JPS61271055A - 写真材料塗布装置 - Google Patents

写真材料塗布装置

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JPS61271055A
JPS61271055A JP11353285A JP11353285A JPS61271055A JP S61271055 A JPS61271055 A JP S61271055A JP 11353285 A JP11353285 A JP 11353285A JP 11353285 A JP11353285 A JP 11353285A JP S61271055 A JPS61271055 A JP S61271055A
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JP
Japan
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coating
blade
coated
pocket
upstream
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JP11353285A
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JPH0526557B2 (ja
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Takeshi Yoshikawa
武 吉川
Koichi Yamamoto
幸一 山本
Hideyuki Kanazawa
金沢 秀幸
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は写真フィルム、接着テープ、磁気記録テープ
、印画紙その他の製品の製造過程で用いる塗布装置、特
に、被塗布体に接する側枠と、その間に渡設した二枚の
ブレードよりなるポケット内に塗布液を収容し、該塗布
液を走行方向下流側ブレードの下端に設けたギャップか
ら流出させ、塗膜を成層できるようにした塗布装置に関
するものである。
〔発明の背景〕
従来、この種の塗布装置は第5図示の如く。
走行方向(矢印方向)の上流側ブレード1と下流側ブレ
ード2とが共に被塗布体3に対して垂直に設けられてい
た。従って、ブレード間に形成したポケット4内に収容
した塗布液5の残量が少なくなると、第6図示の如く塗
布液5が上流側ブレード1から離れ、ポケット4内にお
いて被塗布体3を露出させる現象を生ずる上に。
少量になった塗布液5は被塗布体3との粘性のために矢
印の如く回転し、被塗布体3との接点Pにおいて空気を
巻込む不都合があった。この塗布液5の回転自体は固液
分散系の塗布液使用の場合において攪拌作用をなすこと
から、固形分を沈降させないために有効であり、空気の
巻込み現象を生じさせないようにすることが重要であっ
た。
(発明の目的〕 この発明は上記の点に鑑み、ポケット内の塗布液の残量
が減少しても上流側ブレードから塗布液が離れさせるこ
とのない塗布装置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するため、この発明は被塗布体に接する
側枠と、その間に渡設した二枚のブレードよりなるポケ
ット内に塗布液を収容し。
該塗布液を走行方向下流側ブレードの下端に設けたギャ
ップから被塗布体上に流出させ、塗膜を成層できるよう
にした塗布装置において、走行方向上流側ブレードをそ
の下端が下流側ブレードの下端寄りに近接するように傾
斜させ、塗布液が減少しても下流及び上流側ブレードの
下端同士が近接する空間以下の体積になるまで上流側ブ
レードに支持させた状態で塗布を継続できるように構成
したものである。
〔実施例〕
次に、この発明を第1図乃至第4図に示す実施例にもと
づいて説明する。
10は塗布装置本体で、該塗布装置本体10は被塗布体
11に接する摺動面12を有する側枠(図面上では片方
のみ示す)13と、該側枠13間に渡設した2枚のブレ
ード14.15とで塗布液16を収容するポケット17
を構成してなる。該ブレード14.15のうち、塗布装
置本体10の走行方向(矢印A方向)の下流側に位置す
るブレード14は被塗布体11に対して垂直になってい
る一方、上流側に位置するブレード15はその下端が下
流側ブレード14の下端寄りに近接するように一定の角
度で傾斜している。この下端間の幅βはポケット17内
に収容した塗布液16の残量が第3図示の如く極めて少
量になるまで上流側ブレード15に支持できる寸法にな
っている。
前記上流側ブレード14及び下流側ブレード15の下端
には被塗布体11に対して一定のギャップ18.19が
設けられている。下i側ブレード14のギャップ18は
第2図示の如く塗布装置本体10が矢印方向に走行する
に従ってポケット17に収容した塗布液16を流出させ
て被塗布体11上に塗膜20を成層させるためのもので
、ギャップ18の寸法L1で塗膜20の膜厚L2を決定
する。上流側ブレード15のギャップ19は塗布液16
の浸入による表面張力の作用で上流側から外気aが矢印
の如くポケット17内に浸入することを阻止するための
ものである。即ち、上流側ブレード15の下端が被塗布
体11に接地し、塗布液の浸入がない状態では却って塗
布装置本体10の走行時に生ずる隙間から外気の浸入を
許す結果となる。また2本実施例では上流側ブレード1
5の上流側下端に切欠部21を設け、下流側下端のみで
上記シール効果が発揮できるようにしている。これはゼ
ラチンの如く冷やすと固まり易い塗布液が狭いギャップ
内で固まることを防止するために有効である。
22は塗布液16を収容するポケット17と側枠13の
摺動面12との分境部に縦通しさせた凹溝で、該凹溝2
2はポケット17内の塗布液16が毛細管現象の作用に
より摺動面12に浸入しないように絶縁するためのもの
である。
これは重層塗布の場合に特に有効である。
′ 第4図は下流側ブレード14の下端内角部に切欠き
部23を設けた場合の実施例を示すもので、該切欠き部
23は固液分散系の塗布液を使用した場合において、該
塗布液内に含まれる固形分が前記ギャップ18を通過し
易くしてこれがギャップに詰ることにより生ずる筋故障
や固形分の分散状態が片寄るのを防止するために有効な
ものである。
次に上記実施例の作用を説明する。
まず、塗布装置本体10を被塗布体11上にセットし、
そのポケット17に塗布しようとする物質からなる塗布
液16を収容する。塗布液16は下流側ブレード14の
ギャップ18及び上流側ブレード15のギャップ19内
に浸入する。この浸入塗布液16’、16“はその粘性
と表面張力の作用で、自然状態で流出する虞れはないが
、塗布装置本体10を適宜の手段により第2図の矢印方
向に走行させると、ギャップ18にある浸入塗布液16
′は被塗布体11上に移行し、その移行量に相当する量
がギャップ18に順次浸入することとなり、被塗布体1
1上にはギャップ18の寸法L1に対応する膜厚L2の
塗膜20が成層される。また、上流側ブレード15の下
端のギャップ19に浸入した塗布液16″は塗布装置本
体10の走行により被塗布体11の接地側においてポケ
ット17内に戻されるが、この戻り量に相当する量が非
接地側から順次供給され、ギャップ19内で回転運動を
生じるから、ポケット内に塗布液がある限り。
涸渇することがない。
上記塗布作業が進行するに従いポケット17の塗布液1
6は暫時減少するが、その減少は上流側ブレード15の
傾斜面に沿って液面が下降して行くため、下流及び上流
側ブレード14及び15の下端同士が近接する空間以下
の体積になるまでは上流側ブレード14から離れること
なく塗布が継続されるようになる。
■具体例(1) ゼラチン  5重量% 食  紅 0.05重量% の水溶液を40℃にて保温し、粘度5cpの塗布液を次
の条件の従来型塗布機により塗布した。
下流側ブレードのギャップ  250μm、 上流側ブ
レードのギャップ  100μ湧両ブレードの距離  
     40 M塗布液の最初の液深     10
 tm塗布速度          20 m /wi
nこの場合は塗布開始点から約1m塗布した時点で、上
流側ブレードから液が離れた。そしてその場所に局所的
な薄膜部分が塗布の幅方向に生じ、さらにその部分をは
さんで塗布の先頭側より後尾側で膜厚が小さくなってい
た。このため、所望の膜厚は全塗布面積の一部にしか過
ぎなかった。
こうした液切れを防ぐために塗布液量をかなり増やすこ
とで上流ブレードから塗布中に液が離れることを防止で
きるが、塗布されずに残る液が多くなるため、液の収率
が低(なってしまう。
これに対して、上記塗布液を用い2次の条件下の本願塗
布機により塗布した。
下流側ブレードのギャップ 250μI上流側ブレード
のギャップ 100μm両ブレードの距離      
5m 塗布速度         20 m /+winこの
結果、液離れによる故障はなく、はとんど全てが所望の
膜厚のフィルムとなった。
■具体例(2) PVA  (ポリビニルアルコール> 1oit%食紅
           0.01重量%の20℃水溶液
(2000cp)の塗布液を次の条件下の従来型塗布機
により塗布した。
下流側ブレードのギャップ  250μm上流側ブレー
ドのギャップ  100μm両ブレードの距離    
 40 fl塗布液の最初の液深    10 n 塗布速度         20 m /minこの場
合は塗布開始直後に上流ブレード側から液が離れ、塗布
機の幅方向数ケ所が空気の巻き込みにより、縦スジ状に
液が塗れない部分が発生し、均一な塗布面が全(得られ
なかった。
これに対して、上記塗布液を用い1次の条件下の本願塗
布機により塗布した。
下流側ブレードのギャップ  250μm上流側ブレー
ドのギャップ  100μm両ブレードの距離    
  5u 塗布速度         20 ni /l1lin
塗布液の最初の量は上記例と同一 この結果、上流側ブレードからの液離れによる故障は全
くなく、はとんど全長が所望の膜厚になった。
なお、上記実施例では被塗布体11を静止させ、塗布装
置本体10の走行によってポケット17内の塗布液16
を下流側ブレード14のギャップ18から流出させて塗
布するようにした場合について説明したが、塗布装置本
体10を静止させ、被塗布体11を走行させる場合につ
いても通用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上の如く、この発明は被塗布体に接する側枠と、その
間に渡設した二枚のブレードよりなるポケット内に塗布
液を収容し、該塗布液を走行方向下流側ブレードの下端
に設けたギャップから被塗布体上に流出させ、塗膜を成
層できるようにした塗布装置において、上流側ブレード
をその下端が下流側ブレードの下端寄りに近接するよう
に傾斜設置したことを特徴としているから、ポケット内
の塗布液は塗布の進行に伴う残量の減少があっても上流
側ブレードの傾斜面に沿って液面が下降し、塗布終了間
際まで上流側ブレードから離れることがなく、従って、
ポケット内において被塗布体が露出しないので空気の巻
込み現象を完全に規制できるという優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの発明の実施例を示すもので、第
1図は断面斜視図、第2図は塗布状態を示す断面図、第
3図は塗布液の残量が少量になった場合の断面図、第4
図は第二実施例の下流側ブレードの断面図、第5図及び
第6図は従来例を示す断面図である。 10・−塗布装置本体   11〜被塗布体12−摺動
面      14−・−下流側ブレード15−・上流
側ブレード  16−塗布液17−・ポケット    
 18.IL−・ギャップ20−  塗膜 特 許 出願人   小西六写真工業株式会社第1図 第2図    第3図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被塗布体に接する側枠と、その間に渡設した二枚のブレ
    ードよりなるポケット内に塗布液を収容し、該塗布液を
    走行方向下流側ブレードの下端に設けたギャップから被
    塗布体上に流出させ、塗膜を成層できるようにした塗布
    装置において、上流側ブレードをその下端が下流側ブレ
    ードの下端寄りに近接するように傾斜設置したことを特
    徴とする塗布装置。
JP11353285A 1985-05-27 1985-05-27 写真材料塗布装置 Granted JPS61271055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11353285A JPS61271055A (ja) 1985-05-27 1985-05-27 写真材料塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11353285A JPS61271055A (ja) 1985-05-27 1985-05-27 写真材料塗布装置

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JPS61271055A true JPS61271055A (ja) 1986-12-01
JPH0526557B2 JPH0526557B2 (ja) 1993-04-16

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ID=14614707

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JP11353285A Granted JPS61271055A (ja) 1985-05-27 1985-05-27 写真材料塗布装置

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