JPS61266239A - 建設資材 - Google Patents

建設資材

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JPS61266239A
JPS61266239A JP10996985A JP10996985A JPS61266239A JP S61266239 A JPS61266239 A JP S61266239A JP 10996985 A JP10996985 A JP 10996985A JP 10996985 A JP10996985 A JP 10996985A JP S61266239 A JPS61266239 A JP S61266239A
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伸顕 松下
松尾 牟晶
重信 宮本
藤本 了二
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Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、建設資材、特に防水材、舗装材、床材又は壁
材、又はこれらの兼用材に関するものである。
従来がら防水材、舗装材、床材、壁材等の用途には、種
々の有機及び漉機の化合物が使用□されているが、近年
、弾力性、耐摩耗性、機械物性、作業性、経済性等の点
よりポリウレタン系樹脂が多量に使用されてきている。
これらの材料品質、施工仕様、施工技術等については、
それぞれJIS、JASS、技能士制度等によりレベル
アップ体制が図られ、今や安定した形で適用、貢献して
いるのが実情である。
特に、最近のスポーツ人口の増加によるスポーツ施設関
係の需要増大等により、従来は構造物の屋上についても
防水材機能のみで済まされていたものが、防水材を兼ね
、かつスポーツ施設としての舗装材、床材等の機能をも
満たす事が要求されている。
当然の事ながら、防水材と舗装材は、その機能を異にし
材料特性も異る。
防水材には、躯体の下地亀裂、目地等の繰り返しムーブ
メントによく追従し、耐候性、耐久性等に優れているこ
とが要求される。
一方、舗装材には耐摩耗性、美観、平滑性と共に衝撃吸
収、分散性等に優れていることが要求される。
そして既存のポリウレタン系樹脂及び工法を適用して、
この両者を兼ね備えた材料を得ようとする場合、防水材
機能を重視すれば補強材等の挿入により平滑性を損じ、
耐摩耗性、衝撃吸収性等が不十分となる。
また舗装材機能を重視すれば厚塗りによる不経済性、さ
らに下地亀裂への追従性が不十分で漏水等が生じやすい
木発明者等は、叙上の問題点を解消する防水材、舗装材
、床材又は壁材、又はこれらの兼用材を開発することを
目的として鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
至ったものである。すなわち、 ポリウレタン樹脂層を緩衝材の上方及び/又は下方に形
成させることから成る建設資材において、 (A)当該ポリウレタン樹脂層が、 平均分子量200〜20,000  のポリエーテルポ
リオール、 平均分子量500〜3,000のポリエステルポリオー
ル又は 平均分子量1,000〜40,000のポリマーポリオ
ール から選らばれた少なくとも一種のポリオールに有機ポリ
イソシアネート化合物を反応させて得た末端イソシアネ
ート基含有ウレタンプレポリマーを主成分とする主剤と
硬化剤から成る表面硬度(ショアーA、以下同じ)15
〜90のポリウレタン樹脂層 又は末端イソシアネート基含有ウレタンプレポリマーを
湿気硬化させた表面硬度15〜90のポリウレタン樹脂
層であって、且つ (B)当該緩衝材が、紐状有機発泡資材を多数本、一定
間隔をあけて並列配置してなる層の二層積層体であって
、第一層の紐状有機発泡資材と第二層の紐状有機発泡資
材が一定角度をもって交又するように積層されているも
のであることを特徴とする建設資材である。
本発明のポリウレタン樹脂層を形成させるために使用す
るポリオールとしては、平均分子量が200〜20,0
00のポリエーテルポリオール、平均分子量が500〜
3,000のポリエステルポリオール又は平均分子量が
1,000〜40,000のポリマーポリオールから選
らばれた少なくとも一種のポリオールが挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては、活性水素基2個以上
を有する化合物に、アルキレンオキシドを付加反応させ
た平均分子量が200〜20,000のポリエーテルポ
リオールが挙げられる。活性水素基2個以上を有する化
合物としては、例えば、水、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1
.4−ブタンジオール、1.3−ブチレングリコール、
1゜6−ヘキサンジオール、ペンタエリスリトール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ヒマシ油、末端水
酸基含有ポリブタンジエン、モノエタノールアミン、ジ
ェタノールアミン、トリエタノールアミン、リン酸等が
挙げられる。
アルキレンオキシドとしては、例えば、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレン
オキシド、テトラハイドロフラン等が挙げられる。
好ましくは活性水素基2〜4個を有する化合物を出発物
質とする末端水酸基2〜4個を有し、平均分子量が20
0〜20,000のポリエーテルポリオールが挙げられ
る。
次にポリエステルポリオールとしては、多塩基酸と水酸
基2個以上を有する多価アルコール系化合物を、酵触媒
の存在下で高温脱水反応させた平均分子量が500〜a
、oooのポリエステルポリオールが挙げられる。
多塩基酸としては、例えば、フタル酸、アジピン酸、マ
レイン酸等が、水酸基2個以上を有する多価アルコール
系化合物としては、例えば、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、
ペンタエリスリトール等が、それぞれ挙げられる。
好ましくは、末端水酸基2〜3個を有する平均分子量が
500〜3 、000のポリエステルポリオールが挙げ
られる。
次にポリマーポリオールとしては、上記ポリエーテルポ
リオール又は上記ポリエステルポリオールとエチレン系
重合性不飽和上ツマ−を重合させグラフト化したy均分
子量が1,000〜40.000のポリマーポリオール
が挙げられる。エチレン系重合性不飽和子ツマ−として
は、例えばアクリロニトリル、メタクリレートリル等の
シアン基含有子ツマー12.4−ジシアノブテン−1、
スチレン、α−メチルスチレン、エチルスチレン等のス
チレン系千ツマ−、メチルアクリレート等のアクリル酸
エステル、メチルメタクリレート等のメタクリル酸エス
テル、アクリルアミド等のアクリル系モノマー、ブタジ
ェン、イソプレン等のジエン系モノマー、ビニルモノマ
ー、ビニリデンモノマー、フマル酸ジメチル、マレイン
酸ジメチル、オレフィン等が挙げられ、好ましくはシア
ン基含有モノマー、スチレン糸上ツマ−、アクリル系モ
ノマー等のアクリロニトリル、スチレン等が挙げられる
。かかるポリオ」ルとエチレン系不飽和モノマーの重合
反応は、例えばポリオール類に重合開始剤とエチレン系
不飽和モノマーの混合物を加えながら重合を行なうか、
又は予めポリオールに重合開始剤を添加混合したのち、
エチレン系不飽和モノマーを加えながら重合を行うもの
である。
重合開始剤としては、パーオキシド系、アゾ系、し1ツ
クス系の重合開始剤又は金属化合物触媒等が挙げられ、
具体的にはアゾビスイソブチロニトリル(AINBN)
、ベンゾイルパーオキシド、t−フルキルパーオキシエ
ステル、アセチルパーオキシド、ジイソプロピルパーオ
キシジカーボネート等が挙げられる。
好ましくは平均分子量が1,000〜4o、oooで、
末端水酸基数2〜8個を有し、末端水酸基数 213〜
8比が10010〜50750及びグラフト化エチレン
系重合性不飽和モノマー重合体含量が10〜50%のポ
リマーポリオールが挙げられる。
次に有機ポリイソシアネート化合物としては、例えば、
トリレンジイソシアネート(TDI−90)、ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート
、ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネート、ナフ
タレンジイソシシネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネート、水素添加ジフェニ
ルメタンジイソシアネート (水素添加MIII)、低
級アルコールのポリイソシアネートアダクト体等の単独
又は混合物等が挙げられる。
次に末端イソシアネート基含有ウレタンプレポリマーと
しては、上記ポリオールと上記有機ポリイブシアネート
化合物を反応させたものが挙げられる。かかるポリオー
ルと有機ポリイソシアネート化合物の反゛応は、NCo
10)1当量比で好ましくは1.8〜5あり、末端イソ
シアネート基含有ウレタンプレポリマーの遊離イソシア
ネート量は好ましくは 1.5〜10重量%である。
次に、末端イソシアネート基含有ウレタンプレポリマー
を主成分とする主剤と、反応硬化させる硬化剤としては
、例えば、上記ポリエーテルポリオール、上記ポリエス
テルポリオール、上記ポリマーポリオール、ヒドロキシ
アルキルアクリレート又はヒドロキシメチルアクリレー
ト、アルキルアクリレートとメタクリル酸エステル類を
、及び場合によってはスチレン、メタクリル酸を組み合
わせ共重合させた平均分子量20000〜50000の
アクリルポリオール、4,4°メチレンビス (2−ク
ロロアニリン) (MOCA)、ジアミノジフェニルメ
タン等の単独又は混合物等が挙げられる。
本発明においては、末端イソシアネート基含有ウレタン
プレポリマーを主成分とする主剤と硬化剤を反応させる
、いわゆる二液型の場合、又は末端イソシアネート基含
有ウレタンプレポリマーを湿気硬化させる、いわゆる−
原型の場合、必要に応じて硬化剤成分又は末端イソシア
ネート基含有ウレタンプレポリマー中に無機充填剤、着
色剤、触媒、可塑剤、その他の添加剤等を配合してもよ
い。
無機充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、ベント
ナイト、塩化カルシウム、酸化チタン、消石灰等が挙げ
られる。
着色剤としては、例えば、カーボン、酸化クロム系グリ
ーン、ベンガラ等が挙げられる。
触媒としては、例えば、ジブチルチンジラウレート、ス
タナスオクトエート、ジブチルチンジアセテート、オク
チル酸鉛、ナフテン酸鉛等の有機金属化合物が挙げられ
る。
可塑剤としては、例えば、ジオクチルフタレート(DO
P) 、ジブチルフタレート、ジオクチルアジペート、
又はポリプロピレングリコール若しくはポリエチレング
リコールの水酸基を酢酸で封鎖したもの等が挙げられる
その他の添加剤としては、例えば、液状樹脂、石油樹脂
等の改質剤、シリコン、パラフィン、鉱物油等の消泡剤
、酢酸エチル、トルエン、キシレン等の溶剤、抗酸化剤
等が挙げられる。
なお、これらの無機充填剤、着色剤、触媒、可塑剤、そ
の他の添加剤等の配合割合は任意である。
次に、緩衝材を形成する紐状有機発泡資材の種類として
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、合成ゴム等が挙
げられ、好ましくはポリエチレン、ポリスチレン等であ
る。
さらに、これらの紐状有機発泡資材の形状は、内部が独
立気泡又連続気泡で、発泡倍率が1〜50倍の縦断面積
円形状のものが好ましい。
ここに紐状とは、細長形状のすべてを含み、例えば棒状
、帯状等より構成されるものであっても良い。
本発明の建設資材としては、上記主剤と硬化剤から成る
表面硬度15〜90のポリウレタン樹脂層又は末端イソ
シアネート含有ウレタンプレポリマーを湿気硬化させた
表面硬度15〜90のポリウレタン樹脂層を、上記有機
発泡資材から形成される緩衝材の上方及び/又は下方に
形成させたものが挙げられる。
ポリウレタン樹脂にかかる主剤と硬化剤の選択及び配合
割合、又は末端イソシアネート含有ウレタンプレポリマ
ーの選択及び配合割合等は、得られるポリウレタン樹脂
層の表面硬度が15〜90であることを満たす範囲で適
宜選択されるものである。ポリウレタン樹脂層の表面硬
度がこれらの範囲より外れた場合、本発明の目的が達成
されない。
緩衝材における紐状有機発泡資材は、第一層と第二層で
それぞれ異るものであっても良いが。
通常同一のものが使用され、第一層と第二層の紐状有機
発泡資材はそれぞれ交又する箇所で接合されているのが
好ましい。
尚、各層において紐状有機発泡資材を並列する間隔は、
任意である。
本発明の建設資材の製法としては、次の方法がある。
(イ)ポリウレタン樹脂層を形成させ、当該ポリウレタ
ン樹脂層の上方に紐状有機発泡資材を所定間隔に並列し
て配置し、この紐状有機発泡資材の上方に上記紐状有機
発泡資材と同様の紐状有機発泡資材を、先の紐状有機発
泡資材と一定角度で交又するように所定間隔をあけて並
列に敷設するか、又は予め紐状有機発泡資材を上記同様
に交又配置し、その接触部分を接着させた緩衝材を敷設
する。
又は (ロ)(イ)と同様の方法を実施した後、さらに当該緩
衝材の上方に、ポリウレタン樹脂層を形成させる。
目的又は用途に応じて、ポリウレタン樹脂と緩衝材を組
合せて形成されたものの上方に、さらにそれらを積層し
て二層又は三層以上としてもかまわない。
本発明の建設資材は、 (1)弾力性に富み、衝撃吸収効果が優れている、 (2)運動順応性、歩行感が良く、快適性、安全性が確
保され、転倒時の創傷が少い、(3)保温効果、断熱効
果が優れている、(4)下地亀裂、ムーブメントに対す
る追従性が良く、クラックが発生しない、 (5)機械的物性、耐熱性、耐熱水性、耐薬品性、耐久
性に優れている、 等の優れた防水材機能、舗装材機能を有する。
従って、防水材、舗装材、床材又は壁材等の中間層材、
又は表面仕上材、又はこれらの兼用材として最適である
具体的にiマ、スポーツ施設用屋内運動上及び屋外コー
ト、遊歩道、建築用床、建築用壁等への利用が可能であ
る。
次に実施例を挙げて、本発明を説明する。
なお、実施例中r%」、r部」は、重量基準で□ ある
製造例1 各種ポリマーポリオールを、下記の製造方法に従って 
製造した。
3文容量のオートクレーブに、第1表に示す原料ポリオ
ールの一部(初期仕込量)を予め仕込み、減圧窒素置換
を繰返した後、残り(追加仕込量)の原料ポリオール、
エチレン系重合性不飽和モノマー及び重合開始剤を混合
したものを、攪拌しながらオートクレーブ中に仕込んだ
6反応終了後、未反応エチレン系重合性不飽和モノマー
を減圧除去し、目的とする各種ポリマーポリオールを得
た。
それらを第1表に示す。
?8開昭6l−2GG239 (6) 製造例2 末端イソシアネート基含有ウレタンプレポリマーを主成
分とする各種主剤を下記の製造方法に従って製造した。
なお、製造例中、()の数字は配合比を示す。
(A−1) 平均分子量2000のポリオキシプロピレングリコール
(85)と、平均分子量290のポリオキシプロピレン
トリオール(5)の混合物を脱水した後、攪拌下でTD
I−90(21)を添加し、 100℃で2時間反応さ
せて遊離イソシアネート基3.7%含有のウレタンプレ
ポリマー (以下A−1という)を得た。
(A−2) 平均分子量2000のポリオキシプロピレングリコール
(51)と、平均分子量3000のポリオキシプロピレ
ントリオール(34)の混合物を脱水した後、攪拌下で
丁DI−90(15)を添加し、 100℃で2時間反
応させて遊離イソシアネート基3.7%含有のウレタン
プレポリマー (以下A−2という)を得た。
(A−3) ポリマーポリオールNo、 II (51,5)と同N
o。
IV(17)と同No、 V (17)の混合ポリマー
ポリオールを脱水した後、撹拌下でT D I−90(
14,5)を添加し、100℃ 2時間反応させて遊離
インシアネー基3.7z含有のウレタンプレポリマー(
以下A−3という)を得た(A−4) 平均分子量700のポリオキシプロピレングリコール(
7,8) 、平均分子量2000のポリオキシプロピレ
ングリゴール(47)、平均分子量3000のポリオキ
シプロピレントリオール(23,5)及びT11l−9
0(21,7)を用いて、(A−’1)と同様な製法で
遊離イソシアネート基6.5%含有のウレタンプレポリ
マー (以下A−4という)を得た。
(A−5) 1.8−ヘキサンジオール及びアジピン酸から得られた
平均分子量2,000ポリエステルジオール(70)と
トリメチロールプロパン及びアジピン酸から得られた平
均分子量。
3.000ポリエステルトリオール(30)の混合物を
脱水した後、攪拌下で丁DI−90(31)を添加し、
100℃ 1時間反応させた後、70℃まで冷却しキシ
レン(20)を添加し、遊離イソシアネー基6.5z含
有のウレタンプレポリマー(以下A−5という)を得た
(A−8) 平均分子量1000のポリテトラメチレングリコール(
55)を 120℃で90分間減圧脱水し、これを酢酸
エチル(25)、ヘキサメチレンジイソシアネー) (
20)及びジブチルチンジラウレートの触媒量を仕込ん
だ反応槽へ、温度90℃で30分を要して徐々に添加し
滴下終了後、さらに70℃で90分反応させて遊離イソ
シアネート基5.5%含有の固形分75%の低粘度液状
ウレタンプレポリマー(以下A−6という)を得た。
製造例3 硬化剤を下記の製造方法に従って製造した。
なお、゛□製製造中中()の数字は配合比を示す。
(B−1) ポリマーポリオールNo、 II(70)及び平均分子
量3000のポリオキシプロピレントリオール(21)
に、MOGA(1)を加熱溶解させて、こ□れに炭酸カ
ルシウム(90)、DOP(20) 、 tクチル酸鉛
(5%) (4’J 、シリコン系消泡剤(1)及び抗
酸化剤(3)等を少量配合し、配合比の合計を200と
したものを三本ロールでよく混合し、クリーム色粘稠液
状の硬化物(以□下B−1という)を得た。
(B−2) ポリマーポリオールNo、  I (35)及び平均分
子量3000のポリオキシプロピレントリオール(26
)に、Moll:A(1)を加熱溶解させて、これに炭
酸カルシウム(27)、カーボン(3) 、 DOP(
3,7)、オクチル酸鉛(1,3)及びシリコン系消泡
剤、抗酸化剤等を少量配合し、配合比の合計を 100
としたものを三本ロールでよく混合し、黒色粘稠液状の
硬化物(以下B−2という)を得た。
(B−3) 平均分子量3.000のポリオキシプロピレン) IJ
 −jr −71/ (12)及びKE−850(液状
樹脂。
日本石油化学(株) (20)に、MOOA(3,7)
を加熱溶解させて、これに炭酸カルシウム(54)、カ
ーボン(3)、DOP(3) 、オクチル酸鉛(1,3
)及びシリコン系消泡剤、抗酸化剤等を少量配合し、配
合比の合計を 100としたものを三本ロールでよく混
合し、黒色粘稠液状の硬化物(以下B−3という)を得
た(B−4) (B−2)のカーボンの代りに、酸化クロム系グリーン
を使用し、その他は(B−2)と同様に行い、グリーン
色粘稠液状の硬化剤(以下B−4という)を得た。
(B−5) (B−2)のカーボンの代りに酸化クロム系グリーンを
使用し、その他は(B−2)と同様に行い、グリーン色
粘稠液状の硬化剤 (以下B−5という)を得た。
(B−6) ポリマーポリオールNo、 ■(21)、キュアミンM
L−150(MOCA 50%液状品、イハラケミカル
工業輛製)(33) 、炭酸カルシウム(34)、DO
P(10)及び酸化クロム系グリーン(2)を三本ロー
ルでよく混合し、グリーン色粘稠液状の硬化剤(以下B
−8という)を得た。
(B−7) キュアミyML−150(MOCA 50%液状品、イ
ハラケミカル工業■製)(33) 、炭酸カルシウム(
50)、DOP(15)及び酸化クロム系グリーン(2
)を三木ロールでよく混合し、グリーン色粘稠液状の硬
化剤(以下B−7という)を得た。
(B−8) アクリル酸メチルとヒドロキシエチルアクリレートを共
重合させた平均分子量45,000のアクリルポリオー
ル(50)、キシレン(40)、酸化クロム系グリーン
(10)をよく混合分散し、グリーン色紙粘性液状硬化
剤(以下B−8という)を得た。
製造例4 一液型のウレタンプレポリマーを下記の製造方法に従っ
て、製造した。
尚、製造例中()の数字は配合比を示す。
(C−1) ポリマーポリオールNo、 II (90,2)、No
、 m(12,9)及びNo、 V (12,9)(7
)混合ポリオールを 120℃で90分脱水し、窒素ガ
ス置換後90℃迄冷却し、攪拌下でTDI−90(14
,0)を添加し、 100℃で2時間反応させて遊離イ
ソシアネー基4.6%含有のウレタンプレポリマーを得
た。
このものによく乾燥した炭酸カルシウム(55)、カー
ボン(4)、ll0P(41)、塩化ベンゾイル(0,
5) 、ジブチルチンジラウレート(0,003)を加
え90℃で60分間よく混合し、遊離イソシアネート基
2.2%含有の一液型ウレタンプレポリマー(以下 G
−1という)を得た。
(C−2) 平均分子量 2,000のポリプロピレングリコール(
Il18.7 )及び平均分子量5,000のポリプロ
ピレントリオール(18,7)の混合ポリオールを 1
20°Cで8o分脱水し、窒素ガス置換後90℃迄冷却
し、攪拌下でTDI−90(16,7)を添加し、 1
00℃で2時間反応させて遊離インシアネー基4.6%
含有のウレタンプレポリマーを得た。
このものによく乾燥した炭酸カルシウム(55)、I)
OP(40)、塩化ヘンジイル(o、5) 、ジブチル
チンジラウレー) (0,003)を加え90℃で60
分間よく混合し、遊離イソシアネート基2.2%含有の
一液型ウレタンプレポリマー(以下 G−2という)を
得た。
製造例5 製造例1〜4で得られた主剤と硬化剤を組合わせ混合し
たもの、又は−原型ウレタンプレポリマーを平なテフロ
ン板上に厚さ約2mm(但し、実駆動、8は厚さ約ao
o g )に塗布し、温度20℃、湿度65%の標準室
で、10日間養生後、JIS A−9021及び同に−
5400に従い、得られたポリレタン樹脂の硬化塗膜物
性を測定した。
これらの結果を第2表に示す。
これらの結果より、防水材、舗装材、床材、トップコー
ト材等として適用できる物性であることが認られた。
実施例1 スレート板(8つの厚さ、10. X 30aW角)及
びコンパネ(12111111(7)厚さ、3oa11
×30CIll)ニ、はけでプライマー;ポリフレック
スPR(−原型つレタンプライマー;第一工業製薬■製
)を0.15kg/rn’塗布し、下地を調整した。
2時間養生させた後、各々の下地上に第3表に示す下塗
材をコテで塗布した。
次に緩衝材として※菱形網状のポリエチレン発泡資材を
敷設し、ゴムローラーで軽く転圧し、約4時間養生し、
固定させた。
次に第3表に示す中塗材をコテで塗布し、 1日養生さ
せ、さらに同様にして上塗材、仕上げ材(トップコート
)をそれぞれ塗布し、8種の舗装材(スレート板及びコ
ンパネを下地とする各々の床供試体)を得た。
7日間、60℃で湿度SOWの標準室で硬化養生後、そ
れらの物性を測定した。
比較例も同様に行った。
結果を第3表に示す。
※菱形網状のポリエチレン発泡資材; 発泡倍率20倍、直径約3.の独立気泡性の紐状発泡ポ
リエチレン多数本を5.間隔に、並列配置してなる層を
二層積層してなるものであり、第一層の発泡ポリエチレ
ンと第二層の発泡ポリエチレンが約15°の角度で交又
しており、各交又個所(厚さ約5゜5mm)が熱融着さ
れているものであり、空隙部を菱型(幅1mm 、長さ
10mm)とする幅650、長さ100m巻の網状発泡
資材である。
注−1熱伝導率; 深さ10.、縦20CI11×横20.のテフロン板上
に塗布し、硬化養生後説型し、供試体を得た。これをJ
ISA−1408に従って試験した。
注−2繰り返し伸縮に対する追従性; 日本住宅公団建築材料の品質基準とその試験方法に準じ
て供試体中央幅方向に亀裂を入れ、毎分 1回O〜3胴
の伸縮を繰り返し、供試体表面に異常(破断、亀裂等)
が発生した時の回数を記録した。
注−3脹れ試験; 供試体を90℃の温水にlO日間浸漬し、脹れ等の発生
を肉眼で観察した。
注−4緩衝作用; 供試体表面にゴムバネを装着した荷重板をセットし、9
0cIWの高さより 5kgの重錘を落下させ人間が跳
躍して着地した時と同様の荷重を供試体に与え、その時
の供試体の動的変形性状を測定した。
15〜40が緩衝作用、すなわち衝撃吸収性が優れてい
る。
F ’ = UF−1,IDRX DR−TR−’F°
;緩衝作用 OR,供試体の振動の最大振幅(mm)TR,供試体の
最大振幅時のみかけの半周期(see) UF;供試体の変形が最大に達するまでの供試体の変形
エネルギー (眩・印) 注−5硬さ; 人間の頭部をモデルとした全重量3.85iで加速度計
を搭載したリング装置を供試体表面に20゜の高さより
自由落下させた時に発生する最大加速度を測定した。安
全基準よりみると100G以下が好ましい。
第3表より明らかなごとく、菱形網状のポリエチレン発
泡資材を挿入することにより、下地亀裂やムーブメント
に対する追従性、衝撃吸収性、保温断熱効果等が著しく
改良向上することが確認された。
実施例2 下地がスラブコンクリートの幼稚園床10m×lOmを
施工した。初めに下地をよく清掃した後、ブライマーと
してポリフレックスM−50(−原型つレタンプライマ
ー;第一工業製薬(株)製)を0.2k[r/m2均一
にローラー刷毛で塗布し、下地を調整した。
1時間養生した後、下塗材(主剤A−3、硬化剤B−2
、主剤/硬化剤の配合割合1/2、塗布量1h/m2)
をゴムコテで均一かつ平滑に塗布した。
次に緩衝材として実施例1で使用した菱型網状のポリエ
チレン発泡資材を一層敷設し、ゴムローラーで良く転圧
し、4時間養生させた。
次に下塗材と同一のものを、中塗材として3kg/ff
12ゴムテコで均一に塗布し、1日養生させた。
翌日、上塗材(主剤A−4、硬化剤B−7、主剤/硬化
剤の配合割合1/1.塗布量2.0 kg/m2)をゴ
ムコテで均一かつ平滑に塗布し、1日養生させた後、仕
上げ剤ニドツブコート(主剤A−6、硬化剤B−8、主
剤/硬化剤の配合割合1/8 ) 0.3 kg / 
m 2をエアレススプレーで吹付けた。
約5時間経過後完全に硬化し、タックフリー状態となり
完成した。
この床の表面硬度は84で、緩衝剤のないウレタン単独
床と比較して衝撃吸収効果がよく運動適正、歩行間に優
れ、かつ冬季の床からの冷え込みも少なく、保温効果も
優れていることが確認され、幼稚園床として最適である
ことが認められた。
実施例3 下地がモルタルコンクリートの屋上15mX 15mを
施工した。
最初に下地をよく清掃した後、プライマーとしてポリフ
レックスPR(−原型つレタンプライマー;第一工業製
薬(株)製)を0.2kg/m2均一にローラー刷毛で
塗布し、 2時間養生させた後、溶剤系塩素化ゴム接着
剤を0−2 kg / m 2塗布した。
次に緩衝材として※菱形網状のポリエチレン発泡資材を
敷設し、ゴムローラーで軽く転圧し固定させた。
1時間放置後、中塗材(C−1) 3.0 kg/ m
 2をゴムレーキで平滑に塗布し、−夜養生させた。
翌日上塗材(G−2)  2kg / m 2同様に塗
布し、養生させた。
翌日実施例2の仕上げ剤と同一の仕上げ剤を同様に吹付
けた。
この防水兼舗装材の表面硬度は55で、コーナ一部、目
地等にクラックが発生せず、かつ衝撃吸収性に大変優れ
ていることが確認され、防水兼舗装材とする運動施設に
使用できることが認められた。
※菱形網状のポリエチレン発泡資材; 発泡倍率15倍、直径約3−の独立気泡性の紐状発泡ポ
リエチレン多数本を5.5mm間隔に、並列配置してな
る層を二層積層してなるものであり、第一層の発泡ポリ
エチレンと第二層の発泡ポリエチレンが約15°の角度
で交又しており、空隙部を菱型(幅2mm、長さ10m
m)とする網状発泡資材である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリウレタン樹脂層を緩衝材の上方及び/又ほ下
    方に形成させることから成る建設資材において、 (A)当該ポリウレタン樹脂層が、 平均分子量200〜20,000のポリエーテルポリオ
    ール、 平均分子量500〜3,000のポリエステルポリオー
    ル又は 平均分子量1,000〜40,000のポリマーポリオ
    ール から選らばれた少なくとも一種のポリオールに有機ポリ
    イソシアネート化合物を反応させて得た末端イソシアネ
    ート基含有ウレタンプレポリマーを主成分とする主剤と
    硬化剤から成る表面硬度(ショアーA、以下同じ)15
    〜90のポリウレタン樹脂層 又は末端イソシアネート基含有ウレタンプレポリマーを
    湿気硬化させた表面硬度15〜90のポリウレタン樹脂
    層であって、且つ (B)当該緩衝材が、紐状有機発泡資材を多数本、一定
    間隔をあけて並列配置してなる層の二層積層体であって
    、第一層の紐状有機発泡資材と第二層の紐状有機発泡資
    材が一定角度をもって交又するように積層されているも
    のであることを特徴とする建設資材。
  2. (2)緩衝材の第一層と第二層の紐状有機発泡資材がそ
    れぞれ交又する箇所で接合されている特許請求の範囲第
    1項記載の建設資材。
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