JPS61261447A - 亜鉛含有ダストよりの高純度硫酸亜鉛回収法 - Google Patents
亜鉛含有ダストよりの高純度硫酸亜鉛回収法Info
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- JPS61261447A JPS61261447A JP60104707A JP10470785A JPS61261447A JP S61261447 A JPS61261447 A JP S61261447A JP 60104707 A JP60104707 A JP 60104707A JP 10470785 A JP10470785 A JP 10470785A JP S61261447 A JPS61261447 A JP S61261447A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、製鉄工場で発生する高炉ダスト、転炉ダスト
、還元ペレット工場から発生するキルシダスト等の亜鉛
を含有するダスト、特にFe%Pb1C式アルカリ、ア
ルカリ土類金属等不純物をも含む亜鉛含有ダストより、
高純度硫酸亜鉛を回収する方法に関するものである。
、還元ペレット工場から発生するキルシダスト等の亜鉛
を含有するダスト、特にFe%Pb1C式アルカリ、ア
ルカリ土類金属等不純物をも含む亜鉛含有ダストより、
高純度硫酸亜鉛を回収する方法に関するものである。
製鉄所内で発生する亜鉛含有物、即ち上記したキルンダ
スト、高炉ダスト、転炉ダスト或は亜鉛メッキ時の廃液
スラッジ等の亜鉛含有物より亜鉛を回収する方法として
は、既に種々の方法が提案され、例えば湿式法として■
NaOH水溶液を接触させて亜鉛分をZn(OK)4
として溶解分離する方法。■亜鉛含有物にロダン廃液
を接触させてロダン亜鉛として回収する方法等があるが
、■の方法はNaOHが高価でかつNaの残留があり、
また■の方法はぎ除去が困難である等の難点があり、さ
らに乾式法としては一亜鉛含有物にコークス等の還元剤
を添加し還元揮発させて亜鉛を回収する方法があるが、
この場合らも還元揮発されるためらの除去が困難で回収
した亜鉛の純度が低いという難点がある。
スト、高炉ダスト、転炉ダスト或は亜鉛メッキ時の廃液
スラッジ等の亜鉛含有物より亜鉛を回収する方法として
は、既に種々の方法が提案され、例えば湿式法として■
NaOH水溶液を接触させて亜鉛分をZn(OK)4
として溶解分離する方法。■亜鉛含有物にロダン廃液
を接触させてロダン亜鉛として回収する方法等があるが
、■の方法はNaOHが高価でかつNaの残留があり、
また■の方法はぎ除去が困難である等の難点があり、さ
らに乾式法としては一亜鉛含有物にコークス等の還元剤
を添加し還元揮発させて亜鉛を回収する方法があるが、
この場合らも還元揮発されるためらの除去が困難で回収
した亜鉛の純度が低いという難点がある。
特に従来法では硫酸亜鉛結晶中にNa、K又はCFL。
狗等のアルカリ又はアルカリ土類金属の複塩化が起り、
また濁質微粒子(コロイド等)の混入もあった。
また濁質微粒子(コロイド等)の混入もあった。
本発明は、亜鉛含有物より亜鉛を回収するに際し、上記
の問題点特にFe、Pb、CJあるいはアルカリ又はア
ルカリ土類金属を含む亜鉛含有ダストより、高品質の純
度の高い硫酸亜鉛を効率的に回収することを目的とし、
種々実験研究を重ねた結果知見したもので、亜鉛含有ダ
ストを7〜10111/pz トtの水量でエアーによ
り撹拌洗浄後、分離した沈殿物に硫酸を滴下してpH8
,5〜6.9に保持した後、ポリ硫酸第二鉄〔Fe2(
OH) n (SO4)3−2 ) を加えエアーに
て撹拌後、温水又は水で洗浄し、固熔化したアルカリ又
はアルカリ土類金属の除去を図り、硫酸亜鉛との複塩化
を防止すると共に〔Fe2(■2〕 、CFe2 (O
H)) などの塩基性で高い陽電荷をもったイオンが
硫酸以外の陰イオン系又は濁質微粒子を中和吸着し、p
H2,5〜3.5に調整して硫酸添加による亜鉛抽出に
際し、不純物の混在を大きく軽減させ、爾後の脱Fe1
脱pb工程を容易にしたことを特徴とする亜鉛含有ダス
トよりの高純度硫酸亜鉛回収法又は上記方法により、塩
基性で高い陽電荷をもったイオンが硫酸以外の陰イオン
系又は濁質微粒子を中和吸着し、分離した沈殿物に硫酸
を添加しpH2,5〜3.5に調整して亜鉛抽出を行な
い、亜鉛抽出後の液に炭酸ソーダを加えてpI(4〜5
に調整し、酸化剤を加えて混合しFe をFe に
酸化せしめろ過して除鉄し、濾過液に亜鉛末を添加混合
して濾過液を濃縮晶析して硫酸亜鉛結晶として回収する
ことを特徴とする亜鉛含有ダストよりの高純度硫酸亜鉛
回収法を発明の要旨とするものである。
の問題点特にFe、Pb、CJあるいはアルカリ又はア
ルカリ土類金属を含む亜鉛含有ダストより、高品質の純
度の高い硫酸亜鉛を効率的に回収することを目的とし、
種々実験研究を重ねた結果知見したもので、亜鉛含有ダ
ストを7〜10111/pz トtの水量でエアーによ
り撹拌洗浄後、分離した沈殿物に硫酸を滴下してpH8
,5〜6.9に保持した後、ポリ硫酸第二鉄〔Fe2(
OH) n (SO4)3−2 ) を加えエアーに
て撹拌後、温水又は水で洗浄し、固熔化したアルカリ又
はアルカリ土類金属の除去を図り、硫酸亜鉛との複塩化
を防止すると共に〔Fe2(■2〕 、CFe2 (O
H)) などの塩基性で高い陽電荷をもったイオンが
硫酸以外の陰イオン系又は濁質微粒子を中和吸着し、p
H2,5〜3.5に調整して硫酸添加による亜鉛抽出に
際し、不純物の混在を大きく軽減させ、爾後の脱Fe1
脱pb工程を容易にしたことを特徴とする亜鉛含有ダス
トよりの高純度硫酸亜鉛回収法又は上記方法により、塩
基性で高い陽電荷をもったイオンが硫酸以外の陰イオン
系又は濁質微粒子を中和吸着し、分離した沈殿物に硫酸
を添加しpH2,5〜3.5に調整して亜鉛抽出を行な
い、亜鉛抽出後の液に炭酸ソーダを加えてpI(4〜5
に調整し、酸化剤を加えて混合しFe をFe に
酸化せしめろ過して除鉄し、濾過液に亜鉛末を添加混合
して濾過液を濃縮晶析して硫酸亜鉛結晶として回収する
ことを特徴とする亜鉛含有ダストよりの高純度硫酸亜鉛
回収法を発明の要旨とするものである。
添付する第1図の工程図を参照して本発明をさらに詳細
に説明する。
に説明する。
まず亜鉛含有ダストを7〜10 J/p−x ) (の
水量で、エアー曝気洗浄して静置し、水溶性不純物であ
るCI!、Na%に等を含む上澄水を中和処理し廃水す
ると共に、沈殿物に硫酸及び水を加えpH6,5〜6.
9に調整保持した上、ポリ硫酸第二鉄を加えエアー撹拌
を行なう。
水量で、エアー曝気洗浄して静置し、水溶性不純物であ
るCI!、Na%に等を含む上澄水を中和処理し廃水す
ると共に、沈殿物に硫酸及び水を加えpH6,5〜6.
9に調整保持した上、ポリ硫酸第二鉄を加えエアー撹拌
を行なう。
上記硫酸添加時にpH6,5〜6.9に調整するのはポ
リ硫酸第二鉄を使用するに最適条件を現出せしめるため
で、これにより固熔化されたアルカリ又はアルカリ土類
金属は、ポリ硫酸第二鉄を添加することにより、 xM″2oとyFe203に分離されx M40が溶出
し、Ca、Pb等は硫酸化合物となり不溶化する。
リ硫酸第二鉄を使用するに最適条件を現出せしめるため
で、これにより固熔化されたアルカリ又はアルカリ土類
金属は、ポリ硫酸第二鉄を添加することにより、 xM″2oとyFe203に分離されx M40が溶出
し、Ca、Pb等は硫酸化合物となり不溶化する。
硫酸第二鉄添加後エアー曝気し洗浄効果と水量の経済性
より7〜10 ’/pスト(の温水又は水で繰返し洗浄
し、複塩化を防ぐと共に〔Fe2(OH)z) 、[
Fe2(Off) 3 などのポリオキシ鉄の塩基性
で高い陽電荷をもったイオンが、硫酸以外の陰イオン(
例えばF−1cl!”−1SiO,−)及びコロイドイ
オン、ゲルイオン等の濁質微粒子を中和吸着し、後述の
硫酸による亜鉛抽出工程時の上記濁質微粒子の溶出を防
止し、硫酸亜鉛の純度は良好となる。上記洗浄後静置し
、上澄水は中和処理後廃水し、沈殿物に対しpH監視の
もとにpH2,5〜8.5で徐々に硫酸滴下を行なって
混合し、下記(1)式反応により亜鉛分を抽出する。
より7〜10 ’/pスト(の温水又は水で繰返し洗浄
し、複塩化を防ぐと共に〔Fe2(OH)z) 、[
Fe2(Off) 3 などのポリオキシ鉄の塩基性
で高い陽電荷をもったイオンが、硫酸以外の陰イオン(
例えばF−1cl!”−1SiO,−)及びコロイドイ
オン、ゲルイオン等の濁質微粒子を中和吸着し、後述の
硫酸による亜鉛抽出工程時の上記濁質微粒子の溶出を防
止し、硫酸亜鉛の純度は良好となる。上記洗浄後静置し
、上澄水は中和処理後廃水し、沈殿物に対しpH監視の
もとにpH2,5〜8.5で徐々に硫酸滴下を行なって
混合し、下記(1)式反応により亜鉛分を抽出する。
Zn+H2SO4+ZnSO4+H2−−−(11この
場合pH2,5〜3.5に調整するのはFe (OH)
aに中和吸着されているものを破壊し混合させず、また
Fe(OH)3を溶解させないためで、硫酸の代替とし
て塩化水素を用いることもできるが、Feの溶出が大と
なるので好ましくない。亜鉛抽出を行なったスラリーに
炭酸ソーダ溶液あるいは、苛性アルカリを添加しpH4
〜5に調整し、過酸化水素等の酸化剤を添加して下記(
2)式反応によりFeを酸化させる。
場合pH2,5〜3.5に調整するのはFe (OH)
aに中和吸着されているものを破壊し混合させず、また
Fe(OH)3を溶解させないためで、硫酸の代替とし
て塩化水素を用いることもできるが、Feの溶出が大と
なるので好ましくない。亜鉛抽出を行なったスラリーに
炭酸ソーダ溶液あるいは、苛性アルカリを添加しpH4
〜5に調整し、過酸化水素等の酸化剤を添加して下記(
2)式反応によりFeを酸化させる。
Fe + 3/2H202→Fe(OIF()a
”−(2)番 沈殿 上記除鉄においてpH4,0〜5.0に調整するのは、
不純物吸着のFe (OH)3の分離と亜鉛歩留向上の
見地に基くものである。
”−(2)番 沈殿 上記除鉄においてpH4,0〜5.0に調整するのは、
不純物吸着のFe (OH)3の分離と亜鉛歩留向上の
見地に基くものである。
上記(2)式によってFe及びその他の重金属を沈殿せ
しめて例えばフィルタープレス等のp過機で濾過し、濾
過ケーキは製鉄原料として回収し、濾過抽出液に、亜鉛
末(蒸留法で亜鉛蒸気を冷却して得られた亜鉛末、ブル
ーパウダーとも言う。金属亜鉛+酸化亜鉛の混合)を添
加混合して、F記(3)式によりイオン交換を起させる
。
しめて例えばフィルタープレス等のp過機で濾過し、濾
過ケーキは製鉄原料として回収し、濾過抽出液に、亜鉛
末(蒸留法で亜鉛蒸気を冷却して得られた亜鉛末、ブル
ーパウダーとも言う。金属亜鉛+酸化亜鉛の混合)を添
加混合して、F記(3)式によりイオン交換を起させる
。
十+
Pb + Zn −+ Pb + Zn
−=・”(31Φ 沈殿 上記(3)式反応により鉛を金属として沈殿せしめて、
除鉄の場合と同様濾過して脱鉛し、濾過ケーキには相当
量の亜鉛が含有されているため、原料ダストへ回収し、
濾過抽出液に減圧蒸気吹込を行なって濃縮し、急冷によ
り晶析せしめて硫酸亜鉛結晶を得るものである。
−=・”(31Φ 沈殿 上記(3)式反応により鉛を金属として沈殿せしめて、
除鉄の場合と同様濾過して脱鉛し、濾過ケーキには相当
量の亜鉛が含有されているため、原料ダストへ回収し、
濾過抽出液に減圧蒸気吹込を行なって濃縮し、急冷によ
り晶析せしめて硫酸亜鉛結晶を得るものである。
上記の如くして製造された硫酸亜鉛結晶は一般的に実施
される方法で亜鉛に精整される。
される方法で亜鉛に精整される。
第1表に示す成分のダスト500gに3500ryfの
水を添加し、20分4のエアー曝気撹拌による洗洗浄時
の上澄水は中和処理して廃水し、沈殿物に濃度63チの
硫酸を滴下しpH6,7に調整保持した後Fe2O3と
して10%濃度のポリ硫酸第二鉄を300ppm添加し
、1時間エアー曝気撹拌し、60℃の温水で20分/回
の洗浄を4回繰返した。洗浄用温水は3500m/z何
で、洗浄後1時間静置し、上澄水の約70’%(約24
50m/)を中和処理して廃水した。沈殿物の含有水分
は、 である。この沈殿物に対し濃度63%の硫酸をpH2,
5〜8.5の範囲で徐々に滴下し亜鉛抽出を行なった。
水を添加し、20分4のエアー曝気撹拌による洗洗浄時
の上澄水は中和処理して廃水し、沈殿物に濃度63チの
硫酸を滴下しpH6,7に調整保持した後Fe2O3と
して10%濃度のポリ硫酸第二鉄を300ppm添加し
、1時間エアー曝気撹拌し、60℃の温水で20分/回
の洗浄を4回繰返した。洗浄用温水は3500m/z何
で、洗浄後1時間静置し、上澄水の約70’%(約24
50m/)を中和処理して廃水した。沈殿物の含有水分
は、 である。この沈殿物に対し濃度63%の硫酸をpH2,
5〜8.5の範囲で徐々に滴下し亜鉛抽出を行なった。
この亜鉛抽出を行なったスラリーに2%濃度の炭酸ソー
ダを450g添加しpH4〜5に調整し、30チ濃度の
過酸化水素15gを添加してFeを酸化させ、その他の
重金属とともに沈殿せしめ、p過機により濾過し、濾過
ケーキ(亜鉛含有ダストの約47多量)は製鉄原料とし
て回収使用する。この分析値を第3表に示す。
ダを450g添加しpH4〜5に調整し、30チ濃度の
過酸化水素15gを添加してFeを酸化させ、その他の
重金属とともに沈殿せしめ、p過機により濾過し、濾過
ケーキ(亜鉛含有ダストの約47多量)は製鉄原料とし
て回収使用する。この分析値を第3表に示す。
除鉄した濾過抽出液に、亜鉛含有ダストのosesに相
当する亜鉛末(微粉の)を添加混合して鉛を金属として
沈下せしめた後、p過機により濾過し、濾過ケーキは原
料ダストとして回収(亜鉛含有ダストの約1.9チ量)
し、濾過抽出液は減圧蒸気吹込により濃縮し、急冷晶析
して硫酸亜鉛結晶を製造した。硫酸亜鉛結晶の分析値を
第4表に示す。
当する亜鉛末(微粉の)を添加混合して鉛を金属として
沈下せしめた後、p過機により濾過し、濾過ケーキは原
料ダストとして回収(亜鉛含有ダストの約1.9チ量)
し、濾過抽出液は減圧蒸気吹込により濃縮し、急冷晶析
して硫酸亜鉛結晶を製造した。硫酸亜鉛結晶の分析値を
第4表に示す。
第 4 表 (単位 チ)−“−′°二′
:、、、、瓜。二二二:ば上記第2〜4表における比較
例は、亜鉛含有ダストを7trl の水で20分
/回の撹拌洗浄及びイブストを 上澄水の排出を7回繰返し、その沈殿物に濃度63チの
硫酸をpH2,5〜3.5 の範囲で徐々に滴下し、
亜鉛を抽出し、抽出液に濃度1〜3チのNa2CO3溶
液を加えpH4〜5に調節後H20□を添加し、Feを
酸化させFe及びその他の微量重金属を沈殿物として濾
過し、p液に亜鉛末を添加し鉛を金属として沈殿濾過し
て除去後、該ろ液を濃縮晶析させて硫酸亜鉛の結晶を得
たものである。
:、、、、瓜。二二二:ば上記第2〜4表における比較
例は、亜鉛含有ダストを7trl の水で20分
/回の撹拌洗浄及びイブストを 上澄水の排出を7回繰返し、その沈殿物に濃度63チの
硫酸をpH2,5〜3.5 の範囲で徐々に滴下し、
亜鉛を抽出し、抽出液に濃度1〜3チのNa2CO3溶
液を加えpH4〜5に調節後H20□を添加し、Feを
酸化させFe及びその他の微量重金属を沈殿物として濾
過し、p液に亜鉛末を添加し鉛を金属として沈殿濾過し
て除去後、該ろ液を濃縮晶析させて硫酸亜鉛の結晶を得
たものである。
上記した本発明の効果は、実施例に示す第3表の抽出液
の分析結果から、比較例に比ベアルカリ又はアルカリ土
類金属及び陰イオン系元素の不純物が大きく減少してお
り、また第4表に示す硫酸亜鉛結晶の分析結果からして
も、硫酸亜鉛結晶中の不純物が比較法よりも少いことや
、EDXA分析結果及びX線回析分析における本発明法
と比較例との対比に明らかなように、アルカリ金属及び
アルカリ土類金属やFe等の不純物の固熔化が従来法(
第3図、第4図)に見られ、硫酸亜鉛結晶(ZnS04
・7H20)の純度は従来法の97.14%と純度が低
いのは、znSO4・Na2SO4・7H20及びム幻
4・K2SO4・7H20の複塩化が生じるためで、こ
れに対し、本発明法では前記の複塩化が生じないため9
9.74%と向上しており、本発明法が優れた効果を奏
するものである。
の分析結果から、比較例に比ベアルカリ又はアルカリ土
類金属及び陰イオン系元素の不純物が大きく減少してお
り、また第4表に示す硫酸亜鉛結晶の分析結果からして
も、硫酸亜鉛結晶中の不純物が比較法よりも少いことや
、EDXA分析結果及びX線回析分析における本発明法
と比較例との対比に明らかなように、アルカリ金属及び
アルカリ土類金属やFe等の不純物の固熔化が従来法(
第3図、第4図)に見られ、硫酸亜鉛結晶(ZnS04
・7H20)の純度は従来法の97.14%と純度が低
いのは、znSO4・Na2SO4・7H20及びム幻
4・K2SO4・7H20の複塩化が生じるためで、こ
れに対し、本発明法では前記の複塩化が生じないため9
9.74%と向上しており、本発明法が優れた効果を奏
するものである。
第1図は本発明方法の実施工程を示す系統図、第2図は
本発明のEDXA分析図、第3図は比較例におけるED
XA分析結果を示し、第4図は比較例に準じた製法によ
るEDXA分析結果を示す図である。
本発明のEDXA分析図、第3図は比較例におけるED
XA分析結果を示し、第4図は比較例に準じた製法によ
るEDXA分析結果を示す図である。
Claims (2)
- (1)亜鉛含有ダストを7〜10m^3/ダストtの水
量でエアーにより撹拌洗浄後、分離した沈殿物に硫酸を
滴下してpH6.5〜6.9に保持した後、ポリ硫酸第
二鉄〔Fe_2(OH)_n(SO_4)3−n/2〕
^4^+を加えエアーにて撹拌後、温水又は水で洗浄し
、固熔化したアルカリ又はアルカリ土類金属の除去を図
り、硫酸亜鉛との複塩化を防止すると共に〔Fe_2(
OH)_2〕^4^+、〔Fe_2(OH)〕^5^+
などの塩基性で高い陽電荷をもつたイオンが硫酸以外の
陰イオン系又は濁質微粒子を中和吸着し、pH2.5〜
3.5に調整して硫酸添加による亜鉛抽出に際し、不純
物の混在を大きく軽減させ、爾後の脱Fe、脱Pb工程
を容易にしたことを特徴とする亜鉛含有ダストよりの高
純度硫酸亜鉛回収法。 - (2)亜鉛含有ダストを7〜10m^3/ダストtの水
量でエアー撹拌後、分離した沈殿物に硫酸を滴下してp
H6.5〜6.9に保持した後、ポリ硫酸第2鉄〔Fe
_2(OH)_n(SO_4)3−n/2〕_mを加え
エアー撹拌後温水又は水で洗浄し、固熔化したアルカリ
又はアルカリ土類金属の除去を図り、硫酸亜鉛との複塩
化を防止すると共に〔Fe_2(OH)_2〕^4^+
、〔Fe_2(OH)〕^5^+などの塩基性で高い陽
電荷をもつたイオンが硫酸以外の陰イオン系又は濁質微
粒子を中和吸着し、分離した沈殿物に硫酸を添加pH2
.5〜3.5に調整して亜鉛抽出を行ない、亜鉛抽出後
の液に炭酸ソーダを加えてpH4〜5に調整し、酸化剤
を加えて混合しFe^2^+をFe^+^3に酸化せし
めろ過して除鉄し、ろ過液に亜鉛末を添加混合しろ過液
を濃縮晶析して硫酸亜鉛結晶として回収することを特徴
とする亜鉛含有ダストよりの高純度硫酸亜鉛回収法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60104707A JPS61261447A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 亜鉛含有ダストよりの高純度硫酸亜鉛回収法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60104707A JPS61261447A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 亜鉛含有ダストよりの高純度硫酸亜鉛回収法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61261447A true JPS61261447A (ja) | 1986-11-19 |
Family
ID=14387952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60104707A Pending JPS61261447A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 亜鉛含有ダストよりの高純度硫酸亜鉛回収法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61261447A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020094232A (ko) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | 문상우 | 전기로다스트로 황산아연을 제조하는 방법 |
KR100943200B1 (ko) | 2007-10-04 | 2010-02-19 | 서안켐텍 주식회사 | 전기로 더스트로부터 황산아연의 회수방법 및 그 장치 |
JP2020056089A (ja) * | 2018-10-04 | 2020-04-09 | Jfeスチール株式会社 | 鉄含有ダストの処理方法 |
CN111206158A (zh) * | 2020-03-02 | 2020-05-29 | 滦南丰淼环保科技有限公司 | 一种高炉布袋除尘灰资源化全利用的方法 |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP60104707A patent/JPS61261447A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020094232A (ko) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | 문상우 | 전기로다스트로 황산아연을 제조하는 방법 |
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