JPS61275656A - リン光イムノアツセイ装置 - Google Patents
リン光イムノアツセイ装置Info
- Publication number
- JPS61275656A JPS61275656A JP11641485A JP11641485A JPS61275656A JP S61275656 A JPS61275656 A JP S61275656A JP 11641485 A JP11641485 A JP 11641485A JP 11641485 A JP11641485 A JP 11641485A JP S61275656 A JPS61275656 A JP S61275656A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphorescence
- antibody
- carrier
- measuring
- component
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はイムノアッセイ装置に係り、特に生体体液中の
抗原およびハプテン濃度測定に好適な装置に関するもの
である。
抗原およびハプテン濃度測定に好適な装置に関するもの
である。
従来時間分解リン光分析法は高感度な分析法として知ら
れてきたが、極低温(77K)で測定を行ない、厳密に
制御した測定室などが要求されていた。しかし、近年が
紙などを担体として用いた室温リン光測定が可能である
ことがわかり急速に応用分野が広まってきた(例えばフ
ィッシャー(Fisher)ら、アナリテイカル・ケミ
ストリー(Analytical Chemistry
) 44巻948〜956頁(1972) ) 。
れてきたが、極低温(77K)で測定を行ない、厳密に
制御した測定室などが要求されていた。しかし、近年が
紙などを担体として用いた室温リン光測定が可能である
ことがわかり急速に応用分野が広まってきた(例えばフ
ィッシャー(Fisher)ら、アナリテイカル・ケミ
ストリー(Analytical Chemistry
) 44巻948〜956頁(1972) ) 。
本発明の目的は、イムノアッセイ装置を考察するにあた
り、測定成分(抗原およびハプテン)を抗原抗体反応に
より固定化抗体と結合させ、共存成分から分離し、これ
にリン光標識物質を結合させた、もうひとつの抗体ある
いは抗原またはハプテンを反応させ、このリン光標識か
ら生ずるリン光強度より測定成分の濃度を求める方法を
装置化することにある。
り、測定成分(抗原およびハプテン)を抗原抗体反応に
より固定化抗体と結合させ、共存成分から分離し、これ
にリン光標識物質を結合させた、もうひとつの抗体ある
いは抗原またはハプテンを反応させ、このリン光標識か
ら生ずるリン光強度より測定成分の濃度を求める方法を
装置化することにある。
本発明では、第一抗体を濾紙なとの担体に結合させてお
き、このうえに試料を一定量載せ、反応させたあと、非
反応成分を洗い流す。そしてリン光を発する標識化合物
を結合させた第二抗体あるいは抗原またはハプテンを上
記反応した担体に加える。これにより、測定成分の濃度
は標識物質の放つリン光強度から測定できる。リン光強
度は時間分解室温リン光測定法に従って求める0本発明
では上述の過程を連続自動的に行う。
き、このうえに試料を一定量載せ、反応させたあと、非
反応成分を洗い流す。そしてリン光を発する標識化合物
を結合させた第二抗体あるいは抗原またはハプテンを上
記反応した担体に加える。これにより、測定成分の濃度
は標識物質の放つリン光強度から測定できる。リン光強
度は時間分解室温リン光測定法に従って求める0本発明
では上述の過程を連続自動的に行う。
以下、本発明の一実施例を第1図から第4図を用いて説
明する。第1図に本発明による反応の様子を示す。測定
成分1は濾紙に固定化した第1抗体2と反応し、担体上
に残る。これにリン光標識物質(例えばエオシンY、オ
ーラミンOなと)を結合された第2抗体4を反応させ、
測定成分1をはさみこむ、この反応した担体を洗浄・乾
燥した後、パルス光源を用いた時間分解リン光測定部に
送り、リン光強度を測定する。第2図に本発明を具体化
した装置の模式図を示す1反応担体9に10の地点で試
料が加えられる。数分後テーブルが移動し、洗浄水11
が担体を洗う0次にリン光標識物質を反応させた第2抗
体液12を加える。
明する。第1図に本発明による反応の様子を示す。測定
成分1は濾紙に固定化した第1抗体2と反応し、担体上
に残る。これにリン光標識物質(例えばエオシンY、オ
ーラミンOなと)を結合された第2抗体4を反応させ、
測定成分1をはさみこむ、この反応した担体を洗浄・乾
燥した後、パルス光源を用いた時間分解リン光測定部に
送り、リン光強度を測定する。第2図に本発明を具体化
した装置の模式図を示す1反応担体9に10の地点で試
料が加えられる。数分後テーブルが移動し、洗浄水11
が担体を洗う0次にリン光標識物質を反応させた第2抗
体液12を加える。
一定反応時間後再び洗浄液13を流す。反応終了した担
体はリン光測定部に送られる。リン光測定部はパルス光
源16、恒温室15、パルス発生器20、光電子増倍管
19、増幅器21.積分計23、オシロスコープ22、
モノクロメータ−18、などから成っている。
体はリン光測定部に送られる。リン光測定部はパルス光
源16、恒温室15、パルス発生器20、光電子増倍管
19、増幅器21.積分計23、オシロスコープ22、
モノクロメータ−18、などから成っている。
第3図は試料および反応試薬などの導入部と、リン光測
定部の一部を横断模式図で示している。
定部の一部を横断模式図で示している。
第4図は本発明の一実施例による検量線を示す。
試料は標準血清を用い、希釈して免疫グロブリンGの濃
度列を調製し、これについて検量線を作成した。
度列を調製し、これについて検量線を作成した。
本発明によれば、(1)時間分解リン光測定を行うので
、低バツクグラウンド高選択性の測定が可能、(2)室
温でリン光測定を行うので、特別な冷却装置が不要であ
る、(3)イムノアッセイを自動化可能という効果があ
る。(1)の効果については、共存物質(例えば血清ア
ルブミン、グロブリン等)はパルス励起光により蛍光を
生じるが、その寿命は数ナノ秒以下であり、リン光の数
ミリ秒に比べると非常に短いので、リン光測定における
バックグラウンドはきわめて低いものとなることから明
らかである。
、低バツクグラウンド高選択性の測定が可能、(2)室
温でリン光測定を行うので、特別な冷却装置が不要であ
る、(3)イムノアッセイを自動化可能という効果があ
る。(1)の効果については、共存物質(例えば血清ア
ルブミン、グロブリン等)はパルス励起光により蛍光を
生じるが、その寿命は数ナノ秒以下であり、リン光の数
ミリ秒に比べると非常に短いので、リン光測定における
バックグラウンドはきわめて低いものとなることから明
らかである。
第1図は本発明に係わるイムノアッセイの原理図、第2
図は本発明による実施例の構成図、第3図は第2図の実
施例の部分断面図、第4図は本発明による実施例で得ら
れた検量線の一例を示す図である。 1・・・測定成分(抗原およびハプテン)、2・・・固
定化第一抗体、3・・・高分子担体、4・・・標識第二
抗体。
図は本発明による実施例の構成図、第3図は第2図の実
施例の部分断面図、第4図は本発明による実施例で得ら
れた検量線の一例を示す図である。 1・・・測定成分(抗原およびハプテン)、2・・・固
定化第一抗体、3・・・高分子担体、4・・・標識第二
抗体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、時間分解室温リン光測定部と反応部を設けたことを
特徴とするリン光イムノアッセイ装置。 2、上記反応部がリン光標識物質を結合させた抗体ある
いは抗原またはハプテンと、高分子担体に固定した抗体
とで、抗原およびハプテンを捕える機構を備えた反応部
である特許請求の範囲第1項記載のイムノアッセイ装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11641485A JPS61275656A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | リン光イムノアツセイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11641485A JPS61275656A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | リン光イムノアツセイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61275656A true JPS61275656A (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=14686472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11641485A Pending JPS61275656A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | リン光イムノアツセイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61275656A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01221667A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-05 | Daikin Ind Ltd | 免疫検査装置および免疫検査方法 |
JPH03154853A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-07-02 | Abbott Lab | 化学的異種発光検定方法とその装置 |
CN102866135A (zh) * | 2012-06-27 | 2013-01-09 | 深圳市艾瑞生物科技有限公司 | 基于磷光发光技术的时间分辨荧光生物传感器及其应用 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP11641485A patent/JPS61275656A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01221667A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-05 | Daikin Ind Ltd | 免疫検査装置および免疫検査方法 |
JPH03154853A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-07-02 | Abbott Lab | 化学的異種発光検定方法とその装置 |
CN102866135A (zh) * | 2012-06-27 | 2013-01-09 | 深圳市艾瑞生物科技有限公司 | 基于磷光发光技术的时间分辨荧光生物传感器及其应用 |
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