JPS61256502A - 車輌用灯具のレンズ及びその製造方法 - Google Patents

車輌用灯具のレンズ及びその製造方法

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JPS61256502A
JPS61256502A JP60096115A JP9611585A JPS61256502A JP S61256502 A JPS61256502 A JP S61256502A JP 60096115 A JP60096115 A JP 60096115A JP 9611585 A JP9611585 A JP 9611585A JP S61256502 A JPS61256502 A JP S61256502A
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JP
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prism
reflective
axis
lens
curvature
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斎藤 揚治
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、格子模様の反射系プリズムを備えたプリズム
レンズをランプハウジングの前面開口部に装着した車輌
用灯具、及び、上記車輌用灯具のプリズムレンズの製造
方法に関するものである。
〔発明の背景〕
第7図はこの種の車輌用灯具の従来例を示す正面図で、
1はランプハウジング、2はその前面に装着したレンズ
、3は上記ランプハウジング内に設けた光源バルブであ
る。
第8図は上記従来例の光軸z−z’を含む水平断面図、
第9図は同じく垂直断面図である。
前記のレンズ2には格子模様のプリズムが形成されてお
り、一般に、レンズ中央部には屈折系のプリズム2aが
、周辺付近には反射系プリズム2bがそれぞれ設けられ
る。
x−x’はレンズ面に測定した水平軸、Y−Y’は同じ
く垂直軸である。図に示した反射系プリズムの入射面の
角0重、及び反射面の角θ2.角αはそれぞれ設計的に
定められる。
第10図は上記のプリズムレンズの製造方法の説明図で
ある。プリズムレンズ2は、そのプリズム面の凹凸を反
転した形状の金型4を用いて成形される。レンズ2の2
0は入射面、2dは反射面である。
金型4の40は入射面に対応する面、4dは反射面に対
応する面である。
上記の金型4は、第11図に示す金型11の如く。
プリズム素子に対応する面(1組の面4c、 4d)を
1列に並べた形の短冊状に構成され、金型4−2〜4−
5の如く並べてプリズムの鋳型面を構成する。
第12図及び第13図は、上記の短冊状の金型4の削成
方法の説明図である。
第12図の5a、5bは切削刃の側面と正面とを対比し
て描いたもので、この切削刃は周囲を尖らせた円板状(
半径r)をなしており、軸Aの回りに矢印Rの如く回転
する。その先端には、前述の角θh θ2に相当する傾
斜が設けられており、これにより金型4に円錐面状の溝
4aが削成される。
第12図は切削刃の側面58方向から金型4の切削状態
を描いであるが、これを切削刃の正面5b方向から見る
と第13図の如くである。
上述の切削によって、金型4の入射面に対応する面4c
と、同反射面に対応する面4dとが同時に切削されるの
で、入射面にも図示αの傾斜成分が加わる。この角αは
90°であることが望ましいが、上述のような製造方法
のため、これを90″にすることが困難である。その結
果、金型4の入射面に対応する面4c(第10図参照)
、及びプリズムレンズ2の入射面2cは、第7図に示し
たたX、Y両軸に対してそれぞれ角度を持った形となる
上記のように、反射系プリズムの入射面が、第8図に示
した角θ1の他にY軸方向に角αの要素を含むことにな
る。このため、入射面の法線が設計値に対して誤差を生
じる。
実際問題としては、設計時に、上記の角αによって生じ
る誤差を見込んでこれを補正するようにプリズム諸元を
設定している。このため、プリズム設計を著しく困難な
らしめるとともに、光の制御精度の低下を招き、配光特
性が悪くなる。
〔発明の目的〕
本発明は上述の事情に鑑みて、従来形の格子模様プリズ
ムレンズの反射系プリズム部分に係る不具合を解消すべ
くなされたものであって、その目的とするところは、格
子模様の反射系プリズムの入射面の法線をX軸又はY軸
に直交せしめて構成し得る製造技術の創作を裏付けとし
て、設計が容易で配光特性の良いプリズムレンズを備え
た車輌用灯具を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するため1本発明の車輌用灯具は、ラ
ンプハウジング内に光源バルブを設けるとともに、該ラ
ンプハウジングの前面開口部を覆ってレンズを装着し、
上記のレンズは格子模様の反射系プリズムを有するもの
である車輌用灯具において、前記のレンズ面に直交2軸
、X、Yを想定し、前記反射系プリズムの入射面を平面
で形成すると共にその法線をX軸及びY・軸の何れかに
対してほぼ直交せしめ、かつ、前記反射系プリズムの反
射面はX軸方向の曲率及びY軸方向の曲率を有する曲面
としたことを特徴とする。
また、上記の本発明の車輌用灯具を容易に構成できるよ
うに創作した本発明方法は、X軸方向の曲率及びY軸方
向の曲率を有する曲面によって前記反射系プリズムの反
射面を構成すると共に、X軸及びY軸にほぼ平行な平面
によって前記反射系プリズムの入射面を構成した車輌用
灯具の製造方法において、前記反射系プリズムの反射面
とほぼ同形の先端面を有する柱状の部材を多数構成し、
上記の柱状部材を車ねてこれらの柱状部材の先端面が反
射系プリズムの反射面を構成するとともに、該柱状部材
の側面の先端部が反射系プリズムの入射面を構成するよ
うに配列して相互に固定し、これら柱状の部材の配列に
よって形成された反射系プリズム面を母形として電鋳金
形を構成し、上記の電鋳金型によってプリズムレンズを
成形することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の製造方法を適用して本発明の車輌用灯具
の反射系プリズムを構成した一実施例について、第1図
乃至第6図を順次に参照しつつ説明する。
第1図に示すように、角柱状の型部材6を構成する。7
は、本発明方法を適用して構成しようとする反射系プリ
ズム用の鋳型を示しており、本図で隠れている面7cは
プリズムの入射面に対応する面、7dは反射面に対応す
る面である。
前記の柱状の型部材6の先端面6a(本図において隠れ
ている)は、X−2面上の曲率Rχ、およびY−2面上
の曲率Ryを有している。
上記の角柱状の型部材6の側面6bをZ軸に対して傾け
、かつ、該側面6bをY軸に対して平行ならしめて支承
する。
このような柱状型部材6を、第2図に示すようにX軸方
向に並べ、側面6b3Z軸に対して角θ1だけ傾ける。
上記の如く配列した1列の柱状型部材6,6・・・を母
型として電鋳金型7を構成する。第3図は上記の如く1
列に並べた柱状型部材によって形成された電鋳金型7の
形状の説明図である。この電鋳金型7を用いて反射系プ
リズム8を成形すると、その反射面8dはX軸方向にも
Y軸方向にも曲率を有する。
また、入射面8cはY軸に対して平行に形成される。即
ち、その法線がY軸と直交する平面に成形される。その
理由は、第1図に示したように柱状の型部材6の側面6
bがY軸に対して平行に支承されていたからである。
第1図乃至第3図について説明した以上の方法は、説明
の便宜上、X方向に配列された1列のプリズム素子(入
射面8cと反射面8dとの組)のみを抽出した説明図を
参照して述べたものであるが、その全容について更に述
べる。第4図は第2図の■方向に見た平面図で、多数の
柱状部材6,6・・・を、X軸方向、Y軸方向に配列し
である。これにより、第5図に示すような電鋳金型7が
得られ、この電鋳金型を用いると、プリズム素子がX−
Y平面に沿って配列された反射系プリズムが成形される
第6図は第3図の■部付近を描いた光路図である。入射
面8Cに入射した光EはFの如く屈折した後、反射面8
dでGの如く反射される。上記の反射面8dがX−Z面
内の曲率Rχを有しているため。
反射光Gはθχの拡散角を有している。また、上記反射
面8dがY−Z面内の曲率R,を有しているため反射光
Gはθyの拡散角を有している。
そして、入射面8CがY軸と平行(即ち、入射面8cの
法線がY軸方向と垂直)な平面であるため、前記の拡散
角θχ、θyに対して悪影響を与えず、このためプリズ
ム設計が容易であり、しかも設計値に極めて近似したプ
リズム性能が得られる。
上述の実施例において、Z軸は車輌用灯具の光軸方向で
あって、プリズム設計はこのZ軸を基準にして行なわれ
る。しかし、X、y両軸は設計段階で設定した直交2軸
であって、X軸とY軸とを置換して本発明を実施するこ
とは容易に可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の車輌用灯具は設計が容易
で配光特性が良い、また、本発明の方法によれば本発明
の車輌用灯具を容易に、かつ高精度で製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車輌用灯具の製造方法の1実施例にお
ける原理的説明の為の斜視図、第2図は同じく側面図、
第3図は同じく斜視図である。第4図は上記実施例にお
ける平面図、第5図は同実施例における電鋳金型の斜視
図である。第6図は第3図の■付近を示した光路図であ
る。 第7図乃至第9図は従来のプリズムレンズを用いた車輌
用灯具の1例を示し、第7図は正面図、第8図は第7図
のx−x’軸を含む水平断面図、第9図は同じ<y−y
’軸を含む垂直断面図である。第10図乃至第13図は
従来技術におけるプリズムレンズの製造方法を示し、第
10図は金型とプリズムレンズとを対向せしめて描いた
斜視図、第11図は金型の構成の説明図、第12図及び
第13図は金型の削成状態の説明図である。 1・・・ランプハウジング、2・・・プリズムレンズ、
2a・・・屈折系プリズム、2b・・・反射系プリズム
、2c・・・反射系プリズムの入射面、2d・・・同反
射面、3・・・光源バルブ、4・・・金型、4a・・・
溝、4c・・・入射面に対応する面、4d・・・反射面
に対応する面、5a・・・切削刃の側面、 5b・・・
切削刃の正面、6・・・角柱状の型部材、6a・・・先
端面、6b・・・側面、7・・・電鋳金型、7c・・・
入射面に対応する面、7d・・・反射面に対応する面、
8・・・反射系プリズム、 8a・・・反射系プリズム
の入射面、8d・・・同反射面。 第1図 第2図 第3図 \Y′ 第4図 第5図 第6図 第7図 第9図 第10図 第11図 4d  4c 第12図 b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ランプハウジング内に光源バルブを設けるとともに
    、該ランプハウジングの前面開口部を覆ってレンズを装
    着し、上記レンズは格子模様の反射系プリズムを有する
    ものである車輌用灯具において、前記のレンズ面に直交
    2軸、X、Yを想定し、前記反射系プリズムの入射面を
    平面で形成すると共にその法線をX軸及びY軸の何れか
    に対してほぼ直交せしめ、かつ、前記反射系プリズムの
    反射面はX軸方向の曲率及びY軸方向の曲率を有する曲
    面としたことを特徴とする車輌用灯具。 2、ランプハウジングの前面開口部に装着したレンズ面
    に反射系プリズムを設け、該レンズ面に想定した直交2
    軸X、Yに関して、X軸方向の曲率及びY軸方向の曲率
    を有する曲面によって前記反射系プリズムの反射面を構
    成すると共に、X軸又はY軸にほぼ平行な平面によって
    前記反射系プリズムの入射面を構成した車輌用灯具の製
    造方法において、前記反射系プリズムの反射面とほぼ同
    形の先端面を有する柱状の部材を多数構成し、上記の柱
    状部材を束ねてこれらの柱状部材の先端面が反射系プリ
    ズムの反射面を構成するとともに、該柱状部材の側面の
    先端部が反射系プリズムの入射面を構成するように配列
    して相互に固定し、これら柱状部材の配列によって形成
    された反射系プリズム面を母形として電鋳金型を構成し
    、上記の電鋳金型によって反射系プリズムを備えたレン
    ズを成形することを特徴とする、車輌用灯具の製造方法
JP60096115A 1985-05-08 1985-05-08 車輌用灯具のレンズ及びその製造方法 Granted JPS61256502A (ja)

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JPH0154801B2 JPH0154801B2 (ja) 1989-11-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179602A (ja) * 1989-12-06 1991-08-05 Koito Mfg Co Ltd 自動車用灯具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03179602A (ja) * 1989-12-06 1991-08-05 Koito Mfg Co Ltd 自動車用灯具

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