒ
    クル成分の主たる構成成分とすることを特徴とする防錆
    用塗料組成物。
  2. (2)防錆用塗料組成物ビヒクル100重量部のうち、
    基体樹脂が50〜90重量部、アミノ樹脂が10〜50
    重量部であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の防錆用塗料組成物。
  3. (3)防錆用塗料組成物は焼付用塗料である特許請求の
    範囲第1項記載の防錆用塗料組成物。
JP12394984A 1984-06-15 1984-06-15 防錆用塗料組成物 Pending JPS612767A (ja)

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