JPS6125488A - 抗生物質tan−585c,tan−585dおよびその製造法 - Google Patents

抗生物質tan−585c,tan−585dおよびその製造法

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JPS6125488A
JPS6125488A JP59144801A JP14480184A JPS6125488A JP S6125488 A JPS6125488 A JP S6125488A JP 59144801 A JP59144801 A JP 59144801A JP 14480184 A JP14480184 A JP 14480184A JP S6125488 A JPS6125488 A JP S6125488A
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JP
Japan
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tan
water
antibiotic
spectrum
antibiotic tan
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Application number
JP59144801A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuo Harada
原田 節夫
Shigetoshi Tsuboya
重利 坪谷
Hideo Ono
英男 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Priority to CN 85104867 priority patent/CN1014528B/zh
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 JLLいa牲肛盆R 本発明は主としてグフム陰性菌に対して抗菌力を示す抗
生物質TAN−585CおよびTAN−585Dに関す
るものである。
従来の技術 本発明の抗生物質の性状に比較的類似すると思われる既
知抗生物質として、ザ・ジャーナル・オグ、アンティビ
オティックス(The  Journalof Ant
ibiotics) 、 XXIX 、 492〜50
0(1976)に記載のノカルジシンAが挙げられる。
発明が解決しようとする問題点 本発明は新規で有用な抗生物質を提供することを目的と
するものである。
問題点を解決する丸めの手段 そこで、本発明者らは多数の微生物を土壌よシ分離した
ところ、ある種の微生物が新規な抗生物質を産生ずるこ
と、°該微生物が7Vキシバクター属に属すること、該
微生物を適宜の培地に培養することによって主としてグ
フム陰性菌に対して抗菌力を示す2種の抗生物質を培地
中に蓄積しうろことなどを知り、これらの抗生物質を単
離し、物理化学的および生物学的諸性質から、当該抗生
物質がいずれも新規な抗生物質であることを確かめ。
これらをTAN−585AおよびBと称することにした
(特願昭59−100754号)。
本発明者らはさらに培養液中の他の有効成分を検察した
ところ、さらに2成分が培養液中に存在することを知シ
、これらを単離し、TAN−6850およびDと命名し
た。さらに、抗生物質TAN−586C1たはD紘抗生
物質’f’AN−586A電P乍 またはB     /I’クロニデースによる酵素反応
に付す事によっても得られる事実が判明し九。
本発明者らは、これらの知見に基づいてさらに研究を重
ねた結果、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、1)抗生物質TAN−585Cお
よびり、またはこれらの塩、2)7レキシパクター属に
属する抗生物質’l’AN−585Cおよび(を九は)
D生産菌を培地に培養し、培養物中に抗生物質TAN−
585Gおよび(または)Dを生成蓄積せしめ、これを
採取することを特徴とする抗生物質TAN−585Cお
よび(または)Df7)ill造法、ならびにa)抗生
物質TtN−585AまたはBをβ°−グルクリニデー
ヌで処理し、抗生物質TAN−585Aから抗生物質T
A)f−585Cを、抗生物質TAN−58511から
抗生物質TtN−585Dを生成せしめることを特徴と
する抗生物質TAN−585CまたはDの製造法、であ
る。
なお、家駅明細書では抗生物質TAN−585Cおよび
TAw−:5s5pを単に「TAN−685」と称する
こともある。
本発明で使用される抗生物質T*N−585生産菌とし
ては、7レキシパクター(Flsxibacter)馬
に属し、抗生物質TAN−585を産生ずる能力を有す
るものであれば如何なる微生物でもよい。
抗生物質T A H−6’86生産菌の例としては。
たとえば本発明者らKよって奈良県吉野郡吉野山の土壌
より採取したフレキリバクター・アμギノリケ7アシエ
ンスYK−49株(以下、「yx−49株」と略称する
こともある。)があげられる、YK−49株の菌学的性
状は下記のとお夛である。
(a)形 態 肉汁寒天斜面上で24℃、2日間培養後の観察では、細
胞は直径0.4〜0.’I/1m、通常長さ2〜10μ
mの細長い桿状を示すが、まれに50〜70μmのフィ
ラメント状を呈することもあるつ鞭毛を有さない。グフ
イデイングによゐ運動性を有する。胞子やミクロシスト
を形成せず、またダラム染色は陰性で、抗酸性を示さな
い。
(b)各種培地上での生育状態 24℃で培養し、lないし14日間にわたって観察した
■肉汁寒天平板培養二円形)凸円状、金縁の集落を形成
する。表面は平滑、半透明、白色〜クリーム色を呈する
。拡散性色素は生成しない。
■肉汁寒天斜面培養:拡布状の良好な生育を示し、光沢
のある淡褐色を呈する。
■肉汁液体培養:混濁状に生育し、少量の沈殿を生じ、
弱い内環を形成する。
■肉汁ゼラチン穿刺培養:生育は弱い。
■リドマス・ミルク・ペプトン化Fi凝陽性、下部の白
澗が認められ、脱色が紹められるが、酸の生成および凝
固は認められない。
(c)生理的性質 ■硝酸塩の還元:陰性 ■脱窒反F3:陰性 ■MR(メチルレッド)テヌト:陰性 ■vp(7t−ゲス・グロスカウエ/I/)テスト:陰
性 ■インドールの生vi:、:陰性 ■硫化水素の生成:陰性 ■デンプンの加水分解:陽性 ■クエン酸の利用:陽性 ■無機窒素源の利用 i)硝酸力1ウム:陰性 u/)Wteアンモニウム:擬陽性 [相]色素の生成(キングA、キングPおよびマンニア
)酵母エキス寒天の各培地):可溶性色素を生成しない
■ウレアーゼ:陰性 ■オキシダーゼ:陽性 [相]カタフーゼ:陽性 ■生育の範囲 i) pB  :pE[4,9〜8.5で生育するが、
最適pillは5.4〜666゜ ii)温度二6〜85℃で生育するが最適温度は14〜
81℃。
[相]酸素に対する態度:好気的 @ o −F (オキシダティブー7アーメンタテイグ
)テスト〔ヒユー・レイフソン(Hugh−Le i 
f s on )法〕:非非分梨 型糖からの酸およびガスの生成: 酸    ガス    利用性 (ベグトン水)      (デービス培地)L−アラ
ビノース   ±     −+D−キシロース  −
−+ D−グルコース  ±          +D−マン
・ノース   +              +D−
7フクトース   −−+ D−ガラクトース   −             
+麦  芽  糖   −+ シ   ッ   糖   −+ 乳 1−   + ト レバロース   −−+ D−ソルビット   −     −−D−マンニット
  −          +イノシフ ト  −−− グリセリ ン  −         +デンプン −
      + [相]多糖類の分解:寒天、セルロース、カルボキシメ
チルセルロースおよびコロイダル・キチンを分解しない
。アルギン酸を分解する。
[相]0%食塩の肉汁液体培lI:生育する。
@5%食塩の肉汁液体培養:生育しない。
以上の菌学的性質を有するYK−49株を、パーシーズ
・マニュアル・オグ・デターミナテイプ・バクテリオロ
ジー(Bergey’s Manual  ofDet
erminative  Bacteriology 
)第8版およびインターナシ目ナル・ジャーナル・オプ
・システマチック・バクテリオロジー(Interna
tionalJournal  of  System
atic  Bacteriology )第aO巻2
15〜420頁(1980年)、同第32巻146〜1
49頁(1982年)の記載と照合して、桿状ないしフ
イフメント状のダラム陰性菌で、ミクロシストの形成能
がなくグフイディングによる運動性を示し、寒天、セル
ロース、カルボキシメチルセルロースおよびコロイダρ
・キチンのいずれをも分解せず、食塩の要求性がなく、
食塩に耐性を示さないことから7レキシパクター属に属
するとするのが妥当である。そこでYK−49株を7レ
キシパクター属の公知の種と比較したところ、次のよう
なYK−49株の性質、すなわち、1)オキンダテイプ
・7フーメンタテイプテストが非分解型で、2)アルギ
ン酸の分解能を有するなどの点で公知の種と異なってい
た。そこで1本菌を新菌種に属する株であると認め、該
新菌種ヲ7レキシパクター・アルギノリケファシエンス
(Flexibacter  a1ginolique
fac4ans )と命名した。
なお、本菌株は、昭和59年2月28日から通商産業省
工業技術院微生物工業技術研究所(FRl)K受託番号
FERM  P−7484として、また昭和59年2月
20日から財団法人発酵研究所にIP、0 14a21
としてそれぞれ寄託されている。
本発明に用いられるフレキシバクターm細菌は一般にそ
の性状が変化しゃすく、たとえば紫外線。
x#l、化学薬品にトロソグアニジン、エチルメタンス
ルホン酸)などを用いる人工変異手段で容易に変異しう
るものであり、どの様な変異株であっても本発明の対象
とするTAN−585の生産能を有するものはすべて本
発明に使用することができる。
TAN−585生産菌の培養に際しては、炭素源として
は、たとえばグルコース、シラ糖、麦芽糖、廃糖蜜、グ
リセロール、油脂類C例、大豆油。
オリーブ油など)、有機酸類(例、クエン酸、コハク酸
、グルコン酸など)など菌が資化しうるものが適宜用い
られる。窒素源としては、たとえば大豆粉、綿実粉、コ
ーン・ステイープ・リカー。
乾燥酵母、#母エキス、肉エキス、ペプトン、尿素、硫
酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム
、リン酸アンモニウムなどの有機窒素化合物や無機窒素
化合物が利用できる。また、無機塩としては、たとえば
塩化ナトリウム、塩化カリウム、炭酸カルシウム、硫酸
マグネシウム。
リン酸−カリウム、リン酸二ナトリウムなどの通常細菌
の培養に必要な無機塩類が単独もしくは適宜、組合せて
使用される。
また、硫酸第1鉄、硫酸銅などの重金m類、ビタミンB
l、ビオチンなどのビタミン類なども必要に応じ′″C
C添加る。さらにンリコーンオイルやポリアルキレング
リコールエーテルなどの消泡剤や界面活性剤を培地に添
加してもよい。その池内の発育を助け、TAN−585
の生〃を促進するような有機物や無機物を適宜に添加し
てもよい。
培養方法としては、一般の抗生物質の生産方法と同様に
行なえばよく、固体培養でも液体培養でもよく、液体培
養の場合は静置培養、攪拌培養。
振盪培養9通気培養などいずれを実施してもよいがとく
に通気撹拌培養が好ましい。又培養温度はおよそ15℃
〜85℃の範囲が好ましく、培地のpHは約4〜8の範
囲でおよそ8時開〜168時間、好ましくは24時間〜
144時間培養する。
培養物から目的とする抗生物質TAN−585を採取す
るKは微生物の生産する代謝物をその微生物の培養物か
ら採取するのに通常使用される分離手段が適宜利用され
る。たとえば抗生物質TAN−585は、水溶性酸性物
質としての化学的性状を示し、主とじて培養p液中に含
まれるので、まず培養液に一過補助剤を加えて濾過ある
いは遠心分離によって、菌体を除去し、得られた培養炉
液を適宜の担体に接触させて炉液中の有効成分を吸着さ
せ、次いで適宜の溶媒で有効物質を脱着させ、分別採取
する手段が有利に利用される。クロマトグツフィーの担
体としては活性炭、シリカゲル、粉末セルロース、吸着
性樹脂など化合物の吸着性の差を利用、または陰イオン
交換樹脂、陰イオン交換セルロースなど化合物の官能基
の差を利用、あるいは分子ふるい性担体類など化合物の
分子量の差を利用するものが有利に用いられる。これら
担体から目的とする化合物を溶出するためには担体の種
類、性質によって組み合せが異なるが、たとえば水溶性
有機溶媒の含水溶液すなわち、含水アセトン、含水アル
コール頻々ど、あるいは酸、アルカリ、緩衝液もしくは
無機あるいは有機塩を含む水溶液などが適宜組み合わせ
て用いられる。
また、これらのクロマトグツフィーによって得られた本
抗生物質の粗物質を分取用高速液体クロマトグツフィー
に付し、さらにM製する事もできる。
さらに詳しく述べるならば、担体として陰イオン交換樹
脂たとえばダウエックス−1(ダウ・アンド・ケミカル
社製、米国)、アンパーフィトエRA−68,400,
402,410(ローム・アンド・ハース社製、米国)
、ダイヤイオン8A−21AおよびC(三菱化成社製、
日本)などを用いると炉液中の本抗生物質は吸着され、
#1類あるいは酸含有の水溶液あるいは緩衝液などで溶
出される。また陰イオン交換セルロースたとえばDI−
82(ワットマン社製、英国)、I)EAE−セルロー
ス(ブラウン社製、西独)など、あるいは陰イオン交換
分子ふるい性樹脂たとえij D]CfE−6,6いは
QAE−セフ1デツクス(71ルマシャ社製、スウェー
デン)などの担体に本抗生物質を吸着せしめ、塩類ある
いは酸含有の水溶液あるいは緩衝液などKよって溶出さ
せることが出来る。
これら溶出液中の塩類1着色物質などを取シ除く九めK
はクロマト用活性炭(武田薬品工業社製、日本)あるい
唸吸着性樹脂たとえばダイヤイオンUP−20(三費化
成社製、日本)、アンバーフィトXAD−II(ローム
・アンド・ハーメ社製、米国)などが有利に用いられる
。分画され九溶出区分は、濃縮、凍結、乾燥などの工程
を経て、粉末化される。かくして得られた粉末の純度が
悪い場合さらに精製する九めKは高速液体クロマトグツ
フィー法が有利に利用される。用いられる担体としては
、たとえば’l’8にゲル(東洋曹達社製、日本)MM
Cゲル(山村化学研究新製、日本)などが挙げられ、移
動層としてはメタノ−/l’あるいはアセトニトリルな
どと酸性水溶液あるいは緩衝液などとの混合液が用いら
れる。
TAN−585生産菌の一つであるYK−、□49株の
培養液中に、TAN−585A、B、CおよびDが同時
に生産された場合、これらを分離するにはQAE−セフ
ァデックスおよび分取用高速液体クロマトグツフィーに
よってそれぞれ単一成分として分離することができる。
次に、TAN−585AからTAN−585Cを、TA
N−585BからTAN−585Dを生成せしめるため
に用いられるβ−グ〜クロニデーヌとしては、高等植物
、動物、微生物由来の公知の調製品、例えば、カタツム
リ、アオガイ、ホタテガイ、ウシ肝臓、大腸菌などから
の調製品があげられる。本酵素による処理条件は、TA
N−585AあるいはTAx−585B  tyに対し
て、約500.000−1.500.000フイシュマ
ン単位のβ−グルクロニデースが、用いられる。反応p
Hは約4.5〜7.0.好ましくはpH約4.5〜5.
0.反応湿度は約ao−25℃、好ましくは約87℃9
反応時間は、用いる基質の純度等によシ異なるが1通常
1〜20時間である。反応溶媒としては、0.02M〜
0.05夏の各種緩衝液が用いられる。
上記において、原料物質である抗生物質TAN−585
AおよびBは特願昭59−.100754号記載の製造
法、具体的には後述の参考例1で示す方法で得ることが
できる。
このようにして得られたTAN−585は通常精製に用
いた塩類、緩衝液中の陽イオンたとえばナトリウム、カ
リウム、リチウム、カルシウム、アンモニウムイオンな
どと結合して仁れらの塊として単離される。得られ九T
AN−585#L類を遊離体として得るためには蔓米公
知の方法である活性炭あるいは陽イオ、ン交換樹脂のク
ロマトグラフィーを利用する方法が用いられる。
抗生物質TAN−585は金m塩および有機アミン塩を
形成する。金属塩としては、九とえばナトリウム塩、カ
リウム塩、リチウム塩、カルシウム塩などが挙げられる
後述の実施例2で得られたTAN−585Cモノナトリ
ウム塩の物理化学的性質はっぎのとおシである。
(1)  外観:無色結晶 (2)  融点:約190℃から徐々に分解しはじめ、
明確な融点を示さない。
(3)比旋光度:〔α)%5−74・1°(c=0・4
1゜水中) (4)構成元素: C,H,N、OおよびH&(5)元
素分析値(%):五酸化リン上で−40’C,6時間減
圧乾燥した試料 C,51,6±2.0 H,4,8±1.0 i、io、o±1.O Na、8.6±1.0 (6)  分子fi:8工M B (5econdar
y Ion M25a8pectrometry )法
による分子イオンビークは次のとおシである。
m/z  575(M+Na)” 、55a(M+H)
”、5al(7)分子式: C24%5M< 010 
Na(8)円二色性(CD)スペクトル(水中):〔θ
)     −127,000±15.000228±
2 (9)紫外部吸収(UV)スペクトル(水中)(@1図
): ”maX225±2nm(!i1..=、421±40
)λ  271±2nm(1’%=45±5)maX 
             law2、、、271±2
nm(Ei:= 37±5.肩)Oo  赤外部吸収(
IR)スペクトルCKBr 中)(第2図):主な吸取
(CM) a600.a440.a280.、(040゜2940
.1780,1745,1675゜1620.1595
,1570,1520゜1450.1400,1a45
,1alO。
1290.1260,12aO,1180゜1120.
1115,1105,1060゜990、 940. 
915. 860゜8aO,800,765,73O。
660、 640. 615. 540゜(ID 18
C−核磁気共鳴(CMR)スペクトル(100MHz、
重水中)(vJa図):少なくとも下記のシグナルが認
められる。
178.0He)、 177.56(s)、 176.
84(e)。
166.94(a)、 166.78(d)、 16.
1.0a(s)。
158.88(s)、 188.92(s)、 132
.62(a)。
1a1.29(d)、 129.46(s)、 118
.51(d)。
117−81(d)、  75.90(d)、  74
.47(s)。
68.0a(t)、  6a、60(a)、  56.
27(d)。
55.98(t)、  32.64(t)−(ただし、
s:singlet、 d:doublet、 t:t
ripletを表わす) (セ)溶解性: 可溶二本、メタノール、ジメチルスルフォキサイド。
雛g:酢酸エチル、クロロフォルム、アセトン。
(13)呈色反応: 陽性:ニンヒドリン、パートン、エールリッヒ反応。
陰性:ブレイブ・リーバツク、ドラーゲンドルフ反応。
(10安定性:100μg/d、水溶液中、60℃。
8時間 pH5〜7:安定 、pHa   :や−不安定 pH9:不安定 ((5)薄層クロマトグツフィー:スポットフィルム。
セルロースf(東京化成社製) 優)高速液体クロマトグツフィー(日立社製9日本):
担体、YMCA−a12(山村化学研究所製1日本)、
移動層+10%メタノール10.01Mリン酸緩衝液(
paa−0)。
2 d/ min、 Rt (win) = 4−9(
ff)酸性、中性、塩基性の区別:中性物質(ただし、
遊離体のTAN−585Cは酸性物質)次に、後述の実
施例8で得られたTAN−585Dモノナトリウム塩の
物理化学的性質はりぎのとおシである。
(1)外観:無色結晶 (2)  融点:約200℃から徐々に分解し、明確な
融点を示さない。
(3)  比旋光度: (g)”、’−187°(c=
0.49. 水中) (4)構成元素:c、a、N、okよびNa(5)  
元素分析値C%)二五酸化すン上40℃、6時間減圧乾
燥した試料 →01F C51,3±2.0 H5,8±1.O N  9.9±1.0 翫 3.8±1.0 (6)分子量: 8 X M 8 (8econdar
y Ion M25s8pectromctry )法
による分子イオンビークは次のとおシである。
m/z 559(M+Na)” 、687(肝1()”
、515(7)分子酸二024 N23 N40g H
a(8)円二色41cD)スペクトル(水中):〔θ〕
228±2−125,000±15,000(9)紫外
部吸収CUv)スペクトル(水中)(第4図): λ、n1LX226±2nm(Ej、4=408±40
)1%− λ  271±2nm(141±5) I!1az            lal−λ  2
77±2nm(Σi: == 35±5.肩)aX QO赤外部吸収(工R)スペクトル(KEr中)(第5
図):主な吸取(cM) a400.a260.a050,2940゜1740.
1675,1620,1520゜1440.1400,
1alO,1250゜1185.1105,1060,
10aO。
9aO,910j 850. 8aO。
810、 7’60. 670. 640゜580、 
540. 500゜ (11)  18c−核磁気共鳴(CMR)スペクトル
(100MHz、重水中)(第6図):少なくとも下記
のVグナ〜が紹められる。
178−62(e)、’ 176.82(s)、 17
4.88(s)。
170−92(s)、 166.49(d)、 161
.10(s)。
158、a7(s)、 182.98(d)、 181
.69(d)。
lal、08(s)、 129.62(s)、 118
.52(d)。
118.10(d)、  68.06(t)、  6a
、5a(d)。
68.66(d)、  57.10(d)、  56.
22(d)。
49.17(t)、  32.6a(t)。
(12)溶解性: 可溶:水、メタノール、ジメチ〜ス/I/7オキサイド
難溶:酢酸エチル、クロロ7オ〜ム、アセトン。
(1a)呈色反応: 陽性:ニンヒドリン、パートン、エールリッヒ反応。
陰性:ブレイブ・リーパフク、ドラーゲンドルフ反応。
(S4)薄層クロマトグツフィー:スポットフィルム。
セルロースf(東京化我社Illり 価)高速液体クロマトグツフィー(日立社製9日本):
担体、Y)ICA−a12(山村化学研究所製9日本)
、移動層110%メクノーIv70.0ロ1ン酸緩衝液
(pHa、o)。
2 gl/ min、 Rt (win) = 5−9
(16)酸性、中性、塩基性の区別:中性物質(ただし
、遊離体のTAN−585Dは酸性物質)抗生物質TA
N−685Cお上びDモノナトリウム塩の生物学的性状
1次のとおりである。
1)抗菌スペクトル二種々の試験菌に対し、SS。
1表のような抗菌スペクトμを示す。
(注1)培地として、バクト・アンティビオティック・
メグイウムa(ディ7コ・ヲボ゛クトリーズ。
米国)、17.6p、バクト・イースト・エキストラク
ト(ディフコ・ラボラトリーズ、米国);5、Of、パ
クト・アガ〜(グイ7コ・ラボラトリーズ、米国)i2
0g、蒸留水; tooo胃l(pH無調整)を用い、
接種菌液として約106コロニー・7オーミング・ユニ
ット/ll1tヲ用イタ。
2)β−ラクタメースに対する安定性試験シュードモナ
ス・アエルギノーサ C−141(β−1actam2
5e感受性株)を被検菌として、2種のβ−ラクタメー
スに対する安定性をしらべた結果を$2表に示す。
第2表 注1)、l&ILFiペーパー・ディスク法による阻止
円直径(M)を示す。培地:栄養寒天培地(pH7,0
)+ベニシリナーゼ: 0.048 uni t/y/ 1 セファロスポリナーゼ: 0.025unit/pg/
※※電阻止円がないことを示す。
3)マウス感染症に対する治療効果 TAN−5850ナトリウム塩の実験的マウス感染症に
おける治療効果は第3表に示すとおりであJ)、 1n
vitroの抗菌力が弱いにもかかわらず、in vi
vo の効果が優れている抗生物質である。
第3表 ※  腹腔内感染1 ※※ ’frypticaee 
 soyagar (B B L  Microbio
logy Systems社製、米国)培地、接lIR
菌液として108コロニー・フォーミング・ユニット/
yxlヲ用いた。
4)毒性試験 TAN−6850七ノナトリウム塩を11/kLjでマ
ウスに皮下投与しても急性毒性は全く認められなかった
これらのテ°−夕から明らかなようにI’AN−585
は主としてダラム陰性菌に対して抗菌性を示し、哺乳動
物などに毒性を示さない抗生物質であると云える。した
がってTAN−585はヒトおよび家畜、家きんなとの
細菌感染症の治療に用いることが出来る。
TAN−585をたとえば変形菌感染症の治療薬として
用いるには、たとえばTAN−585を生理的食塩水に
溶解して注射剤として非経口的に皮下または筋肉内に1
〜5ogy/ky/日・好ましくは5〜20119/k
g/日投与する。また経口剤として、抗生物質TAN−
585を乳糖と混合してカプセル剤とし、TAN−58
5として1〜100my / ky /日好ましくは5
〜5owy/#/日投与する。
また、本発明によって得られるTAN〜585は、殺菌
剤として用いることができる。たとえばTAB−585
をo、01〜0.1W/V%の濃度で蒸留水に溶解した
液剤、またはワセリン、フッリンを基剤とし、Igあた
fiTAN−585を0.2〜201v、好ましくは1
〜10jlf含有する軟膏剤として、ヒトおよび動物の
手1足、眼、耳などの殺菌、消毒に用いることができる
抗生物質TAN−585はまた新しい医薬品の合成中間
体としても極めて有望な化合物である。
以上述べた諸性質から抗生物質TAN−585Cおよび
Dはモノサイクリックβ−ツクタム系抗生物質と思われ
るが、これらに属する既知抗生物質のうち物理化学的性
状が比較的類似しているものとして、ノカルジシン(N
ocardiain )群抗生物質が挙げられる。しか
し、抗生物質TAN−5850およびDの分子式、赤外
部吸収スペクト/I/、CMRスペクトルおよび抗菌ス
ペクトルをツカ〃ジシのそれらと比較すると明らかに異
なシ、またβ−ヲクタメースに対する安定性も大である
ことから、TAN−585CおよびD#iそれぞれ新規
モノサイクリックβ−ラクタム系抗生物質である。
実施例 以下に実施例をもってさらに詳細に本発明の詳細な説明
するが、これによって本発明が限定されるもので社ない
。パーセントは、特にことわ)のないかぎ#)重量/容
f1%を示す。
実施例1 栄養寒天斜面に生育させたフレキシパクターアルギノリ
ケファ、シエンスYK−49(FEBMP−7484+
IFO14a21)+7)菌株を、グルコーヌ2%、ソ
ルプノン・スターチa%、生大豆粉1%、コーン・ステ
イープ・リカー1%、ポリペプトン(六五栄養化学社I
N)0.5%9食塩0.8′%を含む水溶液(pH7,
0)K沈降性炭酸力A1/ウム0.5%を添加した培地
500g/を含む21容坂口7フスコに接種して、24
℃で48時間往復振盪培養した。この培養液全量を、上
記培地にアクトコール(消泡剤、式日薬品工業社Ill
り0.05%を添加した培地1201を含む容量200
1のタンクに接種し、24℃で通気ff11201/分
、150回転/分の条件下で48時間培養し九。この培
養液604を生大豆粉2%、コーン・グルテン・ミーI
v1%、ポリペプトン0.2%を含む水溶液(pH7,
0)に沈降性炭酸力A15/ウム0.5%、アクトス−
/L’0.05%を添加した培地12G(lを含む容量
20001のタンクに接種し、24℃で、通気量120
0J/分、120IQ/分の条件下で、66時間培養し
た。培養液(11501,pH5−4)をハイフロ・ヌ
ーバー・セ/I/(ジWンズ・マンビル社製、米国)を
用いて濾過し、炉液(120(1)をIRA−402(
CI型、401)のカラムクロマトグラフィーに付した
。吸着された抗生物質を1.0M食塩水(4001)で
溶出し、溶出液を活性炭のカラムクロマトグラフィー(
201)に付した。活性区分を8%イソ・ブタノ−〃水
(16(1)で溶出し、溶出液を工RA−68(C1型
、101)のカラムクロマトグラフィーに付した。吸着
抗菌物質を一%−,ON食塩水C″801〕で溶出し、
溶出液を活性炭のクロマトグラフィ−(101)に付し
脱塩操作を行った。脱塩水溶液を1.51まで減圧低温
下濃縮し、濃縮液をQAI−セフ1デツク、IA−25
(cl型、aJ)の力?Aり1fff)グffフィーに
付した。抗生物質を0.05M食塩水(211)および
0.1M食塩水で分画溶出した。
0−05M食塩水の画分にはTAN−585CおよびD
成分が含有されている。一方、0.1M食塩水の画分に
はTAN−685AおよびB成分が含有されている(参
考例1参照)。
0.051食塩水の両分を集め、活性炭(0,51)の
カラムクロマトグラフィーに付し、8%イソ・ブタノ−
〜水で溶出した。溶出液を減圧濃縮。
凍結乾燥し、凍結乾燥品にア七トンを加えて沈澱させ、
粗物質18fを得た。粗物質10fを500WItの水
にとかし、IRA−68(C1型、0.51)のカラム
クロマトグラフィーに付し、0.1M食塩水で溶出した
。溶出液を活性炭クロマトグツ74−(300g/)で
脱塩し、TAN−585GおよびDを含む粗物質2.7
fを得た。
この粗物質をQAE−セフ1デックスA−25(CI型
、0.54りのクロマトグラフィーに付し、0.05M
食塩水で溶出分画し、有効区分を活性炭のクロマトグラ
フィーで脱塩した。除塩水溶液を減圧濃縮後、凍結乾燥
し、その乾燥品にアセトンを加えてめ澱物を沖取した(
 48211y)、。
得られた粉末を分取用逆層系高速液体クロマトグラフィ
ー〔担体:YMCバック、山村化学研究所製9日本、移
動層=8%メタノール/(1,05Mリン酸緩衝液(p
H8)、:]に付し、有効成分子AN−585Gおよび
Dのピークを分取した。活性炭クロマトグラフィーでそ
れぞれを脱塩後、溶出液を濃縮した。TAN−585C
は遊離体として水から結晶化され、結晶(14IIl)
が得られた。
’I’AN−585Dは濃縮液を凍結乾燥すると、遊離
体の粉末としてl0III得られた。
実施例2 後記参考例1で得たTAN−585Aジナトリウム樵2
00ダを0.02Mリン酸緩衝液(pH4,5)2.0
0dK溶解し、スルフ1テース・タイプH−1(β−グ
ルクロニデース(β−グルクロニf’4−tBOOフィ
ッシュマンユニ7)/IIFを含有、)、シグマ社、米
国)1・Ofを加え、37℃において24時間振盪した
。仁の反応液にアセトン800Wtを加え、遠心分離し
て不溶物を濃縮液のpHを6.5に調整したのち、活性
炭のカラムクロマトグラフィー(20ytt)に付し、
8%イソ・ゲタノール水(100*/)および8%イソ
・ブタノール−N / 100アンモニア水(100*
/ )にて溶出した。溶出液を40Iltまで減圧濃縮
したのち、濃縮液をQ、 A E−セフ1デックスA−
25(C1型、20xl)のカラムクロマトグラフィー
に付し、0.05M*塩水にて溶出分画した。
有効区分のpHを7,0に゛調整し九のち、活性炭のカ
ラムクロマトグラフィー(10xl>で脱塩した。脱塩
水溶液を減圧濃縮後、エタノ−〃を加えて結晶化させ、
TAJf−585Cモノナトリウム塩の結晶75ダが得
られた。
TAN−585(、モ/す)リウム塩100wgを水5
xlに溶解し、0.1M塩酸にてpH3,4に調整する
と、TAN−5850の遊離体の結晶86m!jが得ら
れた。本遊離体の工RスペクトルCKBr 法)(第7
図)の主要ピークは次のとおシである。
a400.  a200.  a060. 2980゜
2940、 2620. 1760. 1740゜16
70、 1620. 1510j 1450゜1420
、 1400. 1a50. 1a00゜1290、 
126G、  1220. 1180゜1145、 1
120. 1060. 10a0゜980、  900
.  840.  810゜740、  690.  
650.  635゜40cN 実施例8 後記参考例1で得たTAH−585Bジナトリウム塩2
0011gを0.02Mリン酸緩衝液(pH4,5)2
00*/に溶解し、スルフ1テース・タイプH−1(β
−グルクロニグースa00フィッシュマン単位/III
を含有、シグマ社、米国、−p−4−ヂ)−→)1.O
fを加え、37℃において16時間振盪した。この反応
液にアセトン800g/を加え5遠心分離して不溶物を
取シ除き、上溝液を100−まで減圧濃縮した。濃縮液
のpHを7.0に調整したのち、活性炭のカラムクロマ
トグラフィー(10xl)に付し、8%イソ・ブタノー
ル水(50譚t)にて溶出した。溶出液を20河lまで
減圧濃縮したのち、濃縮液をQAE−セフ1デックスA
−25(C1型、10r/)のカラムクロマトグツフィ
ーに付し、0.051[食塩水100*/シよび0.I
M食樵水501/にて溶出分画した。有効区分のPHを
7.2に調整したのち、活性炭のカラムクロマトグラフ
ィー(10νt)で脱塩した。
脱塩水溶液を減圧am後、エタノールを加えて結晶化さ
せ、TAN−585Dモノナトリウム塩の結晶591F
が得られた。
TAN−585D−e/f−ト’)tムjli1001
vを水f/xlニ溶解し、0.1NJl酸にテpHa 
−5に調整し、エタノールを加えて結晶化させ、TAN
−585Dの遊離体の結晶9a岬が得られ九。本遊離体
の工RスベクFル(KBr法)(第8図)の主要ピーク
は次のとお)である。
a400.a250.a050,2940゜1740.
1660,1620,1590゜1515.1440j
 1400,1a70゜1alO,1250,1180
,1100゜1040.  910.  850.  
820゜760、  740.  670.  640
゜580j  540cIII 参考例1 実施例Iにおいて、0.1M食塩水で分[@出へん し活性画分を集め、さらに活性炭のカラムクロマトグラ
フィーに付し、8%イソ・ブタノール水で溶出した。溶
出液を減圧濃縮、凍結乾燥し、凍結乾燥品にアセトンを
加えて粗物質aO,afを得た。上記と同様の方法で培
養、精製して得た粗物質56.99を合つして、500
st/の水にとがし。
再度QAE−セフ、デフクスA−25(C1型、81)
のカラムクロマトグツフィーに付した。
0.08M*塩水で溶出すると、分画の前半にTAw−
585Aが、後半にTAN−585AおよびBO混合物
が含まれていた。それぞれを活性炭りpマトグフフィー
で脱塩し、TAw−585A22fとTAN−585A
、Bの混合物15.81を得た。
この混合物を再々度QAE−セファデックス(1,21
)のクロマトグツフィーに付し、0.08M食塩水で溶
出分画し、二成分の溶出液を活性炭のクロマトグラフィ
ーで脱塩した。除塩水溶液を減圧濃縮後、凍結乾燥し、
その乾燥品にアセトンを加えて沈澱物を戸数した。TA
N−585AおよびTAx−585Bジナトリウム塩の
白色粉末がそれぞれa、7fおよび2.Of得られた。
上述の方法で得られたTAN−585AおよびBジナト
リウム塩の物理化学的性質はつぎのとお)である。
−5A N −LL5 Aシナトリ乞り屹(1)外観:
白色粉末 (2)  構成元素:C,H,N、OおよびNa(3)
元素分析fl! (%):(五酸化リン上40℃で6時
間減圧乾燥した試料) C46,O±2.0 H4,9±1.O N  7.0±1.0 Na5.6±1.0 (4)分子量:SIMS法による分子イオンピークは次
のとおシである。
m/z  77a、751,729,707(5)水分
含量二6.9±2%(熱天秤法)(6)分子式: C3
0H3aN4016 Na2(7)  円二色性スペク
トル(水中):〔θ〕228±2−95,500±10
,000(8)  紫外部吸収スペクトル(水中):λ
  224±2nm(11%=812±aO)ffla
X               laIλ  269
±2 nm (E ’%=25±5)mlLX    
          la++ス  277±2nm(
E’%=20±5.肩)max           
   l傷(9)赤外部吸収スペクトル:臭化カリウム
錠による主な吸収(波数)は次のとおシである。
a4aO,3280j 2950,1760゜1e2o
、1615,1405.taoo。
1240.1180,1110,1065゜102”5
. 950. 88O,760゜600、 5853 0t)  18G−核磁気共鳴(CMR)スペクトル(
100MHz 、重水中):少なくとも下記のシグナル
が認められる。
188−46(s)、 178.09(s)、  17
7.60(s)。
176−88(s)、 166.96(s)、 166
.75(d)。
161.0Hs)j159.47(s)、 1aa−9
5(a)。
182.54(d、X2)、 1a2.43(s)。
1a1.aa(d、X2)、 119.89(d、x2
)。
117.85(d、X2)、  10a、11(d)。
7g、99(d)、  78.17(d)、  75.
95(d)。
75.59(d)、  74.58(d)、  74.
53(e)。
絽、07(t)、  63.57(d)、  56.2
2ra)。
56.05rt)、  a2−64(t)ppm(ただ
し、s:singlet、 d:doublet、 t
:tripletを表わす) (n)溶解性: 可溶:水、ジメチルメルクオキサイド。
11[:酢酸エチル、クロロフォルム、アセトン。
((2)呈色反応: 陽性:ニンヒドリン、エールリッヒ反応。
陰性:ブレイブ・リーバツク、バ・−トン。
ドフーゲンド/I/7反応。
(Ia)安定性:10011g/me、水溶液中、60
℃。
3時間 pH5〜7:安定 pHa:や\不安定 pH9:不安定 (W薄層クロマトグラフィー:スポットフィルム。
セルロースf(東京化成柱llり (紛高速液体クロマトグラフィー(日立社製1日本):
担体、YMCA−a12(山村化学研究所N、日本)j
移動層±5%メタノール10.01Mリン酸緩衝液(p
H8,0)。
2 s// min、 Rtrmin) = a 、 
a(16)比旋光度:〔α〕28−6−f3 l 、 
6’±15’(c=0.56.水中) (■)酸性、中性、塩基性の区別:中性物質(ただし、
遊階体のTAN−585Aは酸性物質)TAN−585
Bジナトリウム塩 (1)  外観:白色粉末 (2)構成元素IC,H,MおよびNa(3)元素分析
m(%):(五酸化リン上40℃で6時間減圧乾燥した
試料) C−45,a±2.0 H5,0±1.O N   7.0±1.0 Na6−1±1.0 (4)  分子量:S工M8法による分子イオンビーク
は次のとおシである。
m/z  767.785,71a、691(5)水分
含量二6.8±a%(熱天秤法)(6)  分子式: 
C30H3!!N401511a2(7)  円二色性
スペクトル(水中):〔θ〕227±2−122,00
0±15,000(8ン紫外部吸llXヌベクトル(水
中):X、aX224±2 nm (E:: =802
±80)λ、  268±2nm(E1%= 27±5
)fnal              1011λ 
  277±2nm(E1%= 21±5.肩)max
              1at(9)  渉外部
吸収ヌベクトル:臭化カリウム錠による主な吸収(波数
)は次のとおシである。
a400.a280.a050.2900゜1740.
1620,1515,1400゜1a00,1240.
11g0,1110゜夏060. 1020.  94
0.  830゜750、 5a03 Ql  18C−#磁気共鳴(CMR)スペクトル(1
00MHz、重水中):少なくとも下記のシグナルが紹
められる。
186.8 (s)、 178−40(e)、 175
.9JMe)。
174.94(s)、 171.17(a)、 166
−60(d)。
161.18(e)、 159.51(B)、 188
.95(s)。
132.76(B)、 1a2.97(d)、 1a2
−5Hs)。
1i31.?5(a)、 1a1.1a(s)、 11
9.86(a)。
118.15(a)、 108.05(d)、  79
.08(d)。
78.20(d)、  75.65(d)、  74.
61(d)。
68.10(t)、  68.56(d)、  58.
74(d)。
57.21(d)、  56.29(d)、  49.
36(t)。
82.67(t)ppm(ただし、o:singlet
d:doublet、 t:tripletを表わす)
(11)溶解性: 可溶二本、ジメ千ルスルフォキサイド。
m溶:酢酸エチル、クロロフォルム、アセトン。
((2)呈色反応: 陽性二二ンヒドリ/、エールリクヒ反応。
陰性:ブレイブ・リーパフク、バートン。
ドラーゲンドルフ反応。
(四)薄層クロマトグラフィm:スポットフィルム。
セルロースf(東京化成柱mり (14)高速液体クロマトグラフィー(日立社製2日本
):担体、YMCA−a12(山村化学研究所製1日本
)、移動層; 5%メタノ−/I’10.01MjJン
酸緩衝液(pH3,0)。
2dl m1n−Rt (min ) = 4−2(紛
比旋光度二(α)2g°’ −158°±15° (c
=0・51.水中) (I5)酸性、中性、塩基性の区別:中性物質(ただし
、遊離体のTAN−585Bは酸性物質)j里Ω級色 本発明の抗生物質TAN−585CおよびTAN−58
5Dは主としてグフム陰性菌に対して抗菌力を示し、た
とえばヒトおよび家畜、家きんなどに経口的または非経
口的Kfi与することによってこれらの細菌感染症の治
療に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第8図は実施例2で得られた抗生
物質TAN−585Gモノナトリウム塊のUVスベクF
/I/(水中)、工Rスペクトル(KBr法)、CMR
スペクトル(重水中)を示し、第4図、4s5図および
第6図は実施例8で得られた抗生物質TAN−585D
モノナトリウム塩のUV(水中)、工R(KBr)およ
びCMRスペクトル(1ft水中)をそれぞれ示す。ま
た第7図および第8図は実施例2および8で得られた抗
生物質TAN−585CおよびDの遊離体のIRスペク
トル(KBr法)をそれぞれ示す。 手続補正書(自発) 1. 事件の表示 昭和59年特許願第144801号 2、 発明の名称 抗生物質TAN−5850,TAN−585Dおよびそ
の製造法 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  大阪市東区道修町2丁目27番地名称  (2
93)  武田薬品工業株式会社代表者 金体 育四部 4、代理人 住所 大阪市淀用区十三本町2丁目17番85号5、 
補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6  補正の内容 l)明細書第29頁第13行と第14行の間に「以」二
に述へた物理化学的性質ならびにその他の物理化学的性
質から、TAN−58,5CおよびTAN−585Dの
化学構造式を次のとおり決定した。 OOH 上式において、TAN−585CはR1か−NHCI(
O。 R2が−OHであらイつされ、また、TAN−585D
はR3が−11,R2が−NIICIIOであられされ
る。」を挿入する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ( I )モノナトリウム塩として次の物理化学的性状を
    有する抗生物質TAN−585CおよびDまたはこれら
    の塩 (a)抗生物質TAN−585C (1)構成元素:C、H、N、OおよびNa(2)元素
    分析値(%):五酸化リン上で40℃、6時間減圧乾燥
    した試料 C、51.6±2.0 H、4.8±1.0 N、10.0±1.0 Na、3.6±1.0 (3)SIMS法による分子イオンピークは次のとおり
    である。 m/z575、553、531 (4)分子式:C_2_4H_2_5N_4O_1_0
    Na(5)円二色性(CD)スペクトル(水中):〔θ
    〕_2_2_8_±_2−127,000±15,00
    0(6)紫外部吸収スペクトル(水中): λ_m_a_x225±2nm(E^1^%_1_c_
    m=421±40)λ_m_a_x271±2nm(E
    ^1^%_1_c_m=45±5)λ_m_a_x27
    T±2nm(E^1^%_1_c_m=37±5、肩)
    (7)赤外部吸収スペクトル:臭化カリウム錠による主
    な吸収。 3600、3440、3280、3040、2940、
    1780、1745、1675、1620、1595、
    1570、1520、1450、1400、1345、
    1310、1290、1260、1230、1180、
    1120、1115、1105、1060、990、9
    40、915、860、 830、800、765、730、 660、640、615、540cm^−^1(8)^
    1^3C−核磁気共鳴スペクトル(100MHz、重水
    中):少なくとも下記のシグナルが認 められる。 178.01(s)、177.56(s)、176.8
    4(s)、166.94(e)、166.78(d)、
    161.03(s)、158.38(s)、133.9
    2(s)、132.62(d)、131.29(d)、
    129.46(s)、118.51(d)、117.8
    1(d)、75.90(d)、74.47(s)、68
    .03(t)、63.50(d)、56.27(d)、
    55.98(t)、32.64(t)ppm(ただし、
    s:singlet、d:doublet、t:tri
    plet) (9)溶解性: 可溶:水、メタノール、ジメチルスルフ オキサイド 難溶:アセトン、酢酸エチル、クロロフ オルム (10)呈色反応: 陽性:ニンヒドリン、バートン、エール リッヒ反応 陰性:グレイグ・リーバツク、ドラーゲ ンドルフ反応 (b)抗生物質TAH−585D (1)構成元素:C、E、N、OおよびNa(2)元素
    分析値(%):五酸化リン上で、40℃、6時間減圧乾
    燥した試料 C、51.3±2.0 H、5.3±1.0 N、9.9±1.0 Na、3.8±1.0 (3)SIMS法による分子イオンピークは次のとおり
    である。 m/z559、537、515 (4)分子式:C_2_4H_2_5N_4O_9Na
    (5)円二色性(CD)スペクトル(水中):〔θ〕_
    2_2_8_±_2−125,000±15,000(
    6)紫外部吸収スペクトル(水中): λ_m_a_x226±2nm(E^1^%_1_c_
    m=408±40)λ_m_a_x271±2nm(E
    ^1^%_1_c_m=41±5)λ_m_a_x27
    7±2nm(E^1^%_1_c_m=35±5、肩)
    (7)赤外部吸収スペクトル:臭化カリウム錠による主
    な吸収。 3400、3260、3050、2940、1740、
    1675、1620、1520、1440、1400、
    1310、1250、1185、1105、1060、
    1030、930、910、850、830、 810、760、670、640、 580、540、500cm^−^1 (8)^1^3C−核磁気共鳴スペクトル(100MH
    z、重水中):少なくとも下記のシグナルが認められる
    。 178.62(s)、176.82(s)、174.8
    8(s)、170.92(s)、166.49(d)、
    161.10(s)、158.37(s)、132.9
    8(d)、131.69(d)、131.08(s)、
    129.62(s)、118.52(d)、118.1
    0(d)、68.06(t)、63.53(d)、58
    .66(d)、57.10(d)、56.22(d)、
    49.17(t)、32.63(t)ppm(ただし、
    s:singlet、d:doublet、t:tri
    plet) (9)溶解性: 可溶:水、メタノール、ジメチルスルフ オキサイド 難溶:アセトン、酢酸エチル、クロロフ オルム (10)呈色反応: 陽性:ニンヒドリン、バートン、エール リッヒ反応 陰性:グレイグ・リーバツク、ドラーゲ ンドルフ反応 (II)フレキシバクター属に属する抗生物質TAN−5
    85Cおよび(または)D生産菌を培地に培養し、培養
    物中に抗生物質TAN−585Cおよび(または)Dを
    生成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とする抗生
    物質TAN−585Cおよび(または)Dの製造法 (III)抗生物質TAN−585AまたはBをβ−グル
    クロニデースで処理し、抗生物質TAN−585Aから
    抗生物質TAN−585Cを、抗生物質TAN−585
    Bから抗生物質TAN−585Dを生成せしめることを
    特徴とする抗生物質TAN−585CまたはDの製造法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106556639A (zh) * 2016-12-02 2017-04-05 临沂大学 一种土壤真菌磷组分的液体31p nmr测定方法

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