JPS61268765A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents
塗料用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61268765A JPS61268765A JP11029685A JP11029685A JPS61268765A JP S61268765 A JPS61268765 A JP S61268765A JP 11029685 A JP11029685 A JP 11029685A JP 11029685 A JP11029685 A JP 11029685A JP S61268765 A JPS61268765 A JP S61268765A
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- JP
- Japan
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- paint
- carboxyl group
- complex compound
- aliphatic amine
- aluminum complex
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、低温硬化性が良く、可使時間が改良されたー
液型塗料用樹脂組成物に関する。
液型塗料用樹脂組成物に関する。
(従来の技術〕
近年、自動車産業を中心に省エネルギーの面から金属用
塗料の硬化温度の低温化が強(要望されてきている。ま
た、素材が金属からプラスチックスへ大きく移行する傾
向にあり、プラスチックスの中には高温下で収縮、変形
等を伴う素材があるためここでも低温化が要望されてい
る。また上記何れの産業分野においても2液型塗料は、
作業性が悪く、また塗料ロスが多くコスト高となるので
低温硬化型−液塗料の出現が大きく期待されている。
塗料の硬化温度の低温化が強(要望されてきている。ま
た、素材が金属からプラスチックスへ大きく移行する傾
向にあり、プラスチックスの中には高温下で収縮、変形
等を伴う素材があるためここでも低温化が要望されてい
る。また上記何れの産業分野においても2液型塗料は、
作業性が悪く、また塗料ロスが多くコスト高となるので
低温硬化型−液塗料の出現が大きく期待されている。
従来、−液性塗料用樹脂組成物については、ビニル系共
重合体又はポリエステル樹脂とメラミン樹脂等のアミン
樹脂との混合物を150℃〜180℃の高温で加熱硬化
して塗膜を得るという公知の技術がある。また、低温硬
化性塗料用組成物については、水酸基を含むビニル系共
重合体とインシアネート基を含有するウレタン樹脂とを
塗装置前に配合し、常温乃至80℃〜100℃の比較的
低温で硬化して塗膜を得るという二液型の公知技術があ
る。
重合体又はポリエステル樹脂とメラミン樹脂等のアミン
樹脂との混合物を150℃〜180℃の高温で加熱硬化
して塗膜を得るという公知の技術がある。また、低温硬
化性塗料用組成物については、水酸基を含むビニル系共
重合体とインシアネート基を含有するウレタン樹脂とを
塗装置前に配合し、常温乃至80℃〜100℃の比較的
低温で硬化して塗膜を得るという二液型の公知技術があ
る。
しかしこのような従来技術では前記したように、0)−
液型では塗膜形成に際し150〜180℃の高温加熱を
必要とし省エネルギーの観点から好ましくなく、←)二
液型の低温硬化性塗料では塗料の可使時間が短く、ハン
ドリングが複雑、塗料ロスが多い等の技術的欠点がある
。
液型では塗膜形成に際し150〜180℃の高温加熱を
必要とし省エネルギーの観点から好ましくなく、←)二
液型の低温硬化性塗料では塗料の可使時間が短く、ハン
ドリングが複雑、塗料ロスが多い等の技術的欠点がある
。
このような技術的欠点を有しない一液型の低温硬化性塗
料としてはアセト酢酸エチル、アセチルアセトン等のケ
ト−エノール互変異性体のアルミニウム錯化合物とビニ
ル系共重合体を用いた樹脂組成物がある(例えば特公昭
4B−17859号公報)。
料としてはアセト酢酸エチル、アセチルアセトン等のケ
ト−エノール互変異性体のアルミニウム錯化合物とビニ
ル系共重合体を用いた樹脂組成物がある(例えば特公昭
4B−17859号公報)。
(発明が解決しようとする問題点〕
上記アルミニウム錯化合物は、アルミニウムとケト−エ
ノール互変異性体の平衝反応により生成する。即ちアル
ミニウム錯化合物として安定に存在する為には大量のケ
ト−エノール互変異性体の存在を必要とする。即ち塗料
組成物中のケトフェノール互変異性体の量が少い場合は
アルミニウム錯化合物はアルミニウムとケト−エノール
互変異性体処分離し、結果として塗料としての可使時間
が短かくなる。従って可使時間延長のためには、ケト−
エノール互変異性体であるアセチルアセト/、アセト酢
酸エチル等の高価な溶剤を大量に用いな(てはならず、
塗料コストが高くなる事や、当該溶剤の沸点が高(、乾
燥性が悪い等の技術的欠点があり、これらの改良が要請
されている。
ノール互変異性体の平衝反応により生成する。即ちアル
ミニウム錯化合物として安定に存在する為には大量のケ
ト−エノール互変異性体の存在を必要とする。即ち塗料
組成物中のケトフェノール互変異性体の量が少い場合は
アルミニウム錯化合物はアルミニウムとケト−エノール
互変異性体処分離し、結果として塗料としての可使時間
が短かくなる。従って可使時間延長のためには、ケト−
エノール互変異性体であるアセチルアセト/、アセト酢
酸エチル等の高価な溶剤を大量に用いな(てはならず、
塗料コストが高くなる事や、当該溶剤の沸点が高(、乾
燥性が悪い等の技術的欠点があり、これらの改良が要請
されている。
本発明はこの釦−抜型塗料の低温硬化の実現、(ロ)低
温硬化塗料の可使時間の向上、(→アルミニウム錯体と
ビニル系共重合体及びケト−エノール互変異性体より成
る塗料用樹脂組成物の乾燥性の向上を目的とするもので
ある。
温硬化塗料の可使時間の向上、(→アルミニウム錯体と
ビニル系共重合体及びケト−エノール互変異性体より成
る塗料用樹脂組成物の乾燥性の向上を目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段)゛
本発明者は、これ等の課題を達成するために鋭意検討の
結果、脂肪族アミンで変性したカルボキシル基とアルミ
ニウム錯化合物の反応が常温では全く進まず、80℃〜
100℃程度の比較的低温で当該アミンの解離とともに
速やかに反応が進むという事実を見出し本発明を完成し
た。すなわち本発明は、分子内に1〜7重量%の不飽和
カルボン酸モノマ一単位を含み、そのカルボキシル基1
モルに対し0.5〜2モルの脂肪族アミンで変性したビ
ニル系共重合体(、A)とアルミニウム錯化合物(B)
とを含み%A / Bは重量比で9515〜70/30
であることを特徴とする塗料用樹脂組成物である。
結果、脂肪族アミンで変性したカルボキシル基とアルミ
ニウム錯化合物の反応が常温では全く進まず、80℃〜
100℃程度の比較的低温で当該アミンの解離とともに
速やかに反応が進むという事実を見出し本発明を完成し
た。すなわち本発明は、分子内に1〜7重量%の不飽和
カルボン酸モノマ一単位を含み、そのカルボキシル基1
モルに対し0.5〜2モルの脂肪族アミンで変性したビ
ニル系共重合体(、A)とアルミニウム錯化合物(B)
とを含み%A / Bは重量比で9515〜70/30
であることを特徴とする塗料用樹脂組成物である。
本発明におけるビニル系共重合体(4)は、ビニル系単
量体の1種又は2種以上と不飽和カルボン酸の1種又は
2種以上を非水溶液中で共重合して得られるカルボキシ
ル基を有する共重合体に対して、脂肪族第1級、第2級
又は第3級アミンを当該不飽和カルボキシル基1モル忙
対し0.5〜2モルの範囲で変性して得られるものか、
又は予じめ脂肪族アミンを当該モル比で変性したビニル
系単量体と不飽和カルボン酸を共重合して得られるもの
である。カルボキシル基を脂肪族アミンで変性する方法
としては、例えばカルボキシル基を有する共重合体の非
水溶液又は不飽和カルボ/酸若しくはその溶液に脂肪族
アミンを添加して、必要であれば攪拌する方法があげら
れる。脂肪族アミンの添加量は、カルボキシル基1モル
に対して0.5モル未満では塗料の可使時間が短くなり
好ましくなく、2モルを越えると硬化性が低下して好ま
しくない。
量体の1種又は2種以上と不飽和カルボン酸の1種又は
2種以上を非水溶液中で共重合して得られるカルボキシ
ル基を有する共重合体に対して、脂肪族第1級、第2級
又は第3級アミンを当該不飽和カルボキシル基1モル忙
対し0.5〜2モルの範囲で変性して得られるものか、
又は予じめ脂肪族アミンを当該モル比で変性したビニル
系単量体と不飽和カルボン酸を共重合して得られるもの
である。カルボキシル基を脂肪族アミンで変性する方法
としては、例えばカルボキシル基を有する共重合体の非
水溶液又は不飽和カルボ/酸若しくはその溶液に脂肪族
アミンを添加して、必要であれば攪拌する方法があげら
れる。脂肪族アミンの添加量は、カルボキシル基1モル
に対して0.5モル未満では塗料の可使時間が短くなり
好ましくなく、2モルを越えると硬化性が低下して好ま
しくない。
なおりルボキシル基とアミンは塩を形成して存在すると
推定され、アミンの量がカルボキシル基1 。
推定され、アミンの量がカルボキシル基1 。
モルに対し1モルを越える場合はアミンは遊離状態でも
存在すると考えられるが、本発明はこのような場合も含
むものであることはもちろんである。
存在すると考えられるが、本発明はこのような場合も含
むものであることはもちろんである。
またここで言うビニル系単量体としては、例えばスチレ
ン、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、プロピオン酸ヒ
ニル、ビニルエーテル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、
及びメチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブ
チルアクリレート、iso −7’ fルアクリレート
、2−エチルへキシルアクリレート、ステアリルアクリ
レート、ラウリルアクリレートの如きアクリル酸エステ
ル及びメチルメタクリレート、エチルメタクリレート、
n−プチルメタクリレート、1so−ブチルメタクリレ
ート、2−エチルへキシルメタクリレート、ステアリル
メタクリレート、ラウリルメタクリレートの如きメタク
リル酸エステル等であり、不飽和カルボン酸としては、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、フマル酸、無水マレイン酸等を例示する事ができ
る。
ン、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、プロピオン酸ヒ
ニル、ビニルエーテル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、
及びメチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブ
チルアクリレート、iso −7’ fルアクリレート
、2−エチルへキシルアクリレート、ステアリルアクリ
レート、ラウリルアクリレートの如きアクリル酸エステ
ル及びメチルメタクリレート、エチルメタクリレート、
n−プチルメタクリレート、1so−ブチルメタクリレ
ート、2−エチルへキシルメタクリレート、ステアリル
メタクリレート、ラウリルメタクリレートの如きメタク
リル酸エステル等であり、不飽和カルボン酸としては、
例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、フマル酸、無水マレイン酸等を例示する事ができ
る。
またここで言う脂肪族アミンは、カルボキシル基のアル
ミニウム錯化合物に対する反応性をコントロールする目
的で添加されるものであるが、例えばモノエチルアミン
、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノブチルアミ
ン、ジブチルアミン、トリブチルアミン等のアルキルア
ミン及びモノエタノールアミン、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミン、モノイソプロパツールアミン、
ジイソプロパツールアミン、トリイソプロパツールアミ
ン、N−メチルエタノールアミン、N、 N−ジメチル
エタノールアミン等のアルカノールアミン及びモルホリ
ン等の環状アミンを例示する事ができる。
ミニウム錯化合物に対する反応性をコントロールする目
的で添加されるものであるが、例えばモノエチルアミン
、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノブチルアミ
ン、ジブチルアミン、トリブチルアミン等のアルキルア
ミン及びモノエタノールアミン、ジェタノールアミン、
トリエタノールアミン、モノイソプロパツールアミン、
ジイソプロパツールアミン、トリイソプロパツールアミ
ン、N−メチルエタノールアミン、N、 N−ジメチル
エタノールアミン等のアルカノールアミン及びモルホリ
ン等の環状アミンを例示する事ができる。
(4)のビニル系共重合体において不飽和カルボン酸の
通常用いられる範囲は全単量体〔但し脂肪族アミンは含
まない〕に対しtO〜7.0重量%であり、特に3.0
〜5.0重量%が好ましい。
通常用いられる範囲は全単量体〔但し脂肪族アミンは含
まない〕に対しtO〜7.0重量%であり、特に3.0
〜5.0重量%が好ましい。
不飽和カルボン酸の量が1重量%未満では硬化不良とな
り、7重量%を越えると塗膜の耐ナルカリ性が低下して
好゛ましくない。
り、7重量%を越えると塗膜の耐ナルカリ性が低下して
好゛ましくない。
又、本発明のアルミニウム錯化合物知とは、アルミニウ
ムアルコキサイドをケト−エノール互変異性体と反応さ
せて得られるものであり、アルミニウムアルコキサイド
としてはアルミニウムイソプロポキサイド、アルミニウ
ムーローブトキサイド、アルミニウムー5ec−ブトキ
サイド、アルミニウムーイソ−ブトキサイド、アルミニ
ウムーを一ブトキサイド等を例示する事ができ、又、当
該ケト−エノール互変異性体としては例えばアセチルア
セトン、ベンゾイルアセトン、ジベンゾイルメタン等の
β−ジケトン類、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル
等のβ−タクトエステル類マロン酸ジメチル、マロン酸
ジエチル等ツマロン酸エステル類を例示する事ができる
。
ムアルコキサイドをケト−エノール互変異性体と反応さ
せて得られるものであり、アルミニウムアルコキサイド
としてはアルミニウムイソプロポキサイド、アルミニウ
ムーローブトキサイド、アルミニウムー5ec−ブトキ
サイド、アルミニウムーイソ−ブトキサイド、アルミニ
ウムーを一ブトキサイド等を例示する事ができ、又、当
該ケト−エノール互変異性体としては例えばアセチルア
セトン、ベンゾイルアセトン、ジベンゾイルメタン等の
β−ジケトン類、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル
等のβ−タクトエステル類マロン酸ジメチル、マロン酸
ジエチル等ツマロン酸エステル類を例示する事ができる
。
アミンで変性したカルボキシル基を有する不飽和カルボ
ン酸を分子内に含有するビニル共重合体(4)に対する
アルミニウム錯化合物(B)の配合量は、(A)と(B
)の重量比A/Bが9515〜7015 Qの範囲内で
配合する事が必要である。A / Bが9515を越え
る場合は硬化不良となり、A / Bが70/30未満
の場合は塗膜の耐アルカリ性の低下を引き起こして好ま
しくない。
ン酸を分子内に含有するビニル共重合体(4)に対する
アルミニウム錯化合物(B)の配合量は、(A)と(B
)の重量比A/Bが9515〜7015 Qの範囲内で
配合する事が必要である。A / Bが9515を越え
る場合は硬化不良となり、A / Bが70/30未満
の場合は塗膜の耐アルカリ性の低下を引き起こして好ま
しくない。
更に本発明においては必要に応じて顔料、染料、溶剤サ
ラニハニトロセルロース、セルロースアセテートブチレ
ートなどの繊維誘導体、アルキド樹脂、石油樹脂などを
配合して塗料化しても何ら差支えない。
ラニハニトロセルロース、セルロースアセテートブチレ
ートなどの繊維誘導体、アルキド樹脂、石油樹脂などを
配合して塗料化しても何ら差支えない。
(実施例〕
次に実施例により本発明を具体的に説明する。
以下、部数、俤は特記しない限り重量基準である。
なお、塗膜の物性は次の方法による。
1)光沢
光沢針にて測定した600グロス値である。
2)密着性
1關間隔で100個ゴバン目を切り、セロテープにチバ
ン株式会社ノで剥離テストを行なった後の付着している
マス目の数である。
ン株式会社ノで剥離テストを行なった後の付着している
マス目の数である。
100/100は100個のゴバン目のうち100個が
付着していることで、50/100は50個が付着して
いることを示す。
付着していることで、50/100は50個が付着して
いることを示す。
分子の数が100に近い程密着性は良好である。
3〕硬度
三菱ユニ鉛筆(三菱鉛筆社製)による鉛筆硬度である。
り耐溶剤性
メチルエチルケトンを含浸したガーゼで50往復ラビン
グした後、塗膜の状態を目視にて観察した。
グした後、塗膜の状態を目視にて観察した。
5)#アルカリ性
1N苛性ソーダ溶液の液滴を塗膜上に形成し、20℃で
168時間放置した後、水洗して塗膜の状態を目視にて
観察した。
168時間放置した後、水洗して塗膜の状態を目視にて
観察した。
り耐酸性
10%希硫酸の液滴な塗膜上に形成し、20’Cで16
8時間放置した後、水洗して塗膜の状態を目視にて観察
した。
8時間放置した後、水洗して塗膜の状態を目視にて観察
した。
7)耐湿性
49℃、98%湿度下に168時間放置した後、塗膜の
状態を目視にて観察した。
状態を目視にて観察した。
8)耐紫外線性
殺菌灯で240時間紫外線を照射した後塗膜の状態を目
視により観察した。
視により観察した。
9)塗料の可使時間
密閉容器に入れたクリヤー塗料ワニスを40℃で保持し
て増粘するまでの時間で表した。
て増粘するまでの時間で表した。
製造例
温度計、攪拌装置、モノマー滴下装置、窒素導入管及び
還流冷却器を附した31フラスコに、ブチルセロソルブ
480部及びn−ブタノール100部を仕込み、窒素気
流下で98℃に昇温した。
還流冷却器を附した31フラスコに、ブチルセロソルブ
480部及びn−ブタノール100部を仕込み、窒素気
流下で98℃に昇温した。
次いで同温度で表−1に示したモノマーとアゾビスイソ
ブチロニトリル10部及びメチルセロソルブ420部と
からなる混合物を3時間で滴下した後、t−ブチルパー
オクトエート4部を添加し2時間同温゛度に保持して、
表−1に示した性能の樹脂ワニス■〜Vを得た。
ブチロニトリル10部及びメチルセロソルブ420部と
からなる混合物を3時間で滴下した後、t−ブチルパー
オクトエート4部を添加し2時間同温゛度に保持して、
表−1に示した性能の樹脂ワニス■〜Vを得た。
実施例1
脂肪族アミンのカルボキシル基に対する量の影響をみる
為に実験番号1〜5の実験を行った。
為に実験番号1〜5の実験を行った。
表−2に示した配合処方で各成分を混合し、クリヤー塗
料ワニスを得た。この塗料ワニスをスプレーガンにより
リン酸処理鋼板に塗布した後、ioo℃にて20分間乾
燥して得られた塗膜の性能及び塗料ワニスの可使時間を
表−2に示した。
料ワニスを得た。この塗料ワニスをスプレーガンにより
リン酸処理鋼板に塗布した後、ioo℃にて20分間乾
燥して得られた塗膜の性能及び塗料ワニスの可使時間を
表−2に示した。
なお、実験番号4では塗料ワニスのポットライフが短い
為うまく塗装できなかった。
為うまく塗装できなかった。
脂肪族アミンの量がカルボキシル基1モルに対し0.5
モル未満では塗料ワニスのポットライフが短かく、2モ
ルを越えると硬化性が悪くなり、その結果耐溶剤性が劣
ることが明白である。
モル未満では塗料ワニスのポットライフが短かく、2モ
ルを越えると硬化性が悪くなり、その結果耐溶剤性が劣
ることが明白である。
実施例2
ビニル系共重合体中の不飽和カルボンの量の影響をみる
為に、実験番号6〜9の実験を行った。
為に、実験番号6〜9の実験を行った。
表3に示した配合処方で各成分を混合し、クリヤー塗料
7ニスを得た。以下、実施例1と同様にして性能評価を
行い結果を表−6に示した。
7ニスを得た。以下、実施例1と同様にして性能評価を
行い結果を表−6に示した。
本実施例及び実施例1の実験番号1より共重合体中の不
飽和カルボン酸モノマ一単位が1.0チ未満では硬化性
が悪く、塗膜の硬度や耐溶剤性が劣り、7.0 %を越
えると耐アルカリ性が悪(なることが明白である。
飽和カルボン酸モノマ一単位が1.0チ未満では硬化性
が悪く、塗膜の硬度や耐溶剤性が劣り、7.0 %を越
えると耐アルカリ性が悪(なることが明白である。
実施例3
ビニル系共重合体ωとアルミニウム錯化合物の)の比の
影響をみる為に実験番号10〜13の実験を行った。
影響をみる為に実験番号10〜13の実験を行った。
表−4に示した配合処方で各成分を混合し、クリヤー塗
料ワニスを得た。以下、実施例1と同様にして性能評価
を行い、結果を表−4に示した。
料ワニスを得た。以下、実施例1と同様にして性能評価
を行い、結果を表−4に示した。
本実施例と実施例1の実験番号1よりA / Bの重量
比が70/!10未満では耐アルカリ性が悪く、951
5を越えると硬化性が悪く、塗膜の硬度や耐溶剤性が劣
ることが明白である。
比が70/!10未満では耐アルカリ性が悪く、951
5を越えると硬化性が悪く、塗膜の硬度や耐溶剤性が劣
ることが明白である。
製造例2
製造例1の樹脂ワニス1の製造において、スチレンが3
17部でイタコン酸40部のかわりにメタクリル酸が5
3部である以外は、樹脂ワニス1の製造と同様にして表
−5に示した性能の樹脂ワニス■を得た。
17部でイタコン酸40部のかわりにメタクリル酸が5
3部である以外は、樹脂ワニス1の製造と同様にして表
−5に示した性能の樹脂ワニス■を得た。
製造例3
製造例1の樹脂ワニス1の製造においてn−ブチルアク
リレートが364部で、イタコン酸40部のかわりにメ
タクリル酸10部である以外は樹脂ワニス1の製造と同
様にして、表−5に示した性能の樹脂ワニス■を得た。
リレートが364部で、イタコン酸40部のかわりにメ
タクリル酸10部である以外は樹脂ワニス1の製造と同
様にして、表−5に示した性能の樹脂ワニス■を得た。
実施例4
表−6に示した配合処方で各成分を混合し、クリヤー塗
料ワニスを得た。以下実施例1と同様にして性能評価を
行い、結果を表−6に示した。
料ワニスを得た。以下実施例1と同様にして性能評価を
行い、結果を表−6に示した。
表−5
表−6
(発明の効果)
本発明の方法によれば、従来技術では達成されなかった
ー液型塗料の低温硬化が達成される。
ー液型塗料の低温硬化が達成される。
また、低温硬化塗料の一液化という観点からは、塗料の
可使時間については高温焼付型塗料に比較して劣らない
程度の延長が達成される。
可使時間については高温焼付型塗料に比較して劣らない
程度の延長が達成される。
この様に本発明は省エネ、塗料ハンドリングの容易さの
面において実用上の価値が高い。
面において実用上の価値が高い。
Claims (1)
- 分子内に1.0〜7.0重量%の不飽和カルボン酸モノ
マー単位を含み、そのカルボキシル基1モルに対し0.
5〜2モルの脂肪族アミンで変性したビニル系共重合体
(A)とアルミニウム錯化合物(B)とを含み、A/B
は重量比で95/5〜70/30であることを特徴とす
る塗料用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11029685A JPS61268765A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 塗料用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11029685A JPS61268765A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 塗料用樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268765A true JPS61268765A (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=14532096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11029685A Pending JPS61268765A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 塗料用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61268765A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4993424A (ja) * | 1972-11-11 | 1974-09-05 | ||
JPS5130830A (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-16 | Mitsubishi Gas Chemical Co |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP11029685A patent/JPS61268765A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4993424A (ja) * | 1972-11-11 | 1974-09-05 | ||
JPS5130830A (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-16 | Mitsubishi Gas Chemical Co |
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