JPS6125563A - 単針式膜分離型血漿採取装置 - Google Patents
単針式膜分離型血漿採取装置Info
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- JPS6125563A JPS6125563A JP14657084A JP14657084A JPS6125563A JP S6125563 A JPS6125563 A JP S6125563A JP 14657084 A JP14657084 A JP 14657084A JP 14657084 A JP14657084 A JP 14657084A JP S6125563 A JPS6125563 A JP S6125563A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は献血による採血に際し、膜型血漿分離器を使用
して血漿のみを採取し、血球成分を献血者に返送する単
針成膜型血漿採取／ステムに関する。
して血漿のみを採取し、血球成分を献血者に返送する単
針成膜型血漿採取／ステムに関する。
〈従来の技術〉
献血による採漿システムの１つとして遠心法があるが、
高価な設備を必要とするので不経済であり、また複雑な
設備を必要としない沈降法は血漿分離に長時間を要する
ので実用的でない。
高価な設備を必要とするので不経済であり、また複雑な
設備を必要としない沈降法は血漿分離に長時間を要する
ので実用的でない。
膜型血漿分離器を使用した模型採漿システムは分離血漿
中に血小板等の有形成分を含有しないので最も有効な方
法であるが、従来の方法は両腕のそれぞれに留置針を穿
入させ、該両省置針を経由する体外血液循環によるもの
であるから献血者に与える負担が大であった。
中に血小板等の有形成分を含有しないので最も有効な方
法であるが、従来の方法は両腕のそれぞれに留置針を穿
入させ、該両省置針を経由する体外血液循環によるもの
であるから献血者に与える負担が大であった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
献血者の両腕の静脈にそれぞれ留置針を穿刺する必要が
ある従来例の換型採漿／ステムにおいて、献血者は２本
の留置針の留置を必要とされ、負担が大であった。
ある従来例の換型採漿／ステムにおいて、献血者は２本
の留置針の留置を必要とされ、負担が大であった。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
あって、ドナーの血管に留置された留置針と、この留置
針から膜型血漿分離器に血液を輸送する送血ライン表、
前記膜型血漿分離器において、前記血液からこの膜型血
漿分離器に装備された分離膜を通過した血漿が分離され
た赤血球濃厚液を前記留置針に返送する返血ラインと、
前記血漿を血漿容器に輸送する血漿ラインとよりなり。
あって、ドナーの血管に留置された留置針と、この留置
針から膜型血漿分離器に血液を輸送する送血ライン表、
前記膜型血漿分離器において、前記血液からこの膜型血
漿分離器に装備された分離膜を通過した血漿が分離され
た赤血球濃厚液を前記留置針に返送する返血ラインと、
前記血漿を血漿容器に輸送する血漿ラインとよりなり。
前記送血ラインは、この送血ライン内を輸送される血液
を抗凝血さぜる抗凝血化手段と、この抗凝血化された抗
凝血化血液を前記膜型血漿分離器に間欠的に輸送する間
欠送血手段とを備え、前記返血ラインは、との返血ライ
ンと連通ずる赤血球濃厚液容器と、前記間欠送血手段が
送血を停止したときにのみ返血を行う間欠返血手段とよ
りなる。
を抗凝血さぜる抗凝血化手段と、この抗凝血化された抗
凝血化血液を前記膜型血漿分離器に間欠的に輸送する間
欠送血手段とを備え、前記返血ラインは、との返血ライ
ンと連通ずる赤血球濃厚液容器と、前記間欠送血手段が
送血を停止したときにのみ返血を行う間欠返血手段とよ
りなる。
く作用〉
本発明のシステムは上記の手段を備え前記間欠送血手段
が送血作動をするとき、前記間欠返血手段は返血を停止
し、前記送血ラインから前記膜型血漿分離器に輸送され
た抗凝血化血液は前記分離膜を通過する血漿と、該分離
膜を通過しない赤血球濃厚液とに分離され、前記血漿は
血漿ラインを経て血漿ｘ器に収容され、前記赤血球濃厚
液は前記赤血球濃厚液容器に貯留され、前記間欠送血手
段が送血を停止するとき、前記間欠返血手段は返血作動
を行い、前記赤血球濃厚液容器に貯留された赤血球濃厚
液は前記留置針を経てドナーに返送される。
が送血作動をするとき、前記間欠返血手段は返血を停止
し、前記送血ラインから前記膜型血漿分離器に輸送され
た抗凝血化血液は前記分離膜を通過する血漿と、該分離
膜を通過しない赤血球濃厚液とに分離され、前記血漿は
血漿ラインを経て血漿ｘ器に収容され、前記赤血球濃厚
液は前記赤血球濃厚液容器に貯留され、前記間欠送血手
段が送血を停止するとき、前記間欠返血手段は返血作動
を行い、前記赤血球濃厚液容器に貯留された赤血球濃厚
液は前記留置針を経てドナーに返送される。
〈実施例〉
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は第１の実施例の流路系図である。第１図におい
て、１は単側式膜分離型血漿採取／ステムである。この
システム１は、ドナーＤの血管に留置された留置針２と
、この留置針２から膜型血漿分離器３に血液を輸送する
送血ライン４と、前記膜型血漿分離器３において、前記
血液からこの膜型血漿分離器３に装備された分離膜を通
過した血漿が分離された赤血球濃厚液を前記留置針２に
返送する返血ライン５と、前記分離膜を通過した血漿を
血漿容器７に輸送する血漿ライン６とよりなり、この血
漿ライン６に前記血漿を輸送する血漿ポンプ１４を配備
することができる。前記送血ライン４Ｖｉこの送血ライ
ン４内を輸送される血液を抗凝血化させ５抗凝血化手段
と、この抗凝血化された抗凝血化血液を前記膜型血漿分
離器３に間欠的に輸送する間欠送血手段とを備える。前
記抗凝血化手段は抗凝血剤容器８から抗凝血剤を前記送
血ライン５に添加する抗凝血剤ライン９を備え、前記抗
凝血剤は重力流下またはポンプ輸送によって前記送血ラ
イン４内の血液に対して規定の割合で添加され前記血液
は抗凝血化される。抗凝血剤として各種のものを使用で
きるが、ＡＣＤ液を使用するとき血液流量の４が添加さ
れる。前記間欠送血手段は前記送血ライン４に配備され
た間欠作動のポンプ１０よりなる。このポンプ１０の間
欠作動は間欠作動コントローラ１１によって制御される
。このポンプ１０を２連式ローラーポンプとし、この２
連式ローラーポンプ１０に前記送血ライン４と抗凝血剤
ライ／９とを装着し、該両ラインの流路断面積を規定比
、例えばＡＣＤを抗凝血剤として使用するとき９：１と
するとき、１台の２連式ローラーポンプ１０の作動によ
って送血およびこの送血量に対する規定比の抗凝血剤の
添加が行われる。前記返血ライン５は、この返血ライン
５と連通ずる好捷しくは血液バッグ形式の赤血球濃厚液
容器１２と、前記間欠送血手段、すなわち前記２連式ロ
ーラーポンプ１０が停止したときにのみ返血を行う間欠
返血手段とを備える。この間欠返血手段は前記返血ライ
ン５に配備されたローラーポンプ形式の返血ポンプ１３
よりなる。この返血ポンプ１３の間欠作動は前記間欠作
動コントローラ１１によって制御される。なお１５．１
６はそれぞれ前記送血ライン４と返血ライン５とに配備
されたエアトラップであって、関係ライン内のエアを捕
捉するとともに該関係ライン内の圧力を指示する圧力計
ＰＩ、Ｐ２とをそれぞれ備える。Ｐ３は前記膜型血漿分
離器３に装備された分離圧指示用の圧力唱である。
て、１は単側式膜分離型血漿採取／ステムである。この
システム１は、ドナーＤの血管に留置された留置針２と
、この留置針２から膜型血漿分離器３に血液を輸送する
送血ライン４と、前記膜型血漿分離器３において、前記
血液からこの膜型血漿分離器３に装備された分離膜を通
過した血漿が分離された赤血球濃厚液を前記留置針２に
返送する返血ライン５と、前記分離膜を通過した血漿を
血漿容器７に輸送する血漿ライン６とよりなり、この血
漿ライン６に前記血漿を輸送する血漿ポンプ１４を配備
することができる。前記送血ライン４Ｖｉこの送血ライ
ン４内を輸送される血液を抗凝血化させ５抗凝血化手段
と、この抗凝血化された抗凝血化血液を前記膜型血漿分
離器３に間欠的に輸送する間欠送血手段とを備える。前
記抗凝血化手段は抗凝血剤容器８から抗凝血剤を前記送
血ライン５に添加する抗凝血剤ライン９を備え、前記抗
凝血剤は重力流下またはポンプ輸送によって前記送血ラ
イン４内の血液に対して規定の割合で添加され前記血液
は抗凝血化される。抗凝血剤として各種のものを使用で
きるが、ＡＣＤ液を使用するとき血液流量の４が添加さ
れる。前記間欠送血手段は前記送血ライン４に配備され
た間欠作動のポンプ１０よりなる。このポンプ１０の間
欠作動は間欠作動コントローラ１１によって制御される
。このポンプ１０を２連式ローラーポンプとし、この２
連式ローラーポンプ１０に前記送血ライン４と抗凝血剤
ライ／９とを装着し、該両ラインの流路断面積を規定比
、例えばＡＣＤを抗凝血剤として使用するとき９：１と
するとき、１台の２連式ローラーポンプ１０の作動によ
って送血およびこの送血量に対する規定比の抗凝血剤の
添加が行われる。前記返血ライン５は、この返血ライン
５と連通ずる好捷しくは血液バッグ形式の赤血球濃厚液
容器１２と、前記間欠送血手段、すなわち前記２連式ロ
ーラーポンプ１０が停止したときにのみ返血を行う間欠
返血手段とを備える。この間欠返血手段は前記返血ライ
ン５に配備されたローラーポンプ形式の返血ポンプ１３
よりなる。この返血ポンプ１３の間欠作動は前記間欠作
動コントローラ１１によって制御される。なお１５．１
６はそれぞれ前記送血ライン４と返血ライン５とに配備
されたエアトラップであって、関係ライン内のエアを捕
捉するとともに該関係ライン内の圧力を指示する圧力計
ＰＩ、Ｐ２とをそれぞれ備える。Ｐ３は前記膜型血漿分
離器３に装備された分離圧指示用の圧力唱である。
一ヒ記栴成のシステム１において、前記２連式ローラー
ポンプ１０が送血作動するとき、前記返血ポンプ１３は
返血作動を停止する。前記２連式ローラーポンプ１０の
作動によって前記送血ライン４内を輸送される前記ドナ
ーＤからの血液は抗凝血化され、前記膜型血漿分離器３
に輸送される。
ポンプ１０が送血作動するとき、前記返血ポンプ１３は
返血作動を停止する。前記２連式ローラーポンプ１０の
作動によって前記送血ライン４内を輸送される前記ドナ
ーＤからの血液は抗凝血化され、前記膜型血漿分離器３
に輸送される。
輸送された抗凝血化血液は前記膜型血漿分離器３に装備
された前記分離膜を通過する血漿と該分離膜を通過しな
い赤血球濃厚液とに分離される。前記血漿は前記血液ラ
イン６を経て前記血漿ポンプ１４の作動によって前記血
漿容器７にポンプ輸送される。前記血檗ポンプ１４Ｖｉ
前記膜型血漿分離器３から血漿を吸引し血漿採取効率を
向上させるとともに規定流量の血漿採取を可能とするが
、前記血漿ポンプ１４を使用せずに前記送血ライン４か
らの送血圧のみによる血漿採取をすることもできる。前
記分離膜を通過しない赤血球濃厚液は返血ライン５と連
通する前記赤血球濃厚液容器１２に全量が貯留される。
された前記分離膜を通過する血漿と該分離膜を通過しな
い赤血球濃厚液とに分離される。前記血漿は前記血液ラ
イン６を経て前記血漿ポンプ１４の作動によって前記血
漿容器７にポンプ輸送される。前記血檗ポンプ１４Ｖｉ
前記膜型血漿分離器３から血漿を吸引し血漿採取効率を
向上させるとともに規定流量の血漿採取を可能とするが
、前記血漿ポンプ１４を使用せずに前記送血ライン４か
らの送血圧のみによる血漿採取をすることもできる。前
記分離膜を通過しない赤血球濃厚液は返血ライン５と連
通する前記赤血球濃厚液容器１２に全量が貯留される。
前記２連式ローラーポンプ１０が停止するとき、前記返
血ポンプ１３が作動を行い、前記膜型血漿分離器３への
送血は停止され、前記赤血球濃厚液容器１２に貯留され
た赤血球濃厚液は前記返血ライン５および前記留置針２
を経て前記ドナーＤに返送される。本実冨例にお・いて
、前記膜型血漿分離器３として、内径２７０ミクロン、
肉厚８０ミクロン、有効膜面積０．１５７７Ｚ′、有効
長１６３ ｍ、、最大ポアサイズ０．４ミクロンのセル
ローストリアセテート中空糸を装備した中空糸タイプの
ものを使用して、送血約３分、返血約２分の間隔で間欠
作動させ、抗凝血剤流量５−／分、血液流量４５ｔＩｅ
７分で送血したとき、約６０分で約５００４の血漿を
採取することができ、間欠作動に原因する凝血は認めら
れず、体外血液循環によるドナーに与える異常も発見さ
れなかった。なお血漿採取に先立って本システムの関係
部分の生理食塩液充填を実施した。
血ポンプ１３が作動を行い、前記膜型血漿分離器３への
送血は停止され、前記赤血球濃厚液容器１２に貯留され
た赤血球濃厚液は前記返血ライン５および前記留置針２
を経て前記ドナーＤに返送される。本実冨例にお・いて
、前記膜型血漿分離器３として、内径２７０ミクロン、
肉厚８０ミクロン、有効膜面積０．１５７７Ｚ′、有効
長１６３ ｍ、、最大ポアサイズ０．４ミクロンのセル
ローストリアセテート中空糸を装備した中空糸タイプの
ものを使用して、送血約３分、返血約２分の間隔で間欠
作動させ、抗凝血剤流量５−／分、血液流量４５ｔＩｅ
７分で送血したとき、約６０分で約５００４の血漿を
採取することができ、間欠作動に原因する凝血は認めら
れず、体外血液循環によるドナーに与える異常も発見さ
れなかった。なお血漿採取に先立って本システムの関係
部分の生理食塩液充填を実施した。
前記間欠作動コントローラ１１は送血時間と返血時間と
を制御し、前記送血作動において前記赤血球濃１厚液容
器１２が充填されたときに前記返血作動に移行し、前記
赤血球濃厚液容器１２が空になったときに前記送血作動
に戻す間欠作動時間設定を行う。
を制御し、前記送血作動において前記赤血球濃１厚液容
器１２が充填されたときに前記返血作動に移行し、前記
赤血球濃厚液容器１２が空になったときに前記送血作動
に戻す間欠作動時間設定を行う。
上記時間設定による間欠作動の代りに、前記赤血球濃厚
液容器１２の充填および排出を、この赤血球濃厚液容器
の重量またはこの容器内の赤血球濃厚液のレベルを検知
することにより、上記間欠作動を制御することもできる
。
液容器１２の充填および排出を、この赤血球濃厚液容器
の重量またはこの容器内の赤血球濃厚液のレベルを検知
することにより、上記間欠作動を制御することもできる
。
第２図は本発明の第２の実施例の流路系図である。第２
図において第１図と共通する部分は同一符号で示される
。本実施例においては、前記間欠送血手段と間欠返血手
段とは、前記送血ライン４に配備された血液ポンプ２１
と、この血液ポンプ２１の上流と下流の前記送血ライン
４にそれぞれ配備された第１．第２クラングＣＩ、Ｃ２
と、この第２クランプＣ２と前記血液ポンプ２１との間
の前記送血ライン４から前記留置針２に向うバイパスラ
イン２２と、このバイパスライン２２に配備された第３
クランプＣ３と、前記赤血球濃厚液容器１２よりも下流
の前記返血ライン５に配備された第４クランプＣ４と、
前記第１．第２クランプＣ１，Ｃ２と第３．第４クラン
プＣ３，Ｃ４とをそれぞれ交互に開閉する間欠クランプ
作動コントローラ２３とよりなる。なお図中２４は前記
抗凝血剤ライン９に配備された抗凝血剤ポンプであって
、前記ドナーＤから前記送血ライン４に流入する血液に
規定割合の抗凝血剤を添加する。この抗凝血剤添加は前
記抗凝血剤ポンプ２４を省略して公知形式の滴下手段に
よって行うこともできる。
図において第１図と共通する部分は同一符号で示される
。本実施例においては、前記間欠送血手段と間欠返血手
段とは、前記送血ライン４に配備された血液ポンプ２１
と、この血液ポンプ２１の上流と下流の前記送血ライン
４にそれぞれ配備された第１．第２クラングＣＩ、Ｃ２
と、この第２クランプＣ２と前記血液ポンプ２１との間
の前記送血ライン４から前記留置針２に向うバイパスラ
イン２２と、このバイパスライン２２に配備された第３
クランプＣ３と、前記赤血球濃厚液容器１２よりも下流
の前記返血ライン５に配備された第４クランプＣ４と、
前記第１．第２クランプＣ１，Ｃ２と第３．第４クラン
プＣ３，Ｃ４とをそれぞれ交互に開閉する間欠クランプ
作動コントローラ２３とよりなる。なお図中２４は前記
抗凝血剤ライン９に配備された抗凝血剤ポンプであって
、前記ドナーＤから前記送血ライン４に流入する血液に
規定割合の抗凝血剤を添加する。この抗凝血剤添加は前
記抗凝血剤ポンプ２４を省略して公知形式の滴下手段に
よって行うこともできる。
上記構成において、前記血液ポンプ２１の作動の下に前
記第１．第２クランプＣＩ、Ｃ２が開き、第３．第４ク
ランプが閉じるとき、前記膜型血漿分離器３に送血され
て血漿採取が行われるとともＫ、赤血球濃厚液が前記赤
血球濃厚液容器１２に貯留され、前記第１．第２クラン
プＣ１，Ｃ２が閉じ、第３．第４クランプＣ３，Ｃ４が
開くとき、前記膜型血漿分離器３への送血が停止され、
前記貯留赤血球濃厚液は前記ドナーＤに返送される。
記第１．第２クランプＣＩ、Ｃ２が開き、第３．第４ク
ランプが閉じるとき、前記膜型血漿分離器３に送血され
て血漿採取が行われるとともＫ、赤血球濃厚液が前記赤
血球濃厚液容器１２に貯留され、前記第１．第２クラン
プＣ１，Ｃ２が閉じ、第３．第４クランプＣ３，Ｃ４が
開くとき、前記膜型血漿分離器３への送血が停止され、
前記貯留赤血球濃厚液は前記ドナーＤに返送される。
〈発明の効果〉
本発明はドナーの血管に留置された１本の留置針と、こ
の留置針から膜型血漿分離器に送血する送血ラインと、
前記分離器から前記留置針に至る返送ラインと、この返
送ラインに連通ずる赤血球濃厚液容器とよりなり、送血
作動と返血作動とを交互に間欠的に実施することによっ
て血漿を採取するものであるから、血漿採取に際して血
管穿刺が１回でよく、また送血、返血の間欠作動を短時
間サイクルとするときドナーの体外血液循環量に過大な
増加がないので、ドナーに与える負担が軽減される。
の留置針から膜型血漿分離器に送血する送血ラインと、
前記分離器から前記留置針に至る返送ラインと、この返
送ラインに連通ずる赤血球濃厚液容器とよりなり、送血
作動と返血作動とを交互に間欠的に実施することによっ
て血漿を採取するものであるから、血漿採取に際して血
管穿刺が１回でよく、また送血、返血の間欠作動を短時
間サイクルとするときドナーの体外血液循環量に過大な
増加がないので、ドナーに与える負担が軽減される。
図面は本発明の実施例に係り、第１図および第２図はそ
れぞれ第１．第２の実施例の流路系図であって、２は留
置針、３は膜型血漿分離器、４は送血ライン、５は返血
ライン、６は血漿ライン、９は抗凝血剤ライン、１０は
２連式ローラーポンプ、１１は間欠作動コントローラ、
１２は赤血球濃厚液容器、１３は返血ポンプ。 特許出願人 株式会社ニソンヨー 代 理 人 弁理士岡田和秀 第１図 ６Ｊｌｌライン ９．抗凝血剤ライン１０
、 ２ｊ！式ロ〜ラーボンア １１１間欠作動コン
ト叶う１２、充血球道々液８各 １３．返血ホ゛ン
ア第２図
れぞれ第１．第２の実施例の流路系図であって、２は留
置針、３は膜型血漿分離器、４は送血ライン、５は返血
ライン、６は血漿ライン、９は抗凝血剤ライン、１０は
２連式ローラーポンプ、１１は間欠作動コントローラ、
１２は赤血球濃厚液容器、１３は返血ポンプ。 特許出願人 株式会社ニソンヨー 代 理 人 弁理士岡田和秀 第１図 ６Ｊｌｌライン ９．抗凝血剤ライン１０
、 ２ｊ！式ロ〜ラーボンア １１１間欠作動コン
ト叶う１２、充血球道々液８各 １３．返血ホ゛ン
ア第２図
Claims (3)
- （１）ドナーの血管に留置された留置針と、この留置針
から膜型血漿分離器に血液を輸送する送血ラインと、前
記膜型血漿分離器において、前記血液からこの膜型血漿
分離器に装備された分離膜を通過した血漿が分離された
赤血球濃厚液を前記留置針に返送する返血ラインと、前
記血漿を血漿容器に輸送する血漿ラインとよりなり、前
記送血ラインは、この送血ライン内を輸送される血液を
抗凝血させる抗凝血化手段と、この抗凝血化された抗凝
血化血液を前記膜型血漿分離器に間欠的に輸送する間欠
送血手段とを備え、前記返血ラインは、この返血ライン
と連通する赤血球濃厚液容器と、前記間欠送血手段が送
血を停止したときにのみ返血を行う間欠返血手段とを備
え、 前記間欠送血手段が送血作動するとき、前記間欠返血手
段は返血を停止し、前記送血ラインから前記膜型血漿分
離器に輸送された抗凝血化血液は前記分離膜を通過する
血漿と、該分離膜を通過しない赤血球濃厚液とに分離さ
れ、前記血漿は血漿ラインを経て血漿容器に収容され、
前記赤血球濃厚液は前記赤血球濃厚液容器に貯留され、 前記間欠送血手段が送血を停止するとき、前記間欠返血
手段は返血作動を行い、前記赤血球濃厚液容器に貯留さ
れた赤血球濃厚液が前記留置針を経てドナーに返送され
ることを特徴とする単針式膜分離型血漿採取システム。 - （２）間欠送血手段が送血ラインに配備された２連式ロ
ーラーポンプであつて、この２連式ローラーポンプは送
血ライン以外に、前記抗凝血化手段としての抗凝血剤容
器から抗凝血剤を前記送血ラインに輸送する抗凝血剤ラ
インをも装備し、この抗凝血剤ラインは前記送血ライン
内を輸送される血液に規定比の前記抗凝血剤を添加する
ために、前記送血ラインに対して前記規定比の流路断面
積をもち、前記間欠返血手段が前記返血ラインに配備さ
れたローラーポンプ形式の返血ポンプであることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の単針式膜分離型血漿
採取システム。 - （３）間欠送血手段と間欠返血手段とが、送血ラインに
配備された血液ポンプと、この血液ポンプの上流と下流
の前記血液ラインに配備された第１、第２クランプと、
この第２クランプと前記血液ポンプとの間の前記送血ラ
インから前記留置針に向うバイパスラインと、このバイ
パスラインに配備された第３クランプと、前記赤血球濃
厚液容器よりも下流の前記返血ラインに配備された第４
クランプと、前記第１、第２クランプと第３、第４クラ
ンプとを交互に開閉する間欠クランプ作動コントローラ
とよりなり、前記血液ポンプの作動の下に、前記第１、
第２クランプが開き第３、第４クランプが閉じるとき、
前記膜型血漿分離への送血が行われて血漿採取が行われ
るとともに、赤血球濃厚液は前記赤血球濃厚液容器に貯
留され、前記第１、第２クランプが閉じ、第３、第４ク
ランプが開くとき、前記膜型血漿分離器への送血が停止
され、前記貯留赤血球濃厚液が前記ドナーに返送される
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の単針式膜
分離型血漿採取システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14657084A JPS6125563A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 単針式膜分離型血漿採取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14657084A JPS6125563A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 単針式膜分離型血漿採取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6125563A true JPS6125563A (ja) | 1986-02-04 |
| JPH0213583B2 JPH0213583B2 (ja) | 1990-04-04 |
Family
ID=15410669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14657084A Granted JPS6125563A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 単針式膜分離型血漿採取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6125563A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6619632B2 (en) | 2001-08-03 | 2003-09-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Choke valve device in carburetor |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6075063A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-04-27 | ロ−ヌ−プ−ラン・ソシエテ・アノニム | 血漿搬出に有用な設備 |
| JPS60256466A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-18 | 株式会社クラレ | 血漿採取装置 |
| JPS60261461A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-24 | 株式会社 ニツシヨ− | 単針式膜型血漿採取装置 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP14657084A patent/JPS6125563A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6075063A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-04-27 | ロ−ヌ−プ−ラン・ソシエテ・アノニム | 血漿搬出に有用な設備 |
| JPS60256466A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-18 | 株式会社クラレ | 血漿採取装置 |
| JPS60261461A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-24 | 株式会社 ニツシヨ− | 単針式膜型血漿採取装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6619632B2 (en) | 2001-08-03 | 2003-09-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Choke valve device in carburetor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0213583B2 (ja) | 1990-04-04 |
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