JPS61274752A

JPS61274752A - 空気清浄器

Info

Publication number: JPS61274752A
Application number: JP60117906A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Anzai; 安斉　清
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-05-31
Filing date: 1985-05-31
Publication date: 1986-12-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は家庭、オフィス、工場等において利用される
ものであり、空気中に浮遊する微細な粉塵あるいは臭気
物質等を除去する空気清浄器に関する。

（従来の技術）高電圧帯域に空気を通過させ空気中に含まれている粉塵
等を帯電・吸着させる方式の空気清浄器に付いて、本願
発明者は先に特公昭５Ｂ−１７３７９号特許公報に示さ
れる如き提案を行い、更に研究を継続している。

該公報に記載されている空気清浄器においては空気流路
の断面積を変化させると共に空気の流れ方向を転換させ
る為に、対向する電極に凹凸等を設けている。また、両
電極は円筒形であり、空気の帯電域は円筒形電極の下端
部分のみに位置されている。

（発明が解決しようとする問題点）本願発明者によるその後の研究によると、上記公報に記
載されている空気清浄器には、次のような解決すべき点
のあることが判明した。

Ａ、汚染された空気を帯電させる帯電域が円筒型電極の
下端部分にのみに位置されていることから汚染空気中の
粉塵等に対する帯電の効率が低く、従って、空気中の粉
塵等の回収率に不満がある。

Ｂ、帯電粉塵はマイナス電極側に吸着するが、両電極が
円筒型に形成されていることから、電極の清掃等のメン
テナンスが非常に繁雑である。

Ｃ１電極を円筒型に形成するので製造コストが高くなる
。

この発明は上記を解決すべく創作されたものであって、
粉塵等の吸着効率が高く、またメンテナンスが簡単であ
り、しかも安価に製造可能な空気清浄器の電極を明らか
にすることを主目的とするものであり、この発明の他の
目的ないし利益は以下の記述から明白となるであろう。

（発明の構成）次に、この発明の構成を添付図面に示す実施例に従って
詳細に説明する。

第１図は、この発明の１実施例を斜視図で示すもので、
図中、１０はプラス電極、２０．２１はマイナス電極で
ある。プラス電極１０としては太さが０．５ｍｆｆ１程
度のクロームメッキしたタングステン線を用いるのが望
ましい。マイナス電極２０は図示の如く、矢符で示す空
気の流通方向に対して屈曲された板状部材で形成する。

プラス電極ＩＯとマイナス電極２０．２１との離間距離
は約１６ｍｍ程度にするのが望ましい。

なお、図示しないが、マイナス電極２０にはプレスによ
り多数の開口部を形成して空気流路とすると共に、マ・
ｆナス電極２０の外側に空気流路を設けた状態で、外枠
部材を配置するようにしてもよい。

第１図に示すものにおいて、マイナス電極２１を電極と
せず、単なる枠体とし、その先端に支持部材を介してプ
ラス電極１０を配置するようにしてもよい。

また、マイナス電極２０．２１の内側には第２図に示す
如く、流通空気に乱気流を生じさせる突起等を設けるの
もＬ望ましい。

第３図に示す実施例もマイナス電極２０．２１の屈曲形
状が第１図のものと異なるだけで、流通空気の流路を変
更させて乱気流を生じさせると共に、乱気流の多い位置
にプラス電極１０を配置する着想のおいて共通する。

第４図に示すものにおいては、山形に屈曲した板上のマ
イナス電極１０の谷部にプラス電極１０を連続して配置
すると共に、両電極の周囲を外枠部材３０で囲ったもの
である。

なお、第１図および第４図に示す実施例のものの場合、
外枠部材３０をも屈曲させた形状に構成させてもよい。

（発明の作用）この発明の空気清浄器においては、プラス電極とマイナ
ス電極との間に約３Ｋｖ〜７Ｋｖの直流電圧を印加した
状態で、電動ファン等により空気を矢符方向に流通させ
れば、プラス電極ｌＯからマイナス電極２０．２１側へ
の放電現象に伴い、空気中の粉塵等は正に帯電し、マイ
ナス電極２０．２１側に吸着されることになる。この発
明の場合、空気流路に沿って複数の帯電域が形成されて
いるのと、この帯電域には乱気流が生じやすい構造にな
っているので、粉塵等に対する高い帯電効率が得られる
。

（発明の効果）この発明の空気清浄器は上記の如く構成されているので
下記の効果が得られる。

Ａ、空気中の粉塵等に対する帯電効率が高く、従って従
来の電極を用いたものに比較し粉塵等の除去効率が高い
。

Ｂ、ｉ通空気は、通路が度々変更されるので、衝突効果
により油分等の分離効率が高い。

Ｃ１電極を円筒形に形成した従来品に比較し、安価に製
造出来、しかも、簡単に取り出して洗浄等が可能であり
メンテナンスが容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は、この発明の実施例を示す斜視図であ
る。図中において、１０はプラス電極、２０．２１はマ
イナス電極、３０は外枠部材を指示する。紡詐出願人　　安　８　　祷

Claims

【特許請求の範囲】

（１）高電圧が印加されているプラス電極とマイナス電
極とを一定の距離を置いて配置して、この高電圧帯域に
空気を流通させ空気中の粉塵等を帯電吸着する方式の空
気清浄器において、マイナス電極及び又はプラス電極が
板状部材で形成されておりかつ少なくとも一方の電極が
空気の流通方向に屈曲した形状であることを特徴とする
空気清浄器。
（２）空気流路に添って複数の帯電域が設けられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載した空気
清浄器。
（３）空気流路が変更され乱気流が発生する帯域にプラ
ス電極が配置されていることを特徴とする特許請求の範
囲第１項に記載した空気清浄器。