JPS61266045A

JPS61266045A - 交流発電機・圧縮機組立体

Info

Publication number: JPS61266045A
Application number: JP61112828A
Authority: JP
Inventors: ジェイムズ・ビー・ファー
Original assignee: Tecumseh Products Co
Current assignee: Tecumseh Products Co
Priority date: 1985-05-20
Filing date: 1986-05-19
Publication date: 1986-11-25
Also published as: BR8600694A; IT1189666B; FR2581941B1; FR2581941A1; IT8667406A0; MX161777A; US4642031A; JPH0343855B2; CA1249624A; CN86101267A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は自動車内において電気エネルギ発生機能と空調
用冷媒ポンピング機能の両方を遂行する組合わされた交
流発電機・圧縮機に係るものである。

自動車は普通原動機として内燃機関を含んでおシ、機関
は自動車を推進するのに加えて多くの補助装置を駆動す
る。通常は機関は直流発電機或は交流発電機（以後単に
発電機と略称する）及び空調機ポンプ或は圧縮機を含む
若干のポンプを駆動する。これらの装置はベルト、滑車
等罠よって駆動される。

典型的には、発電機及び冷媒圧縮機はそれぞれＶベルト
及び滑車を介して機関のクランク軸によりて駆動される
。発電機は、典型的には高速で回転して比較的高い周波
数の交流電圧が発生される。

圧縮機は、典型的には電磁クラッチによって駆動される
。殆んどの時間、電磁クラッチは付活されず、摩擦損失
を除けば機関の負荷にはなっていない。装置が冷媒をポ
ンプするように圧縮機に要求すると、クラッチが付活さ
れた圧縮機滑車が圧縮機を駆動する。

上述の自動装置に伴なう問題の１つは、分離した発電機
及び分離した圧縮機の使用によって比較的大きい占有空
間及び重量要求がもたらされることである。これは、特
にエネルギが比較的高価格であるためにより小型の自動
車を指向する傾向がありて、自動機の環境において占有
空間及び重量が問題となっている今日のエネルギ自覚社
会においては望ましくない。更に分離した発電機及び圧
縮機の使用は、多数の部品の使用を必要とするため、比
較的高価である。

若干の従来装置では１発電機及び圧縮機が１つのユニッ
トに組合わされている。このような組合せ型発電機・圧
縮機ユニットの例は米国特許４，０９５，９２２号に記
載されている。この特許に記載されている構造は充分に
動作するが、この構造の欠点は比較的複雑なことである
。また、発電機・圧縮機が動作する回転速度が高いめで
、心合せが臨界的であυ先行技術構造では達成すること
が容易ではなかった。

更に自動機環境の厳しい占有空間及び重量要求のために
、組合せ型圧縮機・発電機ユニットをできる限シ小型軽
量ならしめることが重要である。

最後に、クラッチ構造のための磁場を発生するのに小型
のクラッチ励磁線輪を用いることができるように、圧縮
機クラッチ構造内の磁気損失を最小に保って効率を増す
ことが極めて重要である。

以上のことから、小型で、極めて緻密で、軽量で且つ構
造が簡単な一体型発電機・圧縮機を提供することが望ま
しい。

また、自動車内の利用可能な機関区画が小さいので、小
さい軸方向寸法を有する一体型発電機・圧縮機が非常に
望まれている。

更に、先行技術構造では必要とされた多くの部品を減少
させ、構造を簡易化することができるように、それぞれ
が多くの機能を遂行する発電機・圧縮機の部分が望まれ
ている。

まだ更に、クラッチの心合せが比較的簡単で、それを達
成することが容易な、且つユニットのクラッチ構造内の
磁気損失が最小に保たれる発電機・圧縮機を提供するこ
とも望ましい。

本発明は、圧縮機クランク軸及びノ〜ウジング、発電機
回転子、及び発電機回転子に駆動的に取付けられ選択的
に圧縮機クランク軸と係合する圧縮機クラッチを含む改
良された一体型発電機・圧縮機を提供することによって
、上述の先行技術発電機・圧縮機の欠点を解消する。

本発明は更に、圧縮機クランク軸、圧縮機／−ウジング
、及び圧縮機ノ・ウゾングに取付けられた発電機を含む
一体型発電機・圧縮機組立体からなっている。発電機は
、基材、固定子、及び回転子からなり１回転子は発電機
磁束担持部材及びノ・プを含んでいる。発電機回転子を
連続的に駆動するために、及び圧縮機クランク軸を選択
的に駆動するために、圧縮機クラッチ組立体が設けられ
ている。

発電機のために単一の軸受が設けられている。クラッチ
は、駆動滑車、及び複数の駆動ビンによって回転子に回
転可能に取付けられているフランジ部材を含んでいる。

これらのピンは、軸受の外側レースとも係合する錠止手
段によって所定位置に保持される。

本発明の１つの長所は、先行技術発電機・圧縮機組立体
よりも少ない部品の使用、及び構造の間易さである。

本発明の別の長所は、発電機・圧縮機ユニットが極めて
緻密であって自動車の機関区画内の空間及び重量を保存
することである。

本発明の別の長所は、一体型発電機・圧縮機のクラッチ
構造が極めて効率的であり、且つ磁気損失が極めて低い
ことである。

本発明の別の長所は、一体型発電機・圧縮機が多くの機
能を遂行するので先行技術構造の多くの部品を排除でき
ることである。

本発明の別の長所は、滑車及びクラッチの転送空隙に精
密な心合せを与えるように、且つ軸受の内側及び外側の
両レースに大きい締付は力を加えて構造の一体性を改善
するように、クラッチが軸受及び発電機回転子組立体に
取付けられていることである。

本発明の別の目的は、発電機回転子を軸受上に直接取付
けて装置空隙の良好な制御を得て可動部分と静止部分と
の間に干渉を生ずることなく装置の高速動作を可能なら
しめる単一の二重列軸受を使用していることである。

本発明の別の長所は、回転する発電機回転子からクラッ
チ滑車へ制動トルクが伝達され例えばもし機関が高速回
転から急激に停止すれば１回転子の制動を援助する。ピ
ン式の構造はこの急激な減速に対してベルトを滑らせる
のに充分であろう。

本発明の更に別の長所は、クラッチ構造が若干の強磁性
成分間の界面に無視できる程の空隙継目を含み、それに
よってクラッチ磁束の効率的伝達を可能ならしめたこと
である。

本発明は、その１形状において、クランク軸を有する圧
縮機、圧縮機に取付けられ静止基材及び回転子を含む発
電機を含む発電機・圧縮機組立体を提供する。内側及び
外側のレースを含む軸受が設けられ、内側レースは発電
機基材に取付けられ、回転子は外側レースに直接取付け
られている。駆動滑車及びクラッチ板組立体が回転子に
取付けられていて回転子を駆動する。静止クラッチ線輪
が滑車と回転子との間に配置され、クラッチ用磁場を確
立する。錠止手段がクラッチ板と組合わされ、軸受の外
側レースを所定位置に錠止する。

本発明は、その１形状において、クランク軸及びクラン
ク室を含む圧縮機、及びクランク室によりて支持され基
材、固定子、回転子及び界磁磁石組立体を含む発電機組
立体からなる一体型発電機・圧縮機組立体をも提供する
。回転子は発電機磁束担持部材及びハブを含んでいる。

軸受手段は基材上に保持され、内側及び外側レースを含
み、外側レースはハブを回転可能に保持する。滑車及び
クラッチ組立体、及びこの滑車及びクラッチ組立体をハ
ブに取付けるための手段が設けられている。

錠止手段が滑車及びクラッチ組立体に取付けられ、外側
レースを所定位置に保持する。

本発明は、その１形状において、クランク軸及びハウジ
ングを有する圧縮機、及びハウジングに取付けられ基材
、固定子及び回転子（この回転子は発電機磁束担持部材
及びハブを含む）からなる発電機を含む一体型発電機・
圧縮機組立体をも提供する。発電機回転子を連続的に駆
動するために。

及びクランク軸を選択的に駆動するために、クラッチ組
立体が設けられている。クラッチ組立体は回転子及びク
ラッチ滑車を回転可能に保持する軸受を備え、軸受は発
電機基材に取付けられている内側レースと回転子に固定
されている外側レースとを含んでいる。クラッチ板は、
滑車に固定されていてハブと同軸配列されている円筒形
７ランジ部材を有し、フランジ部材及びハブは心合せさ
れた開口を含んでいる。駆動ピンが開口内に設けられ１
回転子を滑車に駆動的に取付けている。錠止手段がクラ
ッチ板に固定され外側レースと係合して駆動ピンを開口
内に保持し、且つ軸受外側レースを所定位置に保持する
。

本発明の目的は、極めて僅かな部品を含み構造が簡単な
一体型発電機・圧縮機を提供することである。

本発明の別の目的は、小型で、緻密で、軽量な一体型発
電機・圧縮機を提供することである。

本発明の別の目的は、磁気損失が極めて小さい一体型発
電機・圧縮機を提供することである。

本発明の別の目的は、部分が複数の機能を遂行する一体
型発電機・圧縮機を提供することである。

本発明の別の目的は、軸受の内側及び外側レースに大き
い締付は力が加えられ、軸受及び発電機回転子へのクラ
ッチの取付けによってクラッチ転送空隙の精密な心合せ
を得ている一体型発電機・圧縮機を提供することである
。

本発明の別の目的は、クラッチ磁束の伝達が効率的に遂
行され、強磁性部品の界面に無視できる程の空隙継目が
存在する一体型発電機・圧縮機を提供することができる
。

本発明の東に別の目的は、発電機回転子を軸受上に直接
取付けて空隙の良好な制御を得て可動部分と静止部分と
の間に干渉を生ずることなく装置の高速動作を可能なら
しめる二重列構造の単一軸受を用いた一体型発電機・圧
縮機を提供することである。

本発明の付加的な目的は、回転する回転子からクラッチ
滑車へ制動力の伝達が行われて回転子の減速を援助する
一体型発電機・圧縮機を提供することである。

本発明の上述の、及び他の特色及び目的、並びにそれら
を達成する技法は、以下の添附図面を参照しての本発明
の詳細な説明から理解されよう。

尚添附図面では対応する部品（部分）に対しては全て同
一番号を附しである。

第１図に示す発電機・圧縮機は前側に位置している発電
機区分１２と後方に位置している圧縮機区分１４を含ん
でいる。圧縮機区分は吐出し口１６及び吸込み口２０を
含み、これらは迅速接続継手によって車輛の空調装置の
冷凍配管に接続されている。配管１８には過大冷媒圧を
逃がすための弁が設けられている。

圧縮機区分は、好ましくはアルミニウム製のクランク室
２８．及び軸受上３１を含む圧縮機軸受３０をも含んで
いる。軸受３０は圧縮機クランク軸３２を承軸している
。回転密封３４が設けられ。

圧縮機クランク軸３２を圧縮機クランク室２８に密封し
ている。密封３４は止め輪３６によって定位置に保たれ
ている。

発電機区分１２は１発電機・圧縮機取付は用ブラケット
５２を含む発電機ハウジング５ｏを備えている。複数の
ブラケットがハウジング５０の周囲に離間して設けられ
、発電機・圧縮機ユニットを車輛の機関区画内に取付け
る。

取付は用ブラケットは買通デルト２５、ナツト２７、及
び止め座金２９によって機関取付は用ブラケット２１及
び２３に取付けられる。ハウジング５０は好ましくは鋼
のような強磁性材料で作る。

強磁性材料製の静止発電機基材５４が発電機区分１２の
回転部分を保持するように設けられている。

締付は具５５が基材５４をハウジング５０に固定する。

溶接ピン５６が基材５４に溶接され基材５４を圧縮機ハ
ウジング２２に固定する。

発電機固定子５８は、第５図にも示しておるように普通
の円筒形固定子積層板からなりている。

固定子５２には図示のように固定子線輪６０が設０られ
、線輪６０は第５図に部分的に図示しであるように３つ
の線輪６２．６４及び６６からなっている。線輪は固定
子歯６１によって形成される固定子みぞ５９の中に重ね
合わせて巻かれ、後述するようにデルタ結線されている
。発電機の回転子６８は前半区分７０及び後半区分７２
を含んでいる。前半区分７０及び後半区分７２は、貫通
孔内に配置されていてこれら半区分を前から後に伸びて
いるデルドア３によって互に固定されている。

回転子前半区分７０は回転子歯７４を含み、回転子後半
区分７２は回転子歯７６を含んでいる（第２図、第３図
及び第４図参照）。回転子の歯は第１図に示されている
ように組立てられた回転子の周縁に交互配列され、回転
子が回転すると発電機の磁束を中断して線輪６０内に電
圧を発生させる。

回転子前半区分７０は７ラング部分７８を含み、また回
転子後半区分７２は７ランノ部分８０を含んでいる。７
ランジ７８と８０との間の空洞には永久磁石環８２及び
発電機界磁線輪８４が位置している。永久磁石環８２は
回転子６８に固定され。

回転子と共に回転する。発電機界磁線輪８４は発電機基
材５４に固定され従って静止しておシ、そのため界磁線
輪を付勢するための刷子の必要を排除している。鋼製磁
路成分８６及び強磁性胴８８が界磁線輪８４に接して設
けられ１発電機磁束のための磁路を完成させている。

固定子５８、永久磁石環８２及び発電機界磁線輪８４は
同心構造を形成し、固定子５８がその最も外側の要素と
なシ、線輪８４が最も内側の要素である。この同心構造
は従来の構造に比して発電機区分の軸方向寸法を大巾に
減少させるため、発電機・圧縮機ユニットは極めて緻密
な構造となる。

回転子が回転すると線輪及び永久磁石が発生する磁束が
固定子を横切り、回転子によって周期的に中断されて固
定子線輪６０内に７ア２デーの法則に従がう電圧が発生
する。

線輪６２〜６６内に発生した電圧は整流器９２〜１０２
からなる整流器スタ、り９０において整流される。電圧
調整器１９２は発電機界磁線輪８４に印加される電圧を
制御するので発電機による出力電圧の発生を制御するこ
とができる。

第７図に示すように、固定子線輪６２〜６６が発生する
電圧は整流器９２〜１０２によりて整流され、装置の電
池１０４に供給される。電圧調整器回路１９２は電池１
０４と並列に接続され、固定子線輪６０が発生する電圧
を検知して発電機界磁線輪８４に供給される電圧を制御
する。

ファン１０６がねじのような適当な手段によって発電機
回転子後半区分７２に固定されている。

ファン１０６を可能な限シ最大の直径とすることによっ
て、良好な遠心送風機作用が得られる。空気は比較的間
いた回転子磁極片及びノ１ウジング５０の前面に円周方
向に配列されている適当な孔（図示せず）を通して引込
まれる。ファンの羽根が固定子線輪６０を通って運動す
ると、線輪は良好に強制空冷される。

第１図及び第６図を参照する。圧縮機及び発電機のため
のクラッチ及び軸受構造は二重綱車滑車１２０を含んで
いる。二重綱車滑車を使用することによって、滑車１２
０の直径は単一の綱車滑車を用いる場合よシも小さくす
ることが可能である。

これは、車輛の機関区画内の空間が重要視されているこ
とから、発電機・圧縮機ユニットにとって有利である。

第６図に示すように、二重列玉軸受１２２は内側レース
１２４及び外側レース１２６を含んでいる。玉１２８は
図示のように２列に設けられている。内側レース１２４
は静止発電機基材５４上に保持されている。回転する外
側レース１２６は回転子６８のハブ１３２を保持してい
る。ハブ１３２は回転子前半区分の前部７８の前方に伸
びる円筒形部分を形成している。回転子ハブ１３２は圧
縮機°クランク軸３２と同心、同軸である。内ねじ付き
す、ト１３０が内側レース１２４を発電機基材５４上に
堅固に締付けている。ナット１３０は基材５４とのねじ
係合によって基材５４上に受けられている。

外ねじ付きす、）１３４は玉軸受１２２の外側レース１
２６を回転子前半区分の前部７８上に堅固に締付けてい
る。回転子ハブ１３２はピン１３６によってクラッチ板
１３８の７ラング部分１４０に固定されている。ピン１
３６は回転子ハブ１３２及び７ランジ１４０内の心合せ
用開口内に受けられている。好ましくは複数のピン１３
６を設ける。

ナツト１３０及び１３４によって、軸受１２２は回転す
る回転子６８と静止発電機基材５４との間に堅固に締付
けられる。これによってクラッチ構造がクラッチ滑車と
精密に心合せされて取付けられる。運動する部分の回転
速度が高いのでこの精密な心合せが肝要である。ナツト
１３４は、軸受１２２の外側レース１２６を錠止する機
能と、駆動ピン１３６を保持し引張る機能と、クラッチ
作用空隙１４１に対するグリース遮蔽を形成する機能と
を遂行する。以上のようＫ、ナ、）１３４は複数機能を
遂行し、従来のクラッチ構造に用いられている若干の部
品を排除する。

クラッチ励磁コイル１４２は、発電機ノ・ウジング５０
の７ラング部分１４８に固定されている内側磁極片１４
４と外側磁極片１４６との間に受入れられる。クラッチ
接極子１６０はクラッチ作用空９１４１によってクラッ
チ板１３８から離間している。クラッチ接極子１６０は
、３枚設けることが好ましいクラッチばね１６２により
てり２ツチトルク板１６４に回転するように取付けられ
ている。クラッチトルク板１６４は溶接による等でクラ
ッチハブ１６６に固定されている。クラッチハブ１６６
は、クランク軸３２のねじ付き前側部分と係合している
内ねじ付きナツト１７０によりてクランク軸３２に固定
されている。止め座金１７２がハブ１６６とナツト１７
０との間に設けられナツト１７０のゆるみを防いでいる
。クラ。

テ座金積重ね１７４によってクランク軸３２に対してハ
ブ１６６を軸方向に調整するのでクラッチ作用空隙１４
１は容易に調整可能である。

動作を説明する。クラッチ励磁コイル１４２が付勢され
ると線輪１４２によって発生された磁束は内側磁極片１
４４、外側磁極片１４６、発電機ハウジング７ランジ１
４８、滑車１２０．クラッチ板１３８、クラッチ板７ラ
ンジ１４０、ナツト１３４、駆動ピン１３６及び回転子
ハブ１３２を横切る。クラッチ磁束は、クラッチ磁束線
１８０で示すようにクラッチ板１３８と接極子１６０と
の間を前後に走る。

クラッチ板１３８はフランジ部分１４０を有し。

この部分は発電機回転子の７ラング部分１３３に重ねら
れている。これらの７ランジ１４０及び１３３は圧縮機
クランク軸の軸、及び軸受１２６の軸に対して滑車１２
０の同心性を良好に確保するために精密な滑シはめ合い
直径に加工されている。この精密な半径方向心合せは、
７ランジ１４８と滑車部分１１９とがこすり合って或は
過大な空隙で動作しないように、これらの部材間の磁束
転送間隙の良好な制御を維持する上でも重要である。

前述の部分１４０と７ランソ１３３との間の重ね継目は
、滑シはめ合い重ねの空隙が極めて小さく。

重なシ面積が比較的大きいことから、主たる磁束導通路
をも形成する。

ナツト１３４と７ランジ１４０との確固たる保合と、そ
れによって生ずる太きい締付は力とＫよって、及び７ラ
ンジ１４０と１３３との重ね合わせによって得られる心
合せによって構造内の空隙は極めて小さくなるので効率
的な磁気構造が得られ、また磁気損失が減少する。接極
子１６０と板１３８との摩擦係合は、接極子１６０とト
ルク板１６４とを滑車１２０と一体に回転させ、それに
よって圧縮機クランク軸３２を回転させ、セして車輛冷
凍装置へ冷媒をヂンゾさせる。装置が圧縮された冷媒を
要求すると適当な回路（図示せず）が選択的に線輪１４
２を付勢する。

回転子６８は連続的に回転し、従って発電機１２に連続
的に電気エネルギを発生させることは明白である。発電
機１２の出力電圧レベルは、前述のように発電機界磁線
輪の付勢に依存する。殆んどの時間圧縮機は作動せずク
ラッチは空転していて圧縮機による機関への不要負荷を
防ぎ、エネルギを節約する。更に、交流発電機は車輛の
装置が要求する電圧の量だけを発生するのでエネルギの
浪費が避けられる。

本発明を好ましい設計に関して説明したが更に変更が可
能であることは理解されるであろう。従りて本出願は本
発明の一般的原理に従う如何なる変化、使用、或は応用
をも包含するものであシ、上記説明からのかかる逸脱は
全て本発明の範囲内に含まれることを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は発電機・圧縮機の部分断面側面図であシ、第２図は発電機回転子の右半分の正面図であシ。第３図は第２図の３−３矢視断面図であｐ、第４図は第
２図の発電機回転子半分の側面図であり、第５図は固定子積層板の正面図であシ、第６図は第１図
の発電機・圧縮機のクラッチ構造の部分拡大側面図であ
り、そして第７図は発電機の電気回路の一部をブロック図で示す回
路図である。１０・・・発電機・圧縮機組立体、１２・・・発電機区
分、１４・・・圧縮機区分、２２・・・圧縮機ノ１ウジ
ング、２８・・・クランク室、３０・・・圧縮機軸受、
３２・・・クランク軸、５０・・・発電機ハウジング、
５４・・・発電機基材、５８・・・固定子、６０・・・
固定子線輪、６８・・・回転子、７０・・・回転子前半
区分、７２・・・回転子後半区分、８２・・・永久磁石
環、８４・・・界磁線輪、９０・・・整流器スタ、り、
１０４・・・電池、１０６・・・ファン、１２０・・・
二重綱車滑車、１２２・・・二重列玉軸受、１２４・・
・内側レース、１２６・・・外側レース、１３０，１３
４・・・ナツト、１３２・・・ハブ、１３６・・・駆動
ピン、１３８・・・クラッチ板、１４１・・・クラッチ
作用空隙、１４２・・・クラッチ励磁線輪、１４４゜１
４６・・・磁極片、１４８・・・発電機ハウジングフラ
ンジ、１６０・・・クラッチ接極子、１石４・・・クラ
ッチトルク板、１６６・・・クラッチハブ、１７４・・
・クラッチ座金積重ね、１９２・・・電圧調整器。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）クランク軸（３２）を含む圧縮機（１４）；前記
圧縮機に取付けられ静止基材（５４）及び回転子（６８
）を含む交流発電機（１２）；及び内側及び外側レース
（１２４、１２６）を含む軸受（１２２）を具備し；前
記内側レース（１２４）が前記基材（５４）上に取付け
られ、前記回転子（６８）が前記外側レース（１２６）
上に直接取付けられ；前記回転子（６８）に固定され前
記回転子を駆動する駆動滑車（１２０）及びクラッチ板
（１３８）組立体；及び前記滑車（１２０）と前記回転
子（６８）との間に配列されクラッチ磁束を確立する静
止クラッチ線輪手段（１４２）をも具備し；更に前記ク
ラッチ板（１３８）に接続され前記軸受外側レース（１
２６）を所定位置に錠止する錠止手段（１３４）を具備
することを特徴とする交流発電機・圧縮機組立体。
（２）前記回転子（６８）が同軸配列されたハブ部材（
１３２）及び交流発電機部材（７０、７２）を含み；前
記ハブ部材（１３２）が前記外側レース（１２６）上に
直接取付けられていることを特徴とする特許請求の範囲
（１）に記載の交流発電機・圧縮機組立体。
（３）前記ハブ部材（１３２）を前記クラッチ板（１３
８）に駆動的に取付ける駆動ピン手段（１３６）を含み
；前記クラッチ板（１３８）及びハブ部材（１３２）が
前記錠止手段（１３４）を受入れる心合せされた開口を
含み；前記錠止手段（１３４）が前記駆動ピン手段（１
３６）を前記開口内に保持することを特徴とする特許請
求の範囲（２）に記載の交流発電機・圧縮機組立体。
（４）前記錠止手段が前記クラッチ板（１３８）とねじ
係合するナット（１３４）からなっていることを特徴と
する特許請求の範囲（１）に記載の交流発電機・圧縮機
組立体。
（５）クラッチトルク手段（１６４）及びクラッチ接極
子手段（１６０）を含み；前記トルク及び接種子手段が
前記クラッチ板（１３８）から離間し前記クランク軸（
３２）を回転駆動すべく前記クランク軸（３２）に取付
けられ；前記クラッチ板（１３８）と前記接極子手段（
１６０）との間の間隔を調整する手段をも含むことを特
徴とする特許請求の範囲（１）に記載の交流発電機・圧
縮機組立体。
（６）前記回転子手段がハブ部材（１３２）及び発電機
磁束導通部材（７０、７２）を含み；前記ハブ部材（１
３２）が前記外側レース（１２６）上に直接取付けられ
；前記クラッチのための磁束通路が前記ハブ部材（１３
２）、前記錠止手段（１３４）、及び前記滑車（１２０
）及びクラッチ板（１３８）組立体を含むことを特徴と
する特許請求の範囲（１）に記載の交流発電機、圧縮機
組立体。
（７）前記滑車が二重綱車滑車であることを特徴とする
特許請求の範囲（１）に記載の交流発電機・圧縮機組立
体。
（８）前記錠止手段（１３４）がグリース遮蔽であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲（１）に記載の交流発電
機・圧縮機組立体。
（９）前記内側レース（１２４）が前記基材（５４）上
にねじ込まれている錠止用ナット（１３０）によって所
定位置に保持されていることを特徴とする特許請求の範
囲（１）に記載の交流発電機・圧縮機組立体。