JPS585402B2 - サイキハンシヤキ オヨビ ソノセイケイヨウカネガタ - Google Patents

サイキハンシヤキ オヨビ ソノセイケイヨウカネガタ

Info

Publication number
JPS585402B2
JPS585402B2 JP49133562A JP13356274A JPS585402B2 JP S585402 B2 JPS585402 B2 JP S585402B2 JP 49133562 A JP49133562 A JP 49133562A JP 13356274 A JP13356274 A JP 13356274A JP S585402 B2 JPS585402 B2 JP S585402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
pin
pins
faces
reflective element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP49133562A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5160195A (en
Inventor
田中盛正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP49133562A priority Critical patent/JPS585402B2/ja
Publication of JPS5160195A publication Critical patent/JPS5160195A/ja
Publication of JPS585402B2 publication Critical patent/JPS585402B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外部光線を再帰反射する反射器及びこの反射器
を成形するための金型に関する。
従来の反射器は外部光線の入射方向が外面の法線方向か
られずかでもずれると、反射性能が大きく低下し、とく
に成る程度の角度以上ずれた場合には、反射性能が極端
に低下するという特性を有している。
従ってこのような反射器は、自動車の後部信号装置のよ
うに外部光線の入射方向が常にほぼ一定している場合に
は使用できるが、自転車や海上のブイなどのように大き
く揺動するものに取付けた場合には、信号装置としての
役割を十分に果たすことはできない。
この問題の解決のため、外面に対して光軸がある角度傾
けられた傾斜素子部を具備させることにより、有効な反
射を達成させようということが考えられる。
しかし、単に素子を傾斜させただけでは、第20図に示
すように成型ピンPから金型Mを得るに際してどうして
も段差Sが生じてしまう。
結果的に、成型された反射素子Eにも、第21図に示す
ように段差部S′が生じることになる。
このため、同図の幅tが段差部S′による反射無効範囲
となる。
すなわち、この部分に入射する光や他の面に入射して反
射された後この部分に入射した光は、有効に反射されず
、反射性能が低くなってしまうのである。
例えば、第22図は素子を左右に傾斜させた場合を示す
が、この時には第23図に示すように段差部S′による
反射無効部(ハツチングにて示す)と、無効部tによる
反射無効部(他の面に入射した光が段差部S′により無
効とされる部分。
細点を施して示す)とが生じる。
第24図は素子が上下傾斜の場合であり、同じく第25
図の如き反射無効部が生じる。
(各図中、妬′0は素子の傾き、aは素子の寸法、b、
Cは段差の寸法を示し、X、Y、Zは座標軸、d、e、
0、o’、o“は点位置を示す。
第22図は正面形状と一方の側断面を示し、第24図は
正面形状と2方向の側断面を示した)。
このように、単に素子を傾斜させるという考え方のみで
は、金型の成作上の問題に伴って、反射性能の低下とい
う問題が生じるのである。
上記事情に鑑み、本発明の目的は、外部光線の入射角度
が変化しても反射性能の低下が少ない広域反射型の再帰
反射器を得るとともに、比較的製作容易であって、しか
も反射無効部を生じさせる段差部ができることなくその
ような反射器を成形できる金型を提供することにある。
しかして、本発明にしたがう再帰反射器は、外部光線の
入射する平坦な外面と、3種類の反射素子を複数個ずつ
形成された内面とからなることを特徴とするものである
第1の種類の反射素子は公知の反射素子であって、互に
垂直に交わる3個の面からなり、これらの面に対して同
じ角度をなす直線が反射器の外面に対して垂直となるよ
うに配置されたものである。
第1図乃至第3図に示したものは、この第1の種類の反
射素子の一例であって、互に垂直な3個の面6・2・1
・5,6・5・3・4、及び6・4・2からなる第1部
分Iと、互に垂直な3個の面10・2・1・9・10・
9・8・4、及び10・4・2からなる第2部分■とか
らなっている。
部分Iと部分■とは面6・4・2と面10・4・2とを
対向させるような仕方で配置されており、各部分におけ
る3面に同一角度(35°16′)をなす直線が反射器
の外面に垂直となるように構成されている。
また、外面に垂直な方向から見た場合、四辺形1・3・
4・2及び四辺形7・8・4・2が互に合同な矩形とな
り、点6及び10がそれぞれこれらの矩形の中心に位置
し、点5及び9がそれぞれ辺1・3及び辺7・8の中心
となるように構成されている。
このような反射素子に入射する外部光線のうちで再帰反
射光線として出射されるものは、部分Iまたは部分■に
おいて、ひとつの面で全反射し、同部分の別の面で全反
射して出射するか、あるいは同部分のさらに別の面で全
反射した後に出射するような角度で、この反射素子に入
射する光線である。
すなわち、ある一定の光線入射角度における再帰反射性
能は、その方向から見た場合の全反射面の面積、すなわ
ち有効反射面の面積に比例するのである。
たとえば第1図乃至第3図に示した反射素子において、
反射器の材質の屈折率が1.5であるとすると、各部分
I、Iにおける3面に同一角度をなす直線を含む面上で
外面の法線に対してθ−15゜だけ傾斜して入射した平
行光線に対する有効反射面は、第4図に示したように、
四辺形acdbと六角形egijhfとであり、反射性
能はこれらの面積の合計に比例するものとして理解する
ことができる。
第5図に示した表は、入射角θをさまざまに変化させた
ときの有効反射面の変化を示すものである。
同図には右方向の角度変化の場合のみが示されているが
、左方向に変化した場合の部分I及び■における有効反
射面の変化は、それぞれ右方向への変化の場合における
部分■及びIにおける有効反射面の変化に等しい。
同図に示されているように、入射角θが19°36′以
上になったときには一方の部分の面が全反射面を構成し
なくなり、有効反射面積が急激に小さくなってしまう。
このため、反射性能もθ=19°36′を境界として急
激に低下するのである。
この入射角θと反射性能との関係をグラフであられせば
第12図の線I+Iのようになる。
このグラフはθ二〇°のときの反射性能を100として
示したものである。
第6図及び第7図には、第1の種類の反射素子の他の一
例を示した。
この反射素子は互に垂直な面11・12・13・14.
11・14・15・16.11・16・17・12から
なり、これらの面に対して同一角度(35°16′)を
なす直線が反射器の外面に垂直となるように配置されて
いる。
そして、外面に垂直な方向から見た場合に、六角形12
・13・14・15・16・11が正六角形をなし、点
11がその中心に位置するように構成されている。
したがって、この反射素子の反射性能は、任意の稜線を
含む外面に垂直な面上での平行入射光線の変化に対して
はほぼ前記の例における反射素子の一方の部分と同様に
変化することとなる。
たとえば、第7図に示した素子においては、同図右方向
へ入射角が変化した場合には、第5図に示した部分■と
ほぼ同様に有効反射面の面積が漸減し、左方向へ変化し
たときには第5図に示した部分■の右方向への変化とほ
ぼ同様に有効反射面の面積が漸減した後A19°36′
で臨界点に達するのである。
つまり、この反射素子の反射性能はきわめて偏ったもの
となるのである。
したがって、この種の反射素子はこれと同一の反射素子
を反射器の外面に平行な面上で180度回転させてなる
反射素子と組合わされて使用されるのが通常である。
この組合せ後の反射素子組の反射性能は第12図に線I
+Iで示したものとほぼ同様に変化することは当然であ
る。
第8図乃至第10図には第2の種類の反射素子の一例を
示した。
この反射素子は、第1図乃至第3図に示した反射素子の
第1部分Iにおける3面に同一角度をなす直線つまり素
子の所謂軸と、第2部分■における3面に同一角度をな
す直線とを、互に倍の距離に離間させるとともに、これ
らの両直線を含む面上で一定方向に一定角度φだけ傾斜
させてなるものである。
すなわち、この反射素子を互に直角をなす3面6′・1
8・1′・5’、6’・5′・3′・19.6’・19
・4′・2・18からなる第1部分■′と、互に直角を
なす3面10′・20・7′・9′。
10′・9′・i′・21,10’・21・4′・2′
・20からなる第2部分■′とからなっている。
そして、部分I′と■′とは面6′・19・4′・2′
・18と面10′・21・4′・2′・20とを互に対
向させるような仕方で配置されており、各部分における
3面に同一角度をなす直線が互に平行であり、かつこれ
らの直線を含む面が反射器の外面に垂直であり、またこ
れらの直線が反射器外面に対してφ二11゜だけ傾斜し
ているのである。
さらに、これらの直線と同一方向から見た場合に、四角
形18・1′・3′・19と四角形20・7r・8′・
21とが互に合同な矩形であって、点6′と点10′と
がそれぞれこれらの矩形の中心に位置し、点18.20
及び点19.21がそれぞれ辺1′・7′及び辺3′・
8′の3等分点であるように構成されている。
また対向する面6′・19・4′・2′・18と面10
’−21−4’・2′・2oとは、ともに正面から見た
場合には、第8図の如く五角形状に見える。
この場合、正面から見た時、第2部分における軸12と
該対向する面同士の境界線2′・4′との距前12は、
第1部分の軸11と境界線2′・4′との距離L1より
も長く、2倍程度になっている。
この結果、第2部分の面10′・21・4′・2′・2
0は、その横方向の幅が、第1部分の面6′・19・4
′・2′・18の同じ幅よりも長くなる形状に見えるよ
うに構成されるのである。
この反射素子の有効反射面は、入射光線が部分I/、n
/の3面に同一角度をなす直線を含む面に沿って左右方
向に変化するにつれて、第11図に示したように変化す
る。
すなわち、部分■′においては、左方向にθ=16°2
5′である状態を中心として、θが左方向に変化したと
きには有効反射面の面積は一時増大した後漸減し、θが
右方向に変化したときには漸減した後θ=2°43′(
右方向)で臨界点に達する。
また、部分I′においては、左方向にθ=16°25′
である状態を中心として、θが右方向に変化したときに
は有効反射面の面積は一時増大した後漸減し、θが左方
向に変化したときには漸減した後θ=37°17′で臨
界点に達する。
したがって、この反射素子の反射性能の変化をグラフで
あられせば、反射素子の面積が第1図乃至第3図に示し
たものと同一であると仮定すると、第12図に線I’+
l’で示したようになる。
すなわち、この反射素子は、部分I′と■′とを互に大
きく離間させて部分I、Iにはなかった矩形面2′・1
8・19・4′と2′・20・21・4′とを形成した
結果、広い角度範囲に亘って安定した反射性能を有し、
また、部分I′と■′との3面に同一角度をなす直線を
反射器外面に対して傾斜させた結果、反射性能曲線のピ
ークが左方向にずれているのである。
本発明における第3の種類の反射素子は、上記のような
第2の種類の反射素子を反射器外面に平行な面上で18
0度回転させたものである。
したがって、この第3の種類の反射素子の反射性能は第
12図の線1’+n’を縦軸を中心として線対称にうつ
した特性を有することとなる。
本発明にしたがう反射器は、上記のような3種類の反射
素子を適宜の割合で組合せて使用したものであるから、
広域反射性能を有している。
とくに、反射素子の組合せの割合を変更することにより
、所望の反射性能特性を有する反射器とすることができ
るという利点がある。
また、第2の種類の反射素子と、第3の種類の反射素子
とは、それを構成する部分の3面に同一角度をなす直線
の反射器外面に対する傾斜角度φを調整することによっ
て、反射性能曲線のピークのずれ幅を調整できるので、
反射器全体の反射性能曲線のひろがり具合、すなわち広
域反射性能の範囲を調整することができる。
第13図に示したものは、上記3種類の反射素子の組合
せの一例を示す本発明の反射器の一実施例であって、透
明な合成樹脂を用いて全体として円板状に一体形成され
ている。
この反射器は3つの領域に分けられており、縦軸線に沿
う中央の帯状の領域31には第1の種類の反射素子が形
成され、その左側の領域32には第2の種類の反射素子
が形成され、右側の領域33には第3の種類の反射素子
が形成されている。
これらの領域の面積比は、領域32:31:33=1:
1.66:1となるように定められている。
そして、第1の種類の反射素子としては、第6図及び第
7図に示したものとそれを反射器外面に平行な面上で1
80度回転させたものとの組が使用され、第2の種類の
反射素子としては、第8図乃至第10図に示したものに
おいてφ=19°としたものが使用され、第3の種類の
反射素子としては、第2の種類の反射素子を反射器外面
に平行な面上で180度回転させたものぎ使用されてい
る。
そしてこのとき、当然のことながら、第2の種類の反射
素子と第3の種類の反射素子とは、反射器外面を垂直に
立てた場合、これらを構成する2部分の3面に同一角度
をなす2直線を含む面が水平面となるような方向に配列
されており、第1の種類の反射素子は1本の稜線が水平
面内に位置するように配列されている。
この結果、領域31.32,33における反射性能は第
14図にそれぞれ線31’、32’、33’に示したよ
うになり、反射器全体の反射性能はこれらの線を縦軸方
向に合成した線34となる。
この線34の推移から明らかなように、この反射器にお
いては、左右方向にθ−50°で入射した光線もピーク
時の約25係の反射性能をもって再帰反射されるので、
この反射器は自転車や海上のブイなどのように光線の入
射方向が一定しない物体に反射信号装置として取付ける
のに適している。
この反射器は、また、比較的容易に製作することができ
る。
すなわち、この反射器の内面を成形するための金型は4
種類の比較的単純な形状のピンから作られるのである。
以下、これらのピンにつき詳述する。
第15図は第13図に示した反射器を模型的に拡大して
示した図面あって、41.41’が組となっている第1
の種類の反射素子を示し、42が第2の種類の反射素子
を示し、43が第3の反射素子を示している。
一方、このような反射素子を形成する金型のピンの形状
は次の通りである。
すなわち第15図の素子のQ列を形成するための第1の
種類のピン51は、第16図a、bに示したように、正
六角形柱の頂部に4個の面によって4本の稜線51a、
51b、51c、51aを形成したものである。
そして、第16図aにおいて正六角形の対角線上に延び
る2本の稜線51a、51bによって隔てられたそれぞ
れ2個の面は互に直角に交わっており、これらの稜線は
ピン51の中心軸線上においてそれぞれこの中心軸線に
54°44′の角度をなして互に交わっている。
第15図の素子のT、T’列を形成するための第2の種
類のピン52は、第17図a、bに示したように、第1
の種類のピン51と同一の太さを有する正六角柱の頂部
に2個の面によって1本の稜線52aを形成したもので
ある。
この稜線52aはピン52の中心軸線に垂直な面上にあ
り、この稜線によって隔てられた2個の面はともにピン
の軸線に対して35°16′の角度をなしている。
そして、このピンの小径をaとし、2個の面の下端間の
ピン軸線方向の距離をbとすると、aとbとの間にはb
=3atan30゜tanφなる関係が成立つように構
成されている。
第15図の素子のR,R’列を形成するための第3の種
類のピン53は、第18図a、1に示したように、第1
の種類及び第2の種類のピンの正六角柱に合同な正六角
柱をその対向辺に相当する部分で分割した正六角柱半部
を互にφ=19°傾斜させて接合したものであって、そ
のテーパ形の頂部には2個の面によって1本の稜線53
aが形成されている。
この稜線は前記2個の正六角柱半部の軸線を含む面に対
して垂直に延びており、2個の面はそれぞれの面寄りの
六角柱半部の軸線に対して約35°16′の角度で傾斜
している。
第15図の素子のP、P’列を形成するための第4の種
類のピン54は、第19図a、bに示したように、第1
の種類及び第2の種類のピンの正六角柱と同一の太さを
有する正六角柱の頂部に3個の互に直角に交わる面によ
って3本の稜線54a、54b、54cを形成したもの
であって、3本の稜線の交点はピン54の中心軸線上に
位置し、第19図aにおいては各稜線が六角形の対角線
の半分と一致するように構成されている。
第15図に示す如く、この反射器の第1の領域31は第
4の種類のピン54と第1の種類のピン51とから構成
される金型で形成され得る。
すなわち、第15図において符号Pで示した部分には第
4の種類のピン54を同一方向に密接配置し、部分P′
には同種類のピンを180度回転させて密接配置し、こ
れらの間の部分Qには第1の種類のピン51を縦一列に
密接配置することによって、金型のこの領域31に対応
する部分がつくられるのである。
この領域31と、第2の領域32及び第3の領域33と
の境界に相当する部分R,R’には、部分P、P’の最
外列に沿って第3の種類のピン53を一列に密接配置す
る。
このとき、このピン53の稜線53aが一直線状となる
よう留意する。
この第3の種類のピン53の外側すなわち部分s、s’
には第1の種類のピン51を一列に密接配置し、続いて
部分子、T’に第2の種類のピン52を一列に密接配置
し、以下次々とこれらのピンの列を交互に密接配置する
このとき、第3の種類のピンがφ=19°のテーパ形で
あるので、このように配置された第1の種類のピン51
と第2の種類のピン52とは領域31成形用の第1の種
類のピン51及び第4の種類のピン54に対してφ=1
9°だけ傾斜することとなる。
また、第2の種類のピン52はその稜線52aが一訝線
状となるとともに、この稜線52aをはさむ面のうち小
さい方の面が領域31方向を向くように配列される。
この第2の種類のピン52において、前記のようにb=
3atan30°tanφなる関係が設定されているの
は、上記のように第1の種類のピン51の列とこの第2
の種類のピン52の列とを交互に密接配置していくとき
に、第2の種類のピン52の頂点の高さが領域31にお
ける第4の種類のピン54の頂点の高さとほぼ同じレベ
ル茶保ちながら、しかも隣接するピンの頂部の面が互に
段差なく接続されることを可能にするためである。
したがって、この第1の種類のピン51と第2の種類の
ピン52とによって、金型の領域32.33に対応する
部分が構成されるのである。
このようにして、第13図に示した本発明の一実施例に
かかる反射器は、比較的単純な形状の4種類のピンを集
合させてつくることができるのである。
なお、第13図に示した反射器以外の反射器であっても
、本発明にしたがうものであれば、第2の反射素子と第
3の反射素子とが、基本的には第1図乃至第3図に示し
た公知の反射素子を傾斜させて得られたものであるので
、第16図乃至第19図に例示したような少なくとも4
種類のピンを使用して当該反射器成形用の金型をつくる
ことができる。
上記の実施例からも明らかなように、本発明にしたがえ
ば、所望の反射性能特性、とくに広域反射性能特性を有
する反射器を得ることができる。
また、このような反射器を形成するための金型は比較的
容易につくることができるのである。
しかもこの金型は、段差を有することなく成形され、従
って金型により得られる素子も段差部は有さす、有効な
反射を行える。
本発明の反射器は、その反射性能が広域に及ぶので、つ
ねに揺動する物体に対しても有効に用いることができる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は第1の種類の反射素子の一例を示し
、第1図は正面図、第2図は右側面図、第3図は下面図
である。 第4図は入射角θ=15゜のときの有効反射面を示し、
第5図はθの変化にともなう有効反射面の変化を示す表
である。 第6図及び第1図は第1の種類の反射素子の他の一例を
示し、第6図は正面図、第7図は下面図である。 第8図乃至第11図は第2の種類の反射素子の一例を示
し、第8図は正面図、第9図は右側面図、第10図は下
面図、第11図は入射角θの変化にともなう有効反射面
の変化を示す表である。 第12図は第1の種類の反射素子及び第2の種類の反射
素子の反射性能特性をあられすグラフである。 第13図は本発明にしたがう反射器の一実施例を示す正
面図、第14図は第13図の反射器の反射性能特性をあ
られすグラフ、第15図は第13図の反射器における反
射素子の配列を模型的に拡大して示す説明図である。 第16図乃至第19図はそれぞれ第13図の反射器成形
用の金型を構成する4種類のピンを示し、これらの図に
おけるaは上面図、bは側面図である。 第20図は参考例のピン及び金型を示し、第21図乃至
第25図は該参考例に係る傾斜素子の作用を説明する参
考図である。 符号の説明、41.41′・・・・・・第1の種類の反
射素子、42・・・・・・第2の種類の反射素子、43
・・・・・・第3の種類の反射素子、51・・・・・・
第1の種類のピン、52・・・・−・第2の種類のピン
、53・・・・・・第3の種類のピン、54・・・・・
・第4の種類のピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外部光線の入射する平坦な外面と、3種類の反射素
    子を複数個ずつ形成された内面とを備え、第1の種類の
    反射素子は互に垂直こ交わる3個の面からなり、これら
    の面に対して同じ角度をなす直線が前記外面に対して垂
    直となるように配置され、 第2の種類の反射素子は互に垂直に交るる3個の面から
    なる第1部分と互に垂直をなす別の3個の面からなる第
    2部分とからなり、第1部分と第2部分とは第1部分の
    3個の面に対して同じ角度をなす直線と第2部分の3個
    の面に対して同じ角度をなす直線とがともに両面線を含
    む面内で一定方向に一定角度傾斜するとともにひとつの
    面を互に対向させるような仕方で配置され、かつこれら
    の対向面の境界線から第2部分の前記直線までの距離は
    該境界線から第1部分の前記直線までの距離より両面線
    を含む面上における長さにおいて長くなるように構成さ
    れ、この結果正面から見た場合対向する面の内箱2部分
    の面は第1部分の面の5角形よりも前記境界線に直角な
    方向における長さが長い5角形状に見えるように構成さ
    れており、第3の種類の反射素子は前記第2の種類の反
    射素子を前記外面に平行な面上で180度旋回させてな
    る反射素子である、再帰反射器。 2 第1項に記載の再帰反射器を成形するための金型で
    あって、少なくとも4種類のピンを複数個ずつ組合せて
    なり、 第1の種類のピンは六角形の断面をもち、その頂部には
    4個の面によって4本の稜線が形成され、そのうち1本
    の稜線をはさむ2個の面は互に直角に交わり、対向する
    1本の稜線をはさむ他の2個の面も互に直角に交わり、
    これらの直角稜線は当該ピンの軸線を含む面上にあって
    ともにピンの軸線に対して約54°44′の角度をなし
    、第2の種類のピンは六角形の断面をもち、その頂部に
    は互にともにピンの軸線に対して約35゜16′の角度
    をなして交わる2個の面によって1本の稜線が形成され
    、この稜線は当該ピンの軸線に対して垂直な面上にある
    とともに該2個の面の内の一方は他方よりも広い面積に
    構成され、第3の種類のピンは互に軸線を一定角度傾斜
    させた2個の六角柱半部を組合せて1本のテーパ形の六
    角柱としたものであって、その先細となった頂部には2
    個の面によって1本の稜線が形成されており、この稜線
    は前記2固の六角柱半部の軸線を含む面に対して垂直に
    延びており、2個の面はそれぞれの面寄りの六角柱半部
    の軸線に対して約35°16′角度をなして傾斜し、 第4の種類のピンは公知のピンであって特許請求の範囲
    第1項に記載の第1の種類の反射素子の集合部分の少な
    くとも一部を成形するものであり、このように該第1の
    種類の反射素子の集合部分を成形するために集合配置さ
    れた少なくとも前記第4の種類のピンを含むピンの集合
    体の対向縁部に隣接して前記第3の種類のピンが一列に
    密接配置され、この第3の種類のピンの列に隣接して前
    記第1の種類のピンの列及び前記第2の種類のピンの列
    が次々と交互に密接配置され、このとき、第3の種類の
    ピンの稜線と第2の種類のピンの稜線とはそれぞれの列
    において1本の連続した直線となり、かつこれらの直線
    は互に平行となるように構成され、第1の種類のピンに
    おける2本の直角稜線を含む面はこれらの直線を横切る
    ように構成されている、前記金型。
JP49133562A 1974-11-22 1974-11-22 サイキハンシヤキ オヨビ ソノセイケイヨウカネガタ Expired JPS585402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49133562A JPS585402B2 (ja) 1974-11-22 1974-11-22 サイキハンシヤキ オヨビ ソノセイケイヨウカネガタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49133562A JPS585402B2 (ja) 1974-11-22 1974-11-22 サイキハンシヤキ オヨビ ソノセイケイヨウカネガタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5160195A JPS5160195A (en) 1976-05-25
JPS585402B2 true JPS585402B2 (ja) 1983-01-31

Family

ID=15107693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49133562A Expired JPS585402B2 (ja) 1974-11-22 1974-11-22 サイキハンシヤキ オヨビ ソノセイケイヨウカネガタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS585402B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6884371B2 (en) * 2003-03-06 2005-04-26 3M Innovative Properties Company Method of making retroreflective sheeting and articles
JP6854742B2 (ja) * 2017-10-31 2021-04-07 株式会社シマノ リフレクタ及び自転車を含む小型車両

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119992A (ja) * 1974-08-12 1976-02-17 Koito Mfg Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119992A (ja) * 1974-08-12 1976-02-17 Koito Mfg Co Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5160195A (en) 1976-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3926402A (en) Pin having nonaligned cube axis and pin axis and bundle of such pins
US3923378A (en) Cube-corner reflector with non-aligned cube axes and element axes
US6877866B2 (en) Multi-orientation retroreflective structure
US5138488A (en) Retroreflective material with improved angularity
ES2663376T3 (es) Trazado de esquinas de cubo a tres niveles
JP2735299B2 (ja) 逆反射材料
US3873184A (en) Reflector with interspersed angled reflex elements
CN101317107B (zh) 回射物
JP4236469B2 (ja) 多平面ファセットを有するプリズム逆反射体
KR830002571Y1 (ko) 재귀 반사 장치
JP3940783B2 (ja) 方向性反射光学装置
US3954324A (en) Pavement marker having conical retro-reflectors
KR100373209B1 (ko) 재귀 반사체
US3905681A (en) 180{20 {0 Viewable reflector
US3905680A (en) 360{20 {0 Reflex reflector
JPS585402B2 (ja) サイキハンシヤキ オヨビ ソノセイケイヨウカネガタ
JPS5845502U (ja) 広角反射器
US2029375A (en) Reflector
JPS585405B2 (ja) サイキハンシヤキオヨビソノセイケイヨウカネガタ
JPS585401B2 (ja) サイキハンシヤキ
JPS585404B2 (ja) 再帰反射器
US4340301A (en) Retroreflector plate and a method for its manufacture
JPS585403B2 (ja) サイキハンシヤキ オヨビ ソノセイケイヨウカネガタ
US3883224A (en) Light reflector and mold therefor
JPS60237402A (ja) コ−ナ−キユ−ブプリズム