JPS61264517A - 光記録情報読取方法および装置 - Google Patents

光記録情報読取方法および装置

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JPS61264517A
JPS61264517A JP10664085A JP10664085A JPS61264517A JP S61264517 A JPS61264517 A JP S61264517A JP 10664085 A JP10664085 A JP 10664085A JP 10664085 A JP10664085 A JP 10664085A JP S61264517 A JPS61264517 A JP S61264517A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光記録媒体に記録されたデータを読取る光記
録情報読取方法および装置に関し、特に、帯状の基準線
により区画してデータ記録領域を設けると共に、該デー
タ記録領域に基準線と垂直にデータトラックを多数並設
した光記録媒体からデータを読取る光記録情報読取方法
および装置に関する。
[従来の技術] 近年、従来の磁気記録媒体に代るものとして、書込むべ
きディジタル情報に対応する光学的性質の変化パターン
、例えば、明暗のパターンを形成してデータを書込む形
式の光記録媒体が開発されつつある。この種のものには
、ディスク形式のものと、カードないレシート状のもの
がある。とりわけ、磁気カードに代る大容量のカード型
記憶素子として光メモリカードが注目されている。
この光記録媒体の代表的例であるカード型の媒体の構成
を第10図〜第12図に示す、これらの図に示す光記録
媒体は、カード型の基板1上に、光記録媒体2が層状に
被着され、該記憶媒体2に、平行線状の基準線7を設け
、この基準線7に挟まれる帯状領域を、デー゛夕記録領
域3としである。
このデータ記録領域3は、通常、複数本並設され、各デ
ータ記録領域3内には、幅方向にデータ列を形成するト
ラック4を一定間隔で多数設定しである。各トラック4
内には、記憶セル5が設けてあり、この記憶セル5の1
個ないし数個により、ディジタルデータの1ビツトを記
録する。
この他、この光記録媒体には、全データ記録領域3の一
端にトラック方向に沿って、全データ記録領域3の始端
の基準となる始端基準線6と、該基準線8に対し1字を
形成する形状に設けられ、上記複数のデータ記録領域3
を2群に分割配置する基準となる基準母線8とが設けで
ある。もつとも、始端基準線6および基準母線8を備え
ていないものもあり得る。
このように構成される光記録媒体からのデータ読出しは
、データ記録領域の幅よりやや長い長さで、少なくとも
1トラック分を見込む幅の線状または面状の視野を有す
るCODリニアセンサ等の読取センサを使用して、記憶
セルの明暗パターン等により記録される情報を1トラツ
ク毎に読出すことにより行なう、この場合、光記録媒体
と読取センサとを相対移動させ、データを読出すべきト
ラックと上記読取センサとを平行に対峙させる必要があ
る。即ち、データ記録領域上のデータ列に対して、読取
センサを正確に追従させる必要がある。
従来、この種の制御は、リミットスイッチ等のセンサに
より、カードの位置ずれ、傾き等を検知して、その検知
信号によりサーボ系を制御してカードまたは読取センサ
の位置の修正を行なうことが一般的である。
[発明が解決しようとする問題点] 上述したような光記録媒体では、磁気カード等とは異な
り、情報を記録する記憶セルの大きさ、配列間隔等が、
数ミクロン−数十ミクロンの単位で、高密度に配列され
ている。そのため、データを読出すべきトラックに対す
る上記読取センサの位置が相対的に僅かにずれていたり
、傾いていたりした場合、データを正確に読出すことが
できないことになる。
しかし、従来の一般的な制御技術では、光記録媒体の僅
かな位置ずれ、傾き等を精密に検知することは困難であ
る。勿論、これらの検知は、全くの不可能ではないが、
実現するには超高精度のセンナを特別に用意しなければ
ならず、読取装置の製造コストが高くなり好ましくない
本発明は、このような問題点を解決するためにになされ
たもので、読取センナを、位置ずれ、傾き等を検知する
センサとして利用して、超高精度のセンサを特別に用意
することなく、従って、読取装置の製造コストを高くす
ることなく、データ記録領域上のデータ列からデータを
正確に読出すことを可能とする、光記録情報読取方法お
よび装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本願第1発明ないし第4発明は、帯状の基準線により区
画してデータ記録領域を設けると共に、該データ記録領
域に基準線と垂直にデータトラックを多数並設した光記
録媒体からデータを読取る光記録情報読取方法および装
置に関するものであり、それぞれ、その問題点解決手段
として、次の構成要件を備えることを特徴とする。
本願第1発明は、光記録情報読取方法の発明であって、 (a)読取センナの視野に、読取るべきデータトラック
を含む複数本のデータトラックと、これらのトラックを
挟む基準線とを見込んで、該視野始端からデータを順次
読取り、 (b)上記読取センナの出力信号から、上記基準線の光
学的性質に対応した信号を取出して、基準線を順次検知
し、 (c) 当該視野において予め設定し−た順位にある基
準線を検知したとき、当該基準線により区画されるデー
タ記録領域のトラックからのデータを正規のデータとし
て読取ること、 を特徴とする。
本願第2発明は、上記第1発明の構成要件(a)および
(b)を共通として、これに。
(d)当該視野内における最初の基準線の位置を検知し
、該位置を一時記憶すると共に、当該位置と、記憶して
いる前回の読取における位置とを比較して、著しい変動
の有無を監視し、(e)著しい変動が無い場合には、当
該視野において予め設定した順位にある基準線を検知し
たとき、当該基準線により区画されるデータ記録領域の
トラックからのデータを正規のデータとし、 一方、著しい変動がある場合には、当該視野において予
め設定した順位より前または後にある基準線を検知した
とき、当該基準線により区画されるデータ記録領域のト
ラックからのデータを正規のデータとして読取ること。
の2要件を付加したことを特徴とする。
本願第3発明は、光記録情報読取装置の発明であって、 (a)読取センサの視野に、読取るべきデータトラック
を含む複数本のデータトラックと、これらのトラックを
挟む基準線とを見込んで、該視野始端からデータを順次
読取る読取手段と。
(b)上記読取手段の出力信号から、上記基準線の光学
的性質に対応した信号を取出して、基準線を順次検知し
、基準線検知信号を出力する基準線検知手段と、 (c)上記基準線検知信号を計数し、上記基準線検知信
号から当該視野において予め設定した順位にある基準線
を検知したとき、上記読取手段の出力信号の中から、当
該基準線により区画されるデータ記録領域のトラックか
らのデータの位置を指示する読取位置指示手段、 とを備えて構成されることを特徴とする。
本願第4発明は、上記第3発明の構成要件(a)および
(b)を共通として、これに、 (d)上記読取手段の出力信号の送出を制御するゲート
回路と、 (6)当該視野内における最初の基準線の位置を検知し
、該位置を一時記憶すると共に、当該位置と、記憶して
いる前回の読取における位置とを比較して、著しい変動
の有無を監視し、著しい変動がある場合には、データ読
取位置を当該視野において予め設定した順位より前また
は後にあるデータ記録領域とすべく変更指令する読取位
置変更指令手段と、 CF)上記基準線検知信号を計数し、かつ、上記変更指
令が無い場合には、上記基準線検知信号から当該視野に
おいて予め設定した順位にある基準線を検知したとき、
上記ゲート回路のゲートを開放させるゲート信号を出力
し、一方、上記変更指令がある場合には、当該視野にお
いて予め設定した順位より前または後にある基準線を検
知したとき、上記ゲート回路のゲートを開放させるゲー
ト信号を出力する読取位置指示手段。
とを付加して構成されることを特徴とする。
なお、上記各発明の構成の理解を容易にするための代表
例として、上記第4発明の構成要件に対応するクレー゛
ム対応図を第1図に示す。
[作用] 上記第1、第3発明の構成において、読取センナは、一
時に捕え得る視野の範囲に、読取るべきデータトラック
を含む複数本のデータトラックと、これらのトラックを
挟む基準線とを見込み5該視野始端から順次読込みを行
なう。
光記録媒体からのデータの読取りは、視野内に見込んで
いる工ないし数本のデータ記録領域について行うことが
できる。読取りに際しては、目的のデータ記録領域のみ
ならず、視野の始端から終端までの全範囲について、l
トラックずつスキャンする。そして、スキャン後に、読
取視野を隣接のトラックに相対移動させる。
本願第1.第3発明では、目的とするデータ記録領域を
区画する基準線を検知することにより、上記スキャンに
より読取られた全データの中から、目的とするデータ記
録領域のデータのみを取出す、即ち、当該視野において
予め設定した順位にある基準線を検知したとき、当該基
準線により区画されるデータ記録領域のトラックからの
データを正規のデータとして読取る。
そのため、読取るべきデータトラックを視野の範囲内に
捕えている限り、視野Fが上下方向にずれても、目的の
データトラックからデータを読出すことができる。
上記作用は、本願第2、第4発明についても同様に発揮
される。ただし1本願第2.第4発明においては、さら
に次の作用を有する。
即ち、第2図において破線で示すように、読取センサの
視野とデータトラックとが傾いて対峙したまま、読取セ
ンナをデータ記録領域の長手方向に添って相対移動させ
て視野Fが上下方向にずれても、目的のデータトラック
からデータを読出すことを可能とする。
この視野のずれは、視野内に最初に現われる基準線の位
置の変動から検知する。変動は、相前後する2回のスキ
ャンにおける。視野内に表われる特定の順位(例えば、
第1番目)の基準線の位置に著しい差を生じたか否かに
より検知する。そして1本願第2、第4発明のにおいて
は、視野のトラック方向のずれが小さい場合、即ち、基
準線の位置の著しい変動が無い場合には、当該視野にお
いて予め設定した順位にある基準線を検知したとき、当
該基準線により区画されるデータ記録領域のトラックか
らのデータを正規のデータとし、一方、著しい変動があ
る場合には、当該視野において予め設定した順位より荊
または後にある基準線を検知したとき、当該基準線によ
り区画されるデータ記録領域のトラックからのデータを
正規のデータとして読取る。
従って、本願第2、第4発明によれば、読取センサの視
野が、データ記録領域方向の移動に伴なってトラック方
向にずれても、そのずれを読取センナ自身を検知センナ
として検知でき、しかも、機械的な位置修正を行わずに
、データを正確に読取ることが可能となる。
なお、第2図に示すものは、視野Fを、おおよそデータ
記録領域4木分以上の幅としである。
[実施例] 本発明の実施例について図面を参照して説明する。
く第1実施例の構成〉 第3図に光記録情報読取装置に関する第1実施例の構成
を示す、なお、同図に示す光記録情報読取装置は、本願
第4発明の実施例であると共に。
本願第2発明の光記録情報読取方法を実施するための装
置の例でもある。
同図に示す光記録情報読取装置は、帯状の基準線により
区画してデータ記録領域な設けると共に、該データ記録
領域に基準線と垂直にデータトラックを多数並設した光
記録媒体からデータを読取る装置であって、読取手段1
0と、ゲート回路20と、基準線検知手段50と、読取
位置変更指令手段60と、読取位置指示手段70と、同
期信号発生回路80とを備え、かつ、読出された信号を
デコードするデコーダ30と、デコードされた信号を保
持するバッファ40とを備えて構成される。
読取手段10は、視野に、読取るべきデータトラックを
含む複数本のデータトラックと、これらのトラックを挟
・む基準線とを見込んで、該視野始端からデータを順次
読取り、ビデオ信号として出力する読取センサ11と、
該センサ11から出力されるビデオ信号を二値化して二
値化信号Ogとして出力する二値化回路12とを備えて
構成される。
読取センサ11は、例えば、CCDリニアセンサからな
り、光記録媒体のデータ記録領域約4木分より長い範囲
に検出用のホトディテクタを配置しである。このホトデ
ィテクタは、1トラツクの各記憶セルに対応する配置間
隔で、そのセル数の約4倍の素子数、本実施例では、例
えば、204B素子が配置されている。
該読取センサ11の読取は、各ホトディテクタにて受光
した光量に比例して蓄積した電荷を、後述する同期信号
φRに従ってシリアルに出力することにより行なう、そ
の出力は、各トラック毎のビデオ信号Vdとなる。
二値化回路12は、例えば、差動増幅器からなリ、上記
ビデオ信号Vdを基準値と比較して二値化して二値化信
号BSとする。
ゲート回路20は、例えば、アンドゲート回路からなり
、上記読取手段10の出力信号の送出を制御する。
上記基準線検知手段50は、二値化信号Bsから基準線
に相当する一定出力レベルの信号を取出す信号レベル弁
別回路51と、該回路51にて取出された信号の継続時
間を計測する継続時間計測回路52と、当該継続時間が
一定の時間幅を超えるか否か監視し、超えた時に基準線
検知信号Lsを出力する判定回路53とを有して構成さ
れる。この基準線検知手段50の各部の構成の一例を第
4図に示す。
第4図に示すように、信号レベル弁別回路51は、例え
ば、アンドゲート回路51aからなり、上記同期信号φ
Rと、二値化信号B8を反転したものとが入力される。
また、継続時間計測回路52は、カウンタ52aからな
り、同期信号φRをカウントする。このカウンタ52a
は、上記アンドゲート回路51aのハイレベル信号によ
りリセットされる。
さらに、判定回路53は、比較器53aからなり、上記
カウンタ52aの計数値を予め設定した基準値と比較し
、該基準値を超えたとき、基準線検知信号Lsを出力す
る。
読取位置変更指令手段60は、上記基準線検知信号Ls
から、当該読取における視野に最初に入って来る基準線
を検知する目標基準線検知回路B1と。
上記読取センナ11が読取っているデータの視野内にお
ける位置を検知する読出位置検知回路82と、上記目標
基準線検知回路81により検知された視野内第1番目の
基準線の読出位置を前回のスキャンにおける読出し位置
と比較して、著しい変動の有無を監視し、著しい変動が
有る場合には、その変動の方向に応じて読出し位置の変
更を指令するシフト指令信号FJsを出力するシフト指
示回路83とを備えて構成される。読取位置変更指令手
段80の各部の構成の一例を第5図に示す。
第5図に示すように、目標基準線検知回路61は21例
えば、フリップフロップ回路elaとアンドゲート回路
81bとからなる。フリップフロップ回1路81aは、
各スキャンの開始タイミングを与える同期信号φTをセ
ット端子Sに入力させ、上記基準線検知信号Lsをリセ
ット端子Rに入力させ、そのQ出力をアンドゲート回路
etbの入力に接続している。このアンドゲート回路8
1bは、この他、上記基準線検知信号Lsが入力される
読出位置検知回路62は、例えば、カウンタ82aから
なり、同期信号φTによりリセットされ、同期信号φR
を計数する。
シフト指示回路63は、例えばレジスタ等からなる今回
値メモリ83aおよび前回値メモリ83bと、演算回路
83cとを備えて構成される。今回値メモリHaおよび
演算回路83cのイネーブル端子Eには、上記上記アン
ドゲート回路61bの出力が入力され、該出力がハイレ
ベルの時、それぞれデータの取込を行う構成となってい
る。
また、今回値メモリ133aおよび前回値メモリ83b
は、同期信号φTにより、前者の内容が後者に転送され
る構成となっている。さらに、演算回路83cは、演算
機箋と判断機俺とを有しており、その入力には、上記カ
ウンタ82aと前回値メモリ83bとが接続される。演
算回路HCは、両者の差を求めて、その差が極端に大き
くなったとき、その差の符号に対応して、+1または、
−1のシフト指令信号Ssを出力する構成となっている
読取位置指示手段70は、上記基準線検知信号Lsから
、読取るべきデータ記録領域を区画する基準線を検知す
べく基準線を計数する基準線計数回路71と、該基準線
計数回路71からの計数値と上記シフト指令信号Ssと
から読取るべきデータ記録領域の位置を決定する読取位
置決定回路72とを備えて構成される。第6図に、読取
位置決定回路72の各部の41i戊の一例を示す。
基準線計数回路71は、例えばカウンタ71aからなり
、上記基準線検知信号Lsを計数する。
また、読取位置決定回路72は、例えば、上記カウンタ
71aの計数値を目標値と比較して、読取るべきデータ
記録領域の位置を決定し、ゲート信号Gsを出力する比
較器72aと、目標値を設定するプリセット機能を有す
ると共に、シフト指令信号Ssにより上記目標値を修正
するアップダウン機能を有するアップダウンカウンタ?
2bとを備えて構成される。
同期信号発生回路80は、上記読取センサ11に対し、
ホトディテクタによる蓄植電荷転送用のシフトパルスと
しての同期信号φRと、各トラック毎に転送開始の同期
をとるための同期信号φTと奢送出し、かつ1本実施例
では図示していない駆動制御装置に対し、読取センサと
光記録媒体との相対移動開始のための同期信号を送出す
る。この同期信号φRは、本実施例では、二つの同期信
号φT、φτ間に、上記読取センサ11の素子数に対応
する数のパルスとして出力される。
く第1実施例の作用〉 上記のように構成される第1実施例の動作について上記
各図と、第7図〜第9B図とを参照して説明する。なお
、本実施例では、光記録媒体の基準線を、反射率の低い
状態が連続するように設定しであるものとする。従って
、後述するように。
読取センサから読取ったビデオ信号では、低出力レベル
の連続する部分が基準線に対応することになる。
基準線の弁別を容易に行うには、データをFMエンコー
ディングしておくとよい、FMx7コーデイングによれ
ば、1ビツトのディジタル情報である“1”を、“0,
1″または“1.0″の2ビツトで表現し、一方、O”
を“0.0”または“1.1”の2ビツトで表現する。
従って、基準線7 ヲ、ロウレベル(またはハイレベル
)が一定時間継続するように形成することで、データの
部分と容易に区別することができる。
先ず、光記録媒体からデータを読取るには、図示しない
移動制御装置により、読取センサ1!をデータを読出す
べきデータ記録領域のトラック上にを対峙させる。この
位置で、同期信号発生回路80から、第7図(a)に示
すような同期信号φTを送り、読取センサ11の読取動
作を開始させる。読取センサ11は、同期信号発生回路
80から送出される同期信号φR(第7図(b)参照)
により、各ホトディテクタにおいて蓄積されている電荷
をシリアルに転送し、第7図(c)に示すようなビデオ
信号Vdを出力する。このビデオ信号Vdは、二値化回
路12に送られて二値化される。
このようにして、一つのトラックのデータを読取り終る
と、読取センサ11は、移動制御装置により次のトラッ
クに送られ、上記同様の動作によりデータを読取る。
次に、本実施例固有の作用について、説明する。
読取センサ11は、光記録媒体C上のデータ記録領域3
に沿って移動し、1トラツクずつデータを読取る。読取
センサ11が一時に捕える視野Fの範囲は、複数本であ
るが、本実施例では、第8A、8B図に示すように、お
およそデータ記録領域4本分の幅である。この場合、4
本の基準線7を視野F内に収めているのが標準である。
上記二値化信号Bgは、ゲート回路20と基準線検知手
段50に送られる。前者では、ゲートが開いている場合
のみ、二値化信号Esがデコーダ3oに送られる。
一方、基準線検知手段50では、カウンタ52aにおい
て、同期信号φRが計数され2その計数値が比較器53
aに、送られている。また、アンドゲート回路5taに
おいて、同期信号φRをゲート信号として、二値化信号
B+をサンプリングする。同期信号φRと二値化信号B
gとが共にハイレベルの時、アンドゲート回路5faの
出力がハイレベルとなる。この結果、カウンタ52aが
リセットされる。
カウンタ52aは、同期信号φRをカウントしており、
上記リセットされる毎に、新たにカウントし直す、従っ
て、このカウンタ52aでは、二値化信号Bgの出力が
ロウレベル状態を続ける場合には、その計数値が累積さ
れ、その他の場合には、短い時間でリセットされ、長い
時間にわたって累積されることはない。
比較器53aでは、このカウンタ52aの計数値を、予
め設定した時間幅と比較する。計数値が、この時間幅設
定値に達したとすると、比較器53aは、その時点で、
基準線検知信号Lsを出力する。
上記基準線検知信号Lsは、読取位置変更指令手段BO
のおよび読取位置指示手段70に送られる。
読取位置変更指令手段BOでは、目標基準線検知手段と
して機能するフリップフロップ回路81aとアンドゲー
ト回路[11bとに入力される。
フリップフロップ回路Ellaは、同期信号φTにより
セットされ、その出力端子Qがハイレベルとなり、また
、上記基準線検知信号Lsによりリセットされ、その出
力端子Qがロウレベルとなる。この同期信号φTは、各
スキャン毎に読取開始時に出力されるので、フリップフ
ロップ回路fltaは、各スキャン毎にセットされる。
一方、リセットは、基準線検知信号Lxが入力すること
により行なわれる。
アンドゲート回路81bは、上記出力端子Qがハイレベ
ルとなり、かつ、上記基準線検知信号Lsが入力した時
のみ、その出力がハイレベルとなる。
従って、この目標基準線検知回路81は、視野に最初に
現われた基準線の基準線検知信号Lsが入力する時のみ
、その出力がハイレベルとなる。この出力は、後述する
今回値メモリ133aおよび演算回路83cに対するイ
ネーブル信号となっている。この出力がハイレベルとな
ると、後述する今回値メモリ83aと演算回路83cと
が、データ取込可能状態となる。
また、読取位置変更指令手段60では、カウンタ82a
において、同期信号φRを計数している。この計数は、
同期信号φTが入力するたびにリセットされて、新たに
行われる。この計数値は、シフト指示回路83の今回値
メモリ84aと演算回路83cに取込まれる。この今回
値メモリ84aの計数値は、同期信号φTに同期して前
回値メモリ83bに移送される。前回値メモリ133b
に記憶されている計数値は、上述したアンドゲート回路
Blbからのイネーブル信号により、演算回路63cに
取込まれる。
演算回路83cでは、上記カウンタ82aの計数値と、
前回値メモリ83bに格納されている計数値とを比較し
、その差に著しい変動があったときは、その差の符号に
対応して+1または−1の信号を、シフト指令信号Ss
として出力する。一方、その差に著しい変動が無いとき
は、これらの信号を出力しない。
読取位置指示手段70は、上記基準線検知信号Lsをカ
ウンタ71aにて計数し、この計数値を、比較器72a
において目標値と比較して、読取るべきデータ記録領域
を検出する。
この目標値は、アップダウンカウンタ?2bのプリセッ
ト機能により予め設定される0例えば、第8A図Flに
示すように、視野上方から2木目と3木目の基準線に挟
まれるデータ記録領域を読取る場合には、このアップダ
ウンカウンタ?2bに「2」をプリセットする。また、
第8B図F3に示すように、視野上方から3木目と4木
目の基準線に挟まれるデータ記録領域を読取る場合には
、このアップダウンカウンタ72bに「3」をプリセッ
トする。
さて、読取センサ11からは、第9A図Vdlに示すよ
うなビデオ信号Vdが出力される。このビデオ信号Vd
に対しては、基準線検知手段50において、第9A図L
slに示すような基準線検知信号Lsが、当該視野の最
初の信号として出力される・この場合には、読取位置指
示手段70では、カウンタ71aによ、す、2Si準線
検知信号Lsを計数し、その計数値が、上記アップダウ
ンカウンタ?2bに設定された目標値「2」になると、
比較器72aにより、ゲート信号を出力する。
このゲート信号を受て、ゲート回路20は、そのゲート
を開放する。その結果、読取手段10から出力される二
値化信号Bsが、デコーダ30送られて、その内容を解
読され、解読結果は、バッファ40に格納される。
この後、読取センサ11は、データ記録領域の長手方向
に相対移動され、隣接するデータトラックのデータの読
取を行う、このようにして、順次隣接するトラックのデ
ータを読取って行く。
ところで、読取センサ11とデータトラックとは、本来
、平行に対峙している必要があるが、完全な平行状態と
することは困難である。そのため、実際には、読取セン
サ11とデータトラックとが、平行平面上にあって、僅
かな角度のずれを持って対峙していることが多い、この
角度ずれは、各トラックのデータ読取りには支障の無い
程度であっても、読取センサ11が、データ記録領域の
長手方向に相対移動されるに伴って、読取センサIfの
視野をデータトラック方向に変位させることになる。
この視野の変位が著しく大きくなって、視野内に見込む
基準線が1本ずれたときには、これに伴ってデータ記録
領域もずれることなる。そのため、この変位を、読取位
置変更手段80により監視している。
読取位置変更手段80は、上記基準線検知信号Lsから
、監視目標の基準線(本実施例では、視野に最初に現わ
れる基準線)を、フリップフロップ回路81aおよびア
ンドゲート回路82bからなる目標基準線検知回路B1
により検知する。同時に、カウンタf12aにより、同
期信号φTによりリセットされて、各スキャン毎に同期
信号φRを計数する。
この計数値は、上記目標基準線検知回路81が目標基準
線を検知したとき、シフト指示回路63の今回値メモリ
83aと演算回路83cに入力される。この今回値メモ
リに格納された計数値は1次の同期信号φTに同期して
、前回値メモリ133bに転送される。
演算回路83cは、各スキャン毎に、上記目標基準線検
知回路81が目標基準線を検知したときに出力するイネ
ーブル信号により起動されて、前回値メモリ83bから
の前回スキャン時の計数値と、カウンタHaからの今回
スキャン時の計数値とを、比較演算し、その差を求める
。そして、その差が小さいときは、なんら信号を出力せ
ず、その差が著しく大きいとき、差の符号に対応したシ
フト指令信号を出力する。
例えば、ビデオ信号が、前回スキャン時には第9A図V
dlに示すようであり、今回スキャン時には第9A図V
d2に示すようである場合には、基準線検知信号Lsの
検知位置が、前回スキャン時には第9A図Lslに示す
ようになり、今回スキャン時にはfFS9A図La2に
示すようになって、著しく変動する。これは、第8A図
に示すように、読取センサ11の視野Flが視野F2の
ように図面の上方にずれて、前回までは視野Fl始端に
現われていなかった基準線が新たに視野F2始端に現わ
れたことによる。この場合、演算回路83cは、目標値
を+工すべく、シフト指令信号Ssを出力する。
一方、例えば、ビデオ信号が、前回スキャン時には第9
B図Vd3に示すようであり、今回スキャン時には第9
B図Vd4に示すようである場合には、基準線検知信号
Lsの検知位置が、前回スキャン時には第9B図La3
に示すようになり、今回スキャン時には第9BUgJL
s4に示すようになって、著しく変動する。これは、第
8B図に示すように、読取センサ11の視野F3が視野
F4のように図面の下方にずれて、前回までは視野F3
始端に現われていた基準線が視野F4始端から消えたこ
とによる。この場合、演算回路830は、目標値を一エ
すべく、シフト指令信号Ssを出力する。
読取位置指示手段70においては、上記基準線検知信号
L3を、カウンタ71aにより計数し、その計り偵tf
I+In !! 72aに逆。でいスーすを、アリプグ
ウンカウンタ72bでは、上記シフト指令信号Ssによ
り、プリセットされた目標値が+1または−エされる。
その結果、例えば、予め設定された目標値が「2」であ
る場合は、第8A図F2に示すようにずれた時、目標値
がr3Jに変更され、カウンタ71aが基準線を3本計
数した時、比較器72aは、ゲート信号Gsを出力する
。また、例えば、予め設定された目標値が「3」である
場合は、第8B図F4に示すようにずれた時、目標値が
「2」に変更され、カウンタ71aが基準線を2本計数
した時、比較器72aは、ゲート信号Gsを出力する。
このようにして、ゲート信号Gsが出力された時、ゲー
ト回路20が開き、その後、読取手段10から出力され
る二値化信号Bsが、デコーダ30に入力される。そし
て、次の基準線が検知されると、基準線の計数値が目標
値を上回るので、比較器72aは、ゲート信号を停止す
る。従って、デコーダ30には、目的のデータ記録領域
のトラックのデータのみが選択的に入力する。
く第2実施例の構成〉 第13図に光記録情報読取装置に関する第2実施例の構
成を示す、なお、同図に示す光記録情報読取装置は1本
願第3発明の実施例であると共に、本願第1発明の光記
録情報読取方法を実施するための装置の例でもある。
同図に示す光記録情報読取装置は、読取センサおよび二
値化回路を有する読取手段lOと、信号レベル弁別回路
51、継続時間計数回路52および判定回路53と有す
る基準線検知手段50と、基準線計数回路71および読
取位置決定回路72を有する読取位置指示手段70と、
同期信号発生回路80とを備え、かつ、読出された信号
をデコードするデコーダ30と、デコードされた信号を
保持するバッファ40とを備えて構成される0本実施例
は、ゲート回路2゜と読取位置変更指令手段BOとを備
えていないこと、および、読取位置指示手段70とデコ
ーダ30の各々の構成に相違があることを除き、他の構
成は、上記第1実施例のものと同じである。従って、こ
こでは、相違点を中心として説明する。
本実施例では、独立したゲート回路を備えていないが、
入力部にゲート機能を持ったデコーダ30を使用してい
る。
また・本実施例では、読取位置変更指令手段60を備え
ていないので、これに対応して読取位置指示手段70の
回路構成が簡単化されている。
この・読取位置指示手段70は、第14図に示すように
、基準線検知信号Lsから、読取るべきデータ記録領域
を区画する基準線を検知すべく基準線を計数する基準線
計数回路71として、カウンタ71a t−備え、また
、基準線計数回路71からの計数値を予め設定した目標
値と比較して読取るべきデータ記録領域の位置を決定す
る読取位置決定回路72として、比較器?2aを備える
本実施例では、カウンタ71aと比較器72aとは、上
記第1実施例と同じであるが、目標値設定のためのアッ
プダウンカウンタを備えていない。
目標値は、読取るべきデータ領域を区画する基準線の視
野内に現われる順位により設定されるが、上記第1実施
例と異なり固定的であるから、比較器72aにセットす
る構成としである。もっとも、目標値を可変とすること
もでき、その場合には。
例えば、目標値設定手段としてレジスタ等を接続すれば
よい。
く第2実施例の作用〉 上記のように構成される第2実施例の作用について、上
記各図を参照して説明する。なお、本実施例の作用は、
基本的には、上記第1実施例のものと同じであるが、読
取位置の変更機能を有していない、従って、読取位置決
定回路72の作用に相違点があるので、これを中心とし
て説明する。
読取手段10において読取られたデータは、二値化され
、二値化信号Bsとして、デコーダ3oと、基準線検知
回路50に送られる。この二値化信号BSは、デコーダ
30では、入力許可信号が読取位置決定回路72から送
出されている場合のみ入力が可能となる。一方、基準線
検知回路50では、この二値化信号Bsから、基準線が
検知され、基準線検知信号Lsとして出力される。
この基準線検知信号Lsは、カウンタ71aにて計数さ
れ、その計数値が、比較器?2aに送られる。
比較器?2aは、上記第1実施例と同様に、この計数値
と目標値とを比較し、計数値が目標値と一致している間
、゛入力許可信号(上記第1実施例におけるゲート信号
Gsと同じでよい、)をデコーダ30に送出する。
このようにして、デコーダ30に目的のデータが選択的
に入力される。
〈実施例の変形〉 本発明は、上記実施例に限らず、他の構成とすることが
できる。
例えば、上記第1実施例では、読取位置指示手段は、視
野のずれに対して、目標値を変更する構成としたが、基
準線の計数値を変更する構成としてもよい、また、上記
第1実施例では、ゲート回路を独立に設けているが、デ
コーダ、読取位置指示手段等に内蔵させる構成としても
よい。
一方、上記各実施例では、読取センサの視野の長さを、
データ記録領域4本分としたが、これに限らず、例えば
5本以上としてもよい、さらに、上記各実施例では、監
視目標を視野に最初に現われる基準線としているが、2
番目以降とすることもできる。
なお、上記各実施例では、全ての基準線が同一の幅を有
する場合の検知を主体にして説明したが、本発明は、幅
の異なる基準線を含む場合にも適用可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、読取センナを。
位置ずれ、傾き等を検知するセンサとして利用して、超
高精度のセンサを特別に用意することなく、従って、読
取装置の製造コストを高くすることなく、データ記録領
域上のデータを正確に読出すことを可能とする効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明光記録情報読取装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図は読取センサの視野Fとデータ記録領域と
の関係を示す説明図、第3図は本発明光記録情報読取装
置の第1実施例の構成を示すブロック図、第4図は上記
実施例を構成する基準線検知手段の構成を示すブロック
図、第5図は上記実施例を構成する読取位置変更指令手
段の構成を示すブロック図、第6図は上記実施例を構成
する読取位置指示手段の構成を示すブロック図・第7図
は読取センサからのビデオ信号の波形を同期信号と共に
示す波形図、第8A図および第8B図は各々読取センサ
の視野Fとデータ記録領域との関係を示す説明図、第9
A図および第9B図は各々読取センサからのビデオ信号
と基準線検知信号との関係を示す波形図、第10図は本
発明の適用対象となる光記録媒体の一例を示す平面図、
第11図上記カードの部分拡大断面図、第12図は上記
第10図におけるA矢視部拡大平面図、第13図は本発
明光記録情報読取装置の第1実施例の構成を示すブロッ
ク図、第14図は上記実施例を構成する読取位置指示手
段の構成を示すブロック図である。 1・・・基板       2・・・光記録媒体3・・
・データ記録領域  4・・・トラック5・・・記憶セ
ル     7・・・基準線10・・・読取手段   
  11・・・読取センサ11・・・二値化回路   
 20・・・ゲート回路30・・・デコーダ40°”°
バッファ50・・・基準線検知手段 51・・・信号レベル弁別回路 52・・・継続時間計測回路 53・・・判定回路80
・・・読取位置変更指令手段 61・・・目標基準線検知回路 62・・・読出位置検知回路 63・・・シフト指示回
路70・・・読取位置指示手段 71・・・基準線計数
回路72・・・読取位置決定回路 80・・・同期信号発生回路 出願人 コンピューターサービス株式会社代理人 弁理
士 三 品 岩 男 第1図 第2図 第4図 第6図 第3図 第7図 第8A図        第8B図 第9A図       第98図 第1O図 第1/図 第72図 第14図 7り 第13図 り/    Q(コJ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯状の基準線により区画してデータ記録領域を設
    けると共に、該データ記録領域に基準線と垂直にデータ
    トラックを多数並設した光記録媒体からデータを読取る
    光記録情報読取方法であって、 読取センサの視野に、読取るべきデータトラックを含む
    複数本のデータトラックと、これらのトラックを挟む基
    準線とを見込んで、該視野始端からデータを順次読取り
    、 上記読取センサの出力信号から、上記基準線の光学的性
    質に対応した信号を取出して、基準線を順次検知し、 当該視野において予め設定した順位にある基準線を検知
    したとき、当該基準線により区画されるデータ記録領域
    のトラックからのデータを正規のデータとして読取るこ
    とを特徴とする光記録情報読取方法。
  2. (2)帯状の基準線により区画してデータ記録領域を設
    けると共に、該データ記録領域に基準線と垂直にデータ
    トラックを多数並設した光記録媒体からデータを読取る
    光記録情報読取方法であって、 読取センサの視野に、読取るべきデータトラックを含む
    複数本のデータトラックと、これらのトラックを挟む基
    準線とを見込んで、該視野始端からデータを順次読取り
    、 上記読取センサの出力信号から、上記基準線の光学的性
    質に対応した信号を取出して、基準線を順次検知し、 かつ、当該視野内における最初の基準線の位置を検知し
    、該位置を一時記憶すると共に、当該位置と、記憶して
    いる前回の読取における位置とを比較して、著しい変動
    の有無を監視し、さらに、著しい変動が無い場合には、
    当該視野において予め設定した順位にある基準線を検知
    したとき、当該基準線により区画されるデータ記録領域
    のトラックからのデータを正規のデータとし、 一方、著しい変動がある場合には、当該視野において予
    め設定した順位より前または後にある基準線を検知した
    とき、当該基準線により区画されるデータ記録領域のト
    ラックからのデータを正規のデータとして読取ることを
    特徴とする光記録情報読取方法。
  3. (3)帯状の基準線により区画してデータ記録領域を設
    けると共に、該データ記録領域に基準線と垂直にデータ
    トラックを多数並設した光記録媒体からデータを読取る
    光記録情報読取装置であって、 読取センサの視野に、読取るべきデータトラックを含む
    複数本のデータトラックと、これらのトラックを挟む基
    準線とを見込んで、該視野始端からデータを順次読取る
    読取手段と、 上記読取手段の出力信号から、上記基準線の光学的性質
    に対応した信号を取出して、基準線を順次検知し、基準
    線検知信号を出力する基準線検知手段と、 上記基準線検知信号を計数し、上記基準線検知信号から
    当該視野において予め設定した順位にある基準線を検知
    したとき、上記読取手段の出力信号の中から、当該基準
    線により区画されるデータ記録領域のトラックからのデ
    ータの位置を指示する読取位置指示手段とを備えて構成
    されることを特徴とする光記録情報読取装置。
  4. (4)帯状の基準線により区画してデータ記録領域を設
    けると共に、該データ記録領域に基準線と垂直にデータ
    トラックを多数並設した光記録媒体からデータを読取る
    光記録情報読取装置であって、 読取センサの視野に、読取るべきデータトラックを含む
    複数本のデータトラックと、これらのトラックを挟む基
    準線とを見込んで、該視野始端からデータを順次読取る
    読取手段と、 上記読取手段の出力信号の送出を制御するゲート回路と
    、 上記読取手段の出力信号から、上記基準線の光学的性質
    に対応した信号を取出して、基準線を順次検知し、基準
    線検知信号を出力する基準線検知手段と、 当該視野内における最初の基準線の位置を検知し、該位
    置を一時記憶すると共に、当該位置と、記憶している前
    回の読取における位置とを比較して、著しい変動の有無
    を監視し、著しい変動がある場合には、データ読取位置
    を当該視野において予め設定した順位より前または後に
    あるデータ記録領域とすべく変更指令する読取位置変更
    指令手段と、 上記基準線検知信号を計数し、かつ、上記変更指令が無
    い場合には、上記基準線検知信号から当該視野において
    予め設定した順位にある基準線を検知したとき、上記ゲ
    ート回路のゲートを開放させるゲート信号を出力し、一
    方、上記変更指令がある場合には、当該視野において予
    め設定した順位より前または後にある基準線を検知した
    とき、上記ゲート回路のゲートを開放させるゲート信号
    を出力する読取位置指示手段とを備えて構成されること
    を特徴とする光記録情報読取装置。
JP10664085A 1985-04-18 1985-05-18 光記録情報読取方法および装置 Granted JPS61264517A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10664085A JPS61264517A (ja) 1985-05-18 1985-05-18 光記録情報読取方法および装置
US06/853,339 US4855981A (en) 1985-04-18 1986-04-17 Method and device for reading out optically recorded data and compensating for a drastic change in the position of a line to be read
EP86302929A EP0200434B1 (en) 1985-04-18 1986-04-18 Method for reading out optically recorded data and device therefor
DE8686302929T DE3675426D1 (de) 1985-04-18 1986-04-18 Verfahren zum lesen optisch aufgezeichneter daten und vorrichtung dafuer.

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JPS61264517A true JPS61264517A (ja) 1986-11-22
JPH0473217B2 JPH0473217B2 (ja) 1992-11-20

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