JPH06509845A - 銅の回収方法 - Google Patents

銅の回収方法

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JPH06509845A
JPH06509845A JP5504319A JP50431993A JPH06509845A JP H06509845 A JPH06509845 A JP H06509845A JP 5504319 A JP5504319 A JP 5504319A JP 50431993 A JP50431993 A JP 50431993A JP H06509845 A JPH06509845 A JP H06509845A
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シエラコスキー、ヨセフ・エム
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ヘンケル・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
銅の回収方法 本発明は、輝銅鉱の精鉱を部分浸出し、得られたアンモニア性水溶液による浸出 液を抽出する方法で該精鉱から銅を回収する方法に関する。 関連技術の説明 銅の硫化物鉱石から銅を回収する際の慣行は、その鉱石を泡沫浮遊選鉱法に付し て有価物のある金属硫化物の精鉱を製造し、有価物のない硫化物、ケイ酸塩およ びアルミン酸塩などの尾鉱を浮遊選鉱で排除する方法である。提供されるこのよ うな精鉱の一つが輝銅鉱と銅蓋を含有する輝銅鉱の精鉱である。 KuhnとArbiterの米国特許第4.022.866号および彼等のその 後の論文”Physicaland CheIIical 5eparatio ns via the Arbiter Process”、11th Int erna狽奄盾獅≠戟@M ining Congress、 1975年4月、イタリア、カブリアリ;P roc、−Int、 Miner、 Process、 Congres、、  Paper 30.831〜847頁には、硫化銅の精鉱をアンモニア/硫酸ア ンモニウムおよび酸素で浸出し、その結果、該硫化物が硫酸塩に変換し、次いで その溶解した銅を溶媒抽出法で回収できる方法が記載されている。上記の特許で は、鉱石からの銅の完全浸出が選択されているが、図3は、部分浸出を試みてい る実施態様を示している。その溶媒抽出の試薬について、上記特許には、アルカ リ性溶液から銅を優先的にロードする(load)試薬として一般的にしか記載 されていない。上記論文には、アービター法(Arbiter process )の操作が記載されているが、焦点は、硫化物精鉱の完全(または完全に近い) 浸出法である。その834頁に輝銅鉱の精鉱が具体的に考案され、かつ図解され ており、すべての銅と結合している硫黄が溶解されている。 KuhnとArbiterの他の論文の+Anconda’ s Arbite r Process for Copper”、■ydrolIetallur gy、 CIM Bulletin、 1974年2月、62〜73頁には「銅 の完全溶解」につ回収法が提供されることが発見されたのである。50%浸出ま での部分浸出である輝銅鉱と銅蓋は「完全に浸出されて、我々の浸出装置内で1 〜15時間以内で溶解される」と指摘している。 米国特許第4.563.256号には、抽出剤として各種のオキシム類を利用し て、銅有価物(Copper values)を含有するアンモニア性溶液から 亜鉛有価物(Zinc values)を回収する溶媒抽出法が記載されている 。 Anthony O,FillIerらの論文+0xidation of C opper 5ulfides in Aqueous A高kI onia+第■部+Kinetic characteristics−1^u str、 J、 Chew、、32巻、2597〜2609頁、1979年には 、輝銅鉱のアンモニア性酸化を行ってます銅蓋にして次に完全溶解する詳細な研 究が記載されている。 米国特許第2.727.818号には、硫化銅の原料をアンモニア性浸出溶液で 浸出する方法が記載されているが、Cu25(輝銅鉱)から最初の銅が、硫黄は 溶解せずに溶解し、次いで(uS (銅蓋)からCuが、その硫黄も溶解すると きにのみ溶解することを示している。溶媒抽出については考察されていない。 米国特許第4.065.502号および同第4.175.012号には、アンモ ニア性水溶液を含み、金属有価物を含有する水溶液からニッケルまたは銅などの ような金属を回収する液体イオン交換法に金属抽出剤として使用されるβ−ジン ケトン類記載され図1は、銅の精鉱の部分浸出、得られた浸出溶液からの銅有価 物の液体−液体抽出、次いで銅を、硫酸銅の結晶の形態または電解採取法による 陰極銅として回収することを示す図式フローチャートである。 発明の説明 本明細書において、操作実施例を除いてまたは特にことわらない限り、成分の量 または反応条件を示す数値はすべて、用語“約”によって修飾されていると解す べきである。 輝銅鉱の部分浸出と、高い銅移送性を有し低アンモニア保有性の(low am +aonia−1oading)抽出試薬の使用とを組合わせることによって、 非常に効率的な銅のため、硫黄が硫化物から硫酸イオンに変換することは全(な く、この変換は、精鉱の完全溶解が実施されたときに起こる。アービター法で行 われるように、硫酸イオンへの変換を行うと大量のアンモニアが硫酸アンモニウ ムとして結合される。 そのアンモニアを遊離させるには、硫酸アンモニウムをエネルギー集約的な方法 で処理しなければならない。本発明ではアンモニアの回収は簡素化される。とい うのは、本発明で利用される試薬を用いる溶媒抽出法では、アンモニアは、抽出 中に自動的に再生されて、次の浸出を行うためラフィネートを介して蘭単に再循 環されるからである。 硫黄は本発明の部分浸出中には硫酸イオンに変換されないので、硫黄は浸出残渣 中に残り、浮遊選鉱によって選鉱され、次いで図1に示すように溶錬工程に送ら れ、そこで硫酸が便利にかつ有効に産生される。 本発明の銅回収法では、輝銅鉱の精鉱がアンモニアと硫酸アンモニウムの溶液に よる部分浸出法に付される。硫酸塩のマトリックスをシステム全体に保持して製 品の終始変わらない品質を保証するには硫酸アンモニウムが好ましいが、他のア ンモニウム化合物、たとえば炭酸塩、硝酸塩および塩化物なども用いることがで きる。しかしこれらのものは特別の装置または追加の処理工程を必要とする。 輝銅鉱の精鉱は一般に約75〜90%の輝銅鉱(CuzS)で構成され(中には 90%を越えて含有しているものがある)、残りは実質的に銅蓋(Cu S)で あり、痕跡量の黄銅鉱(CuFeSJまたは他の形態の銅を含有している。 図1に示すように、輝銅鉱の精鉱は、撹拌しながら、硫酸アンモニウム溶液と好 ましくは水酸化アンモニウムの形態の遊離のアンモニアと接触させて、固形分が 約10%〜約75%、一般に約30〜60%、好ましくは35〜50%の範囲に あるスラリーを形成させる。固形分の百分率が高ければ高いほど、必要な浸出容 器の大きさが小さくなり、かつ水性相に含有されている銅の濃度が高くなる。 浸出は、約8.5〜11の範囲のpH下で行って硫酸鋼(I[)アンモニウムを 生成し、かつ残りの銅が銅蓋(Cu S)として存在するまで常温常圧で行われ る。このように輝銅鉱(CuzS)は、十分な銅(Cu、の1/2)を放出し、 実質的にCuS 調髪)で構成された残渣が残るように浸出される。不発明の利 点の一つは、京温常圧を利用する点1こあり、高温高圧を2・要としないが、所 望の場合、または例えば極端に低温の条件のような特別の周囲条件がある場合は 高温高圧を用いてもよい。硫黄は硫酸イオノに変換されないので酸素は必要でな いが、空気が浸出容器内に散布され、この空気は、in@アンモニアの存在下で の輝銅鉱の溶解と、Cu”イオンのCu+″イオンへの変換を促進して銅(II )硫酸アンモニウムが生成する。浸出保持時間は、可溶化される銅の所望の百分 率に依存しているが、一般的なli常圧すなわち20〜23℃と大気圧下で空気 の散布を利用して、輝銅鉱の形管で含有されている銅の全量の20〜35%を可 溶化するのに、一般に30〜90分の浸出保持時間でほぼ充分である。 本発明の浸出ステップでは、浸出は、輝銅鉱の調髪への変換、例えば2量部の銅 を含有する輝銅鉱化合物から1量部の銅の分離を実質的に越えてはならない。 生成した調髪が本発明の方法で浸出されると、含有されている硫黄が硫酸イオン になる酸化反応が起こる。硫酸イオンが増大すると、硫酸イオンブリード蒸気を 混入し、続いて硫酸アンモニウムの形態で失われたアンモニアを補充する必要が あるので、本発明では、上記酸化反応は回避するかまたは最少にしなければなら ない。本発明の方法でのアンモニアの損失そのものが、図1の流れ図に示される 固体/液体分離ステップで失われる固体中に含有されているごく少量に過ぎない ことが望ましい。 浸出は、最初の精鉱が浸出の第一段階に入って次の抽出ステップからのラフィネ ートと混合される連続方式で行うのが好ましい。浸出pHを約8.5〜11に保 持する必要があるので無水アンモニアまたは水酸化アンモニウムを添加する。硫 酸アンモニウムは、輝銅鉱に含有されている銅の所望量を可溶化するのに必要な 化学量論的量のレベルに少なくとも保持しなければならない。硫酸アンモニウム は、化学量論的量をわずかに越えるレベルに維持するのが好ましく、一般に約1 0〜20%過剰であり、約15%過剰が好ましい。この過剰量によって、調髪か らのCuの実質的な可溶化がなく、かつ硫化物の硫黄の硫酸イオンへの実質的な 変換なしで、銅の可溶化される所望量(Cu2SからのひとつのCu)が保証さ れる。 そこで第二ミキサー−セトラー抽出段階(E−2と呼ばれることが多い)から出 る有機相と接触して、有機相と銅の水がa相とのn滞か丘り刺スー箪−柚由馨晋 図1に示すように、浸出後、浸出スラリーを浸出容器から放出して液体/固体の 分離が行われるがこの分離ステップは簡単なデカンテーションかまたは濾過のス テップである。得られた固体は、好ましくは、銅を含有していない水および/ま たはアンモニア水溶液で洗浄して該固体に伴出されている溶液中の銅を除去する 。さらに図1に示すように、洗浄して濾過された固体は浮遊選鉱法に付されて、 主として調髪CuSで構成された新しい銅の精鉱が生成する。この新しい調髪の 硫化物精鉱は、その銅−硫黄比については、最初の輝銅鉱の精鉱より次の乾式製 錬処理に対する燃料有価物が高い。銀もしくは金のような貴金属または輝水鉛鉱 のような他の硫化物鉱石は、最初から存在しているが、新しい浮遊選鉱精鉱にも 見出され、それからさらに処理されて回収される。 得られた浸出銅貴液(Copper pregnant 1each 5olu tion)は、さきに述べた固体の洗浄に由来する洗浄液とともに、好ましくは 、前のステップから存在している場合がある微細な固体を除く清澄化を行ってか ら、本発明の方法の抽出段階に送られる。このような清澄化は濾過によって行う ことが好ましい。抽出段階では、いまや約15〜100g/A’1一般的に約3 0〜40g/lの銅を含有し、pHが約9〜1oである浸出銅貴液を、高い銅保 有性能(high copper loading capacity)と低い アンモニア保有性能を有する抽出剤化合物の水と混和しない有機溶媒による溶液 と接触させて、銅を、浸出銅貴液と実質的に混和しない有機相を形成する該有機 溶媒溶液に移行させる。 図1において、抽出段階は単一のブロックとして示しである。実際には、抽出は 、一連のミキサー−セトラー装置で、三つまでの抽出段階を一般に用いる連続向 流法で実施され、上記ミキサー−セトラー装置はミキサーの出口が大きな沈降タ ンクに連続的に供給し、このタンク内で、銅と抽出剤の複合体を溶液中に含有す る有機溶媒(有機相)が減損(depleted)水溶液(水性相)から分離さ れる。 本発明の方法のこの部分は相分離と呼称される。通常、抽出操作は、銅をより完 全に抽出するために、2台以上のミキサー−セトラー装置によって繰り返される 。2台のミキサー−セトラー装置が利用される場合、浸出銅貴液は、第一ミキサ ー−セトラー装置の抽出段階(E−1と呼ばれることが多い)に導入されて、か または電解採取法による陰極銅として次の工程で銅を回収できるからである。 II M %TI:IuDcW 1.z u % 門シ罵1コヒqvノlI’− 19aT’b C’ノl’llL々11J4ノ4LQo5n|丁田ロフJRLI L (E−1)から出る水性相は第二ミキサー−セトラー抽出装置(E−2)に導入 され、本発明の方法のストリッピング段階がら再循環されて入って(る有機層と 接触する。銅を保有する有機層はE−1を出て、洗浄ステップに導入され、次い で有機層から銅がストリングされる。抽出段階(装置E−2)がら出る水性ラフ ィネート(アンモニアと硫酸アンモニウムの溶液)は、実質的に銅の貫溶液であ り一般に1g/1未満(および好ましくは約0.1g/l)の銅しか含有せず、 先に述べた浸出ステップと固体洗浄ステップに再循環される。 洗浄ステップは一つだけの段階で構成されていてもよく、または抽出ステップの 場合と同様に、2以上の段階で構成されていてもよい。洗浄ステップの目的は、 主に、銅とともに有機相に保有されている、導入されたがまたは化学的に保有さ れたアンモニア溶液を除くことである。アンモニア保有性が有意に低い抽出剤化 合物を用いて、その結果、有意な量のアンモニアが有機相に保有されていない場 合、洗浄ステップは省略されるのでこのステップは任意のステップである。しか し、適切なpH調節用酸でpHを6〜7に制御した少なくとも一つの水洗ステッ プを利用して、アンモニアを保持し、本発明の方法の次のステップで利用される ストリッピング剤の汚染を最少にすることが好ましい。洗浄が、水性洗浄相を有 機相から分離した後に行われる場合は、その洗浄によって生成した水溶液は浸出 ステップに戻され、一方、その銅保有有機相はストリッピング剤と接触させて本 発明の方法のストリッピング段階が形成される。また、ストリッピングステップ は、単一の段階で実施してもよく、または抽出ステップの場合と同様に、一般に 、2以上の段階または装置すなわち2段階で向流を用いて実施してもよい。 抽出ステップと同様に、ストリッピングが二つの装置で行われる場合、銅保有有 機相が第一ストリソピング装置(S−1)に導入され、そこで該有機相は第ニス ドリッピング装ffi (S−2)から出るストリッピング剤(好ましくは硫酸 )と接触して向流処理がなされる。約60〜180g#の硫酸を含有する硫酸溶 液が好ましいストリッピング剤である。というのは、この硫酸溶液は、硫酸銅の 結晶の形態他の回収法または特別の処理装置を必要とする。実質的に銅貧相であ り一般に1g/1未満の銅を含有するストリップされた有機相は、装置S−2を 出て、抽出ステップの装置E−2に導入される。約50〜60g#および一般に 約50g/lの濃縮された量で銅を含有する酸性ストリッピング溶液中の銅は次 に、図1に示すように結晶化法または電解採取法によって通常の方法で回収され る。電解採取法は好ましい回収法であるが、二の方法によって陰極銅が9999 %以上の銅の純度の電解銅として回収される。陰極銅が析出した後、使用済電解 液はストリッピング装置S−2に戻される。使用済電解質が本発明の方法に再循 環されるとき、その中に存在している銅の量は比較的高く、ストリッピングステ ップからの溶液の50g/A’より低いが一般に約20〜30g#の銅が含有さ れている。回収が結晶化法で行われる場合、銅は硫酸鋼の結晶の形態で回収され るが、一般に硫酸銅の結晶を得るのに水和の水を提供するためいくらかの水を導 入する必要がある。結晶化の後の使用済溶液の硫酸水溶液は、装fs−2に送ら れストリンピングステップに再循環される。 先に示したように、銅が抽出によって回収される浸出銅貴液はPHが約8.5〜 11で、約15〜100g#!の銅、一般に約30〜40g/lの銅を含有して いる。これらの浸出溶液に対して本発明が実施される際に用いられる抽出化合物 は、すなわち少なくとも約15g#をロードするか、または好ましくはアンモニ アを有意にロードすることなしに高濃度のアンモニア溶液から高度に銅を抽出す る抽出化合物である。 アンモニア保有性が低いため本発明の抽出剤として使用することが好ましいよう な化合物は、米国特許第4.065.502号および同第4.015.980号 に記載されているようなある種のβ−ジケトン類である。本発明に用いるのに特 に適していることが見出された抽出剤の一つは、1lenkel Corpor ation社からLIX”54 (登録商標)として市販されている1−フェニ ル−3−ヘプチル−1,3−プロパンジオンである。 利用可能な他のβ−ジケトン化合物は下記式:O0 □ R” (式中、Rはフェニルまたはアルキルで置換されたフェニルであり、Ro はア ルキル、アルキルで置換されたフェニルまたは塩素で置換されたフェニルであり :およびR“はHまたはCNであり;但しく1)Rがフェニルの場合R゛ は少 なくとも7個の炭素原子を有する分枝鎖のアルキル基であり、および(2)Rが アルキルで置換されたフェニルの場合、そのアルキル置換基の炭素原子の数は少 なくとも7でありかつかようなアルキル置換基の少なくとも一つは分枝鎖である )で定義される。Rはモノアルキル置換のものが望ましく9個以上の炭素原子を 含有するものが好ましい。各種のアルキル基があるが、置換されておらず20個 未満の炭素原子を有するものが好ましい。さらにRoがアルキルの場合、カルボ ニル基に対してのα位の炭素は第三級の形態でない方が望ましい。好ましいのは 、R”がHであり、Roが分枝した7、8.9.12もしくは17個の炭素原子 を有する炭素鎖かまたはクロロフェニルまたは短鎖(1〜5個の炭素)のアルキ ルで置換されたフェニルであり、およびRはフェニルまたは7.8.9、もしく は12個の炭素原子を有するアルキルで置換されたフェニル基である場合である 。 β−ノヶトン化合物は、そのアンモニア保有性が低いために、水不溶性抽出化合 物として本発明に用いるのに好ましいが、アンモニア性水溶液からの銅を保有で きる他の水不溶性鋼保有性抽出剤も利用できる。しかしかような他の試薬の場合 、アンモニア保有性のため連続法で物質をストリップし再循環する前に、有機相 を別に処理する必要がある。単独または混合して使用するのが望ましい他の銅保 有性の高い抽出剤はある種のオキシム類であり、米国特許第4.563.256 号に記載されている。本発明に利用できるオキシム類は下記式。 〔式中、R1は1〜25個の炭素原子を有する飽和脂肪族基または3〜25個の 炭素原子を有するエチレン系不飽和脂肪族基または一0R3(R’は上記定義と 同一の飽和基またはエチレン系不飽和基)であり、aは0.1.2.3または4 の整数であり、およびR2はHまたは上記定義と同一の飽和基もしくはエチレン 系不飽和基(ただしR1とR2の炭素原子の合計数は3〜25)、またはフェニ ルもしくはR4で置換されたフェニル(R4は上記定義と同一の飽和基もしくは エチン系不飽和基でR1と同一もしくは異なってもよい)である〕で表されるオ キシム類である。このようなオキシム化合物の例は、5−へプチルサリチルアル ドキノム、5−オクチルサリチルアルドキンム、5−ノニルサリチルアルドキノ ム、5−ドデシルサリチルアルドキンム、5−ノニル−2−ヒドロキシアセトフ ェノンオキツム、5−ノニル−2−ヒドロキシアセトフェノンオキツム、2−ヒ ドロキシ−5−ノニル−ベンゾフェノンオキシムおよび2−ヒドロキシ−5−ド デンルベンゾフェノンオキシムである。単一の抽出剤化合物を用いるのが好まし いが、特別の系の必要条件を満たすために抽出剤の混合物を用いてもよい。 広範囲の、はとんど水と混和しない液体炭化水素の溶媒は本発明の銅回収法に利 用することができる。これらの炭化水素としてはプロノン類、ベンゼン、トルエ ンおよびキンレンなどのような脂肪族および芳香族の炭化水素がある。商業的運 転に用いる、はとんど水と混和しない液体炭化水素の溶媒またはその混合物は、 溶媒抽出装置(ミキサー−セトラー装置、ポドビルニアク抽出機)などの工場設 計を含む多数の要因によって選択される。本発明の回収法に用いるのに好ましい 溶媒は、引火点が130’ Fより高く、好ましくは少なくとも150°で水へ の溶解度が01重量%未満の脂肪族および芳香族の炭化水素である。これらの溶 媒は化学的にほとんど不活性である。市販されている代表的な溶媒は、Chev ronイオン交換溶媒(Standard Oil of Californi a社から市販、引火点 195°F) 、Escaid 100と110 (E xxon −Europe社から市販、引火点 180°F) 、Norpar  12 (Exxon −LISA社から市販、引火点 160” F) 、C onoco−CI214 (Conoco社から市販、引火点160″F)、^ rooatic 150 (Exxon −USA社が市販している芳香族ケロ シン、引火点 150°F)および他の各種のプロノン類ならびに他の石油会社 が市販している石油留分である。 本発明の方法において、その有機溶媒の溶液は、好ましくは約0.005〜約7 5重量%のオキツム化合物を含有しているが、一般に約lO〜15%で用いられ る。β−ノヶトン化合物の場合、100%に近い量の固体で使用できるが、一般 に約20〜30菫量%で用いられる。さらに、有機相:水性相の容積比(O、へ )は広範囲に変えられる。というのは、いかなる量のジケトン有機溶液と銅含有 水性浸出溶液とが接触しても銅有価物が有機相に抽出されるからである。しかし 商業的な実用性からみて、抽出に用いる有機相゛水性相の比率は、約50=1〜 1.50の範囲が好ましい。複数の流れの一つの再循環によって、ミキサー中の 有効なOA比を約1・1に保持することが望ましい。ストリッピングステップは 、有機・水性のストリッピング媒体相比は約1・2〜20:1の範囲が好ましい 。実用目的には、抽出とストリッピングは通常、常温常圧で行われるが、常温常 圧より高いかおよび/または低い温度および/または圧力でもすべて利用できる 。全工程は前述のようにバッチ法で実施できるが、先に述べたように、全工程を 連続的に実施して、各種の溶液または流れを、浸出、抽出およびストリンピング のステップを含む本発明の銅の回収法において各種の操作に再循環する事が最も 有利である。 抽出法で示したように、抽出剤は水と混和しない有機溶媒に可溶性でなければな らない。一般に上記のジケトン化合物などの抽出剤は、上記の程度の量で可溶性 である。所望の抽出特性を促進する必要があるかまたは望ましい場合は、溶解性 改質剤を使用してもよい。このような溶解性改質剤としては、長鎖(6〜30個 の炭素原子)の脂肪族アルコール類またはエステル類、例えばn−ヘキサノール 、n−2−エチルヘキサノール、イソデカノール、ドデカノール、トリデカノー ル、ヘキサデカノール、オクタデカノール、イソヘキサデカノール、2− (1 ,3゜3−トリメチルブチル) −5,7,7−トリメチルオクタノールおよび 2.2゜4−トリメチル−1,3−ペンタン7オールモノーもしくはノーイノ酪 酸、長鎖アリキルフニノール類、例えばヘプチルフェノールルフェノール、およ びドデ/ルフェノール,及び有機リン化合物類、例えばリン酸トリ低級アルキル (4〜8個の炭素原子)、特にリン酸トリブチルおよびリン酸トリー(2−エチ ルヘキシル)がある。 本発明を以下の実施例によって説明するが、実施例中の部と百分率はすべてこと わらない限り重量部と重量%である。実施例は例示だけを目的とし本発明の適用 範囲を限定するものではないと解すべきである。
【実施例】
この実施例は本発明の有用性と一般的操作を示すのに役立つ実施例である。この 目的のために、輝銅鉱の精鉱の試料は、輝銅鉱量が90%以上で2983%の銅 を含有し、メキノ=、ソノラ州、カナ不アのMexicana de Cana neaから入手した。 乾燥精鉱(350g)と硫酸アンモニウムと水酸化アンモニウムの溶液525m lが入っているバッフル付き11ビーカー内でスラリー化した。硫酸アンモニウ ムの濃度は硫酸アンモニウムとして150g//であり、水酸化アンモニウムの 濃度は水酸化アンモニウムとして25g#であった。硫酸アンモニウム、水酸化 アンモニウム混合物のpHは95であった。スラリーは、6個の羽根を備えた単 一の側板付きインペラーで撹拌し、浸出相の期間中、固体を液相中に懸濁させて 保持した。空気はガラスフリットを通じて散布していくらかの空気をスラリーに 加えて銅の浸出を促進させた。試験は常温の約23℃および常圧で行った。水酸 化アンモニウムは浸出作動期間中、pHを93〜9.8の範囲に保持するのに必 要なときに添加した。 精鉱は上記の方法で90分間浸出した。 未浸出の銅の固体を濾過し、蒸留水で洗浄して溶解された銅のほとんどすべてを 回収した。洗浄水をいくらか含有する浸出量液および、大部分が洗浄水で溶解状 態でいくらかの銅を含有する第二の液として濾液を集めた。高グレードの濾液は 容積が78hlで20. 3g#の銅を含有していた。薄い洗浄溶液は容積が4 9hlで0.93g/lの鋼を含有していた。 浸出段階からの洗浄済固体を浮遊選鉱法で処理して第二の銅精鉱を作った。該洗 浄済固体は、浮遊選鉱を行う前に、水道水でスラリー化し、pHは酸化カル/ラ ムで105に調節した。浮遊選鉱は約11%の固体で実施し、^erofloa t 208 Prosoter (ナトリウム/エチルおよびナトリウムノーセ カンダリーブチルノチオホスフェート)を補集剤として015ボンド/トンの量 で使用した。Dovfroth 250を起泡剤として使用しその使用量も0. 15ポンド/トンであった。浮遊選鉱時間は10分間で、新しい精鉱と尾鉱が生 成した。精鉱(305,1g)は26.85%の銅を含有し、尾鉱(24,3g )は220%の銅を含有していた。その新しい精鉱は溶解炉での処理に適してい る。 高グレードの濾液は、約20g/lの銅を含有していたが、溶媒抽出への水性供 給物として使用した。有機抽出剤は、高引火点のケロノンであるEscaid  100で希釈した20重量%の1−フェニル−3〜へブチル−1,3−プロパン ジオン(LIX”54)であった。 銅(n)硫酸アンモニウムの水溶液はpHを95に調節し、201g/lの銅を 含有していた。この溶液を、ケロノンーノヶトン混合有機液と、有機相・水性相 比11で9分液漏斗内で10分間接触させた。使用した容積は、水性相が500 m1で有機相が50hlであった。両方の溶液を分離して銅について分析した。 銅保有有機相は15.0g/lの銅を含有し、および水性相すなわちラフィネー トは5.1g/A’の銅を含有していた。その銅保有有機相を30.3g/lの 銅と170g#の硫酸を含有する合成の使用済電解液と、有機相 水性相の比を 1・1として10分間接触させた。両相を分離して銅について分析した。ストリ ップされた有機相は0.08g/Iの銅を含有し、濃厚電解液は44.8gHの 銅を含有していた。ストリップされた有機相を次に第一接触工程からの水性ラフ ィネート(51g/iの銅含有)と接触させて、追加の銅を抽出した。第二の接 触も10分間行い、分離後両相を分析した。第二のロードされた有機相は5.0 2g/lの銅を含有し、最終の水性ラフィネートは0.35g#!の銅を含有し ていた。銅は、濃厚電解液から、電解採取法または硫酸銅結晶化法によって取り 出すことができる。 図1 輝銅鉱の精鉱 国際調査報告 国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号8722−4K I C22B 3100 H

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.Cu2SとCuSを含有する輝銅鉱の精鉱から銅を回収する方法があって; (A)前記輝銅鉱精鉱を、pHが約8.5〜約11のアンモニア性水溶液に接触 させ、輝銅鉱からCuを部分的に浸出してCuSの固体残渣を残してアンモニア 性水溶液による部分浸出銅貧液を得て; (B)前記銅固体残渣を、前記のアンモニア性水溶液による部分浸出銅貧液から 分離し; (C)銅有価物を含有する、前記アンモニア性水溶液による部分浸出銅貧液を、 水と混和しない有機溶媒に溶解した、β−ジケトン、オキシムまたはその混合物 からなる群から選択される水不溶性抽出剤と接触させて、銅有価物を、前記アン モニア性水溶液による部分浸出銅貧液から前記有機水溶液に抽出して、有機の銅 貧相と水性銅貧相とを生成させ; (D)前記水性相と前記有機相を分離し;(E)前記の有機銅貧相を、酸性スト リッピング水溶液と接触させて、銅有価物を前記有機相から前記酸性ストリッピ ング水溶液にストリップさせ;(F)前記酸性ストリッピング水溶液を前記有機 相から分離し;次いで(G)前記銅有価物を前記酸性ストリッピング水溶液から 回収する;ことからなる方法。
  2. 2.前記抽出剤が、下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはフェニルまたはアルキルで置換されたフェニルであり;R′はアル キル、アルキルで置換されたフェニルまたは塩素で置換されたフェニルであり; およびR′′はHまたはCNであり;但し(1)Rがフェニルの場合、R′は少 なくとも7個の炭素原子を有する分枝鎖のアルキル基であり、および(2)Rが アルキルで置換されたフェニルの場合、アルキル置換基の炭素原子の数は少なく とも7個でありおよびこのようなアルキル置換基の少なくとも一つは分枝鎖であ る)で表されるβ−ジケトンからなる請求項1記載の方法。
  3. 3.前記輝銅鉱の精鉱が、事実上約75〜85%のCu2Sからなり、残りは実 質的にCuSであり、前記精鉱からSを実質的に浸出させずに、実質的にCuS の固体残液を残して、Cu2Sから部分的にCuを浸出するように、前記アンモ ニア性水溶液を前記輝銅鉱の精鉱と接触させる請求項1記載の方法。
  4. 4.前記アンモニア性水溶液がアンモニアと硫酸アンモニウムの溶液からなる請 求項3記載の方法。
  5. 5.前記ジケトンにおいて、R′′がHであり、R′が約7〜17個の炭素原子 を有する分枝連鎖アルキル基であり、およびRがフェニルである請求項2記載の 方法。
  6. 6.前記ジケトンが1−フェニル−3−ヘブチル−1,3−プロパンジオンであ る請求項5記載の方法。
  7. 7.前記ジケトンにおいて、R′′がHであり、R′が20個未満の炭素原子を 含有するアルキル基であり、およびRがアルキルで置換されたフェニル基であっ てそのアルキルは少なくとも7個の炭素原子を含有し、前記ジケトンにおけるア ルキル基の少なくとも一つは分枝している請求項2記載の方法。
  8. 8.ステップ(B)で、前記アンモニア性水溶液による浸出銅貧液からの固体残 渣を分離した後、前記浅渣を水で洗浄し、次いで前記洗浄溶液を前記固体残渣か ら分離した後に、ステップ(C)で前記有機溶液に接触させる前記浸出溶液に添 加する請求項1記載の方法。
  9. 9.ステップ(E)における前記の酸性ストリッピング水溶液が約60〜180 g/lの硫酸を含有する硫酸溶液である請求項1記載の方法。
  10. 10.ステップ(A)由来の前記アンモニア性水溶液による浸出銅貧液が、ステ ップ(C)で銅有価物の抽出が行われる前に約15〜100g/lの銅を含有し 、前記酸性ストリッピング水溶液が、ステップ(E)において前記有機相から銅 のストリッピングを行った後、約50〜60g/lの銅を含有している請求項1 記載の方法。
  11. 11.前記銅が、銅を含有する前記酸性ストリッピング水溶液から、電解採取法 によって回収されて、陰極銅が得られる請求項10記載の方法。
  12. 12.前記銅が、銅を含有する前記酸性ストリッピング水溶液から、前記銅を硫 酸銅の結晶として結晶化させることによって回収される請求項10記載の方法。
  13. 13.前記の水と混和しない有機溶媒が、引火点が少なくとも150°Fの脂肪 族または芳香族の炭化水素の溶媒である請求項1記載の方法。
  14. 14.前記有機溶媒がケロシンである請求項13記載の方法。
  15. 15.約75〜90%のCu2Sを含有し残りが実質的にCuSである輝銅鉱の 精鉱から銅を回収する方法であって; (A)前記輝銅鉱精鉱を、アンモニアと硫酸アンモニウムの溶液からなりpHが 約8.5〜約11のアンモニア性水溶液と接触させ、Cu2Sから部分的にCu を浸出して、実質的にCuSの固体残渣と、アンモニア性水溶液による部分浸出 銅貧液を得て; (B)前記CuSの固体残渣を、前記アンモニア性水溶液による部分浸出銅貧液 から分離し; (C)銅有価物を含有する前記アンモニア性水溶液による部分浸出銅貧液を、水 に不溶性のジケトンの抽出剤単独または水と混和しない有機溶媒に溶解した該抽 出剤と接触させて、前記銅有価物を、前記アンモニア性水溶液による部分浸出液 から前記有機溶液に抽出し、有機の銅貧相と水性の銅貧相を得て;(D)前記水 性相と前記有機相を分離し;(E)前記の有機銅貧相を、酸性ストリッピング硫 酸水溶液と接触させて、銅有価物を前記有機相から前記酸性ストリッピング硫酸 水溶液にストリップさせ;(F)前記酸性ストリッピング硫酸水溶液を前記有機 相から分離し;次いで(G)前記銅有価物を前記酸性ストリッピング硫酸水溶液 から回収する;ことからなり; 前記抽出剤が、下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rはフェニルまたはアルキルで置換されたフェニルであり、R′はアル キル、アルキルで置換されたフェニルまたは塩素で置換されたフェニルであり; およびR′′はHまたはCNであり;但し(1)Rがフェニルの場合、R′は少 なくとも7個の炭素原子を有する分枝連鎖のアルキル基であり、および(2)R がアルキルで置換されたフェニルの場合、アルキル置換基の炭素原子の数は少な くとも7個でありおよびこのようなアルキル置換基の少なくとも一つは分枝鎖で ある)で表されるジケトンからなり;ならびに前記水と混和しない有機溶媒が引 火点が少なくとも150°Fの脂肪族または芳香族の炭化水素である;方法。
  16. 16.前記ジケトンが1−フェニル−3−ヘブチル−1,3−プロパンジオンで ある請求項15記載の方法。
  17. 17.前記有機溶媒がケロシンである請求項16記載の方法。
  18. 18.前記アンモニア性水溶液が、遊離のアンモニア、硫酸アンモニウムおよび 水酸化アンモニウムを含有する請求項15記載の方法。
  19. 19.ステップ(A)由来の前記アンモニア性水溶液による浸出銅貧液が、ステ ップ(C)で銅有価物の抽出が行われる前に約15〜100g/lの銅を含有し 、および前記酸性ストリッピング水溶液がステップ(E)で前記有機相から銅を ストリップした後に約50〜60g/lの銅を含有する請求項15記載の方法。
  20. 20.前記方法が連続式であり、ステップ(C)由来の前記水性銅貧相を浸出ス テップ(A)に再循環し、銅がステップ(E)でストリップされた前記有機相を 抽出ステップ(C)に再循環し、および前記酸性ストリッピング硫酸水溶液が、 ステップ(G)でそれから銅の回収が行われた後に、ストリッピングステップ( E)に再循環される請求項15記載の方法。
  21. 21.Cu2SとCuSを含有する輝銅鉱の精鉱から銅を回収する方法であって ; (a)前記輝鉱位の精鉱を、pHが約8.5〜約11のアンモニア性水溶液と接 触させ、前記Cu2SからCuを部分浸出して実質的にCuSの固体残渣を残し て、アンモニア性水溶液による部分浸出銅貧液を得て;(b)銅有価物を含有す る前記アンモニア性水溶液による部分浸出銅貧液を、水不溶性の少なくとも15 g/lの銅を保有できる銅保有性抽出剤と接触させて、銅有価物を、前記アンモ ニア性水溶液による部分浸出液から抽出し;および(c)前記銅有価物を回収す る; ことからなる方法。
  22. 22.前記抽出剤がβ−ジケトンである請求項21記載の方法。
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