JPS6126806A - パネルの絵柄面積率測定方法 - Google Patents
パネルの絵柄面積率測定方法Info
- Publication number
- JPS6126806A JPS6126806A JP14676384A JP14676384A JPS6126806A JP S6126806 A JPS6126806 A JP S6126806A JP 14676384 A JP14676384 A JP 14676384A JP 14676384 A JP14676384 A JP 14676384A JP S6126806 A JPS6126806 A JP S6126806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- reflected light
- area
- amount
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B11/00—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
- G01B11/28—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring areas
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
本発明は、オフセット印刷版等のパネルの絵柄面積率測
定方法に関する。
定方法に関する。
［従来技術］
印刷法には、凸版印刷、凹版印刷、平版印刷等があり、
さらに、平版印刷の一つとしてオフセット印刷がある。
さらに、平版印刷の一つとしてオフセット印刷がある。
オフセット印刷は、表面を版面としたパネルを版ローラ
の周部に装着させ、回転する版ローラ周部に装着される
パネルの絵柄部分に油性インクを、絵柄部分以外の部分
に水を供給して行われる。すなわち、オフセット印刷は
、回転される版ローラに印刷紙を供給し、パネル上のイ
ンクを印刷紙に転写させて行うようにしている。
の周部に装着させ、回転する版ローラ周部に装着される
パネルの絵柄部分に油性インクを、絵柄部分以外の部分
に水を供給して行われる。すなわち、オフセット印刷は
、回転される版ローラに印刷紙を供給し、パネル上のイ
ンクを印刷紙に転写させて行うようにしている。
パネルは、一般に写真製版により製作され、パネルの絵
柄は、パネルの所定領域に一定間隔で設けられたドラＩ
・により表わされる。さらに、絵柄の濃淡は、各ドツト
の大きさを変化させて表わされ、画線濃度の高い場合は
ドツトを大きくし、画線濃度の低い場合は、ドツトを小
さくしてそれぞれ表わすようにしている。パネルへのイ
ンクの供給量は、パネルの所定−領域における絵柄面積
率、すなわちパネルの所定領域における大小のドツトの
占める割合面積を測定して行われる。パネルの絵柄面積
率の測定は、例えば特開昭５７−７４８０５や特開昭５
７−７４８０８に示される光学的な絵柄面積率測定装置
を用いて行われ、パネルの所定領域に照射光を照射し、
該領域での平均反射光量［Ｃ］を検出して行うこととし
ている。すなわち、パネルの絵柄部分を測定した場合に
画線濃度が０％のときにおける反射光量［Ｈ］、パネル
の画線濃度が１００％のときにおける反射光量［Ｂ］を
それぞれ設定し、これらの値［Ｈ］、［Ｂ］ と上記平
均反射光量［Ｃ］を用い、所定領域における絵柄面積率
Ｐを下記（１）式により求めることとしている。
柄は、パネルの所定領域に一定間隔で設けられたドラＩ
・により表わされる。さらに、絵柄の濃淡は、各ドツト
の大きさを変化させて表わされ、画線濃度の高い場合は
ドツトを大きくし、画線濃度の低い場合は、ドツトを小
さくしてそれぞれ表わすようにしている。パネルへのイ
ンクの供給量は、パネルの所定−領域における絵柄面積
率、すなわちパネルの所定領域における大小のドツトの
占める割合面積を測定して行われる。パネルの絵柄面積
率の測定は、例えば特開昭５７−７４８０５や特開昭５
７−７４８０８に示される光学的な絵柄面積率測定装置
を用いて行われ、パネルの所定領域に照射光を照射し、
該領域での平均反射光量［Ｃ］を検出して行うこととし
ている。すなわち、パネルの絵柄部分を測定した場合に
画線濃度が０％のときにおける反射光量［Ｈ］、パネル
の画線濃度が１００％のときにおける反射光量［Ｂ］を
それぞれ設定し、これらの値［Ｈ］、［Ｂ］ と上記平
均反射光量［Ｃ］を用い、所定領域における絵柄面積率
Ｐを下記（１）式により求めることとしている。
これにより、例えばＰ＝０．２とされた場合、該所定領
域でのドツトの占める割合面積が２０％ということにな
り、該領域へのインクの供給量を最大時の２０％として
調整するようにする。
域でのドツトの占める割合面積が２０％ということにな
り、該領域へのインクの供給量を最大時の２０％として
調整するようにする。
ところで、写真製版の場合、パネルには、ポジ版とネガ
版とがある。ポジ版とネガ版のそれぞれは、たとえ原画
の絵柄部分における、ある画線濃度の部分を表現したと
しても、原画とは異なる画線濃度に製版される傾向にあ
り、殊に中間的画線濃度を表現する場合、それが顕著で
ある。すなわち、このことは、理論値とされる原画の一
定明度を理論的に表現したドツトと、実際にポジ版ある
いはネガ版で製版されるそれぞれのド・ントとでは、ド
ツトの大きさが異なることを意味し、実際には、ポジフ
ィルムをもとに製版されたポジ版では理論値より大きな
ドツトとなり、ネガフィルムをもとに製版されたネガ版
では理論値より小さなドツトとなる傾向がある。このた
め、上記絵柄面積率Ｐもポジ版による場合、ネガ版によ
る場合とでは、それぞれ異なる値を示し、理論的な絵柄
面積率との間で較差を生じるものてなっている。このた
め、パネルが、ポジ版あるいはネガ版であるかに係らず
、正確な絵柄面積率を測定可能とする測定方法の開発が
望まれている。
版とがある。ポジ版とネガ版のそれぞれは、たとえ原画
の絵柄部分における、ある画線濃度の部分を表現したと
しても、原画とは異なる画線濃度に製版される傾向にあ
り、殊に中間的画線濃度を表現する場合、それが顕著で
ある。すなわち、このことは、理論値とされる原画の一
定明度を理論的に表現したドツトと、実際にポジ版ある
いはネガ版で製版されるそれぞれのド・ントとでは、ド
ツトの大きさが異なることを意味し、実際には、ポジフ
ィルムをもとに製版されたポジ版では理論値より大きな
ドツトとなり、ネガフィルムをもとに製版されたネガ版
では理論値より小さなドツトとなる傾向がある。このた
め、上記絵柄面積率Ｐもポジ版による場合、ネガ版によ
る場合とでは、それぞれ異なる値を示し、理論的な絵柄
面積率との間で較差を生じるものてなっている。このた
め、パネルが、ポジ版あるいはネガ版であるかに係らず
、正確な絵柄面積率を測定可能とする測定方法の開発が
望まれている。
「発明の目的］
本発明は、パネルの絵柄面積率を正確に求めることを１
」的としている。
」的としている。
［発明の構成］
上記目的を達成するために、本発明に係るパネルの絵柄
面積率測定方法は、パネルに画線濃度Ｏ％の第１較正マ
ークと画線濃度１００％の第２較正マークを設けるとと
もに、パネルに理論的反射光量が［Ａ］である中間的画
線濃度の補助較正マークを設け、第１較正マークの反射
光量［Ｈ］と第２較正マークの反射光量［Ｂ］を検出す
るとともに、補助較正マークの反射光量［Ａ］αを検出
することによって画線濃度補正係数αを求め、パネルの
画線部の所定領域における平均反射光量［Ｃ］ を検出
し。
面積率測定方法は、パネルに画線濃度Ｏ％の第１較正マ
ークと画線濃度１００％の第２較正マークを設けるとと
もに、パネルに理論的反射光量が［Ａ］である中間的画
線濃度の補助較正マークを設け、第１較正マークの反射
光量［Ｈ］と第２較正マークの反射光量［Ｂ］を検出す
るとともに、補助較正マークの反射光量［Ａ］αを検出
することによって画線濃度補正係数αを求め、パネルの
画線部の所定領域における平均反射光量［Ｃ］ を検出
し。
をパネルの画線部の上記所定領域における絵柄面積率と
して定めることとしている。
して定めることとしている。
［発明の詳細な説明］
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図はオフセット印刷機の一例を示す概略斜視図であ
る。このオフセット印刷機１０は、給紙ローラ１１側か
ら送りローラ１２側へ供給される帯状の印刷紙１３の表
面に順次印刷を行うことを可能としている。印刷は、給
紙ローラ１１と送りローラ１２間に設けらける印刷機本
体１４により行われ、該印刷機本体１４は、同軸方向に
配設されるインクローラ１５、湿し水ローラ１６、版ロ
ーラ１７、転移ローラ１８とから主に構成される。すな
わち、この印刷機本体１４は、第２図に示すように表面
に絵柄を製版してなる画線部１９と非画線部２０とをそ
れぞれ備えたノ々ネル２１をＨＮローラ１７の周部に装
着してなり、駆動回転する１：にローラ１７の周部に装
着されるノぐネル２１の画線部１９のうち、絵柄部分２
２に油性インクを、絵柄部分以外の部分２３に水を供給
するようにしている。画線部１９の絵柄部分２２へのイ
ンクの供給は、版ローラ１７の上方位置に配設され、か
つ版ローラ１７と接触回転するインクローラ１５により
行われる。また、画線部１９の絵柄部分以外の部分２３
への水の供給は、版ローラ１７の斜め上方位置に配設さ
れ、かつ版ローラｌ７と接触回転する湿し水ローラ１６
により行われる。版ローラ１７の下方には、転移ローラ
１８が接触回転され、版ローラ１７に装着されるパネル
２１の絵柄部分２２に供給されるインクを該転移ローラ
１８の外周面２４に転移させるようにしている。さらに
、給紙ローラ１１側から順次供給される印刷紙１３の表
面には、転移ローラ１８の外周面２４が回転接触され、
転移ローラ１８の表面に転移されるインクを印刷紙１３
に転写させ、絵柄部分２２の印刷を行うことを可能とし
ている。
る。このオフセット印刷機１０は、給紙ローラ１１側か
ら送りローラ１２側へ供給される帯状の印刷紙１３の表
面に順次印刷を行うことを可能としている。印刷は、給
紙ローラ１１と送りローラ１２間に設けらける印刷機本
体１４により行われ、該印刷機本体１４は、同軸方向に
配設されるインクローラ１５、湿し水ローラ１６、版ロ
ーラ１７、転移ローラ１８とから主に構成される。すな
わち、この印刷機本体１４は、第２図に示すように表面
に絵柄を製版してなる画線部１９と非画線部２０とをそ
れぞれ備えたノ々ネル２１をＨＮローラ１７の周部に装
着してなり、駆動回転する１：にローラ１７の周部に装
着されるノぐネル２１の画線部１９のうち、絵柄部分２
２に油性インクを、絵柄部分以外の部分２３に水を供給
するようにしている。画線部１９の絵柄部分２２へのイ
ンクの供給は、版ローラ１７の上方位置に配設され、か
つ版ローラ１７と接触回転するインクローラ１５により
行われる。また、画線部１９の絵柄部分以外の部分２３
への水の供給は、版ローラ１７の斜め上方位置に配設さ
れ、かつ版ローラｌ７と接触回転する湿し水ローラ１６
により行われる。版ローラ１７の下方には、転移ローラ
１８が接触回転され、版ローラ１７に装着されるパネル
２１の絵柄部分２２に供給されるインクを該転移ローラ
１８の外周面２４に転移させるようにしている。さらに
、給紙ローラ１１側から順次供給される印刷紙１３の表
面には、転移ローラ１８の外周面２４が回転接触され、
転移ローラ１８の表面に転移されるインクを印刷紙１３
に転写させ、絵柄部分２２の印刷を行うことを可能とし
ている。
インクローラ１５の上部には、軸方向にそれぞれ並列配
置される５つのインク供給部２５ａ、２５ｂ、２５ｃ、
２５ｄ、２５ｅが設けられ、インク供給部２５ａ〜２５
ｅは、それぞれインクローラ１５にインクを供給可能と
している。インク供給部２５ａ〜２５ｅのそれぞれは、
インクローラ１５へのインクの供給量を調整可能として
おり、これにより、インクローラ１５から版ローラ１７
へ供給されるインクの供給量を軸方向で調整可能として
いる。すなわち、インク供給部２５ａ〜２５ｅは、イン
クローラ１５を介してパネル２１の対応する画線部１９
のインク供給領域ａ、ｂ、Ｃ，ｄ、ｅにそれぞれインク
を供給可能としており、インク供給部２５ａはインク供
給領域ａへ、インク供給部２５ｂはインク供給領域すへ
、インク供給部２５ｃはインク供給領域Ｃへ、インク供
給部２５ｄはインク供給領域ｄへ、インク供給部２５ｅ
はインク供給領域ｅへ、それぞれインクを供給可能とし
ている。また、各インク供給部２５ａ〜２５ｅは、対応
するインク供給領域ａ〜ｅへのインクの供給量をそれぞ
れ調整可能としている。これは、版ローラ１７の周部に
装着されるパネル２１の画線部１９に占める絵柄部分２
２の割合が、版ローラ１７の軸方向においてそれぞれ異
なるため・であり、各インク供給領域ａ−ｅに占める絵
柄部分２２の割合に応じた供給量のインクを画線部１９
へ供給可能とするためである。
置される５つのインク供給部２５ａ、２５ｂ、２５ｃ、
２５ｄ、２５ｅが設けられ、インク供給部２５ａ〜２５
ｅは、それぞれインクローラ１５にインクを供給可能と
している。インク供給部２５ａ〜２５ｅのそれぞれは、
インクローラ１５へのインクの供給量を調整可能として
おり、これにより、インクローラ１５から版ローラ１７
へ供給されるインクの供給量を軸方向で調整可能として
いる。すなわち、インク供給部２５ａ〜２５ｅは、イン
クローラ１５を介してパネル２１の対応する画線部１９
のインク供給領域ａ、ｂ、Ｃ，ｄ、ｅにそれぞれインク
を供給可能としており、インク供給部２５ａはインク供
給領域ａへ、インク供給部２５ｂはインク供給領域すへ
、インク供給部２５ｃはインク供給領域Ｃへ、インク供
給部２５ｄはインク供給領域ｄへ、インク供給部２５ｅ
はインク供給領域ｅへ、それぞれインクを供給可能とし
ている。また、各インク供給部２５ａ〜２５ｅは、対応
するインク供給領域ａ〜ｅへのインクの供給量をそれぞ
れ調整可能としている。これは、版ローラ１７の周部に
装着されるパネル２１の画線部１９に占める絵柄部分２
２の割合が、版ローラ１７の軸方向においてそれぞれ異
なるため・であり、各インク供給領域ａ−ｅに占める絵
柄部分２２の割合に応じた供給量のインクを画線部１９
へ供給可能とするためである。
それぞれのインク供給部２５ａ〜２５ｅから供 ・給さ
れるインクの供給量の調整は、各インク供給領域ａ−ｅ
での絵柄面積率を測定して行われる。
れるインクの供給量の調整は、各インク供給領域ａ−ｅ
での絵柄面積率を測定して行われる。
絵柄面積率は、上記画線部１９のそれぞれのインク供給
領域ａ−ｅに占める絵柄部分２２の割合であり、該割合
の測定は、第３図に示す絵柄面積率測定装置２６により
行うようにしている。該装置２６による絵柄面積率の測
定は、先ず吸着ボード２７にパネル２１を吸着させ、こ
の状態で吸着ボード２７の上下位置に設けらけるガイド
ロット２８に支持される光学的検査ヘッド２９を水平方
向に移動させて行うようにする。パネル２１の画線部１
９は、写真製版により製作され、絵柄の濃淡を大小のド
ツトで表すようにしている。例えば、画線部１９に描か
れてなる富士山は、頂上の部分では画線濃度が低く、し
たがってドツトを小さくして表わされる。逆に麓の部分
では画線濃度が高くしたがってドツトを大きくして表わ
すようにされている。光学的検査ヘッド２９は、これら
ドツトの大小により構成される絵柄部分２２に照射光を
照射させ、各領域ａ−ｅでの平均反射光量［Ｃ］を検出
して各領域ａ−ｅに占めるドツトの割合面積を検出可能
とするものである。すなわち、光学的検査ヘッド２９は
、照射光を照射した場合に、反射率の低い「ドツトの部
分１および反射率の高い「ドツト以外の部分」における
秀れぞれの反射光量を検出可能とし、これによりａ−ｅ
の各領域での平均反射光量［Ｃ］を検出可能としている
。
領域ａ−ｅに占める絵柄部分２２の割合であり、該割合
の測定は、第３図に示す絵柄面積率測定装置２６により
行うようにしている。該装置２６による絵柄面積率の測
定は、先ず吸着ボード２７にパネル２１を吸着させ、こ
の状態で吸着ボード２７の上下位置に設けらけるガイド
ロット２８に支持される光学的検査ヘッド２９を水平方
向に移動させて行うようにする。パネル２１の画線部１
９は、写真製版により製作され、絵柄の濃淡を大小のド
ツトで表すようにしている。例えば、画線部１９に描か
れてなる富士山は、頂上の部分では画線濃度が低く、し
たがってドツトを小さくして表わされる。逆に麓の部分
では画線濃度が高くしたがってドツトを大きくして表わ
すようにされている。光学的検査ヘッド２９は、これら
ドツトの大小により構成される絵柄部分２２に照射光を
照射させ、各領域ａ−ｅでの平均反射光量［Ｃ］を検出
して各領域ａ−ｅに占めるドツトの割合面積を検出可能
とするものである。すなわち、光学的検査ヘッド２９は
、照射光を照射した場合に、反射率の低い「ドツトの部
分１および反射率の高い「ドツト以外の部分」における
秀れぞれの反射光量を検出可能とし、これによりａ−ｅ
の各領域での平均反射光量［Ｃ］を検出可能としている
。
パネル２１の非画線部２０には、画線濃度が０％の第１
較正マーク３０と、画線濃度が１００％の第２マーク３
１が画線部１９と同様に製版して設けられている。さら
に、非画線部２０には、パネル２１のもとになる原画に
おける画線濃度が４０％でかつ理論的反射光量が［Ａ］
とされる補助較正マーク３２が製版して設けられてい
る。各領域ａ −ｅの平均反射光量［Ｃ］を検出する際
に上記第１較正マーク３０の反射光量［Ｈ］と第２較正
マーク３工の反射光量［Ｂ］が検出されるとともに、補
助較正マーク３２の反射光量［Ａ］αが検出される。こ
れにより原画の画線濃度が４０％の状態での反射光量［
Ａ］ とこれに対応するパネル２１の画線部１９におけ
る反射光量［Ａ］ αとの較差が検出され、画線部１９
における画線濃度補正係数αを求めることが可能となる
。さらに画線濃度補正係数αにより、各領域ａ〜ｅにお
ける絵柄面積率Ｐを下記の（２）式により求めることと
する。
較正マーク３０と、画線濃度が１００％の第２マーク３
１が画線部１９と同様に製版して設けられている。さら
に、非画線部２０には、パネル２１のもとになる原画に
おける画線濃度が４０％でかつ理論的反射光量が［Ａ］
とされる補助較正マーク３２が製版して設けられてい
る。各領域ａ −ｅの平均反射光量［Ｃ］を検出する際
に上記第１較正マーク３０の反射光量［Ｈ］と第２較正
マーク３工の反射光量［Ｂ］が検出されるとともに、補
助較正マーク３２の反射光量［Ａ］αが検出される。こ
れにより原画の画線濃度が４０％の状態での反射光量［
Ａ］ とこれに対応するパネル２１の画線部１９におけ
る反射光量［Ａ］ αとの較差が検出され、画線部１９
における画線濃度補正係数αを求めることが可能となる
。さらに画線濃度補正係数αにより、各領域ａ〜ｅにお
ける絵柄面積率Ｐを下記の（２）式により求めることと
する。
これらのことを第４図〜第６図に基づきさらに詳細に説
明する。例えば、第４図に示すパネル３３の非画線部３
４に設けられた補助較正マーク３５が、原画における画
線濃度４０％でかつ理論的反射光量［Ａ］に基づき製版
されたものであるとする。しかしながら、実際に測定さ
れる補助較正マーク３５の反射光量［Ａ］ αは、上記
［Ａ］と異なる値を示す、これは、第５図（Ｂ）に示さ
れるように理論的反射光量が［Ａ］ とされる状態での
ドツト３６の大きさと、実際に製版されるパネル３３に
おけるドツト３６の大きさが異なることによる。すなわ
ち、第５図（Ａ）に示されるよう＋Ｌパネル３３がネガ
版であるときには、ドツト３６が小さくなり、第５図（
Ｃ）に示されるようにパネル３３がポジ版であるときに
は、ド・ント３３が大きく製版されるためである。した
がって、パネル３３の画線部３７の一定領域３８での平
均反射光量［Ｃａｌを実際に測定した場合でも、該測定
値［Ｃａ］を原画に近似した画線濃度の状態に補正させ
る必要性がある。このため、第６図に示すように理論的
反射光量［Ａ］および実際に測定される補助較正マーク
３５の反射光量［Ａ］ αをもとに画線濃度補正係数α
を設定し、測定される一定領域３８の平均反射光量［Ｃ
ａｌに対する補正値［Ｃａｌ αを求めることとしてい
る。このようにして求められた補正値［Ｃａ、 ］ α
と非画線部３４の部分に設けられた画線濃度Ｏ％の第１
較正マーク３９の反射光量［Ｈ］および非画線部３４の
部分に設けられた画線濃度１００％の第２較正マーク４
０の反射光量［Ｂ］を用い、」−記（２）式により一定
領域３８での理論値に近似した正確な絵柄面積率Ｐを求
めることを可能としている。
明する。例えば、第４図に示すパネル３３の非画線部３
４に設けられた補助較正マーク３５が、原画における画
線濃度４０％でかつ理論的反射光量［Ａ］に基づき製版
されたものであるとする。しかしながら、実際に測定さ
れる補助較正マーク３５の反射光量［Ａ］ αは、上記
［Ａ］と異なる値を示す、これは、第５図（Ｂ）に示さ
れるように理論的反射光量が［Ａ］ とされる状態での
ドツト３６の大きさと、実際に製版されるパネル３３に
おけるドツト３６の大きさが異なることによる。すなわ
ち、第５図（Ａ）に示されるよう＋Ｌパネル３３がネガ
版であるときには、ドツト３６が小さくなり、第５図（
Ｃ）に示されるようにパネル３３がポジ版であるときに
は、ド・ント３３が大きく製版されるためである。した
がって、パネル３３の画線部３７の一定領域３８での平
均反射光量［Ｃａｌを実際に測定した場合でも、該測定
値［Ｃａ］を原画に近似した画線濃度の状態に補正させ
る必要性がある。このため、第６図に示すように理論的
反射光量［Ａ］および実際に測定される補助較正マーク
３５の反射光量［Ａ］ αをもとに画線濃度補正係数α
を設定し、測定される一定領域３８の平均反射光量［Ｃ
ａｌに対する補正値［Ｃａｌ αを求めることとしてい
る。このようにして求められた補正値［Ｃａ、 ］ α
と非画線部３４の部分に設けられた画線濃度Ｏ％の第１
較正マーク３９の反射光量［Ｈ］および非画線部３４の
部分に設けられた画線濃度１００％の第２較正マーク４
０の反射光量［Ｂ］を用い、」−記（２）式により一定
領域３８での理論値に近似した正確な絵柄面積率Ｐを求
めることを可能としている。
これと同様な方法により、第２図に示されるパネル２１
の画線部１９におけるａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅのインク供給
領域での正確な絵柄面積率Ｐを求めることが可能となる
。これにより、それぞれのインク供給領域ａ −ｅでの
絵柄面積率Ｐに応じて各インク供給部２５ａ〜２５ｅが
インクを適正供給することが可能となる。
の画線部１９におけるａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅのインク供給
領域での正確な絵柄面積率Ｐを求めることが可能となる
。これにより、それぞれのインク供給領域ａ −ｅでの
絵柄面積率Ｐに応じて各インク供給部２５ａ〜２５ｅが
インクを適正供給することが可能となる。
次に上記実施例の作用を説明する、
ポジ版およびネガ版のそれぞれにより製版され、画線濃
度が原画の画線濃度と異なる値を示すパネルの絵柄部分
が、画線濃度補正係数αにより画線濃度を原画に近似さ
せたものに補正可能となる。これにより、パネルの絵柄
面積率Ｐもポジ版あるいはネガ版であるかに係らず、理
論的な絵柄面積率に近似された値に補正可能となり、正
確な絵柄面積率Ｐが測定可能となる。
度が原画の画線濃度と異なる値を示すパネルの絵柄部分
が、画線濃度補正係数αにより画線濃度を原画に近似さ
せたものに補正可能となる。これにより、パネルの絵柄
面積率Ｐもポジ版あるいはネガ版であるかに係らず、理
論的な絵柄面積率に近似された値に補正可能となり、正
確な絵柄面積率Ｐが測定可能となる。
［発明の効果コ
以上のように、本発明に係るパネルの絵柄面積率測定方
法は、パネルに画線濃度θ％の第１較正マークと画線濃
度１００％の第２較正マークを設けるとともに、パネル
に理論的反射光量が［Ａ］である中間的画線濃度の補助
較正マークを設け、第１較正マークの反射光量［Ｈ］と
第２較正マークの反射光量［Ｂ’ｌを検出するとともに
、補助較正マークの反射光量［Ａ］αを検出することに
よって画線濃度補正係数αを求め、パネルの画線部の所
定領域における平均反射光量［Ｃ］を検出し、 をパネルの画線部の」二記所定領域における絵柄面積率
として定めることとしたため、パネルの絵柄面積率を正
確に求めることができるという効果がある。
法は、パネルに画線濃度θ％の第１較正マークと画線濃
度１００％の第２較正マークを設けるとともに、パネル
に理論的反射光量が［Ａ］である中間的画線濃度の補助
較正マークを設け、第１較正マークの反射光量［Ｈ］と
第２較正マークの反射光量［Ｂ’ｌを検出するとともに
、補助較正マークの反射光量［Ａ］αを検出することに
よって画線濃度補正係数αを求め、パネルの画線部の所
定領域における平均反射光量［Ｃ］を検出し、 をパネルの画線部の」二記所定領域における絵柄面積率
として定めることとしたため、パネルの絵柄面積率を正
確に求めることができるという効果がある。
ｔＪＳ１図はオフセット印刷機の概略斜視図、第２図は
第１図に示すオフセット印刷機の版ローラに装着される
パネルの正面図、第３図はパネルの絵柄面積率測定装置
を示す斜視図、第４図はパネルの他の例を示す正面図、
第５図（Ａ）〜第５図（Ｃ）はそれぞれドツトを示し、
＠５図（Ａ）はパネルがネガ版である状態でのドツトを
示す正面図、第５図（Ｂ）は理論的反射光量が［Ａ］の
状態でのドツトを示す正面図、第５図（Ｃ）はパネルが
ポジ版である状態でのドツトを示す正面図、第６図は画
線濃度補正係数αを示す線図である。 １９．３７・・・画線部、２１．３３・・・パネル、３
０．３９・・・第１較正マーク、３１．４０・・・第２
較正マーク、３２．３５・・・補助較正マーク。 代理人 弁理士 塩 川 修 拍 第１図
第１図に示すオフセット印刷機の版ローラに装着される
パネルの正面図、第３図はパネルの絵柄面積率測定装置
を示す斜視図、第４図はパネルの他の例を示す正面図、
第５図（Ａ）〜第５図（Ｃ）はそれぞれドツトを示し、
＠５図（Ａ）はパネルがネガ版である状態でのドツトを
示す正面図、第５図（Ｂ）は理論的反射光量が［Ａ］の
状態でのドツトを示す正面図、第５図（Ｃ）はパネルが
ポジ版である状態でのドツトを示す正面図、第６図は画
線濃度補正係数αを示す線図である。 １９．３７・・・画線部、２１．３３・・・パネル、３
０．３９・・・第１較正マーク、３１．４０・・・第２
較正マーク、３２．３５・・・補助較正マーク。 代理人 弁理士 塩 川 修 拍 第１図
Claims (1)
- （１）パネルに画線濃度０％の第１較正マークと画線濃
度１００％の第２較正マークを設けるとともに、パネル
に理論的反射光量が［Ａ］である中間的画線濃度の補助
較正マークを設け、第１較正マークの反射光量［Ｈ］と
第２較正マークの反射光量［Ｂ］を検出するとともに、
補助較正マークの反射光量［Ａ］αを検出することによ
って画線濃度補正係数αを求め、パネルの画線部の所定
領域における平均反射光量［Ｃ］を検出し、 １−｛［Ｃ］α−［Ｂ］｝／｛［Ｈ］−［Ｂ］｝をパネ
ルの画線部の上記所定領域における絵柄面積率として定
めるパネルの絵柄面積率測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14676384A JPS6126806A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | パネルの絵柄面積率測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14676384A JPS6126806A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | パネルの絵柄面積率測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6126806A true JPS6126806A (ja) | 1986-02-06 |
| JPH0536725B2 JPH0536725B2 (ja) | 1993-05-31 |
Family
ID=15415008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14676384A Granted JPS6126806A (ja) | 1984-07-17 | 1984-07-17 | パネルの絵柄面積率測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6126806A (ja) |
-
1984
- 1984-07-17 JP JP14676384A patent/JPS6126806A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0536725B2 (ja) | 1993-05-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3288628B2 (ja) | 印刷機の湿し液を調節するためのシステム及び方法 | |
| US5353703A (en) | Multi-color, single-plate printing press | |
| US6253678B1 (en) | Method of printing to reduce misregistration | |
| JPH06507353A (ja) | 改良型印刷装置及び方法 | |
| US8813647B2 (en) | Method and device for determining register deviations through recursion analysis | |
| US4004923A (en) | Method of using a test film to measure developer activity | |
| US3393618A (en) | Printing control | |
| JP2888992B2 (ja) | プロセスコントロールストリップ及び記録方法 | |
| US20110278268A1 (en) | Writing an image on flexographic media | |
| JPS6126806A (ja) | パネルの絵柄面積率測定方法 | |
| US20110277648A1 (en) | Imaging apparatus for flexographic printing | |
| JPH0780299B2 (ja) | 印刷機のインク供給開度較正装置 | |
| JP4019458B2 (ja) | 絵柄面積率調整マーク割付装置及びそれを用いて作製したオフセット印刷版 | |
| US7992493B2 (en) | Dampening water control method and printing apparatus | |
| JPH07101045A (ja) | 新聞用輪転印刷装置 | |
| JP2005212300A (ja) | 印刷色修正方法 | |
| JP3038909B2 (ja) | 面積率算出方法およびその装置ならびに印刷機 | |
| JP4058226B2 (ja) | 製版方法及び印刷方法 | |
| JP3228278B2 (ja) | 印刷機のインキ供給量制御方法及び制御システム | |
| JPS6243508A (ja) | パネルの絵柄面積率測定方法 | |
| JPH04201260A (ja) | 面積率算出方法およびその装置ならびに印刷機 | |
| US7836826B2 (en) | Dampening water regulating scale, and dampening water control method | |
| JP2001086359A (ja) | 多色製版印刷システム | |
| JPH0358890A (ja) | グラビア印刷方法 | |
| JPS5882108A (ja) | 画線部面積率測定方法 |