JPS61270116A - 複合耐火パネルの製造方法 - Google Patents

複合耐火パネルの製造方法

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JPS61270116A
JPS61270116A JP11272885A JP11272885A JPS61270116A JP S61270116 A JPS61270116 A JP S61270116A JP 11272885 A JP11272885 A JP 11272885A JP 11272885 A JP11272885 A JP 11272885A JP S61270116 A JPS61270116 A JP S61270116A
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川尻 輝雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は被覆パネルの裏側に耐火材を固着した複合耐
火パネルに関する。
(従来の技術) 建物の外壁等に用いる複合耐火パネルとして1よ、一般
に耐火パネルと被覆パネルを別々に生産したのち、両者
を接着剤を用いて積重接着したものが用いられていた。
しかしこの構造のものは、既製の耐火パネルに巾の制約
があり、さらに接着工程および接着前の耐火パネル面の
加工や清掃等の前工程に手間がかかった。そこで最近は
耐火物を泥漿状としたものを浅い箱状の被覆パネルの裏
側に流し込み固化させて耐火裏打材とした複合耐火パネ
ルが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところがこの流し込み式のものは、第7図に示すように
型枠6内に載置した被覆パネル3上に泥漿状の耐火材1
4を単に流し込んで固化させるだけなので、被覆パネル
3の主板部1が耐火材14の重量で平坦になるほど薄手
の材料から成る場合や、型で成形された平面度の優れた
被覆パネルの場合は別として、一般に使用されているよ
うなある程度板厚の厚い被覆パネルや、主板部にひずみ
を有する被覆パネルの場合は、出来上った複合耐火パネ
ルの主板部1の表面に波打ちやふくらみ等の凹凸が目立
ち、美観上好ましいものではなかった。
この発明は上記従来の問題点を解決するもので、被覆パ
ネルの主板部表面の平坦な複合耐火パネルを提供しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明においては、主
板部の四周に折曲片部を連設した箱状の被覆パネルを、
上記主板部表面を下側にして平板状の底型上に載置し、
この被覆パネル内に無機質材料を主体とする泥漿状の耐
火材を充填し、上記主板部を上記底型の上面に向って押
圧しながら上記耐火材を固化させ、上記耐火材の固化後
に上記押圧を解除するようにした。
この発明における被覆パネルとしては、銅板、ステンレ
ス板、カラー鉄板、アルミニウム板、はうろう引きアル
ミニウム板、はうろう引き鉄板、はうろう引きアルミニ
ウムメッキ鋼板、合成樹脂被覆鋼板、合成樹脂板などを
用いることができる。
またこの発明における無機質材料を主体とする泥漿状の
耐火材としては、モメタル、モルタルに発泡材としてア
ルミニウム粉末を加えたもの、モルタルと木毛の混合物
、モルタルと石綿の混合物、石膏などの各種の耐火パネ
ル用原料に水を加えた泥漿が用いられる。なお上記耐火
パネル用原料にガラス繊維、金属繊維、炭素繊維などの
無msa維を加えると、強度が向上しさらに好ましい。
また上記耐火パネル用原料に、多孔質状のバーミキュラ
イトやパーライト、中空状のシラスバルーン等、気泡を
有する無機粒体を加えると、断熱性向上や軽量化が達成
されさらに好ましい。
この発明において主板部O底型への押圧は、泥漿状の耐
火材の被覆パネル内への充填前に開始してもよいし、上
記充填後に開始してもよい。また上記押圧の解除は、耐
火材の固化が進行し、耐火材の剛性および自重により主
板部のスプリングバックが抑制される状態となった時点
以後におこなえばよい。
(作用) この発明の複合耐火パネルの製造方法においては、主板
部を平板状の底型上面に向って押圧しながら、泥漿状の
耐火材を固化させるので、上記押圧により主板部が底型
の上面に沿うように変形し、この変形状態が固化した耐
火材により維持されるので、主板部の平坦度が向上する
(実施例) 以下第1図によりこの発明の第1実施例を説明する。
先ず第1図(a)に示すように、主板部1の四周に折曲
片部2を連設した浅い箱状の被覆パネル3を、平板状の
底型4と側枠5とから成る型枠6内にセットする。4a
は受台である。この被覆パネル3の上に、スペーサ7と
躯体取付用のナツト8を溶接した補強用の芯金9を載置
し、さらに押え板10に多数本の先細の棒状体11を垂
設固着した剣山状の押え具12を、棒状体11を下側に
して主板部1上に載置する。そしてホース13により型
枠6内に泥漿状の耐火材・14を充填する。なお棒状体
11には予めグリースを塗布しておくと耐火材固化後の
抜取りが容易となる。耐火材14の充填後、同図(b)
に示すように押え板10および底型4よりも長尺の桁材
15および16を、押え板10の上側および底型4の下
側にそれぞれ架は渡して、各桁材15および16の両端
部をボルト17およびナツト18から成る締結具19に
より締付け、押え具12の棒状体11によって主板部1
を底型4の上面に向って押圧する。これにより主板部1
は凹凸が矯正されて底型4の上面に沿う平坦な形状に維
持されるので、このまま放置あるいは養生して耐火材1
4を同化さぼる。固化後桁材15.16および押え具1
2を取除き、第1図(C)に示す主板部1が平坦な複合
耐火パネル20を得る。なお押え具12の棒状体11を
抜取った穴21は、そのままとしてもよいし、モルタル
状等の耐火材を詰めてふさいでもよい。
なお上記実施例では押え具12を型枠6内にセット後耐
火材14を充填したが、先ず耐火材14を型枠6内に充
填した後に棒状体11を該耐火材14に突込む形で押え
具12のセットをおこなってもよい。
次に第2図はこの発明の第2実施例を示し、第1図と同
一または相当部分には第1図と同一符号を付しである。
(以下他の実施例においても同じ) この実施例におい
ては、被覆パネル3は鋼板などの磁性材料、型枠6は木
材、プラスチック、アルミニウムなどの非磁性材料から
成り、底型4の下部に設けた電磁石23により主板部1
を吸引して、該主板部1を底型4の上面に押圧するもの
である。なお芯金9は、側枠5に架は渡したバー24に
針金25によって懸吊されている。
この実施例によれば、側枠5の上側が開放状態で邪魔な
物がないので、耐火材14の流し込みや充填した耐火材
14の上面のならし仕上などの作業を容易におこなうこ
とができる。なお電磁石23のかわりに永久磁石を用い
ることもできる。
また側枠5も磁性材料製とし、その直下部の底型4の下
部に電磁石等の磁石を設けて該磁石により側枠の固定を
おこなうようにすれば、締め具26による固定作業が不
要となり手間が省ける。
第3図はこの発明の第3実施例を示し、底型4に多数の
排気穴31を穿設し、上向きに開口する箱状の排気カバ
ー32の上に底型4を載置し、排気カバー32に設けた
排気口33にホース34を介して真空ポンプ(図示しな
い)を接続し、この真空ポンプにより排気カバー32内
を排気して主板部1を底型4に吸引して主板部1の平坦
化をはかるものである。なお主板部1の四周と底型4の
間、および底型4と排気カバー32の間には、シール用
のガスケット35および36を装着する。
排気カバー32内の真空到達度は10−2Torr程度
でよいので、真空ポンプとしては通常のロータリーポン
プ、水封ポンプ、メカニカルブースターボ・ ンプなど
の使用が好ましい。また排気系にブルドン管、フォーゲ
ル管などの真空計を設けると、前記各ガスフット部等に
おける空気の漏れの有無、到達真空度(吸引効果)が判
るので好ましい。
この実施例は、側枠5の上側が開放状態で邪魔な物がな
い点は第3実施例と同様であり、さらに・被覆パネル3
はアルミニウム、黄銅、プラスチック等の非磁性材°料
であってもよく、また底型4は磁性材料でもよいので鋼
材の使用が可能となる。
また第4図はこの発明の第4実施例を示し、型枠6内へ
耐火材14を充填後、側枠5と少量のすきまをもって嵌
合し耐火材層の上面を被覆する落し蓋41を、側枠5内
に嵌込み、第1実施例と同様な桁材15.16と締結具
19により締込んで、泥漿状の耐火材14を介して主板
部1を底型4の上面に押圧するものである。このとき、
耐火材14の上面にポリエチレンシートなどのプラスチ
ックシート42を載せてから落し蓋41を嵌込むと、耐
火材固化後の耐火材と落し蓋41の分離が容易におこな
える。また図のように底型4に空気抜き用の穴43を穿
設しておくと、主板部1と底型4間の空気が抜け、主板
部1の平坦度はさらに向上する。
この実施例は押圧機構が簡単で、設備費が安価で済む。
この発明は上記各実施例に限定されるものではなく、た
とえば第1実施例の押え具12の押圧や第4実施例の落
しi41の抑圧等は、重錘やプレスを用いておこなった
り、スチールバンド締め等でおこなってもよい。また泥
漿状の耐火材14は、流し込みによるほか、スタンピン
グによって被覆パネル3の裏面側に充填してもよい。ま
たこの発明における被覆パネルとしては、第5図に示す
ように折曲片部2にさらに額縁状に内折片51が連設さ
れたものを用いることもできる。さらに上記各実施例で
は耐火材14を折曲片部2の高さ以上に充填する構成で
あったので、側枠5を必要としたが、第6図に示すよう
に折曲片部2の高さ以下の範囲に耐火材14を充填すれ
ばよい場合は、側枠5は不要となり装置は簡略化される
。またこの発明は第6図に示すように耐火材層中に芯金
や鉄筋を有しない複合耐火パネルにも適用できるもので
ある。
(発明の効果) 以上説明したようにこの発明によれば、被覆パネルの主
板部の表面が平坦な複合耐火パネルを簡潔な製造工程に
より得ることができ、得られた複合耐火パネルは外観が
優れ建物の外壁等に使用するのに極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)はこの発明の第1実施例を示す複
合耐火パネルの製造工程説明図、第2図乃至第4図はそ
れぞれこの発明の第2乃至第4実施例を示す複合耐火パ
ネルの製造工程説明図、第5図はこの発明における被覆
パネルの他の実施態様を示す斜視図、第6図は同じく複
合耐火パネルの他の実1JIi態様を示す縦断面図、第
7図は従来の複合耐火パネルの製造工程説明図である。 1・・・主板部、2・・・折曲片部、3・・・被覆パネ
ル、4・・・底型、10・・・押え板、11・・・棒状
体、12・・・押え具、14・・・耐火材、15・・・
桁材、16・・・桁材、19・・・締結具、20・・・
複合耐火パネル、23・・・電磁石、31・・・排気穴
、32・・・排気カバー、33・・・排気口、41・・
・落し蓋。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主板部の四周に折曲片部を連設した箱状の被覆パネ
    ルを、上記主板部表面を下側にして平板状の底型上に載
    置し、この被覆パネル内に無機質材料を主体とする泥漿
    状の耐火材を充填し、上記主板部を上記底型の上面に向
    つて押圧しながら上記耐火材を固化させ、上記耐火材の
    固化後に上記押圧を解除することを特徴とする複合耐火
    パネルの製造方法。 2 耐火材層を貫通する多数本の棒状体を押え板に垂設
    固着した押え具を下方に押圧することにより、主板部の
    押圧をおこなう特許請求の範囲第1項記載の複合耐火パ
    ネルの製造方法。 3 被覆パネルが磁性体であり、底型に設けた磁石によ
    り主板部を吸引することにより、主板部の押圧をおこな
    う特許請求の範囲第1項記載の複合耐火パネルの製造方
    法。 4 底型の下面側を真空ポンプにより排気して、底型に
    穿設した排気穴を介して主板部下面側を減圧吸引するこ
    とにより、主板部の押圧をおこなう特許請求の範囲第1
    項記載の複合耐火パネルの製造方法。 5 耐火材層の上面を被覆する落し蓋を下方に押圧する
    ことにより、主板部の押圧をおこなう特許請求の範囲第
    1項記載の複合耐火パネルの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6448965A (en) * 1987-08-17 1989-02-23 Sumitomo Cement Co Unburned tile and manufacture thereof
JPS6461206A (en) * 1987-09-01 1989-03-08 Tokyu Koken Kk Setting method of concrete shuttering in bed for manufacturing pc sheet
JP4780594B2 (ja) * 2005-02-21 2011-09-28 日本国土開発株式会社 建設構造物の補強材、強化建設構造物、及び、建設構造物の補強工法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5590307A (en) * 1978-12-28 1980-07-08 Takashi Ishikawa Preparation of fireeproof heat insulating board

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