JPS61259571A - モノリシツク半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

モノリシツク半導体装置及びその製造方法

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JPS61259571A
JPS61259571A JP10249285A JP10249285A JPS61259571A JP S61259571 A JPS61259571 A JP S61259571A JP 10249285 A JP10249285 A JP 10249285A JP 10249285 A JP10249285 A JP 10249285A JP S61259571 A JPS61259571 A JP S61259571A
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JP
Japan
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polysilicon layer
oxygen
layer
mosfet
gate electrode
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JP10249285A
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Yukinori Nakakura
仲倉 幸典
Kenichi Nagata
健一 永田
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ゼロクロス機能)l−ライアック又は同サイ
リスタにあって、ゼロクロス機能を付与する目的等で、
チップにMOSFETを内蔵させたモノリシック半導体
装置及びその製造方法に関するものである。
〈発明の概要〉 ゼロクロス機能を付与する手段としてチップに内蔵する
、MOSFETのゲート電極配線構造部分において、選
択的に酸素濃度を低下させた酸素ドープ半絶縁性ポリシ
リコン層とポリシリコン層の2層でPN接合をシールド
し、さらにポリシリコン層とMOSゲート電極配線との
間に絶縁のためのシリコン窒化膜層とシリコン酸化膜層
とを形成する。
〈従来の技術〉 例えば、ゼロクロス型ホトトライアックf/(おいて、
チップ内蔵のMOSFETのゲート電極配線は、従来モ
ノリシック構造のものは存在せず、アセンブリ工程で金
線をワイヤボンドによってゲ−1・電極に接続し、チッ
プ外にて電極配線を行うものであった。第4図に要部チ
ップ断面およびグーl−電極配線を示す。41はN型半
導体基板、42はPウェル拡散領域、43はソース拡散
領域、44はドレイン拡散領域、45はシリコン酸化膜
、46はソース電極、47はドレイン電極、48.48
はPN接合オーツ(レイ電極、49はMOSゲート電極
である。このMOS F ETのゲート電極配線は、チ
ップ外において金線50により行われる。
51はチップをダイボンドし、かつ」二記金線50の他
端を電気的接続するリードフレームである。
ウェハプロセスにおいて、MOSFETのグー1〜電極
配線が困難であった理由は、第5図に拡大して示すよう
に、通常のシリコン酸化膜45を保護膜とするチップに
おいて、単にゲート電極配線52が、PN接合53をま
たいでN型半導体基板41内に形成したN 拡散領域5
4に接続される構造では、PN接合53に逆バイアスが
印加された場合、N型半導体基板41表面での空乏層の
広がシ(点線で示す)をグー1−電極配線52が抑制し
、電界集中が起こシ、PN接合53の逆耐圧が低下する
からである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このように従来、チップに内蔵するMOSFETのゲー
ト電極配線を、チップ外にて金線等によりワイヤボンド
していたため、アセンブリ工程に手間がかかり、またワ
イヤボンドの材料費等により高価とがる欠点があった。
さらにゼロクロス型ホトトライアックチップのMOSゲ
ートには高バイアヌが印加されるが、ピンホール等の欠
陥により破壊してしまうチップ、及びゼロクロス電圧の
異常チップは、従来ではアセンプ工程を経た後の完成品
の特性テストでしか発見でき々かっだ。
本発明は、上述した従来の欠点を解消したモノリシック
半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
本発明は、例えば、電力用トライアックのオンオフ制御
のために使用される点弧用5SR(Solid−5ta
te Rej?ay)の受光側のプレーナ型ホトトライ
アックのうち、ゼロクロス機能を有するモノリシック半
導体装置に有用である。また、上記ホトトライアックチ
ップはAC100V用、AC200V用等、用途に応じ
て要求されるブレイクオーバー電圧が異なるが、本発明
は、定格ブレイクオーバ電圧600Vf7)AC200
V用ノホl−トライアックチップに適用できる。
〈問題点を解決するための手段〉 MOS F ETのゲート電極配線部分において、酸素
ドープ半絶縁性ポリシリコン層とポリシリコン層の2層
を被着するとともに、ポリシリコン膜とMOSゲート電
極配線との間に絶縁のだめのシリコン窒化膜層とシリコ
ン配化膜層を形成し、酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン
層とポリシリコン層を被着した状態で熱処理をほどこす
ことにより、ポリシリコン層の直下の酸素ドープ半絶縁
性ポリシリコン層の酸素濃度を他の領域より選択的に低
下する。
〈作 用〉 ポリシリコン層の直下の酸素ドープ半絶縁性ポリシリコ
ン層の酸素濃度の低下で、静電シールド効果が他領域よ
り高められ、チップ内でのMOSゲート配線が実現可能
となる。また、熱処理は、酸素ドープ半絶縁性ポリシリ
コン層の初期膜に応じた必要最小限の熱処理でよく、他
に悪影響を及ぼすことなく、選択的にその濃度を低下で
き非常に都合がよい。
〈実施例〉 以下ゼロクロス型ホトトライアックチップに適した実施
例について説明する。第2図は主に電極配線を説明する
平面図、第1図はチップの断面構造を説明する第2図の
A−A’線断面図、第3図は第1図、第2図で構成され
るゼロクロス型ホトトライアックの等価回路図である。
各図で理解を容易にするため、同一機能部分には対応し
て同じ符号を付して示している。また、第2図において
、実線は電極配線部、点線は拡散領域部、斜線はポリシ
リコン領域部である。
1はN型半導体基板、2はN+拡散領域、3(3’)は
Pゲート拡散領域、4(4’)はカソード拡散領域、5
(5’)  はアノード拡散領域、6(6’)はPウェ
ル拡散領域、7(7’)はソース拡散領域、8(8’)
はドレイン拡散領域、9(9’)はポリシリコン領域、
1.0(10’)はMOSゲート電極、11はT2電極
、12はT1電極、13(13’)はドレイン電極、(
14,14’)は抵抗RGK拡散領域である。なお、上
記の()書きは第2図のA−A線断面、すなわち、第1
図の断面図に表われない部分であることを示している。
また第1図において、15は酸素濃度の高い(例えば2
0〜35 atm%の)酸素ドープ半絶縁性ポリシリコ
ン層、16は酸素濃度の低い(例えば0〜20atm%
の)酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン層で、17はシリ
コン窒化膜層、18はシリコン酸化膜層である。
第3図におけるMOSFETのゲート電極10を、第1
図のようKPN接合20をまたいで配線し、PN接合2
0から一定距離だけ離れた炉”拡散領域1に接続する。
PN接合20のシリコン表面には保護膜として酸素ドー
プ半絶縁性ポリシリコンN16、さらに同膜16を貫通
し、Pウェル拡散領域6から前記PN接合20をまたい
で、ひさし状に延びるポリシリコン層9、および両生導
体領域を覆うシリコン窒化膜17、シリコン酸化膜18
を形成する。
この際、シリコン窒化膜17の形成後900〜1100
℃の熱処理を施すことによって、酸素ドープ半絶縁性ポ
リシリコン層16とその上のひさし状のポリシリコン層
9との間で酸素の再配分を引起し、シリコン表面の酸素
ドープ半絶縁性ポリシリコン層16の酸素濃度を局所的
に低下させる。
最終的な酸素濃度は、両層16,9の厚みと、酸素ドー
プ半絶縁性ポリシリコンN16の初期の酸素濃度で決ま
る。
同膜16の初期酸素濃度をa、初期厚みをtlとし、ポ
リシリコン層9の初期厚みをt2 としたとき、酸素の
再配分が完全に行われて均一に分布した場合の酸素濃度
すは、b = at+/(t1+t2)と表わせる。但
し、酸素の再配分は必ずしも完全に行う必要はない。高
温・長時間の熱処理は他領域の酸素ドープ半絶縁性ポリ
シリコン層15のシリコン粒径を変化させPN接合20
のリーク電流増大の原因となるため不利である。しかし
、本例の構造では、酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン層
16の初期膜厚に応じた必要最小限の熱処理でよい。
PN接合20およびN型半導体基板10表面を覆う保護
膜として、単に全領域をポリシリコン(9)又は低酸素
濃度O〜20atm%の酸素ドープ半絶縁性ポリシリコ
ン(16)で被覆する構造では、PN接合20のリーク
電流が大きくて、ホトトライアックを構成するラテラル
型PNP )ランジスタの電流増幅率が低い値となって
しまい、ホトトライブックの感度も低いものとなり実用
的ではない。
また単に、全領域を酸素濃度20〜35 atm%の酸
素ドープ半絶縁性ポリシリコン層(15)で被覆する構
造では、PN接合20のシールド効果が不充分となり、
ホトトライアックの高温動作中(Ta;100℃)のP
N接合20の耐圧600Vを実現できない。
さて、上記構造に類似な構造を実現する方法が考えられ
る。まず、ポリシリコン層(9)又は低酸素濃度0〜2
0 atm%の酸素ビー1半絶縁性ポリシリコン層(1
6)を全面被着し、選択的エツチングによって必要箇所
以外の同膜を除去し、その後高濃度20〜35atm%
の酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン層(15)を全面被
着し、あとは本発明と同様のプロセスをとる方法である
。しかしこの方法は、最初のポリシリコン層(9)又は
低酸素濃度の酸素濃度エツチングするときに半導体基板
1の表面も多少エツチングされるため、地肌荒れを起こ
すので工程的に困難が予想される。この点で前記した本
例の製造法は優れており有用である。
さて、本例の構造では、ひさし状のポリシリコン層9は
PN接合20を構成するPウェル拡散領域6に接続され
ていて、PN接合20に逆バイアスが印加された場合の
N型半導体基板1の空乏層の伸びを助長する構造、いわ
ゆる接合のオーバレイの役割をしている。だが、低濃度
の酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン層16によるPN接
合20のシールド効果が充分であれば、Pウェル拡散領
域6への接続を省略する構造も成立する。
また、MOSゲー1−電極10は、PN接合20の空乏
層の伸びる距離だけ離れたN″−領域2にオーミックに
接続されているが、N型半導体基板1内に形成された他
のP 領域に接続してもよい。
このように本例によれば、従来、チップのアセンブリ工
程にて行っていたMOSゲート電極の配線50がチップ
内の配線10により省略できる。
また、ゼロクロス型ホトl・ライアックチップのMOS
ゲートには高バイアスが印加されるが、ピンホール々ど
の欠陥により破壊してしまうチップおよびゼロクロヌ電
圧の異常チップを、上記したチップ段階で除去すること
ができる。
以上実施例として、ゼロクロス型ホト1−ライアックチ
ップについて説明したが、ゼロクロス型ホトサイリヌタ
チップ等においても同様に実施できる。これらを受光素
子としてさらに発光素子と対向させた構造とすれば、高
電圧電力用の点弧用SSRが構成される。
〈発明の効果〉 このように本発明によれば、MOS F ETを内蔵す
るゼロクロス型ホトトライアックチップ等のゲート電極
配線を、ウェハプロセヌにおいてチップ内配線した構造
のモノリシック半導体装置、及び生産上に利点のある有
用な製造方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すチップ断面図で、第2
図のA−A線部に対応する。第2図はチップ上面図、第
3図はチップの等価回路図である。 第4図は従来例を説明する一部断面斜視図、第5図は要
部拡大断面図である。 1・・・N型半導体基板、 6・・Pウェル拡散領域、
9・・ポリシリコン層、 10・・・MOSゲート電極
、 15・・酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン層層(高
濃度)、 16 ・酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン層
(低濃度)、  17・・・シリコン窒化膜層、 18
・・シリコン酸化膜層、 2o・・PN接合。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、MOSFETが内蔵され、該MOSFETのゲート
    電極配線が、N型半導体基板と前記MOSFETを形成
    するPウェル拡散領域との境界部のPN接合をまたいで
    配線されるモノリシック半導体装置において、 前記MOSFETのゲート電極配線部の前記両半導体領
    域の表面上に、順次酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン層
    及びポリシリコン層を被着するとともに、前記ポリシリ
    コン層と前記MOSFETのゲート電極配線との間に絶
    縁のためのシリコン窒化膜層及びシリコン酸化膜層を形
    成し、前記ポリシリコン層の直下の酸素ドープ半絶縁性
    ポリシリコン層の酸素濃度は選択的に、他領域の同膜の
    酸素濃度より低い値にしてなることを特徴とするモノリ
    シック半導体装置。 2、特許請求の範囲第1項記載において、前記ポリシリ
    コン層は前記酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン層を貫通
    し、前記Pウェル拡散領域から前記PN接合をまたいで
    ひさし状に延びる層であることを特徴とするモノリシッ
    ク半導体装置。 3、MOSFETが内蔵され、該MOSFETのゲート
    電極配線が、N型半導体基板と前記MOSFETを形成
    するPウェル拡散領域との境界部のPN接合をまたいで
    配線されるモノリシック半導体装置の製造方法において
    、 前記MOSFETのゲート電極配線部の前記両半導体領
    域の表面上に、順次酸素ドープ半絶縁性ポリシリコン層
    及びポリシリコン層を被着し、該状態で熱処理をほどこ
    すことにより、前記ポリシリコン層の直下の酸素ドープ
    半絶縁性ポリシリコン層の酸素濃度を選択的に他領域よ
    り低下せしめ、この後、前記ポリシリコン層と前記MO
    SFETのゲート電極配線との間に絶縁のためのシリコ
    ン窒化膜層及びシリコン酸化膜層を形成することを特徴
    とするモノリシック半導体装置の製造方法。
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