JPS6279047A - 像の人為効果を減少する方法と装置 - Google Patents

像の人為効果を減少する方法と装置

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JPS6279047A
JPS6279047A JP61187018A JP18701886A JPS6279047A JP S6279047 A JPS6279047 A JP S6279047A JP 61187018 A JP61187018 A JP 61187018A JP 18701886 A JP18701886 A JP 18701886A JP S6279047 A JPS6279047 A JP S6279047A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は核磁気共鳴(NMR)作像方法に関する。更
に特定すれば、この発明は、例えばNMR走査の過程に
於ける被検体の動きによる略周期的なNMR信号の変動
による像の人為効果(artj「act )を制御する
方法に関する。
従来、NMRは、例えば人間である患者の解剖学的な特
徴の像を求める作像モードが開発−されている。こうい
う像はスピンの分布(典型的には水及び組織に関連した
陽子)、スピン−格子緩和時間T1及び/又はスピン−
スピン緩和時間T2を示すが、こういう像は、検査する
組織の健康状態を判定する上で、医学的に診断価値があ
ると考えられる。NMR像を構成する作像データは、多
重角度投影再生及びフーリエ変換(FT)の様な利用し
得る多数の方法の内の1つを用いて、収集することが出
来る。典型的には、こういう方法は、逐次的に構成され
る複数個の図からなるパルス順序を用いる。各々の図は
1回又は更に多くのNMR実験を含んでいてよく、この
各々の実験が少なくともRF励振パルスと、NMR信号
に空間情報を符号化する為の磁界勾配パルスとを有する
。周知の様に、NMR信号は自由誘導減衰(FID)信
号であってもよいし、或いは好ましくはスピンエコー信
号である。
「スピン捩れ形」と呼ばれることの多いFT方法の1形
式について、この発明の好ましい実施例を詳しく説明す
る。然し、この発明の方法がFT作像方法に制限されず
、米国特許第4,471゜306号に記載されている多
重角度投影再生や、米国特許第4,070,611号に
記載されているFT方法の別の変形の様な他の方法に関
連しても有利に実施することが出来ることを承知された
い。スピン捩れ方式は、フィジックス・イン・メディス
ン・アンド・バイオロジー誌第25巻、第751頁乃至
第756頁Cl980年)所載のW。
A、ニーデルシュタイン他の論文「スピン捩れNMR作
像と人間の全身作像に対する応用」に記載されている。
簡単に云うと、スピン捩れ方法は、NMRスピンエコー
信号を収集する前に、勾配の方向に空間情報を符号化す
る為に、可変振幅の位相符号化磁界勾配パルスを用いる
。2次元形(2DFT)では、1つの方向に沿って位相
符号化勾配を印加し、その後位相符号化方向と直交する
方向の磁界勾配の存在のもとにスピンエコー信号を観測
することにより、空間情報が1つの方向に符号化される
。スピンエコーの間に存在する勾配が、直交方向に空間
情報を符号化する。典型的な2DFTパルス順序では、
時間的な順序の図で、位相符号化勾配パルスの大きさを
単調に増加する。
あるNMR作像パルス順序は物体の動きによる人為効果
を生ずることが知られているが、NMR作像の開発の初
期には、FT作像方法の利点として、動きによる人為効
果を発生しないと云う性質かあると考えられていた。然
し、現在では、そうではないことがよく認識されている
。NMR像を収集する際の物体の動きにより、位相符号
化方向にぼけ及び「ゴースト」の両方が生ずる。動きが
周期的であるか、又は周期的に近い場合、特にゴースト
が出る。心臓及び呼吸の動きを含めた大抵の生理学的な
動きでは、各々のNMRスピンエコー又はFIDは、物
体のスナップ写真と見なすことが出来る。ぼけ及びゴー
ス′トは、回毎に物体が終始一貫しない形で現れること
によるものである。
周期的な動きの両方の有害な影響、即ちぼけとゴースト
は、周期的な動きとデータの収集を同期させれば、少な
くすることが出来る。この方法はゲート形走査と呼ばれ
ている。ゲート作用を利用して、動きに関心かあれば、
動き自体の機械的な構造を検討することが出来る。ゲー
ト作用の欠点は、動きの周期に応じて、この周期の内、
受入れることの出来る様なデータを収集することが出来
る割合、及び許容し得る最も短いパルス順序の繰返し時
間により、データ収集時間がかなり長くなることがある
ことである。
動きによるぼけを許すことが出来ない時、並びに動き自
体に関心がある時(例えば心臓の動き又は流れ)、ゲー
ト作用が必要であるが、動く構造の細部が判らなくなっ
ても差支えないが、動く物体から遠くに及ぶことがある
ゴーストの擾乱効果は受入れることが出来ない様な他の
用途がある。
こういう用途では、ゲート作用を制限せずに、ゴースト
を少なくし又はなくすことが出来る方法が必要である。
作像する物体の一部分の動きによるものと性格が似てい
るゴーストの人為効果は、NMR信号のこの他の略周期
的な変化によって起こることがある。受信信号の振幅又
は位相の変動が、検査を受けていない物体の動きによる
RFコイルの特性の変化によって起こることがある。雑
音源、例えばその位相が略周期的な形で図毎に変化する
様な線路周波数の雑音により、信号の変動が起こること
もある。この様な人為効果を少なくすることも関心があ
り、この発明の範囲内である。包括的に云えば、作像す
る物体の動きによる信号の変動並びに上に述べた間接的
な原因による信号の変動を、以下信号の変動と呼ぶ。
ゴーストの人為効果をなくす為に提案された1つの方法
が、1984年11月21日に出願された係属中の米国
特許出願通し番号第673,690号に記載されている
。この場合、パルス順序の繰返し時間が動きの周期の1
/4の奇数倍である時(米国特許第4,443,760
号に記載されている様に、1つの図毎に位相交番の2つ
のRF励振パルス使う場合)ゴーストと作像する物体の
間の距離が最大になることが認識されている。前に引用
した米国特許出願では、この比を使って、呼吸運動によ
るゴーストを軽減することが出来ることが認識されてい
る。この方法は、実際に像の品質を改善するが、使われ
るパルス順序の繰返し時間に拘束が加えられ、普通は走
査時間が一層長くなる。
投影再生形作像方式では、略周期的な動きにより、やは
り局部的な歪み及びぼけと、動く構造からかなり遠くま
でに及ぶ人為効果が生ずる。この方式では、人為効果は
ゴーストではなく、縞となって現れる。この場合も、遠
くに於ける影響を減少する方法があれば、かなり有利で
ある。
周期的な信号の変動による望ましくない影響を減少する
別の方法が、係属中の米国特許出願通し番号第766.
842号(1985年8月16日出願)に記載されてい
る。この方法では、図の増分の時間を選択し、(例えば
患者の呼吸による)信号の変動の周期について仮定をし
、走査を開始する前に、図の順序を作成する。図の順序
の選択は、可変振幅の位相符号化勾配パルス(スピン捩
れ形刃法の場合)又は作像勾配パルスの方向(多重角度
投影再生方法の場合)を用いる順序を設定することを含
む。所定の信号の変動周期に対し、図の増分の時間が判
っていれば、位相符号化振幅又は勾配の方向の関数とし
ての動きを任意の周波数にする様な図の順序が選ばれる
。1実施例では、変動の周期が走査時間と等しくなる(
低周波数)様に見える様にして、ゴーストの人為効果が
出来るだけ動く物体に接近する様に、図の順序を選択す
る。別の実施例(高周波数)では、図の順序は、変動周
期がパルス繰返し時間の2倍に等しくなる様に見える様
にして、ゴーストの人為効果を出来るだけ物体から遠ざ
ける様に選ぶ。この方法は、人為効果を減少する効果が
あり、ある点では、変動が割合規則的な既知の周波数で
あれば、理想的でもあるが、動きの時間的な周期につい
て定めた仮定が成立しない(例えば患者の呼吸パターン
が変化するか又は不規則である)場合、この方法はあま
り抵抗力がない。そういうことが起こると、ゴーストを
出来るだけ物体に近付けるか又はそれから遠ざける様に
収束する作用がぼける為に、この方法はその効果が幾分
低下する。
従って、この発明の主な目的は、上に述べた方法の欠点
を避ける様な、ゴーストの人為効果を減少又はなくす方
法を提供することである。
この発明の別の目的は、信号の変動が略周期的でなかっ
たり、並びに/又は変動の周期が先験的に分かっていな
い時に、ゴーストの人為効果を減少又はなくす方法を提
供することである。
この発明の別の目的は、走査中に行なった測定に基づい
て、図の順序を実時間で選択する様な、ゴーストの人為
効果を減少する又はなくす方法を提供することである。
この発明の別の目的は、パルス順序の繰返し時間の選択
は完全に自由に出来る様にしながら、ゴーストの人為効
果を減少する又はなくす様な効果を持つ方法を提供する
ことである。
発明の要約 この発明では、核磁気共鳴方式を用いて、物体の一部分
を検査している間、略周期的な信号の変動による所望の
像の人為効果を減少する方法を提供する。こういう核磁
気共鳴方式は、複数個の図を求めることにより、物体の
一部分に関する作像データを測定することを含む。各々
の図が少なくとも1つのパルス順序で構成されていて、
このパルス順序は、物体の一部分をラーモア周波数のR
F励振パルスで照射してN M R信号を発生し、物体
の少なくとも1−)の次元の軸線に沿ってパルス形磁界
勾配を印加し、作像データを収集することを含む。磁界
勾配は、NMR信号に空間情報を符号化する様に、各々
の図で異なる値を持つ様に調節し得るパラメータ値を有
する。この方法は、信号の変動と磁界勾配のパラメータ
値の間に予定の関係を選択することを含む。この関係の
選択により、所定のパルス順序で用いられる所望のパラ
メータ値と信号の変動の位相の間の対応関係が定まる。
更にこの方法は、複数個の図を求める過程で信号の変動
の位相蛋測定し、前記予定の関係を近似する様に、前記
位相の測定値に基づいて前記磁界勾配を印加する非単調
な時間順序を選択することを含み、こうして所望の像の
人為効果を減少する。
この発明の新規と考えられる特徴は、特許請求の範囲に
具体的に記載しであるが、この発明自体の構成、作用及
びその他の目的並びに111点は、以下図面について説
明する所から最もよく理解されよ ・う 。
発明の詳細な説明 第1図はNMR作像装置の簡略ブロック図で、これにつ
いてこの発明の好ましい実施例を説明する。然し、この
発明が任意の適当なMR装置を用いて有利に実施し得る
ことを承知されたい。装置は全体を100で示しである
が、パルス制御モジュール112を含み、これがホスト
・コンピュータ114の制御のもとに、正しく調時され
たパルス波形信号を、全体的に116で示した磁界勾配
電源に供給する。この電源が、ブロック118で全体的
に示した勾配コイル集成体の一部分を形成する勾配コイ
ルを付勢する。この集成体が持つコイルは、電源によっ
て付勢された時、デカルト座標系の夫々x、y及び2方
向を向<Gx 、Gy及びG2磁界勾配を発生する。N
MR作像の用途でG1、Gy及びG工勾配を使うことは
、後で第2図について説明する。
:A1図の説明を続けると、パルス制御モジュールがR
F送受信装置の一部分であるRF合成器120に作動パ
ルスを供給する。RF送受信装置の一部分は破線のブロ
ック122の中に囲まれている。パルス制御モジュール
が、RF周波数合成器の出力を変調する変調器124に
対して変調信号をも供給する。変調されたRF倍信号R
F電力増幅器128及び送信/受信スイッチ130を介
して、RFコイル集成体126に印加される。RF倍信
号用いて、検査を受けるサンプル物体(図面に示してな
い)内の該スピンを励振する。
励振した核スピンからのNMR信号をRFコイル集成体
で受取り、送信/受信スイッチを介してRF前置増幅器
132に印加し、その後直角位相検出器134に印加す
る。検出された信号をA/D変換器136でディジタル
化し、周知の様に処理する為、例えばサンプルのNMR
像を再生する為にコンピュータ114に印加する。
この明細書で云う図は、同じ位置符号勾配を用いて行な
イ)れる−組のNMR測定と定義する。即ち、1つの図
は、90°RFパルスの符号を交互に変えて得られた測
定、又は信号対雑音比を改溌する為の繰返しの測定をも
含むことがある。走査の間、別々の一組の磁界勾配の値
を用いて、空間情報を求める。1つの図に対する成分信
号は時間的に逐次的に収集する必要はないが、普通はそ
の様にする。
最初に第2図について説明する。この図は、2次元フー
リエ変換(20FT)、又はよく2次元「スピン捩れ形
」とも呼ばれる形式の普通の作像パルス順序と呼ぶこと
の出来るものの2つの図を示している。このパルス順序
は、周知の様に、検査するサンプルの像を再生する為の
作像データを求めるのに役立つ。このパルス順序は、位
相交番RF励振パルスを利用するが、米国特許第4,4
43.760号に記載されていて、この明細書でも後で
簡単に説明する様に、こういうRF励振パルスが、ある
ベースライン誤差を相殺する為に使われる位相交番N 
MR倍信号発生する。
普通のパルス順序でこういうことが達成される様子を次
に第2図について説明する。第2図は、実際には例えば
128個、256個、又は512個の位相符号化の図を
含むことがある様なパルス順序の内の、2つの位相符号
化の図A及びBを示している。第2図の各々の図は2つ
のNMR実験で構成される。第2図の図Aについて云う
と、期間1 (横軸に示す)に、正のG:!磁界勾配パ
ルスの存在のもとに選択性90°RF励振パルスが印加
される。第1図のパルス制御モジュール112が、周波
数合成器及び変調器に対して必要な制御信号を供給して
、この結果前られる励振パルスが、サンプルの内、予定
の領域だけにある核スピンを励振するのに正しい位相及
び周波数を持つ様にする。典型的には、励振パルスは(
sinx)/x関数によって振幅変調することが出来る
。合成器の周波数は周知のラーモア方程式に従って、印
加される磁界の強さ及び作像されるNMR種目に関係す
る。パルス制御モジュールが勾配電源にも作動信号を印
加して、今の場合は、G2勾配パルスを発生する。
第2図の説明を続けると、期間2にG、C,G。
及びG:!勾配パルスが同時に印加される。期間2のG
工勾配は位を口戻しパルスであり、これは典型的には、
期間2にわたる勾配波形の時間積分が、期間1にわたる
勾配波形の時間積分の一1/2に略等しくなる様に選ば
れる。負のGエバルスの作用は、期間1に励振した核ス
ピンの位相戻しをすることである。Gy勾配パルスは位
相符号化パルスであって、勾配の方向に空間情報を符号
化する為に、図A、B・・・等の各々で異なる振幅を持
つ様に選ばれる。相異なるGy勾配の振幅の数は、典型
的には、再生像が位相符号化方向(Y方向)に持つ分解
画素の数に少なくとも等しくなる様に選ぶのが典型的で
ある。典型的には、128個、256個又は512個の
相異なる勾配の振幅が選ばれる。スピン捩れ形のFT作
像では、振幅をある範囲の値にわたって順次進める間、
Gy勾配パルスの持続時間は一定に保つ。然し、位相符
号化の程度が実際には、勾配パルスの波形の時間積分の
関数であり、今の場合は、それが勾配パルスの振幅に比
例することが理解されよう。
期間2のG、c勾配パルスは位相外しパルスであり、こ
れは、スピンエコー信号S+(t)の発生時刻を期間4
に遅延させる為の予定量だけ、励振された核スピンを位
相外しするのに必要である。
典型的には、期間3に180°RFパルスを印加するこ
とにより、スピンエコーが発生される。公知の様に18
0°RFパルスは、スピンエコー信号を発生する様にス
ピンの位相外しの方向を逆転する時間反転パルスである
。スピンエコー信号が、その勾配の方向に空間情報を符
号化する為の線形G1勾配パルスの存在のもとに、期間
4に標本化される。
第2図のパルス順序では、図Aでもう1つのNMR実験
を使うことにより、ベースライン誤差成分が除かれてい
る。この2番目の実験は、1番目と略同−であるが、図
Aの期間5のRF励振パルスが、図Aの期間1の励振パ
ルスに比べて1000位相が異なる(負の符号で示す)
様に選ばれている点が異なっており、この為、期間8に
得られるスピンエコー信号S+’  (t)が期間4の
スピンエコー信号S+  (t)と1000位相が異な
る様にする。信号Fz’  (t)をS+  (t)か
ら減算すれば、信号S+’  (t)で符号が反転して
いる信号成分だけが残る。ベースライン誤差成分はt0
殺される。
図Aに対して上に述べた過程が、位相符号化Gy勾配の
全ての振幅に対して図B等で繰返される。各々の図で1
000位相がずれた励振パルスを用いる2回の実験を「
チョッパ」・ペアと呼ぶ。
ベースライン誤差成分を除く為に第2図に示したパルス
順序を使うことは、必然的に、1つの口当たりの励振又
はNMR実験の最小の数が2であることを意味し、この
結果、1回の励振を使った場合に比べて、信号対雑音比
は71倍になる。
この発明は3次元フーリエ変換方式を用いても実施する
ことが出来ることを承知されたい。米国特許第4.43
、968号には3次元フーリエ変換方式が記載されてい
る。簡単に云うと、3次元フーリエ変換N M R作像
方式では、1つより多くの次元に位相符号化勾配を印加
する。こういう方式では、例えば第2図の期間2に別の
G2位相符号化勾配パルスを加え、空間的な像か完成す
る前に、Gy及びG:!勾配がその全範囲の振幅を順次
とるまで、前に述へた励振/標本化過程が、パルス順序
のこの後の図で繰返される。従って、以下明細書では、
2次元フーリエ変換方式でGyを順次進める方法の場合
について説明するが、同じ様に順次進める方法は、3次
元フーリエ変換方式で位相n帰化用に用いる時、他の勾
配成分にも同じ様に適用し得ることを承知されたい。
第3図は、第2図について説明した例の順序の様に、2
次元スピン捩れ形のパルス順序の隣合った図(横軸に沿
って示す)でGy位相符号化勾配の振幅(縦軸に沿って
示す)を増分的に変える普通の順序を示している。第3
図では、各々の点がGy勾配の1つの振幅を表わしてい
る。簡単の為、第3図では32個の図からなる走査を仮
定している。典型的には、走査は例えば128個の図を
持ち、図1では、Gy勾配は予定の負の振幅(−A  
 )を持つ様に選ぶ。この後、図2乃至ax 63ては、振幅を単調に増加して、図64でOに近い値
を通り、その後型に単調に増加して、図128で正の振
幅(十A  )になる。
flaX 前にも触れたが、第3図の位相符号化振幅順序を使う時
、例えば呼吸による被検体の準周期的な動きは、ある構
造の人為効果(位相符号化方向に沿ったゴースト像とな
って再生像に現れる)及び分解能の低下を招く。こうい
う人為効果の主な原因は、FT作像方式を使う時の位相
符号化方向の、動きによって誘起された位相及び振幅の
誤差であることが判っている。具体的に云うと、動きが
位相符号化の周期的な関数である限り、人為効果は、所
望の像のある特徴を写した別個のゴースト(1つ又は複
数)となって現れる。
この発明によって、物体の動きによるぼけ及びゴースト
の人為効果をどの様に減少し又はなくすかを説明する前
に、次にこういう人為効果の原因を考えるのがよいと思
われる。
FT作像で動きによって誘起される人為効果を理解する
簡単な方法は、動きを直接的に取」二げずに、そのNM
R信号が時間の関数である様な空間内で固定された小さ
な容積を考えることである。
この小さな容積をこの明細書では画素と呼ぶが、実際に
は、再生像の一部分ではなく、空間内の領域であり、そ
のNMR信号は輝度である。例えば材料がこの空間に固
定された小さな容積の中に入ったり、又はそれから出て
行くことにより、輝度に時間的な変動か起こり得る。振
幅の変動を取扱うことにより、剛体の動きが理解出来る
だけでなく、他のあらゆる種類の動きも理解することが
出来る。前に述べた様に、動き以外の影響によって発生
されるNMR信号の変動も、ゴーストの人為効果を発生
することがある。これらもこの発明の範囲内に含まれる
。平面内の動きは、輝度が1つの画素で高くなり、別の
画素で低くなる。動きの方向に関係なく、作像過程の直
線性の為、各々の画素は独立に取扱うことが出来る。更
に、各々の図がある瞬間のスナップ写真であると仮定す
ることが出来るから、像の内、関心のある画素を含む位
相符号化方向の列だけを考えればよい。
この為、物体が1次元(位相符号化方向、例えばy)だ
けの関数であり、Yoの1点だけが何等かの強度を持つ
と仮定し、差当たって、これが一定の輝度Boを持つと
仮定する。この時、物体はo (y)=Bo δ(y−
yo)(1)で表わされる。δはディラックのデルタ関
数である。FT作像方法で行なわれる測定は、物体0の
フーリエ変換を形成する。
o (ky ) =F [o (y) ]−B(、e−
27ri” yO(2) こ\でkyはy方向の空間周波数であり、2DFT作像
では、位相符号化勾配パルスの下にある区域に比例する
。物体の輝度の変動かあって、kyに於ける測定を行な
う時、画素の輝度が80+B(ky )であるとすると
(Boは平均値)、測定信号は次の様になる。
H(ky)−[Bo十B (ky)] e−2π1kyYo      (3)、Boe−2M
 i ky Yo +B (ky)e−2π1kyVo
      (4)誤差項、即ち右辺の第2項が、輝度
の変動によって変調された1点のフーリエ変換であるこ
とに注意されたい。
この結果前られる像は、Hの逆フーリエ変換である。
h (y) −F−’ (BOe−27rikyy01
+F” (B (ky)e−” iky” 1右辺の第
1項が物体の平均の輝度を持つ所望の像である。第2項
に畳込み積分を用いるとh (y)=Bo δ(y−y
o)+δ(y−yo)1g (Y)         
  (6)こ−でg (y)はゴーストの核であり、こ
れは時間的な変動の逆フーリエ変換に等しい。この明細
書で「時間的」と云う言葉を使うのは、輝度の振幅が時
間よりも位相符号化の振幅kyにつれて変化する様子を
定める為である。差当たって、位相符号化の振幅が、普
通の作像順序に於ける様に、時間に比例すると仮定する
ことが出来る。即ちg (y)−F−’  [B (k
y )]       (7)式(6)の右辺の第1項
は、動きによるぼけを記述している。物体が動くと、像
の内、この物体が通過した各点は、作像順序全体にわた
って(正確に云えば、測定全体にわたって)この点でそ
の物体が費した時間の長さに比例する寄与を持つ。式(
6)の第2項は、ある点に時間的な変動があれば、それ
がゴーストを発生することを示している。
このゴーストは、源から位相符号化方向に出て来る。ゴ
ーストの細部は、時間的な変動の周波数成分に関係する
最初に、関数B(ky)が正弦であると仮定する。第4
図は、時間に対し、物体の輝度(縦軸)のグラフを示し
ている。第4図には、図の測定が行なわれる各々の別々
の時刻に於ける物体の輝度が、“X″マーク表わされた
一組の点として示されている。実際には、この関数は1
回の走査の間に何サイクルをも持つことが出来る。例え
ば、作像する被検体の呼吸速度に応じて、10乃至20
サイクル又はそれ以上を持つことがある。簡単の為、第
4図は3サイクルだけを示している。関数B(ky)は
次の様に表わすことが出来る。
B(ky)−ΔB sin (2yr f” ky+φ
)こ\でf8は、空間周波数(ky )の増分当たりの
輝度のサイクル数で表わした周波数である。判り易く云
えば、周波数fxは1回の走査当たりの輝度のサイクル
数に変換することが出来る。Nv個の図があり、視野が
FOVであって、周波数増分が1/FOVであると仮定
する。この時、1回の走査当たりのサイクル数で表わし
た周波数は、次の様になる。
f−f”  (1/FOV)Nv       (9)
式(8)の正弦波に対して式(9)を用い、式(7)に
代入すると、ゴーストの核は次の様になる。
g(y)−−1[5ln(φ)+l cos(φ)]δ
(y(FOV/ Nv )1Q 従って、簡単な輝度の正弦状の変動に対するゴースト核
は、源となる画素から2つのゴーストが出て来る様にす
る。第1項が、源となる画素より上方のゴーストを生じ
、第2項が源となる画素より下方のゴーストを生ずる。
実際の像では、像の中にある多数の点がゴーストを発生
することがあることが理解されよう。実際には、コント
ラストの強い境界から出て来る強いゴーストの人為効果
が観測される。
物体の画素とゴーストの間の距離は、輝度と位相符号化
の振幅の間の関係の周波数によって決定される(例えば
第5図)。動きの周波数が高くなるにつれて、ゴースト
は源となる画素から一層遠く離れる。図の数は有限であ
るから、観測される周波数は、1回の走査当たりNv 
/2サイクルよt]大きくなることは出来ない。実際の
周波数か更に高ければ、liにエイリアシングによって
一層低い周波数になる。この為、式(10)から、ゴー
ストが源となる画素から最も遠くなる距離は視野の半分
であることが判る。これより少し高い周波数では、周波
数がエイリアシングによってNv/2の直ぐ下になり、
更に周波数が高くなると、ゴーストは源である画素に一
層近付く。1回の走査力たりNvサイクルの周波数では
、ゴーストが源である画素に重畳する。この状態かゲー
ト作用と呼ばれている。別の拘束は、ゴーストが走査さ
れる視野を越えることは出来ないことである。ゴースト
か越えようとしても、エイリアシングを生じ、走査され
る視野の反対の極限に現れる。例えば、y、) + f
 F OV/ Nvが(FOV/2) を越エルと、式
(10)の第1項によって表わされる上側のゴーストが
折返し、像の下部に現れる。その後、fが増加するにつ
れ、この特定のゴーストが像の中心に向かって移動する
。(Yo −f FOV/Nv)の下側のゴーストも依
然としてその予想位置にあることがあり、従って、この
場合、両方のゴーストが源である画素の下方にあること
があることに注意されたい。
式(10)で、2つのゴーストか複素振幅を持つことに
注意されたい。夫々の位相は正弦の位相に関係する。一
般的に、一方のゴースの位相は他方のゴーストの位相と
異なり、所望の像の位相とも異なる。
輝度の変動が1個の正弦よりも複雑である場合、ゴース
トの核の方程式(7)も更に複雑になり、この結果、源
の画素から2つより多くのゴーストが出る。一般的に、
略周期的な変動に対して、基本的な変動周波数の各々の
高調波に対して1つずつ、一連の別々のゴーストが発生
される。
前に説明した簡単な32個の図からなる例では、典型的
な単調な位相符号化順序(第3図)を用いる場合、源の
輝度と位相符号化の振幅の間の関係は、第5図に示す様
になる。第5図の各点は、各々の図に対し、第4図の輝
度の値と第3図の位相符号化を見出すことによって発生
される。ゴーストの位置は、この輝度と位相7コ号化の
振幅の間の関係の周波数成分によって決定される。
係属中の米国特許出願通し番号第673,690号に記
載されている、ゴーストの擾乱効果を少なくする為に取
り得る1つの方法は、ゴーストを出来るたけ物体から遠
ざける様にすることである。
式(10)によると、こういうことが起こるのは、主成
分の変動が1回の走査力たりNv/2サイクルであるO
j;である。物体が1回の走査力たりNv/2サイクル
の周波数で周期的に近い形で移動している場合、その輝
度か時間的に変化する画素の大部分の可変エネルギはこ
の周波数である。更に、酋通行なわれている様に、位相
符号化の振幅が単調に増加する場合、時間的な輝度関数
は単に位相符号化の関数としての輝度に変換される。そ
の正味の結果として、ゴーストは物体から出来るだけ遠
くになる。即ち、FOV/2゜1対の位相交番RF励振
パルス(チョッパ対)を用いた普通の単一平面作像順序
では、繰返し時間TR(第2図)が呼吸周期を4で除し
た値に舌しい時、この関係が得られる。余分の2の倍数
は、1つの位相符号化の振幅当たり、2つの位相交番の
RF励振実験を使っている為である。この為、周期的な
動きの影響を制御する1つの方法は、一旦動きの周期が
判ったら、繰返し時間TRを選ぶことである。
この点で、係属中の米国特許出願通し番号第766.8
42号に記載された考えをある程度詳しく説明するのが
役に立つ。この米国特許出願では、動き(又はその他の
信号の変化を生ずる現象)の擾乱効果が減少する様な形
で、勾配パラメータ(位相符号化の振幅)の値を選ぶ一
般的な方法が記載されている。2つの「モード」が記載
されている。その1つの「低周波種モード」では、源の
画素からのゴーストの距離が減少する様な図の順序を用
いる。もう1つの[高周波種モードJでは、源の画素か
らのゴーストの距離を最大にする。後に述べたモードは
、位相符号化方向の走査される視野(FOV)が物体の
寸法より実質的に大きく(例えば2倍であり)、この為
、ゴーストが関心のある構造に重ならない様にすれば、
最も良い形で実施される。この米国特許出願には、図の
順序を選択する方法も記載されている。この発明が改良
するのは、この図の順序を選択する方法である。
この図の順序を選択する方法の説明に入る前に、人為効
果を制御する考えを更に説明するのが役に立つ。
物体の位置を表わすパラメータが必要である。
その為に考えられる1つのパラメータは、その動きのサ
イクル中の物体の相対的な位相である。後で説明するが
、物体の位置に対して更に直接的な関係を持つパラメー
タを使うことが出来る。この様な位置有限定するパラメ
ータを、厳密な意味では位相ではないが、「動きの位相
」と呼ぶ。更に、こ\では動きを取上げているが、この
発明は他の種類の信号の変動にも適用し得る。
基本的には、目標は、勾配のパラメータの単調な順序に
データを並べ直した時、動きの見かけの周波数が変化す
る様に、種々の勾配パラメータの値を用いる順序を選択
することである。
低周波種モードの目的は、各々の図で収集された測定デ
ータを並べ直した後、動きか1サイクルたけ経過する様
に見える様な図の順序を用いることである。これは、例
えば、選択された図の順序の結果として、32個の図の
例に対し、第8図に示す様に、動きの位相が位相符号化
の振幅に対して単調な関係を持つ場合に達成し得る。実
際の走査では、第8図の関係が目標であっても、この関
係は完全に達成されないことがある。然し、それが比較
的よく近似出来れば、像の擾乱効果が少なくなる。第8
図の関係は、第6図の図の順序を用いれば近似すること
が出来る。第6図は各々の図に対する位相符号化の振幅
を示しており、これが第3図の順序の代りに使われる。
図を用いる順序がどうであっても、測定されたデータは
、像を再生する前に(即ち、2FT方法で逆フーリエ変
換を求める前に)、位相符号化の振幅が単調になる様に
並べ直さなければならないことが理解されよう。今の例
でこういうことをすると、各々の位相符号化の振幅に対
して得られる輝度が第7図に示す様になる。第7図は、
各々の図に対し、第4図の輝度の値及び第6図の位相符
号化の振幅をルックアップすることによって発生される
。輝度が1回の走査当たり3サイクルの割合いで変化し
ていたのに、第6図の図、の順序を用いることによって
、位相符号化の単調な順序を使うと(第4図)、見かけ
の周波数が1回の走査当たり1サイクルに変化する(第
7図)ことが判る。
動きが走査の間に1サイクルだけカバーする様に見える
様にした結果として、ゴーストは源となるどんな点から
も数画素以内の所に来る。動く物体から遠く離れた構造
は擾乱がない。
前掲米国特許出願に記載された別の実施例が「高周波種
モード」である。この実施例では、位相符号化の勾配の
順序を選択して、再生の前に、種々の位相符号化の勾配
の振幅を用いて収集されたデータを並べ直した後、動き
が考えられる最高周波数に見える様にする。高周波種に
する動機はゴーストを出来るだけ遠くへ変位させること
により、変動する画素の近辺の像の品質を改善すること
である。
この場合も、動きの位相と位相符号化の振幅の間の所望
の最終的な関係を最初に選択する。走査データが変化の
速い物体を表わす様にする1つの方法が第9図に示され
ている。物体が、位相符号化の隣合った値の間で、約半
サイクルだけ変化する様に見えることが判る。例えば3
2個の図からなる場合、位相符号化の振幅に考えられる
1つの順序が第10図に示されている。第10図の図の
順序を第4図の図の番号の関数としての輝度と組合せる
と、第11図に示す様な輝度と位相符号化の関係が得ら
れる。第11図は主に高周波成分を持っているから、ゴ
ーストは可能な限り(FOV/2)源の画素から遠くへ
変位する。
輝度の変動のパターンが正弦程の対称性がない場合、そ
れでも位相符号化の関数としての輝度はある低周波成分
を含んでいる。例えば、第4図の正弦波を第12図の鋸
歯状波に置換えた場合、この結果前られる輝度と位相符
号化の間の関係は、第13図に示す様になる。残留低周
波成分が、第13図では、左から右へのゆるい上向きの
勾配として見られる。こういう残留低周波成分は第9図
の低周波成分から出て来る。第13図の強い高周波成分
は、ゴーストのかなりのエネルギが源の画素から変位す
ることを示しているが、残留低周波成分により、低周波
種の場合よりも少ないけれども、源の画素の近くに幾分
かの残留効果が生ずる。
この性能は、第14図に示す様な動きの位相と位相符号
化の間の関係を使うことによって更に改善することが出
来る。第15図の図の順序を用いれば、第14図の関係
を近似することが出来る。第15図を第12図の鋸歯状
の変動と組合せると、その結果は第16図の様になり、
この図は残留低周波成分が減少することを示している。
その結果、源の画素の近辺はゴーストで汚染されること
がより少なくなる。
高周波種方法は、物体とゴーストの間の距離を最大にす
るが、走査される視野か物体の寸法よりかなり大きくな
ければ、依然としてゴーストが像の所望の部分に入る。
公知の方法によって走査される視野を大きくして、関心
のある構造はその中にないが、その中にゴーストを入れ
ることが出来る様な場所を作ることが出来る。再生の間
又はその後、この余分の領域を捨てて、最終的な像でゴ
ーストが見えない様にする。視野を2倍にする典型的な
方法は、位相符号化の最大振幅A  を−ax 定に保ちながら、図の数を2倍にする(位相符号化の振
幅の増分を半分にする)ことである。普通、この為には
、TRを一定に保てば、走査時間を2倍にすることが必
要になる。
視野を大きくする、特に視野を2倍にする望ましい方法
が、係属中の米国特許出願通し番号第673.691号
に記載されており、これを使って前に引用した米国特許
第4,443,760号に記載されている様な信号のベ
ースライン誤差を除く為に普通割当てられる2の倍数(
チョッパ対を使うこと)を転じて、ベースライン効果を
抑圧しながら、走査される視野を2倍にすることが出来
る。例えば、128個のチョッパ対を収集する代りに、
何れも1回の励振を持つ256個の図を収集し、その中
で走査される視野を2倍にする。この方法は、高周波種
を使った場合、ゴーストを所望の像領域の範囲外に締出
しながら、走査時間を2倍にすることが避けられる。
低周波種及び高周波種の何れの実施例でも、(位相符号
化勾配の振幅が必ずしも単調になっていない為に)振幅
の大きい位相符号化を用いる図が振幅の小さい位相符号
化勾配を用いる図の後に続く場合が起こり得る。振幅の
小さい位を目符号化パルスによって生ずる残留横方向磁
界が、振幅の大きい位相符号化勾配を用いた図の計1定
値を乱し、それに伴なって像の品質に有害な影響がある
。係属中の米国特許出願通し番号第689,428号に
は、残留横方向磁化の影響を少なくする方法が記載され
ている。こういうことを達成する1例の順序を次に第1
7図について説明する。
第17図について説明すると、期間3に1800RFパ
ルスを印加する後まで、位相符号化Gy勾配パルスの印
加を遅らせることにより、不完全な180’RFパルス
による残留横方向磁化の有害な影響を避けることか出来
る。即ち、G7位相符号化勾配パルスが期間4に印加さ
れる。位相符号化パルスの印加を遅らせることにより、
最低エコー遅延時間が長くなることがある。然し、期間
6の逆転Gyパルスは、期間4のGyパルスによる残留
磁化効果を逆転する作用が強い。その結果、期間4のG
y位相符号化勾配パルスの振幅に関係なく、各々の図の
後で、磁化は同じ状態にとソまり、この為Gyの経歴が
測定値に影響しない。
第17図に示す例では、逆転勾配及び位相符号化勾配の
振幅は、残留横方向磁化を、位相符号化勾配を全く使わ
なかった場合の状態に戻す様に選ばれている。ある用途
では、必要なことは、残留横方向磁化がその図に対して
使われて特定の位相符号化勾配の振幅に無関係な同じ状
態にとソまる様にすることである。そうする為に、位相
符号化の振幅と逆転勾配の振幅の和は定数に等しくすべ
きである。第17図に示す例では、この定数は0に選ん
である。何れにせよ、位相符号化勾配の振幅が変化する
につれて、逆転勾配の振幅も変化する。
動きによって誘起された人為効果を首尾よく減少する1
つの鍵は、位相符号化勾配の振幅を使う順序の選び方で
あることが理解されよう。こ−で、この図の順序を選択
する方法について説明すると、前に引用した米国特許出
願に記載される方法は、物体の動きの実質的な周期性及
び先験的に判っている動きの周波数に頼っている。時間
的に逐次的な図の間の時間(オペレータによって選択さ
れるか或いは予め設定された図の増分時間)と共にこの
知識を用いて、走査データを収集する前に、図の順序を
選択する。簡単に云うと、判っている図の増分時間と仮
定した動きの周期を用いて、各々の図を収集する時の相
対的な動きの位相を計算する。種々の分類方式を用いて
、相対的な動きの位相と位相符号化の間の所望の関係が
出来る限りよく生かされる様な形で、各々の図に対し、
一意的な位相符号化の振幅を割当てる。この方法は、信
号の変動が実際に周期的であって仮定した周波数であれ
ば、理想的である。然し、動きの周期が仮定した値とは
違うか或いは;jiiの間に変化すると、人為効果を減
少する効率が低下する。
この発明では、各々の図(低周液種モード又は高層液種
モードの何れか)の位相符号化勾配の振幅は、その図に
対するパルス順序を開示する直前に選択され、その時点
における信号の変動の位相に関係する。即ち、最終的な
図の順序(即ち、位相符号化の振幅を用いる時間的な順
序)は、走査の間に測定された位相に関係する。この様
にして、図の順序を連続的に調節して、最適の形で人為
効果を減少することが出来る。
この発明にとっては、走査全体の間、動きの位相に関す
る情報を利用し得ることが重要である。
この発明の重要な1つの用途が、呼吸による患者の動き
の為に生ずるゴーストの人為効果を減少することである
から、この情報を得る為に呼吸モニタが必要である。動
きの位相を測定並びに計算する適当な装置及び方法を後
で説明する。こ\では、動きの位相に関する情報を利用
し得ると仮定する。
呼吸による動きが例として用いられるものであること、
並びにこの発明が前に説明した様な他の種類の信号の変
動にも応用し得ることを承知されたい。
普通に使われる2DFT作像方法にこの発明を応用した
場合を詳しく説明する。後でも説明するが、この方法は
3DFT又は多重角度投影再生の様な他の作像方法にも
用いることが出来るので、これは1例に過ぎない。
(例えば高岡液種又は低周液種のような)種のモードと
、走査に使われる図又は位相符号化勾配の振幅の値の数
とにより、動きの位相と位相符号化の振幅の間の所望の
関係が定まる。例えば、第8図、第9図及び第14図は
、32個の図からなる場合に対して考えられる3つの関
係を示している。所望の関係が、動きの位相内の有限の
数の離散的な点で、典型的には収集しようとする図の数
に等しい点で限定され、動きの位相の各々の離散的な値
に対し、それに対応する一意的な位相符号化の振幅があ
ることが理解されよう。走査を開始する前に、動きの位
相によって所望の関係を作表する。即ち、この表は、有
限な一組の呼吸の位相の値の各々に対する項目を含んで
おり、各々の項目が所望の位相符号化の振幅の値を持っ
ている。
最初の図に対するパルス順序を開始する直前に、呼吸モ
ニタによって動きの位相を読取る。一般的に、動きの位
相は、表の中の1つの項目の動きの位相に等しくないこ
とがある。等しければ、対応する位相符号化の値を選択
する。1つの項目に正確に対応しない場合、その動きの
位相が測定された動きの位相に最も近い項目を選択する
。何れの場合も、位相符号化の振幅の値を選択して、直
ちに行なわれる図のパルス順序に用いる。選択されて使
ったばかりの表の項目は表から取除く。
2番目の図に対するパルス順序を開始する直前に、呼吸
モニタによってもう1回読取り、表に残っている項目の
中から、その理想的な動きの位相が、測定された動きの
位相に最も近いものを選ぶことにより、位相符号化の値
を選択する。選択された位相符号化の振幅を使い、表の
対応する項目を削除する。全ての図(並びに全ての位相
符号化の振幅)を求めるまで、この過程を続ける。今述
方法と呼ぶ。夫々の図を収集する時、位相符号化の振幅
を使った順序に注意しておく。これは、像再生の計算の
前に又はその一部分として、走査データを並べ直さなけ
ればならないからである。更に、各々の図に対する動き
の位相の誤差にも注意する。動きの位相の誤差は、選択
された位相符号化の振幅に対する理想的な動きの位相と
実際に測定された動きの位相の間の差である。
一般的に、走査の早い時期に収集された図は、呼吸の位
相の誤差が非常に小さい。これは、表に多数の項目があ
って、その中から最も近いものを選択することが出来る
からである。然し、走査の終り頃には、利用し得る項目
が次第に少なくなり、従って一般的に位)目誤差が一層
大きくなる。最後に収集する時には、表には1つの項目
しか残っていないので、実際の呼吸の位相に関係なく、
この位相符号化の振幅を選択する。この為、走査の終り
頃に収集された図の中には、呼吸の位相の誤差が割合大
きいものがあることがある。それまでの大抵の図は誤差
が非常に小さく、それらが呼吸の位相と位相符号化の間
の所望の関係に対する根拠となるから、これはこの方法
を挫折させるものではないことが判った。然し、この様
な大きなご1差を少なくすることが出来れば、ある利点
が得られる。
誤差の減少は、「過剰走査」方式を用いることによって
行なわれる。過剰走査モードでは、位相符号化の振幅の
値又は再生図の数(即ち、像の再生に必要な128,2
56又は512)は変えないま\にしておいて、収集(
図の測定)の数をある量、例えば20だけ増やす。過剰
走査の図は、呼吸の位相誤差を少なくする為に使われる
。その1つのやり方は、前に述べた様にして、全ての位
相符号化の振幅に対するデータを最初に収集し、各々に
対し呼吸の位相誤差の絶対値を記憶しておくことである
。「正常走査」過程が完了した後、余分な過剰走査の図
を収集する。各々の過剰走査の図に対するパルス順序を
開始する直前に、モニタの呼吸のサンプルを測定する。
各々の位相符号化の振幅の値に対し、その勾配の振幅に
対する理想的な呼吸の動きの位相から、現在の呼吸の動
きの位相を減算することにより、その勾配の値を使った
場合に生ずる呼吸の位を目誤差を計算する。こうして計
算した呼吸の位相誤差の絶対値を、この勾配の値を用い
た前の収集で得られた位相誤差の絶対値から減算するこ
とにより、この勾配の振幅の値に対する呼吸の動きの位
相誤差を減少し得るご(改善)を計算する。その誤差の
現象が最大になる図(即ち改善か最大になる図)の位相
符号化勾配の振幅を選択し、それを使って実施する。選
択された値を記憶しておき、新しい位相誤差が前の位相
誤差よりも小さいと仮定すれば、新しい位相誤差を記憶
する。像の再生に対しては、各々の位相71号化の振幅
に対して動きの位相誤差を最も少なくして収集されたデ
ータたけを使う。
」二に述べた所から、当業者にはこの他の方法及び変形
か容易に考えられよう。即ち、過剰走査の図及び「正常
」な図を混ぜ合せにすることが出来る。例えば、「正常
走査」方法によって選択された位相符号化の振幅によっ
て大きな呼吸の位相誤差が生じたが、現在の呼吸の位相
によって前に使われた勾配の値に対して実質的な改善が
得られる場合、過剰走査の図を収集し、「正常走査」の
完了を遅らせることが出来る。
前にも説明したが、同じ位相符号化を用いて得られた幾
つかの測定値を組合せて、信号対雑音比を改善し、並び
に/又はベースライン効果を減算するのか望ましい用途
がある。こういうことを行なう1つの方法は、逐次的に
次々と組合される全ての測定値を、全てサンプルとして
の1個の呼吸の位相で収集することである。然し、こう
すると、種々の測定値は制御されないある量だけ異なる
呼吸の位相で収集されることになる。全ての測定値が制
御された呼吸の位相で収集されれば、更に一貫性のある
結果が得られる。例えば、全ての成分としての測定を同
じ呼吸の位相で行なうのが望ましいことがある。これは
例えば、特定の位相符号化の振幅の値が初めて選択され
た後、表の項目を捨てないことによって行なうことが出
来る。その代りに、この特定の位相符号化の値を1回使
ったことを記憶しておく。この位相符号化の値が未だ表
に入っているから、適正な呼吸の位相でサンプルを求め
る時には、何時でもその位相符号化の値を再び使うこと
が出来る。所要の数の測定が収集された後にだけ、表の
その項目を捨てる。これと同等であるが、各々の位相符
号化の振幅に対し、表に多重の項目を設けることが出来
る。他の用途では、1つの図に対する成分の測定を相異
なるが、既知の呼吸の位相でわざと行なうのが望ましい
ことがある。これは、こうすると、図の間の動きに関連
するばらつきが減少することがあるからである。言換え
れば、図の間のばらつきが、動きに関連する人為効果の
原因である。各々の図が「平均」の物体の位置をより厳
密に反映していれば(例えば各々の図を構成する為に、
相異なる動きの位相に於ける測定値を組合せることによ
り)、回毎のばらつきが減少する。こういうことを行な
う為、各々の図に対し表に多重の項目を設ける。各々の
成分パルス順序に対して1つの項目を設ける。何れにせ
よ、相異なる測定値並びにそれに対応する呼吸の位相誤
差は別個に記録しておかなければならない。人為効果の
性格を決定するのは、勾配パラメータの関数としての信
号の変動であることに注意されたい。各々の勾配パラメ
ータの値に対して多重パルス順序を用いる場合、人為効
果の特性を定めるのは、これらの多重パルス順序にわた
って平均した信号の変動である。
ある用途では、各々の図の直前に動きの位相を測定する
ことが必要でなかったり、出来なかったり或いは望まし
くないことがある。走査の間の種々の点に於ける位相の
測定が行なわれ、例えば測定された値から、それに対す
る測定値を必要とする図に対する位相の値を補間するこ
とによって、これらの測定に基づいて図の順序の選択が
行なわれれば、この発明を有利に実施することが出来る
ことは明らかである。
第6図、第10図及び第15図に示した図の順序は、動
きの周期が先験的に判っていることに頼った前述の米国
特許出願第766.842号の方法を用いて作成した。
この発明の方法によって作成される図の順序は幾分異な
る。動きが仮定の周波数で実際に周期的であれば、先験
的な知識を使うことにより、一層優れた結果が得られる
。これは、各々の図を収集する時の相対的な呼吸の位相
を時間的に前もって予測することが出来、位相符号化の
振幅を最適の形で割当てることが出来るからである。然
し、この発明の方法は、走査データの収集中に位相符号
化の振幅を割当てる為に、動きが完全に周期的でないも
っと普通にぶつかる状況で優れており、この為この方法
は変化する動きの周期に合せて調節することが出来る。
以上説明したこの発明の順序を選択する方法の理想的な
操作にとっては、呼吸の位相の分布は一様であるべきで
ある。即ち、全ての位相の値が平均して発生する確率が
等しくあるべきであり、そうなっていれば、呼吸の位相
と勾配の振幅とは1対1に写像される。この為、呼吸の
位相を発生する方法に対しては、どんな方法でも妥当な
条件として、全ての出力の値が同じ確率を持ち、2つの
時点に於ける呼吸の位相の値が接近していれば、これら
の時点に於ける物体の空間的な向きも同様でなければな
らないことである。
呼吸の位相の値を供給することが出来る装置180が第
18図にブロック図で示されている。この装置は呼吸変
換器182を持ち、これは空気圧ベロー又は圧力センサ
にするのが便利であり、ベローの圧力変化に応答して、
増幅器184に対して電気出力信号を発生する。増幅さ
れた信号をアナログ・ディジタル(A/D)変換器18
6でディジタル化し、プロセッサ188に印加し、この
プロセッサが必要な位相の値を計算する。プロセッサに
よって計算された位相の値がPCM112(第1図)に
印加され、これが前に述べた様にして位相符号化勾配の
正しい振幅を発生する。PCMが像を再生する為の図の
順序をコンピュータ110に供給する。
第19図は典型的な呼吸サイクル曲線190のグラフで
ある。このグラフは、呼吸モニタを用いて時間の関数と
して測定される信号y (t)を示している。曲線19
0には4つの呼吸サイクルが示されている。信号のピー
ク191乃至194が、肺が拡大する時の吸込みのピー
クに対応する。これに対してピークの間の浅い平坦部が
吐出の終りに対応する。
呼吸の位相の値を発生する1つの方法は、波形190の
ある特徴、例えば第19図の基点195乃至198を確
認することである。周知の信号処理方法を用いてこれら
の点を確認することが出来る。点195乃至198には
同じ呼吸の位相の値、例えばOを割当てる。点195と
196の間、196と197の間及び197と198の
間の点に対して位相の値を割当てることが希望する所で
ある。点195及び196の間の点は、第19図に曲線
190の下に示した位相波形200のセグメント199
で示す様に、単調に増加する位相の値を割当てる。曲線
のセグメント199の勾配は平均呼吸周期に反比例する
。平均呼吸周期はそれまでの何回かの(例えば4回の)
呼気から計算することが出来る。次の基点196が検出
された時、位相を0にリセットする。例えば、位相曲線
200の点201でリセットする。完了したばかりの呼
気を別の点として用いて、新しい平均呼吸周期を計算す
ることが出来る。点196の後、出力の位相が曲線20
0のセグメント202で再び直線的に増加する。この過
程を続けて、全ての点に前の基点からの時間に比例する
位相の値を割当てる。
全ての呼気の長さが同じではない為、点196と197
の間に示した呼気の様に、平均より短い呼気が観測され
ることがある。位相は、予想される最大値に達する前に
Oにリセットされることが理解されよう。点197と1
98の間の呼気の様なある呼気は、予想よりも長いこと
がある。こういう場合、位相の値は、位相曲線200の
参照数字208で示すある値より高くならない様に制限
しなければならないことがある。この方法は、予想より
も長い又は短い呼気が観測された場合には誤差が生ずる
けれども、呼吸の位相の瞬時的な評価を分類方式として
供給することが出来る。然し、周期の小さな変動に対し
ては、こういう誤差は小さい。更に、この方法は実際の
信号の特徴に頼らず、呼吸周期の傾向に対して自動的に
調節されるから、誤差は短い間しか続かないはずである
1サイクル当たり2つ以上の基点を確認すれば、性能を
改善することが出来る。例えば、点191乃至194を
確認して同じ位相の値を割当てることができる。その値
は2つの基点の間にある周期の割合いに比例する。別の
基点を使うことにより、平均よりも短い又は長い呼気の
発生したことを早目に検出し、誤差を最小限に抑えるこ
とが出来る。
呼吸パターンの変化に更に敏速に反応する方法の方が好
ましい。更に、1つ又は数個の基点を検出することによ
って抽出されるよりも、呼吸波形にはより多くの情報が
含まれている。例えば、波形204.206は、これら
の点が呼吸のピークの両側にあるけれども、物体の同様
な向きを表わしている。この情報を使うことが出来る方
法があれば役に立つ。然し、測定された波形は直接的に
使うことが出来ない。これは、個人によって波形の振幅
が異なるし、吐出末期の場合の様に、波形のある値は他
のものよりもより頻繁に発生するからである。この為、
190の様な波形を使う前に、図の順序を計算する方法
の条件に合う様に、それを処理しなければならない。次
にこの処理方法を説明する。
出力の位相を入力信号に関係づける伝達関数をその前の
1つ又は幾つかの呼吸周期から計算する。
こ\で用いる方式は、入力の分布がそうでなくても、出
力位相の周波数分布が一様でなければならないという条
件に基づいている。
y (t) 、−T≦t≦0を前のT秒にわたる時間の
関数としての呼吸信号の一組の71′l11定値とする
更に、h (y)−dN (y)/dyがV (t)に
対する確率密度関数であるとする。即ち、dN/dyが
、yとy+dyの間の振幅を持つ信号の発生数であると
する。この関数はY (t)の周波数ヒストグラムとし
ても知られている。曲線(第19図)に対する周波数ヒ
ストグラムが第20図に示されている。y (t)のヒ
ストグラムが一様でないことは容易に明らかである。こ
ういう信号を所望の位相の範囲、例えばO乃至1に写像
することが希望である。この目的の為に使うことが出来
る1つの数学的な方法がヒストグラムの等価として知ら
れている。この方法によると、所望の位相伝達関数φ(
y)は次の式で表わされる。
ニーでN、は正規化であって、次の式で表わされる。
No −f  h (y’ ) dy’       
     (12)次に、位相φに対する確率密度dN
/dφが、入力がy(t)である時に希望する通りに一
様であることを示す。連鎖法則を適用すると式(11)
から 従って、式(13)及び(14)から −No(15) であって、これは実際に一定である。この為、φ(y)
は、入力信号がその前の期間のヒストグラムによって正
確に記述される時、出力測度のヒストグラムφ−φ(y
)が、一様な周波数密度をもって、位相区間(0乃至1
)にわたると云う条件を充たす。
式(11)は、直感的に見れば、φCVO)を、時間の
内、y (t)がYoより小さい振幅を持つ部分に等し
いと置くものと見なすことが出来る。
離散形の構成では、式(11)は次の様に書き直すこと
が出来る。
ニーでNTはt秒内の読みの数、NLは前のt秒の中で
、その振幅がyより小さい読みの数、NEは前のt秒で
、その振幅がyに等しい読みの数である。この方式では
、ヒストグラムが実際に発生されることは決してないこ
とに注意されたい。その代りに、積分ヒストグラムの所
要の点が必要な時に発生される。
従って、この方法は次の様に記述される。
1)ある数、例えば、000個の呼吸波形、(第19図
の190)のサンプルを収集して、バッファに貯蔵する
。次に、例えば作像順序の間に発生する後続のことごと
くのサンプルに対し、次のことを実施する。
2)新しいサンプルy (t)を収集し、データ・バッ
ファに貯蔵する。必要であれは、バッファに入っている
一番古いサンプルを捨てる。
3)y (t)を前のサンプルと比較し、NL及びNE
を計算し、式(16)を用いて位相を計算する。
従って、事実上、確率分布関数が走査の間絶えず更新さ
れ、この為、呼吸パターンのゆっくりした変化に対処出
来ることに注意されたい。
この発明の好ましい実施例を2DFT作像順序の場合に
ついて説明した。然し、この発明がこの場合に制限され
ず、実際に、例えば周知の2次元(2D)及び3次元(
3D)形の多重角度投影再生方式の様な他の作像パルス
順序にも有利に応用することが出来る。以上の説明は、
2D投影再生に限られているが、3Dに一般化すること
は当業者に容易に理解されよう。2D投影再生NMR作
像では、180’の円弧内の多数の(普通は等間隔の)
角度で投影の測定を行なう。例えば、1度の増分で投影
データを測定することが出来る。これらの投影測定又は
図の夫々に対し、読取勾配の方向は所望の投影の方向に
対して垂直である。従って、回毎に変わるパラメータは
、(2DFT作像に於ける位相符号化の振幅と同様に)
読取勾配の方向である。各々の方向に対して得られた線
積分データを’tP波すると共に逆投影することにより
、像が再生される。投影再生では、計算機式断層写真(
CT)走査の技術から、例えば周期的な動きによる様な
、投影データのばらつきが、普通は動く (又はその他
の形で変化する)物体に対して接線方向の筋となって像
に現れるのが普通であることがよく知られている。然し
、再生過程は、投影方向の関数として1個の完全な円と
なる様な動き(又はその他の変化)に対して余り影響さ
れないことが判っている。この発明の方法は、投影の角
度を前に説明した位相n帰化勾配と同じ様に取扱えば、
多重角度投影データにも直接的に適用し得る。投影再生
では、低周波モードが好ましい。即ち、投影の測定は、
1度の間隔で逐次的に収集する変わりに、低周波種の順
序で収集して、投影の角度に対する画素の輝度のグラフ
が、第7図と同様になる様にする。前と同じく、低周波
種のITl標とする所は、動きの周期が走査時間に等し
く見える様に、投影の方向を選択することである。投影
再生で使われる図の数が、視野にわたる画素の数と比肩
し得るか又はそれより大きい場合、高岡液種方法も使う
ことが出来る。これは、この場合、隣合った図の間の一
貫性のある急速な変化により、最終像に生ずる筋は、源
となる画素から離れた所でしか見えないことが判ってい
るからである。
この発明を特定の実施例及び例について説明したが、以
上の説明から、当業者にはこの他の変更が考えられよう
。従って、この発明は、特許請求の範囲に記載された範
囲内で、こ\に具体的に説明した以外の形で実施するこ
とが出来ることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施するのに役立つ1例のN M 
Ri置のブロック図、第2図は2次元スピン捩れ形とし
て知られている形式の1例のFT作像パルス順序を示す
グラフ、第3図は第2図に示す様なパルス順序で、位相
符号化の振幅を増加していく賛通の順序を示すグラフ、
第4図はその振幅が時間の関数として正弦状に変化する
物体の輝度を時間に対して示すグラフ、第5図は位相符
号化勾配の振幅を第3図に示す様に単調に変えた走査に
対する物体の輝度を位相符号化の振幅に対して示すグラ
フ、第6図は低周波モードの先験的な方法による各々の
図に対する位相符号化の振幅を示すグラフ、第7図は第
6図の実施例に対する物体の輝度を位相符号化の振幅の
関数として示すグラフ、第8図は第6図について示した
実施例で動きの位相を位相符号化の振幅に対して示すグ
ラフ、第9図は先験的な方法の高層液種モードの実施例
の場合の動きの位相と位相符号化の振幅の間の関係を示
すグラフ、第10図は高層液種モードの実施例で位相符
号化の振幅の順序を示すグラフ、第11図は高層液種モ
ードの実施例で物体の輝度と位相符号化の間の振幅の間
の関係を示すグラフ、第12図は第4図に示す波形より
も対称性が低下した、物体の輝度の何サイクルかを示す
グラフ、第13図は第12図に示した物体の輝度の変動
パターンに対する物体の輝度と位相符号化の振幅の間の
関係を示すグラフ、第14図は別の高層液種モードの実
施例に対する動きの位相と位相符号化の振幅の間の関係
を示すグラフ、第15図は第14図に示した高層液種モ
ードの実施例に対する位相符号化の振幅を図の番号に対
して示すグラフ、第16図は第14図の高層液種モード
の実施例に対する輝度を位相符号化の振幅に対して示す
グラフ、第17図は残留横方向磁化の影響を最小限に抑
える為にこの発明に役立つパルス順序の一部分を示すグ
ラフ、第18図は呼吸位相の値を供給する装置のブロッ
ク図、第19図は時間の関数とし代表的な呼吸サイクル
曲線を示したグラフ、第20図は第18図の呼吸波形に
対する周波数ヒストグラムを示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)物体の一部分をラーモア周波数のRF励振パルスで
    照射してNMR信号を発生し、NMR信号に空間情報を
    符号化する様に、各々の図で相異なる値を持つ様に調節
    し得るパラメータ値を持つパルス形磁界勾配を前記物体
    の少なくとも1つの次元の軸線に沿って印加し、作像デ
    ータを収集することを含む様な少なくとも1つのパルス
    順序で夫々構成された複数個の図を求めることにより、
    前記物体の一部分に関する作像データの測定を含む核磁
    気共鳴方式を用いて物体の一部分を検査する間、略周期
    的な信号の変動による所望の像の人為効果を減少する方
    法に於て、 (a)前記信号の変動と前記磁界勾配のパラメータ値の
    間の予定の関係を選択し、該関係の選択によって、所定
    のパルス順序で用いるべき所望のパラメータ値と前記信
    号の変動の位相の間の対応関係が定められ、 (b)前記複数個の図を求める過程で前記信号の変動の
    位相を測定し、 (c)前記予定の関係を近似する様に、前記位相の測定
    に基づいて、前記磁界勾配を印加する非単調な時間順序
    を選択して、前記所望の像の人為効果を減少する工程を
    含む方法。 2)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記信
    号の変動が検査する物体の動きによるものである方法。 3)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記パ
    ルス形磁界勾配が位相符号化磁界勾配で構成され、調節
    自在のパラメータ値が勾配パルス波形の時間積分で構成
    されている方法。 4)特許請求の範囲3)に記載した方法に於て、前記時
    間積分が前記位相符号化磁界勾配の振幅によって制御さ
    れる方法。 5)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記磁
    界勾配が読取磁界勾配で構成され、前記調節自在のパラ
    メータ値が前記読取勾配の方向で構成される方法。 6)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記複
    数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメータ値
    の時間順序が、1つより多くのパルス順序を持つ図に対
    し、各々の図で平均した、単調に増加する勾配のパラメ
    ータ値の関数としての前記信号の変動が、前記周期的な
    信号の変動の実際の周波数より低い周波数である様に選
    ばれ、こうして所望の像からの人為効果の変位を減少す
    る方法。 7)特許請求の範囲6)に記載した方法に於て、前記複
    数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメータ値
    の時間順序が、各々のパルス順序で収集された測定値を
    パラメータ値が単調に増加する順序に並べ直した時、1
    つより多くのパルス順序を持つ図では、各々の図で平均
    した信号の変動が、1サイクルより多くを経由しない様
    に見える様に選ばれている方法。 8)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記複
    数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメータ値
    の時間順序が、1つより多くのパルス順序を持つ図では
    、各々の図で平均した、単調に増加する勾配のパラメー
    タ値の関数としての前記信号の変動が、前記周期的な信
    号の変動の実際の周波数より低い周波数である様に選ば
    れ、こうして所望の像からの人為効果の変位を増加する
    方法。 9)特許請求の範囲8)に記載した方法に於て、前記複
    数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメータ値
    の時間順序が、各々のパルス順序で収集される測定値を
    パラメータ値が単調に増加する順序に並べ直した時、1
    つより多くのパルス順序を持つ図では、各々の図で平均
    した信号の変動が、N_vを前記複数個の図を構成する
    図の数として、N_v/2サイクルを経由する様に見え
    る様に選択される方法。 10)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、各々
    のパルス順序を実施する前に、前記信号の変動の位相を
    測定し、使おうとするパラメータ値を選択し、こうして
    選択されるパラメータ値が前記位相の測定値に関係する
    様にした方法。 11)特許請求の範囲1)、3)、5)、8)又は10
    )のいずれか一項に記載した方法に於て、前記予定の関
    係を選択する工程が、前記信号の変動の位相の値の有限
    の集合に対し、勾配の所望のパラメータ値を含む項目を
    作表し、作表された各々の項目を用いて行なわれる測定
    の数を選択することを含み、前記時間順序を選択する工
    程が、前記作表から、パルス順序を実施する時刻に於け
    る信号の変動の位相に最も近い信号の変動の位相を持つ
    項目を選択することを含み、前記項目を用いて所要の数
    の測定を行なった後、前記作表中の各々の項目を削除す
    る方法。 12)物体の一部分をラーモア周波数のRF励振パルス
    で照射してNMR信号を発生し、該NMR信号に空間情
    報を符号化する様に、各々の図で異なる値を持つ様に調
    節し得るパラメータ値を持つパルス形磁界勾配を前記物
    体の少なくとも1つの次元の軸線に沿って印加し、作像
    データを収集することを含む少なくとも1つのパルス順
    序で夫々構成された複数個の図を求めることにより、前
    記物体の一部分に関する作像データを測定することを含
    む核磁気共鳴方式を用いて前記物体の一部分を検査する
    間、略周期的な信号の変動による所望の像の人為効果を
    減少する方法に於て、 (a)前記信号の変動と磁界勾配のパラメータ値の間の
    予定の関係を選択し、該関係の選択により、所定のパル
    ス順序で用いるべき所望のパラメータ値と前記信号の変
    動の位相の間の対応関係が定められ、前記関係は、各々
    のパルス順序で収集された作像データの測定値をパラメ
    ータ値が単調に増加する順次に並べ直した時、1つより
    多くのパルス順序を持つ図では、各々の図で平均した信
    号の変動が、単調に増加する勾配のパラメータ値の関数
    として、前記信号の変動の実際の周波数より低い周波数
    になる様になっており、 (b)前記複数個の図を求める過程で前記信号の変動の
    位相を測定し、 (c)前記予定の関係を近似する様に、前記位相の測定
    に基づいて、前記磁界勾配を印加する非単調な時間順序
    を選択して、前記所望の像の人為効果を減少する工程を
    含む方法。 13)特許請求の範囲12)に記載した方法に於て、前
    記信号の変動が検査する物体の動きによるものである方
    法。 14)特許請求の範囲12)に記載した方法に於て、前
    記パルス形磁界勾配が位相符号化磁界勾配で構成され、
    前記調節可能なパラメータ値が勾配パルス波形の時間積
    分で構成される方法。 15)特許請求の範囲14)に記載した方法に於て、前
    記時間積分が前記位相符号化磁界勾配の振幅によって制
    御される方法。 16)特許請求の範囲12)に記載した方法に於て、前
    記磁界勾配が読取磁界勾配で構成され、前記調節可能な
    パラメータ値が前記読取勾配の方向で構成される方法。 17)特許請求の範囲12)に記載した方法に於て、前
    記複数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメー
    タ値の時間順序が、各々のパルス順序で収集された測定
    値をパラメータ値が単調に増加する順序に並べ直した時
    、1つより多くのパルス順序を持つ図では、各々の図で
    平均した信号の変動が、1つより多くのサイクルを経由
    しない様に見える様に選ばれる方法。 18)特許請求の範囲12)に記載した方法に於て、各
    々のパルス順序を実施する前に、前記信号の変動の位相
    を測定し、使おうとするパラメータ値を選択し、選択さ
    れるパラメータ値が前記位相の測定値に関係する様にし
    た方法。 19)特許請求の範囲12)、14)、16)又は18
    )のいずれか一項に記載した方法に於て、前記予定の関
    係を選択する工程が、前記信号の変動の位相の値の有限
    の集合に対し、勾配の所望のパラメータ値を含む項目を
    作表し、作表された各々の項目を用いて行なわれる測定
    の数を選択することを含み、前記時間順序を選択する工
    程が、前記作表から、パルス順序を実施する時刻に於け
    る信号の変動の位相に最も近い信号の変動の位相を持つ
    項目を選択することを含み、該項目を用いた所要の数の
    測定が行なわれた後、前記作表中の各々の項目を削除す
    る方法。 20)物体の一部分をラーモア周波数のRF励振パルス
    で照射してNMR信号を発生し、該NMR信号に空間情
    報を符号化する為に、各々の図で異なる値を持つ様に調
    節し得るパラメータ値を持つパルス形磁界勾配を前記物
    体の少なくとも1つの次元の軸線に沿って印加し、作像
    データを収集することを含む少なくとも1つのパルス順
    序で夫々構成された複数個の図を求めることにより、物
    体の一部分に関する作像データを測定することを含む核
    磁気共鳴方式を用いて、物体の一部分を検査する間、略
    周期的な信号の変動による所望の像の人為効果を減少す
    る方法に於て、 (a)前記信号の変動と磁界勾配のパラメータ値の間の
    予定の関係を選択し、該関係の選択により、所定のパル
    ス順序で用いる所望のパラメータ値と信号の変動の位相
    の間の対応関係が定められ、前記関係は、各々のパルス
    順序で収集された作像データの測定値をパラメータ値が
    単調に増加する順次に並べ直した時、1つより多くのパ
    ルス順序を持つ図では、各々の図で平均した信号の変動
    が、勾配のパラメータ値の関数として、信号の変動の実
    際の周波数より高い周波数になる様になっており、 (b)前記複数個の図を求める過程で信号の変動の位相
    を測定し、 (c)前記予定の関係を近似する様に、前記位相の測定
    値に基づいて、前記磁界勾配を印加する非単調な時間順
    序を選択して、前記所望の像の人為効果を減少する工程
    を含む方法。 21)特許請求の範囲20)に記載した方法に於て、前
    記信号の変動が検査する物体の動きによるものである方
    法。 22)特許請求の範囲20)に記載した方法に於て、前
    記パルス形磁界勾配が位相符号化磁界勾配で構成され、
    前記調節可能なパラメータ値が該勾配パルス波形の時間
    積分で構成される方法。 23)特許請求の範囲22)に記載した方法に於て、前
    記時間積分が前記位相符号化磁界勾配の振幅によって制
    御される方法。 24)特許請求の範囲20)に記載した方法に於て、前
    記磁界勾配が読取磁界勾配で構成され、前記調節可能な
    パラメータ値が該読取勾配の方向で構成される方法。 25)特許請求の範囲20)に記載した方法に於て、前
    記複数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメー
    タ値の時間順序が、各々のパルス順序で収集された測定
    値をパラメータ値が単調に増加する順序に並べ直した時
    、1つより多くのパルス順序を持つ図では、各々の図で
    平均した信号の変動が、N_vを前記複数個の図を構成
    する図の数として、N_v/2サイクルを経由する様に
    見える様に選択される方法。 26)特許請求の範囲20)に記載した方法に於て、各
    々のパルス順序を実施する前に、信号の変動の位相を測
    定し、使おうとするパラメータ値を選択し、該選択され
    るパラメータ値が位相の測定値に関係する様にした方法
    。 27)特許請求の範囲20)、22)、24)又は26
    )のいずれか一項に記載した方法に於て、前記予定の関
    係を選択する工程が、信号の変動の位相の値の有限の集
    合に対し、勾配の所望のパラメータ値を含む項目を作表
    し、作表された各々の項目を用いて行なわれる測定の数
    を選択することを含み、前記時間順序を選択する工程が
    、前記作表から、パルス順序が実施される時刻に於ける
    信号の変動の位相に最も近い信号の変動の位相を持つ項
    目を選択することを含み、該項目を用いて所要の数の測
    定が行なわれた後、前記作表中の各々の項目を削除する
    方法。 28)物体の一部分をラーモア周波数のRF励振パルス
    で照射してNMR信号を発生し、該NMR信号に空間情
    報を符号化する様に、各々の図で異なる値を持つ様に調
    節し得るパラメータ値を持つパルス形磁界勾配を前記物
    体の少なくとも1つの次元の軸線に沿って印加し、作像
    データを収集することを含む少なくとも1つのパルス順
    序で夫々構成された複数個の図を求めることにより、物
    体の一部分に関する一組の作像データを測定することを
    含む核磁気共鳴方式を用いて、物体の一部分を検査する
    間、略周期的な信号の変動による所望の像の人為効果を
    減少する方法に於て、 (a)信号の変動と前記磁界勾配のパラメータ値の間の
    予定の関係を選択し、該関係の選択により、所定のパル
    ス順序で用いられる所望のパラメータ値と信号の変動の
    位相の間の対応関係が定まり、 (b)前記複数個の図を用いる過程で信号の変動の位相
    を測定し、 (c)前記位相の測定値に基づいて、前記予定の関係を
    近似する様に勾配磁界を印加する非単調な時間順序を選
    択し、 (d)前記パルス順序を実施した結果として収集された
    作像データの集まりを選択し、該集まりは作像データの
    完全な一組よりも小さく、その作像データの測定値が前
    記集まりに含まれる様なパルス順序は、前記予定の関係
    をより厳密に近似する様に選択され、前記集まりは前記
    所望の像を構成するのに十分であり、こうして前記所望
    の像の人為効果を減少する工程を含む方法。 29)特許請求の範囲28)に記載した方法に於て、前
    記信号の変動が検査する物体の動きによるものである方
    法。 30)特許請求の範囲28)に記載した方法に於て、前
    記パルス形磁界勾配が位相符号化磁界勾配で構成され、
    前記調節し得るパラメータ値が該勾配パルス波形の時間
    積分で構成される方法。 31)特許請求の範囲30)に記載した方法に於て、前
    記時間積分が前記位相符号化磁界勾配の振幅によって制
    御される方法。 32)特許請求の範囲25)に記載した方法に於て、前
    記磁界勾配が読取磁界勾配で構成され、前記調節し得る
    パラメータ値が該読取勾配の方向で構成される方法。 33)特許請求の範囲28)に記載した方法に於て、前
    記複数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメー
    タ値の時間順序が、その作像データが前記集まりに含ま
    れる様なパルス順序に対し、単調に増加する勾配のパラ
    メータ値の関数としての前記信号の変動が、1つより多
    くのパルス順序を持つ図では、各々の図で平均して、単
    調に増加する勾配のパラメータ値の関数としての前記信
    号の変動が前記周期的な信号の変動の実際の周波数より
    低い周波数になる様に選択される方法。 34)特許請求の範囲33)に記載した方法に於て、前
    記複数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメー
    タ値の時間順序が、その作像データが前記集まりに含ま
    れる様なパルス順序では、単調に増加する勾配のパラメ
    ータ値の関数としての前記信号の変動が、1つより多く
    のパルス順序を持つ図では、各々の図で平均した、単調
    に増加する勾配のパラメータ値の関数としての前記信号
    の変動が1つより多くのサイクルを経由しない様に見え
    る様に選択される方法。 35)特許請求の範囲28)に記載した方法に於て、前
    記複数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメー
    タ値の時間順序が、その作像データが前記集まりに含ま
    れる様なパルス順序では、単調に増加する勾配のパラメ
    ータ値の関数としての前記信号の変動が、1つより多く
    のパルス順序を持つ図では、各々の図で平均した、単調
    に増加する勾配のパラメータ値の関数としての信号の変
    動が周期的な信号の変動の実際の周波数より高い周波数
    になる様に選択され、こうして前記所望の像からの人為
    効果の変位を増加する方法。 36)特許請求の範囲35)に記載した方法に於て、前
    記複数個の図を求める過程で用いられる勾配のパラメー
    タ値の時間順序が、その作像データが前記集まりに含ま
    れる様なパルス順序では、単調に増加する勾配のパラメ
    ータ値の関数としての前記信号の変動が、1つより多く
    のパルス順序を持つ図では、各々の図で平均した、単調
    に増加する勾配のパラメータ値の関数としての前記信号
    の変動が、N_vを前記複数個の図を構成する図の数と
    して、N_v/2サイクルを経由する様に見える様に選
    択される方法。 37)特許請求の範囲28)に記載した方法に於て、各
    々のパルス順序を実施する前に、信号の変動の位相を測
    定し、使おうとするパラメータ値を選択し、選択される
    パラメータ値が位相の測定値に関係する様にした方法。 38)特許請求の範囲28)、30)、32)、33)
    又は37)のいずれか一項に記載した方法に於て、更に
    、各々のパルス順序に対する位相誤差を計算する工程を
    含み、該位相誤差は、該パルス順序を実施する時刻に於
    ける前記信号の変動の位相と、使われた勾配のパラメー
    タ値に対応する信号の変動の位相との間の差に等しく、
    その対応関係が前記予定の関係によって定められる方法
    。 39)特許請求の範囲38)に記載した方法に於て、前
    記予定の関係を選択する工程が、前記信号の変動の位相
    の離散的な値の有限の集合に対し、勾配の所望のパラメ
    ータ値を含む項目を作表し、作表された各々の項目を用
    いて行なわれる測定の数を選択することを含み、前記時
    間順序を選択する工程が、 (a)少なくとも1つのパルス順序に対し、前記作表か
    ら、該パルス順序を実施する時刻に於ける信号の変動の
    位相に最も近い信号の変動の位相を持つ項目を選択し、
    該項目を用いて所要の数の測定が行なわれた後、前記作
    表中の各々の項目を削除し、 (b)少なくとも1つのパルス順序に対し、その結果と
    して得られるパルス順序の位相誤差の大きさが、勾配の
    同じパラメータ値を用いて前に実施されたパルス順序に
    対する位相誤差よりも小さくなる様な勾配のパラメータ
    値を選択することを含む方法。
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