JPS61272111A - 中空ゴム製品の製造方法 - Google Patents

中空ゴム製品の製造方法

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JPS61272111A
JPS61272111A JP11304685A JP11304685A JPS61272111A JP S61272111 A JPS61272111 A JP S61272111A JP 11304685 A JP11304685 A JP 11304685A JP 11304685 A JP11304685 A JP 11304685A JP S61272111 A JPS61272111 A JP S61272111A
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JP
Japan
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mold
lower molds
hollow
rubber
unvulcanized rubber
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JP11304685A
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Inventor
Tadao Akagi
赤木 忠男
Tatsushi Tatehara
舘原 達志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayakawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)属する技術分野と目的 本発明は、例えば、第1図〜第4図に示すような、U字
ゴム管、床暖房用マットのヘッダー配管ゴム、曲りゴム
管、その他従来は中空形状が複雑なために、製造が困難
とされていた中空ゴム製品を正確に安価に製造すること
ができる中空ゴム製品の製造方法に関するものである。
(ロ)従来技術の説明 従来より多くの中空ゴム製品の製造方法があるが、次の
如きものが用いられている。
従来法1) ゴムを押出機により管状に押出してこれを加硫して必要
寸法に切って使用しているが、このものは製造が容易で
安価であるために最も一般に使用されている。
但し、・U字ゴム管、曲りゴム管等のように、中空管を
小半径に彎曲して用いるときは、管内径が偏平となり狭
くなったり潰れたりする欠点と、使用中に形状が常に変
化し正確な形状を保持できない欠点とがある。又、ゴム
管を曲げると、曲げの内周側は圧縮され外周側はゴムが
伸びるゴムの性質として10%以上伸びると、オゾンに
よりゴム表面に亀裂が発生する欠点がある。
従来法2) 前記の従来法1)の欠点を改良するため、管状に押出未
加硫ゴム管を形状の添え枠内に曲げて入れて、加硫する
方法も行なわれているが、このものは、曲り半径が小さ
い製品では、曲り外周部の管の肉厚みが薄くなる欠点と
、管内が偏平となり狭くなる欠点とがある。
従来法δ) 前記の従来法1)及び2)の欠点を改良するため、押出
し未加硫ゴム管に曲り芯金な挿入する方法が°多く行な
われているが、曲り半径の小さいもの、管長の長いもの
複雑な曲りをするものに於ては、芯金な挿入するとき、
及び加硫成形後に芯金型引抜くことに困難である。又、
ゴム管の曲り部外周の肉厚みが薄くなる欠点がある。
又、柔軟なゴム又はプラスチック芯を管内に挿入した後
に、形状に曲げて加硫成形した後に、ゴム管より芯を引
抜く方法も多く行なわれているが、曲げ外周部の管の肉
厚みが薄くなる欠点がある。
従来法4) 中空部を成形する芯金凰を内蔵する上、下金型を用いて
加硫成形する製造法も、外観がよく、肉厚みが多少偏肉
するが、寸法精度、形状精度が良いことより多く使用さ
れている。但し、次の欠点がある。
G()  長い製品、曲り半径の小さい製品では加硫成
形後に芯金型を引抜くことが困難である欠点がある。
(ロ) 形状が複雑か、又は中空部が広く開口部が狭い
製品では加硫成形後に芯金型を引抜くことが不可能な欠
点がある。
この対策として、芯金型を分割して引抜く方法も用いら
れているが、適用される形状範囲は狭い欠点がある。
(ハ) 長い芯金型、細い芯金型、広い芯金型を用いる
ときは、中空ゴム製品の肉厚みが偏肉する欠点がある。
例えば、第2図に示す床暖房用マットのヘッダー配管ゴ
ムのように、主管に多数の枝管が連結した製品に於ては
、主管は芯金型を芯位置に固定保持さすため、主管両端
は開口した成形品となり、接続用金属ソケットの取付は
又は主管の両端の密閉蓋を改めて後より接着成形する必
要のある欠点と、主管の長い芯金型は加硫成形圧力で歪
み偏肉を生じる欠点と、これを引抜くのに苦労する欠点
とがある。又、多数の枝管の芯金型の装入及び引抜きに
も手数を要する欠点がある。
従来法5) 押出し、又は圧延された未加硫ゴムを中空形状に貼合せ
したものを、上、下金型内に入れて、中空部に空気を入
れて加圧するか、熱分解してガスを発生する薬剤を中空
部に装填して、その分解ガス、で中空部を外金屋に圧着
して加硫成形する方法も多く行なわれている。しかしな
がら、この方法はボールのように外形と中空部とが情単
な製品には有効であるが、外形及び中空部が複雑なもの
に於ては、製造が困難である欠点がある。
(ハ)従来技術の欠点を解決するために本発明がされた
事の説明 本発明は、このような従来法の欠点を改良したもので、
すなわち複雑な外観と中空部とを持ち、かつ部位によっ
ては肉厚みを変えた中空ゴム成形品を、正確に、安価に
製造する方法を提倶しようとするものである。
一般に使用されている配合ゴムを、上、下金型内に仕込
み、この未加硫ゴムが未だ加硫を開始しない短かい時間
、加熱、加圧を行い成形して除圧し、上、下金型を開け
ようとすると、未加硫ゴムは上、下金型に強く粘着して
開は難く、無理に開くと未加硫ゴムは2つに割れて上、
下金型のそれぞれに粘着した状態で開くのが一般常例で
ある。
しかしながら、本発明では、ゴムの配合薬剤、特に、補
強剤、充填剤、滑剤、軟化剤等の穐類と量との選定及び
金型表面への離型剤の選定又は金型表面に離型膜を張ら
す処理をすることにより、金型内で加熱、加圧により成
形された未加硫ゴムを金凰面に粘着さすことなく、未加
硫成形ゴムの形状を崩すことなく、上、下金型を開くこ
とができることを発見して本発明に到達した。
特許請求の範囲第1項の記載の説明(第4a図〜第18
図により説明)なお、第7a図、第7b図は芯金型の断
面図、第8a図、第8b図は空気吹込み管を・持った芯
金型の断面図、第9a図は第6図より°中金型10を取
外してかわりに芯金型11を入れた加硫成形中の断面図
、第9b図は第9a図のE−E断面図、第10a、b図
、第11[iU、第121N及び第18図は、本発明の
実施例2の金星断面図である。
本発明は、所望の外形を成形する上、下成形金型8,9
と、この中間に上、下金型内に仕込む未加硫ゴム5′を
上、下に分断する平坦部と中空部6を成形させる凸状部
を持った中金型10とより構成される成形金型の上金型
8と中金凰10との間内と、中金型10と下金型90間
内とにそれぞれ未加硫ゴム5′を仕込み、この未加硫ゴ
ム5′が加硫を開始しない短い時間の加熱と加圧を行っ
て上、中、下金型8,10.9間内に相対する形状の未
加硫ゴム5′を成形させて、除圧し金型を開いて、上、
下金型8,9内に未加硫ゴム5′成形物を残して、中金
型10を、上、下金型8,9の外に取出した後、上、下
金型8.9を合せて再び加熱、加圧して、上、下金型8
,9内に相対する形状で成形されている未加硫ゴム5′
同志を密着させて加硫成形することを特徴とする中空ゴ
ム製品の製造方法である。この場合、使用する未加硫ゴ
ム5′は金型離れをよくした配合である。中金型10面
は離型をよくする処理したものがよい。
本発明は、中金型10の中空部6を形成さす凸状部によ
り中空部6を上、下金型8,9にそれぞれ、別に相対す
る形状で未加硫ゴム5′のtまで成形されており、中金
型10を取外して上、下金型8.9を合せて中空部6を
成形するため、従来法のように、加硫成形後に芯金型引
抜く必要がないため、複雑な形状の中空部6を持つ製品
を容易に製造できる特徴を持っている。本発明は、芯金
でなく、頑強な中金型10の凸状部で中空部6を形成さ
すので、偏肉を生じることがない。
特許請求の範囲第2項記載の説明 中金型10を上、下金型8,9内から外に取出した跡に
、上、下金型8,9内に形成された相対する形状の未加
硫ゴム5′の中空部6を、常圧で加硫成形する特許請求
の範囲第1項記載の方法であり、中空ゴム製品を製造す
る方法である。
これに用いる未加硫ゴム5′は、常圧で加熱加硫されて
も、発泡して気泡や膨れを生じないように考慮した配合
を用いる。
特許請求の範囲第8項記載の説明 中金型10を、上、下金型8.Q内から外に取出した跡
に、上、下金型8,9内に形成された相対する形状の未
加硫ゴム5′の中空部6に、上、下金型8.9に設けた
導入管を通じて空気又は液体を導入して、加圧しながら
加硫成形する特許請求の範囲第1項記載の方法であって
、中空ゴム製品を製造する方法である。
特許請求の範囲第4項記載の説明 中金型10を、上、下金型8,9内から外に取出した跡
に、上、下金型8,9内に形成された相対する形状の未
加硫ゴム5′の中空部6に、第7図、第9図に示すよう
に加硫成形後に、引抜き可能な芯金型11又は第12図
、第18図に示すように中空部6の開口部より引抜き可
能な位置まで芯金型11’を装入して、この芯金型11
 、11’により、未加硫ゴム5′を僅少の加圧状態で
加硫成形する特許請求の範囲第1項記載の方法による中
空ゴム製品を製造する方法である。
芯金型11 、11’の僅少の加圧状態で加硫成形する
ことにより、未加硫ゴム5′に対し、熱による発泡をお
さえると共に、肉厚みの薄い中空ゴム製品の開口部のゴ
ムの接着力を高める方法である。
特許請求の範囲第5項記載の説明 中金型10を、上、下金型8,9内から外に取出した跡
に、上、下金型8,9内に形成された相対する形状の未
加硫ゴム5′の中空部6に、第8図、第9図に示すよう
に、加硫成形後に引抜き可能で空気吹込み管18を持っ
た芯金型12、又は第12図、第13図に示すように、
中空部6の開口部より引抜き可能な位置まで空気吹込み
管18を持った芯金型12’を、装入して、この芯金型
12゜12’により、未加硫ゴム5′を僅少の加圧状態
にすると共に、芯金型の無い部位の中空部6に空気吹込
み管13より空気又は液体を導入して加圧して加硫成形
する特許請求の範囲第1項に記載の方法による中空ゴム
製品を製造する方法である。
に)本発明の構成材料 本発明に用いるゴムは、天然ゴム、各種の合成ゴム及び
これ等のブレンド物である。塩化ビニール、ポリエチン
等の熱可塑性合成樹脂をブレンドすることも、金型離れ
をよくし、形崩れを防止するのに有効である。
加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、老防化防止剤、補強剤
、充填剤、軟化剤、滑剤その他のゴム用薬剤を使用する
ことができる。特に、カーボンブラックの多量使用は、
未加硫時の金型離れに有効であり、滑剤の種類と量との
選定も、未加硫ゴムの金型離れに大きな影響を及ぼす。
酸化カルシウムの使用は、高温で金型を開いたとき、及
び常圧で加硫する未加硫ゴムの発泡や、形崩れを防止す
るのに有効である。
汁→実施例の説明 実施配合例(重量部) エチレン、プロピレン、ターポリマー(EPDM)  
 100硫黄                1.8
亜鉛華                5ステアリン
酸            l加硫促進剤M(メルカプ
トベンゾ−F−7ソーk)2リ   TT(テトラメチ
ル、チウラム、ジスルフィド)0.5−    BZ(
ジプチル、チオカルバミン酸亜鉛)   1カーメンブ
ラツク(FEF)          120パラフイ
ン系グロセスオイル           80滑剤(
七パール865)中型油脂(株)製      1酸化
カルシウム            8実施例1 実施配合例の配合ゴムを所定厚みに圧延し、所定形状寸
法に裁断して未加硫ゴム5′とする。
温度150°Cの第5図と第6図に示す上金型8と、表
面にテフロン膜を焼付は加工した離型膜を持った中金凰
10と、下金型9とを開いて、下金型90所定位置に未
加硫ゴム5′を仕込み、その上に中金型10を合せて載
せ、その上の所定位置に未加硫ゴム5′を仕込み、その
上に上金型8を合せて載せて、l 50 ’Cのプレス
加硫機内に入れて、0.5〜2.0分間、加熱、加圧し
て、未加硫ゴム5′を金型内形状に成形した後に、除圧
して、プレス加硫機外に取出し、止金型8を開くと、上
金型8内に成形された未加硫ゴム5′が密着した状態で
残る。次に中金型lOを取外すと、下金型9内に成形さ
れた未加硫ゴム5′が密着した状態で残る。
これまでの工程と、操作とを以下の実施例1の共通操作
と呼ぶ。
実施例1−1 実施例1の共通操作の次に、下金型9の上に、上金型8
を合せて載せて、再び150’Cのプレス加硫機に入れ
て、8分間加熱、加圧して加硫成形すると、上、下金型
8.9内に別々に成形されていた未加硫ゴム5′同志が
密着し、加硫成形されて、第4図に示す中空部6を持っ
た加硫ゴム5によって構成された中空ゴム製品4が製造
できる。
実施例1−2 上、下金型8,9に、中空部6に空気又は液体を導入す
る通路を設けておき、実施例1の共通操作を行った後に
、下金型9の上に上金型8を合せて載せて、再び150
“Cのプレス加硫機内に入れて加圧後に、中空部6に圧
力2に9/−の空気を導入して、8分間、加熱、加圧し
て加硫成形すると、上、下金型8,9内に別々に成形さ
れていた未加硫ゴム5′同志が密着加硫成形されて、第
4図に示す中空部6を持った加硫ゴム5によって構成さ
れた中空ゴム製品4が製造できる。
実施例1−8 実施例1の共通操作を行った後に、下金型9内に成形さ
れている未加硫ゴム5′の中空部6に、第7図に示す加
硫成形後に引抜き可能の芯金型11を第9図に示すよう
に嵌合せて置き、この上に、上金型8を合せて載せて再
び150°Cのプレス加硫機に入れて8分間、加熱、加
圧して加硫成形すると、上、下金型8,9内に別々に成
形されていた未加硫ゴム5′同志が密着して加硫成形さ
れる。
次に、除圧して上、下金型8,9を取出して開き成形さ
れた加硫ゴム5より芯金型11を引抜くと、第4図に示
す中空部6を持った加硫ゴム5によって構成された中空
ゴム製品4が製造できる。
実施例1−4 実施例1の共通操作を行った後に、下金型9内に成形さ
れている未加硫ゴム5′の中空部6に、第8図に示す加
硫成形後に引抜き可能で空気吹込み管18を持った芯金
型12を嵌合せて置き、この上に、下金型8を合せて載
せて再びl 50 ’Cのプレス加硫機に入れて加圧後
に、中空部に圧力2kl!/、2の空気を導して、8分
間加熱、加圧して加硫成形すると、上、下金型8,9内
に別々に成形されていた未加硫ゴム5′同志が密着して
加硫成形される。次に空気とプレス機を除圧して上、下
金型8,9を取出して開き成形された加硫ゴム5から芯
金型12を引抜くと、第4図に示す中空部6を持った加
硫ゴム5によって構成された中空ゴム製品4が製造でき
る。
実施例2 実施配合例の配合ゴムを所定厚みに圧延し所定形状寸法
に裁断して未加硫ゴム5′とする。
温度150 ’Cの第10図、第11図に示す上金型8
、表面にテフロン膜を焼付は加工した離型膜を持った中
金型10と、下金型9とを開いて、下金型9の所定位置
に未加硫ゴム5′を仕込み、その上に、中金型10を合
せて載せ、その上の所定位置に、未加硫ゴム5′を仕込
み、その上に、上金型8を合せて載せて、150’Cの
プレス加硫機内に入れて、0.5〜2.0分間、加熱、
加圧して未加硫ゴム5′を全屋内形状に成形した後に、
除圧してプレス加硫機外に田地して、上金型8を開くと
、上金型8内に成形された未加硫ゴム5′が密着した状
態で残る。次に、中金型10を取出すと、下金型9内に
成形された未加硫ゴム5′が密着した状態で残る。
これまでの工種と操作とを以下の実施例2の共通操作と
呼ぶ。
実施例2−1 実施例2の共通掃作の次に、第121fflに示すよう
に、下金型9に成形されている未加硫ゴム5′の中空部
6に、加硫成形後に引抜可能な位置まで芯金型11′を
嵌合して置き、この上に、上金型8を合せて載せて再び
150°Cのプレス加硫機内に入れて、8分間、加熱、
加圧して加硫成形させると、上、下金型8,9内に別々
に成形されていた未加硫ゴム5′同志が密着して加硫成
形される。次に、除圧してプレス機中より金型を取出し
て開き、加硫成形された加硫ゴム5より芯金型11’を
引抜くと、第1図に示す中空ゴム製品であるU字ゴム管
1を得る。
実施例2−2 実施例2の共通操作の次に、第1z図に示すように、下
金型9に成形されている未加硫ゴム5′の・中空部6に
、加砧後に引抜き可能な位置1で空気吹込み管18を持
つ芯金型12′を嵌合して置き、この上に、上金型8を
合せて載せて再び150°Cのプレス加硫機内に入れて
加圧して空気吹込み管から中空部6に2 kg/、L2
圧力の空気を導入して、加圧、加熱して加砧成形すると
、上、下金型8゜9内に別に成形されていた未加硫ゴム
5′同志が密着して加硫成形される。次に、除圧してプ
レス機中より金型を取出して開き、加硫成形された加硫
ゴム5より芯金型12′を一引抜くと、第1図に示す中
空ゴム製品であるU字ゴム管1を得る。
(へ)特有の効果 本発明の製造方法の大きな特徴として、中金型10を取
外した跡の未加硫ゴム5′の中空部6に、芯金型11.
11’、12.12’を装入するかわりに、接着剤を塗
布した接続用金属ソケット7を装入して加硫成形すると
、第2図に示するように、接続用金属ソケット部を持っ
た中空ゴム製品を簡単に製造することができる。
中空ゴム製品は、ゴムの柔軟自在性、水密、気密性、耐
老化性、耐薬品性が優れているため多くの用途に使用さ
れているが、従来法では製造が困難である。不可能であ
る。コストが高い、精度が劣る等の理由のため使用を諦
めている用途も多いと思われる。
本発明は、これ等の多くの問題を解消せしめるものであ
る。即ち、球形より長い曲りゴム管に至るまで、又、大
小や複雑な形状、各部の肉厚みを変えた中空ゴム製品ま
でを幅広く、少ない工数で安価に正確に製造できる優れ
た中空ゴム製品の製造方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例2により得られるU字ゴム管を
一部切欠して示す正面図、 第2図は本発明方法により得られる床暖房用マットのへ
ラダー配管ゴムを示す一部切欠正面図、第8図は本発明
方法により得られる曲りゴム管を示す一部切欠正面図、 第4a図は本発明の実施例1により得られるコブ付きゴ
ム管を一部切欠して示す正面図、・ 第4b図は同じく
その断面図、 第5a図、第5b図、第6図、第7a図、第7b図、第
8alffl、第8b図、第9a図、第9bllは、そ
れぞれ、本発明の実施例1のそれぞれの金型断面図(斜
線部は仕込みゴムの断面図)、第10a図、第1 ob
[iJ、第11図、第12図、第13a図、第13b図
は、それぞれ、本発明の実施例2のそれぞれの金型断面
図である。 1・・・U字ゴム管 2・・・床暖房用マットのヘッダー配管ゴム8・・・曲
りゴム管    4・・・コブ付きゴム管5・・・加硫
ゴム     5′・・・未加硫ゴム6・・・中空部 
     7・・・接着用金属ソケット8・・・上金型
      9・・・下金塵10・・・中金型    
  11 、11’・・・芯金型12 、12’・・・
空気吹込み管を持った芯金型18・・・空気吹込み管 第1図 第2図 ! 第3図 第4a図   第4b図 第5a図      第5b図 第7a図      第7b図 第8a図      第8b図 第9a図        第9b図 第10a図       第1ab図 第11図 第12図 第13a図      第13b図 L」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所望の外形を成形する上、下成形金型と、この中間
    に上、下金型内に仕込む未加硫ゴムを上、下に分断する
    平坦部と中空部を形成させる凸状部を有する中金型とよ
    り構成される成形金型の上金型と中金型の間内と、中金
    型と下金型の間内とにそれぞれ未加硫ゴムを仕込み、こ
    の未加硫ゴムが加硫開始しない短時間の加熱と加圧を行
    つて上、中、下金型間内に相対する形状の未加硫ゴムを
    成形させて、除圧し金型を開いて、上、下金型内に未加
    硫ゴム成形物を残して、中金型を、上下金型の外に取出
    した後、上下金型を合せて再び加熱加圧をして上下金型
    内に成形されている未加硫ゴム同志を密着させ加硫成形
    することを特徴とする中空ゴム製品の製造方法。 2、中金型を上、下金型の外に取出した跡の上、下金型
    内に形成された相対する形状の未加硫ゴムの中空部を常
    圧で加硫成形する特許請求の範囲第1項記載の中空ゴム
    製品の製造方法。 3、中金型を上、下金型の外に取出した跡に、上、下金
    型内に形成された相対する形状の未加硫ゴムの中空部に
    空気又は液体を導入して、加圧して加硫成形する特許請
    求の範囲第1項記載の中空ゴム製品の製造方法。 4、中金型を上、下金型の外に取出した跡に、上、下金
    型内に形成された相対する形状の未加硫ゴムの中空部に
    、加硫成形後に引抜き可能な芯金型、又は中空開口部よ
    り引抜き可能位置まで芯金型を装入して、この芯金型に
    より未加硫ゴムに僅少の加圧を与えた状態で加硫成形す
    る特許請求の範囲第1項記載の中空ゴム製品の製造方法
    。 5、中金型を上、下金型の外に取出した跡に、上、下金
    型内に形成された相対する形状の未加硫ゴムの中空部に
    、加硫成形後に引抜き可能な空気吹込み管を有する芯金
    型、又は中空開口部より引抜き可能位置まで空気吹込み
    管を有する芯金型を装入して、この芯金型により未加硫
    ゴムに僅少の加圧を与えると共に、空気導入管より空気
    又は液体を導入し芯金型のない部分の中空部を加圧して
    加硫成形する特許請求の範囲第1項記載の中空ゴム製品
    の製造方法。
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