JPH02203963A - 塗布膜厚変動の減少方法 - Google Patents

塗布膜厚変動の減少方法

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JPH02203963A
JPH02203963A JP2175089A JP2175089A JPH02203963A JP H02203963 A JPH02203963 A JP H02203963A JP 2175089 A JP2175089 A JP 2175089A JP 2175089 A JP2175089 A JP 2175089A JP H02203963 A JPH02203963 A JP H02203963A
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JP
Japan
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film thickness
roll
fluctuation
coating
signal
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JP2175089A
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English (en)
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Takayuki Kato
高行 加藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗布方法に関し、詳しくは塗布膜厚変動の減少
方法に関する。
〔発明の背景〕
塗布方式には各種の方式があり、その膜厚制御方式につ
いても多くの方式があるが、例えばコル間の間隙により
膜厚を制御する方式としては、IJ 7(−スロールコ
ーターがあり、また間隙のみで制御するわけではないが
、ロールとコーターダイの間隙か膜厚制度に大きく影響
する方式としてスライドホッパ一方式のような押し出し
方式がある。
このようにコーター間隙は塗布膜厚制御上重要である。
近時、各種産業において、塗布膜厚の精度向上に対する
要請は甚だつよいものがある。
例えば、磁気テープあるいはフロッピーディスクにおけ
る塗布方式として、リバースロールコターは最も多く採
用されている方式の1つである。
この方式は、アプリケーターロールとピックアッ7’o
−ル、バックアップロール、メタリングロールなどが互
いに逆回転するもので、塗布膜厚はこれらのロール間隙
、速度によって決まり、低粘度から高粘度まで非常に広
い範囲の磁気ペイント液が使用できる特徴を有している
か、■方では機械的精度に対する要求が高い。
このような間隙精度の向上に対する対策としては、まず
ロール精度向上か挙げられる。ロールの製作精度、研磨
精度更にベアリング精度等の向上か必要であるが、これ
らの精度向上および維持管理には多大なコストならびに
労力を要し、しかもこれらの努力をもってしても塗布膜
厚の変動を0.1am以下に抑えることはきわめて困難
であった。
また塗布速度が高いと、このような7しの影響を助長す
るため速度上昇にも制約を生じていた。
〔発明の目的〕
上記のごとき問題に対して、本発明の目的は、コーター
ロールのフレあるいは送液圧等に起因する周期的変動に
よる膜厚変動を減少し、塗布長手方向の膜厚精度を向上
し得る塗布方法を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、ロール間の間隙により膜厚を規制
し、あるいはロールとコーターダイの間隙により膜厚が
影響される塗布方式において、コーターロールのフレ等
に起因する周期的膜厚変動に対し、ほぼ等しい周期であ
り、かつ逆方向の振幅をもつ膜厚変動を強制的に生じさ
せることを特徴とする塗布方法により達成される。
以下、本発明の詳細につき、磁気テープの際の塗布を例
として具体的に説明する。第1図は本発明に係るリバー
スロールコータ−の断面図及びその制御回路の1例を示
す説明図である。塗布型2よりアプリケーターロールA
に付着した磁性ペイントは、メタリングロールMにより
所定のペイント量にかきおとされ、バックアップロール
Bとアプリケーターロールの間を走行するプラスチック
フィルムに該磁性ペイントを塗布する。このような塗布
方式では、膜厚はアプリケーターロールとメタリングロ
ールの間隙で規制されるので、あらかじめ間隙を所望の
膜厚になるように調整する。
したがって、アプリケーターロール及びメタリングロー
ルにそれぞれフレがあるとこの両ロールの間隙が変動し
、これにより規制される塗布膜厚が変動する。また押し
出し方式の場合は、送液圧の変動等の要因も考えられる
第1図において、アプリケーターロール及びメタリング
ロールのフレを検出器4a、4bにより検出し、その信
号を変換器と加算器を組み合わせ、フレとは周期はほぼ
同一で、逆の振幅をもつ信号とし、次の信号発生装置に
より、必要な信号を発生させる。この信号をアプリケー
ターロール駆動モーター5に入力することにより該駆動
モーターを制御しキャンセル用の速度変動を与え、ロー
ルのフレによる膜厚変動を相殺するのである。
勿論、このようなフレの波形は正弦波とは限らず、ノコ
ギリ波状、三角波状、複数の正弦波その他の合成された
もの等があるが、要はこれらの7しによる膜厚変動を打
ち消す信号を作り、駆動モーターを制御することにより
塗布膜厚精度の向上をはかる方法である。
本発明に用いるフレセンサーとしては、例えば静電容量
方式、過電流方式、光学式、超音波式等の微小変位セン
サーを用いることができ、光学式の一例としては、株式
会社キーエンス製のレーザ弐ミクロン変位計ヘッド部L
D−2510及びコントローラ部LD−2500の組み
合わせを利用することかで\ きる。
回路関係については、市販の装置を組み合わせることに
より容易に製作することができる。
キャンセル信号を加えた効果としての実際の膜厚変動を
オンラインで監視しながら、キャンセル信号の位相・振
幅を最適な値に調整することが望ましくこのための膜厚
モニター装置としては市販の・β線、γ線、X線等の膜
厚計を用いることができ、この1例としては理学電気株
式会社の磁性膜厚測定用X線膜厚計を利用することがで
きる。
第2図はコーターロールの周期的フレ変動を減少する状
況を示す説明図である。
同図(a)は、コーターロールのフレにより発生する周
期変動を示し、縦軸は基準値に対する膜厚変動を示し、
横軸はベースフィルムの長手方向の位置を示す。
同図(b)は、キャンセル用信号による膜厚変動を示し
、周期は(a)と同じで振幅が逆方向になっている。
同図(c)は(a)と(b)を合成した場合、すなわち
コーターロールにキャンセル信号による速度変動を与え
た場合の効果を示す。
これによりキャンセル信号による速度変動を与えること
により、膜厚変動が著しく減少することがわかる。
〔実施例〕
業界公知の一般的な0.5μm以下の針状形をした磁性
粉を、添加剤とともにバインダー溶液中に分散させて磁
気塗料を作り、これをポリエチレンテレフタレートのベ
ースフィルム上に、第1図に示すスリーロールリバース
ロールコータ−を用いて膜厚4.0μmになるように塗
布した。このときの磁性塗料の粘度は2000cpsで
あり、塗布速度は100m/minとした。AとMの間
隙は30μmであった。
このとき従来の方法と、第1図に示す回路によりロール
のフレに対するキャンセル信号を駆動モターに付加した
場合について比較したところ、従来のままでは膜厚変動
が0.6μm認められたが、本発明を適用した場合には
その変動が0.05μmまで減少していた。
〔発明の効果〕
本発明により、コーターロールのフレあるいは送液圧等
に起因する周期的変動による膜厚変動を減少し7、塗布
長手方向の膜厚精度を向上し得る塗布方法を提供するこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスリーロールリバースローコータ
ーの断面図及びロールのフレをキャンセルする回路を示
す説明図である。 第2図はコーターロールの画期的フレ変動を減少する状
態を示す説明図である。 Aニアプリケータ−ロール M:メタリングロール B:バックアップロール 1ニブラスチツクフイルム 2:塗布型     3:塗布膜 4a、4b:フレセンサ 5、駆動モーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロール間の間隙により膜厚を規制し、あるいはロールと
    コーターダイの間隙により膜厚が影響される塗布方式に
    おいて、コーターロールのフレ等に起因する周期的膜厚
    変動に対し、ほぼ等しい周期であり、かつ逆方向の振幅
    をもつ膜厚変動を強制的に生じさせることを特徴とする
    塗布方法。
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CN114551779A (zh) * 2020-11-18 2022-05-27 泰星能源解决方案有限公司 电极的制造方法和电极浆料涂覆装置

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