JPS61256550A - 防爆型陰極線管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は緊縮バンドを備えた防爆！に極線管に関する
。

〔従来の技術〕

第３図は従来の緊縮バンドを備えた防爆型陰極線管の斜
視図で、（１）は＠極線管、（２）＃：ｔパネル、（２
ａ）はフェイス面、（２ｂ）はパネル（２）の長辺側の
スカート部ｓ　　（２ｃ）は短辺側のスカート部、（３
）はファンネル、（４）はネックで、　（２）　、　＋
３）　、　（４１で管体（５）を構成している。（６）
はスヵー）１ｆｌｓ（２ｂ）。

（２Ｃ）をとシ巻き所定の強きで締付けている緊縮バン
ド、（７）は緊縮バンド（６）のコーナ部に固着されて
いる陰極線管（１）の取付金具、（８）はスカート部（
２ｂ）、（２ｃ）と緊縮バンド（６）の間に介在して一
体に固着している接着剤である。

緊縮バンド（６）の局長は、パネル（２）のスカート部
（２ｂ）、（２ｃ）の周長よシも所定長短く形成されて
おシ、加熱して伸張した状態で接着剤（８）を温布した
スカート部（２ｂ）、（２ｃ）に嵌め込み、冷却に伴う
収動によって所定の締付力でスカート部（２ｂ）、（２
ｃ）の周囲を緊縮するもので、陰極線管（１）のパネル
（２）に衝撃が加えられてクラックが生じたとしても、
爆縮を阻止する上で大きな効果が得られるものである◇ 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、大形の陰極線管や、形状の被雑な陰極線管、さ
らにパネル（２）や７７ンネル（５）の肉厚の薄い陰極
線管では、つぎＯような問題点があった。

すなわち、パネル（２）のフェイス面（２ａ）ハ３１面
であるため、スカート部（ｚｂ）、（ｚｃ）は、中央部
が尚く、両コーナ部で低い丸め、緊縮バンド（６）の幅
が一定であるため、緊縮バンド（６）で機われていない
スカート面が、スカート部（２ｂ）。

（２Ｃ）の中央部では広く、コーナ部では狭くなる。第
４図は第３図■−■線におけるスカート部（２ｂ）の中
央部の断面図、第５図は第３図Ｖ−Ｖ線におけるスカー
ト部（２ｂ）のコーナ部の断面図で、スカート部（２ｂ
）中央部では、緊縮バンド（６）によって緊縮されてい
ない部分（緊縮バンド（６）の前端から７工イス面（２
ａ）の端部までの間）（２ｄ）の長さが長くなる。管体
（５）内は尚真空であるから、１ｋｆ／１−の大気圧が
加えられておシ、管体（５）の構造上から、中央部に加
わる力Ｐ１の方が、コーナ部に加わる力Ｐ冨よシかなシ
大きいことが知られている。したがって、第６図に示す
ように、パネル面（２ａ）の中央−ｑｋｓが加えられて
クラックが生じ、スカート部（２ｂ）にまで達したとす
ると、コーナ部では緊縮バンド（６）によりフエイス面
（２ａ）の近くまで締付力が作用しているので管体（５
）が壊れないのでｂｍに到らないけれども、中央部では
緊縮バンド（６）による締付力が作用していない部分が
陥没する形で壊れ、爆縮するという問題点があった。

この発明はこのような問題点の解決を目的としてなされ
たもので、爆縮のおそれの少ない陰極線管を得ることを
目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、緊縮バンドとパネルのスカート部との間に
一辺が挿入されて当該スカート面に密着している状態で
フェイス面に到るスカート面を覆う保護板を配設し、緊
縮バンドとともにスカート部との間に介在させた接着剤
により一体に固着しスカート部の緊縮バンドで徨われて
いない部分に、緊縮バンドで締付けているような押圧力
を加える。

したがって、スカート部にクラックが発生しても、管体
が壊れるのを阻止するので、管体が爆縮するのを阻止す
ることができる。

〔発明の実施例〕

第１図はこの発明の一実施例の斜視図、第２図は第１図
ト」緑におけるスカート部（２ｂ）の町ｒ面図である。

図において（９）は保護板で、スカー）Ｍ（２ｂ）の形
状に沿う形状に鋼板で形成されておシ、その−辺はスカ
ート部（２ｂ）と緊縮バンド（６）との間に挿入され、
締付けられてスカート部（２ｂ）の面に押付けられる形
で固定されてお）、そのパネル側の一辺は、フェイス面
（２ａ）の端部の形状に浴う形状に形成されて、緊縮バ
ンド（６）につづいてスカート部（２ｂ）の狭面を覆い
、接着剤（８）により緊細バンド（６）とともに、スカ
ート部（２ｂ）と一体に固着されている。

このような保護板を備えた陰極線管（１）は、スカート
部（２ｂ）にクラックが生じたとしても管体（５）が壊
れるのを阻止するので、陰極線管（１）の防爆性を大幅
に向とすることができる。

上記実施例では、長辺側のスカート部（２ｂ）のみに保
護板（９）を配設した例を示したが、短辺側のスカート
部（２ｃ）にも配設してもよいことはいうまでもない。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明し九ように、緊縮バンドと、フェイ
ス面の端部までの間のスカート部を覆う保護板を設け、
との保護板の一端を緊縮バンドとスカート部との間に挿
入し、保護板を介してスカート部を緊縮するとともに、
スカート部の表面との間に介在させた接着剤によυ、緊
縮バンドとともにスカート部に一体に固着したもので、
緊縮バンドのみでは保設し得なかったスカート部の中央
部についても管体の壊れるのを阻止できるので、陰極線
管の防爆性を簡単な構成で向上できる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の斜視図、第２図は第１図
■−■線におけるスカート部の断面図、ト部の断面図、
第６図は陰極ＩｆＭ管の爆縮過程を説明するための図で
ある。 （１）・・・陰極ａ管、（２）・・・パネル５（２ａ、
）・・・フェイス、（２ｂ）、（２ｃ）・・・スカート
部、（６）・・・緊縮バンド、（８）・・・接着剤、（
９）・・・保護板。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部分
を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、パネルのスカート部をとり巻いて緊縮している
   緊縮バンドと、この緊縮バンドと当該スカート部との間
   に一辺が挿入され当該スカート部を当該緊縮バンドから
   そのフェイスの端面にかかる部分までを覆う保護板とを
   当該フェイス面に接着剤により一体に固着してなる防爆
   型陰極線管。