JPS61266599A - Ｚｎ−Ｆｅ系複合メツキ鋼板 - Google Patents
Ｚｎ−Ｆｅ系複合メツキ鋼板Info
- Publication number
- JPS61266599A JPS61266599A JP10719885A JP10719885A JPS61266599A JP S61266599 A JPS61266599 A JP S61266599A JP 10719885 A JP10719885 A JP 10719885A JP 10719885 A JP10719885 A JP 10719885A JP S61266599 A JPS61266599 A JP S61266599A
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- JP
- Japan
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- plating
- steel sheet
- corrosion resistance
- plated steel
- composite plated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、防食性能および加工性に優ｎたＺｎＦｅ−Ａ
ｌ１２０３複合メッキ鋼板に関する。
ｌ１２０３複合メッキ鋼板に関する。
電気Ｚｎメッキ鋼板は、その用途の拡大と共に、高度の
耐食性が要求さｎるようになってきた。そこで、この要
求に答えるべく 、ＮｉＺｎ５Ｆｅ−Ｚｎ％Ｃｏ−Ｚｎ
等の合金メッキ、あるいはＡｌ粉末を分散させたＺｎ−
ＡＡ複合金メッキＳｉＯ２を分散させたＺｎ−３ｉＯ２
複金メツキ鋼板が開発さｎ、その一部の合金メッキは自
動車用鋼板の用途を中心として使用さｎているＯ 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、Ｎｉ−Ｚｎ合金メッキやＦｅ−Ｚｎ合金メッキ
は、電析時に内部応力を発生し、また皮膜が硬いため、
プレス成形等の加工時にクラックが発生し、粉末状に剥
離が生じる問題がある。
耐食性が要求さｎるようになってきた。そこで、この要
求に答えるべく 、ＮｉＺｎ５Ｆｅ−Ｚｎ％Ｃｏ−Ｚｎ
等の合金メッキ、あるいはＡｌ粉末を分散させたＺｎ−
ＡＡ複合金メッキＳｉＯ２を分散させたＺｎ−３ｉＯ２
複金メツキ鋼板が開発さｎ、その一部の合金メッキは自
動車用鋼板の用途を中心として使用さｎているＯ 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、Ｎｉ−Ｚｎ合金メッキやＦｅ−Ｚｎ合金メッキ
は、電析時に内部応力を発生し、また皮膜が硬いため、
プレス成形等の加工時にクラックが発生し、粉末状に剥
離が生じる問題がある。
さらに、Ｆｅ−Ｚｎ合金メッキにあっては、裸耐食性に
関し、赤錆が出易い傾向がある。
関し、赤錆が出易い傾向がある。
一方、Ｚｎ−Ａｌ複合メッキ（特許第９９４９４４号）
は、Ｚｎメッキ浴中に金属Ａｌ粉末を分散させ、Ｚｎメ
ッキ皮膜中に共析させるものであるが、通常、Ｚｎメッ
キ浴は低ｐＨ（ｐＨ１〜３）であることから、Ａｌがメ
ッキ浴中で溶解し、消耗することや、また溶解してＡ１
０Ｈ）３を形成し、Ｚｎ電析を阻害するなどの点から、
製造が難しい欠点がある０ 他方、Ｚｎ、 Ｓｉｇｈ複金メッキ（特公昭５６−４９
９９９号公報）は、Ｚｎメッキ浴中にコロイダルシリカ
を分散させ、Ｚｎメッキ皮膜中に共析させるものである
が、５ｉＯｚはメッキ浴中でｅ（マイナス）に帯電する
ため、共析させるには、Ｓ ｉ ０２を高濃度に分散さ
せ、かつ高電流密度で電解する必要があり、安定した組
成のＺｎ−８ｉ０２メツキ皮膜を得るには製造上大きな
問題として残る０ そこで、本発明の主たる目的は、無塗装時の裸耐食性は
勿論のこと、塗装後の耐食性に優ｎ、しかも加工性が大
巾に改善さｎ、さらにメッキ鋼板の製造に際して安定か
つ容易に製造できるメッキ鋼板を提供することにある。
は、Ｚｎメッキ浴中に金属Ａｌ粉末を分散させ、Ｚｎメ
ッキ皮膜中に共析させるものであるが、通常、Ｚｎメッ
キ浴は低ｐＨ（ｐＨ１〜３）であることから、Ａｌがメ
ッキ浴中で溶解し、消耗することや、また溶解してＡ１
０Ｈ）３を形成し、Ｚｎ電析を阻害するなどの点から、
製造が難しい欠点がある０ 他方、Ｚｎ、 Ｓｉｇｈ複金メッキ（特公昭５６−４９
９９９号公報）は、Ｚｎメッキ浴中にコロイダルシリカ
を分散させ、Ｚｎメッキ皮膜中に共析させるものである
が、５ｉＯｚはメッキ浴中でｅ（マイナス）に帯電する
ため、共析させるには、Ｓ ｉ ０２を高濃度に分散さ
せ、かつ高電流密度で電解する必要があり、安定した組
成のＺｎ−８ｉ０２メツキ皮膜を得るには製造上大きな
問題として残る０ そこで、本発明の主たる目的は、無塗装時の裸耐食性は
勿論のこと、塗装後の耐食性に優ｎ、しかも加工性が大
巾に改善さｎ、さらにメッキ鋼板の製造に際して安定か
つ容易に製造できるメッキ鋼板を提供することにある。
上記従来の問題点を解決するために、本発明は、鋼板表
面に、Ｆｅを５〜３０重量係、ＡｌｚＯｓを０．１〜ｌ
Ｏ重量係、残部が実質的にＺｎからなるメッキ皮膜を形
成したものである〇〔作用〕 本発明は、Ｆｅ Ｚｎ合金メッキ皮膜中にＡＡ２０ｓを
共析させ、ＡＡｚＯ３ｙｆｃ分散させる０こｎによって
、Ｆｅ Ｚｎ合金メッキの優ｎた特性を生かしながらも
、このＦ ｅ −Ｚ ｎ合金メッキにおいて難点とさｔ
ていた裸耐食性を大巾に改善でき、また塗装後の耐食性
もより向上でき、しかも加工性や溶接性を向上できる。
面に、Ｆｅを５〜３０重量係、ＡｌｚＯｓを０．１〜ｌ
Ｏ重量係、残部が実質的にＺｎからなるメッキ皮膜を形
成したものである〇〔作用〕 本発明は、Ｆｅ Ｚｎ合金メッキ皮膜中にＡＡ２０ｓを
共析させ、ＡＡｚＯ３ｙｆｃ分散させる０こｎによって
、Ｆｅ Ｚｎ合金メッキの優ｎた特性を生かしながらも
、このＦ ｅ −Ｚ ｎ合金メッキにおいて難点とさｔ
ていた裸耐食性を大巾に改善でき、また塗装後の耐食性
もより向上でき、しかも加工性や溶接性を向上できる。
また、本発明では、Ｆｅ Ｚｎメッキ皮膜中にアルミナ
ゾル（ＡｌｚＯｓ）を分散させる。ＡｌｚＯｓは、Ｆｅ
−Ｚｎメッキ浴、たとえば硫酸浴や塩化浴において、金
属ＡＡ’粉末の場合のように溶解し、ま几Ａｌ（ＯＨ）
ａを形成しないなど安定であり、製造が容易である。し
かも、コロイダルシリカにあってはメッキ浴中でｅに帯
電し、この几めに、ＦＦｅ−Ｚｎ−８ｉｎ複合メッキを
製造するに際して、多量の５ｉ０２を添加し、かつ高電
流密度での電析を行なわなければならないのに対して、
本発明ではアルミナゾルを用いるので、■（プラス）に
帯電するので、少量の添加でしかも高電流密度を要せず
して安定した複合メッキが得ら几る〇〔発明の具体例〕 以下本発明をさらに詳説する。
ゾル（ＡｌｚＯｓ）を分散させる。ＡｌｚＯｓは、Ｆｅ
−Ｚｎメッキ浴、たとえば硫酸浴や塩化浴において、金
属ＡＡ’粉末の場合のように溶解し、ま几Ａｌ（ＯＨ）
ａを形成しないなど安定であり、製造が容易である。し
かも、コロイダルシリカにあってはメッキ浴中でｅに帯
電し、この几めに、ＦＦｅ−Ｚｎ−８ｉｎ複合メッキを
製造するに際して、多量の５ｉ０２を添加し、かつ高電
流密度での電析を行なわなければならないのに対して、
本発明ではアルミナゾルを用いるので、■（プラス）に
帯電するので、少量の添加でしかも高電流密度を要せず
して安定した複合メッキが得ら几る〇〔発明の具体例〕 以下本発明をさらに詳説する。
本発明によｎば、鋼板表面に、Ｆｅを５〜３０重量係、
ＡｊｂＯ３をＯ，１〜１０重量％、残部が実質的にＺｎ
からなるメッキ皮膜が形成さｎるＯＦｅの量が上記範囲
外であると・裸耐食性、塗装後の耐食性としての耐クリ
ープ性、射孔あき性が悪い。またＦｅ ３０ ％’を超
えると、棟材の塩水噴霧試験等においてみらｎるように
、赤錆が発生し易く、赤錆の発生を抑えるＡＡｚＯ３の
効果がみらｎない。
ＡｊｂＯ３をＯ，１〜１０重量％、残部が実質的にＺｎ
からなるメッキ皮膜が形成さｎるＯＦｅの量が上記範囲
外であると・裸耐食性、塗装後の耐食性としての耐クリ
ープ性、射孔あき性が悪い。またＦｅ ３０ ％’を超
えると、棟材の塩水噴霧試験等においてみらｎるように
、赤錆が発生し易く、赤錆の発生を抑えるＡＡｚＯ３の
効果がみらｎない。
一方、ＡｌｚＯｓの量が０．１％未満では、耐食性や加
工性の向上効果がみらＣない。またＡｌｚｏｓが１０係
を超えると、表面の外観が損わｎるとともに、加工時に
おいてＡｌｚＯｓの粒子が剥離してくる問題があり、さ
らにスポット溶接性に関し、絶縁性のＡ１２０ａが存在
するため、通電し難くなるとともに、電極の消耗が激し
くなる問題を招く。
工性の向上効果がみらＣない。またＡｌｚｏｓが１０係
を超えると、表面の外観が損わｎるとともに、加工時に
おいてＡｌｚＯｓの粒子が剥離してくる問題があり、さ
らにスポット溶接性に関し、絶縁性のＡ１２０ａが存在
するため、通電し難くなるとともに、電極の消耗が激し
くなる問題を招く。
ところで、Ｚｎ皮膜中のＡｌｚｏｓはＺｎの溶出を防ぐ
バリヤー的な働きがあると考えらｎるｏＡｌｚｏｓの含
量が少いと、この効果が期待できない０実際、本発明者
らの研究にょｎば−Ｚｎ皮膜中に取Ｖ込まｎたＡＡ２０
３粒子は、網目状に分布するなど均一に分散し難い傾向
がちり、特に含有量が０．１％未満ではこの傾向が顕著
である０しかるに、０．１４以上特に１％以上であわば
、比較的に均一に分散し間眺はない。
バリヤー的な働きがあると考えらｎるｏＡｌｚｏｓの含
量が少いと、この効果が期待できない０実際、本発明者
らの研究にょｎば−Ｚｎ皮膜中に取Ｖ込まｎたＡＡ２０
３粒子は、網目状に分布するなど均一に分散し難い傾向
がちり、特に含有量が０．１％未満ではこの傾向が顕著
である０しかるに、０．１４以上特に１％以上であわば
、比較的に均一に分散し間眺はない。
メッキ方法は一般的な方法で十分である。すなわち、一
般にＦｅ−Ｚｎ合金電気メッキは、硫酸浴、塩化浴で行
なわｎるが、こｎら公知のメッキ浴中にアルミナゾル′
ｊｆｌ：Ａ６ｚ０３換算で改子径１０〜１００μｒｒＬ
）、１０ ｇ／ｌ 〜８０ ＆／ｌ添加する。このメッ
キ浴をｐＨ＝１〜３、浴温４ｏ〜７０℃、Ｆｅ３＋≦５
ｇ／ｌに調整し、電流密度２゜〜１ｚＯＡ／ｄｉでメ
ッキを施す。メッキ浴へのＡｌｚｏｓの添加量、ｐＨな
どによって、メッキ皮膜中のＡｌｚＯｓＯ量も変化する
が、ｌ’、１２０３含有量が０．１〜１０％の安定した
複合メッキ皮膜が得らｎる〇 なお、本発明において、より好ましい組成範囲は次の通
りである。
般にＦｅ−Ｚｎ合金電気メッキは、硫酸浴、塩化浴で行
なわｎるが、こｎら公知のメッキ浴中にアルミナゾル′
ｊｆｌ：Ａ６ｚ０３換算で改子径１０〜１００μｒｒＬ
）、１０ ｇ／ｌ 〜８０ ＆／ｌ添加する。このメッ
キ浴をｐＨ＝１〜３、浴温４ｏ〜７０℃、Ｆｅ３＋≦５
ｇ／ｌに調整し、電流密度２゜〜１ｚＯＡ／ｄｉでメ
ッキを施す。メッキ浴へのＡｌｚｏｓの添加量、ｐＨな
どによって、メッキ皮膜中のＡｌｚＯｓＯ量も変化する
が、ｌ’、１２０３含有量が０．１〜１０％の安定した
複合メッキ皮膜が得らｎる〇 なお、本発明において、より好ましい組成範囲は次の通
りである。
Ｆｅ：１０〜２０ｗｔ４
Ａｄｚ Ｏ３： ０．５〜５ ｗｔ４
Ｚｎ：残部
また、本発明に係るメッキ皮膜は複数層メッキ層の一つ
の層でもよい。
の層でもよい。
次に実施例をもって本発明の効果を明らかにする０
硫酸浴Ｆｅ−Ｚｎ合金メッキ浴に、アルミナシ／’ （
ＡｌｚＯａ粒子径約５０ μｍ ） ｔ ＡｌｚＯｓ換
算で１０〜Ｉ ＯＯｆｉ／ｌ添加し、電気メッキ、を施
した試料につき、裸耐食性、加工時のパウダリング性な
どの各種の評価を行っ友。結果を第１表に示す〇 なお、基本浴組成およびメッキ条件は次の通りである。
ＡｌｚＯａ粒子径約５０ μｍ ） ｔ ＡｌｚＯｓ換
算で１０〜Ｉ ＯＯｆｉ／ｌ添加し、電気メッキ、を施
した試料につき、裸耐食性、加工時のパウダリング性な
どの各種の評価を行っ友。結果を第１表に示す〇 なお、基本浴組成およびメッキ条件は次の通りである。
Ｆｅ”＝ ５０ｇ／ｌ−Ｚｎ”＝４５．９／７、（Ｎ
Ｈ４）２ ＳＯ４＝１２０ ｇ／１％Ｆ ｅ”＝ ３
ｇ／ｌ、浴温：５０℃、ｐＨ＝ ２．０ また、比較例の試料は、基本浴のＦｅ”＋Ｚｎ”の量を
変化させた０ この結果を第１表に示す。
Ｈ４）２ ＳＯ４＝１２０ ｇ／１％Ｆ ｅ”＝ ３
ｇ／ｌ、浴温：５０℃、ｐＨ＝ ２．０ また、比較例の試料は、基本浴のＦｅ”＋Ｚｎ”の量を
変化させた０ この結果を第１表に示す。
この結果、Ａｌ２Ｏ３を０．１％以上含有させたものは
比較材のＦｅ−Ｚｎメッキに比べて特に裸耐食性、パウ
ダリング性に優ｎ、含有量の増加に伴ない裸耐食性は能
は向上している。しかし、ＡｌｚＯｓ量が１０係を越え
ると逆にスポット溶接性、パウダリング性が劣る〇 またＦｅが５係未満では塗装後の耐食性に劣り、３０チ
までならＡｌ２Ｏ３により赤錆の発生も少ない。
比較材のＦｅ−Ｚｎメッキに比べて特に裸耐食性、パウ
ダリング性に優ｎ、含有量の増加に伴ない裸耐食性は能
は向上している。しかし、ＡｌｚＯｓ量が１０係を越え
ると逆にスポット溶接性、パウダリング性が劣る〇 またＦｅが５係未満では塗装後の耐食性に劣り、３０チ
までならＡｌ２Ｏ３により赤錆の発生も少ない。
以上の通り、本発明によｎば、裸耐食性、塗装後の耐食
性、加工性およびスポット溶接性に優ｎたものとなるほ
か、製造に際して安定的に得ることができるなどの利点
がある。
性、加工性およびスポット溶接性に優ｎたものとなるほ
か、製造に際して安定的に得ることができるなどの利点
がある。
Claims (1)
- （１）鋼板表面に、Ｆｅを５〜３０重量％、Ａｌ＿２Ｏ
＿３を０．１〜１０重量％、残部が実質的にＺｎからな
るメッキ皮膜を形成したことを特徴とするＺｎ−Ｆｅ系
複合メッキ鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10719885A JPS61266599A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | Ｚｎ−Ｆｅ系複合メツキ鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10719885A JPS61266599A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | Ｚｎ−Ｆｅ系複合メツキ鋼板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61266599A true JPS61266599A (ja) | 1986-11-26 |
Family
ID=14452965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10719885A Pending JPS61266599A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | Ｚｎ−Ｆｅ系複合メツキ鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61266599A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6311698A (ja) * | 1986-03-26 | 1988-01-19 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 粉末付加亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
| CN104087987A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-08 | 哈尔滨工程大学 | 金属-镀层复合物及其制备方法 |
-
1985
- 1985-05-20 JP JP10719885A patent/JPS61266599A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6311698A (ja) * | 1986-03-26 | 1988-01-19 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 粉末付加亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
| CN104087987A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-08 | 哈尔滨工程大学 | 金属-镀层复合物及其制备方法 |
| CN104087987B (zh) * | 2014-06-27 | 2017-01-18 | 哈尔滨工程大学 | 金属‑镀层复合物及其制备方法 |
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