JPS61258099A - 耐火複合材料 - Google Patents

耐火複合材料

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JPS61258099A
JPS61258099A JP9872385A JP9872385A JPS61258099A JP S61258099 A JPS61258099 A JP S61258099A JP 9872385 A JP9872385 A JP 9872385A JP 9872385 A JP9872385 A JP 9872385A JP S61258099 A JPS61258099 A JP S61258099A
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JP
Japan
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pulp
sheet
composite material
fire
materials
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Pending
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JP9872385A
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English (en)
Inventor
山屋 英輔
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 囚 産業上の利用分野 本発明は、非常用電源回路等に用いられる耐火電線、蒸
気管、高温油配管等の被覆材料、或は、断熱材、防火壁
に使用可能な複合材料に関する。
031  従来技術 近年、火災延焼防止のため、消防用設備や避難誘導灯な
どの電気配線に耐火tSを使用する場合が多くなってい
る。
耐火電線用の被覆材料としては、例えばマイカ粉末、マ
イカ鱗片などの無機物とガラス、アスベストあるいはプ
ラスチックなどの支持体とからなるもの、あるいはこれ
らとシリコンゴム層なE’に組合せたものなどがあり、
これらを導体上に被覆し、更にその上部にポリオレフィ
ンからなる合成樹脂層を形成して絶縁線心を構成し、こ
の絶縁線心を所望数を必要に応じて介在物を用いて撚合
せたのち、この上に軟質ポリ塩化ビニル、難燃性ポリエ
チレンなど難燃性プラスチックによるシース層を設けて
、耐火電線の構造としている。
高温部の断熱材としては、ロックウール、ガラスウール
、石綿、アスベスト等が使用されている。
しかじな・がらこれらの物質には自着能がないため結合
剤を必要としている。
(Q 発明が解決しようとする問題点 従来この分野に使用されているアスベスト繊維は、人体
に対する悪影1’(発ガン性物質)から、使用全大巾に
制限するとか、国によっては全面使用禁止の法律が制定
される動六があり、アスベスト繊維に代る耐火性、不燃
性、断熱性、電気絶縁性複合材料の開発が求められてい
る。
さらに従来のアスベスト繊維を使用した複合材は弱くて
もろく、従ってシート状、板状、棒状或いは特定形状に
成形する場合、くずれたシ粉末化しやすく作業性に極め
て大きな欠点がある。
本発明の目的は、上記アスベスト繊維等複合材料の欠点
を改良し、取扱いに優れ、耐火性、断熱性、電気特性に
優れ高温加熱後のシート形成能が高い新しい複合材料を
提供することにある。
0 発明の構成 本発明の目的は、ロックウール繊維、木材パルプ又は合
成パルプ、セビオライl混合して水性スラリーとし、抄
造して一体形成する混抄紙の製造により達成されるが、
他の耐火材を混合することをさまたげるものではない。
ここで組合せる木材パルプとしては、他の搗金物の補促
能を高めるために、テ水度がカナディアン・スタンダー
ド・フリーネス(csf)で400−以下まで叩解する
ことが好ましい。
合成パルプとしては、ポリエチレンパルプ、芳香族系重
合体からなるパルプ状物等があり、特に耐熱性の面で望
ましいのは芳香族系重合体からなるパルプ状物である。
芳香・族系重合体のパルプ状物は、ロックウール繊維及
び他の混合物の保持材として機能すべく形態・性質を要
求され、均一シート化を図る為にカナディアン・スタン
ダード−フリーネス(csf)が200−未満のパルプ
状物を用いる。又組合せるパルプ状物はシートの多孔負
度又は緻督化度によシ任意に選ぶことができるがシート
形成能及び他の耐火材料の属性を具現化するためにはl
O〜30重i′チの値にても充分な作業特性を充足し得
る。
本発明は耐火材料に対してより好ましい相溶性を向上さ
せる為にできるだけ細い即ち低炉水産のパルプ状物を組
合せることを主旨とするtので、戸水度が200+dを
越える所謂荒いパルプ状物では、比表面積が小さく、微
細な繊維状物をその表面に補促する能力に欠け、結果と
して分散能を示さなくなる結果好ましいシート1−得る
に至らない。
従って微細な耐火材料の補促能が優れ、かつ分散性の良
いシートを得るためには炉水度を200−以下にする必
要があシ、更に好ましくは100−以下にする。
か\る抄造に際しては抄造時微細な耐火材料を抄紙機ワ
イヤーから容易に剥離できるように周知の歩留シ向上剤
を組み合せて使用することが出来る。
本発明に使用される耐熱性芳香族系重合体の代表的なも
のは芳香族ポリアミド及び芳香族ポリアミドイミドであ
り次のものが例示される。
(11芳香族ポリアミド 次の一般式(1)及び又は(2)に示される単位から構
成される主鎖が実質的に芳香族基からなるもの−NH−
Ar 、−NH−COAr2−co−(1)−NH−A
r s −Co −(2) (ただし、Ar1、ArzsAr5  は2価の芳香族
基であ、つて、同一であっても異なりていてもよい)こ
のよう々芳香族ポリアミドの代表的な例としては、ポリ
−(m−7エニレンインフタルアミド)、ポリ(m−フ
ェニレンテレフタルアミド)、ポリ(p−フェニレンテ
レフタルアミド)、ポリ(p−フェニレンイソフタルア
ミド)、ポリ(4゜4′−オキシジフェニレンインフタ
ルアミド)、ポリ(4,4’−オキシジフェニレンテレ
フタルアミド)、ポリ(m−ベンズアミド)、ポリ(p
−ベンズアミド)などが挙げられるが、これらのコポリ
マーであってもよいし、又少量の芳香族基以外の成分、
例えば、ピペラジン、シクロヘキサンジカルボン酸など
の成分金倉んだものであってもよい。
(2)  芳香族ポリアミドイミド 次の一般式で示される単位を有するポリアミドイミド Xは一〇−1−so、、−計、及び低級アーキレン基管
示す。
本発明に於いて使用するパルプ状物体上は多数の突起を
有する繊維状、薄膜状又はリボン状構造の粒子をい\、
該芳香族ポリアミド又は芳香族ポリアミドイミドの溶液
を沈澱剤中に導入して微細な粒子として沈澱させること
によって得られるもので、例えば、特公昭37−:57
 a 2号などの製法に従えばよい。
本発明の耐火材料の一つであるロックウール繊維は、径
が1〜10μ、繊維長70〜500μの繊維であシ、実
質的にシ冒ットを含まないものである。
その配合比は耐火複合材料全量に対して40〜70重量
%が好ましい。ロックウール繊維はコスト的にも安く耐
火材としては必要成分であるが、70重量%以上の配合
では高温加熱後のシート形状を保たせるための他の混合
物が減少し本発明の目的を達成出来なくなる。
一方他の耐火混合物としてのセビオライトは、外観はコ
ルク状だりたり、レザー状だったシ、まつ白な柔らかい
塊だったシするが、一般には繊維性を持ったケイ酸マグ
ネシウムの塊であるが、本発明使用のものは200メツ
シ工パス程度の粉状品である。その配合比は耐火複合材
料全量に対して10〜40重量%である。
セビオライトは自分自身で固結するばかシでなく、他の
粉末をも固結する性質があるが、10重量%以下の配合
では耐火複合材料の加熱時のセラミック化が不充分でシ
ートの形状を保てなくなる。
その他の耐火材としては、繊維としてアルミナ繊維、セ
ラミック繊維、石綿等好ましく、無機粉体としては水酸
化アルミニウム、酸化アルミニウム、カオリナイト等が
好ましく上記の1以上を添加混合してもよい。粉体につ
いては重合体溶液にあらかじめ混合しておき、パルプ状
物に成形することKよって、容易にパルプ状物に含ませ
ることができる。これらの配合比は40重量%以下の量
で適宜選定することができる。
本発明の好ましい実施態様に於ては、特公昭37−57
32号等に開示される芳香族ポリアミドのパルプ状物(
フィブリッド)を前述の配合比にて、ロックウール繊維
、セビオライト等と混合して抄造後乾燥して本発明シー
ト’6得るが、更にパルプ状物の軟化点付近で加熱又は
加熱圧することは良好な接合力を示し、シートとしての
機械強度を高めることから優れた方法である。このよう
にロックウール繊維、セビオライト等とパルプ状物の抄
造は単一シート又は積層(所謂砂金せ)シートを得るこ
とができ、これらの湿紙を所望の厚さに抄合せ加圧・加
熱乾燥して耐火ボードを得ることも可能である。
これら本発明の耐火複合材料は通常の抄造法に従えばよ
いが、例えば長網、丸網抄造機又はそれらを組合わせた
コンビネーシ爾ンマシーン、層抄きの可能な傾斜型抄造
機が利用できる。
■ 実施例 以下本発明の実施例を示す。なお、例中のチは重量%を
示す。
調整例1 硫酸中の対数粘度1.5のポリメタフェニレンイソフタ
ルアミド10部を塩化リチウム15部を含むN−N−ジ
メチルアセトアミド90部に溶解し、この溶液を高速か
きまぜしているホモミキサー中のグリセリン水溶液中に
導入してパルプ状物を得た。このパルプ状物の戸水度(
カナディアン−スタンダード・フリーネス(csf))
は80−であった。
実施例1〜4 調整例1で得られ九戸水度80−のポリメタフェニレン
インフタルアミドのパルプ状物(F’D)と平均繊維長
150μ、平均太さ4.1μのシツットを含まない微細
なロックウール繊維(RW)、セビオライト(SP)平
均繊維長5ml、平均太さ10μのアルミナ繊維(AL
)、木材パルプ(NBKP)F水度330d(csf)
、ポリエチレンパルプ(swp )’を第1表の配合比
で混合抄紙して耐火複合材料を得た。得られたシートの
特性及び30分間で850℃迄の加熱後の結果を第1表
に示す。
比較例1 実施例1で使用のパルプ状物とロックウール繊維を混抄
してシー)f得た。実施例同様データーを第1表に示す
CF+  効果 本発明の複合材料は、アスベスト繊維を使用しないので
、人体に対する悪影響(発ガン〕がなく、シートの強度
も強く作業性も良好であり、更に、高温加熱後のシート
形状の保持能が高く、耐火性、断熱性、電気絶縁性に優
れた複合材料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロックウール繊維、木材パルプ又は合成パルプ、セピオ
    ライトを混合し抄造一体成形したことを特徴とする耐火
    複合材料。
JP9872385A 1985-05-08 1985-05-08 耐火複合材料 Pending JPS61258099A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9872385A JPS61258099A (ja) 1985-05-08 1985-05-08 耐火複合材料

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JP9872385A JPS61258099A (ja) 1985-05-08 1985-05-08 耐火複合材料

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JPS61258099A true JPS61258099A (ja) 1986-11-15

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JP9872385A Pending JPS61258099A (ja) 1985-05-08 1985-05-08 耐火複合材料

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0399252A2 (en) * 1989-05-22 1990-11-28 R.J. Reynolds Tobacco Company Smoking article with improved insulating material
US5679433A (en) * 1991-10-31 1997-10-21 Kabushiki Kaish Tokiwa Denki Noncombustible sheet, noncombustible laminated sheet, noncombustible honey comb structural material, noncombustible board, noncombustible molded product, and manufacturing method thereof

Cited By (3)

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EP0399252A2 (en) * 1989-05-22 1990-11-28 R.J. Reynolds Tobacco Company Smoking article with improved insulating material
US5303720A (en) * 1989-05-22 1994-04-19 R. J. Reynolds Tobacco Company Smoking article with improved insulating material
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