JPS61267949A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

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JPS61267949A
JPS61267949A JP60270534A JP27053485A JPS61267949A JP S61267949 A JPS61267949 A JP S61267949A JP 60270534 A JP60270534 A JP 60270534A JP 27053485 A JP27053485 A JP 27053485A JP S61267949 A JPS61267949 A JP S61267949A
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Masaki Ito
雅樹 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11よpμ月分! 本発明はレーザ光によって情報を記録再生することので
きる光情報記録媒体に関する。より詳細には、本発明は
高感度で情報の再生およびサーボ制御が可能な光情報記
録媒体に関する。
従来の技術 レーザ光によって情報を媒体に記録し、かつ再生する追
記型光デイスクメモリは、記録密度が高いことから大容
量記録装置として優れた特徴を有している。このような
追記型光ディスクメモ−りの記録媒体としては、Te、
 Bi等の半金属薄膜及び有機薄膜が使用されている。
有機薄膜は、半金属薄膜より優れた熱特性、即ち低い熱
伝導率と小さな熱容量を持っているので吸収エネルギー
密度当りの膜の温度上昇は大きく、高い記録感度が期待
できる。
しかしながら、有機薄膜は、半導体レーザの波長域(〜
800nm)で半金属薄膜はどには大きな反射率を示さ
ないので、半導体レーザを再生用光源とする場合、再生
信号及びサーボ信号の質に問題がある。
これを改善する方法として、有機薄膜と基板の間にAI
等の反射膜を設ける媒体構成が知られている。この構成
を採用し、有機薄膜の膜厚を調整することにより、記録
前後の反射率の変化、即ち変調量を半金属薄膜の場合と
同程度に大きくすることができる。しかし、このような
構成の光情報記録媒体では、記録再生光の入射方向が媒
体の表面側に限られるという制約がある。
従って、本発明の目的は再生信号及びサーボ信号の大き
な基板入射の光情報記録媒体を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、レーザ光の照射によって情報を記録しかつ読
み取る光情報記録媒体で、該レーザ光に対して透明な基
板上に、該レーザ光に対して実質的に透明でかつ該レー
ザ光の波長での屈折率が該基板の屈折率より大きい第1
のスペーサ層と、該レーザ光に対して実施的に透明でか
つ該レーザ光の波長での屈折率が該第1のスペーサ層よ
り小さい第2のスペーサ層と、該レーザ光を吸収する記
録層の少なくとも3層が積層されている光情報記録媒体
において、 前記第1のスペーサ層は前記記録層と前記第2のスペー
サ層が形成されていない状態での基板入射反射率が極大
となる厚さか或いはそれよりも薄<シ、前記第2のスペ
ーサ層は前記第1のスペーサ層が形成されていて前記記
録層が形成されていない状態での基板入射反射率が極小
となる厚さよりも薄くしたことを特徴とする。
詐里 透明な基板上に記録層が形成されている媒体の基板入射
の反射率は、記録層と基板の光学定数<yt素屈折率)
および記録層の厚さに依存する。
透明な基板としては、通常、各種合成樹脂又はガラスが
使用される。これらの屈折率は可視光から近赤外光域で
ほぼ1.5であり、この範囲の波長にはほとんど依存し
ない。したがって媒体の反射率は、記録層の光学定数と
厚さで決定される。
記録層として脊梁色素膜あるいは色素を分散させた樹脂
膜を用いる場合、これらの膜の複素屈折率(n−ik)
は半導体レーザ波長域(〜800nm)で高々2.6−
io、8である。例えば、記録層の複素屈折率が2.1
−io、6であり、基板の屈折率が1.5の場合、波長
830nmの基板入射の光に対する媒体反射率は第36
図に示すように記録層の厚さに依存する。従って、最大
反射率は記録層の厚さが約1100nのときに得られ、
その値は約15%と小さいことがわかり、再生信号及び
サーボ信号が小さい。
上述したように、本発明は反射率およびその変化量を増
大せしめて再生信号およびサーボ信号の強度を大とする
ものであり、第1図を参照して本発明の光情報記録媒体
の構成を説明する。第1図に示すように本発明の光情報
記録媒体は、基板10と記録層20の間に第1のスペー
サ層30と第2のスペーサ層40を設けて構成され、こ
れらの第1のスペーサ層30と第2のスペーサ層40の
材料及びその厚さが下記の条件を満すように選択されて
、媒体の反射率を高めることに成功したものである。
まず、基板10上に第1のスペーサ層30のみが形成さ
れている第2図に示すような構成を考える。
基板lOを通して入射した光100は、基板1oと第1
のスペーサ層30との界面及び第1のスペーサ層30と
空気との界面でその一部は反射されて反射光200とな
る。ここで、反射光200の大きさく反射率)は、第1
のスペーサ層30の屈折率と厚さに依存する。本発明で
使用される第1のスペーサ層30の材料及び厚さは、こ
の反射光200を大きくするように選択される。即ち、
まず、第1のスペーサ層30の屈折率は基板10の屈折
率よりも大きいことが必要である。又、その厚さは反射
光200の大きさを極大とする厚さか或いはそれよりも
薄いことが必要である。
次に、基板10上に第1のスペーサ層3oを上記のよう
に設け、その上に第2のスペーサ層40が形成されてい
る第3図に示すような構成を考える。基板10を通して
入射した光100は、基板10と第1のスペーサ層30
との界面、第1のスペーサ層30と第2のスペーサ層4
0との界面、及び第2のスペーサ層40と空気との界面
でその一部を反射されて反射光300となる。反射光3
00の大きさく反射率)は、第2のスペーサ層40の屈
折率と厚さに依存する。
従って、本発明で使用される第2のスペーサ層40の材
料及び厚さは、この反射光300を小さくするように選
ばれる。即ち、まず第2のスペーサ層40の屈折率は第
1のスペーサ層30の屈折率よりも小さいことが必要で
ある。次いで、第2のスペーサ層40の厚さは、反射光
300の大きさを極小とする厚さよりも薄いことが必要
である。
以上の如き条件を満足する第1のスペーサ層と第2のス
ペーサ層を設け、その上に記録層を設けることにより反
射率が大きく、再生出力の大きい媒体が得られる。
第37図は、基板10 (屈折率1.5)の上に屈折率
1.7の第1のスペーサ層30を波長830nmの光に
おける基板入射反射率が極大となる厚さ120nmで形
成し、その上に複素屈折率1.4の第2のスペーサ層4
0を反射率が極小となる厚さ150nmで形成し、その
上に複素屈折率2.1− io、 6の記録層20を設
けたときの反射率の記録層厚さ依存を示したものである
第36図と比較することにより、第1のスペーサ層と第
2のスペーサ層の挿入により反射率が大きくなり改善さ
れていることがわかる。
第4図は、第37図に反射率を示した光記録媒体と同一
の材料を用いて、第1のスペーサ層30の厚さを反射率
が極大となる厚さ120nmとし、第2のスペーサ層の
厚さを反射率が極小となる厚さ150nI11よりも薄
い80nmとし、その上に複素屈折率2.1−io、6
の記録層20を設けた時の反射率の記録層厚さ依存を示
したものである。第21図と比較すると、本発明の構成
により反射率が極小となる記録層の厚さはQnmから1
6nmに移っている。記録層が有機薄膜を主成分とする
場合には一般に記録部分は記録前厚さの2〜3割が残り
、孔は形成されずピットが形成される。したがって第3
7図のような特性よりも第4図に特性を示す本発明の光
記録媒体の方が再生信号の大きなものが得られることが
わかる。
第5図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.7の
第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる厚
さ120nmで形成し、その上に屈折率1.5の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い1
100nで形成し、その上に複素屈併率2.1− io
、 6の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ
依存性を示したものである。第36図と比較することに
より、第1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入によ
り反射率が大きくなり、改善されているのがわかる。又
、13.nm前後の記録層厚さで1反射率が極小となる
ので、記録層厚さを80nmとすることにより再生信号
の大きな媒体が得られる。
第6図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.9の
第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる厚
さ110nmで形成し、その上に屈折率1.4の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い7
0nmで形成し、その上に複素屈折率2.1−io、6
の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存を
示したものである。第36図と比較することにより、第
1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射率
が大きくなり、改善されているのがわかる。又、22n
m前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録層
厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒体
が得られる。
第7図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.9の
第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる厚
さ110nmで形成し、その上に屈折率1.5の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い8
0nmで形成し、その上に複素屈折率2.1− io、
 6の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依
存を示したものである。第36図と比較することにより
、第1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反
射率が大きくなり、改善されているのがわかる。又、l
finm前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、
記録層厚さを80nmとすることにより再生信号の大き
な媒体が得られる。
第8図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.9の
第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる厚
さ110nmで形成し、その上に屈折率1.6の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い9
0nmで形成し、その上に複素屈折率2.1−io、6
の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存を
示したものである。第36図と比較子ることにより、第
1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射率
が大きくなり、改善されているのがわかる。又、15n
m前後の記録層厚さて反射率が極小となるので、記録層
厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒体
が得られる。
第9図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.9の
第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる厚
さ110nmで形成し、その上に屈折率1.7の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い1
100nで形成し、その上に複素屈折率2.1−io、
6の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存
を示したものである。第36図と比較することにより、
第1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射
率が大きくなり、改善されているのがわかる。又、ll
nm前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録
層厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒
体が得られる。
第10図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.0
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ1105nで形成し、その上に屈折率1.4の第2
のスペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い
70nmで形成し、その上に複素屈折率2.1−io、
6の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存
を示したものである。第36図と比較することにより、
第1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射
率が大きくなり、改善されているのがわかる。又、22
nm前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録
層厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒
体が得られる。
第11図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.0
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ1105nで形成し、その上に屈折率1.5の第2
のスペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い
70nmで形成し、その上に複素屈折率2.1−io、
6の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存
を示したものである。第36図と比較することにより、
第1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射
率が大きくなり、改善されているのがわかる。又、21
nm前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録
層厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒
体が得られる。
第12図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.0
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ1105nで形成し、その上に屈折率1.6の第2
のスペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い
80nmで形成し、その上に複素屈折率2.1− io
、 6の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ
依存を示したものである。第36図と比較することによ
り、第1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により
反射率が太き(なり、改善されているのがわかる。又、
17nm前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、
記録層厚さを80nmとすることにより再生信号の大き
な媒体が得られる。
第13図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.0
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ1105nで形成し、その上に屈折率1.7の第2
のスペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い
80nmで形成し、その上に複素屈折率2.1− io
、 6の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ
依存を示したものである。第36図と比較することによ
り、第1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により
反射率が大きくなり、改善されているのがわかる。又、
18nm前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、
記録層厚さを80nmとすることにより再生信号の大き
な媒体が得られる。
第14図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
1の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大之な
る厚さ95nmで形成し、その上に屈折率1.4の第2
のスペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い
60nmで形成し、その上に複素屈折率2.1−五0.
6の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存
を示したものである。第36図と比較することにより、
第1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射
率が大きくなり、改善されているのがわかる。又、28
nm前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録
層厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒
体が得られる。
第15図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmで形成し、その上に屈折率1.5の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い6
0nmで形成し、その上に複″素屈折率2.1−10.
6の記録層20を設けた時の反射率の記録層厚さ依存を
示したものである。第36図と比較することにより、第
1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射率
が大きくなり、改善されているのがわかる。又、27n
m前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録層
厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒体
が得られる。
第16図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmで形成し、その上に屈折率1.6の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い7
0nmで形成し、その上に複素屈折率2.1−10.6
の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存を
示したものである。第36図と比較することにより、第
1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射率
が大きくなり、改善されているのがわかる。又、21n
m前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録層
厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒体
が得られる。
第17図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmで形成し、その上に屈折率1.7の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い8
0nmで形成し、その上に複素屈折率2.1−io、6
の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存を
示したものである。第36図と比較することにより第1
のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射率が
大きくなり、改善されているのがわかる。又、17nm
前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録層厚
さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒体が
得られる。
第18図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層10を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmで形成し、その上に屈折率1.9の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い9
0nmで形成し、その上に複素屈折率2.1−1O06
の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存を
示したものである。第36図と比較することにより、第
1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射率
が大きくなり、改善されているのがわかる。又、12n
m前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録層
厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒体
が得られる。
第19図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmで形成し、その上に屈折率2.0の第2の
スペーサ層40を反射率が極小となる厚さよりも薄い9
0nmで形成し、その上に複素屈折率2.1−10.6
の記録層20を設けたときの反射率の記録層厚さ依存を
示したものである。第36図と比較することにより、第
1のスペーサ層と第2のスペーサ層の挿入により反射率
が大きくなり、改善されているのがわかる。又、130
m前後の記録層厚さで反射率が極小となるので、記録層
厚さを80nmとすることにより再生信号の大きな媒体
が得られる。
以上の結果を第1表に整理して示す。なお、第1表にふ
いてi sinは反射率が極小となる記録層の厚さであ
り、Twimは第3図に示す構造において反射率が極小
となる第2のスペーサ層の厚さを示している。
次に、本発明の第2の態様に従い、第1のスペーサ層の
厚さが、反射率が極大となる厚さよりも薄い場合につい
て説明する。
第38図は基板10(屈折率1.5)の上に屈折率2.
0の第1のスペーサ層30を波長830nmの光に$け
る基板入射反射率が極大となる厚さ1105nで形成し
、その上に屈折率1.5の第2のスペーサ層40を反射
率が極小となる厚さ130nmで形成し、その上に複素
屈折率2.1− io、 6の記録層20を設けたとき
の反射率の記録層厚さ依存を示したものである。
これに対して、第20図は第38図に特性を示す光記録
媒体と同一の材料を用いて第1のスペーサ層30の厚さ
を反射率が極大となる厚さ1105nよりも薄いg5n
mとし、第2のスペーサ層の厚さを反射率が極小となる
厚さ130nmよりも薄い8Qnmとし、その上に複素
屈折率2.1−io、6の記録層20を設けた時の反射
率の記録層厚さ依存を示したものである。
第38図と比較すると、本発明の構成の採用により反射
率が極小となる記録層の厚さはQnmから23nmに移
っている。記録層が有機薄膜を主成分とする場合には一
般に記録部分は記録前厚さの2〜3割が残り、孔は形成
されずピットが形成される。したがって第38図のよう
な特性よりも本発明の第20図のような特性の方が再生
信号の大きなものが得られることがわかる。
第21図は屈折率1.5の基板1oの上に屈折率2.0
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ1105nよりも薄い95nmで形成し、その上に
屈折率1.4の第2のスペーサ層4oを反射率が極小と
なる厚さよりも薄い80nmで形成しその上に複素屈折
率2.1−1O,6の記録層2oを設けたときの反射率
の記録層厚さ依存を示したものである。第36図と比較
することにより、第1のスペーサ層と第2のスペーサ層
の挿入により反射率が大きくな七、改善されているのが
わかる。又20nm前後の記録層厚さで反射率が極小と
なるので、記録層厚さを80nmとすることにより再生
信号の大きな媒体が得られる。
第22図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.0
の第10゛スペーサ層30を基板入射反射率が極大とな
る厚さ1105nよりも薄い95nmで形成し、その上
に屈折率1.6の第2のスペーサ層40を反射率が極小
となる厚さよりも薄い80n+++で形成しその上に複
素屈折率2.1− io、 6の記録層20を設けたと
きの反射率の記録層厚さ依存を示したものである。第3
6図と比較することにより、第1のスペーサ層と第2の
スペーサ層の挿入により反射率が大きくなり、改善され
ているのがわかる。又20nm前後の記録厚さで反射率
が極小となるので、記録層厚さを80nmとすることに
より再生信号の大きな媒体が得られる。
第23図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.0
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ1105nよりも薄い95nmで形成し、その上に
屈折率1.7の第2のスペーサ層40を反射率が極小と
なる厚さよりも薄い90nmで形成し、その上に複素屈
折率2.1−io、6の記録層20を設けたときの反射
率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図と比
較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペーサ
層の挿入により反射率が太き(なり、改善されているの
がわかる。又、17nm前後の記録層厚さで反射率が極
小となるので、記録層厚さを80nmとすることにより
再生信号の大きな媒体が得られる。
第24図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.7
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ120nmよりも薄い11’Onmで形成し、その
上に屈折率1.4の第2のスペーサ層40を反射率が極
小となる厚さよりも薄い90nmで形成しその上に複素
屈折率2.1−io、6の記録層20を設けたときの反
射率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図と
比較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペー
サ層の挿入により反射率が大きくなり、改善されている
のがわかる。又、l(inm前後の記録層厚さで反射率
が極小となるので、記録層厚さを80nmとすることに
より再生信号の大きな媒体が得られる。
第25図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.7
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ120nmよりも薄い110nmで形成し、その上
に屈折率1.5の第2のスペーサ層40を反射率が極小
となる厚さよりも薄い110nmで形成しその上に複素
屈折率2.1−io、6の記録層20を設けたときの反
射率の記録層厚さ依存を示したものである。
第36図と比較することにより、第1゛のスペーサ層と
第2のスペーサ層の挿入により反射率が大きくなり、改
善されているのがわかる。又llnm前後の記録層厚さ
で反射率が極小となるので、記録層厚さを80nmとす
ることにより再生信号の大きな媒体が得られる。
第26図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.9
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ110nmよりも薄い90nmで形成し、その上に
屈折率1.4の第2のスペーサ層40を反射率が極小と
なる厚さよりも薄い90nmで形成し、その上に複素屈
折率2.1−io、6の記録層20を設けたときの反射
率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図と比
較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペーサ
層の挿入により反射率が大きくなり、改善されているの
がわかる。又、18nm前後の記録層厚さで反射率が極
小となるので、記録層厚さを80nmとすることにより
再生信号の大きな媒体が得られる。
第27図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.9
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ110nmよりも薄い90nmで形成しその上に屈
折率1.5の第2のスペーサ層40を反射率が極小とな
る厚さよりも薄い90nmで形成しその上に複素屈折率
2.1−io、6の記録層20を設けたときの反射率の
記録層厚さ依存を示したものである。第36図と比較す
ることにより、第1のスペーサ層と第2のスペーサ層の
挿入により反射率が大きくなり、改善されているのがわ
かる。又18nm前後の記録層厚さて反射率が極小とな
るので、記録層厚さを80nmとすることにより再生信
号の大きな媒体が得られる。
第28図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.9
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ110nmよりも薄い90nmで形成し、その上に
屈折率1.6の第2のスペーサ層40を反射率が極小と
なる厚さよりも薄い90nmで形成し、その上に複素屈
折率2.1− io、 6の記録層20を設けたときの
反射率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図
と比較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペ
ーサ層の挿入により反射率が大きくなり、改善されてい
るのがわかる。又、20nm前後の記録層厚さで反射率
が極小となるので、記録層厚さを80nmとすることに
より再生信号の大きな媒体が得られる。
第29図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率1.9
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ110nmよりも薄い90nmで形成し、その上に
屈折率1.7の第2のスペーサ層40を反射率が極小と
なる厚さよりも薄い120nmで形成し、その上に複素
屈折率2.1−io、6の記録層20を設けたときの反
射率の記録層厚さ依存をボしたものである。
第36図と比較することにより、第1のスペーサ層と第
2のスペーサ層の挿入により反射率が大きくなり、改善
されているのがわかる。又、10nm前後の記録層厚さ
で反射率が極小となるので、記録層厚さを80nmとす
ることにより再生信号の大きな媒体が得られる。
第30図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmよりも薄い75nmで形成し、その上に屈
折率1.4の第2のスペーサ層40を反射率が極小とな
る厚さよりも薄い70nmで形成し、その上に複素屈折
率2.1− io、 6の記録層20を設けたときの反
射率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図と
比較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペー
サ層の挿入により反射率が大きくなり、改善されている
のがわかる。又、30nm前後の記録層厚さで反射率が
極小となるので、記録層厚さを80nmとすることによ
り再生信号の大きな媒体が得られる。
第31図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmよりも薄い55nmで形成し、その上に屈
折率1.5の第2のスペーサ層40を反射率が極小とな
る厚さよりも薄い1100nで形成し、その上に複素屈
折率2.1− io、 6の記録層20を設けたときの
反射率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図
と比較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペ
ーサ層の挿入により反射率が大きくなり、改善されてい
るのがわかる。又、20nm前後の記録層厚さで反射率
が極小となるので、記録層厚さを80nmとすることに
より再生信号の大きな媒体が得られる。
第32図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmよりも薄い55nmで形成し、その上に屈
折率1.6の第2のスペーサ層40を反射率が極小とな
る厚さよりも薄い1100nで形成し、その上に複素屈
折率2.1− io、 6の記録層20を設けたときの
反射率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図
と比較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペ
ーサ層の挿入により反射率が大きくなり、改善されてい
るのがわかる。又、22nm前後の記録層厚さで反射率
が極小となるので、記録層厚さを80nmとすることに
より再生信号の大きな媒体が得られる。
第33図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
゛の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大とな
る厚さ95nmよりも薄い65nmで形成し、その上に
屈折率1.7の第2のスペーサ層40を反射率が極小と
なる厚さよりも薄い1100nで形成し、その上に複素
屈折率2.1−io、6の記録層20を設けたときの反
射率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図と
比較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペー
サ層の挿入により反射率が大きくなり、改善されている
のがわかる。又、20nm前後の記録層厚さで反射率が
極小となるので、記録層厚さを80nmとすることによ
り再生信号の大きな媒体が得られる。
第34図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmよりも薄い75nmで形成し、その上に屈
折率1.9の第2のスペーサ層40を反射率が極小とな
る厚さよりも薄い100止で形成し、その上に複素屈折
率2.1− io、6の記録層20を設けたときの反射
率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図と比
較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペーサ
層の挿入により反射率が大きくなり、改善されているの
がわかる。又、16nm前後の記録層厚さで反射率が極
小となるので、記録層厚さを80nmとすることにより
再生信号の大きな媒体が得られる。
第35図は屈折率1.5の基板10の上に屈折率2.2
の第1のスペーサ層30を基板入射反射率が極大となる
厚さ95nmよりも薄い85nmで形成し、その上に屈
折率2.0の第2のスペーサ層40を反射率が極小とな
る厚さよりも薄い1100nで形成し、その上に複素屈
折率2.1− io、 6の記録層20を設けたときの
反射率の記録層厚さ依存を示したものである。第36図
と比較することにより、第1のスペーサ層と第2のスペ
ーサ層の挿入により反射率が大きくなり、改善されてい
るのがわかる。又、13nm前後の記録層厚さで反射率
が極小と入るので、記録層厚さを80nmとすることに
より再生信号の大きな媒体が得られる。
以上の結果を第2表に整理して示す。第2表において、
T□8は、第2図に示す構造において反射率が極大とな
る第1のスペーサ層の厚さであり、T、17は、第3図
に示す構造において反射率が極小となる第2のスペーサ
層の厚さである。更にi sinは、反射率が極小とな
る記録層の厚さである。
上記した如く、本発明で使用される第1のスペーサ層の
厚さは記録層と第2のスペーサ層とが形成されていない
状態での基板入射反射率が極大となる厚さか或いはそれ
より薄い厚さとし、第2のスペーサ層の厚さは第1のス
ペーサ層が形成されていて、記録層が形成されていない
状態での基板入射反射率が極小となる厚さよりも薄い厚
さとする。以下、第1および第2のスペーサ層について
の条件限定理由について説明する。
第39図は屈折率1.5の基板の上に屈折率1.7の第
1のスペーサ層を波長830nmの光における基板入射
反射率が極大となる厚さ120nmで形成し、その上に
屈折率1.4の第2のスペーサ層を形成し、その上に複
素屈折率2.1−io、6の記録層を設けたときの反射
率の記録層厚さ依存を、第2のスペーサ層厚さが110
0n、  150nmおよtj 200nmの場合につ
いて示したものである。
第1のスペーサ層が形成されていて記録層が形成されて
いない状態で基板入射反射率が極小となる第2のスペー
サ層厚さT+aih = 150nmよりも第2のスペ
ーサ層の厚さが厚い場合、即ち第39図の第2のスペー
サ層の厚さが200nmのとき、記録層厚が減小したと
きの反射率の低下の度合が小さくなるため再生信号出力
が小さくなり望ましくない。
第40図は屈折率1.5の基板の上に屈折率1.7の第
1のスペーサ層を基板入射反射率が極大となる厚さ12
0nmよりも厚い厚さである170nmとし、その上に
屈折率1.4の第2のスペーサ層を形成し、その上に複
素屈折率2.1−io、6の記録層を設けたときの反射
率の記録層厚さ依存を、第2のスペーサ層厚さが110
0n、 150nmおよび、200nmの場合について
示したものである。第39図の実線の曲線と比較するこ
とにより、第1のスペーサ層の厚さが反射率が極大とな
る厚さよりも厚い場合には記録層厚が減小したときの反
射率の低下の度合が小さいなるため再生信号出力が小さ
くなり望ましくないことがわかる。
本発明で使用される第1のスペーサ層及び第2のスペー
サ層の厚さの下限は、本発明の目的である反射率の増大
及び反射率変化量の増大が実質的に得られなくなる厚さ
である。
第3表に第1のスペーサ層厚と第2のスペーサ層厚と反
射率増加量の関係の1例を示す。(この例は記録層の複
素屈折率が2.1−io、6であり厚さが80nmの場
合である)。
第3表 本発明により反射率の増加の実質的な効果を得るために
は、スペーサ層の膜厚をおよそλ/8n(λは光の波長
、nはスペーサ材料の屈折率)より厚くすることが望ま
しい。即ち、第3表に示す如き波長830nmの光の場
合、屈折率1.4以上から2前後の材料に対しては50
nm以上の厚さが実施的に効果のある厚さである。
さらに、本発明で使用される第1及び第2のスペーサ層
としては、読み出しレーザ波長で実質的に透明であるも
のが望ましい。
第1のスペーサ層としては、基板の屈折率よりも大きな
屈折率のものであればよい。例えばCeO□、[:r2
0a、Fe2e3、FeaCL、GeO2、InzOs
、MgO1Vrn02、MOO3、Nb2O3、N i
O2、Sin%Sm20s、5no2.7a20s、T
e、Ow、TiO2、Y2O3、W Os、Y2O5、
ZnO,ZrO2等の各種酸化物、513N4、ZrN
等の各種窒化物、ZrC等の各種炭化物、GeS、Zn
S等の容積硫化物、コバルトフタロシアニン、銅フタロ
シアニン、マグネシウムフタロシアニン、ニッケルフタ
ロシアニン、亜鉛フタロシアニン等の各種有機色素、各
種磁性ガーネット及び5iSSe、 Ge。
B或いはこれらの化合物が使用できる。
第2のスペーサ層としては、第1のスペーサ層の屈折率
よりも小さな屈折率のものであるとい条件の下に例えば
、AlF3.13aFz、Ca F 2、(:e F 
3、DyF*、BrF3、BuF3、GdFs、)If
F4、HOF3、LaFs、LiFSMgF2、NaF
SNdF*、PrFs、SmF’:+、grF2、Y 
F 3、YbF3等の各種フッ化物、Al1.Os、C
e0−1Cr20s、口y203、BrzO+、Bui
○3、pe20s、pe30<、Gd2O3,6e02
、Hf0a、HO203、In2O3、LL+203、
MgO,Mn0a、MoO3、NbzO3、Ni01S
iO1S i O2,5mwOs、Snow、TazO
s、TiO2、■。
03、WO,、Y2O3、ZnO1Zr○2等の各種酸
化物、ZrN等の各種窒化物、ZrC等の各種炭化物、
Ge5SZnS等の各種硫化物、コバルトフタロシアニ
ン、銅フタロシアニン、モリブデンフタロシアニン、マ
グネシウムフタロシアニン、ニッケルフタロシアニン、
亜鉛フタロシアニン、スーダンブラックB等の各種有機
色素、各種フットレジスト、各種電子線レジスト、ポリ
スチレン等の各種有機物を使用することができる。
例えば第1のスペーサ層として5nOzを使用する場合
には、第2のスペーサ層として、AlF3、BaF2、
CaFz、Ce F 3、Dyes、Br F 3、B
uF、、GdFs、HoF、、La F 3、LiFS
MgF、、NaF、NdFs、PrFa、SmF3.5
rFz、YF、、YtlF*等のフッ化物やAl2O3
、CeO2、口y203、BrzO5、口u203、G
 e O2、)+0203、Lu2t3、MgO13i
02.3m203、Y2O3等や酸化物やスーダンブラ
ックB等の有機色素やグアニン、クリスタルヴアイオレ
ットラクトン等の有機物を使用することができる。第1
のスペーサ層として銅フタロシアニンを使用する場合に
も上述した第2のスペーサ層材料を使用することができ
る。
第1のスペーサ層としてNiOを使用する場合には、第
一2のスペーサ層として、AlF3、Ba F 2、C
aF2、Ce F s、口yFs、BrF5、BuFs
、GdFa、HoFa、La F s、LiF、MgF
z、Na F s Nd F s、Pr F 3、Sm
 F 3.5nFz、Y F 3、Yb F 3等のフ
ッ化物やAl2O3、Dy20+、Br2m5、Bu2
03.80203、LL+203、MgO1Si O2
、Sm20s、Y2O3等や酸化物やスーダンブラック
B等の有機色素やクリスタルヴアイオレットラクトン等
の有機物を使用することができる。
第1のスペーサ層としてGeO2を使用する場合にも上
述した第2のスペーサ層材料を使用することができる。
第1のスペーサ層としてMgOを使用する場合には、第
2のスペーサ層として、Mg F 2等のフッ化物やA
l2O3、SiOx等の酸化物を使用することができる
第1のスペーサ層としてSiを使用する場合には、第2
のスペーサ層として、AlF3、Ba F 2、CaF
z、CE!F3、DyFs、BrFa、Buds、Gd
F、、HfF、、HOF3、LaF3、LiFSMgF
2、NaF、NdF’+、PrF3、SmF3.5rF
z、YF、、YbF3等のフッ化物や八1203、Ce
O2、CrzOa、Dy20+、BrzO3、Bu、0
3、Fe2O+、Fe、0.、GdzOi、Ge0z、
HfO2、HO203、InzO3、Lu20s、Mg
O1Mn0□、MoO,、Nb、O5、NiO,5iO
1SiOz、Sm2O3,5n02、TazOs、Tl
O2、Y2O3、W 03、Y2O5、ZnO,Zr0
z等の酸化物やZrN等の窒化物やZrC等の炭化物や
Ge3.ZrS等の硫化物やコバルトフタロシアニン、
銅フタロシアニン、モリブデンフタロシアニン、マグネ
シウムフタロシアニン、ニッケルフタロシアニン、亜鉛
フタロシアニン、スーダンブラックB等の有機色素やグ
アニン、クリスタルヴアイオレットラクトン、二無水3
.4.9.10−ペリレンテトラカルボン酸等の有機物
を使用できる。
本発明においては第1及び第2のスペーサ層を実質的に
透明な層と限定している。これは、本発明の媒体構成、
即ち、第1および第2のスペーサ層を設けることは、反
射率を増大させる反面、記録層の吸収率を減小させてい
る。即ち、記録層単層だけの媒体と比較すると、本発明
の媒体構成は透過率と吸収率を減小させ、反射率を増大
させている。したがって、スペーサ層が光吸収層である
と、記録層の吸収率はさらに減小するので媒体の記録感
度が低下し実用に供せなくなるので、スペーサ層は実質
的に透明であることが必要である。
記録層としては、有機物を主成分とするものが好適であ
り、さらには、蒸着法あるいはスパッタ法で形成できる
ものが望ましい。具体的には、各種スクアリリウム色素
、各種5−アミノ−2,3−ジシアノ−1,4−ナフト
キノン色素、バナジルフタロシアニン、チタニルフタロ
シアニン、アルミニウムフタロシアニン、塩化アルミニ
ウムフタロシアニン、チタンフタロシアニン、鉛フタロ
シアニン、白金フタロシアニン等の各種フタロシアニン
色素、Teを含有したプラズマ重合有機膜、Teがアル
キル基で囲まれている有機膜、Teがフルオロカーボン
で囲まれている有機膜等を用いることができる。
この中では特に、5−アミノ−8−置換アニリノー2.
3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素、5,8−置
換アニリノー2.3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン
色素、あるいはそれらの混合物かあるいはそれらの金属
錯体か望ましく、置換基としては、炭素数4以下のアル
コキシル基、アルキル基が最も望ましい。
基板としては種々のものを使用できるが、一般には合成
樹脂、ガラス、磁器が望ましい。合成樹脂としては、ポ
リメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリカーボ
ネート、ポリエーテルイミド、ポリサルホン、エポキシ
樹脂、塩化ビニル樹脂等がある。基板の形状は、円板状
、シート状、テープ状とすることができる。
本発明の光記録媒体において、記録層への情報の記録は
記録層にピットを形成することによりなされる。円板状
の基板を用いるディスク媒体では、ピットは同心円状又
はスパイラル状の多数のトラックに形成するように記録
される。多数のトラックを一定間隔で精度よく記録する
には、通常基板上に光の案内溝が設けられる。ビーム径
程度の溝に光が入射すると光が回折される。ビーム中心
が溝からずれるにつれて回折光強度の空間分布が異なり
、これを検出してビームを溝の中心に入射させるように
サーボ系を構成できる。通常、案内溝の幅は0.3〜1
.2μm1その深さは使用する記録再生レーザ波長の1
/12〜1/4の範囲に設定される。本発明の光記録媒
体では基板の溝付面上に案内溝を形成するのが好ましい
以下本発明の実施例について説明する。
実施例1 内径15IIIII11外径120mm、厚さ1.2m
mの案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化マグ
ネシウムを121nm蒸着し、その上にフッ化マグネシ
ウムを82nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p
−エトキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナ
フトキノン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層とし
て80nm蒸着した。この成膜の際、波長  3830
nmの基板入射の反射率をモニターしながら行ない、第
1のスペーサ層酸化マグネシウムの蒸着終了時の基板入
射反射率は10.7%と極大値をとる厚さに設定し、第
2のスペーサ層フッ化マグネシウムの蒸着終了時の基板
入射反射率は4.7%と、極小値をとる厚さよりも薄く
設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は22.0%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例2 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化マグネシウム
を121nm蒸着し、その上に2酸化シリコンを110
1n蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシ
アニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン
色素を85%以上含む有機薄膜を記録層として80nm
蒸着した。この成膜の際、波長d30nmの基板入射の
反射率をモニターしながら行ない第1のスペーサ層酸化
マグネシウムの蒸着終了時の基板入射反射率は10.7
%と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層2酸
化シリコンの蒸着終了時の基板入射反射率は2.3%と
、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は21.5%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
再生信号も大きく良好であった。
実施例3 内径15mm、外径120++in、厚さ1.2叩の案
内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ゲルマニウ
ムを113nm蒸着し、その上にフッ化マグネシウムを
69nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エト
キシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキ
ノン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層として80
nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入
射の反射率をモニターしながら行ない第1のスペーサ層
酸化ゲルマニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は15
.6%と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層
フッ化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射反射率は9
.4%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は22.7%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
11男1 内径15 mm 、外径120mm、厚さ1.2mmの
案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ゲルマニ
ウムを113nm蒸着し、その上に2酸化シリコンを8
0nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキ
シアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノ
ン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層として80n
m蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射
の反射率をモニターしながら行ない第1のスペーサ層酸
化ゲルマニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は15.
6%と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層2
酸化シリコンの蒸着終了時の基板入射反射率は6.4%
と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は23.1%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
11f玉 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ゲルマニウム
を113nm蒸着し、その上に酸化アルミニウムを88
0m蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシ
アニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン
色素を85%以上含む有機薄膜を記録層として80nm
蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射の
反射率をモニターしながら行ない第1のスペーサ層酸化
ゲルマニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は15.6
%と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層酸化
アルミニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は4.2%
と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は21.6%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例6 内径15市、外径120mm、厚さ1.2mmの案内溝
付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化セリウムを11
0nm蒸着し、その上に酸化アルミニウムを88nm蒸
着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリ
ノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を
85%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸着し
た。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率
をモニターしながら行ない第1のスペーサ層酸化セリウ
ムの蒸着終了時の基板入射反射率は17.0%と極大値
をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層酸化アルミニウ
ムの蒸着終了時の基板入射反射率は7.6%と、極小値
をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は23.8%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
11璽ユ 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2II1mの
案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシア
ニン色素を1104n蒸着し、その上にフッ化マグネシ
ウムを68nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p
−エトキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナ
フトキノン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層とし
て80nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの
基板入射の反射率をモニターしながら行ない、第1のス
ペーサ層銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射
反射率は20.7%と極大値をとる厚さに設定し、第2
のスペーサ層フッ化マグネシウムの蒸着終了時の基板入
射反射率は13.6%と、極小値をとる厚さよりも薄く
設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は25.9%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
11男1 内径15mm、外径120+nm、厚さ1.2闘の案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシアニン
色素を1104n蒸着し、その上に2酸化シリコンを7
0nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキ
シアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノ
ン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層として80n
m蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射
の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層
銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射反射率は
20.7%と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペー
サ層2酸化シリコンの蒸着終了時の基板入射反射率は1
1.6%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は24.4%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例9 内径15 mm 、外径120mm、厚さ1.2aun
の案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシ
アニン色素を1104n蒸着し、その上に酸化アルミニ
ウムを78nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p
−エトキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1゜4−ナ
フトキノン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層とし
て80nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの
基板入射の反射率をモニターしながら行ない、第1のス
ペーサ層銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射
反射率は20.7%と極大値をとる厚さに設定し、第2
のスペーサ層酸化アルミニウムの蒸着終了時の基板入射
反射率は8.2%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定
した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は24.2%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例10 内径15 mm 、外径120叩、厚さ1.2mmの案
内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシアニ
ン色素を1104n蒸着し、その上に酸化イツ) IJ
ウムを81nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p
−エトキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1゜4−ナ
フトキノン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層とし
て80nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの
基板入射の反射率をモニターしながら行ない、第1のス
ペーサ層銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射
反射率は20.7%と極大値をとる厚さに設定し、第2
のスペーサ層酸化イツトリウムの蒸着終了時の基板入射
反射率は6.8%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定
した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は23.4%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例11 内径15 mm 、外径120mm、厚さ1.2mmの
案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシア
ニン色素を1104n蒸着し、その上に酸化マグネシウ
ムを83nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−
エトキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1゜4−ナフ
トキノン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層として
80nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基
板入射の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペ
ーサ層銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射反
射率は20.7%と極大値をとる厚さに設定し、第2の
スペーサ層酸化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射反
射率は5.6%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定し
た。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は21.7%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例12 内径15 mm 、外径120mm、厚さ1.2mmの
案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ニッケル
を1103n蒸着し、その上にフッ化マグネシウムを7
0nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキ
シアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノ
ン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層として80n
m蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射
の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層
酸化ニッケルの蒸着終了時の基板入射反射率は21.4
%と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層フッ
化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射反射率は13.
8%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は27.2%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
11■U 内径1510111.外径120mm、厚さ1.2mm
の案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ニッケ
ルを1103n蒸着し、その上に2酸化シリコンを71
nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシ
アニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン
色素を85%以上含む有機薄膜を記録層として80nm
蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射の
反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸
化ニッケルの蒸着終了時の基板入射反射率は21.4%
と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層2酸化
シリコンの蒸着終了時の基板入射反射率は11.9%と
、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は25.3%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
31男B 内径15 mm 、外径120mm、厚さ1.2n+m
の案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ニッケ
ルを1103n蒸着し、その上に酸化アルミニウムを8
0nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキ
シアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノ
ン色素を85%以上含む有機薄膜を記録層として80n
m蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射
の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層
酸化ニッケルの蒸着終了時の基板入射反射率は21.4
%と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層酸化
アルミニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は8.0%
と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は25.3%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例15 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ニッケルを1
103n蒸着し、その上に酸化マグネシウムを83nm
蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニ
リノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素
を85%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸着
した。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射
率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化ニ
ッケルの蒸着終了時の基板入射反射率は21.4%と極
大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層酸化マグネ
シウムの蒸着終了時の基板入射反射率は5.8%と、極
小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は22.4%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例16 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
゛溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを94
nm蒸着し、その上にフッ化マグネシウムを62nm蒸
着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリ
ノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を
85%以上含む有機薄膜を記録層として80mm蒸着し
た。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率
をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化スズ
の蒸着終了時の基板入射反射率は27.8%と極大値を
とる厚さに設定し、第2のスペーサ層フッ化マグネシウ
ムの蒸着終了時の基板入射反射率は21.0%と、極小
値をとる厚さよりも薄(設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は28.7%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
1N17 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mの案内溝
付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを94r+
m蒸着し、その上に2酸化シリコンを64mm蒸着し、
その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリノ)−
2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を85%
以上含む有機薄膜を記録層として3Qnm蒸着した。こ
の成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率をモニ
ターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化スズの蒸着
終了時の基板入射反射率は27.8%と極大値をとる厚
さに設定し、第2のスペーサ層2酸化シリコンの蒸着終
了時の基板入射反射率は18.7%と、極小値をとる厚
さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は27.7%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
0、再生信号も大きく良好であった。
ヌ1璽■ 内径15■、外径120mm、厚さ1.2mmの案内溝
付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを94mm
蒸着し、その上に酸化アルミニウムを73mm蒸着し、
その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリノ)−
2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を85%
以上含む有機薄膜を記録層として80mm蒸着した。こ
の成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率をモニ
ターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化スズの蒸着
終了時の基板入射反射率は27.8%と極大値をとる厚
さに設定し、第2のスペーサ層酸化アルミニウムの蒸着
終了時の基板入射反射率は14.0%と、極小値をとる
厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は28.9%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例19 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを94m
m蒸着し、その上に酸化マグネシウムを80mm蒸着し
、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリノ)
−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を85
%以上含む有機薄膜を記録層として80mm蒸着した。
この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率をモ
ニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化スズの蒸
着終了時の基板入射反射率は27.8%と極大値をとる
厚さに設定し、第2のスペーサ層酸化マグネシウムの蒸
着終了時の基板入射反射率は9.1%と、極小値をとる
厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は27.7%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
11り皿 内径15關、外径120mm、厚さ1.2mmの案内溝
付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを94mm
蒸着し、その上に酸化ゲルマニウムを88mm蒸着し、
その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリノ)−
2,g−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を85%
以上含む有機薄膜を記録層として80mm蒸着した。こ
の成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率をモニ
ターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化スズの蒸着
終了時の基板入射反射率は27.8%と極大値をとる厚
さに設定し、第2のスペーサ層酸化ゲルマニウムの蒸着
終了時の基板入射反射率は4.1%と、極小値をとる厚
さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は24.7%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
11亘旦 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを94n
m蒸着し、その上に銅フタロシアニン色素を90nm蒸
着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリ
ノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を
85%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸着し
た。この成膜の際、波長830止の基板入射の反射率を
モニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化スズの
蒸着終了時の基板入射反射率は27.8%と極大値をと
る厚さに設定し、第2のスペーサ層銅フタロシアニン色
素の蒸着終了時の基板入射反射率は2.7%と、極小値
をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は20.2%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
11男罠 内径15順、外径120市、厚さ1.2mmの案内溝付
きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシアニン色素
を1104n蒸着し、その上に2酸化シリコンを68n
m蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−メチルアニ
リノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素
を85%以上含む有機薄膜を記録層としてgQnm蒸着
した。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射
率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層銅フタ
ロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射反射率は20.
7%と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層2
酸化シリコンの蒸着終了時の基板入射反射率は12.0
%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は28.5%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
実施例23 内径15市、外径120mm、厚さ1.2mmの案内溝
付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化マグネシウムを
121nm蒸着し、その上に2酸化シリコンを1100
n蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−プロポキシ
アニリノ)−2,3−ジシアノ−1゜4−ナフトキノン
色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80nn
+蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射
の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層
酸化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射反射率は10
.7%と極大値をとる厚さに設定し、第2のスペーサ層
2酸化シリコンの蒸着終了時の基板入射反射率は2.4
%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの基板入射媒体反射
率は19.0%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ
、再生信号も大きく良好であった。
l鵠璽ム 内径15++u++、外径120關、厚さ1.2r+u
nの案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化マグ
ネシウムを110nm蒸着し、その上に2酸化シリコン
を110nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−
エトキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフ
トキノン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として
80nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基
板入射の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペ
ーサ層酸化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射反射率
は10.6%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、
第2のスペーサ層2酸化シリコンの蒸着終了時の基板入
射反射率は2.1%と、極小値をとる厚さよりも薄く設
定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は21
.6%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
11り社 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化マグネシウム
を110nm蒸着し、その上にフッ化マグネシウムを9
0nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキ
シアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノ
ン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80n
m蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射
の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層
酸化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射反射率は10
.6%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第2の
スペーサ層フッ化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射
反射率は4.4%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定
した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は22
.4%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
ス1亘匹 内径15 mm 、外径120mm、厚さ1.2mmの
案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシア
ニン色素を95nm蒸着し、その上にフッ化マグネシウ
ムを80nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−
エトキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1゜4−ナフ
トキノン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として
80nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基
板入射の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペ
ーサ層銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射反
射率は20.4%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定
し、第2のスペーサ層フッ化マグネシウムの蒸着終了時
の基板入射反射率は12.2%と、極小値をとる厚さよ
りも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は28
.1%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
11更F 内径15 mm 、外径120mm、厚さ1.2111
I11の案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フ
タロシアニン色素を85nm蒸着し、その上に2酸化シ
リコンを80nm蒸着し、その上に5ニアミノ−8−(
p−エトキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−
ナフトキノン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層と
して80nm蒸着した。この成膜の際、波長830nm
の基板入射の反射率をモニターしながら行ない、第1の
スペーサ層銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入
射反射率は19.6%と、極大値をとる厚さよりも薄く
設定し、第2のスペーサ層2酸化シリコンの蒸着終了時
の基板入射反射率は11.5%と、極小値をとる厚さよ
りも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は23
.0%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も太き(良好であった。
実施例28 内径15閣、外径120mm、厚さ1.2mmの案内溝
付きアクリル樹脂ディスク基板に、ニッケルフタロシア
ニン色素を95nm蒸着し、その上に酸化アルミニウム
を80nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エ
トキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフト
キノン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として8
0nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板
入射の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペー
サ層ニッケルフタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入
射反射率は20.4%と、極大値をとる厚さよりも薄く
設定し、第2のスペーサ層酸化アルミニウムの蒸着終了
時の基板入射反射率は9.2%と、極小値をとる厚さよ
りも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は23
.0%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
11男皿 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、コバルトフタロシ
アニン色素を95nm蒸着し、その上に酸化マグネシウ
ムを90nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−
エトキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフ
トキノン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として
80nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基
板入射の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペ
ーサ層コバルトフタロシアニン色素の蒸着終了時の基板
入射反射率は20.4%と、極大値をとる厚さよりも薄
く設定し、第2のスペーサ層酸化マグネシウムの蒸着終
了時の基板入射反射率は5.5%と、極小値をとる厚さ
よりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は21
.7%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
11男並 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシアニン
色素を95nm蒸着し、その上に酸化イツトリウムを8
5nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキ
シアニリノ)−2,3=ジシアノ−1,4−ナフトキノ
ン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80n
m蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射
の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層
銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射反射率は
20.4%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第
2のスペーサ層酸化イツ) +Jウムの蒸着終了時の基
板入射反射率は7.3%と、極小値をとる厚さよりも薄
く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は22
.8%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
11舅丑 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ゲルマニウム
を90nm蒸着し、その上にフッ化マグネシウムを90
nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシ
アニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン
色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80nm
蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射の
反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層°
酸化ゲルマニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は14
.7%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第2の
スペーサ層フッ化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射
反射率は7.6%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定
した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は24
.5%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
実施例32 内径15 mm 、外径120mm、厚さ1.2++u
nの案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ゲル
マニウムを90nm蒸着し、その上に2酸化シリコンを
90nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エト
キシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキ
ノン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80
nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入
射の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ
層酸化ゲルマニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は1
4.7%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第2
のスペーサ層2酸化シリコンの蒸着終了時の基板入射反
射率は6.8%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定し
た。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は21
.6%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
実施例33 内径15mm、外径120++un、厚さ1.2+ii
+ノ案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ゲル
マニウムを90nm蒸着し、その上に酸化アルミニウム
を90nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エ
トキシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフト
キノン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として8
0nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板
入射の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペー
サ層酸化ゲルマニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は
14.7%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第
2のスペーサ層酸化アルミニウムの蒸着終了時の基板入
射反射率は6.4%と、極小値をとる厚さよりも薄く設
定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は18
.7%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
実施例34 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化セリウムを9
0nm蒸着し、その上に2酸化シリコンを90nm蒸着
し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリノ
)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を9
0%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸着した
。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率を
モニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化セリウ
ムの蒸着終了時の基板入射反射率は16.2%と、極大
値をとる厚さよりも薄く設定し、第2のスペーサ層2酸
化シリコンの蒸着終了時、の基板入射反射率は7.3%
と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は23
.2%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
11男並 内径15mm、外径120mm、厚さ1.211111
1の案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ニッ
ケルを95nm蒸着し、その上にフッ化マグネシウムを
80nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エト
キシアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキ
ノン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80
nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入
射の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ
層酸化ニッケルの蒸着終了時の基板入射反射率は21.
2%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第2のス
ペーサ層フッ化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射反
射率は12.7%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定
した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は28
.9%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
111皿 内径151010.外径120non、厚さ1.2mm
の案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ニッケ
ルを85nm蒸着し、その上に2酸化シリコンを80n
m蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシア
ニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色
素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸
着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反
射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化
ニッケルの蒸着終了時の基板入射反射率は20.3%と
、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第2のスペーサ
層2酸化シリコンの蒸着終了時の基板入射反射率は11
.9%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は23
.8%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
実施例37 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ニッケルを9
5nm蒸着し、その上に酸化アルミニウムを80nm蒸
着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリ
ノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を
90%以上含む有機薄膜を記録層として8.Onm蒸着
した。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射
率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化ニ
ッケルの蒸着終了時の基板入射反射率は21.2%と、
極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第2のスペーサ層
酸化アルミニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は9.
4%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は23
.8%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
実施例38 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化ニッケルを9
5nm蒸着し、その上に酸化マグネシウムを90nm蒸
着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリ
ノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を
90%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸着し
た。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率
をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化ニッ
ケルの蒸着終了時の基板入射反射率は21.2%と、極
大値をとる厚さよりも薄く設定し、第2のスペーサ層酸
化マグネシウムの蒸着終了時の基板入射反射率は5.5
%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は22
.5%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
11男並 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを75n
m蒸着し、その上にフッ化マグネシウムを70nm蒸着
し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリノ
)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を9
0%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸着した
。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率を
モニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化スズの
蒸着終了時の基板入射反射率は25.9%と、極大値を
とる厚さよりも薄く設定し、第2のスペーサ層フッ化マ
グネシウムの蒸着終了時の基板入射反射率は20.5%
と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は25
.3%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
5並 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを55n
m蒸着し、その上に2酸化シリコンを1100n蒸着し
、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリノ)
−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を90
%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸着した。
この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率をモ
ニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化スズの蒸
着終了時の基板入射反射率は20.5%と、極大値をと
る厚さよりも薄く設定し、第2のスペーサ層2酸化シリ
コンの蒸着終了時の基板入射反射率は12.0%と、極
小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は26
.3%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
実施例41 内径15 mm 、外径120mm、厚さ1.2mmの
案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを5
5nm蒸着し、その上に酸化アルミニウムを1100n
蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニ
リノ)−2,3−ジシアノ−19,4−ナフトキノン色
素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸
着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反
射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化
スズの蒸着終了時の基板入射反射率は20゜5%と、極
大値をとる厚さよりも薄く設定し、第2のスペーサ層酸
化アルミニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は11.
0%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は23
.9%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
111混 内径15m、外径120mm、厚さ1.2+nmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを65n
m蒸着し、その上に酸化マグネシウムを1100n蒸着
し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニリノ
)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素を9
0%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸着した
。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射率を
モニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化スズの
蒸着終了時の基板入射反射率は23.6%と、極大値を
とる厚さよりも薄く設定し、第2のスペーサ層酸化マグ
ネシウムの蒸着終了時の基板入射反射率は8.7%と、
極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は24
.8%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
実施例43 内径15 mm 、外径120ff1m、厚さ1.2m
mの案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズ
を75nm蒸着し、その上に酸化ゲルマニウムを110
0n蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシ
ア、 ニリン)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキ
ノン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80
nm蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入
射の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ
層酸化スズの蒸着終了時の基板入射反射率は25.9%
と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第2のスペー
サ層酸化ゲルマニウムの蒸着終了時の基板入射反射率は
5.0%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は23
.5%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
ス羞男M 内径15mm、外径120mm、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、酸化スズを85n
m蒸着し、その上に銅フタロシアニン色素を1100n
蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキシアニ
リノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノン色素
を90%以上含む有機薄膜を記録層として80nm蒸着
した。この成膜の際、波長830nmの基板入射の反射
率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層酸化ス
ズの蒸着終了時の基板入射反射率は27.3%と、極大
値をとる厚さよりも薄く設定し、第2のスペーサ層銅フ
タロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射反射率は2.
3%と、極小値をとる厚さよりも薄く設定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は20
.1%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
実施例45 内径15胴、外径120aun、厚さ1.2mmの案内
溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシアニン
色素を95nm蒸着し、その上に酸化マグネシウムを9
Qnm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−エトキ
シアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノ
ン色素を90%以上含む有機薄膜を記録層として80n
m蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射
の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層
銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射反射率は
20.4%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第
2のスペーサ層酸化マグネシウムの蒸着終了時の基板入
射反射率は5.5%と、極小値をとる厚さよりも薄く設
定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は21
.7%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
ス1舅胚 内径15m+n、外径120+nm、厚さ1.2mmの
案内溝付きアクリル樹脂ディスク基板に、銅フタロシア
ニン色素を35nm蒸着し、その上に2酸化シリコンを
80nm蒸着し、その上に5−アミノ−8−(p−メチ
ルアニリノ)−2,3−ジシアノ−1,4−ナフトキノ
ン色素を95%以上含む有機薄膜を記録層として80n
m蒸着した。この成膜の際、波長830nmの基板入射
の反射率をモニターしながら行ない、第1のスペーサ層
銅フタロシアニン色素の蒸着終了時の基板入射反射率は
19.6%と、極大値をとる厚さよりも薄く設定し、第
2のスペーサ層2酸化シリコンの蒸着終了時の基板入射
反射率は11.5%と、極小値をとる厚さよりも薄く設
定した。
このようにして作製した光ディスクの媒体反射率は27
.8%と大きいためサーボ信号が大きく、かつ、再生信
号も大きく良好であった。
L貝匁皇呈 上記実施例から明らかなように、本発明により再生信号
及びサーボ信号の大きな光情報記録媒体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である光情報記録媒体の概略
図、 第2図、第3図は本発明の光情報記録媒体の原理を説明
するための概略図、 第4図から第35図は光情報記録媒体の反射率の記録層
厚さによる変化を示す図、 第36図から第40図は比較のための反射率の記録層厚
さによる変化を示す図である。 (主な参照番号) 10・・基板、 20・・記録層、 30・・第1のスペーサ層、 40・・第2のスペーサ層、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 レーザ光の照射によって情報を記録しかつ読み取る光情
    報記録媒体で、該レーザ光に対して透明な基板上に、該
    レーザ光に対して実質的に透明でかつ該レーザ光の波長
    での屈折率が該基板の屈折率より大きい第1のスペーサ
    層と、該レーザ光に対して実質的に透明でかつ該レーザ
    光の波長での屈折率が該第1のスペーサ層より小さい第
    2のスペーサ層と、該レーザ光を吸収する記録層の少な
    くとも3層が積層されている光情報記録媒体であって、 前記第1のスペーサ層は前記記録層と前記第2のスペー
    サ層が形成されていない状態での基板入射反射率が極大
    となる厚さか或いはそれよれも薄くし、前記第2のスペ
    ーサ層は前記第1のスペーサ層が形成されていて前記記
    録層が形成されていない状態での基板入射反射率が極小
    となる厚さよりも薄くしたことを特徴とする光情報記録
    媒体。
JP60270534A 1984-11-30 1985-11-30 光情報記録媒体 Granted JPS61267949A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59-253518 1984-11-30
JP25351784 1984-11-30
JP59-253517 1984-11-30

Publications (2)

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JPS61267949A true JPS61267949A (ja) 1986-11-27
JPH0480454B2 JPH0480454B2 (ja) 1992-12-18

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JP60270534A Granted JPS61267949A (ja) 1984-11-30 1985-11-30 光情報記録媒体

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126480A (en) * 1979-03-26 1980-09-30 Hitachi Ltd Recording member
JPS5956240A (ja) * 1982-09-27 1984-03-31 Canon Inc 光磁気記録媒体
JPS60177447A (ja) * 1984-02-22 1985-09-11 Nec Corp 光学記録媒体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126480A (en) * 1979-03-26 1980-09-30 Hitachi Ltd Recording member
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JPS60177447A (ja) * 1984-02-22 1985-09-11 Nec Corp 光学記録媒体

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