JPS61263692A - 軟水兼浄水化装置 - Google Patents

軟水兼浄水化装置

Info

Publication number
JPS61263692A
JPS61263692A JP10570985A JP10570985A JPS61263692A JP S61263692 A JPS61263692 A JP S61263692A JP 10570985 A JP10570985 A JP 10570985A JP 10570985 A JP10570985 A JP 10570985A JP S61263692 A JPS61263692 A JP S61263692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
outer cylinder
hole
tank
intake pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10570985A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Mori
森 正典
Susumu Kochi
古内 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikken KK
Original Assignee
Nikken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikken KK filed Critical Nikken KK
Priority to JP10570985A priority Critical patent/JPS61263692A/ja
Publication of JPS61263692A publication Critical patent/JPS61263692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、飲料水、特に水道水の軟水化並びに浄化を同
時に果す軟水兼浄水装置に関する。
(従来の技術) 最近の飲料水は、水銀、銅、鉛やそれらの化合物、カド
ニュウム、或いは、その他の重金属イオン等の不純物を
含んで硬水化傾向にあるうえ、消毒のための塩素による
カルキ臭が著しい、このため、水本来の”うまさ”が失
なわれ、お茶やコーヒーにしてもその味覚を味わえなく
なっている。
かかる問題を解消するため、種々の軟水兼浄水化装置が
提供されているが、この種の装置は、衛生を保つため注
・排水口を除いて容器が密閉され、密閉容器内の水の循
環路に不純物を除去するためのフィルターや軟水化する
ためのイオン交換樹脂等が配置されており、水道管に注
水口を接続し、水道管側の蛇口の開閉によって通水量を
調整している。
(従来技術の問題点) 従来の軟水兼浄水装置は、容器内に空気が残溜したり、
使用途中、例えば、止水時に排水口から空気が侵入する
などの問題があった。容器内への空気の流入や残留は、
雑菌の繁殖を促し、殊にフィルターに空気が触れること
による雑菌の繁殖が大きな問題となっていた。
又、従来の軟水兼浄水装置は、蛇口を締めた際、排水口
からの流水は直ちに止まらず、容器内の水が一定水位に
下るまで流水が続き、排水口から漏水が後引きするとい
う問題がある。これは又、蛇口を開いても直に排水され
ず、容器内に水が一巡する時間の経過後でなければ、浄
・軟水を得られないとう欠点でもあった。
(発明の目的) 本発明は、上記の問題点に鑑み、雑菌の繁殖がなく衛生
的で、然も、蛇口コックの開閉と同時に排水口の通・止
水ができる軟水兼浄水装置の提供を目的とするものであ
る。
(問題解決の手段) 本発明は上記目的を達成するため、後述の取水パイプよ
り僅かに大きい径の貫通穴を穿った外蓋を上端に有する
有底の外筒と;該外筒内に同心的に納められ、外筒との
間に上端には上部空間を、下端には下部空間を、側面に
はイオン交換樹脂が充填される第1槽を形成する有底の
内筒と:核内筒に同心的に納められ、内筒との間に第2
槽を形成し、上下端が閉じられた筒状フィルタと:鎖部
状フィルタの筒中心を通って筒状フィルタとの間に第3
檜を形成し、周面に筒状フィルタを通った水を取入れる
ための取水孔を有し、上部は外蓋の貫通穴を貫通し貫通
穴との間に上部空間の空気を通す間隙を形成し、下部は
外筒の排水口に連通ずる取水パイプであって、少なくと
も最上位の取水孔より上方を内実とした取水パイプと;
外蓋を外筒に圧着するため取水パイプの上部に締着する
キャップであって、外側には栓によって開閉される開口
部を、内側には一方が該開口部に通じ他方が締着時に前
記間隙に通ずる通気孔を有するキャップとから成り;水
は外筒の注水口から下部空間、第1檜、上部空間、第゛
2槽、筒状フィルタ、第3槽、及び取水パイプを経て排
水口へ通じさせ、外筒内の空気を流入する水圧で上部空
間から前記の間隙と通気孔とを経て開口部から外筒外に
抜くように構成したものである。
(作用) 水は、先に、第1槽を透過の際イオン交換樹脂によって
軟水化され1次に、筒状フィルタを透過の際、塩素等の
不純物は除去される。外筒内の空気は、流入する水によ
って、上部空間に押上げられる。即ち、下部空間の空気
は水面の上昇に伴なって第1檜の空気と共に上部空間へ
、又、第3槽、筒状フィルタ、及び第2槽の空気は、水
圧が低い段階での通水量を少なくした取水パイプが下流
にあるため、上部空間からの水が流れ方向とは逆に第3
檜から第2槽へと次第に満ち、この水面の上昇に伴なっ
て、上部空間に押上げられる。更に又、取水パイプ内の
空気は、その一部が取水孔から第3槽に抜けて第3槽の
空気と共に上部空間へ押上げられ、他は取水孔から流入
する水勢によって排水口から押し出される。こうして上
部空間に押上げられた空気は、更に高まる水圧によって
取水パイプと外蓋との間隙から通気孔を通り、キャップ
の開口部から逃げる。そして、開口部から水が出る段階
で栓をすると、外筒内は完全に水で満たされ、以後、水
の供給を停止した時には外筒内は負圧状態に維持される
尚、取水孔での通水量は給水圧の高まりに応じて増大し
、終には注水量と排水量とが等量となる。
(実施例) 以下、本発明を実施の一例を示す図面に基づいて説明す
る。
第1図に於て、lOは容器本体の外殻を形成する有底の
外筒であって、その上端には、取外し自在の外蓋11が
被せである。外蓋11の中央には後述する取水パイプ2
0の径より若干大きい径の貫通穴12を穿っである(第
2図)。
外筒10の全部側面には、水道管(図示せず)と接続さ
せるための注水口13と、軟・浄水を取出すための排水
口14と、外筒内の水を完全に抜くための水抜口18と
を設けである。実施例では、注水口13と排水口14と
水抜口18とは、何れも後述する下部空間38の位置に
ある。そして、注水口13には水道管との間に介在させ
るための接続管15を、又、排水口14には排水方向を
自由に選択させるためのノズル16をそれぞれ回動可能
に取付けである。
20は軟水化及び浄水化された水を取込み排水口14に
導くための取水パイプである。取水パイプ20は、空気
の残留をなくすため、水を取込むためにその側面穿つ取
水孔21の中、最上位の穿った取水孔より上方を内実と
しである。実施例の取水パイプ20は、外筒10の筒中
右位置にあり(第3図)、その中央付近の側面に取水孔
21を穿っである。
取水孔21は、注水時に外筒10内の水圧を高め、止水
時には外筒10内の水を自然流入させないため小径にし
である。取水孔21の穿設数及びその径の長さは、注水
量及びその供給圧の程度に応じて、前述した注水時の外
筒内での水圧並びに・lE氷水時流入阻止の目的を果す
よに設計するればよい、実施例では水道管に接続するこ
とを前提として、径 2.0mm  〜 2.51■の
孔を中央付近の上下2個所に設けである。
尚、取水パイプ20の内外側の表面全体に銀メッキ或い
は鑞溶着を施して銀イオンを帯電着させる′と、取水パ
イプ20を取巻く内外の水に対し銀イオンにる殺菌作用
を及ぼすことができる。
取水パイプ20は、その上部が閉じた状態に於る外蓋1
1の貫通穴12から上方に突出しく第2図)、下部が外
筒底17に固着した支承部材22に着脱可能にネジ込ん
で固定しである。この支承部材か→は、一方が取水パイ
プ20の下部に他方が排水口14に連通する通孔23を
内設してあり、排水口14とは短管24を介して接続し
である。この支承部材22の高さは、実施例では、後述
する下部空間38の高さに相当させである。
30は外筒10内に同心的に納められる有底の内筒であ
って、その上端には水を内筒30内に導びくため通水孔
31を穿った内蓋32を被せである。内蓋32は、内蓋
の上方から取水パイプ20に螺合させた止着ナツト33
で内筒30の上端に締付けである。この止着ナツト33
は、道具を用いず1手動で着脱可能とするため、指掛部
43を突設しである。実施例では指掛部43は菊花状に
形成しである(第4図)。
内筒30は、内蓋32と内筒底34とに取水パイプ20
を貫通させる穴35と穴36とを有しており、この穴3
5.36を外筒1oの上方から取水パイプ20に嵌挿し
て納める。内筒30は、納められた状態に於て、上方で
は内蓋32と外蓋lOとの間に上部空間37を、下方で
は内筒底34と外筒底17との間に下部空間38を、モ
して内筒30の外周面と外筒10の内周面との間にはイ
オン交換樹脂39を充填するための空間たる第1槽40
をそれぞれ形成するために、その径及び筒の長さを外筒
10より小さくしである。
内筒の内蓋32は、第4図に示すように、2枚の多孔盤
32A、32Bを互いに滑動可能に上下に重ね、成る状
態に於ては通水孔31が上下方向に開通し、この開通状
態から一方の多孔盤に対し他方の多孔盤、例えば、下の
多孔932Bに対して上の多孔盤32Aを若干ズラすよ
うに滑動させると、上下の孔31Aと31Bの°不一致
よって通水孔31が不通となるように構成したものであ
る。実施例では、取水パイプ20を通す中央の穴35を
中心としてその周囲に複数個の孔31A。
31Bを同;ら円状に穿ち、その孔と孔、例えば3IA
と31A或いは31Bと31Bとの横の間隔を孔31A
及び31Bの径より大きくとってある、 第1図に示す
通常の使用状態に於ては、内蓋32は、上下の多孔盤3
2Aと多孔盤32Bの孔331Aと孔31Bとを連通す
る位置に合せ、通水孔31を開通状態にして止着ナツト
33で固定されている。
尚、このように、内蓋32を構成したのは、後述するイ
オン交換樹脂39を塩水で洗浄して、その機能を再生さ
せる際、作業を容易にするためである。
41は第1槽40と上部空間37とを画する位置に設け
た通水性隔壁、42は第1槽40と下部空間38とを画
する位置に設けた通水性隔壁で、何れも水の透過性を確
保しつつ、第1槽40に充填されたイオン交換樹脂粒子
39の流失を防ぐためのものであって、外筒10に着脱
可能に嵌合されている。実施例では、第5図に示すよう
に、通水性隔壁41.42としてドーナツ盤型のストレ
ーナを用いており、上方のストレーナ41は内縁を内筒
30の上端と内蓋32との間に、下方のストレーナ42
は内縁を内筒底34と支承部材22との間に挟み込み、
それぞれのストレーナ41.42の外縁は外筒lOの内
周面に密着させである。尚、図中44は水を通す穴であ
り、この穴44にはイオン交換樹脂39の粒子より小さ
い網45が張られている。
水は、この第1槽40を透過の際、イオン交換樹脂39
の作用で軟水化される。
第1槽40に充填されるイオン交換樹脂39は、軟水化
作用を主たる目的とするため陽イオン交換樹脂、或いは
陽イオン交換樹脂に陰イオン交掠樹脂を適度に混合した
ものを用いる。陽イオン交換樹脂は、その母体の表面に
帯電する水素イオンが水中の金属イオンと置換し、即ち
、金属イオンを母体に吸着して軟水化作用を果す、他方
の陰イオン交換樹脂は、その母体の表面に帯電する水酸
イオンが水中の無機イオンと置換し、即ち、無機イオン
を母体に吸着して浄水化作用を果す。
50は筒状フィルタであって、内筒30内の水を浄化し
て取水孔21から取入れるため、その取水孔21を取り
囲むように取水パイプ20に嵌挿し、内筒30に同心的
に納めである。この筒状フィルタ50は、筒状に形成し
たフィルタ部50Aとその上下端を密閉するための端板
52.53とから成る。筒状のフィルタ部50Aは、鑞
溶着、即ち、銀イオンを帯電荷化させた活性炭を筒状に
したものである。従って、フィルタ50を透過中に塩素
成分が活性炭に吸着されてカルキ臭は除去され、雑菌は
銀イオンによって殺菌される。
実施例の筒状フィルタ50の外径並びに内径は、第2図
に示すように、内筒30の内周面との間に内筒44に流
入する水を受は入れるための第2槽54が、又、取水パ
イプ20と外周面との間にはフィルタ50を透過した水
を受は入れるための第3槽55が形成可能な径としであ
る。上下の端板52.53には取水パイプ20を通すた
めの穴51.51が中央に穿っである。下方の端板53
はパツキン56とシール部材57を介して内筒底34へ
、又、上方の端板53はパツキン58とシール部材59
を介してシール部材59の上方から取水パイプ20に螺
合させた止着ナツト60で締付けである。この上着ナラ
)60は、第4図に示すように、道具を用いず、手動で
着脱可能とするため、指掛部62を突設しである。実施
例では指掛部62は菊花状に配しである。
シール部材57.59は、パツキン56.58側に突出
し、パツキン表面に食込む断面三角の凸条61を同心円
的に形成しである。実施例のシール部材57.59は取
水パイプ20に嵌挿される中央の穴形成部オtがパツキ
ン56.58及び筒状フィルタの端板52.53と取水
パイプ20の周側面との挟間に延在する筒状となってい
る。このようにシール部材57.59を形成するのは、
フィルタ部50Aを水が透過する際に生ずる筒状フィル
タ50の振動に対し、その振動を吸収すると共に、取水
パイプ20と端板52.53の穴51との気密性を更に
確実に保持するためである。
尚、実施例では凸状61を1条のみ形成しであるが、同
心同条に複数設けてもよい。
第2図に於て、前記取水パイプ20の上端部25は、外
蓋11の貫通穴12を通って外部に突出させである0貫
通穴12を通る取水パイプ20は、前述の通り、貫通穴
12より僅かに小さい径としあるため、貫通穴12どの
間に上部空間37の空気が通気可能な間隙26が形成さ
終る。そして、突出した上端部25には、キャップ70
が取付けである。
キャップ70は、外蓋11を外筒lOに圧着するため取
水パイプ20の上端部25に締着するもので、その外側
には栓71によって開閉される開口部72を、内側には
一方が該開口部72に通じ他方が締着時に前記間隙26
に通ずる通気孔73を有する。実施例のキャップ70は
、突出した取水パイプ20の上端部25を覆う形態で、
内側に雌ネジ74があり、取水パイプ20の上端薄命4
に形成した雄ネジ27にキャップ70をネジ込むことに
よって、外蓋11を外筒10に圧着しである。又、キャ
ップ70は、道具を用いず、手動で着脱可能とするため
、指掛部77を突設しである。実施例の指掛部77は、
後述する栓71と同様に棒状の形態にしてあり、取水パ
イプ20に栓71と2個の指掛部77とを等間隔で放射
状に突設しである。
キャップ70の通気孔73は、雌ネジ74を縦断する凹
溝73Aとして形成しており、凹溝73Aの深さは上端
部25の雄ネジ27のネジ出より長くしである。キャッ
プ70の開口部72は、キャップの外側から通気孔73
たる凹溝73Aに通じる直径方向のネジ穴73Bの一部
として形成しており、ネジ穴73Bの開口部72側には
パツキン75を嵌るため、ネジ穴73Bより大きい径の
凹部76を設けである。開口部72を開閉するための栓
71は、前記凹部76に嵌合してパツキン75に密着す
る端部を有する棒状の形態としてあり、この端部71A
には前記ネジ穴73Bにネジ込まれる雄ネジ71Bを持
つ、このネジ穴73Bと雄ネジ71Bとの噛合は通気可
能な程度としである。
実施例の通気孔73、即ち、貫通穴12の間隙÷→に通
ずる凹溝73Aと凹溝73Aに通ずるネジ穴73Bとは
、凹部76に於て外界に通じ、棒状の栓71を廻すこと
によって開閉する。従って、上部空間37に集まる空気
は簡単な操作によって容易に抜くことができる。
次に、注水口13から排水口14に至るまでの水の流れ
について説明する。
注水口13かも供給される水は、先ず下部空間38に満
ち、供給圧により第1槽40を上昇して上部空間37に
至る。水は第1槽40を透過の際イオン交換樹脂39に
よって、浄水化より先に軟水化される。又、この際、水
面の上昇に伴なって、下部空間38の空気は第1槽40
の空気と共に上部空間37へ押上げられる。そして、軟
水化された上部空間37の水は、第2槽54に流入し筒
状フィルタ50を透過して第3槽55に至る。
この筒状フィルタ50を透過の県木の不純物は除去され
る。第3槽55から取水パイプ20内へは、取水孔21
を小孔としであるため水圧が低い段階での通水量が少な
い、従って、水は第3槽55から第2槽54へと次第に
満ちていき、終には上部空間37まで満たす、この際、
水面の上昇に伴なって、第3槽55、筒状フィルタ50
、及び第2槽54の空気は上部空間37に押上げられる
又、取水パイプ20内の空気は、その一部が取水孔21
から第3槽55に抜けて第3槽55の空気と共に上部空
間37へ押上げられ、他は取水孔21から流入する水勢
によって排水口14から押出される。上部空間37に押
上げられた空気は、更に高まる水圧によって取水パイプ
20と外蓋11との間隙26から通気孔73を通り、キ
ャップ70の開口部72から逃げ始め、次いで水が飛出
す、この段階で栓71を締めると、外筒lO内は水で完
全に満たされる。
こうして、一旦、外筒lO内を水で完全に満しておくと
、水の供給を停止した時直ちに外筒10内が負圧となる
から、水は完全に外筒lO内に満たされた状態となる。
従って、供給停止と同時に排水が停止し、供給開始と同
時に排水が可能となる。
又、外筒10内の下部空間38からイオン交換樹脂39
が充填された第1槽40、上部空間37゜第2槽54、
及び最も雑菌の繁殖し易い筒状フィルタ50までは、塩
素を含む水道水に浸されることになるから、雑菌の繁殖
する余地がない。
更に又、取水パイプ20の内外の表面全体に既述の如く
殺菌作用を持つ銀イオンを帯電蓋することによって、第
3槽55、及び取水パイプ20内まで、即ち、外筒10
内の全てに於て、殺菌作用が働き、雑菌の繁殖する余地
を排除し得ることになる。
尚、前記した取水パイプ20の取水孔21に於る通水量
は供給圧の高まりに応じて増大し、終には注水量と排水
量とが等量となる。
次に、イオン交換樹脂の再生とその取換、筒状フィルタ
の取換、及び本装置の清浄について説明する。
オン    の  につい 。
周知の通り、イオン交換樹脂は塩水で洗浄することによ
ってその機能を再生させることができる。従来の装置で
の再生処理並びに取換作業は極めて面倒であったが1本
装置ではこれが簡単になし得るのである。
先ず再生処理は、キャップ70を外して外蓋11を開け
、内蓋32の止着ナツト33を一旦緩める0次いで、内
蓋32を構成する上の多孔盤32Aを、その孔31Aと
下の多孔盤32Bの孔31Bとが連通しない位置まで廻
して通水孔31を閉じ、閉じた状態で内蓋32を止着ナ
ツト33で締付ける。そして、下部空間38の側面にあ
る水抜口18を開け、外筒10上端の開口から塩水を注
ぐ、塩水は上部空間37に溢れても1通水孔31が閉じ
られた内蓋32によって内筒30内に侵入することがで
きず、通水性隔壁42から第1槽40に浸透し、イオン
交換樹脂39を再生しつつ下の通水性隔壁42から下部
空間38を経て、水抜口18から外部に排出される。
再生処理後、塩水の場合と同様に浄水を通して塩水を洗
い流し、水抜口18を閉じる。そして。
内蓋32の止着ナツト33を一旦緩め、内蓋32を構成
する上の多孔盤32Aを、その孔31Aと下の多孔盤3
2Bの孔31Bとを連通ずる位置に合せるまで廻して通
水孔31を開き、開いた状態で内蓋32を再び止着ナツ
ト33で締付ける。最後に、外蓋11を閉じてキャップ
70で締付けて、再生作業は終了する。
イオン       につい 。
先ず、キャップ70を外して外蓋11を開け、内蓋32
の止着ナツト33と内蓋32とを一旦取水パイブ20の
上端へ抜取り、第1槽40の上の通水性隔壁41を外す
、そして、再び、内蓋32を取水パイプ20に通して内
筒30の上端に被せてから、止着ナツト33で締付ける
。この場合は、内蓋32を構成する上の多孔盤32Aを
、その孔31Aと下の多孔盤32Bの孔31Bとが連通
しない位置まで廻して通水孔31を閉じておく0次いで
、外筒10の上下を転倒して注水口13から水を注ぎ、
外筒10の上端開口から第1槽40のイオン交換樹脂3
9を流し出す、そして、外筒10の上下を元に戻し、第
1槽40に上方から新たなイオン交換樹脂39を充填す
る。
充填終了後、止着ナツト33と内蓋32とを一旦取水パ
イブ20の上端へ抜取り、第1槽40の上端に通水性隔
壁41を被せる。そして、再び内蓋32を取水パイプ2
0に通して内筒30の上端に被せてから、止着ナツト3
3で締付ける。この場合は、内蓋32を構成する上の多
孔盤32Aを、その孔31Aと下の多孔盤32Bの孔3
1Bとを連通ずる位置に合せるまで廻して通水孔31を
開いておく。
最後に、外蓋11を閉じてキャップ70で締付けて、交
換作業は終了する。
フ ル    につい 。
先ず、キャップ70を外して外蓋11を開け、内蓋32
の止着ナツト33と内蓋32とを一旦取水パイブ20の
上端へ抜取り、更に、次の止着ナツト60を緩め、この
止着ナツト60と筒状フィルタ50の上端にあるシール
部材59及びパツキン58とを取水パイプ20の上端へ
抜きとる。そして、筒状フィルタ50を抜き、新たな筒
状フィルタ50を取水パイプ20に嵌挿する。取換終了
後は、前記の筒状フィルタ50の抜取り手順を逆に行な
って、取換作業は終了する。尚、内蓋32については、
上の多孔盤32Aを、その孔31Aと下の多孔盤32B
の孔31Bとを連通する位置、に合せるまで廻して通水
孔31を開いておく。
につい 。
イオン交換樹脂39と筒状フィルタ50が簡単に外筒l
O内から取外せることは、既述の通りであるが、本装置
では、更に、取水パイプ20、内筒30、第1槽40の
下の通水性隔壁42もまた簡単に取外せる。以下、これ
について説明する。
筒状フィルタ50を取外した後、上の通水性隔壁41を
抜いてイオン交換樹脂39を取出す、そして、内筒30
と下の通水性隔壁42を抜く、最後に取水パイプ20を
廻して支承部材22から抜き去る。この結果、外筒10
内に緯支承部材22と短管24とが残されるだけで、内
部を空にすることができる。
従って、装置の清浄作業が極めて容易かつ迅速にできる
。然も、キャップ70には棒状の栓71が、又、止着ナ
ツト33や止着ナツト60には指掛部43.62が設け
である上、他の部品も単なる嵌合わせやネジ込による簡
単な組付にしであるから、工具を用いる必要がない。
(効果) 本発明は、叙上の如く構成したものであるから、一旦外
筒lO内を水で完全に満しておくと、水の供給を停止し
た時、直ちに外筒10内が負圧となって、供給停止と同
時に排水が停止でき、供給開始と同時に排水することが
できる。又、外筒lO内の下部空間38からイオン交換
樹脂39が充填された第1槽40、上部空間37.第2
槽54、及び最も雑菌の繁殖し易い筒状フィルタ50ま
で、塩素を含む水道水に浸されることになるから、外筒
10内での雑菌の繁殖する余地をなくすことができ、極
めて衛生的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例にして、第1図は本装置の縦断面
図、第2区は一部拡大図、第3図は中央横断面図、第4
図は一部展1$H!、第5図は上部の断面図である。 lO・・・外筒     工1・・・外蓋12・・・貫
通穴    13・・・注水口14・・・排水口   
 18・・・水抜口20・・・取水パイプ  21・・
・取水孔26・・・間隙     30・・・内筒31
・・・通水孔    32・・・内蓋33・・・止着ナ
ツト  37川上部空間38・・・下部空間   39
・・・イオン交換樹脂40・・・第1槽    41・
・・通水性隔壁42・・・通水性隔壁  50・・・筒
状フィルタ44・・・穴      45・・・網54
・・・第2槽    55・・・第3槽57・・・シー
ル部材  59川シ一ル部材60・・・止着ナツト  
61・・・凸条70・・・キャップ   71・・・栓
71A・・・端部    71B・・・雄ネジ72・・
・開口部    73・・・通気孔73A・・・凹溝 
   73B・・・ネジ穴74・・・酸ネジ    7
5・・・パツキン76・・・凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 後述の取水パイプより僅かに大きい径の貫通穴を穿った
    外蓋を上端に有する有底の外筒と;該外筒内に同心的に
    納められ、外筒との間に上端には上部空間を、下端には
    下部空間を、側面にはイオン交換樹脂が充填される第1
    槽を形成する有底の内筒と;該内筒に同心的に納められ
    、内筒との間に第2槽を形成し、上下端が閉じられた筒
    状フィルタと;該筒状フィルタの筒中心を通って筒状フ
    ィルタとの間に第3槽を形成し、周面に筒状フィルタを
    通った水を取入れるための取水孔を有し、上部は外蓋の
    貫通穴を貫通し貫通穴との間に上部空間の空気を通す間
    隙を形成し、下部は外筒の排水口に連通する取水パイプ
    であって、少なくとも最上位の取水孔より上方を内実と
    した取水パイプと;外蓋を外筒に圧着するため取水パイ
    プの上部に締着するキャップであって、外側には栓によ
    って開閉される開口部を、内側には一方が該開口部に通
    じ他方が締着時に前記間隙に通ずる通気孔を有するキャ
    ップとから成り;水は外筒の注水口から下部空間、第1
    槽、上部空間、第2槽、筒状フィルタ、第3槽、及び取
    水パイプを経て排水口へ通じさせ、外筒内の空気を流入
    する水圧で上部空間から前記の間隙と通気孔とを経て開
    口部から外筒外に抜くように構成したことを特徴とする
    軟水兼浄水化装置。
JP10570985A 1985-05-17 1985-05-17 軟水兼浄水化装置 Pending JPS61263692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10570985A JPS61263692A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 軟水兼浄水化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10570985A JPS61263692A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 軟水兼浄水化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61263692A true JPS61263692A (ja) 1986-11-21

Family

ID=14414870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10570985A Pending JPS61263692A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 軟水兼浄水化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61263692A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103121761A (zh) * 2011-11-18 2013-05-29 上海开能环保设备股份有限公司 顺流再生式软净水一体机
JP2014100633A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Lixil Corp 浄軟水器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103121761A (zh) * 2011-11-18 2013-05-29 上海开能环保设备股份有限公司 顺流再生式软净水一体机
JP2014100633A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Lixil Corp 浄軟水器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880000292Y1 (ko) 정수기 및 정수기용 중공사막 여과모듀율
CN1020887C (zh) 轻便式净水装置
JPS5837036B2 (ja) 流体処理装置
JPS60220107A (ja) 浄水器
JPS61263692A (ja) 軟水兼浄水化装置
JPS5857998B2 (ja) 浄水器
WO2013105595A1 (ja) 浄水カートリッジおよび浄水器
JPS61263693A (ja) 軟水兼浄水化装置
JPS61263694A (ja) 軟水兼浄水化装置
JPS637353Y2 (ja)
JPH1094707A (ja) 浄水装置及び浄水装置の逆洗浄方法
JPH0742547Y2 (ja) 浴用浄水器
JPH01262983A (ja) 浄水器
KR200203209Y1 (ko) 연수기
JPH09267092A (ja) 浄水器の補助フィルタ装置
JP3647724B2 (ja) 浄水カートリッジ
KR100396904B1 (ko) 연수기
JPS6197095A (ja) 水道水浄水器の本体構造
JPH081155A (ja) 軟水装置
JPH0356310Y2 (ja)
KR200231557Y1 (ko) 연수기
KR200363664Y1 (ko) 필터를 구비한 연수통 구조
RU179678U1 (ru) Устройство для очистки воды
JP4620914B2 (ja) 浄水器用カートリッジ及び浄水器
JPH055994Y2 (ja)