JP3021346B2 - 陰極線管 - Google Patents
陰極線管Info
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- JP3021346B2 JP3021346B2 JP08052941A JP5294196A JP3021346B2 JP 3021346 B2 JP3021346 B2 JP 3021346B2 JP 08052941 A JP08052941 A JP 08052941A JP 5294196 A JP5294196 A JP 5294196A JP 3021346 B2 JP3021346 B2 JP 3021346B2
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- Japan
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- panel
- cathode ray
- ray tube
- explosion
- auxiliary
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/87—Arrangements for preventing or limiting effects of implosion of vessels or containers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/87—Means for avoiding vessel implosion
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/87—Means for avoiding vessel implosion
- H01J2229/875—Means substantially covering the output face, e.g. resin layers, protective panels
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は陰極線管に関し、さ
らに詳細には高真空の陰極線管の内破に対する安全性を
改善した陰極線管に関する。
らに詳細には高真空の陰極線管の内破に対する安全性を
改善した陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、陰極線管は図2に示したよう
に、内面に蛍光膜がコーティングされたパネル14と、
該パネル14に封着されるファンネル15と、該ファン
ネル15と連結されるネック部16とを備えて構成され
る。ネック部16の内側には電子銃17が装着され、フ
ァンネル15の外側には偏向ヨーク18が設けられる。
このような陰極線管は一般的にガラスよりなり、電子銃
17から放出された熱電子の自由空間を確保するために
10-7Torr程度の高真空で形成されている。したがっ
て、パネル14の前面部分またはパネル14とファンネ
ル15との封着部19が弱くて内破する恐れがある。
に、内面に蛍光膜がコーティングされたパネル14と、
該パネル14に封着されるファンネル15と、該ファン
ネル15と連結されるネック部16とを備えて構成され
る。ネック部16の内側には電子銃17が装着され、フ
ァンネル15の外側には偏向ヨーク18が設けられる。
このような陰極線管は一般的にガラスよりなり、電子銃
17から放出された熱電子の自由空間を確保するために
10-7Torr程度の高真空で形成されている。したがっ
て、パネル14の前面部分またはパネル14とファンネ
ル15との封着部19が弱くて内破する恐れがある。
【0003】これを防止するために従来は図2に示した
ように、陰極線管の最大張力部の外周に防爆バンド11
を設けてねじ込み、該防爆バンド11をそのエッジ部に
備えられたイヤ12を用いてセットスクリュ(図示せ
ず)でケース13に固定して陰極線管の封着部19を補
強した。
ように、陰極線管の最大張力部の外周に防爆バンド11
を設けてねじ込み、該防爆バンド11をそのエッジ部に
備えられたイヤ12を用いてセットスクリュ(図示せ
ず)でケース13に固定して陰極線管の封着部19を補
強した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
材質の陰極線管の最大張力部に金属材質の防爆バンド1
1を結合したので、金属材質の防爆バンド11が陰極線
管の内破を充分に防止することができなかった。これ
は、外部の衝撃がケース13→イヤ12→防爆バンド1
1を通して直接的に陰極線管に伝えられるからである。
そして、パネル14の前面が破壊されるときにその内破
による危険を防止する対策がなかった。
材質の陰極線管の最大張力部に金属材質の防爆バンド1
1を結合したので、金属材質の防爆バンド11が陰極線
管の内破を充分に防止することができなかった。これ
は、外部の衝撃がケース13→イヤ12→防爆バンド1
1を通して直接的に陰極線管に伝えられるからである。
そして、パネル14の前面が破壊されるときにその内破
による危険を防止する対策がなかった。
【0005】本発明は、上記のごとき従来の不具合に鑑
みてなされたもので、その目的は、外部の衝撃が陰極線
管に直接に伝えられることを防止し、パネルの前面の内
破の恐れを減らせるように改善した陰極線管を提供する
ことにある。
みてなされたもので、その目的は、外部の衝撃が陰極線
管に直接に伝えられることを防止し、パネルの前面の内
破の恐れを減らせるように改善した陰極線管を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による陰極線管は、パネルと、前記パネルと
封着されるファンネルと、前記パネルと前記ファンネル
との封着部に設けられた防爆バンドを備える陰極線管に
おいて、前記パネルを外部で取り囲み、その端部が前記
防爆バンドにより前記封着部に密着された柔軟な補助パ
ネルを具備し、 前記補助パネルと前記パネルの前面との
間に0.4〜0.6mmのギャップが形成されることを特
徴とする。
に、本発明による陰極線管は、パネルと、前記パネルと
封着されるファンネルと、前記パネルと前記ファンネル
との封着部に設けられた防爆バンドを備える陰極線管に
おいて、前記パネルを外部で取り囲み、その端部が前記
防爆バンドにより前記封着部に密着された柔軟な補助パ
ネルを具備し、 前記補助パネルと前記パネルの前面との
間に0.4〜0.6mmのギャップが形成されることを特
徴とする。
【0007】そして、前記補助パネルは透明で柔軟なプ
ラスチックであることが望ましい。 また、前記補助パネ
ルと前記パネルの前面との間に0.4〜0.6mmのギャ
ップが形成されることが望ましい。
ラスチックであることが望ましい。 また、前記補助パネ
ルと前記パネルの前面との間に0.4〜0.6mmのギャ
ップが形成されることが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳細に説明する。
明を詳細に説明する。
【0009】本発明による陰極線管は、図1に示したよ
うに、内面に蛍光膜がコーティングされたパネル24
と、該パネル24に封着されたファンネル25と、該フ
ァンネル25と連結されるネック部26とを具備する。
ネック部26の内側には電子銃27が装着され、ファン
ネル25の外側には偏向ヨーク28が設けられる。この
ような陰極線管は通常ガラスよりなり、電子銃27から
放出された熱電子の自由空間を確保するために10-7To
rr程度の高真空で形成されている。
うに、内面に蛍光膜がコーティングされたパネル24
と、該パネル24に封着されたファンネル25と、該フ
ァンネル25と連結されるネック部26とを具備する。
ネック部26の内側には電子銃27が装着され、ファン
ネル25の外側には偏向ヨーク28が設けられる。この
ような陰極線管は通常ガラスよりなり、電子銃27から
放出された熱電子の自由空間を確保するために10-7To
rr程度の高真空で形成されている。
【0010】パネル24の外側には、透明で柔軟なプラ
スチックよりなる補助パネル30がパネル24の外周を
取り囲むように設けられており、パネル24の前面と補
助パネル30の内面との間には0.4〜0.6mm、望ま
しくは、約0.5mmのギャップが形成されている。パネ
ル24とファンネル25とが連結される封着部29は補
助パネル30の端部により覆われている。そして、補助
パネル30の端部の外周に防爆バンド21が設けられる
ので、補助パネル30の端部は防爆バンド21により封
着部29に密着される。
スチックよりなる補助パネル30がパネル24の外周を
取り囲むように設けられており、パネル24の前面と補
助パネル30の内面との間には0.4〜0.6mm、望ま
しくは、約0.5mmのギャップが形成されている。パネ
ル24とファンネル25とが連結される封着部29は補
助パネル30の端部により覆われている。そして、補助
パネル30の端部の外周に防爆バンド21が設けられる
ので、補助パネル30の端部は防爆バンド21により封
着部29に密着される。
【0011】防爆部21のエッジ部にはイヤ22が形成
されている。該イヤ22及びスクリュ(図示せず)を用
いて陰極線管はケース23に固定される。
されている。該イヤ22及びスクリュ(図示せず)を用
いて陰極線管はケース23に固定される。
【0012】防爆バンド21により補助パネル30が陰
極線管の封着部29にスムーズに密着されることによ
り、補助パネル30が外部の衝撃を吸収して封着部29
を補強する。すなわち、外部の衝撃がケース23→イヤ
22→補助パネル30→防爆バンド21を通して陰極線
管に伝えられる間、補助パネルにより大部分が吸収され
るので、封着部29及び陰極線管が外部の衝撃から保護
される。
極線管の封着部29にスムーズに密着されることによ
り、補助パネル30が外部の衝撃を吸収して封着部29
を補強する。すなわち、外部の衝撃がケース23→イヤ
22→補助パネル30→防爆バンド21を通して陰極線
管に伝えられる間、補助パネルにより大部分が吸収され
るので、封着部29及び陰極線管が外部の衝撃から保護
される。
【0013】また、前記パネル24の前面がなんらかの
原因で内破される場合にも、柔軟なプラスチックよりな
る補助パネル30は破損されないので、内破により発生
するパネル24のセグメントが視聴者に飛び跳ねる恐れ
はない。
原因で内破される場合にも、柔軟なプラスチックよりな
る補助パネル30は破損されないので、内破により発生
するパネル24のセグメントが視聴者に飛び跳ねる恐れ
はない。
【0014】なお、図1に示した実施形態は本発明の望
ましい一実施形態に過ぎない。当該技術分野の通常の知
識を持つ者なら、本発明の実施形態を充分に理解して、
類似な形態の陰極線管を実現することができる。したが
って、本発明の技術的範囲は特許請求の範囲の記載によ
り決められるべきである。
ましい一実施形態に過ぎない。当該技術分野の通常の知
識を持つ者なら、本発明の実施形態を充分に理解して、
類似な形態の陰極線管を実現することができる。したが
って、本発明の技術的範囲は特許請求の範囲の記載によ
り決められるべきである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、柔軟
な材質の補助パネルを採用することにより、外部の衝撃
が陰極線管に直接的に伝えられることを防止することが
できる。これにより、陰極線管の内部破壊の防止及び安
全性の向上を図ることができる。
な材質の補助パネルを採用することにより、外部の衝撃
が陰極線管に直接的に伝えられることを防止することが
できる。これにより、陰極線管の内部破壊の防止及び安
全性の向上を図ることができる。
【図1】本発明に係る陰極線管の断面図。
【図2】従来の陰極線管の断面図。
21 防爆バンド 22 イヤ 23 ケース 24 パネル 25 ファンネル 26 ネック部 27 電子銃 28 偏向ヨーク 29 封着部 30 補助パネル
Claims (3)
- 【請求項1】 パネルと、前記パネルと封着されるファ
ンネルと、前記パネルと前記ファンネルとの封着部に設
けられた防爆バンドを備える陰極線管において、 前記パネルを外部で取り囲み、その端部が前記防爆バン
ドにより前記封着部に密着された柔軟な補助パネルを具
備し、 前記補助パネルと前記パネルの前面との間に0.4〜
0.6mmのギャップが形成されることを特徴とする陰極
線管。 - 【請求項2】 前記ギャップが約0.5mmであることを
特徴とする請求項1に記載の陰極線管。 - 【請求項3】 前記補助パネルは透明なプラスチックで
あることを特徴とする請求項1または2に記載の陰極線
管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1995U14530 | 1995-06-23 | ||
KR2019950014530U KR200228838Y1 (ko) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 안전성이개선된음극선관 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0917356A JPH0917356A (ja) | 1997-01-17 |
JP3021346B2 true JP3021346B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=19416373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08052941A Expired - Lifetime JP3021346B2 (ja) | 1995-06-23 | 1996-03-11 | 陰極線管 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5757442A (ja) |
JP (1) | JP3021346B2 (ja) |
KR (1) | KR200228838Y1 (ja) |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3075870A (en) * | 1959-12-21 | 1963-01-29 | Sylvania Electric Prod | Cathode ray tube shield |
JPS5542371Y2 (ja) * | 1972-08-24 | 1980-10-03 | ||
JPS5521264Y2 (ja) * | 1974-12-17 | 1980-05-22 | ||
US4168010A (en) * | 1977-02-28 | 1979-09-18 | Zenith Radio Corporation | Implosion protected color cathode ray tube bulb and bulb components |
JPH0644455B2 (ja) * | 1984-03-17 | 1994-06-08 | ソニー株式会社 | 陰極線管 |
US4563612A (en) * | 1984-06-25 | 1986-01-07 | Rca Corporation | Cathode-ray tube having antistatic silicate glare-reducing coating |
US4626740A (en) * | 1984-10-09 | 1986-12-02 | North American Philips Corporation | Red luminescent cathode ray device with improved color filtering system |
US4656522A (en) * | 1985-02-26 | 1987-04-07 | Rca Corporation | Method for laminating a safety panel to a CRT and the product thereof |
US4930015A (en) * | 1986-08-08 | 1990-05-29 | Zenith Electronics Corporation | Flat tension mask cathode ray tube implosion system |
NL8901105A (nl) * | 1989-05-02 | 1990-12-03 | Philips Nv | Beeldbuis en werkwijze voor het vervaardigen van zulk een beeldbuis. |
US5072301A (en) * | 1990-03-12 | 1991-12-10 | Zenith Electronics Corporation | Apparatus and process for implosion protection in cathode ray tubes |
BE1006922A3 (nl) * | 1993-03-17 | 1995-01-24 | Philips Electronics Nv | Beeldweergave-inrichting en kathodestraalbuis. |
-
1995
- 1995-06-23 KR KR2019950014530U patent/KR200228838Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-03-11 JP JP08052941A patent/JP3021346B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-28 US US08/623,376 patent/US5757442A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970003169U (ko) | 1997-01-24 |
JPH0917356A (ja) | 1997-01-17 |
US5757442A (en) | 1998-05-26 |
KR200228838Y1 (ko) | 2001-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991208 |