JPS61272329A - 鉄含有クロム鉱石の還元方法 - Google Patents

鉄含有クロム鉱石の還元方法

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JPS61272329A
JPS61272329A JP61116295A JP11629586A JPS61272329A JP S61272329 A JPS61272329 A JP S61272329A JP 61116295 A JP61116295 A JP 61116295A JP 11629586 A JP11629586 A JP 11629586A JP S61272329 A JPS61272329 A JP S61272329A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クロム鉱石、石炭および鉱しよう形成物より
成り、鉱石と石炭との比が1:0.4〜1:2でありそ
して鉱しよう形成物のCaOおよび/またばMgO並び
にA1□0.および/またはSfO。
を、鉱しようにおいてはL :0.4〜1 : 10(
7)(CaO+ Mg0) / (AlzO:+ + 
5i(h)−比でありそしてAlzO3/5iO2−比
が1:0.5〜1:5であるような量で添加し、回転炉
においてはCO−含有雰囲気で3゜〜90分間1100
〜1250’Cの温度に加熱し、次いで30〜90分間
1400〜1480℃の温度にそして最後に20〜24
0分間1480〜1580℃の温度に加熱する鉄含有ク
ロム鉱石の還元方法に関する。
ドイツ特許第3,431,854号明細書には、クロム
鉱石、固体状の石炭含有燃料および鉱しよう形成物より
成る混合物を回転炉中で加熱しそして回転炉から取り出
されそして冷却された反応生成物をその後に溶融し、そ
の際にフェロクロムが生じる、鉄含有クロム鉱石から0
.02〜1ozの石炭含有するフェロクロムの製造方法
が提案されている。この公知の方法の場合には、クロム
鉱石、石炭および鉱しよう形成物より成り、鉱石7石炭
−比が1:0.4〜1.2でありそして鉱しよう形成物
のCaOおよび/またはMgO並びにA1□O1および
/またはSingを、鉱しようにおいては1 :0.4
〜1 : 10(7)(CaO+ Mg0) / (A
h(h+5iOz)−比でありそしテAlzO:+/5
iOz−比がに0.5〜■:5であるような量で添加さ
れ、回転炉においてはCO−含有雰囲気で30〜90分
間1100〜1250℃の温度に加熱し、次いで30〜
90分間1400〜1480℃の温度にそして最後に2
0〜240分間1480〜1580℃の温度に加熱する
鉄含有クロム鉱石ように還元段階を実施する。
公知の還元法の場合には95%より多い還元度が達成さ
れるにもかかわらず、還元生成物の還元度が不都合に変
動することが判っている。この不所望な品質変動は特に
大きな容積の回転炉において観察される。更にこの公知
の還元法は、石炭中に存在する揮発性成分が回転炉を向
流稼働させる時に回転炉から一部分使用されないまま離
れるという欠点を有する。ガス搬出装置も配設されてい
る側方から回転炉に供給される原料混合物中に石炭が含
まれているので、揮発性石炭成分の一部は回転炉を炉排
ガスと一緒に離れる。何故ならば揮発性成分は石炭から
既に回転炉中への原料混合物の供給の際に分離している
からである。それゆえに揮発性成分の欠陥のある利用に
よって石炭の消費量の増加が不利なことに生じる。
本発明の課題は、鉄含有クロム鉱石を還元する為の始め
に記した公知方法を、還元度の変動を回避させそして低
い石炭消費量にもががゎらず95χより高い一定した高
還元度を達成するように改善することである。
本発明のこの課題は、回転炉を向流状態でバーナーにて
加熱し、その中心ノズルを通して酸素および/または空
気を、中心ノズルの周囲の外側ノズルを通して不活性の
又は還元作用するキャリヤーガス中に浮遊した石炭を回
転炉中にCO影形成必要な炭素量を基準として炭素過剰
状態の維持下に導入しそして原料混合物中に含まれる石
炭の10〜90Xをバーナーの外側ノズルを通して回転
炉中に導入することによって解決される。
本発明の方法を実施することによって、バーナーの炎の
域に常に還元性雰囲気が生じそして、しかも炎の内部に
僅かに酸素過剰状態が支配している場合にもそうである
。何故ならば石炭が中心の酸素−および/または空気噴
出物に充分に供給され、それによてバーナー噴出物の中
心から外に向かって炎が生じるからである。従って回転
炉に供給される酸素は反応生成物から石炭被覆物によっ
て遠ざけられる。更に反応生成物の再酸化は、還元生成
物を確実に被覆しそして不変的に新たにされる未燃焼石
炭の薄い層を不変的に炉被覆上に供給することによって
回避される。本発明に従って行う石炭の供給は、バーナ
ー噴出物の石炭被覆と一緒に作用して反応生成物の再酸
化を確実に排除する充分に緊密な石炭層が常に存在する
ことを可能とする。それ故に本発明の方法は、95%よ
り多い還元度の還元を常に行うことができるという長所
を有している。更に原料混合物と一緒に回転炉中に導入
されない石炭の揮発性成分が殆ど定量的に還元工程の為
に用いられる。このことは石炭の必要量を減少させそし
て回転炉排ガスの性質を改善する。一定割合の揮発性成
分を含有している新鮮な石炭全部をバーナーの外側ノズ
ルを通して導入しそして原料混合物に、回転炉を既に通
過しそして循環供給されているコークス(フィードバン
ク・コークス)だけを添加することが可能である。
ドイツ特許出願第P 3,422,267.7号に既に
、固体燃料によって金属酸化物の還元の為に還元炉を加
熱する方法であって、ノズル状のバーナーを炉の自由気
体空間に向流状態で強力に吹きつけそしてバーナーの中
心ノズルを通して酸素および/または空気をそして環状
ノズルを通して石炭ダストを供給する上記方法が提案さ
れているが、このバーナーによったのでは石炭を、炉体
積物に石炭層を形成するように回転炉中に導入すること
は期待できなかった。
本発明の別の実施形態では、バーナーの外側ノズルを通
して回転炉中に導入するべき石炭の50χまでを投てき
装置および/または吹き付け充填装置によって排出口側
から回転炉中に導入する。この手段は特に大きな回転炉
の場合に適することが実証されている。なにゆえならば
、炉体積物上に均一な石炭層が広げられるからである。
更に本発明によれ、バーナーを貫流する石炭の約75χ
が酸素−および/または空気噴出物の下側および側面か
ら回転炉中に導入して行う。これによって石炭の大部分
が炉体積物のすぐ近くに導入され、それによって石炭層
の形成に有利な影響がもたらされる。本発明によれば、
20重fiχより多い揮発性成分を含有する石炭を、バ
ーナーの外側ノズル、投てき装置および/または吹き付
け充填装置を通してのみ排出口側から回転炉中に導入さ
れるのが特に有利であることが判った。これによって石
炭の揮発性成分を還元工程の為に殆ど定量的に用いそし
て回転炉の排ガスを汚さないことができる。本発明によ
れば、バーナーの外側ノズルを通して回転炉中に導入さ
れる石炭が0.001〜5mmの粒子径を有しそしてそ
の際最大の粒子径がバーナーの外側ノズルの最小の内径
の1710であり、一方投てき装置および吹き付け充填
装置によって回転炉に導入される石炭が0.1〜40m
m、殊に0.5〜25mmの粒子径を有している場合に
特に有利であることが判っている。本発明に従う粒子径
を有する石炭はキャリアーガス中に有利に浮遊させるこ
とができそして回転炉中に圧搾空気で回転炉中に導入す
ることができ、その際に大きい粒子径の石炭は投てき装
置および吹き付け充填装置によって回転炉中に広範に投
入される。石炭粒子を燃焼させる為には、酸素−および
/または空気噴出物を包囲する石炭被覆物並びに炉体積
物の上に存在する石炭層が所望の保護作用を発揮する−
特に石炭層も大きい石炭粒子で構成されている場合□一
定の時間が必要である。更に本発明によれば、温度が1
250℃以下である回転炉の一部に空気および/または
酸素を管を通して吹き込み、該空気および/または酸素
が炉自由空間にのみ炉排ガス流の方向に吹き込みそして
その出口開口が炉の軸線の近くに存在するようにして行
う。この処理手段によって石炭揮発性成分は予備加熱域
および回転炉の最初の還元域で燃焼しそして非常に定量
的に利用される。
管を通して吹き込まれる酸素によって再酸化は行われな
い。何故ならば該酸素はただちに石炭揮発性成分と反応
し、その際に更にこの炉の域において原料混合物中に未
だ含まれる石炭およびバーナー側から供給される石炭が
既に再酸化に対しての保護を実現する。
本発明の対象を以下に実施例によって更に詳細に説明す
る。
本発明の還元法を0.8mの内径および14mの長さを
有する回転炉中で実施する。炉をクロム鉱石、フィード
バック・コークスおよび鉱しよう形成物より成る原料混
合物で連続的におおう。
クロム鉱石は2mmより小さい粒子径を有しそして20
0Kg/時の量を炉中に導入する。フィードバック・コ
ークスは6mmより小さい粒子径を有しそして炉中に5
0Kg/時の量で導入する。鉱しよう形成物としては珪
砂を16Kg/時の量で用いる。
その際に鉱石のマトリックスおよび石炭の灰分中に含ま
れる5i02− 、AlzO3−1MgO−およびCa
O−量は同様に鉱しよう形成物として作用する。管状回
転炉を原料混合物との向流状態で還元製品の排出口側か
ら、中心ノズルおよび該中心ノズルを包囲する環状ノズ
ルで構成されているバーナーにて加熱する。中心ノズル
を通して酸素を5ONm3/時(= 71.4kg)の
量で炉中に吹き込み、一方環状ノズルを通して100k
g/時の量で石炭を炉中に導入する。吹き込まれる石炭
は窒素中に浮遊しており、0.001〜0.3mmの粒
子径を有している。中心ノズルを取り囲むバーナーの環
状ノズルは沢山の個々のノズルに分かれているかまたは
沢山の集中して配設された環状ノズルの形状に形成され
ているいてもよい。追加的に1〜25mmの粒子径を有
する石炭100kgを吹き付け充填装置を通して炉中に
導入する。炉充填物を1100〜1250℃で60分、
1400〜1480℃で60分そして1480〜155
0℃で150分処理する。回転炉中の炉充填物の全滞留
時間は8時間である。何故ならば炉中の原料混合物を必
要なプロセス温度に加熱しなげればならないからである
。回転炉から取り出す反応生成物は96χの還元度□即
ち、鉄およびクロムの96χが金属の状態で存在してい
るーを有している。反応生成物は炉を離れた後に溶融し
、その際にフェロクロムおよび鉱しょうが沈澱する。溶
融は公知の方法に従って実施し、その際に反応生成物を
直接的にまたは予め冷却した後に溶融炉に導入する。管
状回転炉の排ガスは次の組成を有している:1〜3zの
Co、 25〜30χのCOz 、0.5〜lχの11
2および残量のN2゜ クロム鉱石は一般に20〜50χのCrzO3,10〜
40χのFeOおよび10〜70χのマトリックスで組
成されている。実施例で用いるクロム鉱石は次の組成を
有している:31χのCr、2o、2χのFe、7.9
χのAI、0.062のCa、5.7χのMg、 0.
5χのSi。
0.056χのC,0,014χのS 、 0.01χ
のPおよび残量の0゜酸化クロムの還元は1250℃以
上の温度のもとで言うに値する程に初めて始まるので、
1100〜1250℃での最初の還元段階によってクロ
ム鉱石中に含まれる酸化鉄がi!灰的に且つ充分に還元
される。その際に生じる鉄は既に小さい液滴であり、原
料混合物中に含まれるSingの粒子の還元によって生
じる炭素および珪素が取り出される。最初の還元段階で
形成される金属相は、炭素で飽和されている鉄並びに約
1〜10χの珪素を含存している。最初の還元段階で形
成された金属相の組成はマイコロゾンデを用いて分析す
ることによって測定する。1400〜1480℃で実施
される第二番目の還元段階で、最初の還元段階で形成さ
れた金属溝を増大させそして1400〜1480℃での
還元によって形成されるクロムを吸収することができる
。最初の還元段階と第二番目の還元段階とは、高い融点
の炭化クロムの形成を排除することを共同して実現させ
る。
1480〜1580℃で実施される第三番目の還元段階
においては酸化クロムの残量が還元され、その際に金属
クロムが鉄−炭素−珪素合金から溶融しそして取り出さ
れる。この場合酸化クロムの還元は石炭の炭素によって
だけではなく、同様に鉄−炭素−珪素合金の珪素−およ
び炭素含存量の強い関与下に行う。これに並行して石炭
によるSiO□の還元および鉄相による珪素の吸収がm
続され、その結果下記反応式 2Crz03  +  3  Si         
d  Cr   +  3  S iO2の反応の際に
消費される珪素が液状金属相中に継続的に補充される。
鉄−炭素一珪素合金中に溶解している珪素での酸化クロ
ムの部分的還元によって、高い融点の炭化クロムの形成
が妨害される。還元反応への液状合金相の関与によって
還元速度が早められる。何故ならば全く固体の反応成分
が関与している還元反応の場合には還元速度がより遅い
からである。還元反応の際に生じる鉱しようは、多量の
液状金属粒子を含有しているので、軟化する際にも回転
炉の内張に焼き付く傾向がない。
クロム鉱石を還元する為にあらゆる種類の石炭、特に高
価な褐炭および無煙炭を用いることができる。実施例を
実施する為に用いた新鮮な石炭は、水不含状態を基準と
して以下の組成を有している=60χの固体炭素(この
場合、石炭の脱気の際に漏れ出さない固体石炭が適する
)、30χの揮発性成分およびIOXの灰分。原料混合
物と一緒に回転炉中に導入する石炭はできるだけ僅かし
か揮発性成分を含有しているべきでない。これは反応生
成物から分離される過剰の石炭(フィードバンク・コー
クス)を循環系に供給しそして原料混合物に添加するこ
とによって達成することができる。石炭の揮発性成分と
は、水不含の石炭を酸素の排除下に加熱する際に得られ
る脱気生成物および発生ガス生成物を意味する。石炭の
揮発性成分の含有量は、水不含石炭を120〜1000
℃の温度に酸素排除下に加熱しそしてその際に放出され
る化合物を定量的に回収することによって測定する。バ
ーナーを通して回転炉中に導入される石炭は、炉の加熱
、炎の包囲並びに炉への装入物の被覆に役立つ。
大きい炉の場合には、0.5〜b 炭を自体公知の投てき装置および/または吹き付け充填
装置を通して炉中に導入する必要があるしまたそれが有
利である。何故ならばか\る石炭は炉の長さの80χの
深さにまで炉中に導入され、それによって最高の保護効
果を達成できるからである。圧縮空気で作動する吹き付
け充填装置を空気を用いて稼働させそして装入口から炉
の最も離れた側のバーナーの上に炉の排出口末端が配設
されている。大きい石炭粒子は投てき装置および/また
は吹き付け充填装置がら回転炉の予備加熱域にまで4大
し、一方バーナーの外側ノズルを通して炉に導入する石
炭は主として炉の第ニーおよび第三番目の還元段階で炉
装入物上に堆積させる。このようにして、特に大きい石
炭粒子は長い燃焼時間を必要とするので、炉の全空間に
おいて最大限の保護を炉装入物上に存在する石炭層によ
って行うことができる。更に予備加熱領域および炉の最
初の還元領域に、酸素によって再酸化を起こすことなし
に追加的に4人される酸素によって燃焼し得るほどの石
炭揮発性成分が存在している。揮発性成分の燃焼によっ
て炉の設定温度が制御される。
方法を実施する際に、原料混合物に添加される石炭がで
きるだけ僅かしか揮発性成分を含有していないように注
意するべきである。何故ならば揮発性成分が排ガスと一
緒に炉を未使用のまま離れそして排ガスを不所望にも汚
してしまうからである。本発明の方法の場合にはC10
−モル比を〉1:1に維持することによって、少なくと
も炉の第ニーおよび第三番目の還元領域にCOを基準と
して常に過剰の炭素が存在しそして炉雰囲気が常にCO
含有状態にある。炉の設定温度は、石炭の揮発性成分を
特に予備加熱域および炉の最初の還元領域で燃焼させる
ことによって好都合に調節できる。この目的の為に空気
および/または酸素を自体公知の管を通して予備加熱領
域および炉の最初の還元領域に吹き込む。
これらの両方の領域において既に形成された金属成分の
再酸化は生じない。何故ならば炉装入物の上には殆ど緊
密な石炭層が存在しておりそして炉装入物の金属化度が
未だ非常に僅かであるからである。ところで、導入され
る酸素は揮発性成分の燃焼によって迅速に消費され、殊
に導入管の近辺においては奪い取られるように消費され
る。
回転炉を離れる反応生成物は、溶融することによって得
られるフェロクロムを含有している。
溶融の後にフェロクロムは20〜70Xのクロム、0.
02〜10χの炭素および残量の鉄より成る。フェロク
ロムはクロム鋼を製造する際に予備合金として用いられ
る。
物質の組成を表示しそして2記号によって示されている
全てのパーセント数は重量%である。
物質混合物の組成を記しており且つ詳細には示されてい
ない比は、重量比である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)クロム鉱石、石炭および鉱しょう形成物より成り、
    鉱石と石炭との比が1:0.4〜1:2でありそして鉱
    しょう形成物のCaOおよび/またはMgO並びにAl
    _2O_3および/またはSiO_2を、鉱しょうにお
    いては1:1.4〜1:10の(CaO+MgO)/(
    Al_2O_3+SiO_2)−比でありそしてAl_
    2O_3/SiO_2−比が1:0.5〜1:5である
    ような量で添加し、回転炉においてはCO−含有雰囲気
    で30〜90分間1100〜1250℃の温度に加熱し
    、次いで30〜90分間1400〜1480℃の温度に
    そして最後に20〜240分間1480〜1580℃の
    温度に加熱する鉄含有クロム鉱石の還元方法において、
    回転炉を向流状態でバーナーにて加熱し、その中心ノズ
    ルを通して酸素および/または空気を、中心ノズルの周
    囲の外側ノズルを通して不活性の又は還元作用するキャ
    リヤーガス中に浮遊した石炭を回転炉中にCO形成に必
    要な炭素量を基準として炭素過剰状態の維持下に導入し
    そして原料混合物中に含まれる石炭の10〜90%をバ
    ーナーの外側ノズルを通して回転炉中に導入することを
    特徴とする、上記鉄含有クロム鉱石の還元方法。 2)バーナーの外側ノズルを通して回転炉中に導入され
    る石炭の50%までを、投てき装置および/または吹き
    つけ充填装置によって排出口側から回転炉中に導入する
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)バーナーを貫流する石炭の約75%が酸素−および
    /または空気噴出部の下側および側面から回転炉中に導
    入する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。 4)20%より多い揮発性成分を含有する石炭をばーな
    ーの外側ノズル、投てき装置および吹きつけ充填装置だ
    けを通して排出口側から回転炉中に導入する特許請求の
    範囲第1〜3項のいずれか一つに記載の方法。 5)バーナーの外側ノズルを通して回転炉中に導入され
    る石炭が最高0.001〜5mmの粒子径を有しそして
    最大の粒子径がバーナーの外側ノズルの最小の内径の1
    /10であり、一方投てき装置および吹き付け充填装置
    によって回転炉に導入される石炭が0.1〜40mm、
    殊に0.5〜25mmの粒子径を有している特許請求の
    範囲第1〜4項のいずれか一つに記載の方法。 6)温度が1250℃以下である回転炉の一部に空気お
    よび/または酸素を管を通して吹き込み、該管空気およ
    び/または酸素を炉の自由空間にのみ炉排ガス流の方向
    に吹き込みそしてその出口開口が炉の軸線の近くに存在
    する特許請求の範囲第1〜5項のいずれか一つに記載の
    方法。
JP61116295A 1985-05-23 1986-05-22 鉄含有クロム鉱石の還元方法 Expired - Lifetime JPH0723515B2 (ja)

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DE3518555A DE3518555C1 (de) 1985-05-23 1985-05-23 Verfahren zur Reduktion von eisenhaltigen Chromerzen

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JPS61272329A true JPS61272329A (ja) 1986-12-02
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IN (1) IN165027B (ja)
PH (1) PH23511A (ja)
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TR (1) TR26852A (ja)
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