JPS61264803A - 導波管ｍｉｃ変換回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 本発明の等波管ＭＩＣ変換回路は、ＭＩＣ基板上のマイ
クロストリップ線路を延長して導波管短絡部を貫通して
導波管内：二突出させ、この部分を彎曲させて導波管の
Ｈ面Ｃ二平竹な面Ｃ：接地して電磁結合させることによ
って、導波管とＭＩＣとを相互電；変換するようにした
ものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明はＭＩＣ（マイクａ波集積回路）と導波管回路と
の変換を行う回路に係り、特に変換部の製作が容易でか
つ回路部品の配置が容易な等波管ＭＩＣ変換回路に関す
るものである〇 導波管ＭＩＣ変換回路は、ＭＩＣ上に形成された回路と
導波管回路とを相互に変換して結合するために用いられ
るものであって、マイクロ波からミリ波にいたる周波数
帯において一般Ｃ二用いられるものである。

このような導波管ＭＩＣ変換回路Ｃ二おいては、変換部
の構成が簡単で製作が容易であるとともに、等波管Ｈ（
Ｈは磁界）面に対してＭＩＣ基板な水平に配置すること
ができ従ってＭＩＣ基板における回路部品の配置が容易
で取り扱いやすいことが要望されている。

〔従来の技術〕

第３図は従来の導波管ＭＩＣ変換回路の一例を示したも
のであって、ストリップアンテナを用いて電界結合によ
って変換を行うものを示し、（α）はカバー９を除いた
斜視図、（ｊ）は側断面図である。

同図において１はＭＩＣ基板であって、誘峨体基板２の
裏面に下部導体５全、上面にマイクロストリップ線路４
を設けてなり、基体５中（：収容されていており、さら
に全体を被うカバー９を有する。

ＭＩＣ基板１の端部は下部導体を除去されていて、基板
とストリップ線路の部分だけが導波管部６１７３に突出
して、ストリップアンテナ８をなしている。

導波管部６は基体５の一部にＥ（Ｅは電界）面の方向が
ＭＩＣ基板１と平行するように設けられていて、その端
部は短絡部７’＆７Ｚし、ストリップアンテナ８は短絡
部７からほぼλｇ／４（λｌは導波管内波長）の位置に
挿入されている。従ってストリップアンテナ８は導波管
部６内において矢印で示す方向の電界Ｅが最大の位置に
あり、ストリップ線路４上の高周波磁力は電界結合によ
って導波管モードと相互に変換される。

第４図は従来の導波管ＭＩＣ変換回路の他の例を示す側
断面図であって、同軸端子とアンテナとを用いてＭＩＣ
基板面を導波管Ｅ面（二対して垂直に配置して、電界結
合によって変換を行うもの？示している。

第４図の場合は、導波管部６はその５面がＭＩＣ基板１
（；対して垂直（；なるように設けられている。

ストリップ線路４の端部は同軸端子１１ヲ経てアンテナ
１２にＮｊ続されている。アンテナ１２は導波管部６の
短絡部７からほばλ１／４の位置に挿入されていて、第
６図の例と同様に磁界結合によってストリップ線路と導
波管との相互の変換を行う。　　　　□第５図は従来の
導波管ＭＩＣ変換回路のさらＩ：他の例を示す側断面図
であって、同軸端子と短絡パーを用いて磁界結合によっ
て変換を行うものを示している。

第５図において１ＭＩＣ基板１は基本５中に、導波管部
６の矢印で示すＥｄｉ［ｌｉと垂直方向に設けられてお
り、その端部は同軸端子１１ン経て短絡バー１６に接続
される。短絡パー１６の他端は５面に平行な導波管壁１
７に対して接地される。導波管部６における磁界は短絡
部７で最大であり、短絡バー１６はこの磁束２切るよう
に設けられているので、ストリップ線路４上の高周波電
力は、磁界結合Ｃ：よって相互（二等波管モード（：変
換される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

第５図に示された導波管ＭＩＣ変換回路は、ＭＩＣ基板
が導波管Ｅ面に対して平行に配置されているため、ＭＩ
Ｃ基板上の回路部品が収り扱い（二く＼、調整や保守が
困難であるという問題がある。

第４図Ｃ二示された導波’ｊｉ’　ＭＩＣ変換回路は、
ＭＩＣ基板が等波管Ｅ曲≦二対して垂直に配置されてい
るため、ＭＩＣ基板に対する取り扱いが容易であるが、
反面、同軸端子を必要とし構造か複雑で高価である。

第５図に示された導波管ＭＩＣ変換回路は、ＭＩＣ基板
が導波管Ｅ面Ｃ二対して垂直に配置されているため、Ｍ
ＩＣ基板に対する取り扱いが容易であるが、反面、同軸
端子や短絡パー？必要とし、構造が複雑で高価である。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の導波管ＭＩＣ変換回路は第１図に実施例を示す
ごとき構成を有するものである。

２５は導波管の短絡部（＝設けられた貫通孔であって、
導波管モードを十分遮断する大きさを有している。

２１はＭＩＣ基板に設けられた突出部であって貫通孔２
５ヲ通過し得る大きさ乞有し、その先端部は彎曲されて
マイクロストリップ上部導体が導波管の５面に平行な面
に接地される。

〔作　用〕

突出部のマイクロストリップ上部導体は電流が最大Ｃ：
なる導波管短絡部と電磁結合するので、導波管とＭＩＣ
とがこの部分を介して相互に醍換される。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例２示しにものであって、（α
）はカバー９を除去した斜視図、（Ａ）は側断面図、（
Ｃ）は正面図である。第６図ないし第５図におけると同
じ部分は同じ査号で示されており、２１はＭＩＣ基板１
の突出部、２２はストリップ線路４の延長部、２５は突
出部２１における裏面先端部に設けられた導体パッド、
２４は突出部２１における下部導体除去部、２５は短絡
部７に設けられた貫通孔、２６は導波管の８面に平行な
導波管壁である。

また第２図はＭＩＣ基板における突出部２１の詳細構造
を示す図である。

第１図（二８いて、ＭＩＣ基板１は基体５内≦二収容さ
れカバー９で被われている。導波管部６は基体５の一部
にＨ面がＭＩＣ基板１と垂直になるように設けられてい
る。ＭＩＣ基板１はその一部に突出部２１を有する。突
出部２１には、ＭＩＣ基板１上のストリップ線路４から
延長されているストリップ線路の延長部２２が設けられ
ている。突出部２１はその裏面が、先端部（二設けられ
た導体パッド２３の部分を除いて、２４に示すように下
部導体が除去されている。

導波管部乙の端部Ｃ；おける短絡部７には貫通孔２５が
設けられていて、ＭＩＣ基板の突出部２１は貫通孔２５
　’ａ’通じて等波管部６円（二突出し、その先端は彎
曲されて導波管のＨｄｊｉ　Ｃ平行な導波管壁２６に接
し、延長部２２の先端部と導体パッド２６の部分とで導
波壁２６に鑞付は等の手段で接続される。

貫通孔２５は、導波管部６Ｃ二８ける導波管モードを十
分遮断し得るごとく、その大きさｔ定められている。

第１図において、導波管部６に３ける磁界は短絡部７で
最大であり、ストリップ線路の延長部２２はこの磁束を
切るようＣ二段けられているので、ストリップ線路４上
の高周波電力は、磁界納会によって相互に導波管モード
Ｃ：変換される。

本発明において使用される。ＭＩＣ基板用の誘電体基板
は、可撓性に冨むものが適しており１例えばテフロン基
板やテフロングラス基板等が好適である。これらの基板
は最近衛星放送機器等に使用されて、Ｘ帯（８〜１２．
４　ＣＨｚ　）程度まではその性能が実証されている。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、導波管とＭＩＣと
の相互の変換を容易（二行うことができるだけでなく　
、ｕｒｃ基板と一体化して加工することができて接続の
ための特別の部品を必要としないので、製作が容易で経
済的にも有利である。

さらに本発明の変換回路では１ＭＩＣ基板を等波管Ｈ面
に対、して平行に配置することができるので、ＭＩＣ基
板の取り扱いが容易であり機構面においても有利である
。

【図面の簡単な説明】

＄１図は本発明の導波管ＭＩＣ変換回路の一実施例を示
す図。 第２図はＭＩＣ基板に３ける突出部の詳細構造を示す図
、 第３図ないし第５図はそれぞれ従来の導波管ＭＩＣ変換
回路を示す図である。 １・・・ＭＩＣ基板、 ２・・・誘電体基板、 ６・・・下部導体、　　　　” ４・・・マイクロストリップ線路、 ５・・・基体、 ６・・・導波管部、 ７・・・短絡部、 ９・・・カバー、 ２１・・・突出部、 ２２・・・延長部、 ２６・・・導体パッド、 ２４・・・下部導体除去部、 ２５・・・貫通孔、 ２６・・・導波管壁

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　下部導体を有する誘電体基板上にマイクロストリップ
   上部導体を設けてなるＭＩＣ基板と導波管とを結合する
   導波管ＭＩＣ変換回路において、該導波管の短絡部に導
   波管モードを遮断する貫通孔２５を設けるとともに、 該ＭＩＣ基板に貫通孔２５を通過し得る突出部２１を設
   け、 該突出部２１を彎曲させてマイクロストリップ上部導体
   の端部を前記導波管のＨ面に平行な面に接続してなるこ
   とを特徴とする導波管ＭＩＣ変換回路。