JPS61268397A - 汚水処理方法 - Google Patents
汚水処理方法Info
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- JPS61268397A JPS61268397A JP60111205A JP11120585A JPS61268397A JP S61268397 A JPS61268397 A JP S61268397A JP 60111205 A JP60111205 A JP 60111205A JP 11120585 A JP11120585 A JP 11120585A JP S61268397 A JPS61268397 A JP S61268397A
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- treatment
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- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/02—Aerobic processes
- C02F3/12—Activated sludge processes
- C02F3/1205—Particular type of activated sludge processes
- C02F3/1215—Combinations of activated sludge treatment with precipitation, flocculation, coagulation and separation of phosphates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/58—Treatment of water, waste water, or sewage by removing specified dissolved compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/006—Water distributors either inside a treatment tank or directing the water to several treatment tanks; Water treatment plants incorporating these distributors, with or without chemical or biological tanks
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- C02F3/12—Activated sludge processes
- C02F3/1236—Particular type of activated sludge installations
- C02F3/1263—Sequencing batch reactors [SBR]
-
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- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/30—Aerobic and anaerobic processes
- C02F3/301—Aerobic and anaerobic treatment in the same reactor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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- C02F3/30—Aerobic and anaerobic processes
- C02F3/308—Biological phosphorus removal
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Analytical Chemistry (AREA)
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- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Activated Sludge Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は確実なリン除去が行える汚水処理方法に関す
る。
る。
近時、湖沼等の富栄養化対策の一つとして、汚水中の窒
素、リンを除去することが必要となってきている。
素、リンを除去することが必要となってきている。
その場合における窒素の除去は生物学的な脱窒法が一般
的であって、その技術はかなり確立されている。しかし
、リン除去の技術は凝集沈澱法、生物学的脱リン法、晶
析法等いろいろあるが、それぞれに一長一短があって決
定的な方法ではないというのが実情である。
的であって、その技術はかなり確立されている。しかし
、リン除去の技術は凝集沈澱法、生物学的脱リン法、晶
析法等いろいろあるが、それぞれに一長一短があって決
定的な方法ではないというのが実情である。
上記のような脱リン方法において、凝集沈澱法の場合は
脱リン処理の安定性は得られるが、大量の凝集剤を必要
とすることによシ、ランニングコストがアップし、また
汚泥の発生量も多くなるという問題点があった。
脱リン処理の安定性は得られるが、大量の凝集剤を必要
とすることによシ、ランニングコストがアップし、また
汚泥の発生量も多くなるという問題点があった。
また、生物学的脱リン法の場合は、経済的ではあるが、
廃水の流入変動等により条件が変化すると、脱リンが効
果的に行われず、処理の安定性に欠けるという問題点が
あった。
廃水の流入変動等により条件が変化すると、脱リンが効
果的に行われず、処理の安定性に欠けるという問題点が
あった。
さらに、晶析法の場合は効果的な処理を行うための条件
が多く、前処理に手間がかかるという問題点があった。
が多く、前処理に手間がかかるという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、生物化学的脱リン法の経済性と化学的脱リン法の安定
性の両方を持ち合わせた効果的な生物化学的脱リンが行
える汚水処理方法を提供することを目的とする。
、生物化学的脱リン法の経済性と化学的脱リン法の安定
性の両方を持ち合わせた効果的な生物化学的脱リンが行
える汚水処理方法を提供することを目的とする。
この発明の汚水処理方法は、活性汚泥を保持する槽内に
流入した汚水を攪拌あるいは静置して嫌気性処理を行う
非曝気工程と、前記槽内の汚水中に空気を供給して好気
性処理を行う曝気工程とを有する汚水処理方法において
、前記槽内に鉄製ろ材を配置し、これよシ鉄イオンを溶
出させて前記槽内の汚水中のリン酸イオンと反応させる
ことを特徴とする。
流入した汚水を攪拌あるいは静置して嫌気性処理を行う
非曝気工程と、前記槽内の汚水中に空気を供給して好気
性処理を行う曝気工程とを有する汚水処理方法において
、前記槽内に鉄製ろ材を配置し、これよシ鉄イオンを溶
出させて前記槽内の汚水中のリン酸イオンと反応させる
ことを特徴とする。
この発明においては、活性汚泥を保持する槽内に流入し
た汚水が活性汚泥処理されるが、その槽内が非曝気工程
では嫌気性となることにより汚泥微生物中のリン酸が溶
出され、曝気工程では、槽内の汚水中に空気が供給され
槽内が好気性となるので、汚水中のリン酸が汚泥微生物
に過剰摂取される。ここで、槽内の鉄製ろ材には微生物
が付着保持されている。これにより前記鉄製ろ材からの
鉄イオンの溶出が促進される。すなわち、鉄製ろ材に微
生物が付着すると、その微生物による酸の生成、微生物
の活動による酸素、炭素等の濃淡電池の形成および陰極
の復極促進等によって、前記鉄製ろ材が溶解され、鉄イ
オンが水中に溶出するのである。その溶出した鉄イオン
は前記汚水中のリン酸イオンと反応しそ不溶性のリン酸
鉄を形成するので、汚水中のリン酸は不溶化し、汚泥中
に取り込まれる。
た汚水が活性汚泥処理されるが、その槽内が非曝気工程
では嫌気性となることにより汚泥微生物中のリン酸が溶
出され、曝気工程では、槽内の汚水中に空気が供給され
槽内が好気性となるので、汚水中のリン酸が汚泥微生物
に過剰摂取される。ここで、槽内の鉄製ろ材には微生物
が付着保持されている。これにより前記鉄製ろ材からの
鉄イオンの溶出が促進される。すなわち、鉄製ろ材に微
生物が付着すると、その微生物による酸の生成、微生物
の活動による酸素、炭素等の濃淡電池の形成および陰極
の復極促進等によって、前記鉄製ろ材が溶解され、鉄イ
オンが水中に溶出するのである。その溶出した鉄イオン
は前記汚水中のリン酸イオンと反応しそ不溶性のリン酸
鉄を形成するので、汚水中のリン酸は不溶化し、汚泥中
に取り込まれる。
従って、汚泥が分離された処理水はリンが除去されたも
のとなる。
のとなる。
以下に、この発明の実施態様を図面に基づいて説明する
。まず、この発明の方法を実施するだめの汚水処理装置
について述べる。なお、以下の実施例においては、非曝
気工程として攪拌工程を採用しているが、これにかえて
静置の沈澱工程を採用してもよい。
。まず、この発明の方法を実施するだめの汚水処理装置
について述べる。なお、以下の実施例においては、非曝
気工程として攪拌工程を採用しているが、これにかえて
静置の沈澱工程を採用してもよい。
第1図において、1は活性汚泥を保持する処理槽であp
lその一端側内部にはバッフル2が設けられている。
lその一端側内部にはバッフル2が設けられている。
バックル2は、処理槽1内を汚水が流入される流入ゾー
ン3と前記汚水の処理ゾーン4とに仕切っている。5は
上澄液排出装置であp、処理槽1の他端側内部に上下動
自在に設けられ、放流工程時に上澄液を放流しながら下
降する。6は処理槽1の内底部に配置されて処理槽1内
に空気を噴出するための散気装置である。ここで、この
散気装置6としては気液混合液を噴射するジェットエア
レーション装置のようなものが目詰りしにくく、攪拌装
置としても使えるので、特に適している。
ン3と前記汚水の処理ゾーン4とに仕切っている。5は
上澄液排出装置であp、処理槽1の他端側内部に上下動
自在に設けられ、放流工程時に上澄液を放流しながら下
降する。6は処理槽1の内底部に配置されて処理槽1内
に空気を噴出するための散気装置である。ここで、この
散気装置6としては気液混合液を噴射するジェットエア
レーション装置のようなものが目詰りしにくく、攪拌装
置としても使えるので、特に適している。
7は処理槽1内の処理ゾーン4に設けられた鉄製ろ材で
あり、この実施例では複数の鉄製ろ材7が一定の間隔で
配列されている。
あり、この実施例では複数の鉄製ろ材7が一定の間隔で
配列されている。
このように構成された汚水処理装置において、処理槽1
は第2図に示すように攪拌工程、曝気工程、沈澱工程、
放流工程を順次繰り返すように制御される。この場合の
具体的作用を以下にのべる。
は第2図に示すように攪拌工程、曝気工程、沈澱工程、
放流工程を順次繰り返すように制御される。この場合の
具体的作用を以下にのべる。
まず、処理槽1内の流入ゾーン3に汚水が流入される。
この汚水の流入は連続的に行っても、槽内の工程に合わ
せて行ってもよい。そして、流入された汚水は槽内の汚
泥微生物によって有機物。
せて行ってもよい。そして、流入された汚水は槽内の汚
泥微生物によって有機物。
窒素、リンが除去される。ここで、特にリンについて述
べると、攪拌工程では、処理槽1内は嫌気的状態となる
ので、汚泥中のリン酸が溶出される。
べると、攪拌工程では、処理槽1内は嫌気的状態となる
ので、汚泥中のリン酸が溶出される。
そして、曝気工程では散気装置6より処理槽1内に空気
が噴出されるので、槽1内は好気的状態となり汚水中の
リン酸は汚泥微生物に一部摂取される。しかしここで、
処理槽1内鉄製ろ材7には微生物が付着しているので、
これによシ前記鉄製ろ材7は溶解が促進されて鉄イオン
を水中に溶出する。すなわち、鉄製ろ材7に微生物象x
付着すると、その微生物による酸の生成、微生物の活動
による酸素、炭素等の濃淡電池の形成および陰極の復極
促進等によって、前記鉄製ろ材7の溶解が促進され、そ
れによシ鉄イオンが水中に溶出し、その溶・・出した鉄
イオンは前記汚水中のリン酸イオンと反応して不溶性の
リン酸鉄を形成する。このリン酸鉄は槽内の汚泥中に取
り込まれる。そして、沈澱工程では上述のようにリン酸
鉄を取り込んだ汚泥が処理槽1の槽内に沈澱し、次の放
流工程でTri、上述のように脱リン処理された上澄液
が上澄排出装置5から放流される。そして、余剰汚泥が
適宜引き抜かれることにより、リンが系外に排出される
。
が噴出されるので、槽1内は好気的状態となり汚水中の
リン酸は汚泥微生物に一部摂取される。しかしここで、
処理槽1内鉄製ろ材7には微生物が付着しているので、
これによシ前記鉄製ろ材7は溶解が促進されて鉄イオン
を水中に溶出する。すなわち、鉄製ろ材7に微生物象x
付着すると、その微生物による酸の生成、微生物の活動
による酸素、炭素等の濃淡電池の形成および陰極の復極
促進等によって、前記鉄製ろ材7の溶解が促進され、そ
れによシ鉄イオンが水中に溶出し、その溶・・出した鉄
イオンは前記汚水中のリン酸イオンと反応して不溶性の
リン酸鉄を形成する。このリン酸鉄は槽内の汚泥中に取
り込まれる。そして、沈澱工程では上述のようにリン酸
鉄を取り込んだ汚泥が処理槽1の槽内に沈澱し、次の放
流工程でTri、上述のように脱リン処理された上澄液
が上澄排出装置5から放流される。そして、余剰汚泥が
適宜引き抜かれることにより、リンが系外に排出される
。
このように、この発明の装置による処理によって、次の
ような実験結果が得られた。この時、曝気工程は45分
から1時間、非曝気工程は1時間であった。
ような実験結果が得られた。この時、曝気工程は45分
から1時間、非曝気工程は1時間であった。
T−P T−N
流入 放流 流入 放流
(1) 3.98 0.33 44.5 1.4(2
) 3.98 0.20 44.5 3.8(3)
8.08 0.95 106.0 6.8(4)
8.41 1.11 120.0 11.8以上の実施
例は回分式の汚水処理装置の場合であるが、この発明は
それに限定されるものではなく、たとえば第3図に示す
ように沈澱槽8を有する連続式の活性汚泥処理装置によ
っても実施し得る。この実施例の場合、槽内に複数の鉄
製ろ材7が配列された処理槽1内に連続的あるいは断続
的に汚水が流入され、ここで活性汚泥処理される。
) 3.98 0.20 44.5 3.8(3)
8.08 0.95 106.0 6.8(4)
8.41 1.11 120.0 11.8以上の実施
例は回分式の汚水処理装置の場合であるが、この発明は
それに限定されるものではなく、たとえば第3図に示す
ように沈澱槽8を有する連続式の活性汚泥処理装置によ
っても実施し得る。この実施例の場合、槽内に複数の鉄
製ろ材7が配列された処理槽1内に連続的あるいは断続
的に汚水が流入され、ここで活性汚泥処理される。
そして、処理液は沈澱槽8内に流入され、一方、上澄液
は放流され、沈澱汚泥は処理槽1に返送される。処理槽
1内は第4図に示すように曝気攪拌を繰り返す。そして
、この実施例においても前述の実施例の場合と同様の効
果が得られる。
は放流され、沈澱汚泥は処理槽1に返送される。処理槽
1内は第4図に示すように曝気攪拌を繰り返す。そして
、この実施例においても前述の実施例の場合と同様の効
果が得られる。
以上の実施例において、鉄製ろ材7は表面積を増大させ
るため波板、多孔質のもの、平板状の長片が複数突出し
たような形状のものとしてもよいし、塊状のものなどで
もよい。また、鉄製ろ材7は取替え易いように差し込み
式にすることが好ましい。さらに、バッフル2を鉄製ろ
材としてもよい。
るため波板、多孔質のもの、平板状の長片が複数突出し
たような形状のものとしてもよいし、塊状のものなどで
もよい。また、鉄製ろ材7は取替え易いように差し込み
式にすることが好ましい。さらに、バッフル2を鉄製ろ
材としてもよい。
この発明において、鉄を溶出させるバクテリアは自然界
に普通に存在するので特に接種する必要はないが、これ
らのバクテリアは粘土中に多く存在するので、運転初期
に槽内に粘土質を添加してもよい。また、上記実施例に
おいてもリンの一部は生物中に取り込まれており、汚泥
を嫌気性条件下におくと、若干のリン酸の溶出が起こる
。このため、汚泥濃縮槽にも鉄製ろ材を浸漬配置し、こ
こで溶出されたリン酸を不溶化するとよい。ここで、生
物からのリン酸の溶出は二日位で終わるので、汚泥濃縮
槽の滞留時間をこれ以上にすれば。
に普通に存在するので特に接種する必要はないが、これ
らのバクテリアは粘土中に多く存在するので、運転初期
に槽内に粘土質を添加してもよい。また、上記実施例に
おいてもリンの一部は生物中に取り込まれており、汚泥
を嫌気性条件下におくと、若干のリン酸の溶出が起こる
。このため、汚泥濃縮槽にも鉄製ろ材を浸漬配置し、こ
こで溶出されたリン酸を不溶化するとよい。ここで、生
物からのリン酸の溶出は二日位で終わるので、汚泥濃縮
槽の滞留時間をこれ以上にすれば。
鉄製ろ材を配置することによってリンを略完全に不溶化
できる。
できる。
なお、汚泥中のリン酸鉄の構造を分析したところ、一部
は結晶構造で、他は非結晶質構造(アモルファス構造)
であった。
は結晶構造で、他は非結晶質構造(アモルファス構造)
であった。
以上、この発明によれば、処理すべき汚水中のリンをリ
ン酸鉄として不溶化するので、安定した脱リン効果が得
られてリン酸が再溶出し難い。生物学的脱リン法では汚
泥を嫌気性条件下に置くと直ぐにリン酸を溶出するが、
この発明によればそれがなくなる。
ン酸鉄として不溶化するので、安定した脱リン効果が得
られてリン酸が再溶出し難い。生物学的脱リン法では汚
泥を嫌気性条件下に置くと直ぐにリン酸を溶出するが、
この発明によればそれがなくなる。
また、鉄製ろ材の表面は微生物膜によって覆われており
鉄製ろ材の表面付近でリン酸の溶出が起こるので、溶出
した鉄によるリン酸除去の効率が非常によくなる。
鉄製ろ材の表面付近でリン酸の溶出が起こるので、溶出
した鉄によるリン酸除去の効率が非常によくなる。
一般的に凝集沈澱法では鉄塩によるリン酸除去の場合、
理論的な必要量の3〜5倍程度の添加が必要であるが、
この発明では鉄の必要量が略理論量でよく、また、汚泥
の発生量も少なくなる。
理論的な必要量の3〜5倍程度の添加が必要であるが、
この発明では鉄の必要量が略理論量でよく、また、汚泥
の発生量も少なくなる。
さらに、溶出直後の鉄イオンは凝集剤として添加したも
のよりアクティブであり、効果的に反応する。
のよりアクティブであり、効果的に反応する。
小規模の汚水処理場では運転管理によって除去率が変化
してしまう生物学的脱リン法で安定した除去率を期待す
るのは難しいが、この発明ではこのような場所でも確実
に脱リン処理できる。
してしまう生物学的脱リン法で安定した除去率を期待す
るのは難しいが、この発明ではこのような場所でも確実
に脱リン処理できる。
この発明で得られる余剰汚泥はリン酸を多く含有するの
で農林分野で利用すると肥効が高く、かつ鉄分は田に施
用されると硫化水素を硫化鉄として除去するので、稲の
「秋落ち」等を防止できる。
で農林分野で利用すると肥効が高く、かつ鉄分は田に施
用されると硫化水素を硫化鉄として除去するので、稲の
「秋落ち」等を防止できる。
なお、この発明では嫌気・好気を繰り返すので生物学的
脱窒も起こる。
脱窒も起こる。
第1図はこの発明の一実施例に係る汚水処理装置の概略
的な断面図、第2図は汚水処理工程図、第3図に他の実
施例に係る汚水処理装置の概略的な断面図、第4図は同
汚水処理工程図でおる。 1.1′は処理槽、5は上澄液排出装置、6は散気装置
、7は鉄製P材。 特許出願人 株式会社西原環境衛生研究所手続補正書(
自発) 8?3+06%6・24B
的な断面図、第2図は汚水処理工程図、第3図に他の実
施例に係る汚水処理装置の概略的な断面図、第4図は同
汚水処理工程図でおる。 1.1′は処理槽、5は上澄液排出装置、6は散気装置
、7は鉄製P材。 特許出願人 株式会社西原環境衛生研究所手続補正書(
自発) 8?3+06%6・24B
Claims (1)
- 活性汚泥を保持する槽内に流入した汚水中に空気を供給
して好気性処理を行う曝気工程と、前記汚水中への空気
の供給を停止して嫌気性処理を行う非曝気工程を有する
汚水処理方法において、前記槽内に鉄製ろ材を配置し、
ここより鉄イオンを溶出させて、前記槽内の汚水中のリ
ン酸イオンを反応させることを特徴とする汚水処理方法
。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60111205A JPS61268397A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | 汚水処理方法 |
KR1019860001944A KR860008944A (ko) | 1985-05-23 | 1986-03-17 | 오수 처리방법 |
CA000509554A CA1269767A (en) | 1985-05-23 | 1986-05-20 | Waste water treatment process |
EP19860107029 EP0203549B1 (en) | 1985-05-23 | 1986-05-23 | Waste water treatment process |
DE8686107029T DE3673695D1 (de) | 1985-05-23 | 1986-05-23 | Verfahren fuer die abwasserbehandlung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60111205A JPS61268397A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | 汚水処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268397A true JPS61268397A (ja) | 1986-11-27 |
JPH0376198B2 JPH0376198B2 (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=14555174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60111205A Granted JPS61268397A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | 汚水処理方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0203549B1 (ja) |
JP (1) | JPS61268397A (ja) |
KR (1) | KR860008944A (ja) |
CA (1) | CA1269767A (ja) |
DE (1) | DE3673695D1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6210099U (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-21 | ||
JPH01218683A (ja) * | 1988-02-27 | 1989-08-31 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 排水処理法 |
JPH01128898U (ja) * | 1988-02-25 | 1989-09-01 | ||
JPH01299689A (ja) * | 1988-05-28 | 1989-12-04 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 汚水処理法及びその装置 |
JP2012035223A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Chuo Kakoki Kk | 有機性排水の処理方法及び処理設備 |
Families Citing this family (7)
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---|---|---|---|---|
EP0287088A3 (en) * | 1987-04-17 | 1988-11-17 | Zabion Ltd. | Aqueous stream treatment process |
JPS6438197A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-08 | Nishihara Env San Res Co Ltd | Treatment of sewage |
ATE122846T1 (de) * | 1991-06-06 | 1995-06-15 | Sipal S A | Verbesserungen an milchfütterungsvorrichtungen. |
FR2687995B1 (fr) * | 1992-03-02 | 1995-01-06 | Lafarge Fondu Int | Procede d'epuration, par voie biologique, des effluents a forte concentration en azote ammoniacal. |
FI104486B (fi) | 1998-10-14 | 2000-02-15 | Raimo Maeaettae | Menetelmä ja järjestelmä jäteveden puhdistamiseksi |
ES2212895B1 (es) * | 2002-08-08 | 2005-10-01 | Universidad De Burgos | Reactor biologico integrado de lecho fijo ordenado. |
CN105540816B (zh) * | 2015-12-15 | 2018-06-12 | 浙江工业大学 | 利用CoFe2O4/OMC复合材料活化过硫酸盐处理染料废水的方法 |
Family Cites Families (3)
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