JPS61259742A - 混合,混練機 - Google Patents

混合,混練機

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JPS61259742A
JPS61259742A JP60099712A JP9971285A JPS61259742A JP S61259742 A JPS61259742 A JP S61259742A JP 60099712 A JP60099712 A JP 60099712A JP 9971285 A JP9971285 A JP 9971285A JP S61259742 A JPS61259742 A JP S61259742A
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Shirou Suehisa
末久 史朗
Hideki Kajiwara
秀樹 梶原
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JOTO KAGAKU KOGYO KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/27Mixers with stator-rotor systems, e.g. with intermeshing teeth or cylinders or having orifices
    • B01F27/271Mixers with stator-rotor systems, e.g. with intermeshing teeth or cylinders or having orifices with means for moving the materials to be mixed radially between the surfaces of the rotor and the stator
    • B01F27/2712Mixers with stator-rotor systems, e.g. with intermeshing teeth or cylinders or having orifices with means for moving the materials to be mixed radially between the surfaces of the rotor and the stator provided with ribs, ridges or grooves on one surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F2025/91Direction of flow or arrangement of feed and discharge openings
    • B01F2025/912Radial flow

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11上坐■亙立互 本発明は性能の優れた混合、混練機に関するものである
およびその 近年、省資源、公害防止が叫ばれ、廃プラスチックや製
材時に生じる木粉、あるいはスラッジ等の有機、無機粉
粒物等廃棄物の有効利用が望まれている中で、上記有機
、S機粉粒物を廃プラスチックの充填材として混入、建
材等に用いることが研究されている。このとき多量の充
填材の混入を可能にするために充填材を高温に予熱する
方法を本発明者等は先に提案しており(特公昭50−1
7214号、同50−17215号、同52−8857
号、同52−39060号公報参照)、この方法におい
て廃プラスチックと充填材の混合、混練は押出機、ロー
ルまたはニーダ等の混練装置を用いて行っていたが、混
合、混練が十分でなく均一分散が為されず、また原料投
入から生成物取出しまでの混合、混練時間が数分と長く
、また前記のように多量の充填材の配合物を混練する場
合、特に押出機では焼着を生じ装置が動かなくなって混
練不能になってしまうという欠点があった。そして従来
から固形物同志の混合に用いられているバンバリーミキ
サ−、ヘンシェルミキサーや二軸押出機のような押出機
を応用した連続混練も試みてみたが、さほどの効果があ
がらず、また一般的番;いっても固形物同志の混合にお
いて分散の均一性を計ることは非常に難かしいものであ
った。
本発明者は固形物同志の混合、特に充填材と廃プラスチ
ックとの混合を効果的に行い得る装置として、先に1表
面に溝を設けた2個の板状物を該表面同志が向い合うよ
うに重ね合わせたものからなり1重ね合せた2個の板状
物の表面間に通ずる原料投入口を有し、2個の板状物の
少なくとも一方を回転可能にしてなる、混合、混練機を
提案しているが(特開昭5g−228928号、特願昭
59−25164号)、この装置を用いて、特にプラス
チックと粉粒状物を混練する際、混練は非常に効率的に
行われたが、その生成物の回収が大変難−かしいことが
判明した。
というのは、生成物が餅状のねつとりしたものであり、
この場合、液体や粉体と異って、回収は傾斜等の重力に
依存する方式であるため、移動の途中で表面温度が下が
って固化したり、機器に容易に付着して動かなくなった
り、又、生成物同志がくっついてダンゴ状になったりす
ることがある。
又、その粘度も非常に範囲が広く、液体に近いものから
固体に近いものまで、全て含まれるため、それぞれに対
応するのが難かしい。特にプラスチック類の混練のとき
にはプラスチックが温度により、大きく又短時間にその
粘度を変化させるため、その影響が特に大きい。
−を  するための 本発明は、上記混練機における生成物の回収を容易にす
べく鋭意研究の結果、特定の回収手段を設けることによ
り前記問題点が解決できることを見出し、本発明に到達
したものである。即ち、表面に溝を設けた2個の板状物
を該表面同志が向い合うように重ね合わせたものからな
り、2個の板状物の表面間に通ずる原料投入口を有し、
2個の板状物の少なくとも一方を回転可能にしてなる混
合、混練機において、一方の板状物の周囲に、くり抜き
部を有する混練生成物回収リングを設けてなる混合、混
練機に関し、板状物の周辺から吐き出された混練物は回
収リングくり抜き部にたまり、他方の可動板状物の回転
により移動させられ、排出部より排出されるのである。
本発明の混合、混練機についてその一例を示す添付の図
面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の混合、混練機の一部切欠き側面図であ
る。第1図において、1は支持フレームで、その中央部
開口にスリーブ部材2が挿通している。スリーブ部材2
は支持フレーム1にネジ3により固着している。スリー
ブ部材2には回転心棒4がその軸を中心として回転可能
に受けられている。5及び6はベアリングである。心棒
4の下端にはスプロケット7が固着され、チェーン(図
示せず)の駆動によりスプロケットは心棒4と共に回転
する。
心棒4の上端部は横方向に拡大しており、ここに下部支
持板8がネジ9により固着されている。
又、この支持板8には下部作動板状物10がネジ11に
より固定されている。従って、スプロケットチェーン機
構の作動により下部作動板状物lOは回転する。
支持フレーム1には複数の支持棒12が垂直に設けられ
ており、その上端に、上部フレーム13が水平に固定さ
れている。支持棒12の上端は段をつけて細くなってお
り、ここにネジ部が形成されネジ14が挿入されている
。この段部の上面15は上部フレーム13を係合支持し
、上部フレーム13はナツト16により固定されている
。上部フレーム13は、上部支持板19がネジ20によ
り取付けられ、又、この支持板19に上部作動板状物2
1が固定されている。上部作動板状物21は下部作動板
状物10と所定のスペースをもって相対面しており、こ
の間隙は下部作動板状物10の回転中も一定に保持され
る。この間隙は、支持棒12の段部上面15にスペーサ
ー(図示せず)を設けることにより適宜調節可能である
上部作動板状物21.上部支持板19及び上部フレーム
13にはそれぞれ1つもしくは2つ以上の貫通孔23,
24.25が設けられており、1つもしくは2つ以上の
原料投入口22が形成される。斯くして、上及び下部作
動板状物21.10の間のスペースはこの投入口22に
よって外部と連通している0M料投入口は脱気孔として
も機能し、原料中に含有されているガスや混練中に発生
する水蒸気等が排出される。なお、投入口には、必要に
応じエアシリンダーやスクリューコンベヤー等を設置し
て、原料の供給を容易ならしめることができる。
板状物10.21により混合、混練された原料は、その
周縁部より排出されてくるが、この混練生成物は、上部
固定板状物21にボルト穴35を通じてボルト33によ
り固定されている混練生成物回収リング(以下、回収リ
ングという)32の内側のくり抜き部36にためられる
。下部作動板状物10は回転しているから、その回転に
沿って混練生成物が回収リング32内を移動し1回収ジ
ャケット26に送られる。回収ジャケット26は下部支
持板8の外側に、支持フレーム1に固定されて設けられ
ている。
回収リング32は第3図に示す様に、そのくり抜き部の
断面形状が平面状〔第3図(a)〕からそのくり抜き度
を増加させたくり抜き部36〔第3図(b)、(c))
を有するように変化している。平面状の部分〔第3図(
a)〕は、即ち刃状であるが、この部分は第1図の平面
図たる第2図でいうと34、即ち回収ジャケット出口部
分26aに対応する位置となっている。生成物チャージ
部分たるくり抜き部36は、刃状部34のすぐ後方では
第3図(b)に示すように比較的小さく、回収ジャケッ
ト出口部26aの開始部に対応した回収リング出口37
に近づくにつれて第3図(e)のように広くなる形をと
ると生成物の移動がスムーズで好ましい。
広がり方は連続的に徐々に変化するのが好ましいが、段
階的に不連続に変化してもよい、くり抜き部36の形は
生成物が滞留しない形状であれば特に制約はないが1円
の一部を構成するような曲面のものが好ましい。
板状物周縁部から押し出された生成物は回収リング32
のくり抜き部3まためられ、下部作動板状物10の回転
に伴って回収リング32内を移動し、回収リング出口3
7より回収ジャケット出口26a八と押し出される。こ
の出口37より出てきた生成物は上記回収リング32の
刃状部34でも掻き取られ1回収ジャケット出口部分2
6aに落ちる。
この回収リング32は下部作動板状物10及び下部支持
板8に直接液することなく離れている。
その間隔は0.1〜5 m/+m位である。間隔が狭い
と回転部10並びに支持板8との間で接触して焼付を起
こすし、逆に広すぎるとそのすき間より生成物がジャケ
ット26にもれて落ちる。
回収リングの大きさは混練機の大きさに合わせて適宜変
換可能であり、くりぬき部の大きさも必要に応じて適宜
に変えることができる。
この回収リングは投入されるプラスチック原料のMI(
melt  flow  rateニ一定溶融温度での
流動性の指標、値が大きい程、流れ易い)により、又、
混合される充填材との比率により混練された生成物の性
状が異なり、単一の装置では全てをカバーしきれない点
を考慮して提案されたものであり、これによりほとんど
全ての生成物が回収ジャケットの出口部分26aに集ま
り、回収が容易である。仮にそのごく一部が回収リング
32と支持板8とのスキ間よりジャケット26に落ちた
としても、ジャケット26に出口側を下方としてたとえ
ば3〜20’傾斜をっけ、又ジャケット26の一部に振
動機等を取りつけてジャケット26全体を振動させてや
れば容易に回収が可能である。その際、ジャケット26
の取付部28はスプリング等を介在させて取り付けた方
が支持フレーム1への振動を少くでき、又ジャケット2
6自体が大きく振動するため、生成物を出口側へ送り出
すには都合が良い、  − 又下部支持板8は回収リング32の下方では比較的薄く
なっており、ジャケット26の内環部がその下方にセッ
トされる。これは回収リング32と支持板8のスキ間よ
り万一もれ出た生成物が支持板8の外周縁に付着し難く
するためである。
また回収ジャゲット26には必要に応じて冷却水等を通
してもよく、必要に応じ冷却することにより溶融した生
成物が付着することもなく、回収が容易である。
回収ジャケット26の出口部分26aはすベリ台のよう
な傾斜部となっているが、これを射出機。
押出機の原料入口部に接続したり、造粒機し;接続した
りすることもできる。
なお31は原料投入口22及び作動板状物間のスペース
中の原料を間接加熱するための加熱手段であり、その数
は1個以上の適当なものとすることができる。また加熱
手段はこの他、上部支持板19の周縁に加熱ベルトを1
atプるもの等、種々の形態をとることができる。
上記板状物の形状としては通常、円板力を用塾4られる
。板状物の厚さは通常の板の範梼シ;属するもの以外に
も、混合、混練の機能を果たすものであればどのような
範囲のものも選ぶことができる。
表面に設ける溝としては後述のように多数の溝を種々の
態様に設けたり、レコードの様に1本の溝を連続して設
けることもできる。また板状物番より)くつかのセグメ
ントに分割することもでき、分割は3〜12が一般的で
あるが、それ以上とすることもできる。2個の板状物の
間に番よ、原料投入口に通ずる特別の形の間隙を設番す
てもよ髪1し、単に板状物の間に間隙を設けるだ1tで
もより1.211の板状物の表面は平面の他、2個の板
同志が互いに嵌合し合う形ならば、凹、凸や波形等1曲
面又は角面のものも用いることができる。
第4図(a)及び(b)はそれぞれ板状部材10.21
の作動表面を示す外観図であって、円板プレートを用い
た例を示す、符号38で示したのは溝であって、その断
面形状はV、U、台形等任意である。上部円板2′1の
作動表面は6本の半径方向に等角度にのびる溝により6
個のセグメントに分割され、各セグメントは半径方向に
のびる溝と平行な溝が複数設けられている。なお1つの
セグメントにおける平行溝は両側の隣接するセグメント
における平行棒とは平行にならないよう形成されている
。下部円板10の作動表面し;も同様な溝38′が形成
されている。
なおセグメント同志を互いに取外し可能にすることによ
り、操作中にあるセグメントに破損が生じた時、その部
分だけを交換すればよく、゛経済的である。
上記した如き下、上部板状部材10.21を間隔、好ま
しくは0.2〜2 m m程度の間隔をもって1通常、
IIを有する作動表面が平行になるよう対向せしめる。
なお、第4図(a)において23′で示したのは貫通孔
23に通ずる、作動表面に設けた円孤状の凹部であり、
原料投入口22からフィードされた原料を板状部材10
.21の作動面により形成される作動域への原料供給を
容易ならしめるものである。
原料は作動域において混練を受ける。即ち、下部板状部
材10の回転により、その作動表面は上部板状部材21
の作動表面と相対運動が維持され、面表面に設けた$1
138.38’は互いにクロスすることから1M料に対
しせん断力が作用し混練が促進される。
溝のパターンは第45i1(a)、(b)に示したもの
が混練性能の点で特に好ましいが1本発明はこれに限る
ものでなく、第5図(a)〜(f)に模式的に示したよ
うなパターンを用いてもよい、なお第5図(a)〜(f
)においては、上部側を示すものとし、原料フィード孔
、排出部等は省略した。又、これと組合わせる下部作動
表面は同一パターンのものが通常使用されるが、異なる
ものを使用してもよい、又1図中、同一部材は同一符号
を用いた。
第5図(a)においては溝38は互いに平行に形成され
ている。第5図(b)においてはほぼ放射状に形成され
ている。この場合、回転により遠心力を受けた原料の排
出性は高い、第5図(C)〜(e)は第4図のものの変
形例で、それぞれ3,4及び8セグメントに分割された
以外は第4図のものと同様である。第5図(f)は第4
図と第5図(b)を組み合わせたもので、中心部に第4
図のパターンの溝を設け、その周囲に環状の溝のない部
分39を設け、更にその周囲の環状部に第5図(b)の
如゛き放射状に角1度をもたせた溝パターンを形成した
ものである。この場合、中間環状部39は堰として機能
し、この堰によって溶融温度の高い樹脂でも練りが効き
、また溶融しにくいもの、溶融しないものでも堰によっ
てつぶされ、混練が促進される。更に中央部では練り、
外周部では排出と役割を分担でき、効果的な混練が行な
われる。即ち。
中間部39による排出性の低下がその外側の溝パターン
により補なわれる。中間環状部39は上、上作動表面の
いずれか一方に設けるだけでもよいし、南方に設けても
よい、又、後者の場合、環状部39が対向するよう設け
るのがよい、又、堰は外周部に設けることもできる。な
お、溝パターンは上記に限らず、上、下表面の溝同志が
回転中クロスできれば1例えば渦巻状のものでもよい。
溝については、上記のような連続した溝の他に。
溝が切れた不連続のものでもよく、連続した酵と不連続
の溝を自由に組合わせることができる。又。
溝の数も自由に選択できることは言うまでもない。
溝の深さ、巾、溝間隔は原料の種類、形状により変わる
が、一般には溝の深さく最深部)0.5〜5層層、巾1
〜1〇−腸、W1間隔は溝巾の通常0゜1〜lO倍、好
ましくは0.5〜4倍である0作動面の面積は板状部材
10.21の大きさにほぼ等しく、装置が大型になれば
大きくなる。材質としては鉄、スチール等が通常用いら
れるが1作動面の摩耗が激しい場合は耐摩耗性金属やセ
ラミック等をコーティングすることもできる。上、下板
状部材10.21の作動面は通常平行となるが、面間隔
を中心部で広くシ、外周部で狭めてもよい。
又、以上の例では両件動面を実質的に平担としたが、こ
れに限らず、第6図(a)〜(g)に例示するごとく、
互いに嵌合し、且つ相対運動(図示の例では回転)し得
るような形状としてもよい、この場合1作動域の面積は
、同一径の平担状のものよりも広くなり、混練性能が高
まり、又、形状により溝パターンとは別に、混練物の排
出性を調節、できる、なお第6図(a)〜(g)図にお
いては溝の図示は省略した。
本発明装置を用いて混練する原料は粉砕物状、粒状の他
紙状、繊維状、フィルム状等、投入口より投入可能な寸
法であれば、どのような形態でもよい、原料としては混
合、混練、造粒を必要とするほとんど全ての業種に適用
できる0例を挙げると化学の分野では特性の具なるプラ
スチック同志の混練、プラスチックと他の配合剤の混練
、マスターバッチ顔料1食品の分野ではかまぼこ、ちく
わの練り、麺類の練り込み、廃棄物処理では農業用ポリ
エチレン、農業用塩化ビニルの処理(フィルムのまま、
泥、土等の付着筒)、漁網(蛎殻等付着可)等がある。
化学分野の中で前記の廃プラスチックと有機、無機充填
材の混合においてはプラスチックは熱可塑性、熱硬化性
いずれでもよく。
充填材としても種々のものが用いられる。それらの例を
挙げると熱可塑性樹脂としてはポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS、ポリ
エステル、ポリアミド等汎用のものが、また熱硬化性樹
脂としてはエポキシ樹脂、ポリエステル、尿素樹脂、フ
ェノール樹脂、シリコーン樹脂等が用いられ、これらの
廃棄物も用いることができる。
プラスチック原料の粒径としてはパウダー状の0.1m
mから粗粉砕物状の約105m位のものまでなら通常の
装置にて可能であるが1M料投入口を大きくシ、板状部
材の円孤状の凹部23を大きく取ってやれば、より大き
な形状のものモも可能である。すなわち後記減容機とし
ての展開の可能性からも判るように、フィルムや発泡品
あるいはビールのプラスチック容器やビールびんのケー
スをそのまま投入することも、装置を大型にし、投入口
にシリンダーやスクリュー等を設けて押し込んでやれば
可能である。
また充填材としては木粉等の有機粉粒物、スラッジ(重
油灰等)、スラッジ、石粉、タルク、シリカ、カーボン
ブラック、ガラス粉末、その他通常の無機充填材が用い
られ、これらは各々単独または併用して雨いられる。更
に必要に応じて他の添加剤1例えば着色剤、安定剤等を
添加することもできる。
プラスチックと充填材は混合した後、原料投入口22に
供給することもできるが、好ましくは別々に2つの投入
口から供給する。この場合、プラスチックを回転中心側
に設けた投入口、充填材を外周側に設けた投入口から供
給すると両者の混合均一性が高まり、好ましい。
プラスチック及び充填材はヒーター31により100〜
400℃に設定された本混合、混練機に原料投入口より
供給され1作動域で両者は混練される。混練による摩擦
熱とヒーター31の熱により、原料はプラスチックの融
点以上で融点プラス10〜100℃に加熱され、混練が
行なわれる。
温度が低いと混練が不十分で均一な組成物とならないの
で、餅様の均一な組成物となるような温度に設定するの
が好ましい、混練物は排出口から排出され、溶融状態の
まま押出機等、次の工程へと導かれる。
又、特に混練を必要とせず、混合のみに使用したい場合
にはヒーター等の加熱装置を使用する必要はない。
1、本発明の混練生成物回収リングを設けることにより
、投入される原料の種類、混合物の比率等によって異な
った性状を有す生成物全般について、その回収を容易に
することができ、粘度の高い混練生成物の回収を極めて
容易に為し得る。
またこの他1表面に溝を設けた一対の板状部材の組合せ
からなる混合、混練機特有の下記の効果をも奏すること
は言うまでもない。
2、従来の混合、混練機に比べ原料投入がら混練物が出
てくるまでの時間が5〜30秒と非常に短いので、分解
し易い原料1例えば塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、
木粉等をも用いることができる等、非常に広い巾での材
料の選択が可能である。
3、混合分散性が極めてよい。
4、内部にガスを含んだ原料でも原料投入口より脱気す
るため残留ガスのない混練物ができる。またホッパー(
[斜設入口)とは別の場所にベントロを設けることによ
り、より完全に脱気が可能である。また吸水性のあるも
のや水分を含んだものも同様の理由から用いることがで
きる。
5、充填材を多量に混合する場合でも短時間で混練でき
、特に原料投入口を各原料毎に設けた場合スリップも少
なく効果的に混練できる。また後者の場合、前もっての
ブレンドの必要もなく直接原料を投入できる。充填材の
投入口は樹脂の投入口より少し外周に近い方が、溶けた
樹脂が充填材を上下より、いわばサンドインチ状に取り
込んでぃき食い込みが良く、少しのせん断力で容易に混
練できる理想に近い状態になるため好ましい。
6、投入口より投入しづらいものは投入口に押込み用の
シリンダーまたはスクリュー等を取り付けることにより
容易に食い込ませることができる。
7、減容機としての展開も可能でフィルムや発泡製品の
処理ができる。
8、混練に必要な部分の面積が小さいため、処理能力に
比べ大変コンパクトな装置となり設置スペースが小さく
て済む。
9、円板等の板状物をいくつかのセグメントから、9 
     なる形とした場合、異物のかみ込み等の際の
補修がその部分だけで済むので、補修が容易である。
10、射出機、押出機等のホッパー口の上に本混練機を
設置することにより、混合、混練された材料の押出成形
、射出成形が可能であるが、従来の方式に比して溶融さ
れた原料を直接投入できるため、材料の可塑化に必要な
動力が不要であり、またヒーター等による昇温も不要で
あって、成形に必要な動力だけで済み、また圧縮比の小
さなスクリューでよく、L/Dも小さくて済み、コンパ
クトな成形機でよい。
11、第5図(f)の様に溝が外周まで直接つながって
いないものでは溝のない部分が堰となり(この図の例で
は6分割の溝と放射状の溝との間)この堰によって湧融
温度の高い樹脂でも練りが効き、また溶融しにくいもの
、溶融しないものでも堰によってつぶされ、固形のまま
出てくることはない。
更に中央部では練り、外周部では排出と、役割を分担で
き、効果的な機械設計ができる。
去1■ 以下に実施例を挙げて本発明装置について更に詳しく説
明する。
実施例1 本発明の回収リングを設けた円板型混練機において、混
練材料としてMIの異なるポリプロピレン(p p)丸
ペレットを用いて混練した結果を第1表に示す、混練部
の円板径450mm、円板厚25mm、溝断面形状は3
Rの半円タイプ、6分割、溝本数17本である0回収リ
ングは断面で高さ45mm、幡25mm、<り抜き部は
出口に近づくにつれて大きくなり、IORの半円である
該装置は動力11kW、回転数23rpmであり、装置
設定温度は240℃、吐出量は30kg/Hである。
又、比較例として回収リングの代りに、回収ジャケット
出口部分26a付近に刃状の回収部材を取り付けた場合
を併記する。
なお1本発明、比較例とも周縁部に隣接して回収用ジャ
ケットを配置しており、これは傾斜して  惰いて、下
方が開口部となり、振動機も取り付けである。
第1表から判るように回収リングのある場合に  味は
1通常使用されるPPグレードの中で下限に近いMI=
0.7から上限に近いMI=25まで全て容易に回収で
きる。しかし、比較例に示すよう。
に単に一部に刃状治具(ブレード)を取り付けただけで
はMIが高い場合は比較的容易であるが、MIが低いと
粘度が高くなり、ブレードの裏側へ回り込んだり周囲に
落ちる場合が増え、回収が難かしい。
実施例2 実施例1と同じ回収リングを設けた円板型混練機におい
て、混練材料としてMIの異なるポリプロピレンベレッ
トと炭酸カルシウム粉を用いて混練した結果を第2表に
示す、比較例は実施例1における比較例同様、刃状の回
収部材を取り付けた場合である。装置設定温度は240
℃であり、配合比は(PP/炭カル)=37/63(重
量)である。
第2表より判るように、炭酸カルシウムを多量に配合し
た場合でも回収リングを使用すると、PPのMIの違い
に関係なく100%回収できる。
一方、単に刃状回収部材を設置しただけではMIが低い
ものとか、充填材の配合比率の高いものとか、処理量を
増すとかすると回収が不十分となる。
その場合でも、未回収のものは隣接のジャケット内(水
冷)に落ち込み、その傾斜並びに振動により下方出口へ
移動するが、それが少量の場合は対応できても落ち込む
量が増えてくると1表面より冷却、固化したりして環状
容器に沿った移動が難かしくなってくる。
それに対し本発明では回収リング部にて回収でき、ジャ
ケットへの落下はほとんどない。仮°にこの例示より粘
度が上下したり、処理量が増え、その一部がジャケット
へ落ち込んだとしても、本回収リングと下部回転円板と
の隙間からはごく少量しかもれ出さないので、隣接ジャ
ケットにて十分回収できる。
又、本回収リングを使用すると、そのリング内でも混練
がなされるため、MIが低い樹脂とが。
充填材の配合比率が高い場合とかで混練の難かしい場合
でも十分な混練物が得られる。
実施例3 実1施例1と同じ装置において混練材料として再生PP
ペレット(MI=8)と炭酸カルシウムを用いその配合
比率をかえて試験した結果を第3表に示す、設定温度は
240℃であり1重合配合比mは充填材/プラスチック
の割合である。
多く、又その回収は生成物が餅状のため容易でない場合
が多いが、練り9回収状況についても全て問題はなかっ
た。第3表に示す通り混練能力約80kg/Hのときl
m=4といった高配合も可能であり、その時の混練物温
度、モーター負荷も高配合になるにつれて多少、上昇す
る程度である。
実施例4 実施例1と同様の装置を用いてプラスチック及び充填材
の種類を変えて混練した結果を第4表に示す0回転数は
23rpmである。
第4表に示すように融点の高い6ナイロン(融点225
℃)や66ナイロン(融点265℃)でも、又それに充
填材が入った場合でも混練1回収が可能である。但し6
6ナイロンの時には回収リング部の温度が若子低いため
リング内で混練物が固化しやすいが、リング部にもヒー
ター等を取り付ければ問題はない、しかし回収リングの
ない場合には混練生成物が固化するため、回収が容易で
ない。
更に本発明装置を用いた場合、No、5に示すように再
生PPに酸化鉄を重量比で5倍配合しても十分混練1回
収できる。又、No、6.7から判るように、PvCの
ような分解し易いものでも、本装置を用いた場合混練時
間が短いため(10〜15秒程度)、十分混練1回収で
きる。充填材を、入れても問題はない。
実施例5 本発明装置および従来の混練機を用いて樹脂と充填材を
混練した結果を第5表に示す0本発明装置としては実施
例1の装置を用いた。混練原料はポリエチレン(パウダ
ー)と木粉(80メツシユ)である、木粉は200℃以
上で炭化するため温度管理ができ、短時間に連続的に混
練できる装置が適当であるが、第5表に示すように本発
明装置が従来の混練機に比べ優れており1回収リングを
設けることにより混練物の回収が容易となり、その機能
をより有効に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の混合、混練機の主要部を示す。 一部切欠き断面図である立面図、第2図は第1図の平面
図である。第31g(a)、(b)、(C)は本発明の
混合、混練機における回収リングの各部位における断面
形状を示す断面図である。第4図(a)及び(b)は本
発明装置の上、上作動板の作動表面をそれぞれ示す模式
図、第5図(a)、(b)、(e)、(d)、(e)、
(f)は作動表面の溝の他の形態を示す図であり、第6
図(a)、(b)、(c)、(d)。 Ca)、(f)、(g)は上下作動板の平担な表面をも
つもの以外の種々の態様を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面に溝を設けた2個の板状物を該表面同志が向い合う
    ように重ね合わせたものからなり、2個の板状物の表面
    間に通ずる原料投入口を有し、2個の板状物の少なくと
    も一方を回転可能にしてなる、混合、混練機において、
    一方の板状物の周囲に、くり抜き部を有する混練生成物
    回収リングを設けてなる混合、混練機。
JP60099712A 1985-05-13 1985-05-13 混合,混練機 Granted JPS61259742A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058123A (ja) * 2002-01-30 2010-03-18 Watson Brown Hsm Ltd バッチ式混合装置及びバッチ式混合装置内の材料の混合法
JP2011067780A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Funken Pautekkusu:Kk 粉体と液体との連続混練装置

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