JPS6125958B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125958B2 JPS6125958B2 JP56103441A JP10344181A JPS6125958B2 JP S6125958 B2 JPS6125958 B2 JP S6125958B2 JP 56103441 A JP56103441 A JP 56103441A JP 10344181 A JP10344181 A JP 10344181A JP S6125958 B2 JPS6125958 B2 JP S6125958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- level
- tank
- pump
- oil
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims abstract description 41
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 14
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 13
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 58
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000037452 priming Effects 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N7/00—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
- F16N7/38—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated with a separate pump; Central lubrication systems
- F16N7/40—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated with a separate pump; Central lubrication systems in a closed circulation system
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Cyclones (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は1シヤフト用の1個または複数個の
ジヤーナル軸受および/またはスラスト軸受用の
潤滑系統に関する。
ジヤーナル軸受および/またはスラスト軸受用の
潤滑系統に関する。
従来から使用されている潤滑系統においては、
軸受に潤滑剤を供給するポンプは、ポンプのレベ
ルより低位の油タンクに接続されている入口を有
している。
軸受に潤滑剤を供給するポンプは、ポンプのレベ
ルより低位の油タンクに接続されている入口を有
している。
シヤフトの回転が始動されると直ちにポンプが
呼び水されて給油を開始する様にするためには、
ポンプロータの最下部が油内に浸積しているべき
ことが必要であり、また、油は軸受への不適切な
潤滑のおそれを防ぐために高いレベルに保持され
ていることが好ましい。
呼び水されて給油を開始する様にするためには、
ポンプロータの最下部が油内に浸積しているべき
ことが必要であり、また、油は軸受への不適切な
潤滑のおそれを防ぐために高いレベルに保持され
ていることが好ましい。
機械が静止している間に、油はポンプ内の動作
空隙を通つて油タンクにゆつくりと排出されてし
まう。即ち、高い油のレベルを保持すべきときに
は、油タンク内の油レベルはこのレベルまたはそ
れ以上でなければならない。然し、油タンク内の
油レベルがシヤフトの底部レベルよりも上にある
と、シヤフトが軸受ケースに入る点で油漏れを生
ずるおそれがある。従つて最高レベルは最大シヤ
フト直径によつて定まる。
空隙を通つて油タンクにゆつくりと排出されてし
まう。即ち、高い油のレベルを保持すべきときに
は、油タンク内の油レベルはこのレベルまたはそ
れ以上でなければならない。然し、油タンク内の
油レベルがシヤフトの底部レベルよりも上にある
と、シヤフトが軸受ケースに入る点で油漏れを生
ずるおそれがある。従つて最高レベルは最大シヤ
フト直径によつて定まる。
更に、離れた軸受ケーシングにポンプ給油する
場合、油が戻り配管を通つて主油タンクに確実に
戻る様にするためには配管中の摩擦を克服するた
めに液圧傾度が必要であり、従つて主油タンクの
レベルは離隔軸受における油タンクのレベルより
も低くなければならない。実際にはこれは戻り配
管の長さに制限を付けることとなり、通常は摩擦
低下のために大口径配管を必要としその結果無格
好な不便な配管作業をることとなる。
場合、油が戻り配管を通つて主油タンクに確実に
戻る様にするためには配管中の摩擦を克服するた
めに液圧傾度が必要であり、従つて主油タンクの
レベルは離隔軸受における油タンクのレベルより
も低くなければならない。実際にはこれは戻り配
管の長さに制限を付けることとなり、通常は摩擦
低下のために大口径配管を必要としその結果無格
好な不便な配管作業をることとなる。
これらの必要条件は相互に相反するものである
ために相互間に予盾があることは明らかで、主油
タンクの油レベルの裕度を非常に小さくするとい
う結果によつて妥協しなければならない。このレ
ベルの裕度は非常に小さく、レベルが監界点以下
に低下しない様に機械保守員が監視している必要
がある。
ために相互間に予盾があることは明らかで、主油
タンクの油レベルの裕度を非常に小さくするとい
う結果によつて妥協しなければならない。このレ
ベルの裕度は非常に小さく、レベルが監界点以下
に低下しない様に機械保守員が監視している必要
がある。
この問題の解決のためにスラスト隔室に手作業
で呼び油を行なうことも可能ではあるが、これは
各始動に当つて当直員を置くことが必要となり、
従つて作業員の過誤による失敗のおそれが生ず
る。更に、相当な複雑性を覚悟しない限り機器の
自動的な始動が不可能となる。
で呼び油を行なうことも可能ではあるが、これは
各始動に当つて当直員を置くことが必要となり、
従つて作業員の過誤による失敗のおそれが生ず
る。更に、相当な複雑性を覚悟しない限り機器の
自動的な始動が不可能となる。
これらの欠点を克服することがこの発明の目的
である。
である。
この発明によれば、1個または複数個のジヤー
ナル軸受および/またはスラスト軸受に液体潤滑
剤を供給する潤滑系統は、ケーシング内にあるポ
ンプと、主潤滑剤タンクと、密閉補助潤滑剤タン
クとを有し、ポンプ吸入口は補助タンクに第1レ
ベルで接続され、主タンクは補助タンクに第2レ
ベルで連通され、第2レベルは第1レベルより上
にあり、ポンプ吐出口は潤滑剤を1個または複数
個の軸受に供給する様に配列されている。
ナル軸受および/またはスラスト軸受に液体潤滑
剤を供給する潤滑系統は、ケーシング内にあるポ
ンプと、主潤滑剤タンクと、密閉補助潤滑剤タン
クとを有し、ポンプ吸入口は補助タンクに第1レ
ベルで接続され、主タンクは補助タンクに第2レ
ベルで連通され、第2レベルは第1レベルより上
にあり、ポンプ吐出口は潤滑剤を1個または複数
個の軸受に供給する様に配列されている。
好ましくは、ポンプは粘性ポンプ
(Viscositypump)で、そのロータはシヤフトで
駆動され、該シヤフトの軸受は遠心ポンプその他
の適当な形式のポンプによつて潤滑されるべきも
のである。
(Viscositypump)で、そのロータはシヤフトで
駆動され、該シヤフトの軸受は遠心ポンプその他
の適当な形式のポンプによつて潤滑されるべきも
のである。
好ましくはケーシングは第1レベルより高いレ
ベルにある流量制限導管によつて補助タンクに接
続されている。
ベルにある流量制限導管によつて補助タンクに接
続されている。
この系統用の潤滑剤充填部材はU字管の形状ま
たはこれと等価な構造でよく、その開口は、充填
時に潤滑剤と一緒に空気が系統内に入らない様に
するために、補助タンクのレベルより上にある様
にする。
たはこれと等価な構造でよく、その開口は、充填
時に潤滑剤と一緒に空気が系統内に入らない様に
するために、補助タンクのレベルより上にある様
にする。
好ましくは、ポンプはケーシング内に位置して
いる。
いる。
好ましくは、この系統はポンプケーシングの頂
部を要求されている潤滑剤レベルより上で主タン
クに接続する導管を有し、この導管はのぞき窓ガ
ラスを有する。
部を要求されている潤滑剤レベルより上で主タン
クに接続する導管を有し、この導管はのぞき窓ガ
ラスを有する。
補助タンクはポンプを入れるケーシングの内外
のどちらに置いてもよい。各種接続、導管類等は
配管の形でもよく部品内の通路であつてもよい。
のどちらに置いてもよい。各種接続、導管類等は
配管の形でもよく部品内の通路であつてもよい。
この発明は各種の方式で実用化し得るであろう
が、若干の実施例を添付図面を参照して例示する
こととする。
が、若干の実施例を添付図面を参照して例示する
こととする。
まず第2図を参照すると、粘性ポンプ7がスラ
ストカラー8上に自由支承されており、ケーシン
グ32の両面間に密接々着している。これは停止
部材20のため自由に回転することはできない
が、限定された角度内で揺動自在で、その吸込口
を矢印Aで示す回転方向に対して第2図に示す4
0から、回転方向が逆転した場合の40aへ変化
させる様になし得る。カラーが回転すると、油の
粘性によつて、流れができて、油を引き込むこと
によつて吸入口40に排出圧力が生ずる。油は障
壁22に達する迄環状溝21内を流れて、ここで
油は吐出口41から排出される。ここから、油は
スラスト隔室内に入る。
ストカラー8上に自由支承されており、ケーシン
グ32の両面間に密接々着している。これは停止
部材20のため自由に回転することはできない
が、限定された角度内で揺動自在で、その吸込口
を矢印Aで示す回転方向に対して第2図に示す4
0から、回転方向が逆転した場合の40aへ変化
させる様になし得る。カラーが回転すると、油の
粘性によつて、流れができて、油を引き込むこと
によつて吸入口40に排出圧力が生ずる。油は障
壁22に達する迄環状溝21内を流れて、ここで
油は吐出口41から排出される。ここから、油は
スラスト隔室内に入る。
ここで第1図を参照すると、ケーシング32は
スラスト軸受、ジヤーナル軸受5、粘性ポンプ
7、主タンク34およびスラスト隔室33を有す
る。配管38はタンク34内の油レベル35の下
から密閉補助タンク、即ち呼油タンク37に接続
されており、このタンクの頂部近くに終端してい
る。補助タンク37の底部から吹込管39がポン
プ吸込口40または40aに、シヤフトの回転方
向に応じて接続される様になつている。
スラスト軸受、ジヤーナル軸受5、粘性ポンプ
7、主タンク34およびスラスト隔室33を有す
る。配管38はタンク34内の油レベル35の下
から密閉補助タンク、即ち呼油タンク37に接続
されており、このタンクの頂部近くに終端してい
る。補助タンク37の底部から吹込管39がポン
プ吸込口40または40aに、シヤフトの回転方
向に応じて接続される様になつている。
ポンプ吐出口41はスラスト隔室33のみに連
通している。
通している。
スラスト隔室33内の最低滞留油レベル36
と、補助タンク37のそれはジヤーナル軸受5の
シヤフトの底部レベルにある。スラスト隔室39
へのその他のすべての接続はレベル36より上に
ある。
と、補助タンク37のそれはジヤーナル軸受5の
シヤフトの底部レベルにある。スラスト隔室39
へのその他のすべての接続はレベル36より上に
ある。
動作に当つては、ポンプからの油は吐出口41
を通つてスラスト室33内に流入し、配管42を
通つて冷却器44に入り、次いで配管43を径て
主タンク34に戻る。スラスト隔室の頂部にはの
ぞき窓ガラス48があり限流路を取付けた配管4
9に取付けられ、該配管49は主タンク室の空気
部分に接続され、該空気部分は通風孔52で外気
とつながつている。
を通つてスラスト室33内に流入し、配管42を
通つて冷却器44に入り、次いで配管43を径て
主タンク34に戻る。スラスト隔室の頂部にはの
ぞき窓ガラス48があり限流路を取付けた配管4
9に取付けられ、該配管49は主タンク室の空気
部分に接続され、該空気部分は通風孔52で外気
とつながつている。
スラスト隔室33から、レベル36の上で、限
流オリフイス47を取付けた配管46が補助タン
ク37の頂部に接続されている。油充填器50が
U字管51によつて補助タンク37に接続されて
いる。
流オリフイス47を取付けた配管46が補助タン
ク37の頂部に接続されている。油充填器50が
U字管51によつて補助タンク37に接続されて
いる。
ジヤーナル軸受5は油を軸方向溝53を介して
スラスト隔室から受取る。スラスト隔室33のレ
ベル36の上から配管54が出て、圧力を有する
油を離隔位置するジヤーナル軸受に供給する。こ
の軸受から油は配管55を介して主タンク34に
戻る。
スラスト隔室から受取る。スラスト隔室33のレ
ベル36の上から配管54が出て、圧力を有する
油を離隔位置するジヤーナル軸受に供給する。こ
の軸受から油は配管55を介して主タンク34に
戻る。
機器の始動に先立つて、この軸受系統に充填器
50を介して油を充填する。ここから油はU字管
51を通つて補助タンク37に流入し、次いで配
管39を経てポンプ吸入口40または40aに入
る。吸入口において油はポンプ隙間を通つてスラ
スト隔室33内に漏出する。充填を続けて補助タ
ンク37が充満すると油は配管46中に流れてス
ラスト隔室33をレベル36より多少高い所迄同
様に充填する。この点において油は隘流して配管
38の頂部内に入り、この配管を経て主タンク3
4を充填し、配管55が充満されるまでその中に
流入する。油の充填は主タンクの油レベルが所定
の油レベル35に達する迄続ける。
50を介して油を充填する。ここから油はU字管
51を通つて補助タンク37に流入し、次いで配
管39を経てポンプ吸入口40または40aに入
る。吸入口において油はポンプ隙間を通つてスラ
スト隔室33内に漏出する。充填を続けて補助タ
ンク37が充満すると油は配管46中に流れてス
ラスト隔室33をレベル36より多少高い所迄同
様に充填する。この点において油は隘流して配管
38の頂部内に入り、この配管を経て主タンク3
4を充填し、配管55が充満されるまでその中に
流入する。油の充填は主タンクの油レベルが所定
の油レベル35に達する迄続ける。
油充填工程中、空気はまず補助タンク37から
スラスト隔室33に送風され、次いで、隔室が充
填されるとのぞきガラス48と配管49とタンク
空気抜き52を通つて排気される。この段階にお
いて、主タンクはレベル35迄充填され、スラス
ト隔室および補助タンクの両者は共にレベル36
に、あるいはこれより若干高くに迄充填されてポ
ンプが完全に呼び油レベルとなる。
スラスト隔室33に送風され、次いで、隔室が充
填されるとのぞきガラス48と配管49とタンク
空気抜き52を通つて排気される。この段階にお
いて、主タンクはレベル35迄充填され、スラス
ト隔室および補助タンクの両者は共にレベル36
に、あるいはこれより若干高くに迄充填されてポ
ンプが完全に呼び油レベルとなる。
機器を始動して回転が始まると、ポンプは補助
タンク37から配管39および吸入口40または
40a(回転方向によつて定まる)を介して油を
吸引する。ポンプは油を吐出口41からスラスト
隔室33内にこれが充満する迄排出する。
タンク37から配管39および吸入口40または
40a(回転方向によつて定まる)を介して油を
吸引する。ポンプは油を吐出口41からスラスト
隔室33内にこれが充満する迄排出する。
オリフイス47が油でふさがれると直ちに補助
タンク37内に吸引力ができて主タンク34から
油が配管38を介して引き込まれる。スラスト隔
室33は急激に油が充満し、上昇する油のレベル
で移動させられた空気はのぞきガラスおよび通風
管49を通つて流れる。油はジヤーナル軸受5に
溝53を通つて到達し配管54にも流入して離隔
しているジヤーナル軸受へも流れる。この軸受を
通つた油は配管55中を通つて主タンク34に戻
る。全空気がスラスト室33から出てしまうと、
のぞきガラス48は油が充満している様に見え、
潤滑系統が正常に動作していることを示す。始動
からこの点迄の時間の合計は非常に短かくて数秒
程度である。
タンク37内に吸引力ができて主タンク34から
油が配管38を介して引き込まれる。スラスト隔
室33は急激に油が充満し、上昇する油のレベル
で移動させられた空気はのぞきガラスおよび通風
管49を通つて流れる。油はジヤーナル軸受5に
溝53を通つて到達し配管54にも流入して離隔
しているジヤーナル軸受へも流れる。この軸受を
通つた油は配管55中を通つて主タンク34に戻
る。全空気がスラスト室33から出てしまうと、
のぞきガラス48は油が充満している様に見え、
潤滑系統が正常に動作していることを示す。始動
からこの点迄の時間の合計は非常に短かくて数秒
程度である。
運転中に潤滑系統を仕上げることが必要であつ
たとしたら、充填器50を介して油を加えること
のみが必要である。U字管51は、吸引によつて
補助タンク内に空気が吸い込まれることのない様
に保証するものである。
たとしたら、充填器50を介して油を加えること
のみが必要である。U字管51は、吸引によつて
補助タンク内に空気が吸い込まれることのない様
に保証するものである。
機器が停止すると、ポンプ作用が止み、スラス
ト隔室33内の油はオリフイス47および配管4
6を通つて補助ポンプ37内に漏出し、配管38
内を流れ落ちて主タンク34に入る。これが起こ
ると空気が配管49を通つて引き込まれる。油レ
ベルがオリフイスのレベルに迄下がると、ここか
ら空気が入つて配管46を通つて補助タンク内の
低圧状態を解消し、その中のレベルを36のレベ
ルに止める。このレベルはスラスト隔室でも補助
タンク内でもこの点以下には低下しない。
ト隔室33内の油はオリフイス47および配管4
6を通つて補助ポンプ37内に漏出し、配管38
内を流れ落ちて主タンク34に入る。これが起こ
ると空気が配管49を通つて引き込まれる。油レ
ベルがオリフイスのレベルに迄下がると、ここか
ら空気が入つて配管46を通つて補助タンク内の
低圧状態を解消し、その中のレベルを36のレベ
ルに止める。このレベルはスラスト隔室でも補助
タンク内でもこの点以下には低下しない。
どのときにおいてもスラスト軸受の下部は油の
中に浸つており、ポンプ吸入口もまた浸つている
ため直ちに呼び油状態にあることを注意すべきで
ある。更に、主タンク内の油レベル35は離隔設
置されたジヤーナル軸受の寸法と戻り配管の流体
圧傾度に合わせるために任意の好ましい所望レベ
ルに設置し得る。従つて小口径の戻り配管を使用
し得る。シヤフト中心軸からレベル35迄の実現
可能の高さはポンプの吸引容量のみによつて限定
され、従つてすべての実用上の目的に対して適当
せしめ得る。
中に浸つており、ポンプ吸入口もまた浸つている
ため直ちに呼び油状態にあることを注意すべきで
ある。更に、主タンク内の油レベル35は離隔設
置されたジヤーナル軸受の寸法と戻り配管の流体
圧傾度に合わせるために任意の好ましい所望レベ
ルに設置し得る。従つて小口径の戻り配管を使用
し得る。シヤフト中心軸からレベル35迄の実現
可能の高さはポンプの吸引容量のみによつて限定
され、従つてすべての実用上の目的に対して適当
せしめ得る。
第3図において、この発明を模式的にではある
が実用的に示すが、補助タンク37は便宜上およ
び小形化のために主ケーシング内に位置してい
る。
が実用的に示すが、補助タンク37は便宜上およ
び小形化のために主ケーシング内に位置してい
る。
この発明は任意便宜に組み合わされた1個また
は複数個のスラスト軸受および/またはジヤーナ
ル軸受の任意の組合わせと任意の軸受と組み合わ
されあるいは別のケーシング内に設置された、ど
ちらでも所望通りに設置されたポンプとの組合わ
せに応用可能である。この様な可能な組み合わせ
を第3図に示すが、ここでは2台の機械66およ
び67が相互結合され、共通潤滑系統を使用して
いるが、これは主タンク57から補助呼び油タン
ク58を介して吸油して油を軸受59,60,6
1,62,63および64に供給し、この油は共
通戻り管65を通つて主タンクに戻つている。こ
の発明は以上説明したとおり、1個または複数個
のジヤーナル軸受および/またはスラスト軸受に
液体潤滑剤を供給する潤滑系統において、前記軸
受を内蔵している軸受ケーシングと、軸受ケーシ
ング内に位置し、且つ軸受に支承されたシヤフト
により駆動されて軸受に液体潤滑剤を供給する粘
性ポンプと、軸受ケーシング内に設けられ、粘性
ポンプのポンプ出口と連通するスラスト隔室と、
主潤滑剤タンクと、潤滑剤充填器が接続された密
閉補助潤滑剤タンクとを有し、粘性ポンプのポン
プ入口は補助潤滑剤タンクにその底部近くである
第1レベルで吸込管を介して接続され、スラスト
隔室は補助潤滑剤タンクに前記第1レベルより上
方である第2レベルで前記吸込管より口径の小さ
い限流オリフイスを備えた配管を介して接続さ
れ、主潤滑剤タンクにおける補助潤滑剤タンクの
第1レベルより低い第3レベルである部分と補助
潤滑剤タンクの第2レベルである部分とが配管を
介して接続されているので、機器動作中は粘性ポ
ンプが補助潤滑剤タンクから配管及びボンプ入口
を介して液体潤滑剤を吸引し、ポンプ出口よりス
ラスト隔室内に液体潤滑剤が充填され、スラスト
隔室と補助潤滑剤タンクを接続している配管の限
流オリフイスが液体潤滑剤でふさがれると、直ち
に補助潤滑剤タンク内に吸引力ができて主潤滑剤
タンクから液体潤滑剤が主潤滑剤タンクと補助潤
滑剤タンクとを接続している配管を介して補助潤
滑剤タンクに引き込まれ、その補助潤滑剤タンク
から供給された液体潤滑剤がスラスト隔室で充満
して潤滑系統が正常に動作し、一方機器が停止し
た場合には、スラスト隔室内の液体潤滑剤が限流
オリフイスを備えた配管を通つて補助潤滑剤タン
ク、更には配管を通つて主潤滑剤タンクに戻るこ
とによつてスラスト隔室内の液体潤滑剤の液面レ
ベルが限流オリフイスのレペルに迄下がると、限
流オリフイスから補助潤滑剤タンクに空気が入
り、該タンク内の低圧状態が解消されて補助潤滑
剤タンク内の液体潤滑剤の液面レベルがスラスト
隔室内の液面レベルに対して同じか、それ以下に
低く位置されず、軸受の下部は液体潤滑剤の中に
浸つており、機器動作中は勿論、機器停止中にも
呼び油状態に維持できるという効果がある。
は複数個のスラスト軸受および/またはジヤーナ
ル軸受の任意の組合わせと任意の軸受と組み合わ
されあるいは別のケーシング内に設置された、ど
ちらでも所望通りに設置されたポンプとの組合わ
せに応用可能である。この様な可能な組み合わせ
を第3図に示すが、ここでは2台の機械66およ
び67が相互結合され、共通潤滑系統を使用して
いるが、これは主タンク57から補助呼び油タン
ク58を介して吸油して油を軸受59,60,6
1,62,63および64に供給し、この油は共
通戻り管65を通つて主タンクに戻つている。こ
の発明は以上説明したとおり、1個または複数個
のジヤーナル軸受および/またはスラスト軸受に
液体潤滑剤を供給する潤滑系統において、前記軸
受を内蔵している軸受ケーシングと、軸受ケーシ
ング内に位置し、且つ軸受に支承されたシヤフト
により駆動されて軸受に液体潤滑剤を供給する粘
性ポンプと、軸受ケーシング内に設けられ、粘性
ポンプのポンプ出口と連通するスラスト隔室と、
主潤滑剤タンクと、潤滑剤充填器が接続された密
閉補助潤滑剤タンクとを有し、粘性ポンプのポン
プ入口は補助潤滑剤タンクにその底部近くである
第1レベルで吸込管を介して接続され、スラスト
隔室は補助潤滑剤タンクに前記第1レベルより上
方である第2レベルで前記吸込管より口径の小さ
い限流オリフイスを備えた配管を介して接続さ
れ、主潤滑剤タンクにおける補助潤滑剤タンクの
第1レベルより低い第3レベルである部分と補助
潤滑剤タンクの第2レベルである部分とが配管を
介して接続されているので、機器動作中は粘性ポ
ンプが補助潤滑剤タンクから配管及びボンプ入口
を介して液体潤滑剤を吸引し、ポンプ出口よりス
ラスト隔室内に液体潤滑剤が充填され、スラスト
隔室と補助潤滑剤タンクを接続している配管の限
流オリフイスが液体潤滑剤でふさがれると、直ち
に補助潤滑剤タンク内に吸引力ができて主潤滑剤
タンクから液体潤滑剤が主潤滑剤タンクと補助潤
滑剤タンクとを接続している配管を介して補助潤
滑剤タンクに引き込まれ、その補助潤滑剤タンク
から供給された液体潤滑剤がスラスト隔室で充満
して潤滑系統が正常に動作し、一方機器が停止し
た場合には、スラスト隔室内の液体潤滑剤が限流
オリフイスを備えた配管を通つて補助潤滑剤タン
ク、更には配管を通つて主潤滑剤タンクに戻るこ
とによつてスラスト隔室内の液体潤滑剤の液面レ
ベルが限流オリフイスのレペルに迄下がると、限
流オリフイスから補助潤滑剤タンクに空気が入
り、該タンク内の低圧状態が解消されて補助潤滑
剤タンク内の液体潤滑剤の液面レベルがスラスト
隔室内の液面レベルに対して同じか、それ以下に
低く位置されず、軸受の下部は液体潤滑剤の中に
浸つており、機器動作中は勿論、機器停止中にも
呼び油状態に維持できるという効果がある。
第1図はこの発明の模式垂直断面図、第2図は
第1図の実施例に使用される粘性ポンプを通る模
式垂直断面図、第3図は2台の機械を使用中のこ
の発明による潤滑系統の模式図を夫々示す。 7……ポンプ、32……ケーシング、34……
主潤滑系タンク、35……第3レベル、36……
第2レベル、37……補助潤滑剤タンク、40,
40a……ポンプ入口、41……ポンプ出口、5
9,60,61,62,63,64……軸受(参
考……第1レベルは配管39のレベル)。
第1図の実施例に使用される粘性ポンプを通る模
式垂直断面図、第3図は2台の機械を使用中のこ
の発明による潤滑系統の模式図を夫々示す。 7……ポンプ、32……ケーシング、34……
主潤滑系タンク、35……第3レベル、36……
第2レベル、37……補助潤滑剤タンク、40,
40a……ポンプ入口、41……ポンプ出口、5
9,60,61,62,63,64……軸受(参
考……第1レベルは配管39のレベル)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1個または複数個のジヤーナル軸受および/
またはスラスト軸受に液体潤滑剤を供給する潤滑
系統において、 前記軸受を内蔵している軸受ケーシングと、軸
受ケーシング内に位置し、且つ軸受に支承された
シヤフトにより駆動されて軸受に液体潤滑剤を供
給する粘性ポンプと、軸受ケーシング内に設けら
れ、粘性ポンプのポンプ出口と連通するスラスト
隔室と、主潤滑剤タンクと、潤滑剤充填器が接続
された密閉補助潤滑剤タンクとを有し、粘性ポン
プのポンプ入口は補助潤滑剤タンクにその底部近
くである第1レベルで吸込管を介して接続され、
スラスト隔室は補助潤滑剤タンクに前記第1レベ
ルより上方である第2レベルで前記吸込管より口
径の小さい限流オリフイスを備えた配管を介して
接続され、主潤滑剤タンクにおける補助潤滑剤タ
ンクの第1レベルより低い第3レベルである部分
と補助潤滑剤タンクの第2レベルである部分とが
配管を介して接続されていることを特徴とする潤
滑系統。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8021803A GB2079385B (en) | 1980-07-03 | 1980-07-03 | Lubrication system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5740198A JPS5740198A (en) | 1982-03-05 |
JPS6125958B2 true JPS6125958B2 (ja) | 1986-06-18 |
Family
ID=10514504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56103441A Granted JPS5740198A (en) | 1980-07-03 | 1981-07-03 | Lubrication system |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4445592A (ja) |
EP (1) | EP0043715B1 (ja) |
JP (1) | JPS5740198A (ja) |
AT (1) | ATE9733T1 (ja) |
DE (1) | DE3166463D1 (ja) |
GB (1) | GB2079385B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4825899A (en) * | 1986-12-22 | 1989-05-02 | Sundstrand Corporation | Fluid monitoring and control system for integrated drive generators or the like |
SE455716B (sv) * | 1987-02-24 | 1988-08-01 | Hypeco Ab | Vermevexlingsanordning for kylning av en maskin |
US4964489A (en) * | 1987-11-05 | 1990-10-23 | Dresser Industries, Inc. | Jet spray slinger |
US5709185A (en) * | 1994-11-29 | 1998-01-20 | Ishikawajima-Shibaura Machinery Co., Ltd. | Lubricating system for four-stroke-cycle engine |
US6264003B1 (en) * | 1999-09-30 | 2001-07-24 | Reliance Electric Technologies, Llc | Bearing system including lubricant circulation and cooling apparatus |
JP4289460B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2009-07-01 | 株式会社山田製作所 | 電動オイルポンプ |
US20080041664A1 (en) * | 2006-08-16 | 2008-02-21 | Giw Industries, Inc. | Dry sump lubrication system for centrifugal pumps |
JP7146888B2 (ja) * | 2020-12-22 | 2022-10-04 | 西芝電機株式会社 | 水車発電機の軸受構造 |
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---|---|---|---|---|
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US1107830A (en) * | 1914-02-02 | 1914-08-18 | Williams Patent Crusher & Pulv | Lubricating system for rotary mills. |
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GB357769A (en) * | 1930-09-22 | 1931-10-01 | Douglas Motors Ltd | Lubrication systems for internal-combustion engines |
US2217329A (en) * | 1937-10-14 | 1940-10-08 | Oliver D H Bentley | Lubricating method and system |
US2158810A (en) * | 1938-07-01 | 1939-05-16 | Westinghouse Electric & Mfg Co | Bearing lubrication |
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US3104921A (en) * | 1961-03-17 | 1963-09-24 | Landis Tool Co | Lubricating means for machine tool spindles |
DE1450254B1 (de) * | 1964-12-11 | 1970-06-25 | Vogel Willy Fa | Schmiersystem, insbesondere für Verbrennungskraftmaschinen |
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US3396664A (en) * | 1966-09-28 | 1968-08-13 | Gen Electric | Floating ring viscous pump |
CH451714A (de) * | 1967-02-15 | 1968-05-15 | Bbc Brown Boveri & Cie | Selbstansaugende Zentrifugalpumpe |
DE1808510A1 (de) * | 1967-11-15 | 1969-06-26 | Glacier Co Ltd | OElgeschmierte Stevenrohrlager- und Dichtungsanordnung |
US3502186A (en) * | 1968-06-14 | 1970-03-24 | Stewart Warner Corp | Oil-mist feed and level sight assembly |
US3563344A (en) * | 1968-11-19 | 1971-02-16 | Vladimir Nikolaevich Veller | Device for supplying lubricant into self-lubricating sliding friction bearings |
GB1360489A (en) * | 1971-06-03 | 1974-07-17 | Weir Pumps Ltd | Sealed lubricating system module |
DE2918284C2 (de) * | 1979-05-07 | 1980-08-28 | Voith-Turbo Gmbh & Co Kg, 7180 Crailsheim | Pumpvorrichtung für eine Flüssigkeit |
-
1980
- 1980-07-03 GB GB8021803A patent/GB2079385B/en not_active Expired
-
1981
- 1981-07-02 US US06/279,799 patent/US4445592A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-07-03 DE DE8181303049T patent/DE3166463D1/de not_active Expired
- 1981-07-03 EP EP81303049A patent/EP0043715B1/en not_active Expired
- 1981-07-03 JP JP56103441A patent/JPS5740198A/ja active Granted
- 1981-07-03 AT AT81303049T patent/ATE9733T1/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE9733T1 (de) | 1984-10-15 |
EP0043715B1 (en) | 1984-10-03 |
EP0043715A1 (en) | 1982-01-13 |
GB2079385B (en) | 1984-06-20 |
US4445592A (en) | 1984-05-01 |
GB2079385A (en) | 1982-01-20 |
JPS5740198A (en) | 1982-03-05 |
DE3166463D1 (en) | 1984-11-08 |
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