JPS6127527A - カメラの圧着板 - Google Patents
カメラの圧着板Info
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- JPS6127527A JPS6127527A JP14893184A JP14893184A JPS6127527A JP S6127527 A JPS6127527 A JP S6127527A JP 14893184 A JP14893184 A JP 14893184A JP 14893184 A JP14893184 A JP 14893184A JP S6127527 A JPS6127527 A JP S6127527A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- plate
- ceramic
- flatness
- pressure bonding
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(利用分野)
不発明はカメラのフィルム圧着板に関するものである。
(従来技術)
従来カメラのフィルム圧着板は、一般に金属特にアルミ
ニウム合金で作られたものが多く、これらはアルミニウ
ム合金板からプレス加工、黒色アルマイト処理、フィル
ム摺動面の磨き工程を経て作られていた。フィルム圧着
板は使用状態では第1図に示す様に、圧着板1の裏面3
にカシメ付けられた板バネ4を介して不図示の背蓋に取
り付けられ、背蓋を閉じた状態で該バネ4に押されて表
面2がカメラの外レール5に当)、外レール5より一段
低い内レール6と圧着板表面との間にフィルムの厚さよ
シや−大きい隙間即ち所謂トンネルが形成されている。
ニウム合金で作られたものが多く、これらはアルミニウ
ム合金板からプレス加工、黒色アルマイト処理、フィル
ム摺動面の磨き工程を経て作られていた。フィルム圧着
板は使用状態では第1図に示す様に、圧着板1の裏面3
にカシメ付けられた板バネ4を介して不図示の背蓋に取
り付けられ、背蓋を閉じた状態で該バネ4に押されて表
面2がカメラの外レール5に当)、外レール5より一段
低い内レール6と圧着板表面との間にフィルムの厚さよ
シや−大きい隙間即ち所謂トンネルが形成されている。
第2図はトンネル部の断面を示すもので、フィルム8F
i)ンネル7内でその裏面が圧着板の表面2に接してそ
の平面度を保ち表がら焦点面に保持され、給送の際も抵
抗が少く波打ち等が生ずることなく円滑なフィルム巻上
げが行われる様になっている。
i)ンネル7内でその裏面が圧着板の表面2に接してそ
の平面度を保ち表がら焦点面に保持され、給送の際も抵
抗が少く波打ち等が生ずることなく円滑なフィルム巻上
げが行われる様になっている。
アルマイト処理を施した圧着板の表面は摩擦係数が大き
く、滑らかにするためにパフ磨きを施してFiSつても
、フィルムは給送の際圧着板の#1y全面に接して摺動
するため可なりの摩擦抵抗がち9、巻上げに大きな力管
要し、モーターによる自動巻上けではバッテリーの消耗
を早め、高速で0連続撮影の際の駒速を制約する要因と
もなっている。又摺動抵抗が大きいことにより圧着板の
摩耗も早く、この面からフィルム給送の円滑さが更に損
なわれることKなる。
く、滑らかにするためにパフ磨きを施してFiSつても
、フィルムは給送の際圧着板の#1y全面に接して摺動
するため可なりの摩擦抵抗がち9、巻上げに大きな力管
要し、モーターによる自動巻上けではバッテリーの消耗
を早め、高速で0連続撮影の際の駒速を制約する要因と
もなっている。又摺動抵抗が大きいことにより圧着板の
摩耗も早く、この面からフィルム給送の円滑さが更に損
なわれることKなる。
更に、アルミニウム合金は生地として硬度が低いので、
たとえ表面にアルマイト処理が施されていても、打撃や
摺動によ傍流がつきやすく、フィルム摺動面に一亘疵が
つくと、給送の際フィルム面に疵をつけ撮影画面が見苦
しくなり、一方カメラの背蓋を開いた時の外観について
も精度感が損われ商品価値が低下する。
たとえ表面にアルマイト処理が施されていても、打撃や
摺動によ傍流がつきやすく、フィルム摺動面に一亘疵が
つくと、給送の際フィルム面に疵をつけ撮影画面が見苦
しくなり、一方カメラの背蓋を開いた時の外観について
も精度感が損われ商品価値が低下する。
又カメラのコンパクト化、軽量化に伴いフィルム圧着板
の厚さも極力薄くすることが要求されるが、アルミニウ
ム合金は剛性が低いため、圧着板の厚みを成る程度以下
にした場合は、板バネの押圧力によって撓みが生じる。
の厚さも極力薄くすることが要求されるが、アルミニウ
ム合金は剛性が低いため、圧着板の厚みを成る程度以下
にした場合は、板バネの押圧力によって撓みが生じる。
更に、アルミニウム合金の経年変化も避けられない問題
で、これらの要因が重なってフィルムがレンズの焦点面
位置からずれ、又フィルム平面度が損われて撮影画像の
質が低下することになる。
で、これらの要因が重なってフィルムがレンズの焦点面
位置からずれ、又フィルム平面度が損われて撮影画像の
質が低下することになる。
フィルム圧着板の材料としてはアルミニウム合金の他に
、黄銅、ステンレス鋼、鋼等の金属や、ガラス、ブ2ス
ナック等の非金属が用いられる場合もあるが、これらの
材料に各種の処理を施しても上記の様々欠点を完全に解
消し得るものはなかった。
、黄銅、ステンレス鋼、鋼等の金属や、ガラス、ブ2ス
ナック等の非金属が用いられる場合もあるが、これらの
材料に各種の処理を施しても上記の様々欠点を完全に解
消し得るものはなかった。
(発明の概略)
不発明は上記の様な従来のフィルム圧着板の欠点を解消
し、フィルムの位置及び平面度を精度よく保持すること
が可能で、フィルムの給送が円滑に行われフィルムに疵
をつけるおそれの々い圧着板を提供することを目的とす
るものである。
し、フィルムの位置及び平面度を精度よく保持すること
が可能で、フィルムの給送が円滑に行われフィルムに疵
をつけるおそれの々い圧着板を提供することを目的とす
るものである。
このため不発明においては、セラミックが剛性強度にす
ぐれ、経年的寸法変化がなく安定しており、高硬度で疵
がつかず、表面が平滑に仕上シ、摩擦係数が低くて潤滑
性にすぐれてしかも摩耗がないという特性を利用して圧
着板をセラミックで構成した。
ぐれ、経年的寸法変化がなく安定しており、高硬度で疵
がつかず、表面が平滑に仕上シ、摩擦係数が低くて潤滑
性にすぐれてしかも摩耗がないという特性を利用して圧
着板をセラミックで構成した。
(実施例)
以下不発明実施例を図について説明する。
#!3図は圧着板全体をセラミックで構成した例を示す
ものである。図において11は圧着板で、従来の金属製
圧着板とはy同様の形状にセラミックで成形され、中央
部に板バネ取付のために、第4図に示す様な皿もみ状の
面取13をした孔12が設けられている。フィル、ム摺
動面2の稜線部14.14’には適当な丸味がつけられ
る。
ものである。図において11は圧着板で、従来の金属製
圧着板とはy同様の形状にセラミックで成形され、中央
部に板バネ取付のために、第4図に示す様な皿もみ状の
面取13をした孔12が設けられている。フィル、ム摺
動面2の稜線部14.14’には適当な丸味がつけられ
る。
これらの丸味部分14 、i 4’及びフィルムの摺動
する圧着板の表面2は疵のない極く平滑表面に仕上げら
れており、通常表面あらさ0.8s以下の平滑さとする
。又表面2はフィルムを押圧するので、良好な結像が得
られる様な平面度に仕上げる。通常55闘フイルム用カ
メラでは0.02鶴以下の適当な値がとられる。
する圧着板の表面2は疵のない極く平滑表面に仕上げら
れており、通常表面あらさ0.8s以下の平滑さとする
。又表面2はフィルムを押圧するので、良好な結像が得
られる様な平面度に仕上げる。通常55闘フイルム用カ
メラでは0.02鶴以下の適当な値がとられる。
セラミック材料としては通常用いられる酸化物セラミッ
クの代表的なものとして、アルミナCAlhO3)、ジ
ルコニア(Zr02)、或、は非酸化物セラミックの代
表的なものとして炭化硅素(Siす、サイアロン(El
i−AJ−0−IJ系化合物)等が単体或はそれらの混
合物として、更には他の添加成分が加えられて用いられ
る。表1に主要なセラミックの物性のデータを他の材料
との比較で示す。
クの代表的なものとして、アルミナCAlhO3)、ジ
ルコニア(Zr02)、或、は非酸化物セラミックの代
表的なものとして炭化硅素(Siす、サイアロン(El
i−AJ−0−IJ系化合物)等が単体或はそれらの混
合物として、更には他の添加成分が加えられて用いられ
る。表1に主要なセラミックの物性のデータを他の材料
との比較で示す。
靭性を必要とする場合KFiシルコニγ系が用いられる
。更に、極薄板厚にするなど高強度を必要とする場合に
は、炭素繊維、硼素繊維或は窒化硅素ウィスカーその他
のセラミック繊維の添加された複合セラミック材を使用
することもできる。
。更に、極薄板厚にするなど高強度を必要とする場合に
は、炭素繊維、硼素繊維或は窒化硅素ウィスカーその他
のセラミック繊維の添加された複合セラミック材を使用
することもできる。
これらの材料を一般に行われているプレス成形、射出成
形、注型法、静水圧成形等によし成形した後焼成するこ
とによ秒セラミック製圧着板が作られる。第3.4図に
示す様な単純な板形状の圧着板に対しては、調整された
スラIJ +をロールにかけて連続的にのばす所謂テー
プ形成法を行い、テープ状の生の状態のものを打抜きや
、加圧成形して焼成する連続的な工程がとれ、製造工程
が自動化できる。
形、注型法、静水圧成形等によし成形した後焼成するこ
とによ秒セラミック製圧着板が作られる。第3.4図に
示す様な単純な板形状の圧着板に対しては、調整された
スラIJ +をロールにかけて連続的にのばす所謂テー
プ形成法を行い、テープ状の生の状態のものを打抜きや
、加圧成形して焼成する連続的な工程がとれ、製造工程
が自動化できる。
後加工、仕上げ加工としては研削、切削、ラッピング、
ポリレンズ、レーザー加工、ブラスト加工、超音波加工
等積々の機械加工、特殊加工が適用される。
ポリレンズ、レーザー加工、ブラスト加工、超音波加工
等積々の機械加工、特殊加工が適用される。
又セラミックの原料自体や工程途中又は完成品に適当な
着色処理を行うことが出来る。
着色処理を行うことが出来る。
第 1 表
次KJIS図に他の実施例を示す。撮影画面の大きいカ
メラや、特に高い解像度を要求され、圧着板の僅かな撓
みも許されない様なカメラに於てけ、剛性強度を増すた
めに圧着板の厚さを成る程度厚くする必要が生じ、これ
に従って特に大判カメラ等に於ては圧着板の重量がWJ
カリ増加することになる。不実施例は圧着板の厚みを厚
くしながら重量の増加を最少限に抑えるために裏面に肉
抜き部を設けて、リブ構造としたものである。85図(
a)は圧着板21の一部破断した側面図、第5図(1)
)は(1−(1断面図で、第5図(0)はリブ構造を模
式的に示す拡大図である。
メラや、特に高い解像度を要求され、圧着板の僅かな撓
みも許されない様なカメラに於てけ、剛性強度を増すた
めに圧着板の厚さを成る程度厚くする必要が生じ、これ
に従って特に大判カメラ等に於ては圧着板の重量がWJ
カリ増加することになる。不実施例は圧着板の厚みを厚
くしながら重量の増加を最少限に抑えるために裏面に肉
抜き部を設けて、リブ構造としたものである。85図(
a)は圧着板21の一部破断した側面図、第5図(1)
)は(1−(1断面図で、第5図(0)はリブ構造を模
式的に示す拡大図である。
図に於て21は圧着板、Tはその全体の厚みを示す。圧
着板の裏側はリブRを残して四角形に肉抜きされた肉抜
き部Hが全面に設けられている6tはフィルム圧着部、
t′はリブRの厚さを示し、何れも全体の厚みTに比し
て可なり薄肉となっている。
着板の裏側はリブRを残して四角形に肉抜きされた肉抜
き部Hが全面に設けられている6tはフィルム圧着部、
t′はリブRの厚さを示し、何れも全体の厚みTに比し
て可なり薄肉となっている。
この肉抜き部の形状は四角形に限ら、れるものではなく
、第5図((1)及び(e) K示す様に三角形又は丸
形でもよく、又その他の多角形で本よい。
、第5図((1)及び(e) K示す様に三角形又は丸
形でもよく、又その他の多角形で本よい。
この実施例の場合には第3,4図の様に単純な薄板状で
はないので、製造工程として前述のテープ成形の方式は
とれないが、セラミックに適用される他の形成法の適当
なものの何れを採用してもよい。例えば原料にバインダ
ーとして熱可塑性樹脂を混合した材料を使用し、インジ
ェクションモールディングにより成形することも可能で
ある。この方法によれば表面220表面部、稜線部の丸
味24,24’、IJブR1肉抜き部H等の複雑な形状
を有する圧着板が簡単に成形され、又カメラの背蓋形状
に応じて(al t (b)図に示す様に肉落しく図で
は周辺部25.25’を傾斜状にし、ている)すること
によりスペースを有効に利用し得る様な形状とすること
も出来る。
はないので、製造工程として前述のテープ成形の方式は
とれないが、セラミックに適用される他の形成法の適当
なものの何れを採用してもよい。例えば原料にバインダ
ーとして熱可塑性樹脂を混合した材料を使用し、インジ
ェクションモールディングにより成形することも可能で
ある。この方法によれば表面220表面部、稜線部の丸
味24,24’、IJブR1肉抜き部H等の複雑な形状
を有する圧着板が簡単に成形され、又カメラの背蓋形状
に応じて(al t (b)図に示す様に肉落しく図で
は周辺部25.25’を傾斜状にし、ている)すること
によりスペースを有効に利用し得る様な形状とすること
も出来る。
第6図(al及び(DJは圧着板の一部分即ちフィルム
摺動面のみをセラミック化した実施例を示す。
摺動面のみをセラミック化した実施例を示す。
図に於いてMは金属製のベースプレートで、Cはセラミ
ックで薄板状に成形されたフィルム摺動面である。金属
の材料としては前述の様なアルミニウム合金等適尚なも
のが選ばれる。この場合セラミックプレートは接着、溶
着、拡散接合、圧接による固着や、ベースプレートとの
間に設けた嵌合部による機械的な固着や、ダイカストに
よるインサート等積々の方法でベースプレートに固着す
る仁とが出来る。
ックで薄板状に成形されたフィルム摺動面である。金属
の材料としては前述の様なアルミニウム合金等適尚なも
のが選ばれる。この場合セラミックプレートは接着、溶
着、拡散接合、圧接による固着や、ベースプレートとの
間に設けた嵌合部による機械的な固着や、ダイカストに
よるインサート等積々の方法でベースプレートに固着す
る仁とが出来る。
又ベースプレートMは金属でなくプラスチックで構成す
ること本出来、この場合はインジェクションによるイン
サートモールドでセラミックプレートを固着することが
出来る。
ること本出来、この場合はインジェクションによるイン
サートモールドでセラミックプレートを固着することが
出来る。
第7図(a)及び(b)は金属製圧着板の表面即ちフィ
ルム摺動面にセラミックコーティングを施した実施例を
示すもので、(a)は平面図%(b)Fi断面図である
。図に於てMは金属製ベースプレート、PFiその表面
52及び稜線部54.34’に施されたセラミックコー
ティング層で、これらセラミック層の表面は前述の実施
例と同様表面あらさ0.8B以下の平滑な面に仕上げら
れる。コーティング層の厚みとしては数十ミクロン程度
がよい。コーティング処理法としては、公知の種々の方
法をとることが出来る。例えばスプレーや、ディッピン
グによる塗布(或はその後に焼成、焼付け)、粉体塗装
、タラライズ法、CVD法、スパッタリングやイオンブ
レーティング等のPVD法、リキッドベッド法、パイロ
テックスプレー法、ブ2ズマ溶射、ガス爆発溶射等の溶
射法、レーザーコーティングなどがらり、適当な方式を
選ぶ。
ルム摺動面にセラミックコーティングを施した実施例を
示すもので、(a)は平面図%(b)Fi断面図である
。図に於てMは金属製ベースプレート、PFiその表面
52及び稜線部54.34’に施されたセラミックコー
ティング層で、これらセラミック層の表面は前述の実施
例と同様表面あらさ0.8B以下の平滑な面に仕上げら
れる。コーティング層の厚みとしては数十ミクロン程度
がよい。コーティング処理法としては、公知の種々の方
法をとることが出来る。例えばスプレーや、ディッピン
グによる塗布(或はその後に焼成、焼付け)、粉体塗装
、タラライズ法、CVD法、スパッタリングやイオンブ
レーティング等のPVD法、リキッドベッド法、パイロ
テックスプレー法、ブ2ズマ溶射、ガス爆発溶射等の溶
射法、レーザーコーティングなどがらり、適当な方式を
選ぶ。
第8図は他の実施例を示す。
上述の実施例は何れもフィルム摺動面が一様な平滑な平
面となっているが、この様な面とフィルム面との間には
場合によって所謂吸着作用が働いて、フィルムの給送に
抵抗となって作用する場合も生ずる。
面となっているが、この様な面とフィルム面との間には
場合によって所謂吸着作用が働いて、フィルムの給送に
抵抗となって作用する場合も生ずる。
又一方高速モータードライブでの、連続的な高速でのフ
ィルム給送では、フィルムと平滑な圧着板部材との間に
空気の巻込みがあり、フィルム面の安定が損われる場合
がある。この様な現象、作用を避けるために、不実施例
ではセラミックで一体に成形した圧着板の表面に凹みを
設けた。第8図(a)及び(b)Fi表面42にフィル
ムの摺動方向に沿って複数の溝Gを設けた例を示す。第
8図(0)及び((1)は表面42に適当な配列で十形
の凹みXを設けた例、第8図(e)F1円形の凹みE、
第8図(勾は楕円形の表面42を残して周囲Tを凹ませ
た例を示す。
ィルム給送では、フィルムと平滑な圧着板部材との間に
空気の巻込みがあり、フィルム面の安定が損われる場合
がある。この様な現象、作用を避けるために、不実施例
ではセラミックで一体に成形した圧着板の表面に凹みを
設けた。第8図(a)及び(b)Fi表面42にフィル
ムの摺動方向に沿って複数の溝Gを設けた例を示す。第
8図(0)及び((1)は表面42に適当な配列で十形
の凹みXを設けた例、第8図(e)F1円形の凹みE、
第8図(勾は楕円形の表面42を残して周囲Tを凹ませ
た例を示す。
これらの凹みや溝の形状は図示の亀のに限られるもので
はなく、圧着板全体としての摺動、圧着用の表面42は
確保しながら、適宜に平面の一部を逃がした形状が自由
にとられるもので、表面から裏面に抜ける貫通孔であっ
てもよい。
はなく、圧着板全体としての摺動、圧着用の表面42は
確保しながら、適宜に平面の一部を逃がした形状が自由
にとられるもので、表面から裏面に抜ける貫通孔であっ
てもよい。
この様な溝や凹部を設けたことにより、ごみその他の異
物が圧着板とフィルムとの間に入った場合にも、この凹
部に異物が逃げてしまうのでフィルムの給送時に疵をつ
けることが防止出来るという効果も生ずる。この様な表
面形状は射出成形や、プレスによる型押し等、焼成前の
成形加工で容易につくることが出来る。
物が圧着板とフィルムとの間に入った場合にも、この凹
部に異物が逃げてしまうのでフィルムの給送時に疵をつ
けることが防止出来るという効果も生ずる。この様な表
面形状は射出成形や、プレスによる型押し等、焼成前の
成形加工で容易につくることが出来る。
次に第9図は上2ミック製圧着板と板バネとの結合方法
を示す実施例である。第1図乃至第4図に示した様に圧
着板11には板バネ4を取り付けるための孔12が設け
られ、従来は板バネの孔を通して該孔に挿入されたリベ
ットの頭部を裏側で受け、表面からカシメ用スナップで
押して、冊本み部13内でカシメ付けていたのであるが
、カシメ足がスナップで加圧されて拡がる際に圧着板の
孔及び皿もみ部の周辺にはかfkJO力が加わる。この
力が過大であったヤ、衝撃力であったルすると、セラミ
ックの材質によっては欠けが生ずることがある。
を示す実施例である。第1図乃至第4図に示した様に圧
着板11には板バネ4を取り付けるための孔12が設け
られ、従来は板バネの孔を通して該孔に挿入されたリベ
ットの頭部を裏側で受け、表面からカシメ用スナップで
押して、冊本み部13内でカシメ付けていたのであるが
、カシメ足がスナップで加圧されて拡がる際に圧着板の
孔及び皿もみ部の周辺にはかfkJO力が加わる。この
力が過大であったヤ、衝撃力であったルすると、セラミ
ックの材質によっては欠けが生ずることがある。
この欠点を解消するため、第9図(a)ではプラスチッ
ク製のダボによって板バネを結合する様にした。即ち圧
着板11の裏側に板バネ4を孔位置を合せて重ね合せ、
先端にテーパ一部に1を有するプラスチックダボD1を
矢印方向に挿入する。D1Fi図示の様に中空状に形成
されスリットWを設けられているので、孔12の径d2
よル大きい大径部d1が弾性変形して孔12内を通過し
、皿もみ部15に達した時元の径まで拡がって、圧着板
と板バネとを結合する状態となる。
ク製のダボによって板バネを結合する様にした。即ち圧
着板11の裏側に板バネ4を孔位置を合せて重ね合せ、
先端にテーパ一部に1を有するプラスチックダボD1を
矢印方向に挿入する。D1Fi図示の様に中空状に形成
されスリットWを設けられているので、孔12の径d2
よル大きい大径部d1が弾性変形して孔12内を通過し
、皿もみ部15に達した時元の径まで拡がって、圧着板
と板バネとを結合する状態となる。
第9図(b)は同様にプラスチックダボで結合した例で
あるが、この場合は予め別部材として作られたダボを使
用するのではなく、圧着板と板バネとを重ねてその両側
をダボの形状に相当するキャビティを持った金型で挾ん
で、射出成形によ秒ダボD2を形成して結合したもので
ある。
あるが、この場合は予め別部材として作られたダボを使
用するのではなく、圧着板と板バネとを重ねてその両側
をダボの形状に相当するキャビティを持った金型で挾ん
で、射出成形によ秒ダボD2を形成して結合したもので
ある。
なお、その他プラスチックダボを熱カシメし。
たり、接着剤を用いる等応力により欠けの生ずることの
ない方法により圧着板と板バネとを結合することが出来
る。
ない方法により圧着板と板バネとを結合することが出来
る。
(発明の効果)
不発明は上述の様にセラミックで圧着板を構成したこと
Kより、その表面に疵がつかず、又摩擦抵抗がルいので
、フィルム給送が円滑でフィルムに疵を生ずることがな
く、良好な平面度を保つことができるので、鮮鋭な写真
が得られる。更に射出成形やテープ成形等により製造工
程を自動化し、従来の様なアルマイト等の表面 “処理
の必要もないので工程を短縮′することが出来る。
Kより、その表面に疵がつかず、又摩擦抵抗がルいので
、フィルム給送が円滑でフィルムに疵を生ずることがな
く、良好な平面度を保つことができるので、鮮鋭な写真
が得られる。更に射出成形やテープ成形等により製造工
程を自動化し、従来の様なアルマイト等の表面 “処理
の必要もないので工程を短縮′することが出来る。
又導電性のセラミック材料を用いた場合フィルムとの摩
擦によって生ずる静電気の発生を防止し、フィルムの吸
着や、放電によるスパークでフィルムを感光させること
も避けられる。
擦によって生ずる静電気の発生を防止し、フィルムの吸
着や、放電によるスパークでフィルムを感光させること
も避けられる。
M1図は従来のカメラと圧着板との関係を示す斜視図、
第2図は従来のフィルム通路の構成を示す断面図、第5
図は不発明の一実施例を示す斜視図、第4図は第3図a
−a部断面図、第5図は他の実施例を示すもので(a)
Fii着板の側面図、(1))は(a)図のd−+i部
部面面図(C)けリブ構造を模式的に示す断面図、(d
)及び(e)は夫々リブ構造の変形例を示す斜視図、第
6図は圧着板のフィルム摺動面のみをセラミックで構成
した実施例を示すもので、(!L)Fii面図、(b)
Fii面図、第7図は圧着板衣にセラミックコートをし
た実施例を示すもので(a)は平面図、(b)は断vj
J図、第8図はセラミック製圧着板表面に凹みを設けた
実施例を示すもので、(a)は斜視図、(b)は(a)
の部分断面図、(C)は変形例を示す斜視図、(d)は
(C1の部分断面図、(e)及び(f)は夫々凹みの形
状の変形例を示す部分平面図、第9図(a)及び(b)
は夫々圧着板と板バネとの結合方法を示す断面図である
。 11.21,51.41−・・圧着板 223242・・・圧着板表面 4・・・板バネ 12・・・板バネ取付孔 14、14’、24.24’、34.54’・・・稜線
部H・・・肉抜き部 R・・・リブ C・・・セラミックプレート P・・・セラミックコート M・・・ベースプレート GKE・・・凹み T・・・突出部 27・・・背蓋
第2図は従来のフィルム通路の構成を示す断面図、第5
図は不発明の一実施例を示す斜視図、第4図は第3図a
−a部断面図、第5図は他の実施例を示すもので(a)
Fii着板の側面図、(1))は(a)図のd−+i部
部面面図(C)けリブ構造を模式的に示す断面図、(d
)及び(e)は夫々リブ構造の変形例を示す斜視図、第
6図は圧着板のフィルム摺動面のみをセラミックで構成
した実施例を示すもので、(!L)Fii面図、(b)
Fii面図、第7図は圧着板衣にセラミックコートをし
た実施例を示すもので(a)は平面図、(b)は断vj
J図、第8図はセラミック製圧着板表面に凹みを設けた
実施例を示すもので、(a)は斜視図、(b)は(a)
の部分断面図、(C)は変形例を示す斜視図、(d)は
(C1の部分断面図、(e)及び(f)は夫々凹みの形
状の変形例を示す部分平面図、第9図(a)及び(b)
は夫々圧着板と板バネとの結合方法を示す断面図である
。 11.21,51.41−・・圧着板 223242・・・圧着板表面 4・・・板バネ 12・・・板バネ取付孔 14、14’、24.24’、34.54’・・・稜線
部H・・・肉抜き部 R・・・リブ C・・・セラミックプレート P・・・セラミックコート M・・・ベースプレート GKE・・・凹み T・・・突出部 27・・・背蓋
Claims (1)
- 少くともフィルム摺動面がセラミックで構成されてなる
ことを特徴とするカメラの圧着板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14893184A JPS6127527A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | カメラの圧着板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14893184A JPS6127527A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | カメラの圧着板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6127527A true JPS6127527A (ja) | 1986-02-07 |
Family
ID=15463860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14893184A Pending JPS6127527A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | カメラの圧着板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6127527A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01187228A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-26 | Kajima Corp | ニューマチックケーソンの沈設管理システム |
EP1014163A1 (de) * | 1998-12-23 | 2000-06-28 | Arnold & Richter Cine Technik Gmbh & Co. Betriebs Kg | Filmführung für eine Laufbildkamera |
-
1984
- 1984-07-17 JP JP14893184A patent/JPS6127527A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01187228A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-26 | Kajima Corp | ニューマチックケーソンの沈設管理システム |
JPH0565658B2 (ja) * | 1988-01-19 | 1993-09-20 | Kajima Construction Corp | |
EP1014163A1 (de) * | 1998-12-23 | 2000-06-28 | Arnold & Richter Cine Technik Gmbh & Co. Betriebs Kg | Filmführung für eine Laufbildkamera |
US6457827B1 (en) | 1998-12-23 | 2002-10-01 | Arnold & Richter Cine Technik Gmbh & Co. Betriebs Kg | Film guide for a movie camera |
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