JPS6127397B2 - - Google Patents

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JPS6127397B2
JPS6127397B2 JP2493374A JP2493374A JPS6127397B2 JP S6127397 B2 JPS6127397 B2 JP S6127397B2 JP 2493374 A JP2493374 A JP 2493374A JP 2493374 A JP2493374 A JP 2493374A JP S6127397 B2 JPS6127397 B2 JP S6127397B2
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JP
Japan
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formula
azido
methyl
reaction
cephem
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Application number
JP2493374A
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English (en)
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JPS50117792A (ja
Inventor
Tatsuo Tomioka
Yasuo Hoshiide
Hiroshi Ogawa
Kenichi Suzuki
Takeji Seki
Naryuki Tasaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Nikken Chemicals Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nikken Chemicals Co Ltd filed Critical Nikken Chemicals Co Ltd
Priority to JP2493374A priority Critical patent/JPS6127397B2/ja
Publication of JPS50117792A publication Critical patent/JPS50117792A/ja
Publication of JPS6127397B2 publication Critical patent/JPS6127397B2/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2−アジド−セフエム化合物の製造方
法に関し、更に詳細には式 (式中R1はアシルアミノ基を示し、R2はアルキル
基又は置換アルキル基を示し、R3は水素原子又
はアセトキシを示し、Xはハロゲン原子を示す)
で示される化合物を塩基で処理し脱ハロゲン化水
素反応を行うことよりなる式 (式中R1、R2及びR3は前記と同じ意味を有す。)
で示される2−アジド−3−セフエム化合物の製
造方法及び上記方法で得られた式で示される化
合物のカルボン酸の保護基を常法により除去する
ことよりなる式 (式中R3は前記と同じ意味を有し、R1′は前記の
R1と同じ意味を有するか或は上記の脱保護基反
応の際にR1より誘導される基を示す。)で示され
る2−アジド−3−セフエム−4−カルボン酸の
製造方法に関する。
セフアロスポリン系抗生物質の多くはグラム陽
性菌、陰性菌に対して有効である上、酸及びペニ
シリナーゼに対して安定でかつペニシリンに対し
て過敏な体質の患者にも投与しうるという利点が
あるので各方面から注目され、今日までに数種の
すぐれた抗生物質が開発されている。しかしなが
ら、これらの抗生物質についてもいずれ耐性菌の
出現がさけられないことから、これらの領域にお
いて更に新しい抗生物質の開発が要請されてい
る。一方、いままでに数多く開発されているセフ
アロスポリン系抗生物質はそのほとんどが7位、
又は3位へ種々の置換基を導入したものであり、
2位に置換基を導入したものはほとんど知られて
いない。
本発明者等は先に、2−セフエム化合物の2位
にアジド基を、また3位にハロゲン原子或はアジ
ド基を導入する方法を発明したが、更に種々研究
の結果、上記の方法により得られる2−アジド−
3−ハロゲノ−セフアム化合物を塩基で処理する
ときは脱ハロゲン化水素反応が起こり新規な2−
アジド−セフエム化合物が得られ、またこのよう
にして得られる2−アジド−セフエム化合物のカ
ルボン酸保護基を除去するときは新規な2−アジ
ド−セフエム−4−カルボン酸が得られるという
新知見を得、本発明を完成した。
本発明によれば式で表わされる2−アジド−
3−セフエム化合物は、式で表わされる2−ア
ジド−3−ハロゲノ−セフアム化合物を不活性溶
媒の存在下或いは非存在下塩基で処理し、脱ハロ
ゲン化水素反応を行うことにより製造される。
本発明においては原料として種々の2−アジド
−3−ハロゲノ−セフアム化合物が用いられる
が、本発明の方法は2−アジド−3−ハロゲノ−
セフアム化合物の3位のハロゲン原子と4位の水
素原子との脱ハロゲン化水素反応に関するもので
あり、これらの化合物の3位、4位、7位に結合
している側鎖の基は本発明の反応に直接に関与し
ない。したがつて、一般的にはこれらの2−アジ
ド−3−ハロゲノ−セフアム化合物は本発明にお
ける反応条件、即ち、塩基による脱ハロゲン化水
素反応において、実質的に不都合な副反応を生起
しない限り如何なるものも使用することが可能で
ある。このような2−アジド−3−ハロゲノ−セ
フアム化合物の好ましい例としては、例えば、式
で示される化合物が挙げられる。式中R1
示される基の具体例としては、例えば、フエニル
アセトアミド、アミノ基が保護されたα−アミノ
−α−フエニルアセトアミド、カルボキシ基が保
護されたα−カルボキシ−α−フエニルアセトア
ミド、フエノキシアセトアミド、フエニルチオア
セトアミド、アミノ基が保護されたα−アミノ−
α−アリールアルキルアセトアミド、アミノ基が
保護されたα−アミノ−α−アルキルアセトアミ
ド、α−フエニル−α−アシルオキシアセトアミ
ド、スルホ基が保護されたα−スルホ−α−フエ
ニルアセトアミド、α−アルキルオキシ−α−フ
エニルアセトアミド、スルホ基が保護されたα−
スルホ−α−アルキルアセトアミド等のアシルア
ミノ基系のものを挙げることができ、R2で示さ
れる基の具体例としては、メチル、エチル、t−
ブチル、2・2・2−トリクロロエチル、ベンジ
ル、P−メトキシベンジル、P−ニトロベンジ
ル、ベンズヒドリル、トリチル、エトキシメチ
ル、フエナシル及びピバロイルメチルの如きアル
キル基又は置換アルキル基が挙げられ、そして
R3で示される基の具体例としては、水素原子又
はアトキシ基を挙げることができる。
本発明において原料として使用される式で示
される2−アジド−3−ハロゲノ−セフエム化合
物は式 (式中R1、R2及びR3は式と同じ意味を有す。)
で示される2−セフエム化合物を不活性溶媒中に
おいてハロゲン化アジドと反応させることにより
製造される。
脱ハロゲン化水素反応を行うために使用される
塩基としては、1・4−ジアザビシクロ〔2・
2・2〕オクタン、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、トリプロピルアミン及びトリブチルア
ミン等の第3級アミン、ジメチルアミン、ジエチ
ルアミン、ジプロピルアミン及びジブチルアミン
等の第2級アミン及びメタノール、エタノール、
プロパノール、ブタノール及びヘキサノール等の
脂肪族アルコールのアルカリ金属塩等が挙げられ
る。これらの脱ハロゲン化水素剤のうち特によい
のは1・4−ジアザビシクロ〔2・2・2〕オク
タンである。
塩基の使用量は、原料となる式で示される2
−アジド−3−ハロゲノ−セフアム化合物の種
類、塩基の種類及び不活性溶媒の種類又はその存
在の有無等の反応条件により異なるが、多くの場
合式で示される2−アジド−3−ハロゲノ−セ
フアム化合物1モルに対し1モルないし過剰モル
用いられる。
不活性溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、プロパノール及びブタノール等のアルコール
類、アセトン及びメチルエチルケトン等のケトン
類、酢酸メチル、酢酸エチル、プロピオン酸メチ
ル等のエステル類、エーテル、テトラヒドロフラ
ン及び1・4−ジオキサン等のエーテル類、ベン
ゼン及びトルエン等の芳香族炭化水素類、ジクロ
ロメタン、クロロホルム及び四塩化炭素等の含塩
素類、アセトニトリル等のニトリル類、ナトロメ
タン及びニトロエタン等の含ニトロ基類、N・N
−ジメチルホルムアミド、N・N−ジメチルアセ
トアミド及びヘキサメチルホスホルアミド等のア
ミド類、スルホラン、ジメチルスルホキシド及び
二硫化炭素等の硫黄含有類等が挙げられる。これ
ら不活性溶媒は塩基による脱ハロゲン化水素反応
を円滑にするため用いられるが、塩基及び原料2
−アジド−3−ハロゲノ−セフアム化合物の種類
により存在しなくてもよい。
反応時間及び反応温度は、式で示される2−
アジド−3−ハロゲノ−セフアム化合物の種類、
塩基の種類及び量、不活性溶媒の種類及びその存
在の有無等により大きく影響を受けるため一定で
はないが、多くの場合60〜−30℃で30分〜3日間
行なわれる。
反応終了後、反応混合物より式の2−アジド
−3−セフエム化合物を分離、精製するには何等
格別の方法を用いる必要はなくかかる目的のため
に通常用いられる周知の手段、例えば、溶媒抽
出、洗浄、溶媒留去、結晶化、再結晶或は場合に
よりカラムクロマトグラフイー等により容易に目
的を達成することができる。
このようにして得られる式で示される2−ア
ジド−3−セフエム化合物は、通常の保護基を除
去する反応により式で示される2−アジド−3
−セフエム−4−カルボン酸に変えることができ
る。
この場合に使用する反応は、カルボン酸の保護
基の種類により異なるが、通常、加溶媒分解によ
り除去する方法(例えば、トリフルオロ酢酸等を
使用する酸分解)が用いられる。この反応では、
カルボン酸の保護基を除去すると同時に2位のア
ジド基を変化させるような方法、例えば、アジド
基を還元するような強い水素添加分解等は避けな
ければならない。しかし、式の化合物のR1
不都合でない変化、例えばR1中に存在する保護
基が同時に除去される等、をしてもよい。
反応終了後、生成した2−アジド−3−セフエ
ム−4−カルボン酸(式)を分離、精製するに
は何等格別の方法を用いる必要はなく、かかる目
的のために通常用いられる周知の手段、例えば、
溶媒留去、洗浄、溶媒抽出、結晶化及び再結晶等
により容易に目的を達成することができる。
本発明の方法で得られる式及び式の化合物
は、2位のアジド基を変化させることにより新し
いタイプのセフアロスポリン系抗生物質の合成を
可能とするものであり、2位にこれらの置換基を
有するセフアロスポリン系抗生物質の合成用中間
体として極めて有用である。更に、式の化合物
はそれ自体抗菌作用を有し医薬として有用であ
る。
以下に本発明の参考例及び実施例を示し、本発
明を更に詳細かつ具体的に説明するが、これは本
発明の範囲を限定するものではない。
参考例 1 p−メトキシベンジル−7−フエニルアセトア
ミド−2−アジド−3−ヨード−3−メチル−
セフアム−4−カルボキシレート(A)及び(B) NaN33.30gを乾燥アセトニトリルに懸濁し、−
5℃〜−10℃に保ちながら撹拌下ICl 3.82gを乾
燥アセトニトリルに溶かした液を10分間で滴下す
る。暫時撹拌後−40℃に冷却し、p−メトキシベ
ンジル−7−フエニルアセトアミド−3−メチル
−2−セフエム−4−カルボキシレート2.30gを
少量ずつ加える。−35℃〜−30℃に30分間保つた
後、徐々に室温にもどしながら2時間撹拌を続け
る。反応終了後、反応液を減圧留去し、残渣を酢
酸エチルに溶かし、水洗し、希チオ硫酸ソーダ溶
液で洗い、水洗乾燥後溶媒を減圧留去して得る残
渣をシリカゲル(60〜100メツシユ)440gのカラ
ムを用いベンゼンと酢酸エチルの混液(容積比
4:1)を溶出液としてカラムクロマトグラフイ
ーを行なうと第1フラクシヨンよりp−メトキシ
ベンジル−7−フエニルアセトアミド−2−アジ
ド−3−ヨード−3−メチル−セフアム−4−カ
ルボキシレートの1つ(A)を654mgの得量で得る。
IR νKBr naxcm-1:3250(NH)、2110(N3)1775
(β−lactam)、1730(CO2R)、1655
(CONH) 第2のフラクシヨンよりp−メトキシベンジル
−7−フエニルアセトアミド−2−アジド−3−
ヨード−3−メチル−セフアム−4−カルボキシ
レートの1つ(B)を1.09gの得量で得る。
IR νKBr naxcm-1:3250(NH)、2110(N3)1775
(β−lactam)、1740(CO2R)、1655
(CONH) 参考例 2 p−メトキシベンジル−7−フエニルアセトア
ミド−2−アジド−3−ハロゲノ−3−メチル
−セフアム−4−カルボキシレート NaN3115mgを乾燥ジオキサンに懸濁し、10℃〜
15℃に保ちながら撹拌下ICl 130mgを乾燥ジオキ
サンに溶かした液を10分間で滴下する。暫時撹拌
後p−メトキシベンジル−7−フエニルアセトア
ミド−3−メチル−2−セフエム−4−カルボキ
シレート80mgを少量ずつ加える。後室温で一夜撹
拌を続ける。反応終了後、反応液を減圧留去し、
残渣を酢酸エチルに溶かし、水洗し、希チオ硫酸
ソーダ溶液で洗い、水洗乾燥後溶媒を減圧留去す
ると、p−メトキシベンジル−7−フエニルアセ
トアミド−2−アジド−3−ハロゲノ−3−メチ
ル−セフアム−4−カルボキシレートを89.9mgの
得量で得る。
IR νKBr naxcm-1:3300(NH)、2110(N3)1775
(β−lactam)、1740(CO2R)、1660
(CONH) 参考例 3 p−メトキシベンジル−7−(α−t−ブトキ
シカルボニルアミノ−α−フエニルアセトアミ
ド)−2−アジド−3−ヨード−3−メチル−
セフアム−4−カルボキシレート NaN3497mg、ICl 561mg、p−メトキシベンジ
ル−7−(α−t−ブトキシカルボニルアミノ−
α−フエニルアセトアミド)−3−メチル−2−
セフエム−4−カルボキシレート350mgを用い参
考例1と同様に行なうと、p−メトキシベンジル
−7−(α−t−ブトキシカルボニルアミノ−α
−フエニルアセトアミド)−2−アジド−3−ヨ
ード−3−メチル−セフアム−4−カルボキシレ
ートを383mgの得量で得る。
IR νKBr naxcm-1:3320(NH)、2110(N3)1780
(β−lactam)、1740(CO2R)、1685(−
OCONH−) 実施例 1 p−メトキシベンジル−7−フエニルアセトア
ミド−2−アジド−3−ヨード−3−メチル−セ
フアム−4−カルボキシレート(B)1.06gをジクロ
ロメタンに溶かし、氷冷撹拌下1・4−ジアザビ
シクロ〔2・2・2〕オクタン205mgをジクロロ
メタンに溶かした液を滴下、4時間氷冷下で撹拌
を続ける。反応終了後、反応液を水洗し、希塩酸
で洗い、水洗乾燥後溶媒を留去し得られる残渣を
アルコールより結晶化するとp−メトキシベンジ
ル−7−フエニルアセトアミド−2−アジド−3
−メチル−3−セフエム−4−カルボキシレート
を499mg(59.2%)の得量で得る。これをアルコ
ールより再結晶すると融点114.0℃〜115.5℃(分
解)となる。
IR νKBr naxcm-1:3240(NH)、2110(N3)1780
(β−lactam)、1730(CO2R)、1660
(CONH) NMR τ(CDCl3、60MHz) 7.71(3H、s)、6.34(2H、s) 6.23(3H、s)、5.11(1H、s) 4.86(1H、d)、4.83(2H、s) 4.45(1H、q)、2.90(4H、q) 2.69(5H、s)、 実施例 2 p−メトキシベンジル−7−フエニルアセトア
ミド−2−アジド−3−ヨード−3−メチル−セ
フアム−4−カルボキシレート(A)1.01gをジクロ
ロメタンに溶かし、氷冷撹拌下1・4−ジアザビ
シクロ〔2・2・2〕オクタン195mgをジクロロ
メタンに溶かした液を滴下し一夜氷室に放置す
る。反応終了後、反応液を水洗し、希塩酸で洗
い、水洗乾燥後溶媒を留去すると793mgの物質を
得る。これはIR及びNMRにより分析するとp−
メトキシベンジル−7−フエニルアセトアミド−
2−アジド−3−メチル−3−セフエム−4−カ
ルボキシレートとp−メトキシベンジル−7−フ
エニルアセトアミド−2−アジド−3−メチル−
2−セフエム−4−カルボキシレートを約3:1
の割合で含有する。これをメタノールを用いて精
製するとp−メトキシベンジル−7−フエニルア
セトアミド−2−アジド−3−メチル−2−セフ
エム−4−カルボキシレートが融点124℃〜127℃
(分解)の結晶として得られる。
IR νKBr naxcm-1:3270(NH)、2110(N3)1785
(β−lactam)、1730(CO2R)、1650
(CONH) NMR τ(CDCl3、60MHz) 8.30(3H、s)、6.43(2H、s) 6.24(3H、s)、5.26(1H、s) 4.93(2H、s)、4.65(1H、d) 4.45(1H、q)、2.97(4H、q) 2.75(5H、s)、 母液をシリカゲルのカラムを用いベンゼンと酢
酸エチルの混液(容積比4:1)と溶出液として
カラムクロマトグラフイーを行ない、更にアルコ
ールより再結晶するとp−メトキシベンジル−7
−フエニルアセトアミド−2−アジド−3−メチ
ル−3−セフエム−4−カルボキシレートを得
る。これは融点114.0℃〜115.5℃(分解)を示
す。
実施例 3 p−メトキシベンジル−7−フエニルアセトア
ミド−2−アジド−3−ハロゲノ−3−メチル−
セフアム−4−カルボキシレート146.4mgと1・
4−ジアザビシクロ〔2・2・2〕−オクタン
43.6mgを用い実施例2と同様に行なうと120.4mg
の物質を得る。これはIR及びNMRにより分析す
るとp−メトキシベンジル−7−フエニルアセト
アミド−2−アジド−3−メチル−3−セフエム
−4−カルボキシレートとp−メトキシベンジル
−7−フエニルアセトアミド−2−アジド−3−
メチル−2−セフエム−4−カルボキシレートを
約1:1の割合で含有する。
実施例 4 p−メトキシベンジル−7−フエニルアセトア
ミド−2−アジド−3−ヨード−3−メチル−セ
フアム−4−カルボキシレート(B)529mg(0.851ミ
リモル)を乾燥テトラヒドロフランに溶かし、氷
冷撹拌下N/10ナトリウム−t−ブチレートのt
−ブタノール溶液8.50mlを乾燥テトラヒドロフラ
ンに溶かした液を滴下し一夜氷室で撹拌を続け
る。反応終了後、少量の希塩酸にて中性となし、
テトラヒドロフランを減圧留去して得られる残渣
をジクロロメタンに溶かし、水洗乾燥後溶媒を留
去すると452mgの物質を得る。これはIR及びNMR
により分析すると、p−メトキシベンジル−7−
フエニルアセトアミド−2−アジド−3−メチル
−3−セフエム−4−カルボキシレートを含有す
る。
実施例 5 p−メトキシベンジル−7−(α−t−ブトキ
シカルボニルアミノ−α−フエニルアセトアミ
ド)−2−アジド−3−ヨード−3−メチル−セ
フアム−4−カルボキシレート135.0mgをジクロ
ロメタンに溶かし、氷冷撹拌下1・4−ジアザビ
シクロ〔2・2・2〕オクタン22.5mgをジクロロ
メタンに溶かした液を滴下し、4時間氷冷下で撹
拌を続ける。反応終了後、反応液を水洗し、希塩
酸で洗い、水洗乾燥後溶媒を留去するとp−メト
キシベンジル−7−(α−t−ブトキシカルボニ
ルアミノ−α−フエニルアセトアミド)−2−ア
ジド−3−メチル−3−セフエム−4−カルボキ
シレートを107.7mg(96.7%)の得量で得る。こ
れはエーテルで洗うと結晶となり融点82℃(分
解)となる。
NMR τ(CDCl3、60MHz) 8.57(9H、s)、7.73(3H、s) 6.21(3H、s)、5.17(1H、s) 4.91(1H、d)、4.83(2H、s) 4.74(1H、d)、4.39(1H、q) 2.92(4H、q)、2.66(5H、s) 実施例 6 トリフルオロ酢酸3.0gとアニソール0.1gの混
合液を氷冷撹拌しながら、これにp−メトキシベ
ンジル−7−フエニルアセトアミド−2−アジド
−3−メチル−3−セフエム−4−カルボキシレ
ート350mg(0.709ミリモル)を加え30分間撹拌を
続ける。反応終了後、冷却しながらトリフルオロ
酢酸を減圧留去し、得られる残渣をエーテルで洗
うと粗7−フエニルアセトアミド−2−アジド−
3−メチル−3−セフエム−4−カルボン酸を粉
末として233mg得る。これをメタノールを用いて
純化すると融点132℃(分解)の結晶を116.8mg
(44.1%)の得量で得る。
元素分析 C16H15N5O4S1として C H N 計算値 51.47 4.05 18.76 実測値 51.58 4.19 18.42 IR νKBr naxcm-1:3300(NH)、2100(N3)1780
(β−lactam)、1710(COOH)、1645
(CONH) NMR τ(DMSO−d6、60MHz) 7.84(3H、s)、6.38(2H、s) 4.49〜4.71(2H、m)、4.29(1H、s) 2.73(5H、s) 実施例 7 トリフルオロ酢酸2mlとアニソール20mgの混合
液を氷冷撹拌しながら、これにp−メトキシベン
ジル−7−(α−t−ブトキシカルボニルアミノ
−α−フエニルアセトアミド)−2−アジド−3
−メチル−3−セフエム−4−カルボキシレート
66.3mgを加え30分間撹拌を続ける。反応終了後、
冷却しながらトリフルオロ酢酸を減圧留去して得
られる残渣をエーテルで洗うと粗7−(α−アミ
ノ−α−フエニルアセトアミド)−2−アジド−
3−メチル−3−セフエム−4−カルボン酸のト
リフルオロ酢酸塩を粉末として45.2mg(82.5%)
の得量で得る。
IR νKBr naxcm-1:2120(N3)、1775(β−lact
am) 実施例 8 NaN38.62gを乾燥酢酸エチルに懸濁し、−5℃
〜−10℃に保ちながら、撹拌下ICl 9.42gを乾燥
酢酸エチルに溶かした液を20分間で滴下する。暫
次撹拌後−40℃に冷却し、p−メトキシベンジル
−7−フエニルアセトアミド−3−メチル−2−
セフエム−4−カルボキシレート6.0gを少量ず
つ加える。後徐々に室温にもどし2時間撹拌を続
ける。反応終了後、反応液を水洗し、希チオ硫酸
ソーダ液で洗い、水洗乾燥後溶媒を留去する。
次いでこのようにして得られた残渣をジクロロ
メタンに溶かし、氷冷撹拌下1・4−ジアザビシ
クロ〔2・2・2〕オクタン1.25gをジクロロメ
タンに溶かした液を滴下し、4時間氷冷下で撹拌
を続ける。反応終了後、反応液を水洗し、希塩酸
で洗い、水洗乾燥後溶媒を留去して得られる残渣
をメタノールに溶かし、活性炭で脱色し、メタノ
ールを留去する。残渣にエーテルを加えよくかき
まぜると粗p−メトキシベンジル−7−フエニル
アセトアミド−2−アジド−3−メチル−3−セ
フエム−4−カルボキシレートを結晶として3.0
g(45.9%)の得量で得る。これはアルコールよ
り再結晶すると融点114.0℃〜115.5℃(分解)と
なる。エーテル母液よりエーテルを留去して得ら
れる残渣(2.75g)を更にジクロロメタンに溶か
し、1・4−ジアザビシクロ〔2・2・2〕オク
タン750mgをジクロロメタンに溶かした液を加
え、氷室にて一夜撹拌を続ける。反応終了後、実
施例2と同様に処理すると、p−メトキシベンジ
ル−7−フエニルアセトアミド−2−アジド−3
−メチル−2−セフエム−4−カルボキシレート
及びp−メトキシベンジル−7−フエニルアセト
アミド−2−アジド−3−メチル−3−セフエム
−4−カルボキシレートを結晶として得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (式中R1はアシルアミノ基を示し、R2はアルキル
    基又は置換アルキル基を示し、R3は水素原子又
    はアセトキシを示し、Xはハロゲン原子を示
    す。)で示される化合物を塩基で処理し脱ハロゲ
    ン化水素反応を行うことを特徴とする式 (式中R1、R2及びR3は前記と同じ意味を有す。)
    で示される2−アジド−3−セフエム化合物の製
    造方法。 2 式 (式中R1はアシルアミノ基を示し、R2はアルキル
    基又は置換アルキル基を示し、R3は水素原子又
    はアセトキシを示し、Xはハロゲン原子を示
    す。)で示される化合物を塩基で処理し脱ハロゲ
    ン化水素反応を行い式 (式中R1、R2及びR3は前記と同じ意味を有す。)
    で示される2−アジド−3−セフエム化合物とな
    し、次にカルボン酸の保護基を除去することを特
    徴とする式 (式中R3は前記と同じ意味を有し、R1′は前記の
    R1と同じ意味を有するか或は上記の脱保護基反
    応の際にR1より誘導される基を示す。)で示され
    る2−アジド−3−セフエム−4−カルボン酸の
    製造方法。
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