JPS6126830B2 - - Google Patents

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JPS6126830B2
JPS6126830B2 JP2836280A JP2836280A JPS6126830B2 JP S6126830 B2 JPS6126830 B2 JP S6126830B2 JP 2836280 A JP2836280 A JP 2836280A JP 2836280 A JP2836280 A JP 2836280A JP S6126830 B2 JPS6126830 B2 JP S6126830B2
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JP
Japan
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carbon atoms
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modifier according
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JP2836280A
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Kisho Matsushita
Shigeo Fukuda
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Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は高分子化合物用充填剤及び顔料のよう
な親水性表面を有する粉粒状物質の表面をアルミ
ニウムキレート化合物で処理することにより、親
水性表面を変性させて有機媒質中への分散性を改
良する表面改質剤に関するものである。 一般に高分子化合物用充填剤や顔料などの物質
(以下単に充填剤等と略称する)の表面は、水酸
基のような親水性官能基や吸着水分等の存在によ
り親水性の状態にあるため親油性に乏しく、素材
そのままでは塗料、印刷インキ、高分子化合物等
の有機媒質中への分散性や混和性が悪く、素材そ
のままを多量に用いた場合は塗料や印刷インキの
光沢、隠ぺいカスはプラスチツクの強度などに欠
陥を生ずることがある。このような欠陥を除くた
め、充填剤等を用いるとき有機媒質中に界面活性
剤や金属石鹸を加えたり、充填剤等を有機シラン
系のカツプリング剤で処理する方法が一般に知ら
れている。たとえば、アルミニウムトリアシレー
ト又は誘導体を有機媒質中に添加して充填剤の分
散性を向上させる方法(特公昭44―17025号)、部
分加水分解性基を有するチタン系化合物で処理す
る方法(特開昭50―145448号)、低級アルコール
と高級アルコールのアルミニウムアルコラート又
はアルミニウムアルコラートの一部の基をアシル
化した化合物で処理する方法(米国特許第
3905936号)などが知られている。 これらの方法はいずれも充填剤等の分散性向上
に効果があるが、本発明者らはさらに処理方法が
簡単で、かつ効果のある表面改質剤について鋭意
研究し、特定のアルミニウムキレート化合物がそ
の目的に効果的であることを見い出し本発明を完
成するに至つた。 すなわち本発明は以下の一般式()で示される
アルミニウムキレート化合物を含有することを特
徴とする親水性表面を有する粉粒状物の表面改質
剤に関するものである。 (ただし、式中RはR3又はR4CO、R1は炭素数
1ないし6のアルキル基、R2、R3およびR4はそ
れぞれ炭素数1ないし22のアルキル基、炭素数3
ないし22のアルケニル基、炭素数6ないし14のア
リール基、炭素数7ないし15のアルアルキル基又
は炭素数7ないし17のアルキルアリールであつ
て、R2とR3又はR4は互いに同一でも相異なつて
いてもよいが、R2とR3又はR4の少なくともいず
れか一つは炭素数8以上のアルキル基、炭素数3
以上のアルケニル基か又は芳香核を含むものでな
ければならず、mおよびnは0,1,2,3のい
ずれかであるが、mとnは一分子あたりの平均値
でm=0.5〜2.7,n=0.3〜2.5,m+n=0.8〜3
である。) 本発明のアルミニウムキレート化合物について
さらに詳細に述べる。まず、本発明のアルミニウ
ムキレート化合物において、R1O―は親水性官能
基(たとえば水酸基など)や吸着水の存在する充
填剤等の親水性表面との反応性基であり、一方
R2および/又はRはこの充填剤等の表面に親油
性を付与する基である。したがつて前記一般式
()においてR1が炭素数1ないし6のアルキル基
という鎖長の短いものが選ばれるのは、このアル
コキシ基R1O―は充填剤等の親水性表面との強い
反応性が求められるためで、長鎖のものは反応性
が弱く不適当である。実用上からR1は、イソプ
ロピル基、sec―ブチル基、イソブチル基等が好
ましい。 R2は一般式()のキレート基を形成するアセト
酢酸エステルを構成するアルコールのアルキル基
である。このR2は炭素数1ないし22の飽和ある
いは不飽和の脂肪族基で、好ましい例としては、
たとえばオクタデシル基、オレイル基、ベンジル
基などがあげられる。 一般式()のRは、R3又はR4COを表わし、こ
のR3およびR4は前記R2の定義と同じである。な
おR4COとして好ましいものは、たとえばステア
リン酸、オレイン酸、安息香酸、アビエチン酸お
よびアクリル酸などのカルボン酸の残基があげら
れる。前述のように本発明のアルミニウムキレー
ト化合物において、R2、R3およびR4は充填剤等
の親水性を向上させる働きを有するものであるた
め、これらR2、R3およびR4のうち少なくとも一
つは炭素数8以上の置換基でなければならない。
なおR2、R3およびR4は、いずれもアミノ基、ヒ
ドロキシ基等の官能基で置換されていてもよい。
また、RにおいてR3O基とR4COO基が共存して
もよい。 一般式()において、R1、R2およびRそれぞれ
の一分子あたりの存在割合を示す、m,nおよび
3−(m+n)は、本発明のキレート化合物が充
填剤等の親水性表面と反応する強さと付与しよう
とする親油性とのバランスを考慮して決定され
る。すなわち、本発明のアルミニウムキレート化
合物の一分子あたりの平均値として、mは0.5な
いし2.7、好ましくは1ないし2であり、nは0.3
ないし2.5、好ましくは1ないし2であり、m+
nは0.8ないし3である。mの平均値が0.5未満で
はR1O―基が少なくなるため親水性表面との反応
性が乏しくなり、2.7を超えると反応性が強すぎ
て好ましくない。nが0.3未満では充填剤等の表
面への親油性の付与が不充分となり、2.5を超え
ると親水性表面との反応性基であるR1O―が減少
し好ましくない。 本発明のアルミニウムキレート化合物としては
たとえばジイソプロポキシアルミニウムモノオレ
イルアセトアセテート、モノイソプロポキシアル
ミニウムビスオレイルアセトアセテート、モノイ
ソプロポキシアルミニウムモノメタアクリレート
モノオレイルアセトアセテート、モノイソプロポ
キシアルミニウムモノオレエートモノエチルアセ
トアセテート、モノイソプロポキシアルミニウム
モノエチルアセトアセテートモノオレイルアセト
アセテート、ジイソプロポキシアルミニウムモノ
ラウリルアセトアセテート、ジイソプロポキシア
ルミニウムモノステアリルアセトアセテート、ジ
イソプロポキシアルミニウムモノイソステアリル
アセトアセテート、モノイソプロポキシアルミニ
ウムビスオレイルアセトアセテート、モノイソプ
ロポキシアルミニウムモノメタアクリレートモノ
オレイルアセトアセテート、モノイソプロポキシ
アルミニウムモノオレエートモノエチルアセトア
セテート、モノイソプロポキシアルミニウムモノ
オレイルアルコキシドモノエチルアセトアセテー
ト、モノイソプロポキシアルミニウムモノロジネ
ートモノラウリルアセトアセテート、ジイソプロ
ポキシアルミニウムモノアビエチルアセトアセテ
ート、およびモノイソプロポキシアルミニウムモ
ノ―N―ラウロイル―β―アラネートモノラウリ
ルアセトアセテートなどがあげられる。 これらのアルミニウムキレート化合物を得るに
は、例えば次のような方法がある。 アルミニウムイソプロポキシドやアルミニウ
ムブトキシドのようなアルミニウムアルコラー
トとアセト酢酸エステルを反応させる。 の生成物にカルボン酸を作用させる。 の生成物に所望のアルコールによつて置換
反応を行わせる。 アルミニウムキレート化合物の出発物質の一つ
であるアセト酢酸エステルにおいて、メチルアル
コールやエチルアルコールなどの低級アルコール
のエステルは市販されれているが、高級アルコー
ルのエステルは市販されていないめ、高級アルコ
ールのエステルを必要とする場合には低級アルコ
ールエステルを所望の高級アルコールで交換させ
るか、ジケテンと高級アルコールエステルとを反
応させることによりアセト酢酸エステルを得るこ
とができる。 本発明におけるアルミニウムキレート化合物の
使用量は、充填剤等に対して0.1ないし20重量パ
ーセント、好ましくは0.5ないし3重量パーセン
トである。添加処理方法としては、充填剤等にそ
のままあるいは適当な希釈剤で希釈した溶液を加
えて混合器で処理するか、溶機溶剤中に充填剤等
と一緒に加えて処理後、溶剤を除去するか、有機
媒体―充填剤等系に直接加えるかの方法のいずれ
かを採用することができる。 本発明のアルミニウムキレート化合物によつて
表面が改質される充填剤等としては、炭酸カルシ
ウム、カオリン、マイカ、水酸化アルミニウム、
二酸化チタン、シリカ、ジンクイエロー、鉛丹、
ベンガラ、亜鉛華、タルク、カーボンブラツク、
硫酸バリウム、炭酸マグネシウム、アスベスト、
ガラス繊維、フタロシアニンブルー、キナクリド
ンイエロー、およびレーキレツドCなどの無機又
は有機の充填剤や顔料をあげることができるが、
これらに限定されるものではなく、表面が親水性
を有する物質が広く適用される。この親水性表面
を有する物質とは、表面に水酸基などの親水性官
能基や結晶水を有するものや表面に吸着水が存在
しているものである。 本発明のアルミニウムキレート化合物の分散作
用の効果をみるために、アルミニウムキレート化
合物0.03g、二酸化チタン0.3g及びキシレン30
mlを試験管中に加え充分に振とうして分散させ、
二酸化チタンの沈降する度合を沈降度として求
め、静置した時間と沈降度の関係をブランク及び
対照品と比較した。その結果を第1表に示す。 Γ試験に用いた試料 A:ジイソプロポキシアルミニウムモノオレ
イルアセトアセテート B:モノイソプロポキシアルミニウムビスオ
レイルアセトアセテート C:モノイソプロポキシアルミニウムモノメ
タアクリレートモノオレイルアセトアセ
テート D:モノイソプロポキシアルミニウムモノオ
レエートモノエチルアセトアセテート E:モノイソプロポキシアルミニウムモノエ
チルアセトアセテートモノオレオイルア
セトアセテート F:ジイソプロポキシアルミニウムモノラウ
リルアセトアセテート 対照(1):市販品(ジアミンのオレイン酸塩) 対照(2):ブランク Γ沈降度=(沈降度の高さ/静置直後の溶液の高
さ)×100
【表】 以上の試験結果から、改質剤を加えないものは
顔料が直ちに沈降するのに対し、本発明のアルミ
ニウムキレート化合物を加えたものは完全に沈降
するまでには一週間以上も要するが、市販品の場
合は1日以内で完全に沈降することがわかる。 このように本発明方法のアルミニウムキレート
化合物を用いることにより充填剤等が有機媒質中
に充分に分散される詳細な理由は明らかでない
が、次のようなことが考えられる。一般に充填剤
等の表面には水酸基等の親水性官能基や吸着水分
を有していたり、充填剤等が結晶水を有している
場合が多い。一方、本発明のアルミニウムキレー
ト化合物は水酸基や水分と非常に反応しやすい
R1O―基と安全なキレート基を有し、この充填剤
等の表面の水酸基とアルミキレート化合物のR1O
―基が反応して充填剤等表面は結合したアルミニ
ウムキレート化合物で被覆される。従つて、充填
剤等表面は単なる吸着でなく結合した有機基をも
つことになり、分散に好い効果をもたらすものと
考えられる。 また親水性表面を有する充填剤等は、吸着した
水分によつて凝集していることが多く、有機媒質
中での分散を良くするためには、この凝集を解く
と同時に表面を親油性する必要がある。そのため
には吸着水を除く必要があるが、除去し難い場合
が多い。水と非常に反応しやすい基をもち、かつ
再凝集を防ぐのに必要な安定でかつ適度にバルキ
ーな構造のキレート基を有する本発明のアルミニ
ウムキレート化合物は、充填剤等表面の吸着水を
反応で除くと同じに充填剤等表面を親油性にする
ために分散に良い効果をもたらすものと考えられ
る。 本発明のアルミニウムキレート化合物により表
面が改質された充填剤等は広範囲の有機媒体に応
用することができる。この有機媒体としては、た
とえばアマニ油、キリ油、大豆油などの乾性油、
脱水ヒマシ油、マレイン化油、スチレン化油、ビ
ニルトルエン化油などの合成乾性油、ロジン、硬
化ロジン、重合ロジン、ロジンエステル、マレイ
ン酸樹脂、セラツク、ゼインなどの天然および加
工樹脂、フエノール樹脂、キシレン樹脂、変性ア
ルキド樹脂、ポリアミド樹脂、クマロン―インデ
ン樹脂などの合成樹脂、塩化ゴム、環化ゴムなど
のゴム誘導体、ニトロセルロース、エチルセルロ
ースなどの繊維素誘導体等の塗料、印刷インキ等
のヒビクル、ヘキサン、トルエン、キシレン、セ
ロソルブ等の溶剤および希釈剤、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、ふ
つ素樹脂、エポキシ樹脂、ABS樹脂、BS樹脂な
どの成形加工用の高分子化合物があげられる。 前記有機媒体との組み合せにより、本発明のア
ルミニウムキレート化合物によつて表面処理され
た充填剤等は、印刷インキ、塗料、塩ビプラスタ
イル、水酸化アルミニウムあるいは炭酸カルシウ
ムを多量に含む難燃性プラスチツク、ポリオレフ
イン樹脂と炭酸カルシウムからなる無公害プラス
チツク等の多種多様製品に応用することができ
る。 本発明により改質された充填剤等の実用上の効
果は種々あり、たとえば塗料や印刷インキにおい
て(1)光沢や隠ぺい力の増大が得られる、(2)製造時
の混合時間が短縮される、またプラスチツクにお
いては、(1)充填剤等の充填比率を増すことができ
る、(2)流動性がよくなる、(3)製品の物理的性質が
改善される、(4)混合時間が短縮されるなどの効果
が得られる。とくに、プラスチツクの場合は物理
的強度をよくするために、充填剤と樹脂とを結び
つけることが必要とされているが、本発明はこの
点において効果が期待される。本発明におけるア
ルミニウムキレート化合物は充填剤等表面の水酸
基と反応しやすい基をもつ一方安全なキレート基
と長鎖のアルキル基あるいは重合性の基をもち、
樹脂とのすぐれた相溶性を有しているため良好な
カツプリング効果が得られる。また、特に充填剤
の含有率が高いプラスチツクにおいては加工性の
改良が望まれているが、本発明におけるアルミキ
レート加工物は充填剤のぬれをよくし分散性をよ
くするために溶融粘度を下げることができ、また
混合時間も短くなり、加工性を改善することがで
きる。プラスチゾルにおいても配合系の粘度低下
が望まれているが、本発明によるアルミキレート
化合物を添加することによりすぐれた粘度低下効
果が得られる。 以下本発明を実施例により本発明をさらに詳細
に説明する。なお、実施例中の配合割合は重量に
基づくものである。 製造例 1 四つ口フラスコに撹拌機、温度計、滴下ロー
ト、冷却器を付し、このフラスコ中にアルミニウ
ムイソプロピラート204g(1モル)を加え、滴
下ロートよりアセト酢酸オレイルエステル370g
(1モル)を撹拌下液温を50〜60℃に保つて30分
間で滴下した。滴下終了後徐々に温度を上げ130
℃とし、同温度反応で生成するイソプロパノール
を留出させながら撹拌下に反応を行つた。イソプ
ロパノールの留出が止んだ後更に15分反応させた
後冷却し、油状液体のジイソプロポキシアルミニ
ウムオレイルアセトアセテート415gを得た。 実施例 1 第2表に示す割合に基づいて、炭酸カルシウム
に製造例1で得られるジイソプロポキシアルミニ
ウムオレイルアセトアセテートを加え乳鉢中で充
分混合し、炭酸カルシウムを表面処理を行つた。
この炭酸カルシウムを流動パラフイン中に加えて
よく混合し、25℃における粘度を測定した。 第2表に結果を示す。
【表】 実施例 2 製造例1で得た化合物、ジオクチルフタレート
(DOP)および炭酸カルシウムを用いて実施例1
と同様に処理し、25℃における粘度を測定した。 第3表にその結果を示す。
【表】 実施例 3 製造例1で得た化合物、流動パラフインおよび
二酸化チタンを用いて実施例1と同様に処理し、
25℃における粘度を測定した。 その結果を第4表に示す。
【表】 実施例 4 製造例1で得た化合物、流動パラフインおよび
水酸化アルミニウムを用いて実施例1と同様に処
理し、25℃における粘度を測定した。 その結果を第5表に示す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() 〔ただし式中Rは、R3又はR4CO、R1は炭素数
    1ないし6のアルキル基、R2、R3およびR4はそ
    れぞれ炭素数1ないし22のアルキル基、炭素数3
    ないし22のアルケニル基、炭素数6ないし14のア
    リール基、炭素数7ないし15のアルアルキル基又
    は炭素数7ないし17のアルキルアリール基であつ
    て、R2とR3又はR4は互いに同一でも相異なつて
    いてもよいが、R2とR3又はR4の少なくともいず
    れか一つは炭素数8以上のアルキル基、炭素数3
    以上のアルケニル基か又は芳香核を含むものでな
    ければならず、mおよびnは0,1,2,3のい
    ずれかであるが、mとnは一分子あたりの平均値
    でm=0.5〜2.7,n=0.3〜2.5,m+n=0.8〜3
    である。〕で示される。アルミニウムキシレート
    化合物の少なくとも1種を含有することを特徴と
    する親水性表面を有する粉粒状物質の表面改質
    剤。 2 一般式()のR1がイソプロピル基、sec―ブ
    チル基およびイソブチル基から選ばれた少なくと
    も1種である特許請求の範囲第1項記載の表面改
    質剤。 3 一般式()のR2又はR3がオクタデシル基、オ
    レイル基およびベンジル基から選ばれた少なくと
    も1種である特許請求の範囲第1項記載の表面改
    質剤。 4 一般式()のR4CO―がステアリン酸、オレ
    イン酸および安息香酸からなる少なくとも1種の
    カルボン酸の残基である特許請求の範囲第1項記
    載の表面改質剤。 5 一般式()のmが1ないし2である特許請求
    の範囲第1項記載の表面改質剤。 6 一般式()のnが1ないし2である特許請求
    の範囲第1項記載の表面改質剤。 7 粉粒状物質が無機又は有機顔料である特許請
    求の範囲第1項記載の表面改質剤。8 粉粒状物
    質が高分子化合物用充填剤である特許請求の範囲
    第1項記載の表面改質剤。
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