JPS6125567B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6125567B2 JPS6125567B2 JP9311380A JP9311380A JPS6125567B2 JP S6125567 B2 JPS6125567 B2 JP S6125567B2 JP 9311380 A JP9311380 A JP 9311380A JP 9311380 A JP9311380 A JP 9311380A JP S6125567 B2 JPS6125567 B2 JP S6125567B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beams
- cross
- cargo box
- rear ends
- longitudinal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 13
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ダンプカー等における荷箱構造、特
に、その下部構造に関するものである。
に、その下部構造に関するものである。
近年、ダンプカー等の荷箱においては盛んに軽
量化が叫ばれているが、従来より荷箱の下部構造
は、床板の裏面に複数個の横桁を前後方向に並列
に一定間隔を存して固設すると共に、一対の縦桁
を上記横桁の下面に固設して構成されており、上
記縦桁は、重量を支える重要な部材であるがた
め、桁自体が重量物となつており、しかも、床板
の前端から後端に亘つて設けられ、且つ全体に一
様断面、一様強度に構成されているため、上記荷
箱軽量化の大きな障害となつている。
量化が叫ばれているが、従来より荷箱の下部構造
は、床板の裏面に複数個の横桁を前後方向に並列
に一定間隔を存して固設すると共に、一対の縦桁
を上記横桁の下面に固設して構成されており、上
記縦桁は、重量を支える重要な部材であるがた
め、桁自体が重量物となつており、しかも、床板
の前端から後端に亘つて設けられ、且つ全体に一
様断面、一様強度に構成されているため、上記荷
箱軽量化の大きな障害となつている。
そこで、本発明は、荷箱における曲げモーメン
トが第3図に示すように作用するという点に着目
し、つまり、荷箱を突き上げるリフト機構の連結
点A及び荷箱を車体フレームに枢着するヒンジ点
Bにおいて大なる負の曲げモーメントが作用し、
該連結点A及びヒンジ点Bより漸次減少し、逆に
荷箱の略中央部Cにて正の最大曲げモーメントが
作用する一方、荷箱の前端D及び後端Eにおいて
は曲げモーメントが何ら作用しないもので、しか
も、その近傍では小さいものであるという点に着
目してなされたものである。
トが第3図に示すように作用するという点に着目
し、つまり、荷箱を突き上げるリフト機構の連結
点A及び荷箱を車体フレームに枢着するヒンジ点
Bにおいて大なる負の曲げモーメントが作用し、
該連結点A及びヒンジ点Bより漸次減少し、逆に
荷箱の略中央部Cにて正の最大曲げモーメントが
作用する一方、荷箱の前端D及び後端Eにおいて
は曲げモーメントが何ら作用しないもので、しか
も、その近傍では小さいものであるという点に着
目してなされたものである。
即ち、本発明は縦桁を長手方向の全長にわたつ
て一様断面、一様強度の中央部材と、先細に形成
された前後両端の部材とにより構成するととも
に、この縦桁の前端及び後端を床板の前端及び後
端より内側に位置せしめることにより、縦桁の前
端部及び後端部が上記曲げモーメントに対応した
強度を有するようにし、荷箱として要求される剛
性を確保しつつ、縦桁の重量を軽減して荷箱を軽
量化したダンプカー等の荷箱構造を提供するもの
である。
て一様断面、一様強度の中央部材と、先細に形成
された前後両端の部材とにより構成するととも
に、この縦桁の前端及び後端を床板の前端及び後
端より内側に位置せしめることにより、縦桁の前
端部及び後端部が上記曲げモーメントに対応した
強度を有するようにし、荷箱として要求される剛
性を確保しつつ、縦桁の重量を軽減して荷箱を軽
量化したダンプカー等の荷箱構造を提供するもの
である。
以下、本発明の構成を実施例について図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第1図及び第2図に示すように、1はダンプカ
ーの荷箱であつて、車体フレーム上に搭載されて
後方へ傾倒自在に枢着されるものである。
ーの荷箱であつて、車体フレーム上に搭載されて
後方へ傾倒自在に枢着されるものである。
荷箱1の床板2は、一枚板で構成されており、
平板部2aの両側端より下方へ垂直部2bが、垂
直部2bの下端より外方へ水平部2cが順に折曲
げ形成されて成り、前部及び両側部に前立板3及
び側方板4が立設されている。
平板部2aの両側端より下方へ垂直部2bが、垂
直部2bの下端より外方へ水平部2cが順に折曲
げ形成されて成り、前部及び両側部に前立板3及
び側方板4が立設されている。
側方板4は、一枚の主板4aの上部及び下部に
略コ字状に折曲げられた上方枠4b及び下方枠4
cが形成されると共に、両枠4b,4c間に垂直
方向の補強材4dが複数個固着されて成り、下部
枠4cにて床板2に溶着され、該下部枠4cと床
板2の垂直部2b及び水平部2cとにより閉断面
の縦梁5が荷箱1の前端から後端に亘つて形成さ
れている。また側方板4の後部にはテールゲート
6がヒンジ7を介して吊下されている。
略コ字状に折曲げられた上方枠4b及び下方枠4
cが形成されると共に、両枠4b,4c間に垂直
方向の補強材4dが複数個固着されて成り、下部
枠4cにて床板2に溶着され、該下部枠4cと床
板2の垂直部2b及び水平部2cとにより閉断面
の縦梁5が荷箱1の前端から後端に亘つて形成さ
れている。また側方板4の後部にはテールゲート
6がヒンジ7を介して吊下されている。
一方、床板2の平板部2aの下面には断面形状
の大なる2本の主横桁8aと断面形状の小なる複
数個副横桁8bとが前後方向に一定間隔を存して
並列に固設されており、各横桁8a,8bの両側
端は垂直部2bに連接されている。主横桁8aは
荷箱1の前部及び後部に位置し、荷箱1を突き上
げるリフト機構の連結ブラケツト9及び荷箱1を
車体フレームに枢着するヒンジブラケツト10が
連設されている。
の大なる2本の主横桁8aと断面形状の小なる複
数個副横桁8bとが前後方向に一定間隔を存して
並列に固設されており、各横桁8a,8bの両側
端は垂直部2bに連接されている。主横桁8aは
荷箱1の前部及び後部に位置し、荷箱1を突き上
げるリフト機構の連結ブラケツト9及び荷箱1を
車体フレームに枢着するヒンジブラケツト10が
連設されている。
更に、各横桁8a,8b下面には一対の縦桁1
1が最前部の副横桁8bから最後部の副横桁8b
に亘つて固設されている。縦桁11は荷箱1に作
用する曲げモーメント(第3図参照)に対応した
強度を有するように形成され、長手方向の全長に
わたつて一様断面、一様強度の中央部材11aの
前後両端に前端部材11b及び後端部材11cが
連接されたものである。前後両端部材11b,1
1cは下面が前端或いは後端に向つて上昇して先
細に形成され、各先端が最前部及び最後部の副横
桁8bに固着されており、荷箱1は前端と最前部
の副横桁8b間、後端と最後部の副横桁8b間に
縦桁11が設けられていないものである。
1が最前部の副横桁8bから最後部の副横桁8b
に亘つて固設されている。縦桁11は荷箱1に作
用する曲げモーメント(第3図参照)に対応した
強度を有するように形成され、長手方向の全長に
わたつて一様断面、一様強度の中央部材11aの
前後両端に前端部材11b及び後端部材11cが
連接されたものである。前後両端部材11b,1
1cは下面が前端或いは後端に向つて上昇して先
細に形成され、各先端が最前部及び最後部の副横
桁8bに固着されており、荷箱1は前端と最前部
の副横桁8b間、後端と最後部の副横桁8b間に
縦桁11が設けられていないものである。
従つて、荷箱1に作用する荷重は床板2から各
横桁8a,8bを介して縦桁11と縦梁5とに伝
えられることになり、特に、曲げモーメントの小
さい荷箱1の前端部及び後端部では縦梁5のみで
支えることになる。
横桁8a,8bを介して縦桁11と縦梁5とに伝
えられることになり、特に、曲げモーメントの小
さい荷箱1の前端部及び後端部では縦梁5のみで
支えることになる。
尚、曲げモーメントの大きいリフト機構の連結
点A及び枢着点Bは大なる主横桁8aとしている
ので、荷重が有効に縦桁11及び縦梁5に伝えら
れ、また縦桁11は各横桁8a,8bの下面に固
着しているので、車体フレームに応じてその取付
け位置を自由に変更できるものである。
点A及び枢着点Bは大なる主横桁8aとしている
ので、荷重が有効に縦桁11及び縦梁5に伝えら
れ、また縦桁11は各横桁8a,8bの下面に固
着しているので、車体フレームに応じてその取付
け位置を自由に変更できるものである。
以上のように本発明によれば、一対の縦桁を荷
箱に作用する曲げモーメントに対応した強度を有
する形状に形成したために、縦桁自体の重量を軽
減して荷箱を軽量なものとすることができると共
に、安価に製作することができる。
箱に作用する曲げモーメントに対応した強度を有
する形状に形成したために、縦桁自体の重量を軽
減して荷箱を軽量なものとすることができると共
に、安価に製作することができる。
図面は本発明の実施態様を例示するものであ
り、第1図は荷箱の側面図、第2図は第1図−
線における一部省略断面図、第3図は荷箱の曲
げモーメント図である。 1……荷箱、2……床板、3……前立板、4…
…側方板、5……縦梁、6……テールゲート、8
a,8b……横桁、9……連結ブラケツト、10
……ヒンジブラケツト、11……縦桁。
り、第1図は荷箱の側面図、第2図は第1図−
線における一部省略断面図、第3図は荷箱の曲
げモーメント図である。 1……荷箱、2……床板、3……前立板、4…
…側方板、5……縦梁、6……テールゲート、8
a,8b……横桁、9……連結ブラケツト、10
……ヒンジブラケツト、11……縦桁。
Claims (1)
- 1 床板の裏面に適数個の横桁を固設すると共
に、一対の縦桁を横桁の下面に固設したダンプカ
ー等の荷箱構造において、前記縦桁は長手方向の
全長にわたつて一様断面、一様強度の中央部材
と、先細に形成された前後両端の部材とよりな
り、縦桁の前端及び後端は床板の前端及び後端よ
り内側に位置していることを特徴とするダンプカ
ー等の荷箱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9311380A JPS5718525A (en) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | Structure of load box for dump truck or the like |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9311380A JPS5718525A (en) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | Structure of load box for dump truck or the like |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5718525A JPS5718525A (en) | 1982-01-30 |
JPS6125567B2 true JPS6125567B2 (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=14073462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9311380A Granted JPS5718525A (en) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | Structure of load box for dump truck or the like |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5718525A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122604U (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-20 | 岡村 「よ」市 | 車両用スパイク付滑り止め部材 |
JPS58122605U (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-20 | 岡村 「よ」市 | 車両用スパイク付滑り止め部材 |
-
1980
- 1980-07-07 JP JP9311380A patent/JPS5718525A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5718525A (en) | 1982-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5681095A (en) | Dump body for a vehicle | |
CN100480073C (zh) | 汽车用车体结构 | |
CN100572175C (zh) | 车辆下部车身结构 | |
US4273381A (en) | Dump body for mounting on the frame of a vehicle | |
JPS58170607A (ja) | 懸架装置の支持メンバ | |
US3610690A (en) | Support arrangement for truck body | |
US3094351A (en) | Dump truck body | |
JPS6125567B2 (ja) | ||
CS199201B2 (en) | Motor vehicle for public transport | |
JPS5930579B2 (ja) | 輸送車 | |
CA2058661A1 (en) | Road vehicle having a rear dump box | |
JP3475719B2 (ja) | ダンプトラック用シャシフレーム | |
JPS6148443B2 (ja) | ||
US3756437A (en) | Side loader vehicles | |
JPH10297527A (ja) | ダンプトラック用シャシフレーム | |
JP3803542B2 (ja) | 荷受台昇降装置付車両におけるリヤバンパ装置 | |
JP3319705B2 (ja) | トラックの荷台補強構造 | |
JPS5842051B2 (ja) | ダンプカ−の荷箱 | |
JP3811297B2 (ja) | トラックの荷台補強構造 | |
CN219154469U (zh) | 重载铁路凹底平车 | |
RU30695U1 (ru) | Грузовая платформа кузова транспортного средства | |
JP3475718B2 (ja) | ダンプトラック用シャシフレーム | |
JPS5943334B2 (ja) | ダンプカ−等の荷箱 | |
CN217100163U (zh) | 一种u型自卸车及其车厢底架 | |
JPH075101B2 (ja) | トラックの後輪懸架スプリング取付装置 |