JPS61274416A - 超音波ガラス遅延線 - Google Patents

超音波ガラス遅延線

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Publication number
JPS61274416A
JPS61274416A JP11586785A JP11586785A JPS61274416A JP S61274416 A JPS61274416 A JP S61274416A JP 11586785 A JP11586785 A JP 11586785A JP 11586785 A JP11586785 A JP 11586785A JP S61274416 A JPS61274416 A JP S61274416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay line
case
delay
circuit
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11586785A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Ueda
信夫 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11586785A priority Critical patent/JPS61274416A/ja
Publication of JPS61274416A publication Critical patent/JPS61274416A/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、超音波遅延媒体としてガラスを使用する超
音波ガラス遅延線に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の超音波ガラス遅延線(遅延線)の動作原
理、第4図は遅延線の基本構造、第5図は従来の遅延線
の内部構造を示す図である。第3図において、10はガ
ラス遅延媒体、20は電気信号を機械的な振動(超音波
信号)に変換する変換素子、21はその逆で機械的振動
を電気信号に変換する変換素子である。
第5図において、1は遅延線の第1のケース、2は入力
、出力、電源、アースの端子ビン、4は変換素子20あ
るいは変換素子21と端子ピン2とを接続するリード線
、6は遅延線の第2のケース、7はガラス遅延媒体10
と第1のケース1との間に入れる第1の緩衝材、8は第
2のケース6とガラス遅延媒体10との間に入る第2の
緩衝材で、9は入射音波の不要反射を吸収する不要反射
吸収材である。
次に動作について説明する。
超音波遅延線は、電気信号を一定時間遅延させるための
もので、音波の速度が電磁波のそれの約10万分の1で
あることに着目して、電気信号をいったん超音波信号に
変換し、数10μsecから数100μsecの遅延時
間を得た後、再び電気信号に変換するものである。
第3図にその原理を示す。遅延線媒体10の両端には電
極を設けた電気−機械エネルギー変換機能をもつ変換素
子20.21が取り付けられている。いま、変換素子2
0の電極間に電気信号Eiが印加されると、変換素子2
0はその信号の周波数に応じて機械振動し、遅延媒体6
中に超音波が放射される。この超音波は遅延媒体10内
を第3図の実線に示す経路に沿って伝播し、他端の変換
素子21に到達し、これによって変換素子21が機械的
に振動して、その周波数に応じた電気信号EOを電極間
に発生する。このとき、遅延媒体10の音速をシ、長さ
をβとすれば、超音波信号が入力端から出力端へ到達す
るのに要した時間tは、t=l/ν で表わされ、出力信号Eoは、入力信号Eiに対してt
だけ遅延されることになる。このtを遅延時間という。
超音波はこの一定時間tで所定の経路を進行するが、こ
のほか、第3図中に破線で示すように、超音波の進行方
向と平行の側面で反射して出力端へ到達するものや、い
ったん出力端で反射して入力端へ戻り、そこで反射して
再び出力端に到達する信号がある。これらの本来の信号
と区別して不要反射信号と呼んでいる。この不要反射信
号は、所定の遅延信号に対するノイズとなるので、でき
るだけ減衰させる工夫が必要となる。
第4図に超音波遅延線の簡単な例を示す。この例では、
遅延媒体10にはけい酸塩ガラス、変換素子20.21
には圧電磁器を用いており、実線が正規の伝播経路、破
線が不要反射の経路例である。また、一定の遅延時間、
すなわち一定の経路長をできるだけ小さい遅延媒体10
中で得るために、同図に示すように多数回の反射を利用
している。
しかしながら、このように反射を多数回行なうと、反射
面での超音波が乱反射する回数が多くなり、不要反射、
挿入損失が増大することになる。
また、第4図(b)に示す入射音波aの角度θiが小さ
ければ小さいほど、同様の傾向がみられる。
また、実際に遅延線を電気回路内で使用する場合は、遅
延線の入出力にインピーダンススイッチング用の抵抗や
インダクタ、あるいはインピーダンス変換用のエミッタ
フォロアを遅延線外部に接続する必要がある。さらに、
通常は遅延線での挿入損失を補うためにアンプ回路など
も使用されるこ・とがあり、遅延線の周辺回路としては
かなり大きな回路となる場合が多い。そしてこれらの周
辺回路は、個々の遅延線の特性によって調節しなければ
、本来の機能が得られない。
また第5図は一般的に使用されている遅延線の内部構造
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の超音波ガラス遅延線は以上のように構成されてい
るので、不要反射および挿入損失の小さい遅延線を製造
したい場合にはガラス遅延媒体の大きさを大きくしなけ
ればならず、逆に小型化しようとすると、性能の劣化が
生じるという問題点があった。
また遅延線の性能を引き出すためには、マツチング用の
抵抗やインダクタ、バッファ回路やアンプ回路が必要で
あり、それらの外付は回路は機器に遅延線を組込んで調
整するしかなく、機器の組立工程上、非常に煩雑で、う
まく遅延線の特性が得られないことも多かった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、遅延線を含む回路の性能を向上させるととも
に、小型化が可能な超音波ガラス遅延線を提供すること
を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る超音波ガラス遅延線は、媒体であるガラ
ス面積を小さくすることなく該遅延線のケース内で、周
辺電気回路を構成する受動素子あるいは能動素子を収納
したものである。
〔作用〕
この発明においては、ガラス遅延媒体の面積は従来のも
のと同じく大きいため性能の劣化は生じず、逆にケース
が大きいため、該ケース内に多(の周辺電気部品が収納
され、実質的に遅延線を含む回路は小さくなり、又遅延
線単独でその特性の調整が可能である。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明3る。第1
図は、本発明の実施例による超音波ガラス遅延線の構造
を示し、同図(a)は上面図、同図(b)は側面図であ
る。図中、第1図ないし第3図と同一符号は同一部分を
示す。図において、3は回路基板、5は電気部品(本実
施例ではチップ部品を使用した場合を示している)、1
1は上記回路基板3上のパターンである。
また第2図は遅延線内蔵周辺回路の一般的な例であり、
図において、12a、12bは遅延線の入出力インピー
ダンスにマツチングさせるための抵抗で、13a、13
bは同様にマツチングインダクタンスである。14は遅
延線の高い出力インピーダンスを低くし、次段の回路と
適正に結合するためのバッファ回路(エミッタ・フォロ
ア)である。そして個々の遅延線について抵抗12a。
12b、インダクタンス13a、13bの定数を調整す
ることにより、遅延線の特性は最適化される。
次に実施例の作用効果について説明する。
第1図において、ケース1. 1.6および緩衝材7.
8、不要反射吸収材9.ガラス遅延媒体10は従来の超
音波ガラス遅延線のものと全(同じ形状大きさ、第2の
ケース6と第1の緩衝材7との間にガラス遅延媒体10
と略々大きさの同じ回路基板3を入れ、従来装置では端
子ピン2と変換素子20.21とを直接接続していたリ
ード線4を、回路基板3上の所定のパターン11あるい
は部品端子と変換素子20.21とを結ぶようにしてい
る。また、遅延線の端子ピン2は、各々対応する回路基
板3上の回路パターン11と接続して、遅延線周辺の回
路をケース内に収納している。この場合、回路基板3は
薄手の基板、電気部品5は面実装タイプ(いわゆるチッ
プ部品やフラット・バ回路を収納できる。
なお、さらに性能の良い大型のガラス遅延線を使用すれ
ばそれだけ内蔵できる回路基板も大きくできるわけで、
より一層多(の部品を収納できることになる。また内蔵
する回路は第2図に示すものの他に、アンプ回路や輝度
・色度分離回路等も考えられる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、ガラス遅延媒体やケ
ースおよび緩衝材などを変更することなくリード線と端
子ピンの接続を変えて、遅延線の周辺部品をケース内に
内蔵するようにしたので、遅延線単体で特性を調整する
ことができ、高性能の遅延線回路を小型にしかも安価に
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) (b)は各々この発明の一実施例による
超音波ガラス遅延線を示す上面図および側面図、第2図
は上記遅延線において内蔵される周辺回路の1例を示す
図、第3図は従来の超音波ガラス遅延線の動作原理を示
す図、第4図(a) (b)は共に従来の遅延線の基本
構造を示す図、第5図は従来の遅延線の内部構造を示す
図である。 1・・・第1のケース、5・・・電気部品、6・・・第
2のケース、10・・・ガラス遅延媒体。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波遅延媒体としてガラスを使用する遅延線に
    おいて、そのケース内に、周辺回路を構成する受動素子
    あるいは能動素子を収納したことを特徴とする超音波ガ
    ラス遅延線。
JP11586785A 1985-05-29 1985-05-29 超音波ガラス遅延線 Pending JPS61274416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11586785A JPS61274416A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 超音波ガラス遅延線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11586785A JPS61274416A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 超音波ガラス遅延線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61274416A true JPS61274416A (ja) 1986-12-04

Family

ID=14673116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11586785A Pending JPS61274416A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 超音波ガラス遅延線

Country Status (1)

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JP (1) JPS61274416A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5130679A (en) * 1987-11-26 1992-07-14 Asahi Glass Company Ltd. Ultrasonic delay line mounted in a frame-like body having a wiring pattern thereon

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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