JPS61264186A - アルコ−ルおよびエポキシ化合物の電気合成方法 - Google Patents

アルコ−ルおよびエポキシ化合物の電気合成方法

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JPS61264186A
JPS61264186A JP61069834A JP6983486A JPS61264186A JP S61264186 A JPS61264186 A JP S61264186A JP 61069834 A JP61069834 A JP 61069834A JP 6983486 A JP6983486 A JP 6983486A JP S61264186 A JPS61264186 A JP S61264186A
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electrosynthesis
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JP61069834A
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ジヤーク ペリシヨン
アメリー ラブマナントソア
ソリーヌ シビル
エステル ダンサン
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Societe Nationale des Poudres et Explosifs
Original Assignee
Societe Nationale des Poudres et Explosifs
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B3/00Electrolytic production of organic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B3/00Electrolytic production of organic compounds
    • C25B3/20Processes
    • C25B3/25Reduction

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、有機ハライドをカルボニル誘導体の存在下に
電気化学的に還元することによジアルコールおよびエポ
キシ化合物を電気合成する方法に関し、この方法は電解
槽内で支持電解質を含有する有機溶媒媒体中で実施され
る。
アルコールは化学工業において、ことに合成中間体とし
て広く用いられている化合物である;それらはま九薬学
、香料学などの分野において使用される。
従来の技術 カルボニル誘導体の存在下に有機ハライドの電気化学的
還元によジアルコールを電気合成するいくつかの方法が
知られている: ショク(Shono)および共同研究者らは、このよう
な方法を、一方において、テトラヘドロン・レターズ(
Tetrahedron Letters )、vol
、22.871−874頁(1981年)中で、そして
、他方において、ツヤ−ナル・オブ・アメリカン・ケミ
カル−:/?イアテ4 (J、Am、 Chem、 S
oc、11984年、106.259−260頁中でカ
ルボニル誘導体としてアルデヒドの場合において記載し
ている。
電解槽はセラミックの隔膜で分離された2つの隔室を含
み、そして電極は炭素から作られる。アルデヒPおよび
有機ハライドはカソードの隔室内の溶媒媒体(クロロホ
ルムまたはN、N−ジメチルホルムアミド)中に導入さ
れる。
この反応はとくに還元が容易である2種類のポリハライ
ド(CC14およびCCI、C00CH,)の場合にお
いてのみ記載されている。
収率は生成物および操作条件に依存して20〜89チの
範囲内で変化する。
テトラへドロン・レターズ(TetrahedronL
etters)、A17.1521−1522頁(19
78年)において、カレンブロック(Karrenbr
ock )およびシェイク7−(Schafer)は、
また、電解槽が2つの分離した隔室を含むこのような方
法を記載している。カルセニル誘導体および有機ハライ
ドはカソードの隔室内の溶媒としてのN、N−ジメチル
ホルムアミド(DMF )媒体中に導入される。この反
応は還元がとくに容易であるポリハライドであるCCl
4についてのみ記載されている。
アルデヒドの場合において、収率は30〜70%まで変
化する。
ケトンの場合において、収率はかなり低い(10〜25
チ)。
ブレチン・オブ・ケミカル令ソサイアティ・オプ・ジャ
パン(Bull。Chem* Soc、 Japan 
)、56゜1791−1794頁(1983年)におい
て、サトー、スギツメ、トクダは隔室をもたない電解槽
内でアセトンの存在下にノ・ロダン化アリルまたはハロ
ゲン化ペンツルの電気化学的還元により第三アルコール
を電気合成することを記載している:電極は白金から作
られておシ、そしてカソードはま念水銀ま几は炭素から
成ることができる。
溶媒としてヘキサメチルホスホロトリアミド(HMPT
 ) 全使用することによってのみ、許容しうる収率を
得ることが可能である(操作条件に依存して13〜53
チ)。HMPTの代わりに溶媒として腸σまたはTHF
を使用することはとくに不都合である。なぜなら、その
他のすべてが同一であっても、収率は53%から10係
未満に低下するからである。
ここで、HMPTはとくに毒性の溶媒であり、そして、
とくに、発癌性物質であり、工業的方法においてその使
用は排除される。
発明が解決しようとする問題点 こうして、電解槽内で、支持電解質を含有する有機溶媒
媒体中で、カルボニル誘導体の存在下に有機ハライドを
電気化学的に還元することによりアルコールまたはエポ
キシ化合物を電気合成する几めの方法であって、高い収
率を生じ、そして一般に適用するに十分である、すなわ
ち、カルボニル誘導体に関するかぎりにおいてアルデヒ
ドおよびアルデヒドよりも反応性が低いことが知られて
いるケトンの両者への適用が可能であり、そして当業界
の技術状態において前述したわずかの種類のとくに還元
が容易であるポリハライドよシも還元が困難でおる他の
ハロゲン化誘導体への適用が可能である、簡単であシか
つ工業的規模への変換が可能である方法は、本出願人が
知るかぎりにおいて存在しない。
本発明はこのような方法に関する。
電極を備えた電解槽内で、支持電解質を含有する有機溶
媒媒体中でカルセニル誘導体の存在下に有機ハライドを
電気化学的に還元することによジアルコールおよびエポ
キシ化合物を電気合成する本発明の方法は、還元性金属
(reducing metals)の群から選ばれた
金属から作られ念犠牲アノード(@極)を使用すること
、および前記有機ハライドがカルバニオンを安定化する
少々くとも1種の原子または少なくとも1種の官能基を
含有することを特徴とする。
以下の説明から明らかなように、完全に予測されない方
法で、高い収率がこうして得られると同時に、次の事実
が見い出された: 1)この方法は、隔膜ま念は焼結物質を使用しないで、
単一の隔室をもつ電解槽内で実施することができるので
、非常に簡単に実施することができ、そしてこれは、こ
とに工業的規模において、非常に重要である。
2)この方法は、工業において使用することができかつ
普通に用いられている、比較的無毒性の溶媒(例えば、
DMF)t−使用して実施することができる。
3)この方法は比較的範囲が広くかつ多くのアルコール
およびエポキシ化合物の電気合成に応用することができ
る。
また、当業界の技術状態において記載される不活性アノ
ードを使用する方法と対照的に、本発明の方法において
はアノードで溶媒の分解は起こらないことに注意すべき
である。この特徴はことに重要でありかつ好都合である
電解槽は、当業者によく知られている通常の槽であシ、
そしてただ1らの隔室のみからなる。
この単一の隔室を使用できるということは、すでに述べ
念ように、主要な利点である。
本発明によれば、有機ハライドはカルバニオンを安定化
する少なくとも1種の原子または少なくとも1種の官能
基を含有している。好ましくは、この原子または官能基
はノ・口ダンを有する炭素に結合しておシ、すなわち、
ハロゲンに関してα−位置に位置している。
カルバニオンを安定化する原子および官能基は、当業者
によく知られている。例えば、ハロゲンおヨヒエステル
、ケトン、アリル、ペンシル、アルコキシおよびニトリ
ル基′@:あげることができる。
好ましくは、本発明の範囲内で部用できる有機ハライド
は、下記一般式: [式中、Xはハロゲン原子を表わし、セしてRは、置換
または非置換のペンシル基(Ar−C=、Arは芳香族
基金表わす)、 ■ 置換または非置換のアリル基(=C=C−C=)、α−
モノハ0(C−X)、gem−ツバo (CX2)また
ばα−トリハロ(CX、)基、 α−エステル基(=C−C−O−)、 α−ケト基(”C−C−)、または カルバニオンを安定化する基により置換されたアリール
基を表わす] に対応する。
例として、次のものtSげることかできるが、これらは
限定されるものではない:塩化ペンノル、臭化ベンシル
、塩化アリル、3−クロロ−2−メチルプロペン、3−
クロロ−1−ブテン、エチル1−クロロ−1−メチルア
セテート、四塩化炭素、ジクロロフェニルメタン、1−
フェニル−3−クロロプロペンおよび1−メチル−3−
クロロプロ(ン。
本発明の特定の実施態様によれば、カルボニル誘導体は
、下記一般式: [式中、R1およびR2は、同一もしくは相異り、そし
て 水素原子、 置換または非置換の、飽和または不飽和の脂肪族ま九は
脂環式の鎖、または 置換または非置換のアリール基を表わすか、またはR1
およびR2は、それらが結合している炭素原子と一緒に
なって、適当ならば1ま念は2以上の異種原子、例えば
、窒素、酸素、リンを念はイオウを含有する、飽和また
は不飽和の、置換または非置換の環を形成する] に対応する。例として、次のものをあげることができる
が、これらは限定されるものではない:アセトン、シク
ロヘキサノン、メチルエチルケトン、アセトアルデヒド
、ベンゾフェノンおよびジクロロベンゾフェノン。
本発明の好ましい実施態様によれば、本発明の主題であ
る方法に従い得られるアルコールは、下記一般式: %式% [式中、 R,R,、およびR2は前述の意味を有する
] に対応する。
ことに好ましい方法において、カルビニル誘導体がケト
ンであるとき、すなわち、R1およびR2が水素以外で
あるとき、第三アルコールが得られる。
gem−ゾハロゲン化化合物を有機ハライドとして使用
するとき、エポキシ化合物が得られる。その際、1分子
のノ・ロダン化酸の除去が起こる。
概して、本発明を実施するために、当業者にとって明ら
かなように、カルビニル誘導体は有機ハライドよシも還
元が困難でなくてはならず、かつR1およびR2が有す
る置換基はいずれもそれ自体のカル−ニル基よシも求電
子性が大であってはなら表い。
本発明の主題である方法は、犠牲アノードが還元性金属
からなる群より選択される金属から作られていることを
特徴とする。
好ましくは、金属は、マグネシウム、アルミニウム、亜
鉛、鉄およびそれらの合金からなる群より選択される。
「それらの合金」は前述の金属、すなわち、マグネシウ
ム、アルミニウム、亜鉛および鉄の少なくとも1種を含
有する任意の合金を意味する。このアノードは、いかな
る形状であることもでき、そして、とくに、この分野に
おいて    ・よく知られている金属電極の通常の形
状(撚9線、棒状平板、棒状円筒、再生可能な層、ボー
ル、クロス、グリッドなど)のいずれであることもでき
る。
好ましくは、直径が電解槽の大きさに適合する棒状円筒
を使用する。例えば、全容量が45 cm’である電解
槽について、棒状円筒の直径は1信程度である。
使用の前に、アノードの表面を好ましくは化学的に(例
えば、稀HCI’!i使用して)あるいは機械的に[例
えば、ファイル(file )またはエメリー(eme
ry)のクロスを使用して]清浄にして、とくに、金属
表面に頻繁に存在する金属酸化物を除去する。
カソード(陰極)は、任意の金属、例えば、ステンレス
鋼、ニッケル、白金、金、銀または炭素である。好まし
くは、カソードはアノードのまわに同中心的に配置され
たグリッドまたは円筒形の板からなる。
電極に安定化されれた供給によシミ流を供給する。
本発明の範囲内の有機溶媒は、有機電気化学において通
常用いられているすべての弱プロトン性溶媒である。D
MF、アセトニトリル、テトラメチル尿素(TMU )
 、テトラヒドロフラン(THF )およびTHF −
HMP?混合物を例としてあげることができる。mσは
使用に好ましい溶媒である。
アセトンも使用することができる。この場合において、
それは溶媒としておよびカルビニル誘導体として両者の
作用をする。
使用する支持電解質は有機電気化学において通常使用さ
れるものであることができる。例として、アニオンがハ
ライド、カル?キシレート、アルコラード、過塩素酸塩
またはフルオロ?レートであシ、そしてカチオンが第四
アンモニウム、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグ
ネシウム、亜鉛またはアルミニウムである塩類をあげる
ことができる。
これらの塩類のうちで、テトラアルキルアンモニウムテ
トラフルオロ?レート(例えば、テトラプチルアンモニ
ウムテトラフルオロゴレート)、過塩素酸テトラブチル
アンモニウム、テトラアルキルアモニウムハライド(例
えば、塩化テトラブチルアンモニウムまたはヨウ化テト
ラブチルアンモニウム)および過塩素酸リチウムをとく
にあげることができる。
好ましくは、有機溶媒中の支持電解質の濃度は0.01
モル〜0.5モルである。
また好ましくは、有機溶媒中の有機ノ・ライド濃度は0
.2モル〜2モルである。
カルブニル誘導体の濃度の有機ノ・ライドの濃度に対す
る比は任意の値を有することができる。過剰量のカルブ
ニル誘導体、とりわけ0.5〜10の濃度比を使用する
ことが好ましい。
本発明の電解反応は、遷移金属の有機金属錯体、例えば
、ハロゲン化金属のビビリゾル錯体そして、とくに臭化
2,2′−ビピリジンニッケル錯体によシ触媒され得る
このような触媒の使用は、アルキルハライドの還元が困
難である場合、あるいは酸無水物の還元が容易でちる場
合に、極めて好都合であることがわかった。
次の操作手順の例は、以下の通りである:電解は、 1)一般に一20℃〜+30℃である温度において、 2)好ましくは0.1〜l OA/dm  の間で変化
するカソードの電流密度で(操作は一般に定常電流にお
いて実施するが、また、定常電圧において、制御電位に
おいて、あるいは可変の電流および電位で操作すること
も可能である)、 3)不活性がス、例えば、窒素ま念はアルゴンをバブリ
ングして溶液を脱酸素化した後、溶液を、例えば、マグ
ネチックスターラーによシ攪拌しながら、行なう。
ハロゲン化誘導体1モルにつき27アラデー(2X96
,500C)に相当する量の電流を通した後(または、
適当ならば、ハロゲン化誘導体が完全に転化されるまで
)、電解を停止する。
ハロゲン化誘導体が完全に転化されたことを確認するた
めに、溶液のアリコート部分を取出す。
加水分解の後、エーテルで抽出し、がスクロマトグラフ
ィー(GC)?用いてもとのハロゲン化誘導体の不存在
および対応するアルコールの形Ft、e確認する。この
段階において、なお存在するハロゲン化誘導体の測定は
これらのハロゲン化誘導体の転化の程度を証明すること
ができ、およびアルコールの測定は形成されたアルコー
ルの収率を証明することができる。
次いで、溶液の残部を加水分解する(例えば、水、塩化
アンモニウムまたは塩酸を使用する)。
次いで、形成されたアルコラードをアルコールに転化し
、次いでこれを通常の方法により、例えば、エーテルを
使用して抽出する。
抽出溶媒および揮発性生成物の蒸発後、粗製アルコール
を単離し、そのNMRおよびIRスペクトルからこれを
同定し、そしてその純度をGCにより測定する。次いで
、これを用いて、もとの有機ハライドに基づき、単離さ
れ念純粋なアルコールの反応収率を決定する。
次いで、単離した粗製アルコールを蒸留またはシリカデ
ルのカラムによる分離によって精製する。
この方法で単離された純粋なアルコール(純度はGCに
より検査する)はそのIRおよびNMRス被クトりによ
シ同定する。
本発明を以下の実施例により説明する。これらの実施例
は本発明を限定するものではない。これらの実施例にお
いて、2つの部分から成る通常の電解槽を使用する。
ガラスから構成された上部は、不活性ブスの供給および
排出、適当ならば、電解の間の溶液サンプリング、およ
び電気ダクト系統の之めの5本の管を装備している。
下部は、密閉手段を備えかつプラスの上部へねじこまれ
た栓からなる。
この電解槽の全容量は45需3である。
アノードは直径10の棒状円筒からなる。それを中央の
管を通して電解槽中に導入し、こうしてそれは電解槽に
関してほぼ軸線上に位置する。このアノードをほぼ2.
5 cmの長さにわたって溶液中に浸漬する。カソード
はアノードのまわりに同中心的に配置された円筒状のク
ロスからなる。カン−ドの「作用」表面積は20 cm
2 程度である。
電解槽を選択した温度に制御されるサーモスタットの浴
中に浸漬する〇 実施例 特定の操作条件(電極、中性の電解質および使用する溶
媒の性質、浴温度など)は各実施例において追加的に特
定する〇 実施例1−ジメチルペンシルカルビノールの合成アノー
ドは直径1crnのマグネシウムの棒状円筒である。カ
ソードはニッケルのスポンジから作られた円筒形のクロ
スでらシ、そしてアノードのまわりに同中心的に配置さ
れる。その見掛の表面積は20cIn2 である。
20crn5の無水DMF、10IM’(すなわち、1
36ミリモル)のアセトン、3.29N(26ミリモル
)の塩化ペンシルおよび0.78.9(2ミリモル)の
テトラブチルアンモニウムテトラフルオロ?レートを電
解槽に導入する。
窒素を溶液中にほぼ15分間バブリングし、次いで窒素
を溶液上においてほぼ大気圧で維持する。
この溶液をマグネットスターラーにより攪拌し、次いで
電解槽ft−20℃に維持したサーモスタットの浴中に
浸漬する。
電極に安定化された供給によシ直流を供給し、そして2
A/dm2 に等しい定常の電流密度をカソードに適用
する。
塩化−ペンジル1モルにつき2フアラデーを通電した後
、溶液のアリコート部分を取出す。加水分解し、次いで
エーテルで抽出した後、GC分析は、すべての塩化ベン
ジルが転化され九こと、およびのジメチルベンジルカル
ビノールが形成されたことを示す・ 形成され九アルコールを全体の溶液から単離するために
、過剰のアセトン11ず蒸発除去し、次いで溶液を塩化
アンモニウムの水溶液で加水分解し、これをエーテルで
3回抽出する。エーテルおよび揮発性生成物を蒸発除去
した後、ジメチルベンジルカルビノールを単離し、そし
てそのNMRおよびIRスペクトルで同定する。この粗
製ジメチルベンジルカルビノールは、GCにより測定し
て、70チの純度である。不純物はピ4ンゾル、トルエ
ンおよびD■へおよびジアセトンアルコールを含んでい
る。
次いで、単離された粗製ジメチルペンシルカルビノール
を蒸留によシ精製する。純粋なジメチルベンジルカルビ
ノールが得られ(GC分析により、95チより大きい純
度)、そのIRおよびNMRスペクトルから同定される
。このようにして得られ良純粋なジメチルベンジルカル
ビノールの収率は56チである。
実施例2〜32−ジメチルベンジルカルビノールの合成 実施例1に記載するような試験を実施したが、ある操作
条件、ことにアノードの性質を変更させた。実施例1と
一比較した操作条件、および得られた結果を、幕:S表
に記載する。得られる収率は比較的高く、はとんどの場
合において50〜70チであることがわかった。これら
の収率は、最初の塩化ベンジルに基づいて、単離された
粗製アルコール中に存在する純粋なアルコールとして表
わされている。
調製、単離、測定および精製において用い友一般的操作
条件は前の実施例におけるものと同一であった。各試験
における出発物質および特定の条件、および得られ九結
果に関する情報ft粥2表に記載する。
実施例41および42において、形成されたアルコール
は得られた粗製生成物からシリカダルのクロマトグラフ
ィー分離により単離し、そしてそれらのIRおよびNM
Rスペクトルから同定した。
他に断りのないかぎり、示す収率はもとの有機ハライド
に基づく、形成されたアルコールの収率である・   
            以=F余白実施例58〜65
−エポキシ化合物の調製有機ハライドとしてgem−ジ
ハロダ7化化合物、例えば、塩化ペンゾリデン、を使用
するという相違点を除いては、前の実施例において用い
たものと同一の調製、単離、測定および精製の一般的条
件下に電解を実施することにより、アルコールが得られ
るが、ま九形成し念アルコールから1分子の酸HXを除
去することによシエデキシ化合物だけがさらに得られる
茅3&は、各試験における出発物質および特定の条件、
ならびに得られた結果に関する情報を記載する。
実施例66〜71 これらの電気合成は前の実施例における条件と同一の条
件下に実施した。しかしながら、触媒を溶液に1.5ミ
リモルの割合で添加した。
この触媒は臭化2,2′−ビピリジルニッケル錯体(N
i Br 2B i py )である。
この錯体は130 mlの無水エタノール中で2×10
−2モルの2.2′−ビビリシン(Bipy)に2×1
0 モルのN I B r 2・2H20を添加するこ
とにより調製する。
この混合物を20℃の温度で24時間攪拌する。
この混合物を濾過して沈殿したNiBr2・2s2’−
BfP7錯体を回収する。
この沈殿をアセトンで洗浄し、そして、20℃で真空乾
燥し九後、1.8X10  モルのNlBr2Bip7
が回収され、90重量%の収率に相当する。
実施例66〜71における操作条件および出発物質およ
び得られた生成物の同定はμに表わされている。生成さ
れそして単離されたアルコールの収率は、カルボニル含
有出発物質に基づいて表わす。
これらの試験は、30m1のDMF中に35ミリモルの
濃度で存在する下記式: %式% の有機ハライドを用いて出発し、そして支持電解質とし
て、試験66.67および69において10−2モル/
1の濃度のN(B u ) a Iの溶液、あるいは試
験70および71において10−1モル/1の濃度のN
(Bu )4B r k含有する溶液を使用することに
よって、実施した。試験68において、中性の電解質は
10−2% #/ 1の濃度のN(E t ) a B
 rである。
電解は炭素のカソードおよびIA/dm  の電流密度
で実施した。
本発明の電気合成法は、ことに香料学の分野において有
用な化合物、例えば、ジメチルベンジルカルビノールま
九ハメチルエチルインジルカルビノール、あるいは薬学
の分野において有用な化合物、例えば、クロルテルミン
(chlortermine )の製造のために使用さ
れるパラ−クロルペンゾルジメチルカルビノールの合成
を可能とする。
以下令臼

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持電解質を含有する有機溶媒媒体中に電極を備え
    た電解槽内でカルボニル誘導体の存在において有機ハラ
    イドを電気化学的に還元することによってアルコールを
    電気合成する方法であって、還元性金属の群から選ばれ
    る金属から作られた犠牲アノードが用いられ、そして前
    記有機ハライドがカルバニオンを安定化する少なくとも
    1種の原子または少なくとも1種の官能基を含んでいる
    ことを特徴とするアルコールの電気合成方法。 2、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄およびそれ
    らの合金からなる群より選ばれる金属から作られた犠牲
    アノードを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のアルコールの電気合成方法。 3、前記有機ハライドがカルバニオンを安定化しかつハ
    ロゲンを有する炭素に結合している少なくとも1種の原
    子または少なくとも1種の官能基を含んでいることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載のアル
    コールの電気合成方法。 4、前記カルボニル誘導体が下記一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1およびR_2は、同一もしくは相異り、
    そして 水素原子、 置換または非置換の、飽和または不飽和の脂肪族または
    脂環式の鎖、または 置換または非置換のアリール基を表わすか、またはR_
    1およびR_2は、それらが結合している炭素原子と一
    緒になって、適当ならば1または2以上の異種原子を含
    有する、飽和または不飽和の、置換または非置換の環を
    形成する] に対応することを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項
    までのいずれかに記載のアルコールの電気合成方法。 5、前記カルボニル誘導体がケトンであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載のアル
    コールの電気合成方法。 6、前記有機ハライドが、下記一般式: RX [式中、Xはハロゲン原子を表わし、そしてRは、置換
    または非置換のベンジル基、 置換または非置換のアリル基、 α−モノハロゲン化、α−ジハロゲン化またはα−トリ
    ハロゲン化された基、 α−エステル基、 α−ケトン基、または カルバニオンを安定化する基により置換されたアリール
    基を表わす] に対応することを特徴とする特許請求の範囲第1〜5項
    のいずれかに記載のアルコールの電気合成方法。 7、前記有機溶媒がN,N−ジメチルホルムアミド(D
    MF)であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜6
    項のいずれかに記載のアルコールの電気合成方法。 8、前記支持電解質がテトラアルキルアンモニウムテト
    ラフルオロボレート、テトラアルキルアンモニウムハラ
    イド、過塩素酸テトラブチルアンモニウムおよび過塩素
    酸リチウムからなる群より選択されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載のアルコー
    ルの電気合成方法。 9、前記有機溶媒中の支持電解質の濃度が0.01〜0
    .5モルであることを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    8項のいずれかに記載のアルコールの電気合成方法。 10、前記有機溶媒中の有機ハライドの濃度が0.2〜
    2モルであることを特徴とする特許請求の範囲第1〜9
    項のいずれかに記載のアルコールの電気合成方法。 11、前記有機溶媒中、カルボニル誘導体の濃度の有機
    ハライドの濃度に対する比が0.5〜10であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜10項のいずれかに記
    載のアルコールの電気合成方法。 12、電解の温度が−20℃〜+30℃であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載
    のアルコールの電気合成方法。 13、カソードの電流密度が0.1A/dm^2〜10
    A/dm^2であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1〜12項のいずれかに記載のアルコールの電気合成方
    法。 14、電解を定常電流で実施することを特徴とする特許
    請求の範囲第1〜13項のいずれかに記載のアルコール
    の電気合成方法。 15、特許請求の範囲第1〜14項のいずれかに記載の
    方法が用いられることおよび前記の有機ハライドがge
    m−ジハロゲン化化合物から選択されることを特徴とす
    るエポキシ化合物を電気合成する方法。 16、電解を、遷移金属の有機金属錯体、好ましくはハ
    ロゲン化金属のビピリジル錯体から選択される触媒の存
    在下に実施することを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    15項のいずれかに記載の電気合成方法。 17、前記触媒が臭化ビピリジルニッケル錯体であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第16項記載の電気合成
    法。
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