JPS6127530B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6127530B2 JPS6127530B2 JP11686480A JP11686480A JPS6127530B2 JP S6127530 B2 JPS6127530 B2 JP S6127530B2 JP 11686480 A JP11686480 A JP 11686480A JP 11686480 A JP11686480 A JP 11686480A JP S6127530 B2 JPS6127530 B2 JP S6127530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grab bucket
- protector
- cutting edge
- water jet
- injection nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 23
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 17
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 14
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 14
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 5
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 5
- 239000013505 freshwater Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Shovels (AREA)
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、グラブバケツトを有する掘削機に
関するものである。
関するものである。
一般に、この種の掘削機はクレーンブームにグ
ラブバケツトを吊していて、そしてこのグラブバ
ケツトの口を開いて落下させてからその口を閉じ
て土砂を掘削するように構成されており、クラム
シエルとも称されている。前記グラブバケツトの
掘削力は、その自重とその閉じ力によつて決定さ
れるものであり、例えば硬質細砂、土丹層等を掘
削する場合にはその掘削力の強化が望まれてい
る。しかしながら、グラブバケツトの自重を増加
させれば、例えばクレーンブームの塔載機として
のクローラクレーンの大型化を招来し、またグラ
ブバケツトの閉じ力の増強にはその構成上自ずか
ら技術的限界があつた。
ラブバケツトを吊していて、そしてこのグラブバ
ケツトの口を開いて落下させてからその口を閉じ
て土砂を掘削するように構成されており、クラム
シエルとも称されている。前記グラブバケツトの
掘削力は、その自重とその閉じ力によつて決定さ
れるものであり、例えば硬質細砂、土丹層等を掘
削する場合にはその掘削力の強化が望まれてい
る。しかしながら、グラブバケツトの自重を増加
させれば、例えばクレーンブームの塔載機として
のクローラクレーンの大型化を招来し、またグラ
ブバケツトの閉じ力の増強にはその構成上自ずか
ら技術的限界があつた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
グラブバケツトの刃先部から加圧水を噴射させる
ウオータジエツトポンプ機構を掘削補助手段とし
て具備することにより、グラブバケツトの刃先の
喰い込み力を増強してグラブバケツトの掘削力の
強化を果すことができる掘削機を提供することを
目的とするものである。
グラブバケツトの刃先部から加圧水を噴射させる
ウオータジエツトポンプ機構を掘削補助手段とし
て具備することにより、グラブバケツトの刃先の
喰い込み力を増強してグラブバケツトの掘削力の
強化を果すことができる掘削機を提供することを
目的とするものである。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図中1はグラブバケツトで、クローラクレ
ーン本体2のクレーンブーム3の先端に垂下支持
されたガイド4に、ロツド5を介して上下動可能
に設けられている。そして、第2図に示すように
グラブバケツト1を油圧シリンダ6,6によつて
開いたまま落下させ、その刃先部7を所定の掘削
場所に喰い込ませてから油圧シリンダ6,6によ
つてグラブバケツト1を閉じることにより、所定
の掘削作業を行なうようになされており、このよ
うにして一般的ないわゆるクラムシエルが構成さ
れている。
ーン本体2のクレーンブーム3の先端に垂下支持
されたガイド4に、ロツド5を介して上下動可能
に設けられている。そして、第2図に示すように
グラブバケツト1を油圧シリンダ6,6によつて
開いたまま落下させ、その刃先部7を所定の掘削
場所に喰い込ませてから油圧シリンダ6,6によ
つてグラブバケツト1を閉じることにより、所定
の掘削作業を行なうようになされており、このよ
うにして一般的ないわゆるクラムシエルが構成さ
れている。
この発明によれば、前記クローラクレーン本体
2にウオータジエツトポンプ8が塔載され、そし
て、清水補給管9を介して外部から導入されてこ
のウオータジエツトポンプ8で加圧された加圧水
を、パイプ、ホース10、スイベルジヨイント1
1等を介してグラブバケツト1の刃先部7に導
き、この刃先部7に設けられた噴射ノズル12か
ら刃先方向(第2図中矢印A方向)に噴射させる
ように構成されている。このように加圧水を噴射
させる一連の機構を以下単に「ウオータジエツト
ポンプ機構」という。噴射ノズル12の先端部に
は第3図に示すように筒状のプロテクター13が
設けられている。このプロテクター13は噴射ノ
ズル12の先端部を取り囲んで噴射方向(前記刃
先方向)に突出している。また、プロテクター1
3の内面はその先端から基端に向けて内径を漸次
広げるようにテーパ付けされており、さらに、プ
ロテクター13の筒壁にはこれを貫通する複数の
貫通孔13aが設けられている。つまり、このプ
ロテクター13は、加圧水の噴射停止時におい
て、プロテクター13内に入り込む土砂をその内
面のテーパと貫通孔13aとによりプロテクター
13外に排出して噴射ノズル12の目詰まりを防
止し、かつ、噴射時において、プロテクター13
周辺を土砂混じり泥水を貫通孔13aから内部に
取り入れて加圧水とともに噴射し、掘削力を強め
る働きをなす。なお、第1図中14は、前記油圧
シリンダ6の油圧ホース15と前記加圧水のホー
ス10用のホースリールである。
2にウオータジエツトポンプ8が塔載され、そし
て、清水補給管9を介して外部から導入されてこ
のウオータジエツトポンプ8で加圧された加圧水
を、パイプ、ホース10、スイベルジヨイント1
1等を介してグラブバケツト1の刃先部7に導
き、この刃先部7に設けられた噴射ノズル12か
ら刃先方向(第2図中矢印A方向)に噴射させる
ように構成されている。このように加圧水を噴射
させる一連の機構を以下単に「ウオータジエツト
ポンプ機構」という。噴射ノズル12の先端部に
は第3図に示すように筒状のプロテクター13が
設けられている。このプロテクター13は噴射ノ
ズル12の先端部を取り囲んで噴射方向(前記刃
先方向)に突出している。また、プロテクター1
3の内面はその先端から基端に向けて内径を漸次
広げるようにテーパ付けされており、さらに、プ
ロテクター13の筒壁にはこれを貫通する複数の
貫通孔13aが設けられている。つまり、このプ
ロテクター13は、加圧水の噴射停止時におい
て、プロテクター13内に入り込む土砂をその内
面のテーパと貫通孔13aとによりプロテクター
13外に排出して噴射ノズル12の目詰まりを防
止し、かつ、噴射時において、プロテクター13
周辺を土砂混じり泥水を貫通孔13aから内部に
取り入れて加圧水とともに噴射し、掘削力を強め
る働きをなす。なお、第1図中14は、前記油圧
シリンダ6の油圧ホース15と前記加圧水のホー
ス10用のホースリールである。
しかして上記構成によれば、掘削作業時に噴射
ノズル12から加圧水を噴射させると、ウオータ
ジエツト作用によつてグラブバケツト1の刃先方
向における土砂が掘削される。この結果、グラブ
バケツト1の刃先の喰い込み力が助勢されて、そ
の掘削力が増強される。このように、ウオーター
ジエツト機構は掘削補助手段としてその機能を果
し、ちなみに、最近実用化されている吐出圧力
300〜150Kg/cm2程度のウオータジエツトポンプを
用いると、比較的ジエツト流量が少なくても前記
機能を充分に果し得る。
ノズル12から加圧水を噴射させると、ウオータ
ジエツト作用によつてグラブバケツト1の刃先方
向における土砂が掘削される。この結果、グラブ
バケツト1の刃先の喰い込み力が助勢されて、そ
の掘削力が増強される。このように、ウオーター
ジエツト機構は掘削補助手段としてその機能を果
し、ちなみに、最近実用化されている吐出圧力
300〜150Kg/cm2程度のウオータジエツトポンプを
用いると、比較的ジエツト流量が少なくても前記
機能を充分に果し得る。
なお、前記噴射ノズル12は、グラブバケツト
1の刃先部7における各刃の近傍位置に多数設け
ることが好ましく、また加圧水の噴射方向を、グ
ラブバケツト1の刃先の喰い込み力を助勢する範
囲内で適宜設定変更が可能である。
1の刃先部7における各刃の近傍位置に多数設け
ることが好ましく、また加圧水の噴射方向を、グ
ラブバケツト1の刃先の喰い込み力を助勢する範
囲内で適宜設定変更が可能である。
また、グラブバケツトを有する各種型式の掘削
機に広範囲に適用できることは勿論であり、また
例えばグラブバケツトがワイヤー等を介して機械
的に開閉されるものであつてもよい。
機に広範囲に適用できることは勿論であり、また
例えばグラブバケツトがワイヤー等を介して機械
的に開閉されるものであつてもよい。
このように、この発明による掘削機によれば、
グラブバケツトの刃先部に噴射ノズルを設けると
共に、この噴射ノズルから加圧水を噴射させるウ
オータジエツトポンプを具備し、しかも、噴射ノ
ズルはその先端部を取り囲んで噴射方向に突出す
る筒状のプロテクターを備え、このプロテクター
の筒壁には貫通孔が設けられている構成であるか
ら、ウオータジエツト作用およびプロテクターの
働きによつてグラブバケツトの刃先の喰い込み力
を的確に助勢してその掘削力を増強させることが
でき、従つて制限されたグラブバケツトの自重に
おいて充分な掘削力を得ることができる。また、
プロテクターの働きにより噴射停止時における噴
射ノズルの目詰まりを防止することができる。
グラブバケツトの刃先部に噴射ノズルを設けると
共に、この噴射ノズルから加圧水を噴射させるウ
オータジエツトポンプを具備し、しかも、噴射ノ
ズルはその先端部を取り囲んで噴射方向に突出す
る筒状のプロテクターを備え、このプロテクター
の筒壁には貫通孔が設けられている構成であるか
ら、ウオータジエツト作用およびプロテクターの
働きによつてグラブバケツトの刃先の喰い込み力
を的確に助勢してその掘削力を増強させることが
でき、従つて制限されたグラブバケツトの自重に
おいて充分な掘削力を得ることができる。また、
プロテクターの働きにより噴射停止時における噴
射ノズルの目詰まりを防止することができる。
第1図はこの発明に係る掘削機の一実施例を示
す概略側面図、第2図はそのグラブバケツト部分
を示す拡大図、第3図はその噴出ノズルの拡大縦
断面図である。 1……グラブバケツト、7……刃先部、8……
ウオータジエツトポンプ、9……清水補給管、1
0……ホース、11……スイベルジヨイント、1
2……噴射ノズル、13……プロテクター、13
a……貫通孔。
す概略側面図、第2図はそのグラブバケツト部分
を示す拡大図、第3図はその噴出ノズルの拡大縦
断面図である。 1……グラブバケツト、7……刃先部、8……
ウオータジエツトポンプ、9……清水補給管、1
0……ホース、11……スイベルジヨイント、1
2……噴射ノズル、13……プロテクター、13
a……貫通孔。
Claims (1)
- 1 グラブバケツトを有する掘削機において、前
記グラブバケツトの刃先部に噴射ノズルを設ける
と共に、この噴射ノズルから加圧水を噴射させる
ウオータジエツトポンプを具備し、しかも、前記
噴射ノズルはその先端部を取り囲んで噴射方向に
突出する筒状のプロテクターを備え、このプロテ
クターの筒壁には貫通孔が設けられていることを
特徴とする掘削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11686480A JPS5744031A (en) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | Excavator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11686480A JPS5744031A (en) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | Excavator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5744031A JPS5744031A (en) | 1982-03-12 |
JPS6127530B2 true JPS6127530B2 (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=14697510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11686480A Granted JPS5744031A (en) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | Excavator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5744031A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101180322B1 (ko) | 2010-03-18 | 2012-09-07 | 심상선 | 햄머 그래브 및 이를 구비한 굴착기 |
CN107304678A (zh) * | 2016-04-24 | 2017-10-31 | 熵零技术逻辑工程院集团股份有限公司 | 一种挖掘方法 |
-
1980
- 1980-08-25 JP JP11686480A patent/JPS5744031A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5744031A (en) | 1982-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6127530B2 (ja) | ||
JPS621356Y2 (ja) | ||
JP3046549B2 (ja) | 土砂採取用サンドポンプの吸込み口構造 | |
JP2000073681A (ja) | 枝掘削孔の掘進方法並びに掘進装置 | |
JPH0546440B2 (ja) | ||
JP2945871B2 (ja) | ジェットグラウト工法 | |
JPH07217359A (ja) | 泥落とし装置 | |
JPS586953Y2 (ja) | シヨベル系掘削機 | |
JPH03267492A (ja) | 地中穴掘削装置 | |
JPH0414547Y2 (ja) | ||
JPS6133117Y2 (ja) | ||
JPH06116955A (ja) | 既存杭の引抜き工法 | |
JPH04115014A (ja) | 高圧噴流水を利用した硬化材注入による地盤改良工法 | |
JP2000273900A (ja) | エア吸引式排土装置および工法 | |
JP2004011307A (ja) | 地盤孔明け用の先導体および地盤孔明機 | |
JPS6011997Y2 (ja) | シールド掘進機の裏込め注入装置 | |
JPH06299774A (ja) | 基礎工事用掘削機 | |
JP3886433B2 (ja) | 地盤硬化層造成工法と装置 | |
JPH08302687A (ja) | 打設鋼管杭内の土砂除去装置及び該鋼管杭内の土砂除去方法 | |
JP4211362B2 (ja) | シールド掘進機の立坑接続方法 | |
JP6162292B2 (ja) | 裏込材注入装置 | |
JP3006399U (ja) | 地盤硬化材注入装置 | |
JP2585137B2 (ja) | 固結柱体による地盤改良法およびその地盤改良用削孔装置 | |
JPH0349198Y2 (ja) | ||
JP2718586B2 (ja) | 硬化材注入工法とその装置 |