JPS61274198A - 収縮材料から成りかつ長手方向分割されたホ−ス形状の外層管とその外層管を閉鎖するための方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は収縮材料から成りかつ長手方向分割されたホー
ス形状の外層管、特にケーブルジヨイント管であって、
連続しかつ突出した成形部分から成りかつ長手縁に沿っ
て配置された挾持式の閉鎖装置を有しており、前記成形
部分が長手方向に延びるほぼＵ字形のクランプによって
捕捉されている形式のものと、そのよ５な外層・ｇを閉
鎖するだめの方法とに関する。

従来の技術 ドイツ連邦共和国特許出願公告第１５２５８１５号明細
書で公知の長めのホース形状の外層套壁体は収縮可能な
材料から成り、その各縦縁に沿って挾持式の閉鎖装置を
有し゛ている。この閉鎖装置は分割された隆起部として
形成された成形部分から成っており、その各５起部分が
閉鎖状態ではほぼＵ字形のクランプによってまとめ保持
される。この各隆起部分はそれぞれの縦縁に沿って配置
されており、従って分割線は閉鎖状態では各隆起部分の
間に延びている。しかしこのことは、各隆起部分の間に
存在する収縮可能な中央部分に応じて、その都度の長さ
と収縮程度とによって規定された直径範囲のみが外層套
壁体によって捕捉可能であるということを意味する。更
に実際において存在する種々異なる被覆体直径のために
常に最適な収縮状態が達成されるとは限らず、−何故な
らその都度忙相応した強弱での収縮が行なわれなげれば
ならないからである。

発明の課題 従って本発明の課題は、長手方向分割されたホース状の
外套’Ｌ特にケーブルジヨイント管であって、対象物の
被覆時に、丁度必要とされている被覆体直径に相応した
予備適合によって最良の収縮状態を達成可能なものを提
供することである。

課題を解決するための手段 上記の課題は本発明によれば、前記成形部が第１の縦縁
に側方突出して配置されており、第２の縦縁は非成形で
ありかつ、第１の縦縁の成形部分の形状に適合可能な程
度にフンキシプルに形成されており、しかも前記クラン
プが、成形部分に適合した内側成形面を有しておりかつ
その開口部の寸法は、該クランプが少なくとも１つの係
止部を以って、成形部分釦一体設置された第２の縦縁上
に挾持式に被せはめられ得るように設定されていること
によって解決された。

更に上記のような外層体の閉鎖方法においての、前記課
題を解決するための本発明による手段は、クランプのヘ
ッド部分と縦縁の後方部分との各案内面九適合形成され
かつ円錐状に相互接近しつつ延びる２つの押圧面を有す
る工具を第２の縦縁のはめ込みと第１の係止部内でのク
ランプの位置固定との後に１閉鎖装置の最終的な閉鎖の
ために該閉鎖装置に沿って引き動かすことである。

発明の利点 従来慣用の外層套壁体は所定の収縮可範囲内でのみ使用
され得、何故なら縦縁に沿って固定配置された閉鎖隆起
部においては両方の隆起部の間の収縮可能範囲の長さが
、ある所定の収縮度【おいて規定されていたからである
。更に収縮可能範囲の所定の長さにおいて外径のある所
定の範囲が捕捉可能であるが、しかし特に丁度必要とさ
れている収縮程度が許容値の近くにある場合、その収縮
は常に最適には形成され得ない。この欠点は本発明によ
る長手方向分割されたホース状の外層管においては回避
されており、何故ならこの外層管によれば既に巻付け（
被覆）プロセス時に直径に関しての予備適合が行われる
からである。即ちこの予備適合に基づいてその都度に、
収縮程度及びその際に有効な収縮力に関して最適な収縮
状態が達成されるのである。

これは本発明によれば、１つだけの成形部分が外層管の
第１の縦縁に沿って配置され、第２の縦縁は非成形であ
り、それによってこの第２の縦縁が必要に応じて、即ち
収縮可能な中央部材の必要長さに応じて位置固定可能で
あることによって達成された。被覆体直径へのこの予備
適合は、第１の縦縁の突出した成形部分へ非成形の縦縁
が一体的に設置され、・続いてＵ字形のクランプを以っ
て位置固定されることによって行なわれ、このクランプ
は第１の縦縁の成形部分°に一体設置された非成形の第
２の縦縁の上に挾持式にはめられゐ。クランプによるこ
の位置固定は複数の係止部において行なわれ、この際に
最終的な緊締は収縮作用において行なわれ、何故なら収
縮作用時に前記の一体設置された縦縁の壁厚さが増大す
ることによって、クラ７ノと成形部分との間の閉鎖範囲
内での付加的な締付けが作用せしめられるからである。

更に本発明によれば外層管の内部に適当な内蔵体を配置
すること釦よって、必要なシール作用が保証されかつ被
覆された対象物への付着性が改良される。

また適切な押圧面を有する適した工具の使用によって、
クランプの位置固定が更に容易になり得る。

実施例 第１図忙は本発明による長手方向で分割形成された外層
管１が、ある任意の対象物のための被覆体として取付け
られた状態で示されている。

この外層管１は主に、被覆されるべき対象物の囲りを取
り囲む収縮可能な中央部分２と、一方の縦縁３に沿って
長手方向で延びる側方突出した成形部分４，４ａとから
成り、この成形部分の上に外層管１の、成形されていな
い（非成形の）第２の縦縁７が設置されかつ、押し轟て
られたクランプ８によって位置固定されている。

成形部分４，４ａは厚く形成された端部、即ち付加部４
ａに比べてより補強され例えばつまみ形状に形成された
拡大部４から成り、これによってクランプ８が係合する
一種のアンダカツト部分が形成されている。この成形部
分４．４ａは第１の縦縁３に沿って延びてでおり、この
縦縁３は閉鎖範囲内に必要な強度を保証するために中央
部材２よりも強力に（厚く）形成されている。更にこの
補強された縦縁３は、外層管１の製作時の伸長工程の際
に働く保持隆起部５を有している。外層管１の内面は、
熱作用を以つて有効となるシール部材６、例えば市販の
溶融接着剤を備えている。このシール部材６はこの場合
に被覆成層体として配置されている。レール状に形成さ
れて成形部分４，４ａに沿って押しはめられたクランプ
８は、そのヘッド部分８ａ内に複数の横に延びるスリッ
ト９を有し、このスリット９によって長手方向での可撓
性がより良好なものとなっている。クランプ８は成形部
分４．４ａＫ適合した内側輪郭を有しかつその開口部は
、非成形の縦縁７を載せた成形部分４゜４ａ上に挾持式
に被せはめられ得るように寸法設計されている。有利に
は補強縦縁３が外層管１の収縮可能な中央部分２よりも
高い架橋度を有し、それＫよってこの補強縦縁３が熱作
用時に形状安定的に保たれるようになっているとよい。

クランプ８は例えば金属、特にばね鋼又は熱−硬化性プ
ラスチックから製造可能でるり、この際に後者の方はグ
ラス７アイパ一補強されていると有利である。

そして第２図には、外層管１の閉鎖範囲を明示化するた
めにその拡大図が示されている。ここでは成形部分４，
４ａのつまみ形状の拡大部４が、補強縦縁３に沿って突
出配置されている構造が特に明らかである。収縮可能な
中央部分２及び非成形の第２の縦縁７は、クランプ８と
成形部分４，４ａとの間の関係をより明らかにするため
に破断して示されている。従ってこの図面からは、クラ
ンプ８の開口部が、該クランプと成形部分４，４ａとの
間に非成形の縦縁７がそう人又は一体形成可能であるよ
うに寸法設定されていることが明らかである。この場合
に図示のクランプ８はその各脚部内に２つの長手方向に
延びる突起部１０と１１を有し、その両突起部１０．１
１の間に形成された長手方向に延びる溝は取付は時の最
初の容易な係止のために設けられている。これによって
クランプ８が最初の係止位置内に補助手段なしに比較的
に容易に押しはめられ得、そしてそれによって適切な工
具による最終的な係止のための予備調節が既に行なわれ
たことになる。この場合にクランプ８のヘッド部分８ａ
と第１の縦縁３の後方部分３ａとが第４図に示された閉
鎖工具のための案内面として形成されている。続いて閉
鎖範囲の最終的でかつ密な固定は収縮プロセス中に行な
われ、何故なら収縮可能な縦縁７の復元作用によって壁
厚さの増大が生じ、これによってりが ランノ８と成形部分４，４ａとの間で縦縁ｒ【に付加的
に、所謂「プレス」されるからである。

外層管１の内面上のシール部材はこの場合に溶融接着剤
被覆層６として形成されて成形部分４゜４ａの周囲に配
置され、それによって閉鎖範囲内でもシールが行なわれ
る。更に図面から分るように補強された゛縦縁３が上端
部に保持隆起部５を有し、この保持隆起部５は拡開時に
伸長工具１２の装着のために働き、また必要に応じて長
手方向で切断可能である。

第３図には、閉鎖範囲内に剰余溶融接着剤１３としての
付加的な内蔵体が配設された変化実施例が示されている
。この例ではこの剰余溶融接着剤１３が縦縁３の長手方
向に延びる溝内にストックされており、内側被覆層６と
同様に収縮プロセス中に熱作用によって作用せしめられ
る。

同様にして弾性材料が内蔵され、それによって閉鎖範囲
内での非均一性が補償され得るようになっていてもよい
。

第４図に示された工具１４によって、前記の最初の係正
において予備位置決めされた閉鎖部がその所定の最終的
な位置にもたらされ得る。

この工具は円錐状に先細になっている２つの脚部１５．
１６を有し、この各脚部１５．１６は弓形の押圧面１５
ａ、１６ａとして形成されている。この両脚部ｉｓ、ｉ
ｓはその押圧面１５ａ。

１ｆ３ａ’、ｒ以って、クランプ８のヘッド部分８ａと
縦縁３の後方部分３ａとの各案内面忙沿って引き動かさ
れ、それＫよってその円錐状に延びる各脚部に基づいて
クランプ８が最終的な係止位置に押し入れられる。この
閉鎖プロセス後に収縮が始められ得る。

第５図ではシール部材とし°て、緩く別個に形成された
接着シート６ａが用いられている。しかしこの接着シー
トが縁１８に沿って外層管に固定され、それによって対
称物への巻付は時に既に該接着シート６ａが主な位置に
位置決めされていると有利である。このような構造にお
いては続いて当該接着シート６ａが再び内方へ被覆スペ
ース内に包み入れられ、従ってこの場合は成形部分４，
４ａとクラ７プ８との間の閉鎖範囲が接着されない。こ
の構造は特に、当該の被覆体を再び開く意向がある場合
に有利に使用される。更にこの図面から分るように、ク
ラ７プ８の可撓性を高めるために、その各スリット９が
１つおきに縁から出発して切込み形成されている。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は閉
じた、即ち取付けられた状態での被覆体を示す斜視図、
第２図は閉鎖範囲を示す拡大部分図、第３図は閉鎖範囲
内のシール部材の付加的内蔵体を示す略示図、第４図は
閉鎖部を簡単に結合するための工具を示す斜視図、第５
図は別個の接着シートを有する被覆体を示す斜視図であ
る。 １・・・外層管、２・・・中央部分、３，７・・・縦縁
、３ａ・・・後方部分、４・・・拡大部、４ａ・・・付
加部、５・・・保持隆起部、６・・・シール部誉（被覆
層）、６ａ・・・接着シート、８・・・クランプ、８ａ
・・・ヘッド部分、９・・・スリン）、１０．１１・・
・突起部、１２・・・伸長工具、１３・・・剰余溶融接
着剤、１４・・・工具、１５．１６・・・脚部、１５ａ
、１（ｉａ・・・押圧面、１７・・・開口、１８・・・
縁１・・・外層管 ２・・・中天部分 ３、　７・・・縦縁 ８・・・クラ７ノ １０．１１・・・突起部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、収縮材料から成りかつ長手方向分割されたホース形
   状の外層管、特にケーブルジヨイント管であつて、連続
   しかつ突出した成形部分から成りかつ長手縁に沿つて配
   置された挾持式の閉鎖装置を有しており、前記成形部分
   が長手方向に延びるほぼＵ字形のクランプによつて捕捉
   されている形式のものにおいて、前記成形部（４、４ａ
   ）が第１の縦縁（３）に側方突出して配置されており、
   第２の縦縁（７）は非成形でありかつ、第１の縦縁（３
   ）の成形部分（４、４ａ）の形状に適合可能な程度にフ
   レキシブルに形成されており、しかも前記クランプ（８
   ）が、成形部分（４、４ａ）に適合した内側成形面を有
   しておりかつその開口部の寸法は、該クランプが少なく
   とも１つの係止部（１０、１１）を以つて、成形部分（
   ４、４ａ）に一体設置された第２の縦縁（７）上に挾持
   式に被せはめられ得るように設定されていることを特徴
   とする、収縮材料から成りかつ長手方向分割されたホー
   ス形状の外層管。 ２、ケーブルジヨイント管（１）の第１の縦縁（３）が
   、その伸長された収縮可能な中央部分（２）に比べてよ
   り強力に形成されている、特許請求の範囲第１項記載の
   ホース形状の外層管。 ３、第１の縦縁（３）が中央部分（２）よりも高い架橋
   度を有している、特許請求の範囲第１項又は第２項記載
   のホース形状の外層管。 ４、ケーブルジヨイント管（１）の内壁部が、溶融接着
   剤から成る被覆層（６）を有している、特許請求の範囲
   第１項から第３項までのいずれか１項記載のホース形状
   の外層管。 ５、ケーブルジヨイント管（１）の面に相応した接着シ
   ート（６ａ）が該ケーブルジヨイント管（１）の内側範
   囲内に配置されており、しかもこの接着シート（６ａ）
   が少なくともその縁（１８）に沿つて、補強された第１
   の縦縁（３）に沿つて固定されている、特許請求の範囲
   第１項から第３項までのいずれか１項記載のホース形状
   の外層管。 ６、第１の補強された縦縁（３）が保持隆起部（５）を
   有している、特許請求の範囲第１項から第５項までのい
   ずれか１項記載のホース形状の外層管。 ７、成形部分（４、４ａ）がその拡大部（４）において
   ほぼ円形の横断面を有し、しかもその直径が該成形部分
   の付加部（４ａ）の厚さよりも大きく、それによつてア
   ンダカツト部分が形成されている、特許請求の範囲第１
   項から第６項までのいずれか１項記載のホース形状の外
   層管。 ８、クランプ（８）がその各脚部の内面に係止部として
   、少なくとも１つの長手方向に延びる突起部（１０、１
   １）を有している特許請求の範囲第１項から第７項まで
   のいずれか１項記載のホース形状の外層管。 ９、各脚部内に複数の平行に延びる突起部（１０、１１
   ）が配設されており、クランプ（８）の長手方向開口部
   のすぐ隣りの互いに向い合つた各突起部（１１）の間の
   距離が、該突起部（１１）の内側に続く各突起部（１０
   ）の間の距離よりも大きくなつている、特許請求の範囲
   第８項記載のホース形状の外層管。 １０、クランプ（８）のヘツド部分（８ａ）と第１の縦
   縁（３）の後方部分（３ａ）とが、閉鎖工具のための案
   内面として形成されている、特許請求の範囲第１項から
   第９項までのいずれか１項記載のホース形状の外層管。 １１、クランプ（８）が金属から成つている、特許請求
   の範囲第１項から第１０項までのいずれか１項記載のホ
   ース形状の外層管。 １２、クランプ（８）がグラスフアイバー補強された熱
   硬化性プラスチツクから成つている、特許請求の範囲第
   １項から第１０項までのいずれか１項記載のホース形状
   の外層管。 １３、クランプ（８）がそのヘツド部分（８ａ）内に、
   長手方向に対して直角に延びるスリツト（９）を有して
   いる、特許請求の範囲第１項から第１２項までのいずれ
   か１項記載のホース形状の外層管。 １４、ケーブルジヨイント管（１）の補強された縦縁（
   ３）と伸長された中央部分（２）と の間の移行範囲内に剰余溶融接着剤（１３）が配置され
   ている、特許請求の範囲第１項から第１３項までのいず
   れか１項記載のホース形状の外層管。 １５、収縮材料から成りかつ長手方向分割されたホース
   形状の外層管、特にケーブルジヨイント管であつて、連
   続しかつ突出した成形部分から成りかつ長手縁に沿つて
   配置された挾持式の閉鎖装置を有しており、前記成形部
   分が長手方向に延びるほぼＵ字形のクランプによつて捕
   捉されており、しかも前記成形部が第１の縦縁に側方突
   出して配置されており、第２の縦縁は非成形でありかつ
   、第１の縦縁の成形部分の形状に適合可能な程度にフレ
   キシブルに形成されており、しかも前記クランプが、成
   形部分に適合した内側成形面を有しておりかつその開口
   部の寸法は、該クランプが少なくとも１つの係止部を以
   つて、成形部分に一体設置された第２の縦縁上に挾持式
   に被せはめられ得るように設定されている外層管を閉鎖
   するための方法であつて、クランプ（８）のヘツド部分
   （８ａ）と縦縁（３）の後方部分（３ａ）との各案内面
   に適合形成されかつ円錐状に相互接近しつつ延びる２つ
   の押圧面（１５ａ、１６ａ）を有する工具（１４）を、
   第２の縦縁（７）のはめ込みと第１の係止部（１１）内
   でのクランプ（８）の位置固定との後に、閉鎖装置の最
   終的な閉鎖のために該閉鎖装置に沿つて引き動かすこと
   を特徴とする、長手方向分割されたホース形状の外層管
   を閉鎖するための方法。