JPH0736191Y2 - ディスクブレーキ用パッド - Google Patents
ディスクブレーキ用パッドInfo
- Publication number
- JPH0736191Y2 JPH0736191Y2 JP1989146741U JP14674189U JPH0736191Y2 JP H0736191 Y2 JPH0736191 Y2 JP H0736191Y2 JP 1989146741 U JP1989146741 U JP 1989146741U JP 14674189 U JP14674189 U JP 14674189U JP H0736191 Y2 JPH0736191 Y2 JP H0736191Y2
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- JP
- Japan
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- back plate
- disc brake
- caliper
- lining member
- recess
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
- F16D65/095—Pivots or supporting members therefor
- F16D65/097—Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts
- F16D65/0973—Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts not subjected to brake forces
- F16D65/0979—Resilient means interposed between pads and supporting members or other brake parts not subjected to brake forces acting on the rear side of the pad or an element affixed thereto, e.g. spring clips securing the pad to the brake piston or caliper
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/04—Attachment of linings
- F16D69/0408—Attachment of linings specially adapted for plane linings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D69/04—Attachment of linings
- F16D2069/0425—Attachment methods or devices
- F16D2069/0441—Mechanical interlocking, e.g. roughened lining carrier, mating profiles on friction material and lining carrier
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D69/04—Attachment of linings
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- F16D2069/0483—Lining or lining carrier material shaped in situ
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は裏板の表面にライニング部材を固着してなるデ
ィスクブレーキ用パッドに関する。
ィスクブレーキ用パッドに関する。
「従来の技術」 従来のディスクブレーキ用パッドとして例えば実開昭63
-104738号公報に記載されたものがある。このパッド
は、裏板の表面にライニング部材を固着してなり、裏板
の一部に形成した凹部にライニング部材の一部を食い込
ませた状態に配置している。該凹部は、裏板のプレス加
工により形成され、裏板の背面には凹部の成型によって
裏板の肉の一部を圧し延ばしながら突出させてなる突出
部が形成されている。この場合、凹部はテーパ状に形成
されるが、突出部は、柱状に形成されて、キャリパの貫
通孔に嵌合している。そして、裏板とライニング部材と
の間では、これらの固着力と凹部におけるライニング部
材の剪断抵抗で制動時のトルクを受け、該トルクを、突
出部からこれに当接する、キャリパに形成された空間部
である貫通孔の壁面を介してキャリパに伝達して、該キ
ャリパに支持させることができるようになっている。な
お、前記公報の例では凹部あるいは突出部は3箇所に形
成され、そのうちの2個がキャリパの貫通孔に嵌合して
おり、他の一つはパッドの移動を規制するリテーナスプ
リングを固定している。
-104738号公報に記載されたものがある。このパッド
は、裏板の表面にライニング部材を固着してなり、裏板
の一部に形成した凹部にライニング部材の一部を食い込
ませた状態に配置している。該凹部は、裏板のプレス加
工により形成され、裏板の背面には凹部の成型によって
裏板の肉の一部を圧し延ばしながら突出させてなる突出
部が形成されている。この場合、凹部はテーパ状に形成
されるが、突出部は、柱状に形成されて、キャリパの貫
通孔に嵌合している。そして、裏板とライニング部材と
の間では、これらの固着力と凹部におけるライニング部
材の剪断抵抗で制動時のトルクを受け、該トルクを、突
出部からこれに当接する、キャリパに形成された空間部
である貫通孔の壁面を介してキャリパに伝達して、該キ
ャリパに支持させることができるようになっている。な
お、前記公報の例では凹部あるいは突出部は3箇所に形
成され、そのうちの2個がキャリパの貫通孔に嵌合して
おり、他の一つはパッドの移動を規制するリテーナスプ
リングを固定している。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、凹部におけるライニング部材の剪断抵抗を大
きくするためには、凹部が大きく深い方が有利である
が、前記パッドであると、第7図に示すように凹部Aを
大きくかつ深くすると突出部Bの根元との間の肉厚tが
薄くなり、プレス加工時に破断し易いとともに、裏板の
強度低下を生じる。特に、キャリパの貫通孔に嵌合して
いる突出部においては、その嵌合を確実にするために、
突出部の回りを囲むように逃げ溝Cが形成されるため、
薄肉化が顕著になる。逆に、この部分の肉厚tを充分に
確保しようとすると、第8図に示すように突出部Bの高
さhが小さくなってキャリパに対するトルクの伝達面積
が小さくなるという不具合を生じる。
きくするためには、凹部が大きく深い方が有利である
が、前記パッドであると、第7図に示すように凹部Aを
大きくかつ深くすると突出部Bの根元との間の肉厚tが
薄くなり、プレス加工時に破断し易いとともに、裏板の
強度低下を生じる。特に、キャリパの貫通孔に嵌合して
いる突出部においては、その嵌合を確実にするために、
突出部の回りを囲むように逃げ溝Cが形成されるため、
薄肉化が顕著になる。逆に、この部分の肉厚tを充分に
確保しようとすると、第8図に示すように突出部Bの高
さhが小さくなってキャリパに対するトルクの伝達面積
が小さくなるという不具合を生じる。
本考案は前記課題を有効に解決するもので、裏板の肉厚
を充分に確保して強度を高めること、凹部を大きくかつ
深く形成してライニング部材の剪断抵抗を高めることを
目的とする。
を充分に確保して強度を高めること、凹部を大きくかつ
深く形成してライニング部材の剪断抵抗を高めることを
目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案のディスクブレーキ用パッドは、裏板に、ライニ
ング部材の一部を食い込ませて配置させる凹部と、該凹
部をプレス加工することにより背面に突出するととも
に、キャリパに形成された空間部の壁面に当接して制動
トルクをキャリパに伝達させる突出部とが形成され、前
記凹部は、段付きテーパ状に形成されるとともに、その
段部の凸面が突出部の根元の反対面側に配置されている
ことを特徴とする。
ング部材の一部を食い込ませて配置させる凹部と、該凹
部をプレス加工することにより背面に突出するととも
に、キャリパに形成された空間部の壁面に当接して制動
トルクをキャリパに伝達させる突出部とが形成され、前
記凹部は、段付きテーパ状に形成されるとともに、その
段部の凸面が突出部の根元の反対面側に配置されている
ことを特徴とする。
「作用」 本考案のディスクブレーキ用パッドは、凹部を段付きテ
ーパ状に形成して、その段部の凸面を突出部の根元の反
対面側に配置したことにより、その大径テーパ部を裏板
の肉厚の範囲内で充分大きく形成することができ、した
がって、凹部全体としても大きくかつ深く形成すること
ができる。また、段部の凸面を突出部の根元の反対面側
に配置したことにより、これらの間の肉厚が十分に確保
される。
ーパ状に形成して、その段部の凸面を突出部の根元の反
対面側に配置したことにより、その大径テーパ部を裏板
の肉厚の範囲内で充分大きく形成することができ、した
がって、凹部全体としても大きくかつ深く形成すること
ができる。また、段部の凸面を突出部の根元の反対面側
に配置したことにより、これらの間の肉厚が十分に確保
される。
「実施例」 以下、本考案のディスクブレーキ用パッドの一実施例を
第1図ないし第6図に基づいて説明する。
第1図ないし第6図に基づいて説明する。
予め、このパッドが適用されるディスクブレーキの構造
について説明しておくと、該ディスクブレーキは、第5
図および第6図に示すように、ディスク1をまたぐキャ
リパ2に、インナ側パッド3を駆動するシリンダ4と、
アウタ側パッド5の背部を支持する2本の爪6とがディ
スク1を介して対向状態に配設され、インナ側パッド3
は、その両側耳部3aが、平板状のキャリア7の対向する
溝部7aに嵌合されて支持されるとともに、アウタ側パッ
ド5は、その裏板8の背部に一体形成した2個の突出部
9が、キャリパ2の両爪6の相互間に形成される空間部
10に嵌合状態に支持されている。そして、各突出部9の
外側面11が爪6の内側面のトルク受け面12に接触してお
り、両突出部9の間には、爪6の背面に弾性接触するリ
テーナスプリング13が固定されている。なお、キャリパ
2はキャリア7に固定したボルト14およびピン15に沿っ
て移動し得るようになっている。
について説明しておくと、該ディスクブレーキは、第5
図および第6図に示すように、ディスク1をまたぐキャ
リパ2に、インナ側パッド3を駆動するシリンダ4と、
アウタ側パッド5の背部を支持する2本の爪6とがディ
スク1を介して対向状態に配設され、インナ側パッド3
は、その両側耳部3aが、平板状のキャリア7の対向する
溝部7aに嵌合されて支持されるとともに、アウタ側パッ
ド5は、その裏板8の背部に一体形成した2個の突出部
9が、キャリパ2の両爪6の相互間に形成される空間部
10に嵌合状態に支持されている。そして、各突出部9の
外側面11が爪6の内側面のトルク受け面12に接触してお
り、両突出部9の間には、爪6の背面に弾性接触するリ
テーナスプリング13が固定されている。なお、キャリパ
2はキャリア7に固定したボルト14およびピン15に沿っ
て移動し得るようになっている。
そして、前記パッド5の突出部9は、その反対面に凹部
21をプレス加工することにより、裏板8の肉の一部を圧
し延ばしながら突出させるようにして垂直に形成されて
いる。また、凹部21は、段付きテーパ状に形成されてお
り、第1図に示すように、ライニング部材22が固着され
る裏板8の表面側に、裏板8の肉厚の範囲内の深さで大
径テーパ部23が形成され、該大径テーパ部23との間にな
だらかな曲面に形成した段部24を介して小径テーパ部25
が連続して形成されている。この場合、大径テーパ部23
の下部(段部24の近接部分)は、突出部9の根元より外
側に位置し、小径テーパ部25の一番上(テーパの始ま
り)は、突出部9の根元より内側に位置する。また、図
示例では小径テーパ部25よりも大径テーパ部23の方がテ
ーパの角度が大きく形成されて、その開口面積を大きく
確保している。そして、その段部24と小径テーパ部25と
の間に生じる凸面26が突出部9の根元の反対面側に配置
されているものである。一方、突出部9の根元の周縁部
には、キャリパ2の爪6におけるトルク受け面12との接
触を確実にするため逃げ溝27が形成されている。なお、
突出部9と凹部21とは真円ではなく、第2図等に示すよ
うな角を有する形状とされ、表裏一組の突出部9と凹部
21とは相似形に形成される。
21をプレス加工することにより、裏板8の肉の一部を圧
し延ばしながら突出させるようにして垂直に形成されて
いる。また、凹部21は、段付きテーパ状に形成されてお
り、第1図に示すように、ライニング部材22が固着され
る裏板8の表面側に、裏板8の肉厚の範囲内の深さで大
径テーパ部23が形成され、該大径テーパ部23との間にな
だらかな曲面に形成した段部24を介して小径テーパ部25
が連続して形成されている。この場合、大径テーパ部23
の下部(段部24の近接部分)は、突出部9の根元より外
側に位置し、小径テーパ部25の一番上(テーパの始ま
り)は、突出部9の根元より内側に位置する。また、図
示例では小径テーパ部25よりも大径テーパ部23の方がテ
ーパの角度が大きく形成されて、その開口面積を大きく
確保している。そして、その段部24と小径テーパ部25と
の間に生じる凸面26が突出部9の根元の反対面側に配置
されているものである。一方、突出部9の根元の周縁部
には、キャリパ2の爪6におけるトルク受け面12との接
触を確実にするため逃げ溝27が形成されている。なお、
突出部9と凹部21とは真円ではなく、第2図等に示すよ
うな角を有する形状とされ、表裏一組の突出部9と凹部
21とは相似形に形成される。
なお、両突出部9の外側方位置には、第2図および第6
図に示すように裏板8を貫通するモールド穴28が配設さ
れ、該モールド穴28の中にライニング部材22の一部が貫
通状態に食い込んでいる。
図に示すように裏板8を貫通するモールド穴28が配設さ
れ、該モールド穴28の中にライニング部材22の一部が貫
通状態に食い込んでいる。
このように構成したパッド5は、裏板8の凹部21を段付
きテーパ状に形成して、その大径テーパ部23を裏板8の
肉厚の範囲内の深さに設定するとともに、該大径テーパ
部23から突き出るように小径テーパ部25を形成したこと
により、大きくかつ深い凹部21を形成することができ、
また、その段部24における凸面26を突出部9の根元の反
対面側に配置したことによって、該突出部9の根元との
間の肉厚を充分に確保することができる。
きテーパ状に形成して、その大径テーパ部23を裏板8の
肉厚の範囲内の深さに設定するとともに、該大径テーパ
部23から突き出るように小径テーパ部25を形成したこと
により、大きくかつ深い凹部21を形成することができ、
また、その段部24における凸面26を突出部9の根元の反
対面側に配置したことによって、該突出部9の根元との
間の肉厚を充分に確保することができる。
したがって、凹部21へのライニング部材22の食い込み量
が多くなって、制動時の剪断抵抗を増大させるととも
に、突出部9の高さも高くなってトルクの伝達を確実に
し、制動機能を向上させることができ、かつ、裏板8の
強度も高めることができるものである。また、本実施例
では、裏板8にモールド穴28を形成して、該モールド穴
28にもライニング部材22を設けていることにより、その
剪断抵抗をさらに増大させることができる。もちろん、
前記したように凹部21へのライニング部材22の食い込み
によって剪断強度が高められるから、モールド穴28を設
けなくても十分な強度を確保することができる。
が多くなって、制動時の剪断抵抗を増大させるととも
に、突出部9の高さも高くなってトルクの伝達を確実に
し、制動機能を向上させることができ、かつ、裏板8の
強度も高めることができるものである。また、本実施例
では、裏板8にモールド穴28を形成して、該モールド穴
28にもライニング部材22を設けていることにより、その
剪断抵抗をさらに増大させることができる。もちろん、
前記したように凹部21へのライニング部材22の食い込み
によって剪断強度が高められるから、モールド穴28を設
けなくても十分な強度を確保することができる。
なお、一実施例では凹部の小径テーパ部と大径テーパ部
とのテーパの角度を違えるようにしたが、同一の角度で
もよい。
とのテーパの角度を違えるようにしたが、同一の角度で
もよい。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案のディスクブレ
ーキ用パッドによれば、次のような効果を奏することが
できる。
ーキ用パッドによれば、次のような効果を奏することが
できる。
(i) 裏板の凹部を段付きテーパ状として、その段部
の凸面を突出部の根元の反対面側に配置したから、該凹
部を大きくかつ深く形成することができ、ライニング部
材の食い込み量を多くして、その剪断抵抗を増大させる
ことができるとともに、突出部の高さも大きくなり、制
動機能の向上を図ることができる。
の凸面を突出部の根元の反対面側に配置したから、該凹
部を大きくかつ深く形成することができ、ライニング部
材の食い込み量を多くして、その剪断抵抗を増大させる
ことができるとともに、突出部の高さも大きくなり、制
動機能の向上を図ることができる。
(ii) 凹部の段部における凸面を突出部の根元の反対
面側に配置して、その部分の肉厚を充分に確保している
から、裏板の強度を高めることができる。
面側に配置して、その部分の肉厚を充分に確保している
から、裏板の強度を高めることができる。
第1図は本考案のディスクブレーキ用パッドの一実施例
を示す要部の断面図、第2図は該パッド全体の正面図、
第3図はその上面図、第4図は第2図のIV-IV線に沿う
断面図、第5図は一実施例のパッドを適用したディスク
ブレーキの一部を断面にした上面図、第6図はその一方
の爪を除去した状態を示す正面図、第7図および第8図
は従来例におけるパッドの突出部における高さとその根
元付近の肉厚との関係を説明する断面図である。 2……キャリパ、5……パッド、6……爪、8……裏
板、9……突出部、10……空間部、11……外側面、12…
…トルク受け面、13……リテーナスプリング、21……凹
部、22……ライニング部材、23……大径テーパ部、24…
…段部、25……小径テーパ部、26……凸面、27……逃げ
溝、28……モールド穴。
を示す要部の断面図、第2図は該パッド全体の正面図、
第3図はその上面図、第4図は第2図のIV-IV線に沿う
断面図、第5図は一実施例のパッドを適用したディスク
ブレーキの一部を断面にした上面図、第6図はその一方
の爪を除去した状態を示す正面図、第7図および第8図
は従来例におけるパッドの突出部における高さとその根
元付近の肉厚との関係を説明する断面図である。 2……キャリパ、5……パッド、6……爪、8……裏
板、9……突出部、10……空間部、11……外側面、12…
…トルク受け面、13……リテーナスプリング、21……凹
部、22……ライニング部材、23……大径テーパ部、24…
…段部、25……小径テーパ部、26……凸面、27……逃げ
溝、28……モールド穴。
Claims (1)
- 【請求項1】裏板の表面にライニング部材を固着してな
るディスクブレーキ用パッドにおいて、前記裏板に、ラ
イニング部材の一部を食い込ませて配置させる凹部と、
該凹部をプレス加工することにより背面に突出するとと
もに、キャリパに形成された空間部の壁面に当接して制
動トルクをキャリパに伝達させる突出部とが形成され、
前記凹部は、段付きテーパ状に形成されるとともに、そ
の段部の凸面が突出部の根元の反対面側に配置されてい
ることを特徴とするディスクブレーキ用パッド。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989146741U JPH0736191Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ディスクブレーキ用パッド |
ES90313833T ES2045826T3 (es) | 1989-12-20 | 1990-12-18 | Almohadilla de friccion para ser utilizada en freno de disco. |
EP90313833A EP0435548B1 (en) | 1989-12-20 | 1990-12-18 | Friction pad for use in disc brake |
DE90313833T DE69003084T2 (de) | 1989-12-20 | 1990-12-18 | Reibbacke für Scheibenbremse. |
US07/631,344 US5129487A (en) | 1989-12-20 | 1990-12-20 | Friction pad for use in disc brake |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989146741U JPH0736191Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ディスクブレーキ用パッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0384443U JPH0384443U (ja) | 1991-08-27 |
JPH0736191Y2 true JPH0736191Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=15414545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989146741U Expired - Fee Related JPH0736191Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ディスクブレーキ用パッド |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5129487A (ja) |
EP (1) | EP0435548B1 (ja) |
JP (1) | JPH0736191Y2 (ja) |
DE (1) | DE69003084T2 (ja) |
ES (1) | ES2045826T3 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4126339C2 (de) * | 1991-08-09 | 2002-04-04 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Schwimmsattel-Teilbelagscheibenbremse für Hochleistungsfahrzeuge |
US5433301A (en) * | 1993-12-13 | 1995-07-18 | Rockwell International Corporation | Disc brake assembly including a configured load plate |
JP3722450B2 (ja) * | 1996-03-25 | 2005-11-30 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ用摩擦パッド |
JPH10110753A (ja) * | 1996-10-01 | 1998-04-28 | Akebono Brake Ind Co Ltd | ディスクブレーキ装置 |
US5915505A (en) * | 1997-09-16 | 1999-06-29 | Chrysler Corporation | Disc brake system with unitary support |
US5909785A (en) * | 1997-12-10 | 1999-06-08 | Chrysler Corporation | Twin ramp brake pad reaction member |
US6340076B1 (en) * | 1998-09-24 | 2002-01-22 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Vehicular disk brake |
US6367594B1 (en) * | 2000-06-26 | 2002-04-09 | Akebono Corporation North America | Disc brake pressure plate with abutment ears having laterally displaced sections |
JP4544875B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2010-09-15 | セイホープロダクツ株式会社 | フィトンチッド放出用送風機と換気装置システム |
CA2558163A1 (en) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Knorr-Bremse Systeme Fur Nutzfahrzeuge Gmbh | Pair of brake linings for a disk brake |
GB0414108D0 (en) * | 2004-06-24 | 2004-07-28 | Meritor Heavy Vehicle Braking | A brake assembly |
DE102005050581B3 (de) * | 2005-10-21 | 2007-06-06 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Scheibenbremse, insbesondere für ein Nutzfahrzeug |
JP3857300B1 (ja) * | 2006-01-26 | 2006-12-13 | 勝弘 山本 | ディスクブレーキ・パッド、パッド用裏金、及びパッド用裏金の製造方法 |
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