JPS61271446A - フ−リエ・ズ−グマトグラフイにより形成された映像中のア−テイフアクトの減少方法と装置 - Google Patents

フ−リエ・ズ−グマトグラフイにより形成された映像中のア−テイフアクトの減少方法と装置

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JPS61271446A
JPS61271446A JP61112817A JP11281786A JPS61271446A JP S61271446 A JPS61271446 A JP S61271446A JP 61112817 A JP61112817 A JP 61112817A JP 11281786 A JP11281786 A JP 11281786A JP S61271446 A JPS61271446 A JP S61271446A
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signal
integral
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JP61112817A
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Inventor
ヨハネス・ヘンドリック・バン・デン・ボエフ
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
    • G01R33/565Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発生された定常一様磁場中に置かれた人体の領
域の核磁気共鳴分布を決定する方法に関するもので、こ
れは a)人体の核の磁化の歳差運動を起すために高周波電磁
パルスを発生し、この様にして共鳴信号を発生すること
、 b)次に準備期間の間に少なくとも1つの勾配磁場を印
加すること、 C)次に測定期間の間に共鳴信号の多数の信号サンプル
をとること、 d)次に複数の繰返しに対して段階a)、b)およびC
)を含む測定サイクルを繰返し、準備期間にわたって少
なくとも1つの勾配磁場の強度の積分が(−行と(n)
列からなるマトリクス中に一組の信号サンプルを与える
ために各繰返しで異なる値を有し、それからそのフーリ
エ変換の後で、誘起された核磁化の分布の映像が決定さ
れること、 の各段階を含んでいる。
この発明はまた人体の領域の核磁気共鳴分布を決定する
装置にも関係し、これは a)定常一様磁場を発生する手段、 b)高周波電磁放射を発生する手段、 C)少なくとも1つの勾配磁場を発生する手段、d)測
定期間の間で、準備期間の間に共鳴信号を調節した後で
、記事a)およびb)で規定された手段によって発生さ
れた共鳴信号をサンプリングするサンプリング手段、 e)サンプリング手段によって与えられた信号を処理す
る処理手段、および f)複数の共鳴周波数を発生し、調節し、サンプリング
し、かつ処理するために記事b)からe)で規定された
手段を少なくとも制御する制御手段であって、共鳴信号
はそれぞれ準備期間の間に調節されていること、 を含んでいる。
ここで、核磁気共鳴分布は核スピン密度分布、フロー速
度分布、暖和時間TI+ 12分布、ならび核スピン共
鳴周波数スペクトル分布(N、 M、 R,位置従属分
光(location dependent 5pec
troscopy) )等を意味するものと理解されて
いる。
その様な方法(フーリエ・ズーグマトグラフィ(Fou
rier Zeugmatography)としてまた
引用されている)および装置はドイツ国特許出願DE 
−052611497号より既知である。その様な方法
によると、検査すべき人体は強い定常一様磁場BOを受
け、その磁場方向は例えば直角座標系(x、 y、 z
 )の2軸と一致している。定常磁場BOは人体中に存
在する核スピンの僅かな分極を生起し、かつ核スピンの
歳差運動(precessional motion 
)を磁場BOの方向のまわりに生起させる。磁場BOを
印加した後、人体に存在するスピン核の磁化の方向を角
度(90°)だけ回転するために、高周波電磁放射の9
0°パルスが発生されるのが好ましいく角周波数ω=γ
・BOで、ここでγは磁気回転比であり、BOは磁場の
強さである)。90’パルスの終了後、核スピンが磁場
BOの磁場方向のまわりで歳差運動を行い始め、かくし
て共鳴信号(FID (free 1nduction
 decay :自由誘導減衰〕信号)を発生する。そ
の磁場方向がすべて磁場BOの方向に一致している勾配
磁場GX。
G、、G、を用いると、全磁場B =BO+Gx−x+
G、−y+G、−zが発生でき、その強度は場所に依存
している。と言うのは各勾配磁場G、、 G、、 G、
の強度はX方向、X方向、2方向で各々勾配を持ってい
るからである。
90°パルスのあと、磁場G8が期間t8で印加され、
引続いて期間仁アで磁場G、が印加され、従って励起さ
れた核スピンの歳差運動は位置に依存する態様で修正さ
れる。この準備相(preparation phas
e)のあと(すなわち1. + 1.のあと)、磁場G
、が印加され、そしてFID信号(実際に核のすべての
磁化の和)が期間も1中のNZの測定時点(measu
remen tinstan2)でサンプルされる。説
明された測定手続は引続いて1xaa回繰返され、異な
った値がtxおよび/または1.に対する各場合に使用
されている。
従って(N、xmxf)信号サンプルが得られ、これは
x、y、z空間中の人体の領域の磁化分布に関する情報
を含んでいる。l×mの測定されたN2の信号サンプル
はメモリに(NzXmXj2メモリ位置に)蓄積され、
そのあと核磁気共鳴の分布の映像はFTD信号の信号サ
ンプルの3次元フーリエ変換によって得られる。選択励
起を用いて2次元平面(ランダムに選択できる配向を有
する)中でのみFID信号を核スピンから発生すること
が択一的に可能であるから、2次元フーリエ変換による
選択平面のmXN、点で磁化分布の映像を得るために例
えばFID信号はm回だけ発生される必要があることは
明らかであろう。説明された方法を用いて、核スピン密
度分布は2次元平面あるいは3次元体積で決定される。
類似の方法を用いて、例えば平面あるいは体積中の各画
素に対して、関連する画素に対応する物体の代謝(化学
的)状態を表わす周波数スペクトルを決定することが可
能である。
このことを達成するために、例えばどんな勾配磁場も測
定期間の間に印加されるべきではなく、一方、1個ある
いは2個あるいは3個の勾配磁場が準備期間の間に印加
されるべきである。その様な方法に用いて、2次元ある
いは3次元あるいは4次元マトリクスは信号サンプルに
よって充たされ、それは2次元あるいは3次元あるいは
4次元フーリエ変換のあと位置従属周波数スペクトルに
変換され、この位置従属性は1次元あるいは2次元ある
いは3次元的である(例えばXかx、  yかX。
y、  z)。
しかし上に説明された2次元あるいは3次元あるいは多
次元NMRフーリエ・ズーグマトグラフィによって得ら
れた核磁気共鳴分布の映像は、NMR映像中に存在する
情報を妨害するか、あるいはこの情報を(部分的に)無
効にさえするアーティファクト(artefacts)
を含んでいる。NMR映像はO< l f l<f。8
領域内にある周波数fを有する低周波信号からなる復調
された共鳴信号について(l次元、3次元等の)フーリ
エ変換を実行することによって得られる。映像アーティ
ファクトは一般にこの周波数領域内の望ましくない信号
によるものである。第1のタイプのアーティファクトは
、異なった密度を有しかつオフセット電圧等によって生
じる映像の中心で画素として明らかになるものである。
別のタイプのアーティファクトは第1の映像に重なる第
2の映像によって形成される。この種のアーティファク
トは、いわゆる不ビンエコー技術(sptn echo
 technique)を用いる場合、理想的でない1
80°パルスが使用される時に起る。その様なアーティ
ファクトは今後コヒーレント干渉信号によって生じたも
のとして引用される。これ等のコヒーレント干渉信号に
よって、実際に2つのタイプの情報が混合される。これ
はもちろん極めて迷惑かつ望ましくないものである。
その様なアーティファクトを除去する問題の1つの解法
はマトリクス中の各信号サンプルに対して2つの測定を
行うことであり、第1測定の間の共鳴信号の励起位相は
第2測定の間のそれと反対である。2つの信号サンプル
の引算は現われる誤を相殺し、この様にしてアーティフ
ァクトを減少する。しかしながらその様な解決法は2倍
も長い測定を必要とし、従って望ましくないものである
アーティファクトによって妨害されず(たとえスピンエ
コーNMR技術が使用されても)、かつ信号サンプルを
とるのに必要な時間がアーティファクトの生起が不可避
な既知の方法と装置よりも長くないNMR映像を形成す
る方法と装置を与えることを本発明は目的としている。
このことを達成するために、本発明による方法は次の点
を特徴としている。すなわち、複数の測定サイクルの間
に、準備期間にわたって勾配磁場の強度の積分の値に対
して相互に継続するマトリクス中の種々の行に関連する
共鳴信号の間に毎回同じ位相差(Δψ)が導入され、こ
の様に導入された付加位相差がマトリクスの列に存在す
る値のフーリエ変換の前に無効にされる様に、定常一様
磁場が振幅変調されることである。
本発明による方法の変形は、マトリクスの行の数が偶数
であり、付加位相差Δψがπrad/secに等しく、
マトリクスの列に存在する値のフーリエ変換の前に奇数
の行あるいは偶数の行に存在するいずれかの値が付加位
相差を無効にするために逆転されていることを特徴とし
ている。
提案された方法の使用の結果、以下のことが達成される
。すなわち、測定サイクルの間に得られた信号サンプル
はマトリクス中に蓄積され、行に蓄積されるべき信号サ
ンプルの数(n)の行位置(行インデクス数)は種々の
測定サイクル中の準備期間にわたる勾配磁場の強度の積
の連続値によって決定されている。例えばオフセント信
号の様な、共鳴信号の検出とサンプリングに必要な電子
回路によって発生されるコヒーレント干渉信号は各信号
サンプルと同じ向きに起るであろう。しかし、信号サン
プルが反対位相に設定された共鳴信号の各第2行から取
られるなら、各第2行の逆転のあとでコヒーレント干渉
信号の効果は1つの行から次の行えの各時間でその符号
を逆転しよう。従って、マトリクスの列にわたるフーリ
エ変換の後で、この効果は映像マトリクスの列の端の要
素でのみ起る。と言うのは、その符号が引続く各行で変
る干渉信号はマトリクスに起る最高周波数を含むからで
ある。引続く共鳴信号を反対位相にもたらす結果、従っ
て、中心画素(周波数O)に対するオフセット電圧の寄
与はフーリエ変換によって映像の端の方に偏位されよう
。これは実質的により少ない妨害効果を有している。交
互に起るコヒーレント干渉信号はフーリエ変換による既
知の点拡散関数(point 5pread func
tion)に変換され、上記の関数の最大値の位置は列
中の値の数によって決定されていることに注意すべきで
ある。この数が偶数であると、点拡散関数の最大値は最
外部列要素の列の1つの側に位置しよう。すべての他の
列要素において、p、s、f、 (点拡散関数)の値は
Oであろう。列が奇数の値を含む場合に、列の両側に位
置している最外部要素はフーリエ変換のあとp。
s、f、から最高の寄与を受けよう。連続する隣接要素
は最外部要素からの距離が増大するにつれてますます小
さい寄与を受けることになろう(列の中心要素に対して
最小になる)。
スピンエコーNMR技術が使用される場合、スピンエコ
ー共鳴信号を発生するために180°励起パルスが印加
される。180°パルスはスピンの位相を180”だけ
回転する。しかし、理想的でない180°パルスが使用
されると、スピンの励起は理想的ではなく、いくつかの
スピンは目的とする位相以外の位相をとるであろう。さ
らに、180°励起パルスが90°励起パルスとコヒー
レントであるから、望ましくないスピンはまた望ましい
位相に入れられよう。不適当に励起された核スピンは望
ましい共鳴信号に重ね合わされた信号寄与をなす。
フーリエ変換のあと、これはこの様にして得られた映像
中の望ましい映像情報と混合された望ましくない映像情
報を導いている。
本発明によりフーリエ変換の前に上記の位相差(Δψ)
を導入することおよびこれ等の位相差を除去することに
より、不適当に励起された核スピンによって発生された
コヒーレント干渉信号は、マトリクスの各第2行で信号
サンプルを逆転した後、列にわたるフーリエ変換によっ
てこの様に得られた映像の端部にシフトされよう。理想
的でない180°パルスによって生じた映像アーティフ
ァクトの最も効果的な減少に対して、準備勾配磁場(p
reparation gradient magne
tic field)  は90@励起パルスと180
°パルスの間の期間で発生されるのが好ましいことに注
意すべきである。 本発明はまた3次元フーリエ・ズー
グマトグラフィの実行に使用できる。発生された定常一
様磁場中に置かれた人体の3次元頭域の核磁気共鳴分布
を決定する方法の変形は、 a)人体中の核の磁化の歳差運動を起すために高周波電
磁パルスを発生し、この様にして共鳴信号を発生するこ
と、 b)次に準備期間の間に、その磁場方向に相互に垂直で
ある少なくとも第1および第2の準備勾配磁場を印加す
ること、 C)次に測定期間の間に、共鳴信号の一組の信号サンプ
ルをとること、 d)次に複数の繰返しに対して段階a)、b)およびC
)を含む測定サイクルを繰返し、準備期間にわたって第
1の勾配磁場の強度の積分を含む第1積分が第1の一群
の異なる値を有し、一方準備期間にわたって第2の勾配
磁場の強度の積分を含む第2積分がライン、行および列
からなる3次元マトリクス中に一組の信号サンプルを与
えるために第2の一群の異なる値を有し、その1つの平
面は行と列を含み、測定サイクルについて少なくとも平
面の1つの行が充たされ、上記のマトリクスからそのフ
ーリエ変換の後、誘起された核磁化の分布の映像が人体
の3次元領域で決定されること、 の各段階を含み、かつ 準備期間にわたって第1の勾配磁場の強度の積分の値に
対して相互に継続するマトリクス中の異なる平面と関連
する共鳴信号の間、および準備期間にわたって第2の勾
配磁場の強度の積分の値に対して相互に41続するマト
リクスの平面内の異なる行と関連する共鳴信号の間で、
第1および第2の付加位相差(Δψ1.ΔFg)が常に
導入され、導入された第1および第2の付加位相差(Δ
ψ8゜Δψ2)がマトリクスの列あるいはラインに存在
する値のフーリエ変換の前に無効にされる様に、定常一
様磁場が引続く測定サイクルの間で振幅変8周されてい
ることを特徴としている。
その様な付加位相差がマトリクスの充填(filltn
g)の間に1つの行から他の行に共鳴信号中で導入され
る場合、3次元フーリエ変換の後で映像アーティファク
トは最外部平面の端部にシフトされるか(平面の数と行
の数が偶数の場合)、あるいは最外部平面の両側で最外
部行に拡散する(平面の数が偶数で、行の数が奇数の場
合)であろう。
本発明による装置は、それがさらに振幅変調された一様
磁場を発生する手段、振幅変調された一様磁場を発生す
る手段に制御信号を発生しかつ印加するプログラムされ
たコンピュータ手段を含む制御手段を含んでいることを
特徴としている。その様な装置を用いて、説明された方
法は既に説明して来た様に上記のアーティファクトを生
じること無く動作することができる。
本発明は添付の図面に示された実施例を参照して以下詳
細に説明されよう。
第1図は人体20の領域のスピン核のNMR分布を決定
するために使用された装置15(第2図)の一部分を形
成するコイル装置10を示している。この領域は例えば
Δ2の厚さを有し、直角座標系(に−y−2)のx−y
平面に位置している。系のy軸は図の平面に垂直に上方
向に伸びている。コイル装置10はX軸に平行な磁場方
向を有する一様定常磁場BO1Z軸に平行な磁場方向と
X軸、y軸、2軸それぞれに平行な勾配方向を有する3
つの勾配磁場Gx 。
GV + Gzおよび高周波磁場とを発生する。このこ
とを達成するために、コイル装置1oは0.1から2.
5テスラの強度を有する定常一様磁場Boを発生する一
組の主コイル1を含んでいる。主コイルは例えばその中
心が直角座標系x、y、zの原点0に位置している球2
の表面上に配列され、主コイルの軸はX軸と一敗してい
る。
さらにコイル装置10は、例えば4つのコイル3a。
3bを含み、それは同じ球面上に配列され、そして勾配
磁場Gzを発生する。勾配磁場を発生するために、第1
のコイル組3aは第2のコイル組み3bの電流に対して
反対の向きの電流によって励起され、これは図の中で■
と■によって示されている。ここで■はコイル3の部分
に這入る電流を意味し、■はコイルの部分から出る電流
を意味している。
勾配磁場ayを発生するためにコイル装置10は例えば
4つの矩形コイル5 (その2つのみが示されている)
か、あるいは例えば[ゴーレイ(Golay) Jコイ
ルの様な他の4つのコイルを含んでいる。勾配磁場Gx
を発生するために4つのコイル7が使用され、これはコ
イル5と同じ形状を持ち、そしてコイル5に対してZ軸
の周りに角度90°だけ回転されている。第1図はまた
高周波電磁場を発生しかつ検出するためのコイル11を
示している。
第2図は本発明による方法を実現する装置15を示して
いる。装置15は既に第1図に関連して説明されたコイ
ル1,3,5.7および11と、コイル1.3.5およ
び7を励起する電流発生器17 、19 。
21および23と、コイル1工を励起する高周波信号発
生器25を含んでいる。装置15または高周波信号検出
器27、復調器28、サンプリング回路29、アナログ
対ディジタル変換器31の様な処理手段、メモリ33お
よびフーリエ変換を実行する演算回路35、サンプリン
グ時点を制御する制御ユニット37、表示装置43、そ
の機能および相互関係が今後詳細に説明されることにな
っている中央制御装置45を含んでおり、これ等はバス
50で結合されている。
上記の装置15は今後説明される様な人体20の、スピ
ン核のNMR分布を決定する方法を実行する。本方法は
それ自身いくつかの段階に分割できる測定サイクルの多
数の繰り返しを含んでいる。測定サイクルの間、人体に
存在する若干のスピン核は共鳴する様に励起されている
。スピン核の共鳴励起に対して、コイルが付勢されかつ
引続く測定サイクルの間付勢されたままになる様に電流
発生器17が中央制御ユニット45によってスイッチオ
ンされ、この様にして定常かつ一様な磁場BOを発生す
る。
さらに、コイル11が高周波電磁場(r 、 f 、電
磁場)を発生する様に高周波発生器25が短い期間スイ
ッチオンされる。人体20中のスピン核は印加磁場によ
って励起でき、励起された核磁化は一様磁場BOに対し
て例えば90 ’ (90r、 f、パルス)のごとき
所与の角度を取る。人体領域中の位置およびそのスピン
核が励起される要素は、とりわけ磁場Boの強度、印加
された任意の勾配磁場および高周波電磁場の角周波数ω
0に依存している。と言うのは式 %式%(1) が満足されなくてはならぬからであり、ここでγは磁気
回転比である(例えばHzO陽子のごとき自由陽子に対
してγ/2π−42.576MH!/Tである)。
励起期間のあと高周波発生器25は中央制御装置45に
よっスイッチオフされる。共鳴励起は常に各サイクルの
初めで行われる。若干の動作方法に対して、r、f、パ
ルスがまた測定サイクルの間に人体中に誘起される。こ
れ等のr、f、パルスは例えば180 ”r、f、パル
スあるいは180Or、f、パルスからなる一連のパル
スであることができ、これは人体に周期的に誘起される
。後者は「多重スピンエコー(multiple 5p
in echo)Jとして引用されている。
スピンエコー技術は特にエル・エル・ビケット(L、L
、 Pyket2)の論文、「医学におけるNMR(N
MRinMedicine) J 、サイエンティフィ
ック・アメリカ(Scientific Americ
a)発行、1982年5月に記載されている。
次の段階の間に、利用できるサンプリング信号が集めら
れる。この目的で、中央制御装置45の制御の下に電流
発生器19 、21および23それぞれによって発生さ
れた勾配磁場が使用できる。共鳴信号(FID信号とし
て引用されている)の検出は高周波検出器27、変調器
28、サンプリング回路29、アナログ対ディジタル変
換器31および制御ユニット37のスイッチングによっ
て行われる。このFID信号はr、f、励起パルスによ
る磁場Boの磁場方向の周りの核磁化の歳差運動の結果
として現れる。この核磁化は検出コイルに誘導電圧を誘
起し、その振幅は核磁化の程度の測度である。
サンプリング回路29から生じたアナログサンプルされ
たFID信号はディジタル化され(A/D変換器31)
そしてメモリ33に蓄積される。最終サンプリング信号
が時点teで取られた後、中央制御装置45は電流発生
器19 、21 、23、サンプリング回路29、制御
ユニット37およびアナログ対ディジタル変換器31を
非活性化する。
サンプルされたFID信号はメモリ33に蓄積されかつ
蓄積されたままである。引続いて次の測定サイクルが実
行され、その間にFID信号が発生され、サンプルされ
、そしてメモリ33に蓄積される。充分な数のFID信
号が測定された場合(測定されるべきFID信号の数は
例えば所望の解像度に依存する)、映像は2次元あるい
は3次元フーリエ変換によって形成される(これは勾配
磁場の使用に依存し、その効果の下でPTD信号が発生
され、サンプルされる)。
第3図は現在の技術による測定サイクルの1例を示して
おり、これは第2図に示された装置15を引用して例示
されよう。定常一様磁場BOを発生する主コイル1のス
イッチオンの後に、高周波コイル11を用いて、90″
パルスPIが発生される。スピンエコー技術を用いた場
合、合成共鳴信号F、は減衰され、時間tvIの期間の
後、180 ’パルスP!が高周波コイル11によって
発生される。期間tVIの一部分の間に、これから説明
される理由のために勾配磁場Gx (一点鎖線の曲線G
1によって示されている)が発生される。jv+に等し
いところの期間tv□の後、180 ”パルスP2によ
って生成されたエコー共鳴信号F2は尖頭値に達しよう
。いわゆるスピンエコー技術の使用(180°パルスP
2)はスピン核によって生成された共鳴信号中に位相誤
差の生じることを妨げる。その様な位相誤差は定常磁場
Boにおける非一様性によって生じている。曲線G。
によって示されている勾配磁場Gxの存在の下でエコー
共鳴信号はサンプリング間隔t、の後の各時間でサンプ
ルされる。
勾配磁場GxO点Xにおける磁化の位相角はf′−γ・
Gx(τ)xdτによって決定されることが知られてい
る。従って映像周波数に、はkX=ftγ・Gx(τ〕
と定義できる。かくして各サンプリング期間t。
の後で各信号サンプルが決定され、それは異なる映像周
波数に、と関連している。引続く映像周波数は映像周波
数差Δkx= γ・ft+*cx(τ)dτを示すであ
ろう。前述の測定サイクルが繰返され、その間に別の勾
配磁場ayがサンプリングの起こる前のある時間に印加
される場合に、信号サンプルが得られ、これは映像周波
数対(k−、に1)と関連していることは明らかであろ
う。勾配磁場の存在しない場合、信号サンプルはこの様
に得られ、それは映像周波数(K、 、 O)と関連し
ている。一群の信号サンプルが集められる場合、それは
映像周波数対(kX、ky)のマトリクスと関連し、そ
こで映像同周波数は−に、から+kXまでおよび−に、
から+に、までに配置されており、磁化分布は2次元フ
ーリエ変換によってこの群の信号サンプルからx−y平
面内で決定できることが実証できる。パルスPIによっ
て開示された測定サイクルを含む時間Tの期間の経過後
、映像周波数対(kX、ky)ここでkyは一定かつ予
め決められている)と関連する信号サンプルの新しいシ
リーズを取るために次の測定サイクルが類似の測定パル
スP、′で開始され、パルスPt′ とP2′の間の期
間jv+で勾配磁場Gy (示されていない)が勾配磁
場G、に加えて印加されている。
2つの引続く測定サイクルの各開始の間で経過する期間
Tは現在の技術による方法では全体で0.5秒から1秒
に達する。この期間のいっそうの減少は次の測定サイク
ルの間に発生したFED信号の大きさを犠牲にしてなさ
れよう。と言うのは励起されたスピン核の実質的な割合
はその様な短い期間に対して比較的長い緩和時間を有す
るからである。
そのスピン軸が主磁場Boの方向に緩和されるスピン核
の割合のみがスピンエコー信号に寄与しよう。
第4図は本発明による方法の測定サイクルの具体例を示
している。この測定サイクルは第3図に示された測定サ
イクルと実質的に同等である。明確化のために、第4図
は測定期間の間の勾配磁場を示さず、励起パルスp、 
、 p、’ 、180’パルスPt+P2′及び共鳴信
号PI、F+′、Fz 、Fz”の様な関連する信号の
みを示している。さらに、引続く測定サイクル(各々期
間Tを有する)において種々の(Y$備)勾配磁場G、
 、 G、’ 、 G、″と定常一様磁場の変調MI 
+ Ml−が示されている。引続く測定サイクルは以下
の点でお互に異なっている。すなわち、各第2測定サイ
クルの間に、励起された核スピンの位相は定常一様磁場
の変調も1M、″によって交替され、そして引続く勾配
磁場G+ 、G+′Gど・・・・・・は階段状に増大さ
れる。勾配磁場G1の階段状増大によって、各測定サイ
クルTで、隣接的に位置している信号サンプルの行は生
起するスピンエコー信号Fz 、 Fz’ 、Fz″か
ら(kX、ky)映像周波数マトリクスに与えられよう
励起された核スピンの位相の交替により、サンプルされ
るべきスピンエコー信号F+ 、F+′、F+−はまた
交替しよう。スピンエコー信号による核スピンの位相の
交替の効果は各第2行の値の逆転によって補償できる。
変11M+ 、L〜の性質がコヒーレント干渉信号に影
響しないから、その様な干渉信号の寄与は各第2行の値
の逆転によって映像周波数マトリックス中で1つの列か
ら他の列に交替する符号を有することになろう。例えば
オフセット信号の望ましくない寄与はサンプリング理論
によって決められた様に周波数「0」から列中の可能な
最高周波数まで実際に上昇されよう。従ってフーリエ変
換に際して、既に述べられた点拡散関数によって変形さ
れた列の端部にシフトされよう。
測定された映像周波数マトリックス中で望ましくない信
号寄与が1つの列から他の列に位相を交替し、その結果
映像マトリックス中のアーティファクトがその端部にシ
フトする1つの方法がこれまで説明されてきた。しかし
、交替する位相の信号寄与はあらゆる状況で必要とされ
ないであろう。
映像周波数マトリクスの引続く行(あるいは平面)と関
連する共鳴信号間の付加位相差は最適の場合に値Δψ=
 (+n−1)  π7mを持ち、ここでmは行(ある
いは平面)の数である。正しく理解するために、説明は
1次元状態について与えられ、そこでは信号はサンプリ
ング間隔t、を持つ時間で等間隔にサンプルされている
。フーリエ変換の後でサンプルされた信号の帯域幅Fw
はPw = 1/lJであり、解像度(周波数の間隔)
はΔf・1/ (NS x tj)となり、ここでNS
は取られた信号サンプルの数である。
スペクトル中で起る最大周波数(Fmax)の偶数のサ
ンプルの場合にはFmax = NS・Δf/2となり
、奇数のサンプルの場合にはFmax = (NS−1
)・八f/2となる。2つの引続くサンプル間の位相差
(この最高周波数に対して)はΔψ=2πFmaxJと
なろう。
Fmaxに対する式でi/lj= Δf −NSを代入
した後、位相差はNSが偶数の場合にはΔψ=π、NS
が奇数の場合にはΔψ= (NS−1)π/NSとなる
第5図は本発明による別の方法の1例を示している。本
発明はいわゆる多重エコー技術について使用されている
。90°励起パルスP、の後、複数の核磁気共鳴信号F
z+ + Fzt + Fz+・・・・・・が1806
エコーバルスpz+ + pzz l PX3・・・・
・・による間隔で発生される。実際には高周波電磁エコ
ーパルスPZI +P2□・・・・・・は理想的でない
から、共鳴信号pz+ + pzz・・・・・・は、も
し180°パルスが完全であったならその様な寄与をし
ない核スピンからの寄与を含むであろう。共鳴信号はサ
ンプルされ、第1、第2、第3、第4共鳴信号の信号サ
ンプルFZI + Ftt +pz3・・・・・・は映
像周波数マトリクスの第1、第2、第3、第4平面に蓄
積される。
1806エコーパルスP21からPzaまでの後、パル
スMz+ + Mzz + MztおよびMg2によッ
テ第5図に示された様な定常一様磁場Boの振幅変調に
よって付加位相偏位が核スピンに与えられる。その結果
、マトリクス中に蓄積された共鳴信号は1つの平面から
他の平明に交替する符号を有するであろう(例えば、平
面1:正、平面2:負、平面3:正、平面4:負等)。
もし平面の数が奇数なら、平面4中の全付加位相偏位Δ
ψ、。、は(例えば)4Δψmod (lπ)となろう
時点1Nで開始された測定サイクルの完了後、次の測定
サイクルが時点tH*1で開始される。この測定サイク
ルは、準備勾配(明確化のために省略されている)と、
前の測定サイクルの間に励起された核スピンの位相を逆
転する定常一様磁場の変調M、’を除いて、前の測定サ
イクルと実質的に同じである。この様にして発生された
共鳴信号i?21FE2′+ F23′ ・・・・・・
は前の測定サイクルの間と同様なやり方でサンプルされ
、そして信号サンプルは同様なやり方でマトリクスの平
面中に蓄積される。
引続く各測定サイクルの間に階段状増分を準備勾配磁場
に印加することにより、各映像周波数平面中に隣接的に
位置している行は連続的に充たすことができる。1つの
測定サイクルから他の測定サイクルに共鳴信号の位相を
交替する付加変調h′によって、非理想的180°逆転
パルスによって発生されたコヒーレント干渉信号は1つ
の行から次の行に同じ符号を持つ平面中に蓄積されよう
。さらに変調Mz+ + ?b□・・・・・・およびM
a1′+ Mz□′・・・・・・は発生された共鳴信号
の位相を逆転するから、1つの平面から次の平面に交替
する符号を持つ3次元マトリクスの平面中に蓄積され、
共鳴信号に存在する干渉信号は一様磁場の変調によって
影響されず、かつあたかもそれが同符号であったかの様
に蓄積される。平面中の偶数の行の信号サンプルの符号
が逆転され、そして平面中の奇数の行の信号サンプルの
符号が(lつの)隣接平面中で逆転される場合、干渉信
号は1つの平面から次の平面に、そして平面中で1つの
行から次の行に交替する符号を有しく偶数の行および偶
数の平面の場合)そこでそれ等は実際に最高信号周波数
を有するであろう。従って、映像周波数マトクスのフー
リエ変換の後、この干渉信号は映像マトリクスの端部に
おいてのみ(あるいは上述の様に2つの端部において)
アーティファクトを生じることになろう。
2つの共鳴信号の間に付加位相差Δψを導入することは
種々のやり方で実現できる。第1図および第2図に示さ
れた様に、定常一様磁場Boは電流発生器17によって
給電されたコイル装置1によって発生される。磁場Bo
を発生する制御信号Ioに加えて、振幅変調さた信号I
modを電流発生器17の出力増幅器58に印加するこ
とにより、コイルは電流Itot = Io + Im
odによって制御される(第6図を見よ)。発生された
全磁場Bは定常磁場Boと時間変調磁場との重畳であり
、従って振幅変調された一様磁場であろう。
振幅変調された磁場を発生する別の可能性は定常磁場に
非常に高い一様性を与えるのに役立つシムコイル(sh
im coil)lbの使用によって構成されている。
明確化のために、これ等のシムコイル1bは第1図では
省略されているが、しかし実際にはそれはコイル1に並
列に置かれ、かつまた同じ形状をもつであろう。第7図
はまた増幅器58と第6図のコイル1を示している。こ
れ等の要素は電流1oを受取り、磁場Boを発生する。
シムコイル1bの1つのみが示され、上記のコイルは電
流発生器59によって給電されている(種々のシムコイ
ルの各々は適当な調節を可能にするために別々に給電さ
れている)。シム電流Ishim上に変調電流Imod
(それは種々のシムコイルに対して異なっていよう)が
重畳されているから、時間変調された一様磁場が主磁場
Bo上に重畳されている。
第8図は振幅変調された一様磁場発生の別の可能性、す
なわち勾配コイル(gradient coil)の使
用を示している。この例では2勾配コイル3a、3bが
使用されている。代案としてX勾配コイル5あるいはX
勾配コイル7も使用できる。勾配コイル3aと3bは電
流発生器19によって給電され(第2図を見よ)、これ
は勾配電流信号Tgradを受取りかつ第8図の矢印(
+Iaと一1b)によって示された様なお互に対して反
対向きになった出力電流をその出力62と63に発生す
る出力増幅器60と61をこの目的のために含んでいる
。勾配電流信号 Igradは増幅器61の負入力と増
幅器60の正入力に印加される。
振幅変調された一様磁場を発生するために、変調電流信
号1mod−が増幅器60 、61の双方の正入力に印
加される。コイル3aを通る電流は増大し、コイル3b
を通る電流は減少する。勾配コイル系3a +3bは(
勾配磁場に加えて)時間変調された(弱い)一様磁場を
発生し、これはコイル1によって発生された磁場Boと
結合された振幅変調された一様磁場を構成している。
本発明による方法はいわゆる回転フレーム分光(rot
ating frame 5pectroscopy)
に便利に使用できる。本発明によると、定常一様磁場中
に置かれた人体の領域の核磁気共鳴分布を決定する回転
フレーム分光は、 a)人体中の核の磁化の歳差運動を起すために高周波電
磁パルスを発生し、この様にして共鳴信号を発生するこ
と、 b)次に準備期間の後で測定期間の間に共鳴信号の多数
の信号サンプルを取ること、 C)次に(m)行と(n)列からなるマトリクス中に一
組の信号サンプルを与えるために第2の一組の繰返しに
対する段階a)およびb)を含む測定サイクルを繰返し
、測定サイクルについて少なくとも1つの行が充たされ
、それからそのフーリエ変換の後で、誘起された核磁化
の分布の映像が決定されること、 の各段階を含み、 そして複数の測定サイクルの間で、準備期間にわたって
勾配磁場の強度の積分の値に対して相互に継続するマト
リクス中の種々の行に関連した共鳴信号の間で、毎回同
じ付加位相差(Δψ)が導入され、この様に導入された
付加位相差(Δψ)がマトリクスの列の存在する値のフ
ーリエ変換の前に無効にされる様に、定常一様磁場が振
幅変調されること特徴としている。
(要 約) フーリエ・ズーグマトグラフィによって形成されたNM
R(核磁気共鳴)映像がコヒーレント干渉信号(例えば
、オフセット信号、理想的でない180゜反転パルス)
によって生じた妨害アーティファクトを含んでいる。本
発明によると、付加位相差(偶数の行の場合にはΔψ=
π、m個の奇数の行の場合にはΔψ−rt ・(m−1
)/m rad/5ec)が発生され、かつ共鳴信号か
ら取られた信号サンプルが映像周波数マトリクスの隣接
的に位置している行に蓄積されている。マトリクスの各
第2行の値は上記の付加位相差を無効にするために変化
し、従ってマトリクスに対するコヒーレント干渉信号の
分布は付加位相偏位によって影響を受ける。もし付加位
相偏位がπrad/secなら、列の方向の干渉信号の
各第2行の値は簡単に逆転される。従って列のフーリエ
変換の間に、干渉信号によって生じたアーティファクト
は映像の縁部に向って偏位される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による方法を実行する装置のコイル装置
の形状を線図的に示している。 第2図は本発明による方法を実行する装置のブロック図
を示している。 第3図は現在の技術による方法の簡単な説明図を例示し
ている。 第4図は本発明による方法の説明図を例示している。 第5図は本発明による方法の別の説明図を例示している
。 第6図は本発明による装置の一部分を示している。 第7図は第2図に示された装置の一部分の実施態様を示
している。 第8図は第2図に示された装置の別の実施態様を示して
いる。 1、3.5.7.11・・・コイル 1b・・・シムコイル     2・・・球3a、 3
b・・・2勾配コイル  10・・・コイル装置15・
・・装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発生された定常一様磁場中に置かれた人体の領域の
    核磁気共鳴分布を決定する方法であつて、 a)人体中の核の磁化の歳差運動を起すために高周波電
    磁パルスを発生し、共鳴信号を 発生すること、 b)次に準備期間の間に少なくとも1つの勾配磁場を印
    加すること、 c)次に測定期間の間に共鳴信号の第1の一群の信号サ
    ンプルをとること、 d)次に第2の一群の繰返しに対して段階a)、b)お
    よびc)を含む測定サイクルを繰返 し、準備期間にわたって少なくとも1つの 勾配磁場の強度の積分が(m)行(n)列からなるマト
    リクス中に一組の信号サンプルを与え るために各繰返しで異なる値を有し、測定 サイクルについて少なくとも1つの行で充 たされ、そのフーリエ変換の後でそこから 誘起核磁場の分布の映像が決定されること、の各段階を
    含む方法において、 複数の測定サイクルの間に、準備期間にわ たって勾配磁場の強度の積分の値に対して相互に継続す
    るマトリクス中の種々の行と関連する共鳴信号の間で、
    毎回同じ付加位相差 (Δψ)が導入され、この様に導入された付加位相差(
    Δψ)がマトリクスの列中に存在する値のフーリエ変換
    の前に無効にされる様に定常一様磁場が振幅変調されて
    いること、を特徴とする人体の領域の核磁気共鳴分布の
    決定方法。 2、付加位相差(Δψ)がπ・(m−1)/mrad/
    secに等しく、ここでmが奇数でありかつマトリクス
    の行の数を表わしていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 3、マトリクスの行の数(m)が偶数であり、位相差(
    Δψ)がπrad/secに等しく、マトリクスの列中
    に存在する値のフーリエ変換の前に偶数の行にある値あ
    るいは奇数の行にある値のいずれかが付加位相差を無効
    にするために逆転されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の方法。 4、準備期間にわたって勾配磁場の強度の積分の値が引
    続く各測定サイクルに対し同じ量だけ増大する特許請求
    の範囲第3項に記載の方法において、引続く測定サイク
    ルの間に、励起された核スピンがサイクル毎にその符号
    を変える位相偏位(Δψ)を受けることを特徴とする方
    法。 5、励起された核スピンがπ/2rad/secあるい
    はほぼπ/2rad/secの位相偏位(Δψ)を受け
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項あるいは第4
    項に記載の方法。 6、準備期間にわたって勾配磁場の強度の積分の値が引
    続く各測定サイクルに対して同じ量だけ増大されている
    特許請求の範囲第1項、第2項、第3項のいずれかに記
    載の方法において、第2の各測定サイクルの間のみでπ
    rad/secあるいはほぼπrad/secの位相偏
    位を上記の核スピンが受けることを特徴とする方法。 7、発生された定常一様磁場中に置かれた人体の3次元
    領域の核磁気共鳴分布を決定する方法であって、 a)人体中の核の磁化の歳差運動を起すために高周波電
    磁パルスを発生し、共鳴信号を 発生すること、 b)次に準備期間の間に、その磁場方向が相互に垂直で
    ある少なくとも第1および第2 の準備勾配磁場を印加すること、 c)次に測定期間の間に、共鳴信号の一組の信号サンプ
    ルをとること、 d)次に複数の繰返しに対して段階a)、b)、c)を
    含む測定サイクルを繰返し、準備期 間にわたって第1の勾配磁場の強度の積分 を含む第1積分が第1の組の異なる値を有 し、一方、準備期間にわたって第2の勾配 磁場の強度の積分を含む第2積分がライン、行および列
    からなる3次元マトリクス中に 一組の信号サンプルを与えるために第2の 1組の異なる値を有し、その1つの平面は 行と列を含み、測定サイクルについて平面 の少なくとも1つの行が充たされ、上記の マトリクスから、そのフーリエ変換の後で、誘起された
    核磁化の分布の映像が人体の3 次元領域で決定されること、 の各段階を含む方法において、 準備期間にわたって第1の勾配磁場の強度 の積分の値に対して相互に継続するマトリクス中の異な
    る平面と関連する共鳴信号の間、および準備期間にわた
    って第2の勾配磁場の強度の積分の値に対して相互に継
    続するマトリクスの平面中で異なる行と関連する共鳴信
    号の間で、第1および第2の付加位相差 (Δψ_1、Δψ_2)が常に導入され、導入された第
    1および第2の付加位相差(Δψ_1、Δψ_2)がマ
    トリクスの列あるいはラインに存在する値のフーリエ変
    換の前に無効にされる様に、定常一様磁場がいくつかの
    測定サイクルの間で振幅変調されていること、 を特徴とする人体の3次元領域の核磁気共鳴分布の決定
    方法。 8、第1の付加位相差(Δψ_1)がπ(l−1)/l
    rad/secに等しく、lが奇数でありかつマトリク
    スの平面の数を表わしていることを特徴とする特許請求
    の範囲第7項に記載の方法。 9、第2の付加位相差(Δψ_2)がπ(m−1)/m
    rad/secに等しく、mが偶数でありかつマトリク
    スの平面中の行の数を表わしていることを特徴とする特
    許請求の範囲第7項もしくは第8項に記載の方法。 10、マトリクスの平面の数(l)が偶数であり、第1
    の位相差(Δψ_1)がπrad/secに等しく、マ
    トリクスのライン中に存在する値のフーリエ変換の前に
    、偶平面に存在する値あるいは関連するラインの奇平面
    に存在する値のいずれかが第1の付加位相差(Δψ_1
    )を無効にするために逆転されることを特徴とする特許
    請求の範囲第7項に記載の方法。 11、平面中の行の数(m)が偶数であり、第2の付加
    位相差(Δψ_2)がπrad/secに等しく、平面
    の列に存在する値のフーリエ変換の前に偶数の行中に存
    在する値あるいは関連する列の奇数の行中に存在する値
    のいずれかが第2の付加位相差(Δψ_2)を無効にす
    るために逆転されることを特徴とする特許請求の範囲第
    7項もしくは第10項に記載の方法。 12、値の同じ変化の後で多数の測定サイクル(m)に
    対して第1積分が常に一定にとどまり、上記の第2積分
    が2つの極限値によって限られかつ1つの極限値から他
    の極限値に階段的に切替わるところの異なる値を常にと
    る特許請求の範囲第7項、第10項、第11項のいずれ
    かに記載の方法において、 平面の数(l)と行の数(m)が偶数であり、偶平面の
    偶数の行および奇平面の奇数の行に関連した共鳴信号と
    、偶平面の奇数の行および奇平面の偶数の行との間の付
    加位相差の全体の量がπrad/secであり、偶平面
    の偶数の行および奇平面の奇数の行の中で、あるいは偶
    平面の奇数の行および奇平面の偶数の行のいずれかで値
    を逆転することで付加位相差が無効にされることを特徴
    とする方法。 13、引続く測定サイクルの間で定常一様磁場の強度が
    連続的に増大し、かつ準備期間の一部分で減少し、従っ
    て準備期間にわたる増大と減少の積分がそれぞれ+π/
    2rad/secと−π/2rad/secとなること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項もしくは第12項に
    記載の方法。 14、人体の領域で核磁気共鳴分布を決定する装置であ
    って、 a)定常一様磁場を発生する手段、 b)高周波電磁波放射を発生する手段、 c)少なくとも1つの勾配磁場を発生する手段、 d)記事c)で規定された手段によって発生された少な
    くとも1つの勾配磁場により共 鳴信号を調節した後で、記事c)およびb)で規定され
    た手段によって発生された共鳴 信号をサンプリングするサンプリング手段、e)サンプ
    リング手段によって与えられた信号を処理する処理手段
    、および f)複数の共鳴信号を発生し、調節し、サンプリングし
    かつ処理するために記事b)か らe)で規定された手段を少なくとも制御 する制御手段であり、核共鳴信号は準備期 間の間にそれぞれ調節され、制御手段は少 なくとも1つの勾配磁場の強度および/ま たは期間を調節する制御信号で記事c)に 規定された手段を供給し、少なくとも1つ の勾配磁場の期間にわたって強度の積分が 各準備期間に対して異なっている装置にお いて、 この装置が振幅変調された一様磁場を発生 する手段を含み、制御手段が振幅変調された一様磁場を
    発生するためのプログラムされたコンピュータを含むこ
    とを特徴とする人体の領域の核磁気共鳴分布を決定する
    装置。 15、定常一様磁場を発生する手段がコイル装置を含む
    ところの特許請求の範囲第14項に記載の装置において
    、準備期間の間に手段がコイル装置により電流密度を変
    調することを特徴とする装置。 16、手段が別のコイル手段を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第14項に記載の装置。 17、勾配磁場を発生する手段が少なくとも1つのコイ
    ル対を有する勾配コイル装置を含むところの特許請求の
    範囲第14項に記載の装置において、別の手段が勾配コ
    イル装置に接続され、従って別の手段がコイル対の他の
    コイルを通る電流に対して反対の向きにコイル対のコイ
    ルを通る電流を変化することを特徴とする装置。 18、発生された定常一様磁場中に置かれた人体の領域
    の核磁気共鳴分布を決定する方法であって、 a)人体の核の磁化の歳差運動を起すために高周波電磁
    パルスを発生し、共鳴信号を発 生すること、 b)次に準備期間の後で測定期間の間に共鳴信号の多数
    の信号サンプルを取ること、 c)次に(m)行と(n)列からなるマトリクス中に一
    組の信号サンプルを与えるために第2の 一組の繰返しに対する段階a)およびb) を含む測定サイクルを繰返し、測定サイク ルについて少なくとも1つの行が充たされ、それからそ
    のフーリエ変換の後で、誘起さ れた核磁化の分布の映像が決定される方法 において、 複数の測定サイクルの間に、準備期間にわ たって勾配磁場の強度の積分の値に対して相互に継続す
    るマトリクス中の種々の行に関連した共鳴信号の間で、
    毎回同じ付加位相差 (Δψ)が導入され、この様に導入された付加位相差(
    Δψ)がマトリクスの列に存在する値のフーリエ変換の
    前に無効にされる様に、定常一様磁場が振幅変調される
    ことを特徴とする人体の領域の核磁気共鳴分布を決定す
    る方法。
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