JPS61267314A - セラミツク可変コンデンサの製造方法及びその製造装置 - Google Patents

セラミツク可変コンデンサの製造方法及びその製造装置

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JPS61267314A
JPS61267314A JP60108347A JP10834785A JPS61267314A JP S61267314 A JPS61267314 A JP S61267314A JP 60108347 A JP60108347 A JP 60108347A JP 10834785 A JP10834785 A JP 10834785A JP S61267314 A JPS61267314 A JP S61267314A
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JP
Japan
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rotor
polishing
electrode
rotating shaft
ceramic
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JP60108347A
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Inventor
高山 時信
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業の利用分野〕 本発明は、誘電体にセラミックを用いたセラミック可変
コンデンサ(以下セラミックバリコンという)に係り、
特にそのローターの製造方法、及びその製造装置に関す
る。
〔発明の背景〕
従来のセラミックバリコンを第2図ないし第6図に示す
。第2図はセラミックバリコンの側面断面図、第3図は
セラミック誘電体を下方から見た底面断面図、第5図は
ローターの研磨装置の一部断面図、第6図(a) 、 
(b)はローターと回転軸との圧入状態を示す説明図で
ある。1は絶縁成形材からなる前側フレームであり、2
は同じく絶縁成形材からなる後側フレームであり、これ
ら前後側フレ−ム1,2とで筺体Aが形成される。3は
導体からなる略円形のローターであり、このローター3
の一面には、第4図に破線にて示すように略三日月状の
内側ローター電極6と外側ローター電極7とを、一端が
巾広部6B、 7aとなり、他端が巾挾部6b、7bと
なるように突設されている。寸だ前記ローター3の外周
には、内外側ローター電極6,7と同一平面上に環状絶
縁体3aが一体成形されている。さらにローター3の中
央には孔5が形成されており、この孔5に金属材等の導
体よりなる回転軸4が圧入・固着されている。8はセラ
ミックからなり前記ローター3と略同−形状をなすセラ
ミック誘電体であり、このセラミック誘電体8の一面に
は、前記内外側ローター電極6゜7と相対向する位置に
設けられ、かつ内外側ローター電極6.7と略同−形状
あって一端が巾広部9B、10aで、他端が巾挾部9b
、10bの三:    日月状の内外側ステーター電極
9,10が、銀ベーストを印刷・焼成することによって
形成されている。11はセラミック誘電体8を保持する
ための絶縁材からなる基板、12はゴムなどからなる環
状の弾性体、13a、13bは、内外側ステーター電極
9,10と電気的に導通されており、前側フレーム1と
後側フレーム2とによって挾持されたステータ一端子、
14は後側フレーム2の底面に装着され、その端部が後
側フレーム2の外方に突出するように配置されたアース
端子であり、このアース端子14の略中央に形成した凹
部14aにて前記回転軸4の先端部4aを回転可能に受
けている。
上述の如き構成のセラミックバリコンの組立方法を次に
説明する。
予め、アース端子14が一体に装着された後側フレーム
2上に弾性体12を載置し、この弾性体12上にステー
タ一端子13a、13bが装着された基板11を回転で
きないように載置し、この基板11上にセラミック誘電
体8を、内外側ステーター電極9,10が、ステータ一
端子13a。
13bと当接するように載置する。この時、セラミック
誘電体8には、回転軸4を挿通する通孔8aの中心に対
して対称、すなわち相対向させて凹状の係止部16a、
16bを設けており、との係止部16a、16bを、前
側フレーム1の側部に相対向して形成した凸状の係合部
15a、15bに係合して、セラミック誘電体8を前側
フレーム1に対して固定している。次に、ローター3に
圧入−固着された回転軸4をセラミック誘電体8、基板
11に貫通し、回転軸4の先端部4aをアース端子14
の凹部14aに当接させる。そして、最後に前側フレー
ム1を回転軸4に貫通させるとともに、前後側フレーム
1.2を嵌合させて、ステータ一端子13a、13bを
挾持させて組立を完了する。
上述の如く組立てられたセラミックバリコンは、弾性体
12によって基板11及びセラミック誘電体8がロータ
ー3方向(第3図における上方向)に押圧されており、
内外側ローター電極6,7と内外側ステーター電極9.
10とが対向配置され回転軸4の回転によって内外側ロ
ーター電極6゜7と内外側ステーター電極9,10との
対向面積が変化されることになる。この時、ステータ一
端子13aとアース端子14とから、内側ローター電極
6と内側ステーター電極9との間で得られた容量値が導
出され、同様にステータ一端子13bとアース端子14
とから外側ローター電極7と外側ステーター電極10と
の間で得られた容量値が導出されることになる。
上述した従来装置のセラミックバリコンにおけるロータ
ー3の内外側ローター電極6,7は、セラミック誘電体
8と密着して接触し、容量値の安定化を図る。そのため
の一手段として、ローター3の前記ローター電極6.7
とセラミック誘電体8りの接触面をラッピング加工によ
り研磨している。第5図において、ローター3のラッピ
ング加工は、円形かつ凹状の研磨皿20にラッピングマ
シン(研磨装置)の研磨定盤21面に各ローター電極6
.7が当接するように数十個並べて研磨皿20に研磨定
盤21方向に圧力を加えるとともに研磨定盤21を回転
させてローター電極6,7が光学的平面度をなすように
している。
上述のようにしてローター電極6,7を研磨した後、ロ
ーター3の孔5に回転軸4を圧入して行く。すると、こ
の回転軸4の圧入によりローター3の孔5周辺には第6
図(a、)に矢印にて示す力が加わり、ローター3が第
6図(b)に示すように、その端部が下方に向って下が
るように変形してしまう。
このようにローター3が変形することは、ローター3を
セラミック誘電体8に載置したときに、ローター電極l
極6.7とセラミック誘電体8との密着性が低下してし
まうことになり、望ましいことでない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を解消し、
ローターの装造時に、ローターの変形が生じないように
したセラミック可変コンデンサの製造方法、及びその製
造装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
上述の目的を達成するため、本発明は、セラミック誘電
体の片面にステーター電極を設け、前記セラミック誘電
体を介してステーター電極に対向するローター電極をロ
ーターに設け、このローターに固定した回転軸を回動す
ることにより、前記ステーター電極と前記ローター電極
との対向面積を変化させて容量値を可変させるセラミッ
ク可変コンデンサにおいて、前記ローターのセラミック
誘電体との接触面を研磨するにあたり、予め前記回転軸
をローターに固定して研磨作動を行うことを第1の特徴
とし、前記ローターに固定した回転軸の突出部分が挿入
可能な受孔を研磨装置の研磨皿に設けたことを第2の特
徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図によって説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示す側面断面図、第2図は
ローターの研磨装置の一部を示す断面図である。尚、既
述した第3図ないし第6図において説明した部材と同一
あるいは均等の部材には同一符号を付した。
ローター3の中央に設けた孔5には、先端部5aがセラ
ミック誘電体8の側面と相対向する回転軸4が圧入・固
着されている。そして前記セラミック誘電体8と基板1
1には孔をあけない。まだ前側フレーム1とローター3
の中央の突出部3a間にアース端子14を挾持させ、こ
のアース端子14の一端部を前側フレーム1から外部へ
延出させている。
従って、セラミック誘電体8は無孔体であって、従来装
置のセラミック誘電体8のように回転軸4を挿通する通
孔8aの加工が不要となり、薄く、脆いセラミック誘電
体8の加工性が向上し、単体としての強度も向上する。
このようにセラミック誘電体8に回転軸4を挿通しない
ため、回転軸4と接触するアース端子14は後側フレー
ム2の内底部に配置できないが、上述したように、前側
フレーム1の内底部とローター3の上部の突出部3aと
で挾持し、この部分でアース端子14と回転軸4との接
触を図っている。
尚、前記アース端子14と回転軸4との接触位置は、上
述した実施例のように前側フレーム1と突出部3aとの
間でなくとも、他部材との作動に影響が無い箇所であれ
ば、回転軸4の周部のどこでも良い。
このため、従来装置と同様にステータ一端子13aとア
ース端子14とから、内側ローター電極6と内側ステー
ター電極9との間で得られた容量値が導出され、またス
テータ一端子13bとアース端子14とから外側ロータ
ー電極7と外側ステーター電極10との間で得られた容
量値が導出され、しかも、回転軸4を回転させ内外側ロ
ーター電極6.7と内外側ステーター電極9,10との
対向面積を変化させる操作も、従来装置とまったく同様
に行える。
そして、上述したローター3のセラミック誘電体8と接
触する内外側ローター電極6.7部分の研磨は第2図に
示すようにして行う。
すなわち、ローター3の前記ローター電極6゜7の研磨
工程に入る前に、ローター3の孔5に回転軸4を予め圧
入しておき、とのローター3と回転軸4とを一体化した
ユニットとして、研磨装置による研磨を行う。まだ研磨
装置は、従来装置と同様に研磨皿20と研磨定盤21と
からなるものであυ、ローター3を受ける受部である研
暦皿20にローター3の突出部3aよシ突出する回転軸
4を挿入できるように受孔22を穿設する。
従って、前記ローター3の加工にあたって、ローター3
に固着された回転軸4の外部への突出部分を前記受孔2
2に挿入し、後は既述した従来装置と同様に、数十個の
ローター3をローター電極6.7が研磨定盤21面に当
接するように置き、研磨皿20に研磨定盤21方向に圧
力を加えるとともに研磨定盤21を回転させて、各ロー
ター電極6,7にラッピング加工が施され、光学的平面
度を得ることができる。
このようにして製造されたローター3と回転軸4との一
体化されたユニットは、そのまま後側フレーム2上に弾
性体12、ステータ一端子13a。
13bが装着された基板11、セラミック誘電体1  
8の順に積層された組立体上に載置でき、この載置した
後に前側フレーム1を回転軸4に貫通させるとともに、
前後側フレーム1;2を嵌合させて、ステータ一端子1
3a、13bを挾持することによりセラミックバリコン
の組立が完了する。
従って、ローター3のラッピング加工の後に、従来のよ
うな回転軸4の装着工程がなく、ローグーのラッピング
加工時の仕−ヒげ精度が、そのままセラミック誘電体8
の密着度となり、その密着性は極めて良好なものとなる
。このローター電極6゜7とセラミック誘電体8との密
着性の向上は、容量値の安定につながり、セラミックバ
リコンの特性を向上させることになる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明は、ローターのセラミック誘電体
との接触面を研磨するにあたり、ローターに回転軸を固
定しておいて研磨してローターの変形を防止し、セラミ
ック誘電体とローターの密着性の向上を図ることにより
、容量特性を向−ヒできるセラミック可変コンデンサの
製造方法、及びその製造装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるセラミック可変コンデンサの一実
施例を示す側面断面図、第2図は本発明の製造装置の一
部断面図、第3図は従来のセラミック可変コンデンサの
一例を示す側面断面部、第4図は従来例のセラミック誘
電体を下方より見た底面断面図、第5図は従来例の製造
装置の一部断面図、第6図(a)、第6図(b)は従来
のローターと回転軸との関係を示す説明図である。 3・・・・・・ローター、4・・・・・・回転軸、6.
7・・・・・・ローター電極(接触面)、8・・・・・
・セラミック誘電体、9.10・・・・・・ステーター
電極、20・・・・・・研磨皿(受部)、21・・・・
・・研鼎定盤、22・・・・・・受孔。 第1図 第2図 3  5   !:l   ’/   ’/   bb
  jl第3図 ム 15a         10a −一一一一、 □・−。 6−9a  7/ 第5図 す

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック誘電体の片面にステーター電極を設け
    、前記セラミック誘電体を介してステーター電極に対向
    するローター電極をローターに設け、このローターに固
    定した回転軸を回動することにより、前記ステーター電
    極と前記ローター電極との対向面積を変化させて容量値
    を可変させるセラミック可変コンデンサの製造方法にお
    いて、前記ローターのセラミック誘電体との接触面を研
    磨するにあたり、予め前記回転軸をローターに固定して
    研磨作動を行うことを特徴とするセラミック可変コンデ
    ンサの製造方法。
  2. (2)研磨定盤と研磨皿との間にローター電極を有する
    ローターを配置し、これら研磨定盤と研磨皿との相対的
    な回転により前記ローターのローター電極側端面を研磨
    するセラミック可変コンデンサの製造装置において、前
    記ローターに該ローターを回動操作する回転軸を予め圧
    入固定し、該回転軸の突出部分が挿入可能な受孔を前記
    研磨皿に設けたことを特徴とするセラミック可変コンデ
    ンサの製造装置。
JP60108347A 1985-05-22 1985-05-22 セラミツク可変コンデンサの製造方法及びその製造装置 Pending JPS61267314A (ja)

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