JPS6126779B2 - - Google Patents

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JPS6126779B2
JPS6126779B2 JP52141702A JP14170277A JPS6126779B2 JP S6126779 B2 JPS6126779 B2 JP S6126779B2 JP 52141702 A JP52141702 A JP 52141702A JP 14170277 A JP14170277 A JP 14170277A JP S6126779 B2 JPS6126779 B2 JP S6126779B2
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JP
Japan
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alcohol
amount
sulfuric acid
olefin
sulfation
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JP52141702A
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English (en)
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JPS5368727A (en
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Matsuteusu Betsukeru Piiteru
Geruharuto Auritsuhi Fuorukeru
Eruberutosu Kinto Korunerisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPS5368727A publication Critical patent/JPS5368727A/ja
Publication of JPS6126779B2 publication Critical patent/JPS6126779B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/24Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of esters of sulfuric acids

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は第2級モノアルキル硫酸塩(MAS)
の製造方法およびそのように製造した塩に関す
る。 MAS特に第2C8ないしC22モノアルキル硫酸の
ナトリウム塩はよく知られた生成物であつて、洗
浄剤として有用である。1種またはそれ以上の
C8ないしC22オレフイン(これはα−または内部
−オレフインでよい)を濃度75ないし100重量%
の硫酸と反応せしめ、ついでこのように形成され
た酸を適当な塩基、例えばアミン、アンモニウ
ム、アルカリ金属またはアルカリ土金属の水酸化
物、炭酸塩または重炭酸塩で中和してその塩を製
造するようにMASを製造することが知られてい
る。 これら2つの主反応は第2C8ないしC22のα−
オレフインのナトリウム塩製造に関する限り次式
によつて表わしてよい。 (ここにRはC6ないしC20のアルキル基である) 英国特許第691929号から、オレフインに対し10
重量%までの量のある種の酸素含有化合物、例え
ば脂肪族アルコール、アルデヒド、ケトン、エー
テル、エーテルアルコール、カルボン酸、硫酸エ
ステルおよびアルキルフエノール/−アルキレン
オキシド付加物が反応速度または生成物の収率に
ついて有利な効果を有することも知られている。
しかしながらこれら化合物のある物、特に脂肪族
アルコールのこの量の使用はある種の不利益があ
る。一つの不利益は、第2ジアルキル硫酸塩
(DAS)が通常第2モノアルキル硫酸塩基準40モ
ル%のDASを超える量で形成されることであ
る。DASは次式に従つて形成されよう: この問題は部分的にDASの加水分解またはケ
ン化によつて克服され、適当には中和反応中に次
式によつて行なわれる。 しかしながらこれは本問題の部分的解決にすぎ
ず、加水分解はまた1モルの第2アルコールを作
り、これがオレフインの損失を表わすことを見る
ことができる。 この公知方法の別の不利益はある量の第2アル
コールが形成せられ、これがDAS加水分解の結
果として説明し得る量わ超過する。この過剰量は
硫酸化反応中のオレフイン水和から起ることが考
えられる。 該アルコールは特許第691929号によれば回収し
て硫酸化反応中に使用してよいが、該硫酸化反応
中のその量は10重量%以下に維持されて、結局処
置しなければならないアルコールの過剰量が常に
存在することになろう。処置の一方法(英国特許
第656064号参照)は回収したアルコールを脱水し
てオレフインを形成せしめ、かつこれらオレフイ
ンを別の硫酸化反応に使用するようにするもので
あるが、しかしこの方法は別の脱水反応器を必要
とする。 さて本出願人は大量の第2C8ないしC22アルコ
ールの存在の下にオレフインを硫酸化することに
よつて急速な反応速度が得られ、しかもDAS形
成量が相当に減少せしめられることを見出した。
本出願人はまた大量のかかるアルコールを使用す
ることによつて回収アルコール量が常に実質的に
添加アルコール量に等しくなるよう方法操作する
ことが可能であり、かくしてかかる回収アルコー
ルを硫酸化反応に再循環せしめることによつて該
方法をアルコール処理の必要性除去の条件の下に
操作できることも見出した。 本発明によれば、第2モノアルキル硫酸塩を製
造する方法は、酸化反応帯において1種またはそ
れ以上のC8ないしC22オレフインを少なくともオ
レフイン基準15モル%の1種またはそれ以上の付
加第2C8ないしC22アルコールの存在の下に硫酸
によつて硫酸化し、そのように形成された酸を塩
基によつて中和してその塩を製造し、1種または
それ以上のC8ないしC22アルコールを中和反応生
成物より回収し、この回収アルコールを硫酸化反
応帯に再循環せしめることを含んでなる。 本発明方法に使用してよいC8ないしC20オレフ
インは内部−またはα−オレフインでよく、かつ
線状または分枝状でもよい。切付オレフインまた
はオレフイン混合物を使用してよい。C12ないし
C18オレフインが好ましいオレフインである。 硫酸化反応に使用する反応条件は広範囲に変化
してもよい。適当な反応温度は−20℃ないし50
℃、なるべくは0℃ないし40℃であり、適当な滞
留時間は2〜3分ないし数時間、例えば2分ない
し10時間、なるべくは5分ないし2時間である。 本発明方法に使用する硫酸は何れか適当な濃度
のものでよく、例えば75ないし100重量%、通常
オレフイン基準過剰量の硫酸を使用する。適当な
量はオレフイン加えるアルコール双方基準1.5な
いし15モルである。 しかしながら本発明の別の利益は、本方法をか
なり低濃度、例えば75ないし90重量%、なるべく
は78ないし88重量%の硫酸で操作してよいことで
ある。このことは有利であつて、未転化硫酸の除
去を好都合にするからである。未転化硫酸除去の
2つの主な方法は脱酸すなわち未転化酸自体の除
去または脱塩すなわち無機塩の形の酸の除去によ
るものである。脱塩は通常中和反応中に過剰量の
塩基を使用することによつて実施するが、これが
未転化硫酸を中和して該アルキル硫酸中和の他に
その無機塩を形成するようにする。これら無機塩
は別の相として種々の水溶性溶媒例えば低級アル
コールならびにケトンの中和反応生成物への添加
によつて除去すればよい。しかしながらこの方法
での未転化硫酸の除去は硫酸の損失を来すが、こ
れはその無機塩が通常廃棄されるからであり、こ
の理由によつて脱酸(de−acidification)による
除去が好ましい。脱酸は1またはそれ以上の段階
で水を該硫酸化反応生成物に添加して1またはそ
れ以上の分離可能硫酸相を形成するようにする。
しかしながら水の添加はまたアルキル硫酸の分解
に対してかなりの条件を創出し、また該硫酸を硫
酸化反応中に再使用し得る以前に分離硫酸相から
除去する必要もある。この問題は硫酸化反応中に
かなり低濃度例えば90重量%以下の硫酸を使用す
ることによつて克服できようが、これは大部分の
硫酸を含有する分離可能の硫酸相を水の添加なし
に生ぜしめるからである。残留アルキル硫酸相中
になお存する何等かの硫酸は次にこれに少量の水
を添加することによつて抽出すればよい。かくし
てこの好ましい脱酸手段はかなり低濃度の硫酸の
用途に対して制限を受けるので、本発明方法は75
ないし95重量%濃度の硫酸を使用して実施するの
が有利である。第1分離ならびに第2分離双方の
硫酸相(後者は必要あれば濃縮後)は硫酸化反応
に再使用してもよい。しかしながら本方法は高濃
度の硫酸でおよび/または脱酸段階なしで操作し
てよく、この場合脱酸段階を実施してもよい。 適当には本発明に使用する第2C8ないしC22
ルコールは同一の炭素鎖長を有するが、または硫
酸化すべきオレフインの炭素鎖長と1または3個
の炭素原子とは異ならない炭素鎖長を有するが、
これは何等かのアルコールの硫酸化が起ればオレ
フインより製造されるものと実質的に同一の炭素
鎖長の酸を製造することになるという利益を与え
るからである。適当には該アルコールは硫酸化す
べきオレフインの硫酸化および水和によつて誘導
する。オレフインに対し少なくとも15モル%、好
ましくは少なくとも20モル%のアルコールの使用
が相当程度にDAS形成を減少せしめ、通常これ
を第2モノアルキル硫酸に対して25モル%以下に
減少せしめ、相当程度反応速度を増加めしめる。
DAS形成の減少または反応速度の増加に関する
限り、オレフインに対し400モル%以上のアルコ
ールの使用は利益がないようである。 本発明の態様は、オレフインに対して小なくと
も15モル%のこのようなアルコールの存在の下に
オレフインを硫酸化することによつて、中和反応
生成物から実質的に等量のかかるアルコールを回
収することが可能であり、その間受容可能の転化
率を達成し、すなわち30モル%以上のオレフイン
の転化率を達成する。このように本方法はなるべ
く中和反応生成物より回収される第2C8ないし
C22アルコール対硫酸化反応帯添加第2C8ないし
C22アルコールのモル比として定義されたアルコ
ール平衡が実質的に1となるよう実施するとよ
い。実際上0.75ないし1.25のアルコール平衡で受
容可能であろう。硫酸化反応帯に添加する最適ア
ルコール量は種々の因子、例えば希望オレフイン
転化率ならびに硫酸化されつつあるオレフインの
鎖長に依存する。一般にオレフイン転化率の高い
程硫酸化反応帯に添加すべきアルコール量が高く
なることが見出されている。例えばもしオレフイ
ン転化率が50ないし90モル%であれば、好ましい
アルコール量はオレフイン基準40ないし150%で
あり、更に好ましくは45ないし100モル%とな
る。しかしながらもし希望オレフイン転化率が35
ないし50モル%であれば、好ましいアルコール量
はオレフイン基準40モル%以下となろう。オレフ
イン基準少なくとも15モル%のアルコールの存在
の下にオレフインを硫酸化することによつて実質
的に1ルコール平衡を達成することが可能であ
り、それによつて満足なオレフイン転化率を達成
するという発見は公知の方法よりも遥かに有利と
考えられるが、これは望ましくないアルコールの
連続的処理の問題を排除するからである。更に硫
酸化反応帯に対してはアルコールを中和反応生成
物から回収したものの他に添加する必要はなく、
これは本発明の用途に対して連続的に余分のアル
コールを製造する必要のないことを意味する。 本発明の別の利益は本発明方法をかかるアルコ
ールの硫酸化反応への何等の添加なしに、または
第2C8ないしC22アルコールのオレフイン基準15
モル%以下の量の添加によるか、またはC8ない
しC22アルコール以外のアルコール、例えば1種
またはそれ以上の第1アルコールの何等かの量を
硫酸化反応に添加することによつて開始すること
が可能であることである。かかる開始条件の融通
性は本方法が自己調節が可能、すなわち実質的に
全量の回収アルコールを再循環させることにより
回収アルコール量が定常であるという状態に計ら
ずも到達するからである。この回収アルコールの
定常量は受容可能オレフイン転化率において常に
オレフイン基準15モル%過剰となろう。 驚くべきことに本発明方法は前記好適範囲内の
アルコール量を使用することによつてこのように
して、かつ何等かの特殊理論に拘束されることな
く操作することができることが考慮され、これは
オレフイン水和によるアルコール製造から生じ、
DAS加水分解は硫酸化によるアルコールの等価
損失によつて補償されていることが考慮される。
硫酸化反応で製造される第2モノアルキル硫酸は
任意的に該硫酸化反応生成物の脱酸の後中和され
て対応する塩を形成するようになる。適当にはか
かる酸はこれに塩基例えばアミン、アンモニウム
またはアルカリ金属あるいはアルカリ土金属の水
酸化物、炭酸塩または重炭酸塩の水性溶液の添加
によつて中和される。水酸化ナトリウムが好まし
い塩基である。添加する塩基量は明らかに硫酸化
反応生成物が脱酸されているか否かによつて決ま
る。適当な量は該硫酸化反応に使用するオレフイ
ン基準5ないし100重量%の0.5ないし50重量%水
性溶液である。酸の中和は適当には存在する
DASが加水分解されるような条件の下で実施す
る。適当には50ないし100℃の中和反応温度なら
びに0.5ないし2.0時間中和反応時間を使用する。
酸を低温で中和することが可能であるが、この場
合生成物を高温に加熱して存在する何等かの
DASを加水分解するようにするのが望ましい。
かかる加水分解によつて形成される酸を中和する
ため充分量の塩基を添加している。中和反応後に
生成物を脱塩するとよい。脱塩温度は上記脱酸処
理の他に脱酸範囲に応じて使用すとよい。通常
MAS基準20重量%以下の無機硫酸塩を最終生成
物中に存在せしめる。 本発明の別の態様はアルコールを回収しかつ硫
酸化反応帯に再循環させることである。なるべく
は本方法を連続的方法で操作するが、この場合、
回収アルコールを連続的に硫酸化反応帯に再循環
する。しかしながら本方法は回分方法で操作する
とよく、この場合は回収アルコールを次の硫酸化
反応帯に再循環する前に貯蔵する。該硫酸化反応
帯は2またはそれ以上の硫酸化反応を含んでな
る。 アルコールは蒸留によつて中和反応生成物から
回収するとよいが、なるべくは溶媒、例えば
IPA/ガソリン混合物またはある種のケトンまた
は酢酸塩を使用する抽出によつて回収する(特願
昭52−141703号(特開昭53−68728号)参照)。か
くして得られた抽出物は溶媒留分および蒸留によ
るアルコール留分中に分離するとよい。後者の留
分はまた何れか他の非表面活性物質、例えば硫酸
化されていないオレフインを含有してもよく、総
ての非回収有機物質は硫酸化反応帯に再循環させ
るとよい。 抽出後に得られる生成物は抽出段階に使用する
種々量の溶媒を含有するMASの水性溶液であ
る。この生成物は洗浄剤のようなものとして使用
してよい。しかしながら残留量の溶媒は幾分かの
水と共に例えば蒸留または蒸発によつて除去して
30ないし60重量%のMASを含有する水性溶液か
らなる最終生成物を形成するようにするとよい。
上記の如く最終生成物はMAS基準20重量%を超
えない無機硫酸塩を含んでなることが好ましい。 さて本発明を次の例によつて説明する。 例 1ないし9 n−テトラデセン−1および第2テトラデカノ
ールまたは第2ペンタデカノール(n−テトラデ
セン−1またはn−ペンタデセン−1の硫酸化お
よび加水分解によつて製造)の種々の混合物を硫
酸化した。使用アルコール量ならびに反応時間は
第1表に与えられる。総ての場合該反応をオレフ
イン転化率80モル%の得られるまで継続する。使
用反応条件は次のとおりである: H2SO4:オレフイン+アルコールは4モル/モ
ル、 H2SO4濃度は84重量%、 温度は10℃。 硫酸化反応生成物の一部をモノアルキル硫酸お
よびそのジアルキル硫酸塩含量の分析のために除
去した。 残留硫酸化反応生成物を固定せしめ硫酸含有下
相を引抜くことにより脱酸した。次に該生成物を
更に形成された硫酸相の分離に伴う残留硫酸当り
1.8モルの水の添加によつて脱酸した。第2の分
離相は濃縮し第1分離相と組合わせるとよい。該
組合わせ相は消耗酸の補償のため希望あれば少量
の100重量%硫酸と共に硫酸反応帯に再循環させ
るとよい。 脱酸生成物は80℃、1時間のNaOH(20重量
%)との反応によつて中和した。 次に中和生成物に5重量%のIPA含有IPAなら
びにガソリンの溶媒混合物による液/液抽出を行
なつた。 第2アルコール、未反応n−テトラデセンおよ
び種々の重合体を含有する得られた抽出物を蒸留
したその溶媒を除去し、第2アルコールの量なら
びに型式を決定した。転化された第2アルコール
モル当りについて形成された第2アルコール類の
量(第2ペンタデカノールの場合)および供給物
中の第2アルコールモル当りについて回収された
第2アルコール量を計算し、結果を第1表中に与
える。該第2アルコールは未反応n−テトラデセ
ンおよび重合体と共に硫酸化反応帯に再循環させ
た。得られたラフイネートを蒸発して残留溶媒お
よび幾分かの水をこれから除して40重量%の第モ
ノアルキル硫酸ナトリウム塩含有水性溶液を製造
することにした。
【表】 例 12および13 例1ないし11の手順をn−テトラデセン−1お
よび第2ペンタデカノールの混合物であつてオレ
フイン基準100モル%のアルコールを含んでなる
ものを使用して繰返した。反応条件は同一である
が79.6重量%(例12)または84.8重量%(例13)
のH2SO4を使用した点が異なる。 例 14 例1ないし11の手順を内部テトラデセンおよび
第2ペンタデカノールの混合物(内部ペンタデセ
ンの硫酸化および加水分解より誘導)であつてオ
レフイン基準100モル%のアルコールを含んでな
るものを使用して繰返した。反応条件は同一であ
るが84.8重量%のH2SO4を使用した点が異なる。
結果は第2表に与える。 例 15 例1ないし11の手順をn−テトラデセン−1お
よび第2ペンタデカノールの混合物であつてオレ
フイン基準100モル%のアルコールを含んでなる
ものを使用して繰返した。反応条件は同一である
が、H2SO4:(オレフイン+アルコール)のモル
比が8である点が異なる。結果は第2表中に与え
る。
【表】 例 16 n−ヘキサデセンおよびn−オクタデセンの混
合物(1:1)を例1ないし11の反応条件を使用
し集積連続方法で硫酸化、中和および抽出した
が、硫酸化反応帯中の滞留時間が30分であつた点
が異なる。安定状態条件の達成された後に抽出物
をその溶媒除去後に硫酸化反応帯に連続的に再循
環した。更に1.5時間の操作後に残留する再循環
アルコール(第2C16/C18アルコール)の量が実
質的に定常となつた(供給オレフイン基準26モル
%)。形成されたジアルキル硫酸塩の量はモノア
ルキル硫酸基準10モル%であり、オレフイン転化
率は47モル%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硫酸化反応帯中において1種またはそれ以上
    のC8ないしC22オレフインをオレフイン基準少な
    くとも15モル%の1種またはそれ以上の添加第
    2C8ないしC22アルコールの存在の下において硫
    酸で硫酸化し、その塩の製造のためそのように形
    成された第2モノアルキル硫酸を中和し、1種ま
    たはそれ以上の第2C8ないしC22アルコールを該
    中和反応生成物より回収し、該回収アルコールを
    硫酸化反応帯に再循環することを含んでなる第2
    モノアルキル硫酸塩の製造方法。 2 添加アルコールの量がオレフイン基準20ない
    し400モル%である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 処理条件が、回収アルコール量が実質的に添
    加アルコール量と同一となるような特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の方法。 4 硫酸の量が(オレフイン+アルコール)の量
    基準1.5ないし15モルである特許請求の範囲第1
    項ないし第3項の何れか記載の方法。 5 硫酸濃度が75ないし90重量%である特許請求
    の範囲第1項ないし第4項の何れか記載の方法。 6 硫酸化反応温度が−20℃ないし50℃である特
    許請求の範囲第1項ないし第5項の何れか記載の
    方法。 7 硫酸化反応時間が2分ないし10時間である特
    許請求の範囲第1項ないし第6項の何れか記載の
    方法。 8 未転化硫酸を硫酸化反応生成物より脱酸によ
    つて除く特許請求の範囲第1項ないし第7項の何
    れか記載の方法。 9 中和温度が50ないし100である特許請求の範
    囲第1項ないし第8項の何れか記載の方法。 10 1種またはそれ以上の第2C8ないしC22
    ルコールを中和反応生成物より抽出によつて回収
    する特許請求の範囲第1項ないし第9項の何れか
    記載の方法。
JP14170277A 1976-11-30 1977-11-28 Process for preparing sulfate Granted JPS5368727A (en)

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JPS5368727A JPS5368727A (en) 1978-06-19
JPS6126779B2 true JPS6126779B2 (ja) 1986-06-21

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BE (1) BE861245A (ja)
CA (1) CA1099734A (ja)
CS (1) CS208111B2 (ja)
ES (1) ES464544A1 (ja)
FR (1) FR2372151A1 (ja)
GB (1) GB1550001A (ja)
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