JPS61274765A - 金属ストリツプの塗装膜厚制御方法 - Google Patents
金属ストリツプの塗装膜厚制御方法Info
- Publication number
- JPS61274765A JPS61274765A JP11533085A JP11533085A JPS61274765A JP S61274765 A JPS61274765 A JP S61274765A JP 11533085 A JP11533085 A JP 11533085A JP 11533085 A JP11533085 A JP 11533085A JP S61274765 A JPS61274765 A JP S61274765A
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- JP
- Japan
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- roll
- film thickness
- axes
- rolls
- thickness deviation
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ロールコータの使用によって連続的に塗装さ
れる金属ストリップの塗装膜厚制御方法に関する。
れる金属ストリップの塗装膜厚制御方法に関する。
[従来の技術]
第3図は、例えば「鉄鋼便覧」第437頁の図10・7
0に示されるような、ストリ・ンプ1に連続的な塗装を
施す一般的なロールコータ2を示す模式図である。ロー
ルコータ2は、ピ・ンクアップロール3、アプリケータ
ロール4、バ・ンクアップロール5、塗料パン6を備え
ている。ピックアップロール3とバックアップロール5
は鋼鉄製、アプリケータロール4は鋼鉄製ロール芯の外
周部にゴムライニング部4Aを有している。
0に示されるような、ストリ・ンプ1に連続的な塗装を
施す一般的なロールコータ2を示す模式図である。ロー
ルコータ2は、ピ・ンクアップロール3、アプリケータ
ロール4、バ・ンクアップロール5、塗料パン6を備え
ている。ピックアップロール3とバックアップロール5
は鋼鉄製、アプリケータロール4は鋼鉄製ロール芯の外
周部にゴムライニング部4Aを有している。
上記ロールコータ2において、ピックアップロール3に
よって塗料パン6からピックアップされた塗料は、ピッ
クアップロール3とアプリケ−クロール4との間のニッ
プ圧によって絞られてアプリケータロール4の表面に液
膜7を形成し、液膜7はストリップ1に転写されて塗膜
8を形成可能としている。
よって塗料パン6からピックアップされた塗料は、ピッ
クアップロール3とアプリケ−クロール4との間のニッ
プ圧によって絞られてアプリケータロール4の表面に液
膜7を形成し、液膜7はストリップ1に転写されて塗膜
8を形成可能としている。
ピックアップロール3とアプリケータロール4は、両者
の接触点における進み方向を相互に同一方向とするとと
もに、両者のニップ圧の調整下で、ストリップlに形成
する塗膜8の膜厚を制御可能としている。
の接触点における進み方向を相互に同一方向とするとと
もに、両者のニップ圧の調整下で、ストリップlに形成
する塗膜8の膜厚を制御可能としている。
ここで、ストリップ1に施される塗膜8は、その主たる
目的である防錆能力を保証するため、第4図にtで示す
ような最低膜厚風」−に管理される必要がある。そこで
、」−記塗膜8は、塗料原単位を低減して上記最低膜厚
を確保するため、最低膜厚に近い一定の平坦状態に設定
することが望まれる。
目的である防錆能力を保証するため、第4図にtで示す
ような最低膜厚風」−に管理される必要がある。そこで
、」−記塗膜8は、塗料原単位を低減して上記最低膜厚
を確保するため、最低膜厚に近い一定の平坦状態に設定
することが望まれる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来の上記ロールコータ2による塗装で
は、上記塗膜8の膜厚変動が第4図に示すように、幅方
向のエツジ側において薄く、中央側において厚くなる。
は、上記塗膜8の膜厚変動が第4図に示すように、幅方
向のエツジ側において薄く、中央側において厚くなる。
この膜厚分布発生のメカニズムは以下の通りである。
すなわち、第5図に示すように、ピックアップロール3
とアプリケータロール4との間にニップ圧を作用させる
ため、軸受箱9に圧下を加える。
とアプリケータロール4との間にニップ圧を作用させる
ため、軸受箱9に圧下を加える。
この時、弾性体であるピックアップロール3とアプリケ
ータロール4は、曲げモーメントを受けるため、第5図
に示すように撓み、弓型になる。ピックアップロール3
とアプリケ−クロール4の軸心は同一面内に配置されて
いるため、アプリケータロール4のゴムライニング部4
Aはロールの撓みに相当する変位を受け、ピックアップ
ロール3とアプリケータロール4の間ではエツジ部の変
位(ゴムのつぶれ代)が大きくなり、バックアップロー
ル5とアプリケ−クロール4の間では中央部の変位(ゴ
ムのつぶれ代)が犬きくなる。ゴムの変位と丘ツブ圧は
比例関係にあるから、ピックアップロール3とアプリケ
ータロール4の接触部には、第5図および第6図にPI
で示す凹型のニップ圧分布を生じ、アプリケータロール
4とバックアップロール5の接触部には第5図にP2で
示す凸型のニップ圧分布を生ずる。前述のように、ピッ
クアップロール3とアプリケータロール4は、その接触
点における進み方向を相互に同一方向としており、ピッ
クアップロール3でピックアップした塗料を絞ってアプ
リケ−クロール4のロール表面に生ずる液膜厚を定める
。液膜の絞り効果は、周知のようにニップ圧に比例する
ため、ニップ圧の高いエツジ部の膜厚が薄くなることと
なる。
ータロール4は、曲げモーメントを受けるため、第5図
に示すように撓み、弓型になる。ピックアップロール3
とアプリケ−クロール4の軸心は同一面内に配置されて
いるため、アプリケータロール4のゴムライニング部4
Aはロールの撓みに相当する変位を受け、ピックアップ
ロール3とアプリケータロール4の間ではエツジ部の変
位(ゴムのつぶれ代)が大きくなり、バックアップロー
ル5とアプリケ−クロール4の間では中央部の変位(ゴ
ムのつぶれ代)が犬きくなる。ゴムの変位と丘ツブ圧は
比例関係にあるから、ピックアップロール3とアプリケ
ータロール4の接触部には、第5図および第6図にPI
で示す凹型のニップ圧分布を生じ、アプリケータロール
4とバックアップロール5の接触部には第5図にP2で
示す凸型のニップ圧分布を生ずる。前述のように、ピッ
クアップロール3とアプリケータロール4は、その接触
点における進み方向を相互に同一方向としており、ピッ
クアップロール3でピックアップした塗料を絞ってアプ
リケ−クロール4のロール表面に生ずる液膜厚を定める
。液膜の絞り効果は、周知のようにニップ圧に比例する
ため、ニップ圧の高いエツジ部の膜厚が薄くなることと
なる。
なお、上記ロールコータ2においては、アプリケ−クロ
ール4とバックアップロール5は、その接触点における
進み方向を相互に反対方向としており、アプリケータロ
ール4のロール表面の液膜7をストリップlに転写する
ため、ニップ圧は膜厚にほとんど影響しない。(厳密に
言えば、ニップ圧が小さい領域においては、膜厚はニッ
プ圧に比例する。しかし、ニップ圧がある程度大きくな
ると、ニップ圧の膜厚への影響は小さくなって無視でき
る。ニップ圧はアプリケータロール4のゴムライニング
部4Aの摩耗損失、ロール回転の動力を考慮してなるべ
く低い値で塗装するのが一般的である。
ール4とバックアップロール5は、その接触点における
進み方向を相互に反対方向としており、アプリケータロ
ール4のロール表面の液膜7をストリップlに転写する
ため、ニップ圧は膜厚にほとんど影響しない。(厳密に
言えば、ニップ圧が小さい領域においては、膜厚はニッ
プ圧に比例する。しかし、ニップ圧がある程度大きくな
ると、ニップ圧の膜厚への影響は小さくなって無視でき
る。ニップ圧はアプリケータロール4のゴムライニング
部4Aの摩耗損失、ロール回転の動力を考慮してなるべ
く低い値で塗装するのが一般的である。
したがって、従来のロールコータ2による場合には、ピ
ックアップロール3とアプリケータロール4の間のニッ
プ圧分布が第6図にPiで示すような凹型の分布となる
。これにより、塗膜8は第4図に示すようにエツジ部に
おいて薄く、中央部において厚い凸型となり、最低膜厚
tを保証するために、第4図に斜線で示すような余分な
塗料が必要となる。特に、ストリップ1の幅が広くなる
と長いロールが必要になり、そのためロールの撓み量が
大きくなり、上記膜厚の凸型分布傾向が顕著になる。
ックアップロール3とアプリケータロール4の間のニッ
プ圧分布が第6図にPiで示すような凹型の分布となる
。これにより、塗膜8は第4図に示すようにエツジ部に
おいて薄く、中央部において厚い凸型となり、最低膜厚
tを保証するために、第4図に斜線で示すような余分な
塗料が必要となる。特に、ストリップ1の幅が広くなる
と長いロールが必要になり、そのためロールの撓み量が
大きくなり、上記膜厚の凸型分布傾向が顕著になる。
本発明は、ストリップに施される塗装膜厚の幅方向分布
を平坦化することを目的とする。
を平坦化することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、塗装液を絞って膜厚を定める一対のロールを
備え、両ロールの接触点における進み方向を相互に同一
方向とするロールコータによって塗装させる金属ストリ
ップの塗装膜厚制御方法において、一方のロール軸心を
、他方のロール軸心を含む面に交差する方向に変位可能
とするとともに、金属ストリップの幅方向における膜厚
偏差と両ロール軸心の交差角度との関係を予め定め、塗
装された金属ストリップの上記膜厚偏差を検出し、両ロ
ール軸心の交差角度を、L記検出した膜厚偏差を均一す
るに必要な適正交差角度に設定するようにしたものであ
る。
備え、両ロールの接触点における進み方向を相互に同一
方向とするロールコータによって塗装させる金属ストリ
ップの塗装膜厚制御方法において、一方のロール軸心を
、他方のロール軸心を含む面に交差する方向に変位可能
とするとともに、金属ストリップの幅方向における膜厚
偏差と両ロール軸心の交差角度との関係を予め定め、塗
装された金属ストリップの上記膜厚偏差を検出し、両ロ
ール軸心の交差角度を、L記検出した膜厚偏差を均一す
るに必要な適正交差角度に設定するようにしたものであ
る。
[作 用]
本発明によれば、膜厚を定める一対のロール軸心の交差
角度の変化により、両ロール軸心間の間隔をその幅方向
において変化させ、これにより、両ロール軸間のニップ
圧分布を調整し、膜厚分布を平坦化することが可能とな
る。
角度の変化により、両ロール軸心間の間隔をその幅方向
において変化させ、これにより、両ロール軸間のニップ
圧分布を調整し、膜厚分布を平坦化することが可能とな
る。
[実施例]
第7図は本発明を模式的に示す平面図、第8図は第7図
の■方向に沿う矢視図である。
の■方向に沿う矢視図である。
第7図は、第1図と基本的に同一構成のロールコータ2
である。すなわち、ピックアップロール3とアプリケー
タロール4は、塗装液を絞って膜厚を定めることを可能
としており、両者の接触点における進み方向を交互に同
一方向としている。
である。すなわち、ピックアップロール3とアプリケー
タロール4は、塗装液を絞って膜厚を定めることを可能
としており、両者の接触点における進み方向を交互に同
一方向としている。
ここで、このロールコータ2は、ピックアップロール3
の軸心を、アプリケータロール4の軸心を含む面に交差
する方向に交差角度θで示すように変位可能とするとと
もに、ストリップ1の幅方向における膜厚偏差Δt(ス
トリップ1の両端部と中央部の膜厚差)と両ロール軸心
の交差角度θとの関係を予め第9図に示すように定めて
いる。
の軸心を、アプリケータロール4の軸心を含む面に交差
する方向に交差角度θで示すように変位可能とするとと
もに、ストリップ1の幅方向における膜厚偏差Δt(ス
トリップ1の両端部と中央部の膜厚差)と両ロール軸心
の交差角度θとの関係を予め第9図に示すように定めて
いる。
ここで、上記交差角度θが零の場合には、両ロール3.
4の軸心が同一面内に位置するため、両ロール間のニッ
プ圧は前述のような凹型の分布となる。ところが、交差
角度θを与えると、概念的には、両ロール3.4の幅方
向の中央に設定される交差点から幅方向の両側に向けて
、両ロール3.4の軸心間隔が次第に大きくなり、上記
凹型のニップ圧分布が崩れる。上記交差角度θがある程
度大きくなると、凸型のニップ圧分布に変わる。すなわ
ち、交差角度θを零から増大させていくと、ニップ圧分
布を凹型から凸型に変えることができ、その過程におい
て第6図にP3で示すような平坦なニップ圧分布が得ら
れる。すなわち、両ロール3.4の交差角度θを、上記
平坦なニップ圧分布が得られる最適交差角度に設定する
状態下で塗装するものとすれば、平坦な塗装膜厚分布を
得ることが可能となる。
4の軸心が同一面内に位置するため、両ロール間のニッ
プ圧は前述のような凹型の分布となる。ところが、交差
角度θを与えると、概念的には、両ロール3.4の幅方
向の中央に設定される交差点から幅方向の両側に向けて
、両ロール3.4の軸心間隔が次第に大きくなり、上記
凹型のニップ圧分布が崩れる。上記交差角度θがある程
度大きくなると、凸型のニップ圧分布に変わる。すなわ
ち、交差角度θを零から増大させていくと、ニップ圧分
布を凹型から凸型に変えることができ、その過程におい
て第6図にP3で示すような平坦なニップ圧分布が得ら
れる。すなわち、両ロール3.4の交差角度θを、上記
平坦なニップ圧分布が得られる最適交差角度に設定する
状態下で塗装するものとすれば、平坦な塗装膜厚分布を
得ることが可能となる。
そこで、本発明のロールコータ2にあっては、塗装され
たストリップ1の上記膜厚偏差Δtを検出し、両ロール
3.4の軸心の交差角度を、前述のように予め定められ
ている第9図に示すような関係を用いて、上記検出した
膜厚偏差を均一化するに必要な適正交差角度に設定する
。
たストリップ1の上記膜厚偏差Δtを検出し、両ロール
3.4の軸心の交差角度を、前述のように予め定められ
ている第9図に示すような関係を用いて、上記検出した
膜厚偏差を均一化するに必要な適正交差角度に設定する
。
第1図は、本発明が適用されるロールコータ10を示す
正面図、第2図は第1図の平面図である。
正面図、第2図は第1図の平面図である。
ロールコータ10は、前記ロールコータ2と同様に、ピ
ックアップロール11、アプリケ−クロール12、バッ
クアップロール13、塗料パン14を備えている。
ックアップロール11、アプリケ−クロール12、バッ
クアップロール13、塗料パン14を備えている。
ピックアップロール11の支持台15は、アプリケ−ク
ロール12の支持台16に設けられているスライドガイ
ド17に沿って進退可能とされている。18は圧下モー
タ、19は送りねじである。すなわち、ピックアップロ
ール11は圧下モータ18の駆動下でアプリケータロー
ル12に対して進退し、ピックアップロール11とアプ
リケ−クロール12の間にニップ圧を発生させることを
可能としている。
ロール12の支持台16に設けられているスライドガイ
ド17に沿って進退可能とされている。18は圧下モー
タ、19は送りねじである。すなわち、ピックアップロ
ール11は圧下モータ18の駆動下でアプリケータロー
ル12に対して進退し、ピックアップロール11とアプ
リケ−クロール12の間にニップ圧を発生させることを
可能としている。
また、ピックアップロール11の左右の軸受箱20は、
ピックアップロール11の支持台15に設けられている
左右のスライドガイド21に沿ってそれぞれ変位可能と
されている。これにより、ピックアップロール11の軸
心は、アプリケータロール12の軸心な含む面に交差す
る方向に変位可能とされ、前記交差角度0を調整可能と
する。
ピックアップロール11の支持台15に設けられている
左右のスライドガイド21に沿ってそれぞれ変位可能と
されている。これにより、ピックアップロール11の軸
心は、アプリケータロール12の軸心な含む面に交差す
る方向に変位可能とされ、前記交差角度0を調整可能と
する。
22は駆動モータ、23は送りねじである。軸受箱20
に組込まれている軸受24は、ピックアップロール11
が傾斜しても回転に支障のない自動調心型ベアリングで
ある。
に組込まれている軸受24は、ピックアップロール11
が傾斜しても回転に支障のない自動調心型ベアリングで
ある。
なお、アプリケータロール12の支持台16は、基台2
5に設けられているスライドガイド26に沿って進退可
能とされ、アプリケータロール12とバックアップロー
ル13のロール間隔を調整可能としている。27は駆動
モータ、28は送りねじである。
5に設けられているスライドガイド26に沿って進退可
能とされ、アプリケータロール12とバックアップロー
ル13のロール間隔を調整可能としている。27は駆動
モータ、28は送りねじである。
このロールコータlOは、ストリップ1の幅方向の両エ
ツジ部と中央部にそれぞれ個別に設置されている各膜厚
計29、設定器30、制御器31を備えている。各膜厚
計29は、塗装されたストリップ1の対応する部分の膜
厚を測定し、その測定結果を制御器31に伝達する。設
定器30は、ストリ、ンプ1の幅方向における膜厚偏差
と両ロール11.12の軸心の交差角度との関係を予め
定め、その関係を制御器31に伝達可能としている。そ
こで、制御器31は、各膜厚計29の測定結果からスト
リップ1の幅方向における膜厚偏差を検出し、両ロール
11.12の軸心の交差角度を、上記検出した膜厚偏差
を均一化するに必要な適正交差角度に設定し、その設定
結果にしたがって、左右の駆動モータ22を駆動制御し
、ピックアップロール11とアプリケータロール12の
間に適正交差角度を形成可能とする。なお、制御器31
は、圧下モータ18の駆動制御により、両ロール11.
12の間のニップ圧の大きさを制御可能とする。
ツジ部と中央部にそれぞれ個別に設置されている各膜厚
計29、設定器30、制御器31を備えている。各膜厚
計29は、塗装されたストリップ1の対応する部分の膜
厚を測定し、その測定結果を制御器31に伝達する。設
定器30は、ストリ、ンプ1の幅方向における膜厚偏差
と両ロール11.12の軸心の交差角度との関係を予め
定め、その関係を制御器31に伝達可能としている。そ
こで、制御器31は、各膜厚計29の測定結果からスト
リップ1の幅方向における膜厚偏差を検出し、両ロール
11.12の軸心の交差角度を、上記検出した膜厚偏差
を均一化するに必要な適正交差角度に設定し、その設定
結果にしたがって、左右の駆動モータ22を駆動制御し
、ピックアップロール11とアプリケータロール12の
間に適正交差角度を形成可能とする。なお、制御器31
は、圧下モータ18の駆動制御により、両ロール11.
12の間のニップ圧の大きさを制御可能とする。
なお、上記各モータ18.22.27はパルスモータな
用いるのが好適である。
用いるのが好適である。
本発明の実施結果によれば、塗料原単位を約5χ低減す
ることが可能となった。
ることが可能となった。
なお、本発明は、上記ロールコータ2、IOのロール構
成以外のロールコータにも同様に適用可能である。
成以外のロールコータにも同様に適用可能である。
[発明の効果1
以−ヒのように、本発明は、塗装液を絞って膜厚を定め
る一対のロールを備え、両ロールの接触点における進み
方向を相互に同一方向とするロールコータによって塗装
させる金属ストリップの塗装膜厚制御方法において、一
方のロール軸心を、他方のロール軸心を含む面に交差す
る方向に変位可能とするとともに、金属ストリップの幅
方向における膜厚偏差と両ロール軸心の交差角度との関
係を予め定め、塗装された金属ストリップの上記膜厚偏
差を検出し、両ロール軸心の交差角度を、上記検出した
膜厚偏差を均一するに必要な適正交差角度に設定するよ
うにしたものである。したがって、ストリップに施され
る塗装膜厚の幅方向分布を平坦化することが可能となる
。
る一対のロールを備え、両ロールの接触点における進み
方向を相互に同一方向とするロールコータによって塗装
させる金属ストリップの塗装膜厚制御方法において、一
方のロール軸心を、他方のロール軸心を含む面に交差す
る方向に変位可能とするとともに、金属ストリップの幅
方向における膜厚偏差と両ロール軸心の交差角度との関
係を予め定め、塗装された金属ストリップの上記膜厚偏
差を検出し、両ロール軸心の交差角度を、上記検出した
膜厚偏差を均一するに必要な適正交差角度に設定するよ
うにしたものである。したがって、ストリップに施され
る塗装膜厚の幅方向分布を平坦化することが可能となる
。
第1図は本発明が適用されるロールコータを示す正面図
、第2図は第1図の平面図、第3図は一般的なロールコ
ータを示す模式図、第4図はストリップに施された従来
の塗装膜厚分布を示す正面図、第5図は従来のロールコ
ータにおけるニップ圧分布を示す模式図、第6図は本発
明によるニップ圧分布を従来例に比較して示す模式図、
第7固視図、第9図は交差角度と膜厚偏差の関係を示す
線図である。 1・・・ストリップ、2.10・・・ロールコータ、3
゜11・・・ピックアップロール、4,12・・・アプ
リケータロール、8・・・塗膜、18・・・圧下モータ
、29・・・膜厚計、30・・・設定器、31・・・制
御器。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第 6 図 鰺HO罰 第 7 回 ■ 第ご図 第9図 θ−
、第2図は第1図の平面図、第3図は一般的なロールコ
ータを示す模式図、第4図はストリップに施された従来
の塗装膜厚分布を示す正面図、第5図は従来のロールコ
ータにおけるニップ圧分布を示す模式図、第6図は本発
明によるニップ圧分布を従来例に比較して示す模式図、
第7固視図、第9図は交差角度と膜厚偏差の関係を示す
線図である。 1・・・ストリップ、2.10・・・ロールコータ、3
゜11・・・ピックアップロール、4,12・・・アプ
リケータロール、8・・・塗膜、18・・・圧下モータ
、29・・・膜厚計、30・・・設定器、31・・・制
御器。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第 6 図 鰺HO罰 第 7 回 ■ 第ご図 第9図 θ−
Claims (1)
- (1)塗装液を絞って膜厚を定める一対のロールを備え
、両ロールの接触点における進み方向を相互に同一方向
とするロールコータによって塗装さにる金属ストリップ
の塗装膜厚制御方法において、一方のロール軸心を、他
方のロール軸心を含む面に交差する方向に変位可能とす
るとともに、金属ストリップの幅方向における膜厚偏差
と両ロール軸心の交差角度との関係を予め定め、塗装さ
れた金属ストリップの上記膜厚偏差を検出し、両ロール
軸心の交差角度を、上記検出した膜厚偏差を均一するに
必要な適正交差角度に設定することを特徴とする金属ス
トリップの塗装膜厚制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11533085A JPS61274765A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 金属ストリツプの塗装膜厚制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11533085A JPS61274765A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 金属ストリツプの塗装膜厚制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61274765A true JPS61274765A (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=14659889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11533085A Pending JPS61274765A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 金属ストリツプの塗装膜厚制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61274765A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02203963A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-13 | Konica Corp | 塗布膜厚変動の減少方法 |
US20110183065A1 (en) * | 2010-01-28 | 2011-07-28 | Bill Schlegel | Methods and apparatus for roll-coating sheet articles using metering roll of variable profile |
JP2016159286A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 日新製鋼株式会社 | ロールコータ |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP11533085A patent/JPS61274765A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02203963A (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-13 | Konica Corp | 塗布膜厚変動の減少方法 |
US20110183065A1 (en) * | 2010-01-28 | 2011-07-28 | Bill Schlegel | Methods and apparatus for roll-coating sheet articles using metering roll of variable profile |
JP2016159286A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | 日新製鋼株式会社 | ロールコータ |
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