JPS61266838A - ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法 - Google Patents

ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法

Info

Publication number
JPS61266838A
JPS61266838A JP10798585A JP10798585A JPS61266838A JP S61266838 A JPS61266838 A JP S61266838A JP 10798585 A JP10798585 A JP 10798585A JP 10798585 A JP10798585 A JP 10798585A JP S61266838 A JPS61266838 A JP S61266838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caulking
back metal
caulking portion
diameter
friction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10798585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0223736B2 (ja
Inventor
Yuuji Osano
小佐野 勇士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP10798585A priority Critical patent/JPS61266838A/ja
Publication of JPS61266838A publication Critical patent/JPS61266838A/ja
Publication of JPH0223736B2 publication Critical patent/JPH0223736B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車用ブレーキ装置に用いられるブ
レーキ用摩擦パッドの製造方法に関し、特に摩擦材が摩
擦限界まで摩耗した時に当該摩耗を警報する摩耗警報片
を設けたブレーキ用摩擦パッドの製造方法に関する。
〔従来技術〕
従来技術によるこの種のブレーキ用摩擦パッドを第4図
ないし第6図に示す。図中、1は車輪と共に回転するデ
ィスク(図示せず)を押圧することによって制動を与え
るための摩擦パッド、2は該摩擦パッド1を構成する裏
金で該裏金2の一側面2Aには後述のポンチ9を打込む
ことにより凹陥部3が形成されると共に他側面2Bには
かしめ部4が突出形成されている。5はディスクと摩擦
係合することによって制動を与えつつ摩耗する摩擦材で
、該摩擦材5は焼結金属、アスベスト等を基板とした樹
脂材等が使用されている。そして、該摩擦材5は前記裏
金2の一側面2Aに加圧形成されているが、この時摩擦
材5の樹脂材が裏金2の凹陥部3内に充填される結果、
裏金2と摩擦材5の係合力が強化されている。6は裏金
のかしめ部4に基端6A側が固着された摩耗警報片で、
該摩耗警報片6は裏金2の他側面2Bから側面に沿って
配設され、その先端部6Bは裏金2の一側面2Aから突
出した状態になっている。
而して、上述した構成からなる摩擦パッドは従来下記の
如く製造されていた。
即ち、第4図は裏金2にかしめ部4を成形するかしめ部
成形工程を示す0図中7はグイで、該ダイアには穴径d
1のダイ穴8が形成されている。
該ダイアを用いて裏金2にかしめ部4を形成するには、
ダイアに裏金2の他側面2Bを当接し、−側面2Aから
前記グイ穴8に向けてポンチ9を打込む。而して、ポン
チ9の先端部9A直径dtはグイ穴8の穴径d、よりも
大径で、しかもその先端面9Bは外周面9Cに対して垂
直に形成されているから、裏金2の一側面2Aには周面
3Aに対して垂直な底面3Bを有する凹陥部3が形成さ
れる。一方、前記ポンチ9の打込力により裏金2の一部
は他側面2Bから突出し、グイ穴8に案内されて直径d
、の円柱状かしめ部4が形成される。
上述の如く他側面2Bにかしめ部4が形成された裏金2
の一側面2Aには摩擦材5が固着される。
該摩擦材5は前述の如く樹脂材を組成物として含んでい
るから、該摩擦材5を裏金2−側面2Aに加圧成形した
時、当該樹脂材は凹陥部3内にも充填さ氾3第5図参照
ゝ・□ 次に、前記裏金2には摩\警報片6が固着される。該摩
擦警報片6の基部6A側にはかしめ部嵌合孔6Cが設け
られており、該摩擦警報片6はかしめ部嵌合孔6Cにか
しめ部4を嵌合して裏金2の他側面2Bから側面に沿っ
て一側面2A側に配設する。しかる後、摩擦材5の外側
面を支持台10上に当接した状態にしてかしめ部4をハ
ンマ等の工具11によって矢示A方向から強打してかし
め痕4Aを形成し、摩擦警報片6を固着する。
従来技術による摩擦パッドは上述の如く製造されるが、
次のような欠点がある。
即ち、かしめ部4をかしめる時、咳かしめ部4の上端側
から凹陥部3の底面3Bに向けて鉛直方向のかしめ力F
が加えられる。該底面3Bはかしめ力Fに対して直交す
る面になっており、かしめ力Fは底面3Bの中心に作用
するが、鉛直方向に作用するかしめ力Fによってかしめ
部4は底面3B中心に押圧され、膨出部4Bとなって凹
陥部3内に突出してしまう。この結果、かしめ部4のか
しめ痕4Aが減少してしまい摩耗警報片6の固着力が弱
くなってしまうという欠点がある。
また、該かしめ力Fによって凹陥部3°内に膨出部4B
が形成される過程で該凹陥部3内に充填されている摩擦
材5に裏金2から剥離させる力が働くため、裏金2に対
する摩擦材5の固着力が損なわれるという欠点、更には
凹陥部3の深さが浅くなることによっても摩擦材5の固
着力が損なわれるという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
、本発明が解決しようとする問題点は、かしめ部をかし
めた時に該かしめ部が凹陥部内に逃げるのを防止し、充
分なかしめ痕を得ることができる結果、摩耗警報片を確
実に固着できるようにしたブレーキ用摩擦パッドの製造
方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために採用した本発明の手段
は、裏金の一側面の凹陥部を打刻形成することにより該
裏金の他側面にかしめ部を突出形成し、かつ該凹陥部の
底面直径は該かしめ部直径よりも小径とし、該底面から
周面にかけては傾斜面又は曲面としたかしめ部成形工程
と、前記裏金摩笥警報片の基部を前記かしめ部に嵌合し
た後、咳かしめ部をかしめるかしめ工程とからなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づき
詳述する。なお、前述した従来技術と同一の構成要素に
は同一符号を付しその説明を省略する。
図において、21は実施例方法により製造した摩擦パッ
ド、22は該摩擦パッドを構成する裏金で、該裏金22
の一側面22Aには後述のポンチ26を士〕込んで凹陥
部23が形成されると共に、他側面22Bにはかしめ部
24が突出形成されている。そして、該裏金22の一側
面22Aには従来技術と同様に焼結金属、アスベスト等
を基板とした樹脂材等からなる摩擦材25が加圧形成さ
れている。
次に、上述の構成からなる摩擦バンド21の製造方法に
ついて述べる。前述した裏金22にかしめ部24を突出
形成するには、ダイアに裏金22の他側面22Bを当接
させ、−側面22Aから前記ダイ穴8に向けてポンチ2
6を打込む。而して、該ポンチ26の先端部26A直径
dtはダイ穴8の穴径d、よりも大径で、しかも該先端
部26Aには先端面26Bの直径d3がダイ穴8の穴径
d。
よりも小径になるように所謂C面取り26Cがされてい
る。この結果、該ポンチを用いてかしめ部24を打刻形
成したとき、裏金22の一側面22Aには、かしめ部2
4直径d、よりも大径の周面23Aと、該かしめ部24
直径d、よりも小径の底面23Bと、該周面23Aと底
面23Bとの間に形成された傾斜面23Cとからなる凹
陥部23が形成される。一方、裏金22の他側面22A
に突出形成されるかしめ部24の直径d、は従来技術に
よるものと同一である。
次に、上述の如く凹陥部23とかしめ部24とが形成さ
れた裏金22の一側面22Aには摩擦材25が加圧成形
され、該摩擦材25の樹脂材は凹陥部23内にも充填さ
れた状態になっている。
しかる後、裏金22には摩擦警報片6が固着される。該
摩擦警報片6はかしめ部嵌合孔6Cをかしめ部24に嵌
合して裏金22の他側面22Bから側面に沿って一側面
22Aに配設されており、咳かしめ部24を工具11に
よって矢示A方向から強打し、かしめ痕24Aを形成す
ることにより摩耗警報片6は裏金22に固着される。
而して、本実施例によれば、裏金22に設けた凹陥部2
3の底面23B直径はポンチ26を用いてかしめ部24
の直径d1よりも小径に形成すると共に、該底面23B
と周面23Aとの間は傾斜面23Gに形成したから、か
しめ部24の上端から加えられたかしめ力Fは第2図に
示すように底面23Bに集中せずに傾斜面23Cに沿っ
て周面23A方向に分散される。この結果、従来技術と
異なり、底部23Bが凹陥部23内に膨出してかしめ部
24が凹陥部23側に逃げてしまうのを確実に防止でき
、充分なかしめ痕24Aを得て摩耗警報片6を強固に固
着することができる。
また、本実施例によれば、かしめ力Fが凹陥部23の底
面23Bに集中するのを防止できるから、摩擦材25を
裏金22から剥離させる方向の力を減少でき、裏金22
に対する摩擦材25の固着力が損なわれることがない。
さらに、凹陥部23内に従来技術における膨出部4Bが
形成されて該凹陥部23が浅くなることがないから、裏
金22と摩擦材25との固着力はより強固なものにする
ことができる。
なお、本実施例において、ポンチ26の先端部26Aに
はC面取り26Cを形成するものとして述べたが、所謂
R面取りを形成してもよいものである。
〔発明の効果〕
本発明に係るブレーキ用摩擦パッドの製造方法は以上詳
細に述べた如くであるから、裏金のかしめ部は充分にか
しめることができ、摩耗警報片を強固に固着できると共
に、かしめ部が凹陥部側に膨出するのを防止できる結果
、裏金と摩擦材の固着力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、ないし第3図は本発明の一実施例を示し、第1
図は裏金にかしめ部を成形する工程を示す°説明図、第
2図はかしめ部をかしめる状態を示す説明図、第3図は
組付は状態を示す摩擦パッドの部分縦断面図、第4図な
いし第6図は従来技術を示し、第4図は裏金にかしめ部
を成形する工程を示す説明図、第5図はかしめ部をかし
める状態を示す説明図、第6図は組付は状態を示す摩擦
バンドの部分縦断面図である。 6・・・摩耗警報片、22・・・裏金、23・・・凹陥
部、23B・・・(凹陥部)底面、24・・・かしめ部
、25・・・摩擦材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 裏金の一側面の凹陥部を打刻形成することにより該裏金
    の他側面にかしめ部を突出形成し、かつ該凹陥部の底面
    直径は該かしめ部直径よりも小径とし、該底面から周面
    にかけては傾斜面又は曲面としたかしめ部成形工程と、
    前記裏金の一側面に摩擦材を固着する摩擦材固着工程と
    、摩耗警報片の基部を前記かしめ部に嵌合した後、該か
    しめ部をかしめるかしめ工程とから構成してなるブレー
    キ用摩擦パッドの製造方法。
JP10798585A 1985-05-20 1985-05-20 ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法 Granted JPS61266838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10798585A JPS61266838A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10798585A JPS61266838A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61266838A true JPS61266838A (ja) 1986-11-26
JPH0223736B2 JPH0223736B2 (ja) 1990-05-25

Family

ID=14473056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10798585A Granted JPS61266838A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61266838A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5033590A (en) * 1989-03-20 1991-07-23 Tokico Ltd. Brake friction pad
US5129487A (en) * 1989-12-20 1992-07-14 Tokico Ltd. Friction pad for use in disc brake
US5285873A (en) * 1992-02-19 1994-02-15 Ray Arbesman Disk brake friction assembly
US5485899A (en) * 1991-08-08 1996-01-23 Itt Automotive Europe Gmbh Floating-frame spot-type disc brake for high-torque automotive vehicles
US5890566A (en) * 1996-03-25 1999-04-06 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Friction pad for disc brake
US6170618B1 (en) 1991-11-02 2001-01-09 Itt Automotive Europe Gmbh Brake shoe with retaining spring locked against rotation

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57121438U (ja) * 1981-01-22 1982-07-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57121438U (ja) * 1981-01-22 1982-07-28

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5033590A (en) * 1989-03-20 1991-07-23 Tokico Ltd. Brake friction pad
US5129487A (en) * 1989-12-20 1992-07-14 Tokico Ltd. Friction pad for use in disc brake
US5485899A (en) * 1991-08-08 1996-01-23 Itt Automotive Europe Gmbh Floating-frame spot-type disc brake for high-torque automotive vehicles
US6170618B1 (en) 1991-11-02 2001-01-09 Itt Automotive Europe Gmbh Brake shoe with retaining spring locked against rotation
US5285873A (en) * 1992-02-19 1994-02-15 Ray Arbesman Disk brake friction assembly
US5890566A (en) * 1996-03-25 1999-04-06 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Friction pad for disc brake

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0223736B2 (ja) 1990-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0547304Y2 (ja)
CA2273892C (en) Improved wheel hub for longer wheel life
JPH0736191Y2 (ja) ディスクブレーキ用パッド
JPS61204032U (ja)
JPS61266838A (ja) ブレ−キ用摩擦パツドの製造方法
CA2220796C (en) Method of manufacturing a disc brake backing plate with an edge hole
JPH07151171A (ja) ディスクブレーキ
JP2571392B2 (ja) ブレーキ用摩擦パッド
JP2000213570A (ja) ピンスライド型車両用ディスクブレ―キのスライドピン取り付け構造と該スライドピンの取り付けに用いるカシメ治具
JPS641547Y2 (ja)
JPS6140527U (ja) デイスクブレ−キ
JPH0225049B2 (ja)
JP2879519B2 (ja) アンカー引張材のグリップ圧着方法
JPH0330726B2 (ja)
JPH10145995A (ja) 磁石発電機のロータ
US3937305A (en) Disc brake shoe dampener, method of making same
JP3830211B2 (ja) ディスクブレーキ用摩擦パッド保持機構
JPH0643560Y2 (ja) フライホイル
JPS5928786B2 (ja) デイスクブレ−キパツド
JP2000071702A (ja) アルミ展伸ホイールのナット座部形状およびその形成方法
JP2005193709A (ja) ボールジョイントのハウジングを取付孔に固着したロアアームとロアアームに対するボールジョイントの固着方法
JPH0611382Y2 (ja) ブレーキパッド
JP2595259Y2 (ja) ディスクブレーキ
JPS6152737U (ja)
JPH0754889A (ja) ディスクブレーキ用摩耗警報装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term