JPS61256263A - プリント板自動試験器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はプリント基板に電気回路の素子を構成する部品
を実装した回路の異なる複数種のプリント板の試験を自
動的に行なうプリント板自動試験器に関する。

（従来技術） プリント基板に部品を実装したプリント板の試験を行な
うには、プリント板と試験器との間の電気的接続を行な
う試験台として、テスト用のフィクスチャが用いられて
いる。

第２図はフィクスチャの一例を示す縦断面図であり、上
面板１１と下面板１２と側板１３とにて空間部１４を囲
む中空箱を形成し、側板１３の下部はフィクスチャの脚
部を構成している。

上面板１１の周辺部は切断溝１１ａにて切離された額縁
状の枠１１ｂを形成しており、切断溝１１ａの上部は帯
状のゴム板１５にて覆われ、空間部１４の気密を保持し
ている。１６は被試験プリント板２の配線パターンと電
気的に接触する先端部１６ａを有する接触針であり、上
面板１１にプリント板２を押圧することにより、上面板
ｔｉに設けた穴Ｌｌｃを貫通して先端部１６ａがプリン
ト板に電気的に接続する如く、接触針１６の基部１６ｂ
が下面板１２に植設されている。なお、該基部１６ｂに
は試験器３と電気信号の送受を行なうリード線１７が接
続されている。

１８は上面板１１と下面板１２との間に設けたスプリン
グであり、プリント板２を上面板１１の所定の位置に載
置し、側板１３に設けたポンプ吸川口１９を通じて、真
空ポンプで空間部１４を負圧にすると、該スプリング１
８は圧せられてプリント板２の配線パターンと接触針１
６の先端部１６ａが接触するよう構成されている。

したがって、プリント基板に部品を実装した電気回路の
構成の異なる複数種類のプリント板の試験に際し、プリ
ント板の種類を判別して作業者、または試験システムの
コンピュータなどからの指令により、フィクスチャに載
置したプリント板に対応する試験用プログラムを、試験
器よりリード線１７および接触針１６を介して、プリン
ト板の所定の回路部分に送り、その結果を試験器に受け
てプリント板の試験を行なっている。

また、プリント板の種類を作業者が判別して、該プリン
ト板専用の試験用プログラムを有するフィクスチャに配
置する、プリント板の試験方法も行なわれている。

（従来技術の問題点） 上述のように、プリント基板に部品を実装した電気回路
の異なる複数種類のプリント板の試験については、プリ
ント板の種別を判定し、判定したプリント板に対応する
試験用プログラムを選定ｊ７て試験を行なうので４試験
−［程が複雑となり、（の工程の能率が低下する。

また、作業者がプリント板の種類を判別する場合には、
例えば、ＩＣのパッケージなど外形の同一なものが多い
ため、判別に時間を要するとともに、判別を誤ると作業
能率の低下のみでなく、プリント板や電気部品の破損を
生ずることとなる。

（発明の目的） 本発明の目的は、上記の如き従来の欠点を解消して、電
気回路の種別の異なるプリント板を自動的に識別して試
験を行なうプリント板自動試験器を提供仁るにある。

（発明の概要） 上述の如き本発明を達成するために、電気回路を構成す
るプリント板の試験器において、プリント板に該プリン
ト板の種別を示すコードを設けるとともに、プリント板
の試験台に該コードを識別する識別機構を設けて異種の
プリント板との識別手段としたプリント板自動試験器が
提供される。

（実施例） つぎに、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説
明する。

第１図は本発明に係るプリント板自動試験器の一実施例
の構成を示す説明図であり、第２図と同一部分には同一
の符合をつけ、その説明は省略する。

図において、２０は後述する識別手段の一部としてフィ
クスチャ１の下面板１２の所定位置に配設した識別機構
となるリミットスイッチであり。

上面板１１のスイッチ穴ｌｉｄを貫通する触針２０ａを
有し、該触針２０ａをプリント板５が押圧することによ
り、リミットスイッチ２０がＯＮとなる。

５１はプリント板５の所定の位置に設けたコード部であ
り、該プリント板の種別を識別する複数個のコード穴５
１ａがプリント板を貫通して設けられている。そして、
プリント板５を試験のため上面板１１の上に載置すると
、コード穴５１ａの穴に対応するりミツトスインチ２０
　ｉｊ触針２０ａの押圧がないためＯＦＦとなり、また
、プリント板５に触針２０ａが押圧されたリミットスイ
ッチ２０はＯＮとなる。

４はリミットスイッチ２０よりの信号をコード線１７ａ
を介して導入する識別器であり、識別したコードを試験
器３に送って、該コードに対応する試験用プログラムを
試験器３が発するよう構成されている。なお、該識別器
４は複数台の試験器３よりの各種の試験用プログラムを
受け、リミットスイッチ２０からの信号を受信すること
により、対応するプログラムを発する試験器に切換えて
、該プログラムをフィクスチャ１に送信してもよい。

つぎに、このような構成の木実流側の動作を説明する。

所定の位置にコード部５１を有しプリント板５の種別を
表わすコード穴５１ａを貫設したプリント板５を、フィ
クスチャ１の所定位置に載置し、ポンプ吸引口１９より
真空ポンプ（図示なし）にて空間部１４を負圧にすると
、プリント板５を乗せた上面板１１はスプリング１８を
圧してド方に吸引される。そして、プリント板５の下降
により、コード部５１のコード穴５１ａに対応する触針
２０ａは押圧がないのでリミットスイッチ２０はＯＦＦ
であるが、プリント板５に接触した触針２０ａを有する
リミットスイッチはＯＮとなり、コード線１７ａを介し
てコード部５１に対応した信号を識別器４に送信する。

そして、識別器４は該信号により識別したコードを試験
器３に送り、試験器３がコードに対応する試験用プログ
ラムを発するよう作動せしめる。

一方、上面板１１の下降により、下面板１２に植設した
接触針１６の先端部１６ａはプリント板５の配線パター
ンと接触して電気的に接続される。そして、Ｌ記の試験
器３よりは、リード線１７を介してプリント板５に対応
する試験用プログラムが送られてくるので、設定した通
りのプリント板５の試験が自動的に誤りなくできること
となる。

第３図はコード識別手段の他の例を示す説明図で、リミ
ットスイッチの代りに、フォトトランジスタやＣｄＳな
どを用いた光センサ２１を用いた一例であり、該光セン
サ２１の出力をコード線１７ａを通じて識別器４に送信
するものである。

なお、本発明を上記実施例により説明したが、本発明の
主旨の範囲内で、例えばコード識別手段の一部として、
プリント板にコード穴を設けずにプリントパターンにて
コードに従ったパターンを作成し、前記接触針の如きコ
ード用接触針をフイクスチャに設けてパターンに応じた
信号を識別器に送信するなど、種々の変形が可能であり
、これらを本発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように本発明は、　プリント基板に
部品を実装した電気回路の異なる複数種類のプリント板
の試験に際し、プリント板に識別用コードを設けるとと
もに、プリント板を載置して試験を行なうフィクスチャ
に該コードの識別手段を設けたので、該識別手段により
プリント板に対応する試験用プログラムにての試験が自
動的に害施でき、試験工程の能率が向上する。

また、プリント板の種別の判別に当って、プリント板に
設けた識別用コードを読み取るので、判別の誤りも少な
く、正しい試験工程を行ない得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るプリント板自動試験器の一実施例
の構成を示す説明図、第２図はフイクスチャの一例を示
す縦断面図、第３図はコード識別手段の他の例の説明図
である。 ｌ・・・フィクスチャ、４・・・識別器、５・・・プリ
ント板、２０・・・リミットスイッチ、２０ａ・・・触
針、５１・・・コード部、５１ａ・・・コード穴。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電気回路を構成するプリント板の試験器において、プ
   リント板に該プリント板の種別を示すコードを設けると
   ともに、プリント板の試験台に該コードを識別する識別
   機構を設けて異種のプリント板との識別手段としたこと
   を特徴とするプリント板自動試験器。