JPS61272328A - 金属有価物抽出用組成物 - Google Patents

金属有価物抽出用組成物

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JPS61272328A
JPS61272328A JP61112439A JP11243986A JPS61272328A JP S61272328 A JPS61272328 A JP S61272328A JP 61112439 A JP61112439 A JP 61112439A JP 11243986 A JP11243986 A JP 11243986A JP S61272328 A JPS61272328 A JP S61272328A
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    • Y10S423/09Reaction techniques
    • Y10S423/14Ion exchange; chelation or liquid/liquid ion extraction

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水性溶液、特に鉱物を酸で浸出することによ
り得られる溶液から、抽出剤としてo −ヒドロキシア
リールオキ7ム化合物を用いて、金属を抽出するための
組成物ならびに方法における改良に関する。
金属を例えば硫酸塩の形で含む水性溶液を、水VC非混
和性ノ溶剤中の0−ヒドロキシアリールオキシム化合物
の溶液と接触させ:次いで金属を負荷された溶剤相、す
なわち金属の一部な0−ヒドロキシアリールオキ7ム化
合物とのキレート化合物の形で含む溶剤相、を分離する
;ことにより、水性溶液から金属、殊疋銅を抽出するこ
とは、公知である。次いでその金属負荷溶剤相から金属
を酸で抜き取り、引き続き例えば電解精練することによ
り、金属を回収できる。
金属キレート化合物生成反応は、酸をも生成させ、従っ
てpHの低下を生じさせる。この反応は可逆性であり、
pl(が増加されると金属キレート化合物の生成に有利
な平衡点にまで進行する。金属、例えば銅が抽出される
金属塩含有水性溶液は、多くの場合、金属鉱物を酸で抽
出することに得られる浸出液であり、若干の場合には低
いpH値を有するであろう。平衡において形成されるキ
レート化合物の量はpH値b1低減されると少なくなる
ノテ1強イキレート化力を有する0−ヒドロキシアリー
ルオキシム化合物類のみが、非常に低いpH値あるいは
高い銅含有率の水性浸出液から高度の抽出を達成しうろ
ことになろう。
このような強いキレート化力のオキシム化合物により示
される高度な銅抽出の利点は、便宜的な濃度の酸を用い
ての金属抜き出し後の溶剤中にキレートとして残る多量
の銅によっである程度まで相殺される。キレートの形で
のこのような残留銅は抽出段階へ再循環できるので損失
されることはないが、残留銅キレートの量の低減は、水
性溶液からの銅抽出度の対応する低減b′−なされない
ようにするので、方法全体の効率の向上をもたらすこと
になろう。
我々の英国特許第1549615号明細書には、このよ
うな場合に、溶剤相す−ある特定の7工ノール化合物を
含むならば、酸による金属抜き出し段階において溶剤相
から除かれる銅の量が著しく増加することが示されてい
る。そのような化合物は、時には「抜き出しくストリッ
プ)変性剤」と称される。
上記英国特許明細書において、トリデカノールのような
ある種の脂肪族アルコールが類似の有利な効果をもたら
すことも記載されている。
変性剤は抽出剤の強さに影響を与えるだけでなく、加水
分解安定性、鉄の抽出よりも銅の抽出の選択性、同伴濃
度、抽出段階及び抜き出し段階の熱力学、及びクラッド
の発生にも影響を与えることがある。従って適当な変性
剤は妥協の結果選定されることが多い。
ここに用語「クラッド(crud ) Jは、溶剤抽出
法において用いられるミキサー沈降器の沈降室中の有機
−水性界面で、あるいは有機相中に形成される望ましく
ない異質物質を表わす用語である。
普通それは、原料中に存在するアルミノンリケード類ま
たは溶剤抽出操作中に沈澱されるコロイド状シリカであ
ることが多い微細固体物質の存在によって安定化された
油−水エマルジョンである。
それは沈降器の、有効容積を著しく削減して、液をあふ
れさせる程にまで多くの量で蓄積することb;ある。そ
れが多量に生成する場合には、そのようなエマルジョン
を取り出し、遠心分離によってエマルジョンを破壊しな
ければならない。クラッドは、廃棄されるケイ素質固体
分上に吸収されることによる薬剤の損失の原因にもなる
口 連続方式で運転される列状配置ミキサー(攪拌)沈降器
を用いる溶剤抽出操作において、沈降器における有機相
と水性相との一次分離後に、一方の相が他方の相中にあ
る程度同伴されたまま残ることは、不可避である。これ
は1合体または沈降するのが非常に遅く、従って母相に
よって運ばれる微細小滴の形態である。水性相中に同伴
された有機物質の小滴の場合、これはプラントからの抽
出剤薬剤の主たる損失となるものであり、抽出回路から
の廃棄ラフィネート中に同伴される有機物質中、及び金
属取り出し段階で電解液へ移行される有機物中の両方で
損失が生じる。後者の場合、同伴される有機物質は銅の
清浄な析出を妨害することにより別の複雑な問題を引き
起こすことがあり、また電極の燃焼を引き起こすことも
ある。有機相中に水性小滴が同伴される場合これは原料
の水性溶液中に存在する鉄のような所望されない金属の
物理的移行をもたらすものであり、それにより、抽出剤
の他の金属よりも銅に対する高い選択性の利点が失なわ
れてしまう。従って、可及的に低いレベルに同伴を抑え
ることが著しく有利であることが判る。種々な物理的手
段が試みられてきているが、それは明かに使用薬剤組成
物の作用でもあるので、一方の相が他方の相に同伴され
るのを最小化する薬剤を使用することにより明確な利点
b′−得られる。
米国特許第4.507,268号及び第4,507,2
68号及び第4.544,552号明細書にはアルドキ
シムとケトキシムとの混合物を、わずかに小濃度の変性
剤と共に(あるに変性剤を併用せずに)用いることI!
l″一記載さ」tている。そのような混合物は、クラッ
ド形成に関して有利であろう。しかし市販されているそ
のような処方品、商標[Lix 864J(2−ヒドロ
キシ−5−ドデシルベンズアルドキシムと2−ヒドロキ
シ−5−ノニルベy/フエノンオキシムとの混合物)及
ヒ[Lix 984J (2−ヒドロキシ−5−ドデシ
ルベンズアルドキシムと2−ヒドロキシ−5−ノニルア
セトフェノンオキシムとの混合物)は、Feに対しCu
選択性が低い抽出をなす。
従って、良好な選択性を有し、かつクラッドを余りまた
は全く成させず、そして同伴を防ぐ一層効率的な変性剤
に対する要求はなお存する。
ここに我々は、高度に分岐した鎖をもつ脂肪族もしくは
脂肪族−芳香族のCl0=030エステルもしくはC工
、〜C3oアルコールの使用によって、「抜き出しくス
トリップ)変性剤」として予想外の利点が得られること
を発見した。鉄よりも銅に対して良好な予想外の選択性
が得られ、また前記のクラッド形成及び同伴濃度に関す
る欠点は、そのような化合物、特に高度に分岐した誘導
体類を用いることによって克服しうる。
また全く予想外にも1本発明による処方物は、米国特許
第4,50″1268号明細書に記載された変性剤を含
まないアルドキシムとケトキシムとの混合物に基づく処
方物よりも良好な加水分解安定性を与えることを見出し
た。
従って本発明は、金属塩の水性溶液から金属有価物を抽
出するのに用いる組成物であって、A、少なくとも5個
の脂肪族もしくは脂環式の炭素原子を含む1種または2
種以上の0−ヒドロキシアリールオキシムの強力な金属
抽出剤(以下で定義);及び 8、 1種または2種以上の分岐鎖脂肪族もしくは芳香
族−脂肪族の、炭素原子数14〜50のアルコールもし
くは炭素原子数10〜30のエステルであって、メチル
炭素原子数と非メチル炭素原子数との比が1:5より高
いもの; からなり、かつA:Bの重量比が10:1ないし1:6
の範囲であることを特徴とする上記組成物を、提供する
好ましくは、メチル炭素原子数:非メチル炭素原子数の
比は1:5より高く、かっA:Bの重量比は5:1ない
し1:1である。エステルは14〜25個の炭素原子、
そしてアルコールは15〜25個の炭素原子を含むのb
?−好ましい。本発明の組成物は、有機溶剤中に溶解で
きるが、通常の金属抽出法のためには有機溶剤は水に非
混和性であるべきである。
本発明の別の態様によれば、 (al  金属を含む水性溶液を、本発明による組成物
の非混和性溶剤中17]溶液と接触させ、(bl  水
性相と、金属錯体を含む有機溶剤相と、を分離し。
(cl  その溶剤相を鉱酸水溶液と接触させ、そして fdl  金属を鉱酸の塩の形で含む水性相から溶剤相
を分離する、 ことからなる水性溶液からσ)金属抽出法も提供される
好ましくは金属は銅またはニッケルであり、さらに好ま
しくは銅山体である。
金属塩の水性溶液から金属有価物を抽出するために一般
的に有用な。−ヒドロキシアリールオキシム類は周知で
あり、その例としては、例えばベルギー特許第796,
865号明細書に記載のアルキル−もしくはアルキルサ
リチルアルドキシム類;英国特許第1,322.532
号明細書、ドイツ公開第2407200号明細書及びベ
ルギー特許第804.031号明細書に記載の置換(例
えばアルキル基またはアルコキシ基置換)o−ヒドロキ
シアリールアルキルケトキシム類;ベルギー特許第80
4.01号明細書に記載の。−ヒドロキシアリールベン
ジルケトキシム類;及び米国特許第3.428,449
号及び第3.655,547号明細書に記載の0−ヒド
ロキクベンゾフェノンオキシム類;がある。
有機溶剤中でのオキシム及びオキシムの金属誘導体の適
切な溶解度を与えるために、それらのオキシム類は、少
なくとも6個の炭素原子、そして好ましくは20個未満
の炭素原子を含む基、例えばアルキル基、アルキレン基
または7クロアルキル基を有すべぎである。溶解度はオ
キシム類の混合物の使用によってさらに増進される。好
ましいオキシム化合物はC7〜C1,アルキル基を有ス
る。
上記のO−ヒドロキンアリールオキシム類のうちで、強
力な金属抽出剤であるもののみtJ″−1本発明の方法
において有用である。そのような「強力な金属抽出剤」
は、理論吸収量の50%の量に相当する銅を負荷された
ときに脂肪族炭化水素中の0.2モルの溶液において、
1未満のpHで、過塩素酸鋼の形の銅の0.1モル溶液
と平衡になるような抽出剤であると定義される。これと
対照的に、例えば英国特許第1.322.552号、米
国特許第3.428,449号及びベルギー特許第80
4050号同第804L]5)号に記載されたもののよ
うに、6−位において電子吸引置換基を欠く。−ヒドロ
キシアリールケトキシム類は、上記の試験においてpH
が約1.2またはそれ以上で平衡となるのが普通であり
、それら自体で本発明に使用するのに適当ではないが、
本発明の組成物との混合物としてそれらは使用しうる。
英国特許第1,549.615号明細書に記載の如きア
ルキルフェノール類モ、オキシムの重量の10〜300
%ので存在しうる。
高銅濃度の水性溶液の処理能力及び迅速な金属移行速度
を有する故に特に有用なものは、アルキルサリチルアル
ドキシム類、殊にそのアルキル基が少なくとも5個の炭
素原子を含む分岐鎖アルキル基であるもの、及びそれら
の混合物、例えば4−ノニルーサリチルアルドキシム類
及び5−ヘプチル−サリチルアルドキシム類;殊にフェ
ノールとプロピレン三量体とσ)縮合により得られた混
合p−ノニルフェノール類からホルミル化及びオキシム
化によって誘導され、混合物中の各化合物が分岐鎖ノニ
ル基の形で異なるような2−ヒドロキシ−5−ノニルベ
ンズアルドキシム類の混合物;及び同様にフェノールと
へブチレンとの縮合物から誘導され、混合物中の各化合
物がヘプチル基0)形で異なるような2−ヒドロキシ−
5−ヘブチルベンズアルドキフム類の混合物;である。
上記のタイプの強力な0−ヒドロキシベンズアルドキシ
ム類と、米国特許第3,428,449号及びベルギー
特許第804050号及び第8040!11号明細書に
記載されたタイプの弱い0−ヒドロキシアリールケトキ
シム類と、の混合物も有用である。
そのような混合物は欧州特許公告第85522号明細書
に記載されている。このような混合物の性能は、本発明
の高度分岐脂肪族もしくは脂肪族−芳香族のアルコール
またはエステルの配合により適当に改変される。
本発明の組成物及び方法では、14〜30個、好ましく
は15〜25)固の炭素原子を含む飽和または不飽和の
脂肪族炭化水素アルコール類もしくはポリオール類をア
ルコールとして使用できる。
アルコールは高度に分岐していて、炭化水素主鎖のほぼ
中間付近にヒドロキル基を有するのb′−好ましい。本
発明にとって特に好ましいものは、ゲルベ反応によって
短鎖アルコールを縮合させて製造できる分岐鎖アルコー
ル類である。そのようなアルコールは時に「ゲルベ」ア
ルコールド称されることb′−ある。場合によっては、
アルコールは芳香族基またはその他の官能基、殊にエス
テル基を含んでいてもよい。
本発明の組成物において待に有用なものは、多数の末端
メチル基を含む極めて高度に分岐し六二「ゲルベ」アル
コールをもたらす高度分岐前駆体から合成されたアルコ
ールである。
特に効率的な変性剤は高度分岐したイソヘキサデシルア
ルコールまたはインオクタデシルアルコールであること
が判明した。後者は2−(1,3,5−トリメチルブチ
ル)−5,7,7−)リメチルオクタノールである。
10〜50個の炭素原子を含む飽和または不飽和の脂肪
族もしくは芳香族−脂肪族エステル類?:J′一本発明
の組成物及び方法においてエステルとして使用できる。
エステルは、ポリエステル、特にジエステルであってよ
い。エステルは高度に分岐されているのが好ましい。場
合により、エステルはその他の官能基、殊にヒドロキシ
ル基を含んでいてもよい。
本明細書において、「高度に分岐された」とは、メチル
炭素原子数:非メチル炭素原子数の比が1:6より高い
ことを意味する。
本発明の組成物及び方法において特に有用なものは、あ
る種の二塩基酸、好ましくは分岐二塩基酸から誘導され
たエステル類である。例として挙げられるものは、2,
2.4−トリメチル−1,5−ペンタンジオールジイノ
ブチレート、及び2,2.4−トリメチル−1,ろ−ベ
ンタンジオールモノイソブチレートの安息香酸エステル
である。後者は商業的に入手できる。
エステルもしくはアルコールと、その他(n変性剤もし
くは本発明によるその他のアルコールもしくはエステル
と、の混合物も有利に使用しうる。
オキシム化合物の使用量は、水性溶液中の金属塩の濃度
により、及びプラント設計により左右される。しかし、
有機溶液、1.を当り5〜50OL!−のオキシムを使
用するのが好ましい。これよりも高度であると有機相が
高粘度になり取扱いが不都合となり、またこれよりも低
濃度であると不必要なほど多量の溶剤を使用しなければ
ならない。
1を当り1g−またはそれ以上の金属例えば銅を含む水
性溶液について使用するには、有機溶液1を当り20〜
200Fのオキシム化合物と、そのオキシム化合物の重
量の、好ましくは10〜200%、特に20〜100%
の量に相当するアルコールまたはエステルを用いるのが
好ましい。アルコールまたはエステルの効果はオキシム
の濃度が高いほど一層顕著になるので、高濃度で操作し
ているときに金、属抜き出しくストリップ)効率の満足
すべき改善を得るには、オキ7ムに関して比較的に低い
変性剤濃度が必要とされる。
本発明方法の第1及び第2工程は、水性溶液と、有機溶
剤中のオキシム溶液と、を適当な温度(普通は周囲温度
、もし操作上便宜であれば幾分か高い温度も使用可)で
−緒に合せ;それらの液の混合物をかき混ぜて、錯体形
成及び抽出を促進するように水−溶剤界面層の面積を増
大させ:次いでかき混ぜを低減して、水性層と溶剤層と
が沈静し、良く分離されるようにする;ことにより便宜
に実施できる。本発明方法は回分式で実施でき、あるい
は好ましくは連続式で実施できる。
有機溶剤の使用量は、抽出されるべき水性溶液の量、金
属の濃度、方法実施に利用できるプラントに、適合する
ように選択される。有機溶液と水性溶液とをほぼ等容積
で一緒にすることは、特に方法を連続式で操作する場合
に、好ましい。
本発明σ)第1及び第2工;程の実施条件、殊にpH値
は、水性溶液中に存在する金属σ)種類に適合するよう
に選択される。一般的には、選定条件下において、水性
溶液から所望金属のみを実質的に抽出するようにするに
は、存在することがあるその他の金属が安定な錯化合物
を形成しないようにすべきである。錯化合物の形成には
酸の放出が伴なうので、金属錯体b′−安定である所望
の範囲にpH値を維持するために操作中に例えばアルカ
リを添加しなければならないことI!l″−あるが1こ
のような添加は、特に連続式操作の場合に2行なわない
のが好ましい。本発明方法は、銅について使用するのが
特に好ましく、その理由は低pH値で銅が0−ヒドロキ
シアリールオキシム類と安定な錯体ヲ形成するからであ
る。従って6以下のpHで操作することにより、銅は鉄
、コバルト及びニッケルを実質的に含まずに抽出されう
る。有機溶剤としては、水と非混和性であり、使用r+
H条件下で水及びオキシム化合物に対し不活性である任
意の流動性有機溶剤またはその混合物が使用できる。特
に脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素類及びこれらのい
ずれかの混合物、殊に芳香族成分をほとんどまたは全く
含まないそのような混合物;また水より高密度の溶剤と
してノ・ロゲン化炭化水素特に塩素化炭化水素、例えば
パークロルエチレン、トリクロルエタン、トリクロルエ
チレン及びクロロホルムのような高度ハロゲン化炭化水
素類す1使用 −できる。゛ 本発明方法の第6及び第4工程は、本発明の方法の第2
工程から得られる金属を担持したオキシムの有機溶剤溶
液と、鉱酸の水溶液とを、適当な温度(普通は周囲温度
、しかし操作上便宜であるならば幾分か高い温度も使用
可)で−緒に合せ;それらの液体の混合物をかき混ぜて
、錯体の分解及び金属の回収を促進するために水性・溶
剤界面層を面積を増大させ;次いで水性層及び溶剤層を
沈静させるようにかき混ぜを低減し;次いで両層を分離
する;ことにより都合よ〈実施できる。有機相と水性相
との適当な相対容積比は、金属抽出法において慣用され
るもの、例えば1:1である。
抜き出しくストリッピング)段階における有機相と水性
との相対容積比は典型的には5:1程度であろう。本発
明方法は回分式または好ましくは連続式で実施できる。
金属抜き出しくストリッピング)処理されて、再生オキ
シム化合物、変性剤及び幾分かの残留銅を含む有機層は
1本発明方法の第1工程で再使用できる。金属塩を含む
水性層は任意の慣用法で、殊に電気分解により、処理さ
れて、金属を与え得る。
金属抜き出しくス) IJツビング)用の酸は、好まし
くは硫酸であり、適当な濃度は1を当り100〜250
g−である。電気分解により金属の適宜な部分を除去さ
れた後に、残留金属塩を含む回収酸水溶液は1本発明方
法の第6エ程で再使用できる。
本発明を以下の実施例で説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
実施例 1 脂肪族ケロ7ン系溶剤の市販品である[エスケイド(E
SCAID)100J中に2−ヒドロキシ−5−ノニル
ベンザルドキクムを501i’ / l 含ts溶液5
0部を、銅を硫酸塩の形で3.0!il−/f含む水性
溶液(初期pH2,0)50部と25℃において激しく
攪拌した。15分後に攪拌を停止し、両相を沈静させ、
溶媒相の一部を取り出し、銅について分析した。
次いで、銅を負荷された有機相25部を、硫酸塩として
の銅を50 fi−/を及び硫酸を150P/を含むス
トリッピング(金属抜き出し)用水性溶液50部と25
℃において15分間激しく攪拌した。再び両相を沈静さ
せ、有機相を銅について分析した。
結果は、抽出後の有機相が1を当り5.295’の銅、
ス) +3ツビング後の有機相が1を当り3.65)の
銅を含んでいたことを示した。このことは、使用した抽
出剤溶液1を当り1.945’の銅を回収したことを表
わしている。
抽出剤組成物中に長鎖アルコールを配合することにより
得られる改善を示すために、1を当り50y−の2−ヒ
ドロキシ−5−ノニルベンザルドキシム及び1を当り2
5Pの高度分岐インオクタデシルアルコール(ドイツ、
ヘキスト社製)を含む[エスケイド100J唇液を用い
て、前記実験を繰り返えした。抽出後の有機相の銅含量
は5.01P/lであり、そしてストリッピング(金属
抜き出し)処理後のそれは2.29P/lであった。こ
のことは、使用した抽出剤溶液1を当り2.725’の
銅を回収したことを表わしている。この回収率は、分岐
インオクタデシルアルコール不存在での回収率よりも4
0%増である。
実施例 2 実際の鉱物原料溶液を用いてパイロット実験な実施した
。二基の抽出ミキサー沈降器と二基のストリップ・ミキ
サー沈降器とを直列に配置してなる小型溶剤抽出プラン
トに、実際の鉱物原料溶液を、抽出段階及びストリッピ
ング段階で有機相と水性相とが向流関係で流れるように
供給した。ダンプ浸出操作により得られた原料水性溶液
は、数週間の試験期間中に変動する濃度の諸金属を含み
、銅の濃度は2,0〜4.5t/l、鉄の濃度は22〜
50 t/lであった(pH1,6)。ストリッピング
(金属抜き出し)処理は、50 fl−/lの銅及び1
65)i’/lの硫酸を含む水溶液を用いて実施した。
有機相は、50重量%の2−ヒドロキク−5−ノニルベ
ンザルドキシム、25重量%のインオクタデシルアルコ
ール、残部の「エステイド100J溶剤を含む組成物8
容量%からなるものであった。
有機・希釈剤は、溶剤抽出法において希釈剤として一般
的に用いられる高引火点ケロシンの一種である市販品[
ケルマツク(KERMAC)470 BJであった。
両抽出段階における有機相:水性相の比は1.0〜1.
25であり、ストリッピング段階におけるそれは6.6
〜6.6であった(全体として)。しかし水性相を再循
環させることにより、ミキサー中ではほぼ1.0になる
ように調整した。両抽出段階及び最初のス) IJツピ
ング段階において、有機e抽出剤溶液は連続相をなして
いたが、第2のス) IJツビング段階においては、攪
拌中に水性溶液が連続相をなした。試験期間中の平均温
度は25℃であった。
抽出段階及びストリッピング段階から流出するスヘての
流れから毎日試料を採取し、一方の4qhZ他方の相に
同伴される(取り込まれる)a度を測定した。そのよう
な同伴濃度を低(維持することは極めて重要である。な
んとなれば、有機相が水性相中に同伴されると、系から
抽出剤が損失されることになり、また水性相がストリッ
ピング段階へ進行する有機相流中に同伴されると、後で
銅を電解回収するための電解液中へ鉄のような望ましく
ない金属が持ち込まれるからである。
各流れについての14回またはそれ以上の測定の平均に
基づく同伴レベルは下記の通りであった。
すべての数値はppm(容積)である。
第1抽出段階からの有機相流中の 水性相             98 ppm第2ス
トリッピング段階からの有 観相流中の水性相         26 ppm第2
抽出段階からの水性相流中の 有機相             40 ppm第1ス
トリッピング段階からの水 性相中の有機相          14 ppm第1
抽出段階から出る有機相流中に11000ppを越える
水性相の同伴レベルは、2−ヒドロキシ−5−ノニルベ
ソデルドキシムと5−ノニルフェノールとな約1:1の
重量比で含む組成物のケロシン(「り°シマツク4フ0
B」)中の8%溶液力らなる抽出剤を用いて運転してい
るときに、しばしば記録された。
この試験中に、蓄積した界面スラッジ、特に第1抽出段
階において蓄積した界面スラッジの厚さも測定した。こ
の実施例で用いた本発明の組成物の場合、スラッジの厚
さは約10ctnであった。2−ヒドロキシ−5−ドデ
フルベンザルドキ7ム及びトリデシルアルコールを2:
5:10重量比で含む処方物に基く抽出剤溶液を用いた
別の試験では、第1抽出段階の沈降器中の同一位置で測
定したスラッジの量は25cInの厚さまで伸びている
ことが判明した。
実施例 6 トリデシルアルコールを含む公知組成物の銅選択性と、
本発明の組成物の鉄よりも銅に対する選択性とを比較す
るために下記の実験を実施した。
「エスケイド100」溶剤中に二つの異なる抽出剤組成
物9容量%をそれぞれ含む二つの溶液を作った。第1の
抽出剤組成物は、50重量%の2−ヒドロキン−5−ノ
ニルベンザルドキシム、25重量%のインオクタデシル
アルコール及び残部の「エスケイド100」溶剤を含む
処方物であった。第2の抽出剤組成物は、50菫量%の
2−ヒドロキシ−5−ペンザルドキシム、25’fCi
%のトリデシルアルコール及び残部の「エスケイド10
0」溶剤を含む処方物であった。
各抽出剤溶液の一部分を、3.05’#の銅及び3.0
5’/lの第二鉄(それぞれ硫酸塩の形)を含む水溶液
(pH2,0)の等官位と、25°Cで激しく攪拌した
。2分間の攪拌後及び15分間の攪拌後に分散液の試料
を採取した。(2〜6分の時間は商業的操作のミキサー
における典型的平均滞留時間であり、また15分の時間
は充分な平衡を確立するのに十分に長い時間である。) 有機相及び水性相を分離し、その有機相ゼ原子吸光分光
分析法で鉄について分析した。2分後に銅と共に同時抽
出された鉄の量は、トリデシルアルコールを含む組成物
の場合に55〜/lであったb’−、インオクタデシル
アルコールを含む本発明の組成物についてはわずか10
#/lであった。
15分間の贋拌後、トリデンル変性抽出剤を含む溶液中
の鉄の濃度は88〜/Lであったが、インオクタデシル
アルコールで変性したオキシム化合物含有溶液中のそれ
は再びわずか10m9/lであった。
実施例 4 多数の実験室規模のミキサー沈降器装置を作った。各装
置は、容積530c+++3のミキサー箱を有し、その
ミキサー箱から水性相/有機相分散液が深さ55cmの
沈降室へ溢流するものであった。有機及び水性両流は、
ミキサー箱の底から導入し、1l100rpで回転する
直径25闘の6枚羽根インペラーでかき混ぜた。ミキサ
ー箱から溢流する分散液を、沈降室の頂部と底との中間
点に導入するようにバッフル板を用いた。別のバッフル
板を沈降室の長さに?E3つだ位置に置いて、毎分1平
方メートル当り61tの流れに相当する有効沈降室容積
を与えた。
多数の抽出剤組成処方物な作った。それぞれは、下記の
変性剤に加えて2−ヒドロキシ−5−ノニルーベンザル
ドキヅム50重量部を含んでいた。
抽出剤A:インオクタデシルアルコール25部抽耽剤B
:イソへキサチクルアルコール25部抽出剤C:2−オ
クチルデカノール  30部抽出剤Dニトリデカノール
      17部各場合に、組成物は[エスケイドl
0DJC高引火点ケロシン)の添加により100重量部
とした。抽出剤B、C及びDで用いた変性剤の量は、抽
出剤Aと同じ抽出強度及びストリッピング特性を与える
ように選定した。これらの抽出剤組成物のそれぞれを「
シェブロン(CHEVRON)J  イオン交換溶剤抽
出法においてキャリヤーとして用いられる高引火点ケロ
シン)中に8容量%含む溶液を調製した。それぞれの薬
剤溶液を各ミキサー沈降器へ45rtil1分の流量で
、45m1/分の鉱物溶液と共にポンプ送入した。使用
した鉱物溶液は四つのミキサー沈降器すべてについて共
通であり。
米国アリシナ州の鉱山で実施した浸出処理から得られた
ものであった。それはpH2で約21/lの銅を含んで
いた。ミキサー沈降器は少なくとも6時間にわたる実験
中連続的に運転された。有機相は受器に捕集され、そこ
から適宜なミキサー沈降へ再循環させた。使用済水性溶
液はミキサー沈降器を1回通過後に排出した。これらの
実験中に、有機相及び水性相の両者が沈降室へ向けて出
ろ位位置付近で両者の多くの試料を採取した。これらの
試料を特別設計の目盛付き容器中で遠心分離処理して有
機相中への水性相の同伴レベル及び水性相中への有機相
の同伴レベルを測定した。二系列の実験を実施した。第
1の系列の実験では、開始時に有機薬剤溶液がミキサー
中連続相を形成するような工程を採用した。第2系列の
実験では、水性原料溶液が連続相を形成するようにした
。いくつかの測定手段に基き得られた同伴レベル値を下
表に示す(0=有機相、A=水性相)。
シルアルコール 154  865   45  19
4B  インへキナ1ノル アルコール   196  800   27  18
5C2−オクチルデ カノール    280 1175  155 181
5D  トリデカノール 204 1250  190
  400上記のデータから低い同伴レベルは、わずか
に分岐したアルコール(C2o)及び部分的に分岐して
いるが低分子量のアルコール(C13)と比較して、変
性剤が高度に分岐したC工。またはCtSアルコールで
ある場合に、得られることが明かである。有機相への水
性相の特に低い同伴レベルは、ミキサーが連続水性相を
形成するように運転される場合に処方物A及びBで得ら
れる。そのようにすると水性原料溶液中に存在する鉄の
ような望ましくない金属の物理的移行が最少化される。
また水性相への有機相の特に低い同伴レベルは、変性剤
として高度分岐アルコールを用いる処方物A及びBで得
られることも判る。廃棄されるべき水性相中への有機薬
剤溶液の同伴は、系からの薬剤の損失を起こす主要原因
であり、また溶剤抽出操作における主要運転コストの一
つであるので、上記の如き低い同伴レベルは著しく有利
である。
実施例 5 実施例4に記載のミキサー沈降器を用いて多数の実験を
実施した。使用した薬剤溶液は、種々の処方物を「シェ
ブロン」イオン交換溶剤中に10容量%添加したもので
あった。使用した各処方物&!、50重it部の2−ヒ
ドロキシ−5−ノニルベンザルドキシム及び下記列挙変
性剤に「エスケイド100」溶剤を加えて101〕重量
部としたものであった。各組成物で用いた変性剤は下記
の通りである。
組成物Aは25重量部のインオクタデシルアルコールを
含有。
組成物Bは50重量部の2−オクチルドデシルアルコー
ル含有。
組成物Cは2.2.4−トリメチル−1,3−ベンタン
ジオールジイソブチレートの高度分岐エステルを50重
量部含有。
・ 組成物りは40重量部のラウリン酸メチル(直鎖脂
肪族エステル)を含有。
組成物B、C及びDのそれぞれに配合した変性剤の量は
、組成物Aと同じ銅抽出強度をそれぞれの組成物に与え
るような量であった。これらの薬剤組成物のそれぞれを
、約45m11分の流量で別別のミキサー沈降器へポン
プ送入した。各ミキサー沈降器へ供給した水性原料溶液
は、ある鉱山の溶剤抽出プラントでは著しいクラッド発
生問題を起こすことが知られていた浸出溶液であった。
この鉱物原料溶液は、pH2で、約3.0!P/lの銅
及び501/lの第二鉄イオンを含んでいた。この水性
原料溶液を各ミキサー沈降器へポンプ送入し、各実験期
間中にクラッド発生速度を測定した。
各ミキサー沈降器は少なくとも6時間にわたる実験中に
連続的に運転した。有機相は受器に捕集し、そこから適
宜なミキサー沈降器へ再循環させた。使用済の水性溶液
はミキサー沈降器を一回通過後に排出した。実験中に、
有機相及び水性相の両者が沈降室へ向けて出る位置付近
で両者の多くの試料を採取した。これらの試料を特別設
計の目盛付き容器中で遠心処理して、有機相中への水性
相の同伴レベル、及び水性相中への有機相の同伴レベル
を測定した。
二系列の実験を実施した。第1の系列の実験では、開始
時に、有機薬剤溶液がミキサー中で連続相を形成するよ
うな程を採用した。第2系列の実験では、水性原料溶液
が連続相を形成するようにした。いくつかの測定手段に
基き得られた同伴レベル値を下表に示す(0=有機相、
t’b=水性相)。
また下表には同伴レベル(容量ppm)と共に種々の薬
剤組成物についてのクラッド発生速度(17時)も示し
である。
A     87  561   1.96B    
5)5  792   3.4C55250,57 D    500  1125  13.6A    
 107   252    0.95B      
 50   350    5C94501,0 D     330  5000   11.5これら
のデータは、アルコール変性剤及びエステル・変性剤の
両方の場合に、高度分岐化合物は同伴レベルに関して変
性剤として一般にすぐれていることを示している。望ま
しくないクラッドの蓄積速度は、変性剤が長鎖アルキル
鎖を含む処方物B及びDの場合よりも、高度分岐変性剤
を用いた処方物A及びCの場合に著しく低いことb′−
明かである。さらにエステル組成物Cはアルコール組成
物Bよりも一般にすぐれていることも示されている。
実施例 6 「エスクイド100J(80%脂肪族ケロンン型溶剤)
中に2−ヒドロキシ−5−ノニルベンザルドキシムを5
C1/lの割合で含む溶液100部を、10?/lの銅
を含み54 f//lの酢酸ナトリウム液の添加により
pH4,5に緩衝した溶液と25℃において5分間激し
く攪拌することにより、その最大銅負荷容量に至るまで
それに銅を負荷した。両相を分離させ、有機相を分析し
たところそれが6g−/1ily)銅を含むことが判明
した。その鋼質荷抽出剤溶液50部を、使用済電解液回
収溶液を模擬した水性ストリップ溶液50部と25℃に
おいて2分間激しく振とうした。その模擬液は硫酸塩の
形で添加された銅50 f/−/を及び硫酸150SF
−#を含んでいた。振とう後1両相を沈静させ、水性溶
液相を排出して新しい50部のストリップ溶液をその代
りに入れた。前のように振とうを継続し、有機相がスト
リップ酸の四回分と接触するまで上記操作な繰返えした
。次いで有機相の一部分を取り出して分析したところ、
3.3P/lの銅を含んでいた。上記実験を、501/
lの2−ヒドロキシ−5−ノニルベンザルドキシム及び
50 F!−/lの2.2.4−)ジメチル−1,5−
ベンタンジオールジインブチレートを含む抽出剤溶液を
用いて繰り返えした。ストリップ酸を用いての四回の接
触の後に、有相層中の鋼質荷量は1.479−/lに低
減していた。従ってストリッピング(抜き出し)におい
て著しい向上が見られた。
実施例 7 「エスクイド100」中に25P/zの2−ヒドロキシ
−5−ノニルベンザルドキシム及ヒ25?/lの4−ノ
ニルフェノールを含む溶?i[(1)ヲ作った。このよ
うな組成物は銅の溶剤抽出のための商業的操作において
一般的に用いられるものである。
5、Ot/lの銅及び50?/Lの第二鉄イオン(それ
ぞれ硫酸塩の形)ならびにpH2とする少量の硫酸を含
む水性溶液1[1)を作った。抽出剤溶液(11の80
部を、水性溶液1[1)(1)80部と25℃テ15分
間激しく攪拌することにより平衡化させ、その後に、各
溶液を分離させ、金属を含む有機溶液([11の一部分
を分析のために採取した。この部分的負荷有機溶液40
部を、溶液(ロ)の別の40部と15分間攪拌すること
により二回目の接触をさせた。
再び両相を分離させ、有機相の一部分を分析のために採
取した。
別の実験では、25f−/lの2−ヒドロキン−5−ノ
ニルベンザルドキシム及び15P/lの2.2.4−ト
リメチル−1,5−ベンタンジオールジイソブチレート
を含む抽出剤溶液(mlを調製した。
このオキ7ム:変性剤の比は、溶液(1)と同じ銅移行
峙性(ストリッピング性能)を与えるように選定された
ものである。前記実験を繰り返し、溶液(mlの一部分
を、溶液(■)を二回分(それぞれ新しいもの)用いて
接触させることにより平衡化させた。
この場合もその接触各に有機相の一部分を分析のために
採取した。
有機溶液のそれらの種々の試料をワットマンp紙で二回
濾過して、同伴水性相を除去し、次いでそれぞれの中に
存在する銅及び鉄の量を分析して測定した。鉄は有機溶
液の原子吸光分光分析により、直接に測定した。銅は有
機溶液を5005’/lの硫酸で数回接触することによ
り水性溶液中へ抜き出し、次いで中和し、沃化カリウム
を添加し、そして標準チオ硫酸塩溶液で発生沃素を滴定
することにより測定した。分析結果は、変性剤として、
トリデカノールfil、インオクタデシルアルコール(
IV)、2−ヒドロキシ−5−ドデフルベンザルドキシ
ム及び2−ヒドロキシ−5−ノニルベンザルドキシムの
混合物で[リツクス(LTX)864Jなる商標の市販
品(V)、及び2−ヒドロキシ−5−ドデシルベンザル
ドキシム及び2−ヒドロキシ−5−ノニルアセトフェノ
ンオキシムの混合物で商標「LIX984Jの市販品(
Vl)を用いて得られた結果と共に下表に示しである。
薬剤    第1回接触    第2回接触旭成物  
Cu   Fe  Cu/Fe1=  (:u  Fe
  Cu/Fe1   2.78  54  523.
01 7.77 586It    2.756 1り
、0 215 3.02 2.5 1210m    
2.785 19.1 147 3.02 4.1  
756IV    2.80  16.0 175 3
.02 3.1  976V    2.77 120
  25 3.024 92   53■2.726 
48  57 3.011 25  120上記の結果
は、ノニルフェノール変[rlヲ2.2゜4−トリメチ
ル−1,5−ベンタンジオールジイソブチレートに代え
ることによって、抽出される銅と鉄との比に著しい改善
が得られることを明示している。同様に本発明による変
性剤アルコール(1v)を含む処方物は従来のトリデカ
ノールまたは、了ルドキクム及びケトキシムの混合物よ
りも良い選択性を与える。
(外す名〕 手続補正書 昭和27年2月tg日 2、発明の名称 、l、廟ゆQJ由弱謙呵含捗1閏才η 6、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 冬咋本 イ゛7ペリアIL/−殿pa/、4yダストリ
ーズ1ピ/シVシI 4、代理人 5、補正の対象 +rX

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属塩の水性溶液から金属有価物を抽出するのに
    用いる組成物であつて、 A、少なくとも5個の脂肪族もしくは脂環式の炭素原子
    を含む1種または2種以上のo−ヒドロキシアリールオ
    キシムの強力な金属抽出剤;及びB、1種または2種以
    上の分岐鎖脂肪族もしくは芳香族−脂肪族の、炭素原子
    数14〜30のアルコールもしくは炭素原子数10〜3
    0のエステルであつて、メチル炭素原子数と非メチル炭
    素原子数との比が1:5よりも高いもの; からなり、かつA:Bの重量比が10:1ないし1:5
    の範囲であることを特徴とする上記組成物。
  2. (2)該オキシムが7〜15個の脂肪族または脂環式の
    炭素原子を含む特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. (3)水に非混和性の溶剤中の溶液の状態にある特許請
    求の範囲第1項記載の組成物。
  4. (4)メチル炭素原子数と非メチル炭素原子数との比が
    1:3よりも高い特許請求の範囲第1〜3項のいずれか
    に記載の組成物。
  5. (5)アルコールが15〜25個の炭素原子を含む特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  6. (6)アルコールが2−(1,3,3−トリメチルブチ
    ル)−5,7,7−トリメチルオクタノールである特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  7. (7)アルコールがイソヘキサデシルアルコールである
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  8. (8)分岐鎖脂肪族エステルがジエステルである特許請
    求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の組成物。
  9. (9)分岐鎖脂肪族エステルが2,2,4−トリメチル
    −1,3−ペンタンジオールジイソブチレートである特
    許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の組成物。
  10. (10)分岐鎖エステルが2,2,4−トリメチル−1
    ,3−ペンタンジオールモノイソブチレートの安息香酸
    エステルである特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに
    記載の組成物。
  11. (11)水に非混和性の有機溶剤中に溶解されている特
    許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の組成物。
  12. (12)弱い金属抽出剤も存在する特許請求の範囲第1
    〜9項のいずれかに記載の組成物。
  13. (13)(a)金属を含む水性溶液を、特許請求の範囲
    第1項に記載の組成物の非混和性溶剤中の溶液と、接触
    させ、 (b)水性相と、金属錯体を含む溶剤相と、を分離させ
    、 (c)その溶剤相を鉱酸水溶液と接触させ、そして (d)金属を鉱酸の塩の形で含む水性相から溶剤相を分
    離させる、 ことからなる水性溶液からの金属抽出法。
  14. (14)金属が銅である特許請求の範囲第13項に記載
    の方法。
  15. (15)抽出対象金属が銅である特許請求の範囲第1〜
    12項のいずれかに記載の組成物。
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