JPS61261663A - スタ−タ - Google Patents
スタ−タInfo
- Publication number
- JPS61261663A JPS61261663A JP10287485A JP10287485A JPS61261663A JP S61261663 A JPS61261663 A JP S61261663A JP 10287485 A JP10287485 A JP 10287485A JP 10287485 A JP10287485 A JP 10287485A JP S61261663 A JPS61261663 A JP S61261663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- return spring
- drive shaft
- recess
- clutch inner
- pinion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はスタータに関し、特にシャフトとクラッチイン
ナとの間の防水構造に関するものである。
ナとの間の防水構造に関するものである。
従来のものは、日本電装公開技報、整理番号39−03
6 (発行日1985年1月15日)に示すように、ク
ラッチインナの端部内周側に凹部を形成し、この凹部に
シャフト外周と当接するシール部材を挿入して、カバー
でシール部材を押さえ、シール部材が抜は出ないように
している。
6 (発行日1985年1月15日)に示すように、ク
ラッチインナの端部内周側に凹部を形成し、この凹部に
シャフト外周と当接するシール部材を挿入して、カバー
でシール部材を押さえ、シール部材が抜は出ないように
している。
そして、クラッチインナとシャフトとの間に侵入しよう
とする水をシール部材で防いでいる。
とする水をシール部材で防いでいる。
ところが、上述した従来のものでは、クラッチインナに
シール部材が挿入される凹部を形成すると共に、シール
部材を保持するためのカバーが必要であり、工数および
部品点数が増加するという問題点がある。
シール部材が挿入される凹部を形成すると共に、シール
部材を保持するためのカバーが必要であり、工数および
部品点数が増加するという問題点がある。
内燃機関のリングギヤと噛み合うピニオンと、このピニ
オンを端部に保持すると共に、外周に突出部を有するシ
ャフトと、 このシャフトの外周にスプライン結合され、内周に凹部
を有するクラッチインナと、 前記シャフトの突出部と前記クラッチインナの凹部との
間に配置されるリターンスプリングと、このリターンス
プリングと前記凹部との間に配置され、前記リターンス
プリングにより、前記凹部側に押圧されているシール部
材と5 、 を有するスタータとすることである。
オンを端部に保持すると共に、外周に突出部を有するシ
ャフトと、 このシャフトの外周にスプライン結合され、内周に凹部
を有するクラッチインナと、 前記シャフトの突出部と前記クラッチインナの凹部との
間に配置されるリターンスプリングと、このリターンス
プリングと前記凹部との間に配置され、前記リターンス
プリングにより、前記凹部側に押圧されているシール部
材と5 、 を有するスタータとすることである。
リターンスプリングが収納されるクラッチインナの凹部
を利用して、シール部材をリターンスプリングと凹部と
の間にリターンスプリングのスプリング力により、保持
する。
を利用して、シール部材をリターンスプリングと凹部と
の間にリターンスプリングのスプリング力により、保持
する。
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図および第2図に示す第1実施例において、1はマ
グネットスイッチであり、このマグネットスイッチ1内
には、励磁コイル2がボビン3の外周に巻装されている
。そして励磁コイル2の外周には、ボビン3の一端面を
覆う断面りの字状のグランドプレート4が配置され、ま
た、他端面には、平面形状でかつ内径に穴を有する固定
鉄心5およびこの固定鉄心5に挿入され、絞め固定され
ている円筒状の固定鉄心6が装着されている。そして、
グランドプレート4、固定鉄心5.6は、励磁コイル2
の磁路となる。また、ボビン3の内側には、プランジャ
8が摺動可能に配置され、一端に絶縁部材11を介して
可動接点8aが、他端には、プランジャ8に対して摺動
自在にブツシュロッド8bが設けられている。13は、
可動接点8aの接点圧スプリングである。さらに、プラ
ンジャ8とブツシュロッド8bの一端との間には第1の
ドライブスプリング12が装着されている。そして、グ
ランドプレート4上には、リング状の絶縁プレート7上
で、かつ可動接点8aに対向する位置には、図示しない
L字状の固定接点が配置されている。また1、スイッチ
カバー15は、プランジャ8の軸方向の移動を規制し、
センタケース10の開口端を覆っている。
グネットスイッチであり、このマグネットスイッチ1内
には、励磁コイル2がボビン3の外周に巻装されている
。そして励磁コイル2の外周には、ボビン3の一端面を
覆う断面りの字状のグランドプレート4が配置され、ま
た、他端面には、平面形状でかつ内径に穴を有する固定
鉄心5およびこの固定鉄心5に挿入され、絞め固定され
ている円筒状の固定鉄心6が装着されている。そして、
グランドプレート4、固定鉄心5.6は、励磁コイル2
の磁路となる。また、ボビン3の内側には、プランジャ
8が摺動可能に配置され、一端に絶縁部材11を介して
可動接点8aが、他端には、プランジャ8に対して摺動
自在にブツシュロッド8bが設けられている。13は、
可動接点8aの接点圧スプリングである。さらに、プラ
ンジャ8とブツシュロッド8bの一端との間には第1の
ドライブスプリング12が装着されている。そして、グ
ランドプレート4上には、リング状の絶縁プレート7上
で、かつ可動接点8aに対向する位置には、図示しない
L字状の固定接点が配置されている。また1、スイッチ
カバー15は、プランジャ8の軸方向の移動を規制し、
センタケース10の開口端を覆っている。
そして、ドライブシャフト20は鋼球19を介して、ブ
ツシュロッド8bと同一軸上に配置され、ドライブシャ
フト20のブツシュロフト8b側には、鋼球19が挿入
される凹部20aが形成されている。そして、ブツシュ
ロッド8bの先端は、凹部20a内に配置されている。
ツシュロッド8bと同一軸上に配置され、ドライブシャ
フト20のブツシュロフト8b側には、鋼球19が挿入
される凹部20aが形成されている。そして、ブツシュ
ロッド8bの先端は、凹部20a内に配置されている。
また、鋼球19とプランジャ8との間には、プランジャ
8を戻すための第1のリターンスプリング18が配置さ
れている。
8を戻すための第1のリターンスプリング18が配置さ
れている。
ドライブシャフト20の凹部20aの外周には、ヘリカ
ルスプライン部20bが形成されると共に、突出部20
cが形成されている。また、ドライブシャフト20の端
部には、セレーション20dを介して、ピニオン23が
設けられており、このピニオン23は内燃機関のリング
ギヤ24と噛み合う。21はピニオン23のストッパで
あり、25は、ピニオン23とカラー26との間に装着
された第2のドライブスプリングである。また、ドライ
ブシャフト20の外周には、へりカルスブライン部20
bにスプライン結合したクラッチインナ27aが結合さ
れ、このクラッチインナ27は、両端をそれぞれベアリ
ング28を介して、ハウジング29おらびセンタケース
10に回動自在に保持されている。そして、ハウジング
29とベアリング28との間には、シール板22が挟持
されている。さらに、クラッチインナ27の内周には凹
入 部27が形成され、この凹部27aとドライブシ^ ヤフト20の突出部20cとの間には、ドライブシャフ
ト20を戻すための第2のリターンスプリング30が挿
入されている。そして、この凹部27aと第2のリター
ンスプリング30との間には、第3図(a)、(b)お
よび第4図に示すように、シール部材をなす鉄板31が
設けられている。この鉄板31は、凹部27aに当接す
る環状部31aと、この環状部31aの端面より内周側
に屈曲する円器部31bとから構成されている。また鉄
板31の円板部31bには、はぼ等間隔に径方向にスリ
ット31Cが形成され、円盤部31bが軸方向にたわみ
やすいようにしである。そして、円盤部31bの両側に
は、先端が鋭角となった環状の第1、第2のゴムリップ
32a、32bが焼付けて、装着しである。また、第1
、第2のゴムリップ32a、32bの先端は、それぞれ
左側、右側に屈曲して、ドライブシャフト20上に一接
している。そして、鉄板31は第2のリターンスプリン
グ30のスプリング力により、凹部27a内に保持され
ている。
ルスプライン部20bが形成されると共に、突出部20
cが形成されている。また、ドライブシャフト20の端
部には、セレーション20dを介して、ピニオン23が
設けられており、このピニオン23は内燃機関のリング
ギヤ24と噛み合う。21はピニオン23のストッパで
あり、25は、ピニオン23とカラー26との間に装着
された第2のドライブスプリングである。また、ドライ
ブシャフト20の外周には、へりカルスブライン部20
bにスプライン結合したクラッチインナ27aが結合さ
れ、このクラッチインナ27は、両端をそれぞれベアリ
ング28を介して、ハウジング29おらびセンタケース
10に回動自在に保持されている。そして、ハウジング
29とベアリング28との間には、シール板22が挟持
されている。さらに、クラッチインナ27の内周には凹
入 部27が形成され、この凹部27aとドライブシ^ ヤフト20の突出部20cとの間には、ドライブシャフ
ト20を戻すための第2のリターンスプリング30が挿
入されている。そして、この凹部27aと第2のリター
ンスプリング30との間には、第3図(a)、(b)お
よび第4図に示すように、シール部材をなす鉄板31が
設けられている。この鉄板31は、凹部27aに当接す
る環状部31aと、この環状部31aの端面より内周側
に屈曲する円器部31bとから構成されている。また鉄
板31の円板部31bには、はぼ等間隔に径方向にスリ
ット31Cが形成され、円盤部31bが軸方向にたわみ
やすいようにしである。そして、円盤部31bの両側に
は、先端が鋭角となった環状の第1、第2のゴムリップ
32a、32bが焼付けて、装着しである。また、第1
、第2のゴムリップ32a、32bの先端は、それぞれ
左側、右側に屈曲して、ドライブシャフト20上に一接
している。そして、鉄板31は第2のリターンスプリン
グ30のスプリング力により、凹部27a内に保持され
ている。
また、クラッチインナ27の外周には、ローラ33を介
して、クラッチアウタ34が装着されている。そして、
クラッチインナ27、ローラ33、クラッチアウタ34
で一方向性クラッチを構成している。また、クラッチア
ウタ34の外周には、ギヤ34aが形成され、このギヤ
34aには、ハウジング29およびセンタケース10に
回転自在に保持されたアイドルギヤ35が噛み合ってい
る。
して、クラッチアウタ34が装着されている。そして、
クラッチインナ27、ローラ33、クラッチアウタ34
で一方向性クラッチを構成している。また、クラッチア
ウタ34の外周には、ギヤ34aが形成され、このギヤ
34aには、ハウジング29およびセンタケース10に
回転自在に保持されたアイドルギヤ35が噛み合ってい
る。
スタータモータ36は、マグネットスイッチ1と並列的
に配置され、ヨーク37の内周に、アーマチュア38が
設けられている。このアーマチュア38のアーマチュア
シャフト39の先端には、ギヤ39aが形成され、この
ギヤ39aは、アイドルギヤ35に噛み合っている。
に配置され、ヨーク37の内周に、アーマチュア38が
設けられている。このアーマチュア38のアーマチュア
シャフト39の先端には、ギヤ39aが形成され、この
ギヤ39aは、アイドルギヤ35に噛み合っている。
そして、第1図、第2図、第3図(a)に示すスタータ
の非作動時には、ピニオン23の端面とクラッチインナ
27の端面とが当接しているので、ハウジング29とピ
ニオン23との間より水が侵入しても、クラッチインナ
27とドライブシャフト20との間に水が侵入するのは
非常に少ない。そして、もしクラッチインナ27とドラ
イブシャフト20との間に水が侵入していて、ドライブ
シャフト20上を沿って、マグネットスイッチ1側に入
り込もうとしても、鉄板31の第1のリップ32aがド
ライブシャフト20との間に押圧され、マグネットスイ
ッチ1側に入り込むのを防止する。
の非作動時には、ピニオン23の端面とクラッチインナ
27の端面とが当接しているので、ハウジング29とピ
ニオン23との間より水が侵入しても、クラッチインナ
27とドライブシャフト20との間に水が侵入するのは
非常に少ない。そして、もしクラッチインナ27とドラ
イブシャフト20との間に水が侵入していて、ドライブ
シャフト20上を沿って、マグネットスイッチ1側に入
り込もうとしても、鉄板31の第1のリップ32aがド
ライブシャフト20との間に押圧され、マグネットスイ
ッチ1側に入り込むのを防止する。
また、鉄板31の環状部31aが第2のリターンスプリ
ング30のスプリング力により、凹部27aに押圧され
、当接しているので、凹部27aと環状部31aとの間
からマグネットスイッチ1側に水が侵入することはない
。すなわち、スタータの非作動時には、クラッチインナ
27とドライブシャフト20との間に水が侵入する量が
わずかであり、第1のゴムリップ32aおよび第2のゴ
ムリップ32bとドライブシャフト20との間の接触圧
は少なめに設定することができる。
ング30のスプリング力により、凹部27aに押圧され
、当接しているので、凹部27aと環状部31aとの間
からマグネットスイッチ1側に水が侵入することはない
。すなわち、スタータの非作動時には、クラッチインナ
27とドライブシャフト20との間に水が侵入する量が
わずかであり、第1のゴムリップ32aおよび第2のゴ
ムリップ32bとドライブシャフト20との間の接触圧
は少なめに設定することができる。
前述の構成においてその作動を説明する。図示しないキ
ースイッチを閉じると、励磁コイル2に電流が流れる。
ースイッチを閉じると、励磁コイル2に電流が流れる。
そして、励磁コイル2の励磁磁束がグランドプレート4
、固定鉄心5,6の磁路を通り、プランジャ8を吸引す
る。また、第1のリターンスプリング18の設定荷重が
、ドライブスプリング34の設定荷重と同等以下のため
、プランジャ8が第1のリターンスプリング18を撓ま
して、ブツシュロフト8bと鋼球21との間の隙間だけ
移動する。その後、ブツシュロッド8bを介して、ドラ
イブシャフト20を前進させる。そして、ピニオン23
がリングギヤ22に当接し、第1、第2のドライブスプ
リング12.25を撓まして、プランジャ8の可動接点
8bが図示しない固定接点に当接する。また、この当接
により、スタータモータ36に電流が流れて、アーマチ
ュア38の回転をアイドルギヤ35を介して減速して、
ギヤ34a1クラツチアウタ34、ローラ33に伝える
。そして、減速させられた回転は、クラッチインナ27
、ドライブシャフト20を介して、ピニオン23に伝え
る。すると、ピニオン23とリングギヤ22とが噛み合
い、リングギヤ22を回転させて、内燃機関を始動させ
る。
、固定鉄心5,6の磁路を通り、プランジャ8を吸引す
る。また、第1のリターンスプリング18の設定荷重が
、ドライブスプリング34の設定荷重と同等以下のため
、プランジャ8が第1のリターンスプリング18を撓ま
して、ブツシュロフト8bと鋼球21との間の隙間だけ
移動する。その後、ブツシュロッド8bを介して、ドラ
イブシャフト20を前進させる。そして、ピニオン23
がリングギヤ22に当接し、第1、第2のドライブスプ
リング12.25を撓まして、プランジャ8の可動接点
8bが図示しない固定接点に当接する。また、この当接
により、スタータモータ36に電流が流れて、アーマチ
ュア38の回転をアイドルギヤ35を介して減速して、
ギヤ34a1クラツチアウタ34、ローラ33に伝える
。そして、減速させられた回転は、クラッチインナ27
、ドライブシャフト20を介して、ピニオン23に伝え
る。すると、ピニオン23とリングギヤ22とが噛み合
い、リングギヤ22を回転させて、内燃機関を始動させ
る。
ここで、スタータ作動時には、ドライブシャフト20に
固定されたピニオン23が、第5図に示すように、マグ
ネットスイッチ1により、前方へ突出する。すると、ピ
ニオン23とクラッチインナ27との間に隙間が生じて
、ハウジング29ととニオン23との間から、矢印の如
く、水、油等が多く入り込みやすくなり、クラッチイン
ナ27トドライブシヤフト20との間に多くの水が侵入
しやすくなる。
固定されたピニオン23が、第5図に示すように、マグ
ネットスイッチ1により、前方へ突出する。すると、ピ
ニオン23とクラッチインナ27との間に隙間が生じて
、ハウジング29ととニオン23との間から、矢印の如
く、水、油等が多く入り込みやすくなり、クラッチイン
ナ27トドライブシヤフト20との間に多くの水が侵入
しやすくなる。
また、第3図(b)に示すように、ドライブシャフト2
0が前進すると、第2のリターンスプリング30は、シ
ャフト20の突出部20cにより圧縮されて、このスプ
リング30のスプリング力が大きくなり、鉄板31の円
盤部31bが図中左方向にたわむ。そして、図中右側の
第2のゴムリップ32bとシャフト20との間の接触力
が強くなり、シール効果を増す。従って、クラッチイン
ナ27とシャフト20との間から水が侵入しても、第2
のゴムリップ32bで確実にシールを行うことができる
。
0が前進すると、第2のリターンスプリング30は、シ
ャフト20の突出部20cにより圧縮されて、このスプ
リング30のスプリング力が大きくなり、鉄板31の円
盤部31bが図中左方向にたわむ。そして、図中右側の
第2のゴムリップ32bとシャフト20との間の接触力
が強くなり、シール効果を増す。従って、クラッチイン
ナ27とシャフト20との間から水が侵入しても、第2
のゴムリップ32bで確実にシールを行うことができる
。
そして、スタータの非作動時には、第1のリップ32b
のシャフト20への押圧力を弱めに設定して、スタータ
が作動中には、第2のリップ32bのシャフト20への
押圧力を第2のリターンスプリング30で強くするよう
に設定することで、ピニオン23側からの侵入の最も大
きいとニオン23の飛出し時に、シール効果を大きくす
ることができる。また、スタータ非作動時には、第1の
リップ32aのシャフト20への押圧力を弱く設定する
ことができるので、従来のシール構造をもつマグネット
スイッチよりマグネットスイッチ1の初期の作動電圧を
小さく押さえることができ、マグネットスイッチ1を小
型化にすることも可能である。
のシャフト20への押圧力を弱めに設定して、スタータ
が作動中には、第2のリップ32bのシャフト20への
押圧力を第2のリターンスプリング30で強くするよう
に設定することで、ピニオン23側からの侵入の最も大
きいとニオン23の飛出し時に、シール効果を大きくす
ることができる。また、スタータ非作動時には、第1の
リップ32aのシャフト20への押圧力を弱く設定する
ことができるので、従来のシール構造をもつマグネット
スイッチよりマグネットスイッチ1の初期の作動電圧を
小さく押さえることができ、マグネットスイッチ1を小
型化にすることも可能である。
さらに、鉄板31を第2のリターンスプリング30とク
ラッチインナ27の凹部27aとの間に保持しているた
め、従来必要とされていたシール部材を保持するための
カバーを不要とすることができる。
ラッチインナ27の凹部27aとの間に保持しているた
め、従来必要とされていたシール部材を保持するための
カバーを不要とすることができる。
なお、上述した第1実施例では、シール部材として、鉄
板31と第1、第2のゴムリップ32a。
板31と第1、第2のゴムリップ32a。
32bを用いたが、第6図に示す第2実施例では、クラ
ッチインナ27の凹部27aと第2のリターンスプリン
グ30との間に、縦断面矩形状のゴムリング40を挿入
している。そして、スタータ非作動時には、ゴムリング
40の内周はドライブシャツ)40に対して、若干の力
で押圧している。
ッチインナ27の凹部27aと第2のリターンスプリン
グ30との間に、縦断面矩形状のゴムリング40を挿入
している。そして、スタータ非作動時には、ゴムリング
40の内周はドライブシャツ)40に対して、若干の力
で押圧している。
また、スタータが作動して、ドライブシャフト20が前
進して、第2のリターンスプリング30が縮んで、第2
のリターンスプリング30のスプリング圧が増して、ゴ
ムリング40を変形させる。
進して、第2のリターンスプリング30が縮んで、第2
のリターンスプリング30のスプリング圧が増して、ゴ
ムリング40を変形させる。
そして、ゴムリング40が内側に変形して、ゴムリング
40とドライブシャフト20との間の接触圧を大きくし
て、作動時に、シール効果を大きくすることができる。
40とドライブシャフト20との間の接触圧を大きくし
て、作動時に、シール効果を大きくすることができる。
以上述べたように本発明においては、シール部材を、リ
ターンスプリングを配置するためのクラッチインナの凹
部とリターンスプリングとの間に、リターンスプリング
圧を利用して保持したから、従来必要であるシール部材
を保持するためのカラーおよびシール部材を挿入するた
めの凹部が不要となり、部品点数の低減および工数の低
減を計ることができるという優れた効果がある。
ターンスプリングを配置するためのクラッチインナの凹
部とリターンスプリングとの間に、リターンスプリング
圧を利用して保持したから、従来必要であるシール部材
を保持するためのカラーおよびシール部材を挿入するた
めの凹部が不要となり、部品点数の低減および工数の低
減を計ることができるという優れた効果がある。
第1図は本発明スタータの第1実施例を示す部分断面正
面図、第2図は第1図におけるA部を拡大した縦断面図
、第3図(a)はスタータの非作動時における要部を拡
大した縦断面図、第3図(b)はスタータの作動時にお
ける要部を拡大した縦断面図、第4図は本発明スタータ
の鉄板およびゴムリップの正面図、第5図はスタータの
作動時の状態の要部を示す縦断面図、第6図は本発明ス
タータの第2実施例を示す縦断面図である。 20・・・ドライブシャフト、20C・・・突出部、2
3・・・ピニオン、2゛4・・・リングギヤ、27・・
・クラッチインナ、27a・・・凹部、30・・・第2
のリターンスプリング、31.32a、32b・・・シ
ール部材を構成する鉄板、第1のゴムリップ、第2ゴム
リツプ。 代理人弁理士 岡 部 隆 第4図 第5図 第6図
面図、第2図は第1図におけるA部を拡大した縦断面図
、第3図(a)はスタータの非作動時における要部を拡
大した縦断面図、第3図(b)はスタータの作動時にお
ける要部を拡大した縦断面図、第4図は本発明スタータ
の鉄板およびゴムリップの正面図、第5図はスタータの
作動時の状態の要部を示す縦断面図、第6図は本発明ス
タータの第2実施例を示す縦断面図である。 20・・・ドライブシャフト、20C・・・突出部、2
3・・・ピニオン、2゛4・・・リングギヤ、27・・
・クラッチインナ、27a・・・凹部、30・・・第2
のリターンスプリング、31.32a、32b・・・シ
ール部材を構成する鉄板、第1のゴムリップ、第2ゴム
リツプ。 代理人弁理士 岡 部 隆 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内燃機関のリングギヤと噛み合うピニオンと、このピニ
オンを端部に保持すると共に、外周に突出部を有するシ
ャフトと、 このシャフトの外周にスプライン結合され、内周に凹部
を有するクラッチインナと、 前記シャフトの突出部と前記クラッチインナの凹部との
間に配置されるリターンスプリングと、このリターンス
プリングと前記凹部との間に配置され、前記リターンス
プリングにより、前記凹部側に押圧されているシール部
材と、 を有するスタータ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10287485A JPS61261663A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | スタ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10287485A JPS61261663A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | スタ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61261663A true JPS61261663A (ja) | 1986-11-19 |
Family
ID=14339042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10287485A Pending JPS61261663A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | スタ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61261663A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0188071U (ja) * | 1987-12-02 | 1989-06-09 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413846A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-01 | Lucas Industries Ltd | Starting motor for internal combustion engine |
JPS5941334U (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-16 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | ゲストホスト型液晶表示装置 |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP10287485A patent/JPS61261663A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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