JPS61260217A

JPS61260217A - 自動車用防眩ミラ−

Info

Publication number: JPS61260217A
Application number: JP10284085A
Authority: JP
Inventors: Katsumitsu Kurihara; 栗原　功光; Akira Kikuchi; 晃菊地; Kunio Okazaki; 岡崎　邦男; Toru Tanabe; 徹田辺
Original assignee: Honda Motor Co Ltd; Stanley Electric Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd; Stanley Electric Co Ltd
Priority date: 1985-05-15
Filing date: 1985-05-15
Publication date: 1986-11-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、自動車用防眩ミラーに関するものである。

〔従来の技術〕

自動車のルームミラー等に適用できる防眩ミラーとして
、液晶を利用したものがある。

この液晶利用の防眩ミラーは、第６図に示すように高反
射率のミラーａ（例えばアルミニウム膜）の前面に液晶
すを設け、電圧を加えたり切ったりすることにより液晶
の光透過率を変化させ、防眩効果が得られるようにした
ものである。そして、昼間は（ロ）のように高反射率に
、夜間は（イ）のように後続車のヘッドライトの強い反
射光で目がくらまないように低反射率に、自動的に切り
替えて使用するようになっている。（−例としては、「
日経メカニカルＪ　１９８４，１１，１０　ｐ、５２　
）（発明が解決しようとする問題点）上記のような従来の防眩ミラーは、夜間、後続車のヘッ
ドライトを検知し、ミラー前面の液晶の光透過率を低下
させるので、この際ミラーを通して見える後方視界が悪
くなり、車の運転上不都合が生じた。

この発明は、前記の不都合を解消する目的でなされ、ル
ームミラー等に照射するヘッドライトの眩しさを防止す
ると同時に、ミラーを通しての後方視界を良好に保持で
きるようにした防眩ミラーを提供しようとするものであ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

、　　上記した従来の問題点を解決するために、この発
明は、ミラーの前面に配設された分割型液晶と、後続車
のヘッドライトを受光する光センサーと、この光センサ
ーに関連して設けられた光量及び光位置検出回路と、こ
の検出回路の信号により前記分割型液晶を駆動する液晶
駆動装置とを備えた手段を要旨とするものである。

〔作　用〕

前記分割型液晶のうち、後続車のヘッドライトが強く照
射した部分のみ光透過率を低下させて防眩し、他の液晶
部分は高反射率を保持させて良好な後方視界が得られる
ように作用させることができる。

〔実施例〕

以下、図示の実施例により、この発明を具体的に説明す
ると、１はミラ一本体であり、その前面に分割型液晶２
が配設され、図例では縦方向に仕切られて５等分され、
各別に通電して個別に駆動するようになっている。３は
光センサーであり、前記ミラ一本体１の下方に近接固定
され、第４図に示すようにライン光センサ−３ａと、こ
の前方に配設された集光レンズ３ｂとを備えている。集
光レンズ３ｂを設けたのは、ライン光センサ−３ａの受
光範囲を限定して、運転者Ａがルームミラー及び後部ガ
ラスＢを通して見る後方の視界の範囲に対応させるため
である。即ち、集光レンズ３ｂがない場合には、後方視
界が無限の範囲となる為、第３図に実線しで示すミラー
を通して見る後方の視界範囲と一致しなくなるが、集光
レンズ３ｂを配設することにより、受光範囲を実線りと
一致する領域（破線ρ）に限定し、結像することかで°
きるからである。

４は光センサ−３に関連して設けられた検出回路であり
、光センサ−３が受光したヘッドライトの光量及び光の
位置を検出できるようになっている。５は液晶駆動装置
であり、前記検出回路４の信号により、前記分割型液晶
の特定部分を駆動できるようにしである。

この発明に係る防眩ミラーは、上記のように構成され、
夜間に光センサ−３が後続車のヘッドライトを受光する
と、液晶全体が一律に光透過率を低下させるのではなく
、最も強く光が当たった液晶部分のみ光透過率を低下さ
せることにより防眩作用をなすと共に、液晶の他の部分
によりミラーを介しての後方視界を良好に保持すること
ができる。

第５図は、この発明の他の実施例を示すもので、ミラ一
本体１′の前面に配設される分割型液晶２′が横方向に
仕切られて等分割されており、光センサ−３′はミラ一
本体１′の側方に近接固定されている。この実施例の場
合も前記実施例と同様の作用・効果を期待することがで
きる。また、図示は省略したが、液晶を縦横に分割して
いわゆるマトリックス状にして実施することも可能であ
り、さらに前記縦又は横に分割するに際し、分割する数
は任意に設定することが可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、ミラ一本体の
前面に配設した液晶を分割し、光センサーの検知により
液晶を部分的に駆動して後続車のヘッドライト照射によ
る眩しさを防止するようにしたので、防眩効果と共に液
晶の他の部分による後方視界の確保が図れ、車線変更や
進路変更等を安全にでき、その効果はきわめて顕著であ
る。

また、この発明は自動車のルームミラーのみならず、サ
イドミラー等地のミラーにも適用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る防眩ミラーの正面図、第２図
は、この発明のシステム系を示すブロック図、第３図は
、ルームミラーを運転者が見た視界と光センサーの受光
範囲を示す説明図、第４図は、光センサーの概略斜視図
、第５図は、この発明の他の実施例を示す正面図、第６
図は、従来例を示すもので、（イ）は防眩作用、（０）
は高反射作用の状態をそれぞれ示す説明図である。１・・・ミラ一本体、２・・・分割型液晶、３・・・光センサ−，３ａ・・・ライン光センサ−，３ｂ・・・集光レンズ、４・・・検出回路、５・・・液晶駆動装置。特許出願人　　本田技研工業株式会社同　　　　スタンレー電気株式会社１五；＝コ第１図第２ＷＪ第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ミラーの前面に配設された分割型液晶と、後続車
のヘッドライトを受光する光センサーと、この光センサ
ーに関連して設けられた光量及び光位置検出回路と、こ
の検出回路の信号により前記分割型液晶を駆動する液晶
駆動装置とを備えたことを特徴とする自動車用防眩ミラ
ー。
（２）前記光センサーは、ライン光センサーと、このラ
イン光センサーの前方に配設された集光レンズとから構
成されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
自動車用防眩ミラー。